JPS63269733A - 農用トラクタの変速操作構造 - Google Patents
農用トラクタの変速操作構造Info
- Publication number
- JPS63269733A JPS63269733A JP10394887A JP10394887A JPS63269733A JP S63269733 A JPS63269733 A JP S63269733A JP 10394887 A JP10394887 A JP 10394887A JP 10394887 A JP10394887 A JP 10394887A JP S63269733 A JPS63269733 A JP S63269733A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- drive mechanism
- potentiometer
- speed change
- speed side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は静油圧式無段変速装置(Hydro 5tat
ic Power Transmission 〕(以
後HSTと称す)の変速位置を固定することによって、
一定速度で走行可能な農用トラクタの変速操作構造に関
する。
ic Power Transmission 〕(以
後HSTと称す)の変速位置を固定することによって、
一定速度で走行可能な農用トラクタの変速操作構造に関
する。
−i自動車等で用いられている一定速度走行操作構造(
クルーズコントロール機構と称される)は、登り傾斜地
等での走行負荷変動に対して、走行車軸等の回転速度を
フィードバックして、エンジン出力を増減させる構成を
採っていた(例えば特開昭59−12140号公報)。
クルーズコントロール機構と称される)は、登り傾斜地
等での走行負荷変動に対して、走行車軸等の回転速度を
フィードバックして、エンジン出力を増減させる構成を
採っていた(例えば特開昭59−12140号公報)。
この場合には、実車速を知る必要がある為に走行車軸の
回転速度を検出しなければならないが、その為には、走
行車軸に直接エンコーダ等を取付けることはできないの
で、ギヤ機構を介して走行車軸とエンコーダ入力軸とを
伝動する構成が必要となったり、又は、非接触式センサ
で測定するとしても光学式や電磁誘導式等の高価なセン
サが必要となり、何れにしても車速検出構造が複雑高価
なものになりがちであった。
回転速度を検出しなければならないが、その為には、走
行車軸に直接エンコーダ等を取付けることはできないの
で、ギヤ機構を介して走行車軸とエンコーダ入力軸とを
伝動する構成が必要となったり、又は、非接触式センサ
で測定するとしても光学式や電磁誘導式等の高価なセン
サが必要となり、何れにしても車速検出構造が複雑高価
なものになりがちであった。
本発明の目的は検出対象を合理的に選定して、車速検出
構造を簡単にできるものを提供する点にある。
構造を簡単にできるものを提供する点にある。
本発明による特徴構成は
■ HS Tを、速度設定手段で人為設定された変速位
置に駆動機構を介して変速操作するよう構成する点と、 ■ 走行機体の絶対水平基準面に対する前後傾斜姿勢を
検出する傾斜センサを設ける点と、■ この傾斜センサ
の登り傾斜検出結果に基づいて駆動機構を設定変速位置
より高速側に作動させ、下り傾斜検出結果に基づいて駆
動機構を設定変速位置より低速側に作動させて、走行車
速を一定に維持する制御手段を有している点と、 にあり、その作用効果は次の通りである。
置に駆動機構を介して変速操作するよう構成する点と、 ■ 走行機体の絶対水平基準面に対する前後傾斜姿勢を
検出する傾斜センサを設ける点と、■ この傾斜センサ
の登り傾斜検出結果に基づいて駆動機構を設定変速位置
より高速側に作動させ、下り傾斜検出結果に基づいて駆
動機構を設定変速位置より低速側に作動させて、走行車
速を一定に維持する制御手段を有している点と、 にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作 用]
傾斜地での走行では、傾斜度合に応じて走行負荷トルク
が変化するので、登り傾斜の場合は傾斜角度が大きくな
るにつれて走行負荷トルクが大になり、下り傾斜の場合
