JPS63273038A - 車載制御機器の電源異常検出装置 - Google Patents
車載制御機器の電源異常検出装置Info
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- JPS63273038A JPS63273038A JP62106260A JP10626087A JPS63273038A JP S63273038 A JPS63273038 A JP S63273038A JP 62106260 A JP62106260 A JP 62106260A JP 10626087 A JP10626087 A JP 10626087A JP S63273038 A JPS63273038 A JP S63273038A
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- vehicle
- abnormality
- vehicle speed
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/148—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering provided with safety devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両のパワートレイン制御、走行制御等に用
いられる車載制御機器の電源電圧異常検出装置に関する
。
いられる車載制御機器の電源電圧異常検出装置に関する
。
(従来技術)
現在の自動車には、マイクロコンピュータに代表される
半導体デバイスの性能の飛躍的な向上に伴って電子制御
技術がかなり多く利用されている。
半導体デバイスの性能の飛躍的な向上に伴って電子制御
技術がかなり多く利用されている。
すなわち、有害排気ガスを減少し、かつ燃料経済性を向
上させるためのエンジン電子制御装置、駆動系の電子制
御装置、車両運動の制御装置等のマイクロコンピュータ
を含む各種車載制御機器が開発され、かつ実用に供され
ており、例えば特開昭60−163769号公報には、
前輪のみならず、車速や前輪転舵角等の一定の条件によ
って後輪をも転舵し、車両の回頭性や走行安定性を向上
させるようにした4輪操舵装置が開示されているが、こ
こでもマイクロコンピュータを用いて後輪の転舵量を制
御している。
上させるためのエンジン電子制御装置、駆動系の電子制
御装置、車両運動の制御装置等のマイクロコンピュータ
を含む各種車載制御機器が開発され、かつ実用に供され
ており、例えば特開昭60−163769号公報には、
前輪のみならず、車速や前輪転舵角等の一定の条件によ
って後輪をも転舵し、車両の回頭性や走行安定性を向上
させるようにした4輪操舵装置が開示されているが、こ
こでもマイクロコンピュータを用いて後輪の転舵量を制
御している。
ところで自動車は、多様な環境条件のもとで、構造、機
能に対して無知に等しい人たちによって運転される場合
も多いから、特に安全性に対する要求が非常に厳しいの
は当然である。そこで軍政電子制御機器においては、各
種センサおよび電子回路等の制御系に異常が発生した場
合、この異常を検出してコントローラから異常信号を出
力し、この異常信号によって被制御機構を安全側に駆動
するようにしている。特に電子回路を有する機器では、
この電子回路が正常に機能するために電源系の安定な動
作が重要な問題である。しかしながら、車載制御機器の
電源の主要部は、バッテリおよびこれを充電するオイル
ネータで構成され、商用電源と異なり不安定な要素が多
いから、電源系の異常を検出しうる装置を設けておき、
万一電源系に異常が発生した場合、直ちにこれを検出し
て被制御機構を安全側に駆動することが必要になる。
能に対して無知に等しい人たちによって運転される場合
も多いから、特に安全性に対する要求が非常に厳しいの
は当然である。そこで軍政電子制御機器においては、各
種センサおよび電子回路等の制御系に異常が発生した場
合、この異常を検出してコントローラから異常信号を出
力し、この異常信号によって被制御機構を安全側に駆動
するようにしている。特に電子回路を有する機器では、
この電子回路が正常に機能するために電源系の安定な動
作が重要な問題である。しかしながら、車載制御機器の
電源の主要部は、バッテリおよびこれを充電するオイル
ネータで構成され、商用電源と異なり不安定な要素が多
いから、電源系の異常を検出しうる装置を設けておき、
万一電源系に異常が発生した場合、直ちにこれを検出し
て被制御機構を安全側に駆動することが必要になる。
