JPS6327659A - 天窓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、屋根に透設した窓孔をその周りに固設した固
定枠に接離可能に装着した窓板により開閉するようにし
た天窓に関し、特に、その窓板の透光量の調節を可能に
した天窓に関する。

従来の技術及び発明が解決しようとす問題点天窓の採光
量の調節を可能とするには、窓孔に嵌着された窓枠の内
側に、互いに平行に配列した多数枚のルーバーの傾動に
より開度が変化するようにしたルーバー式ブラインド・
を装着し、そのルーバーの傾き角度を変更するようにす
ればよいのであるが、このようなブラインドにおいては
、各ルーバーの剛性が低いと、窓枠に取付けられた窓板
を開いて窓を開放した際にその窓孔を流通する気流によ
り、各ルーバーがばたつきを生じて騒音を発するため、
各ルーバーの剛性を相当に高（する必要があって、この
ためブラインドが大重量となる欠点があり、また、この
ようなブラインドにおいては、各ルーバーが屋内や屋外
の空気と直接に接触するため汚損したり腐食し易く、清
掃に手間が掛るばかりか耐久性に乏しい欠点があった。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するための手段として、屋根
に透設した窓孔の周りに固設した固定枠に接離して開閉
する窓板が、可動枠内にガラス板を上下に間隔を空けて
二重に張設した構造になり。

両ガラス板の間の空間に、互いに平行に配列した多数の
ルーバーの傾動により開度を調節するルーバー式のブラ
インドを装置した構成とした。

発明の作用及び効果 本発明の天窓は上記構成になり、窓板が空間を有する二
重構造であるため断熱効果を有するとともに結露するの
が防止され、また、ルーバー式ブラインドの各ルーバー
の傾き角度を変更することにより窓板の透光量を調節す
ることができ、これにより、窓の採光量を変更すること
ができるのであって、ルーバー式ブラインドが窓板の両
ガラス板により閉塞された空間内に装着されているため
、各ルーバーの剛性が低くても風に煽られて騒音を発生
するのが確実に防止されるとともに、各ルーバーが屋内
や屋外の空気との接触により汚損したり腐食するのが防
止されて耐久性が著しく向上する効果がある。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。

第１図において、１は建物の屋根に透設された窓孔であ
って、この窓孔ｌに固定枠２が嵌着されており、固定枠
２と対応する支持枠３の内側に透明強化ガラス板５と網
入りガラス板６を互いに空間を空けて平行に嵌着してな
り窓孔１を開閉する窓板７が固定枠２の互いに対向する
内側面に夫々装着された平行駆動機構８により、固定枠
２と平行を保ったまま上下の移動自由に取付けられ、各
平行駆動機構８は中央部同士で軸結合して互いに回転自
由に連結された２本の等長リンク１Ｏ１１１からなり、
一端部を固定枠２に軸結合したリンク１０の他端部が窓
板７の支持枠３にこれに沿う移動自由に連結されている
とともに、一端部を窓板７の支持枠３に軸結合したリン
ク１１の他端部が固定枠２にこれに沿う移動自由に連結
され、−端部を固定枠２に軸結合した両側のリンク１０
゜１０の夫々の基端部には固定枠２の内側に装着された
トーションバー１２．１２の夫々のアームが結合されて
おり、各トーションバー１２の捩り力により各リンク１
０が夫々起立する方向に揺動付勢されて、これにより、
窓板７が固定枠２の上方へ離間する方向に付勢されてお
り、一方、固定枠２の内側面の四隅とこれらに対応する
窓板７の支持枠３の四隅に夫々転向プーリ１４が支持さ
れ、一端を固定枠２の内側面に固着されたブラケット１
５に連結したワイヤロープ１６が固定枠２及び支持枠３
のプーリ１４に交互に掛は渡されてその他端が、固定枠
２の内側面に取付けられた巻取り装置１８のドラム１７
に結合されており、この巻取り装置１８のモータ２０の
駆動によりドラム１７を回転させてワイヤロープ１６を
巻きとることによって、窓板７がトーションバー１２の
付勢力に抗して下降し、固定枠２の上面に当接するまで
下降させることによって窓孔ｌが閉塞されて閉窓され、
また、モータ２０の逆回転によりドラム１７からワイヤ
ロープ１６を繰り出すことによって窓板７がトーション
バー１２の付勢力により上昇して開窓されるようになっ
ており１本実施例においては、前記したように、窓板７
の支持枠３の内側に２枚のガラス板５．６が空間を空け
て互いに平行に嵌着されており、第１図に示すように、
この空間内にルーバー式ブラインド２１が装着されてい
る。