は傾斜角度が大きくなるにつれて走行負荷トルクが小に
なる。したがって、進行方向に対する前後傾斜度を測定
すれば、走行速度の平坦地に対する傾斜地での増減量を
間接的に知ることができる。
が変化するので、登り傾斜の場合は傾斜角度が大きくな
るにつれて走行負荷トルクが大になり、下り傾斜の場合
は傾斜角度が大きくなるにつれて走行負荷トルクが小に
なる。したがって、進行方向に対する前後傾斜度を測定
すれば、走行速度の平坦地に対する傾斜地での増減量を
間接的に知ることができる。
そして、この種の農用トラクタでは第2図のトルク(T
)一回転速度(N)特性曲線で示されるように、作業走
行に適したオールスピードガバナタイプの調速機構で走
行制御されるので、走行負荷トルク(S)が登り傾斜で
大になった場合に、エンジン特性は点(a)の状態から
点(b)の状態へ変化する。ここに、トルク(T)はT
、からT2に増大して負荷に見合ったものとなっている
が回転速度はN、からNzに低下して、走行速度が落ち
ている。そこで、HSTの変速位置を設定変速位置より
高速側の点(c)の状態に切換えると、トルク(T)を
走行負荷トルク(S)に見合ったものに維持し乍ら、回
転速度をもとのN、の状態に維持して、回転数の低下分
を補償することができる。
)一回転速度(N)特性曲線で示されるように、作業走
行に適したオールスピードガバナタイプの調速機構で走
行制御されるので、走行負荷トルク(S)が登り傾斜で
大になった場合に、エンジン特性は点(a)の状態から
点(b)の状態へ変化する。ここに、トルク(T)はT
、からT2に増大して負荷に見合ったものとなっている
が回転速度はN、からNzに低下して、走行速度が落ち
ている。そこで、HSTの変速位置を設定変速位置より
高速側の点(c)の状態に切換えると、トルク(T)を
走行負荷トルク(S)に見合ったものに維持し乍ら、回
転速度をもとのN、の状態に維持して、回転数の低下分
を補償することができる。
このように、傾斜センサを走行速度増減を間接的に感知
するセンサとして使用する構成によって、走行速度を直
接測定する従来の構成のものに比べて、走行車軸等との
位置関係による抱束条件がないので、センサの取付位置
が走行機体の空スペースを有効利用して選定できその制
約を少なくできるとともに、傾斜地での速度変化を補償
する手段として、HSTの設定を変化させる構成によっ
て、もともと、HSTに対する変速手段は備わっている
ので、一般の乗用車のようにクルーズコントロール機構
とアクセル関係とを連係する機構を必要としない。
するセンサとして使用する構成によって、走行速度を直
接測定する従来の構成のものに比べて、走行車軸等との
位置関係による抱束条件がないので、センサの取付位置
が走行機体の空スペースを有効利用して選定できその制
約を少なくできるとともに、傾斜地での速度変化を補償
する手段として、HSTの設定を変化させる構成によっ
て、もともと、HSTに対する変速手段は備わっている
ので、一般の乗用車のようにクルーズコントロール機構
とアクセル関係とを連係する機構を必要としない。
第5図に示すように、機体前部にエンジン(1)、操縦
部(2)をはさんで機体後部にHS T (3)ミッシ
ョンケース(4)を配して農用トラクタを構成するとと
もに、前後車輪(5) 、 (6)に囲まれた下腹部空
間にモー7(7)を配して、芝刈作業機を構成している
。
部(2)をはさんで機体後部にHS T (3)ミッシ
ョンケース(4)を配して農用トラクタを構成するとと
もに、前後車輪(5) 、 (6)に囲まれた下腹部空
間にモー7(7)を配して、芝刈作業機を構成している
。
次に、走行速度を一定に維持する制御手段(B)を説明
する。第1図に示すように、HS T (3)に対する
速度設定用ペダル(8)を操縦部(2)に配するととも
に、このペダル(8)の揺動支点位置にこのペダル(8
)の揺動量を検出するポテンショメータ(9)を配して
速度設定手段(A)を構成する。
する。第1図に示すように、HS T (3)に対する
速度設定用ペダル(8)を操縦部(2)に配するととも
に、このペダル(8)の揺動支点位置にこのペダル(8
)の揺動量を検出するポテンショメータ(9)を配して
速度設定手段(A)を構成する。
一方、HS T (3)側には内装された斜板角度を制