しかしながら、直ちに回復しうる一時的な電源系の異常
に対しても過敏に反応するような電源異常検出装置であ
っては使用上不便である。
に対しても過敏に反応するような電源異常検出装置であ
っては使用上不便である。
(発明の目的)
そこで本発明は、車載制御機器の電源異常をその異常の
性質をも含めて正確に検出しうる装置を堤供することを
目的とする。
性質をも含めて正確に検出しうる装置を堤供することを
目的とする。
(発明の構成)
本発明は、第1図に示すように、車速検出手段と、この
車速検出手段からの信号を受け、所定値以上の車速か所
定時間以上継続したときに信号を発生する第1の判定手
段と、電源電圧検出手段と、この電源電圧検出手段から
の信号を受け、電源電圧が所定値以下であるときに信号
を発生する第2の判定手段と、上記再判定手段の双方か
らの信号を受けたときに電源系に異常が発生したと判定
する異常判定手段とを備えていることを特徴とする。
車速検出手段からの信号を受け、所定値以上の車速か所
定時間以上継続したときに信号を発生する第1の判定手
段と、電源電圧検出手段と、この電源電圧検出手段から
の信号を受け、電源電圧が所定値以下であるときに信号
を発生する第2の判定手段と、上記再判定手段の双方か
らの信号を受けたときに電源系に異常が発生したと判定
する異常判定手段とを備えていることを特徴とする。
(発明の効果)
本発明によれば、車載制御機器における電源系の異常を
正確に検出することができ、これにより被制御機器を安
全側に処理することができる。
正確に検出することができ、これにより被制御機器を安
全側に処理することができる。
(実 施 例)
以下、本発明を車両の4輪操舵装置の制御機器の電源異
常検出装置に適用した実施例について詳細に説明する。
常検出装置に適用した実施例について詳細に説明する。
第2図は車両の4輪操舵装置の全体構成を概略的に示す
図で、左右の前輪IL%IRを転舵するだめの前輪転舵
装置Aは、ステアリングホイール2と、このステアリン
グホイール2の回転運動を直線往復運動に変換するラッ
クアンドピニオン機構3と、この機構3の設けられた前
輪操舵ロッド4と、このロッド4の左右両端にそれぞれ
タイロッド5L、5Rを介して連結された左右のナック
ルアーム6L、6Rとから構成されている。
図で、左右の前輪IL%IRを転舵するだめの前輪転舵
装置Aは、ステアリングホイール2と、このステアリン
グホイール2の回転運動を直線往復運動に変換するラッ
クアンドピニオン機構3と、この機構3の設けられた前
輪操舵ロッド4と、このロッド4の左右両端にそれぞれ
タイロッド5L、5Rを介して連結された左右のナック
ルアーム6L、6Rとから構成されている。
一方、左右の後輪7L、7Rを転舵するための後輪転舵
装置Bは、ハウジング8の一部を構成する筒状ケーシン
グ8a内に左右方向(車幅方向)に摺動自在に保持され
た後輪操舵ロッド9と、このロッド9の左右両端にそれ
ぞれタイロッドIOL、10Rを介して連結された左右
のナックルアームILL、IIRとを有し、後輪操舵ロ
ッド9の軸線方向の移動により、後輪7L、7Rが転舵
される。また後輪操舵ロッド9には、このロッド9の動
きをアシストするためのパワーステアリング装置が一体
的に取付けられており、そのため、ロッド9はケーシン
グ8aと一体に形成されたパワーシリンダ12を貫通し
、このシリンダI2内を左右の油圧室12a、12bに
仕切るピストン13がロッド9に固着されている。Cは
転舵比に応じて後輪操舵ロッド9を制御するための転舵
比可変機構で、入力軸14および出力軸としての制御ロ
ッド15を備えており、前輪操舵ロッド4に設けられた
第2のラックアンドピニオン機構16によって、ステア
リングホイール2の操作に応じたロッド4の直線往復運
動が回転運動に変換され、この回転運動がユニバーサル
ジヨイント17.18および連結ロッド19を介して転
舵比可変機構Cの入力軸14に伝達される。一方、出力
軸としての制御ロッド15は後輪操舵ロッド9と平行に
移動するように設けられている。また、この転舵比可変
機構Cには、車速に応じて転舵比(後輪転舵角θTI/
前輪転舵角θF)を変更するためのステッピングモータ
21が連結されており、このステッピングモータ21は
、車速センサ22により検出された車速に対応した出力
信号が与えられる制御回路(CPU)23によって、そ
の回動方向および回動量が車速に応じて制御される。
装置Bは、ハウジング8の一部を構成する筒状ケーシン
グ8a内に左右方向(車幅方向)に摺動自在に保持され
た後輪操舵ロッド9と、このロッド9の左右両端にそれ
ぞれタイロッドIOL、10Rを介して連結された左右