次に、このルーバー式ブラインド２１の構造を説明する
と、同図に示すように、支持枠３の両ガラス板５，６の
周縁部を支持した各辺の内側面に両ガラス板５．６同士
の空間に連なった装置空間２２が構成されており、図の
左右両側の装置空間２２．２２内には、夫々、細長い回
転軸２３．２３が紙面と直角をなす方向において互いに
向かい合う内向側面同士の間に差し渡されて支持され。

両回転軸２３の両端寄り及びその中間部に夫々円形板２
４が同心に取付けられており、各円形板２４の一面側に
は周縁部の互いに１８０’の角度間隔を空けた２位置に
夫々支持ピン２５．２５が突設され、図に実線で示すよ
うに１両側の回転軸２３の夫々の円形板２４の２個の支
持ピン２５．２５が夫々回転軸２３の上下で対応する状
態において、左右で対応する円形板２４．２４の上側の
支持ピン２５．２５同士、及び、下側の支持ピン２５．
２５同士の間に夫々一定幅を有する連結紐２６が張設さ
れており、上側の各連結紐２６と下側の各連結紐２６の
間には、円形板２４の直径と略同−幅を有するとともに
断面円弧形をなし１両ガラス板５．６よりも少し長さの
大きい多数枚のルーパー２７が各連結紐２６と直角方向
に向けて互いに一定の間隔を空けて平行に挿入され、夫
々の上下両縁が夫々連結紐２６に連結されており、左側
の回転軸２３の端部寄りには前記装置空間２２内に減速
Ｊ！＆２８付きの可逆モータ３０が取付けられ、その減
速機２８の出力軸が回転軸２３に連結されており、可逆
モータ３０の駆動により左側の回転軸２３を反時計方向
に回転させると１図に鎖線で示すように、左側の各円形
板２４が夫々反時計方向に回転するとともにこれにとも
なって右側の各回転板２４も反時計方向に回転し、これ
により、上側の各連結紐２６が下方へ平行に移動しつつ
左方に移動するとともに、下側の各連結紐２６が上方へ
平行に移動しつつ右方に移動して上下の連結紐２６．２
６同士の対応間隔が挟まり、このことから、各ルーパー
２７が夫々互いに平行を保ったまま反時計方向に傾動し
て、隣り合うルーパー同士の隙間が回転板２４の回転に
ともなって次第に小さくなり、各回転板２４の支持ピン
２５．２５が回転軸２３の左右で対応するまで各回転板
２４が回転したところで、上下の連結紐２６．２６同士
が略同−直線上に重なり合うことから、各ルーパー２７
の隣り合う縁部同士が重なり合い、ブラインド２１が完
全に閉じられて窓板７の両ガラス板５．６を通して屋内
側に侵入する外部の光が完全に遮断されるのであり、可
逆モータ２０の回転を任意に停止して回転板２４を任意
の角度位置に保持することによって、窓板７の透光量を
調節することができる。

なお、本実施例においては窓板７を平行駆動機構８によ
り平行姿勢を保ったまま上下動させて窓孔１を開閉する
ようにしたのであるが、窓板７の支持枠３の一辺縁を固
定枠２に蝶着して揺動開閉式としてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は全体構成
を示す斜視図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋根に透設した窓孔の周りに固設した固定枠に接離して
   開閉する窓板が、可動枠内にガラス板を上下に間隔を空
   けて二重に張設した構造になり、該両ガラス板の間の空
   間に、互いに平行に配列した多数のルーバーの傾動によ
   り開度を調節するルーバー式のブラインドを装置したこ
   とを特徴とする天窓