のナックルアームILL、IIRとを有し、後輪操舵ロ
ッド9の軸線方向の移動により、後輪7L、7Rが転舵
される。また後輪操舵ロッド9には、このロッド9の動
きをアシストするためのパワーステアリング装置が一体
的に取付けられており、そのため、ロッド9はケーシン
グ8aと一体に形成されたパワーシリンダ12を貫通し
、このシリンダI2内を左右の油圧室12a、12bに
仕切るピストン13がロッド9に固着されている。Cは
転舵比に応じて後輪操舵ロッド9を制御するための転舵
比可変機構で、入力軸14および出力軸としての制御ロ
ッド15を備えており、前輪操舵ロッド4に設けられた
第2のラックアンドピニオン機構16によって、ステア
リングホイール2の操作に応じたロッド4の直線往復運
動が回転運動に変換され、この回転運動がユニバーサル
ジヨイント17.18および連結ロッド19を介して転
舵比可変機構Cの入力軸14に伝達される。一方、出力
軸としての制御ロッド15は後輪操舵ロッド9と平行に
移動するように設けられている。また、この転舵比可変
機構Cには、車速に応じて転舵比(後輪転舵角θTI/
前輪転舵角θF)を変更するためのステッピングモータ
21が連結されており、このステッピングモータ21は
、車速センサ22により検出された車速に対応した出力
信号が与えられる制御回路(CPU)23によって、そ
の回動方向および回動量が車速に応じて制御される。
この4輪操舵装置を備えた車両(4WS車)では、比較
的高速での走行時に前輪の転舵方向と同一方向に後輪を
転舵することにより (同位相転舵)、前、後輪に同時
に横方向の力が加わるのでステアリングホイール操舵か
らの位相の遅れがなく、車両の姿勢をほぼ旋回円の接線
上に保つことができ、例えば高速走行時のレーンチェン
ジなどもきわめてスムーズに行なえる。また極低速走行
時には後輪を前輪の転舵方向と逆方向に転舵することに
より(逆位相転舵)、車体の向きを大きく変化できるの
で、Uターンや縦列駐車、車庫入れなどに便利である。
的高速での走行時に前輪の転舵方向と同一方向に後輪を
転舵することにより (同位相転舵)、前、後輪に同時
に横方向の力が加わるのでステアリングホイール操舵か
らの位相の遅れがなく、車両の姿勢をほぼ旋回円の接線
上に保つことができ、例えば高速走行時のレーンチェン
ジなどもきわめてスムーズに行なえる。また極低速走行
時には後輪を前輪の転舵方向と逆方向に転舵することに
より(逆位相転舵)、車体の向きを大きく変化できるの
で、Uターンや縦列駐車、車庫入れなどに便利である。
第3図はdWS車における前輪転舵角θ、に対する後輪
転舵角θ、の比、すなわち転舵比と車速との関係を示す
グラフで、車速か低い場合は後輪は前輪に対して逆位相
に転舵されるから転舵比は負であるが、車速か約35k
ffi/時に達したとき転舵比はゼロとなり、前輪の転
舵角に関係なく後輪は転舵されず、2輪操舵車と同様に
なる。
転舵角θ、の比、すなわち転舵比と車速との関係を示す
グラフで、車速か低い場合は後輪は前輪に対して逆位相
に転舵されるから転舵比は負であるが、車速か約35k
ffi/時に達したとき転舵比はゼロとなり、前輪の転
舵角に関係なく後輪は転舵されず、2輪操舵車と同様に
なる。
一方、高速走行時には、後輪は前輪に対して同位相に転
舵されるから転舵比は正となり、時速1100k/時で
転舵比が約+0.3になる。すなわち、前輪1対後輪0
.3(3,3対1)の転舵状態となる。
舵されるから転舵比は正となり、時速1100k/時で
転舵比が約+0.3になる。すなわち、前輪1対後輪0
.3(3,3対1)の転舵状態となる。
24はハウジング8の上方に取付けられた転舵比センサ
で、このセンサ24の出力が制御回路23に与えられて
、ステッピングモータ21をフィードバック制御するよ
うになされている。上記転舵比可変機構Cの構成および
その動作については、本出願人の出願になる特開昭59
−48054号公報に詳細に述べられているので、ここ
ではこれ以上の説明は省略する。
で、このセンサ24の出力が制御回路23に与えられて
、ステッピングモータ21をフィードバック制御するよ
うになされている。上記転舵比可変機構Cの構成および
その動作については、本出願人の出願になる特開昭59
−48054号公報に詳細に述べられているので、ここ
ではこれ以上の説明は省略する。
パワーシリンダ12を制御するための油圧制御機構りは
、後輪操舵ロッド9を収容する筒状ケーシング8aと一
体に形成された収納ケーシング8b内に転舵比可変機構
Cとともに収納され、この油圧制御機構りは、油路を切
換えるためのスプールバルブ25を有する。このスプー
ルバルブ25は、後輪操舵ロッド9に連結部26を介し
て固定されたバルブハウジング27内に摺動可能に設け
られている。またこのスプールバルブ25は、転舵比可
変機構Cから導出された制御ロッド15の延長上に設け
られており、後輪操舵ロッド9と平行に、すなわち車幅
方向に変位可能に設けられている。
、後輪操舵ロッド9を収容する筒状ケーシング8aと一
体に形成された収納ケーシング8b内に転舵比可変機構
Cとともに収納され、この油圧制御機構りは、油路を切
換えるためのスプールバルブ25を有する。このスプー
ルバルブ25は、後輪操舵ロッド9に連結部26を介し
て固定されたバルブハウジング27内に摺動可能に設け
られている。またこのスプールバルブ25は、転舵比可
変機構Cから導出された制御ロッド15の延長上に設け
られており、後輪操舵ロッド9と平行に、すなわち車幅
方向に変位可能に設けられている。
そして上記バルブハウジング27内およびパワーシリン
ダ12の油圧室12a、12b内へオイルを供給するた
めに、ハウジング8a、後輪操舵ロッド9および連結部
26のそれぞれの内部に複数の油路が、以下に説明する
ような連通関係をもって形成されている。すなわち、オ
イルポンプ30により圧送されるオイルタンク31内の
オイルは、オイルフィルタ45を介して油路32からハ
ウジング8a内の油路33に入り、さらに筒状ケーシン
グ8a内に摺動自在に支持された後輪操舵ロッド9内の
油路34および連結部26内の油路35を経てバルブハ
ウジング27内の油室36に供給される。また、パワー
シリンダ12の油圧室12a、12bは、後輪操舵ロッ
ド9内の油路37a、37bおよび連結部26内の油路
38a、38bをそれぞれ通じて油室36に連通し、さ
らにこの油室36内のオイルが、連結部26内の油路3
9、後輪操舵ロッド9内の油路40、ケーシング8a内
の油路41を経て油路42からオイルタンク31内に復
帰するようになされている。このような構成により、後
輪操舵ロフト9は、転舵比可変機構Cの出力軸である制
御ロフト15の左右方向への動きに対応してケーシング
8a内を左右に移動することになる。なお、43はパワ
ーシリンダ12内の油圧がな(なったときに後輪操舵ロ
ッド9を中立位置に復帰させるために、ケーシング8a
との間に装架されたセンタリングスプリングである。
ダ12の油圧室12a、12b内へオイルを供給するた
めに、ハウジング8a、後輪操舵ロッド9および連結部
26のそれぞれの内部に複数の油路が、以下に説明する
ような連通関係をもって形成されている。すなわち、オ
イルポンプ30により圧送されるオイルタンク31内の
オイルは、オイルフィルタ45を介して油路32からハ
ウジング8a内の油路33に入り、さらに筒状ケーシン
グ8a内に摺動自在に支持された後輪操舵ロッド9内の
油路34および連結部26内の油路35を経てバルブハ
ウジング27内の油室36に供給される。また、パワー
シリンダ12の油圧室12a、12bは、後輪操舵ロッ
ド9内の油路37a、37bおよび連結部26内の油路
38a、38bをそれぞれ通じて油室36に連通し、さ
らにこの油室36内のオイルが、連結部26内の油路3
9、後輪操舵ロッド9内の油路40、ケーシング8a内
の油路41を経て油路42からオイルタンク31内に復
帰するようになされている。このような構成により、後
輪操舵ロフト9は、転舵比可変機構Cの出力軸である制
御ロフト15の左右方向への動きに対応してケーシング
8a内を左右に移動することになる。なお、43はパワ
ーシリンダ12内の油圧がな(なったときに後輪操舵ロ
ッド9を中立位置に復帰させるために、ケーシング8a
との間に装架されたセンタリングスプリングである。
また、転舵比可変m横Cおよび油圧制御機構りを収納す
る収納ケーシング8bの下方には、オイルパン44が取
付けられ、このオイルパン44内にはオイルが満たされ
て各機構部を潤滑するように構成されている。
る収納ケーシング8bの下方には、オイルパン44が取
付けられ、このオイルパン44内にはオイルが満たされ
て各機構部を潤滑するように構成されている。
またオイルフィルタ45には油路32から分岐して油路
42に連結されているバイパス油路46が導出され、こ
のバイパス油路46の途中に、制御回路23の出力によ
ってバイパス油路4Gを開閉するための互いに並列に接
続された2個のソレノイドパルプ47.47が介装され
ている(2個のパルプを並列に設けているのは安全性の
ためである)、そしてこれらソレノイドパルプ47.4
7は、通常の状態で上記バイパス油路46を閉じている
。
42に連結されているバイパス油路46が導出され、こ
のバイパス油路46の途中に、制御回路23の出力によ
ってバイパス油路4Gを開閉するための互いに並列に接
続された2個のソレノイドパルプ47.47が介装され
ている(2個のパルプを並列に設けているのは安全性の
ためである)、そしてこれらソレノイドパルプ47.4
7は、通常の状態で上記バイパス油路46を閉じている
。
4日は電源電圧センサで、この電源電圧センサ48の出
力は制御回路23に人力されるようになっており、さら
に制御回路23内にはタイマ49が設けられている。そ
して第4図のフローチャートに示すように車速センサ2
2の出力とタイマ49とにより、40km/時以上の速
度が10秒以上継続したという第1の判定条件と、電源
電圧が9v以下であるという第2の判定条件との双方が
成立したときに、am回路23は異常信号FSを出力し
てソレノイドバルブ47.47を駆動し、バイパス油路
46を開く、このソレノイドバルブ47.47が開かれ
ることにより、オイルポンプ30より発生した油圧がバ
イパス油路46を通って逃げるため、後輪転舶用のパワ
ーシリンダ12内の油圧がなくなり、後輪操舵ロッド9
はセンタリングスプリング43のばね力で中立位置に復
帰する。
力は制御回路23に人力されるようになっており、さら
に制御回路23内にはタイマ49が設けられている。そ
して第4図のフローチャートに示すように車速センサ2
2の出力とタイマ49とにより、40km/時以上の速
度が10秒以上継続したという第1の判定条件と、電源
電圧が9v以下であるという第2の判定条件との双方が
成立したときに、am回路23は異常信号FSを出力し
てソレノイドバルブ47.47を駆動し、バイパス油路
46を開く、このソレノイドバルブ47.47が開かれ
ることにより、オイルポンプ30より発生した油圧がバ
イパス油路46を通って逃げるため、後輪転舶用のパワ
ーシリンダ12内の油圧がなくなり、後輪操舵ロッド9
はセンタリングスプリング43のばね力で中立位置に復
帰する。
これにより後輪7L、7Rが転舵されることはなく、ま
た転舵されていた場合は中立位置に戻るから、後輪転舵
システムのフェイルセーフ機構が作動されたことになる
。
た転舵されていた場合は中立位置に戻るから、後輪転舵
システムのフェイルセーフ機構が作動されたことになる
。
このように、制御回路23からの異常信号FSの発生条
件として、電源電圧が9v以下という条件のみでなく、
それに40km/時以上の車速か10秒以上ID続した
という条件を加えたのはたとえ一時的にバッテリの電圧
が9v以下に低下した場合で、パンテリおよびオイルネ
ータが正常であれば、40km/時以上の車速か10秒
以上継続することによって、バフテリがオイルネータに
よって充電されて正規の電圧を回復するであろうことを
考慮したからである。このように異常判定条件を設定す
ることによって、電源系の異常を正確に検出することが
でき、一時的な電源電圧の低下によってフェイルセーフ
機構が作動されるのを防止することができるのである。
件として、電源電圧が9v以下という条件のみでなく、
それに40km/時以上の車速か10秒以上ID続した
という条件を加えたのはたとえ一時的にバッテリの電圧
が9v以下に低下した場合で、パンテリおよびオイルネ
ータが正常であれば、40km/時以上の車速か10秒
以上継続することによって、バフテリがオイルネータに
よって充電されて正規の電圧を回復するであろうことを
考慮したからである。このように異常判定条件を設定す
ることによって、電源系の異常を正確に検出することが
でき、一時的な電源電圧の低下によってフェイルセーフ
機構が作動されるのを防止することができるのである。
そして、上記異常判定条件が成立すれば、直ちにソレノ
イドバルブ47.47が作動され、後輪7L、7Rは転
舵されるおそれがなく、また転舵されていた場合は中立
位置に戻り、2WS車と同様になるから、AWS車の安
全性が確保されるのである。
イドバルブ47.47が作動され、後輪7L、7Rは転
舵されるおそれがなく、また転舵されていた場合は中立
位置に戻り、2WS車と同様になるから、AWS車の安
全性が確保されるのである。
なお、上述の実施例では、異常信号FSの発生によって
ソレノイドバルブ47.47が作動されて後輪7L、7
Rが中立位置に保持するように構成されているが、異常
信号FSの発生時にステップモータ21を転舵比がゼロ
になるように駆動して後輪7L、7Rを中立位置に保持
するようにしてもよく、さらに異常信号の発生時にソレ
ノイドバルブ47.47とステップモータ21の双方を
駆動して後輪7L、7Rを中立位置に保持するようにす
れば、さらに安全性を高めることができる。
ソレノイドバルブ47.47が作動されて後輪7L、7
Rが中立位置に保持するように構成されているが、異常
信号FSの発生時にステップモータ21を転舵比がゼロ
になるように駆動して後輪7L、7Rを中立位置に保持
するようにしてもよく、さらに異常信号の発生時にソレ
ノイドバルブ47.47とステップモータ21の双方を
駆動して後輪7L、7Rを中立位置に保持するようにす
れば、さらに安全性を高めることができる。
以上の説明で本発明による車載制御機器の電源異常検出
装置の実施例の構成およびその動作が明らかとなったが
、本発明は上述した4輪操舵装置のみでなく、種々の車
載制御機器に適用しうるちのである。
装置の実施例の構成およびその動作が明らかとなったが
、本発明は上述した4輪操舵装置のみでなく、種々の車
載制御機器に適用しうるちのである。
第1図は発明の構成を示すブロック図、第2図は本発明
を実施した車両の4輪操舵装置の全体構成を示す概略図
、第3図は車速と転舵比との関係を示すグラフ、第4図
は本発明の制御フローチャートである。 9−・−後輪操舵ロッド 12・・・パワーシリンダ
12a、12 b−・・油圧室 13−・ピストン 14−・−人力軸15−・制
御ロッド 21−・−ステッピングモータ 22−・・車速センサ 23−制御回路25−・
−スプールパルプ 30・−オイルポンプ43−・−
センタリングスプリング 46・−・バイパス油路 47−ソレノイドバルブ
を実施した車両の4輪操舵装置の全体構成を示す概略図
、第3図は車速と転舵比との関係を示すグラフ、第4図
は本発明の制御フローチャートである。 9−・−後輪操舵ロッド 12・・・パワーシリンダ
12a、12 b−・・油圧室 13−・ピストン 14−・−人力軸15−・制
御ロッド 21−・−ステッピングモータ 22−・・車速センサ 23−制御回路25−・
−スプールパルプ 30・−オイルポンプ43−・−
センタリングスプリング 46・−・バイパス油路 47−ソレノイドバルブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車速検出手段と、 この車速検出手段からの信号を受け、所定値以上の車速
が所定時間以上継続したときに信号を発生する第1の判
定手段と、 電源電圧検出手段と、 この電源電圧検出手段からの信号を受け、電源電圧が所
定値以下であるときに信号を発生する第2の判定手段と
、 上記両判定手段の双方からの信号を受けたときに電源系
に異常が発生したと判定する異常判定手段とを備えてい
ることを特徴とする車載制御機器の電源異常検出装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62106260A JPS63273038A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 車載制御機器の電源異常検出装置 |
DE8888106940T DE3879746T2 (de) | 1987-05-01 | 1988-04-29 | System zur feststellung des versagens einer spannungsquelle fuer eine kraftfahrzeugkontrolleinrichtung. |
US07/188,411 US4903208A (en) | 1987-05-01 | 1988-04-29 | Power source failure detecting system for automotive control system |
EP88106940A EP0289054B1 (en) | 1987-05-01 | 1988-04-29 | Power source failure detecting system for automotive control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP62106260A JPS63273038A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 車載制御機器の電源異常検出装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPS63273038A true JPS63273038A (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=14429128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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