御するトラニオン軸(3A)に対してこのトラニオン軸
(3八)を回動駆動するステッピングモータ等の駆動機
構(10)が設けられ、前記ポテンショメータ(9)か
らの検出値にもとづいて、制御装置(17)を介して駆
動機構(10)を制御して、走行速度を一定に維持する
ようにしである。この場合に、変速ペダル(8)による
操作で希望車速に達したならば、運転者がスイッチ(1
1)を操作して車速を一定状態にロックする。
御するトラニオン軸(3A)に対してこのトラニオン軸
(3八)を回動駆動するステッピングモータ等の駆動機
構(10)が設けられ、前記ポテンショメータ(9)か
らの検出値にもとづいて、制御装置(17)を介して駆
動機構(10)を制御して、走行速度を一定に維持する
ようにしである。この場合に、変速ペダル(8)による
操作で希望車速に達したならば、運転者がスイッチ(1
1)を操作して車速を一定状態にロックする。
このような一定速度制御機構に対して、重錘(12)と
重錘(12)揺動軸にポテンショメータ(13)を取付
けて傾斜センサ(14)を構成し、第4図に示すように
、重錘(12)の傾斜地での揺動にかかるポテンショメ
ータ(9)の絶対水平基準面に対応した設定値(θ)(
電圧値)を境とした増減検出量に応じて登り傾斜か下り
傾斜かが判断でき、設定値との偏差に応じて、ポテンシ
ョメータ(13)の基準電圧(3,5V)を設定値(θ
)として、基準電圧より大であれば登り傾斜、小であれ
ば下り傾斜といった設定ができる。したがって、登り(
頃斜の場合はHS T (3)を更に高速側に操作し、
かつ、下り傾斜ではHS T (3)を低速側に操作す
る。以上、走行車速を一定に維持する制御手段(B)と
称する。尚、第1図中(15)はブレーキペダル(16
)に対して設けられたリミットスイッチであって、この
リミットスイッチ(15)が作動するとHST(3)は
中立位置に復帰すべく構成しである。
重錘(12)揺動軸にポテンショメータ(13)を取付
けて傾斜センサ(14)を構成し、第4図に示すように
、重錘(12)の傾斜地での揺動にかかるポテンショメ
ータ(9)の絶対水平基準面に対応した設定値(θ)(
電圧値)を境とした増減検出量に応じて登り傾斜か下り
傾斜かが判断でき、設定値との偏差に応じて、ポテンシ
ョメータ(13)の基準電圧(3,5V)を設定値(θ
)として、基準電圧より大であれば登り傾斜、小であれ
ば下り傾斜といった設定ができる。したがって、登り(
頃斜の場合はHS T (3)を更に高速側に操作し、
かつ、下り傾斜ではHS T (3)を低速側に操作す
る。以上、走行車速を一定に維持する制御手段(B)と
称する。尚、第1図中(15)はブレーキペダル(16
)に対して設けられたリミットスイッチであって、この
リミットスイッチ(15)が作動するとHST(3)は
中立位置に復帰すべく構成しである。
(イ)速度設定手段(A)としてはハンドルレバーでも
よい。
よい。
(ロ)駆動機構(10)としては電動モータ以外の他の
モータ或いはラックビンオン機構とシリンダを組合せた
機構でもよい。
モータ或いはラックビンオン機構とシリンダを組合せた
機構でもよい。
(ハ)傾斜センサ(14)としてはポテンショメータ以
外のホール素子等の回転計を使用してもよく、又、重錘
式以外のものでもよい。
外のホール素子等の回転計を使用してもよく、又、重錘
式以外のものでもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る農用トラクタの変速操作構造の実施
例を示し、 第1図は制御ブロック図、第2図はエンジンに対する調
速機構によるトルク−回転数曲線、第3図はフローチャ
ート図、第4図は傾斜センサの前後傾斜検出状態を示す
原理図、第5図は農用トラクタの側面図である。 (3)・・・・・・油圧式無段速装置、(10)・・・
・・・駆動機構、(14)・・・・・・傾斜センサ、(
A)・・・・・・速度設定手段、(B)・・・・・・制
御手段。
例を示し、 第1図は制御ブロック図、第2図はエンジンに対する調
速機構によるトルク−回転数曲線、第3図はフローチャ
ート図、第4図は傾斜センサの前後傾斜検出状態を示す
原理図、第5図は農用トラクタの側面図である。 (3)・・・・・・油圧式無段速装置、(10)・・・
・・・駆動機構、(14)・・・・・・傾斜センサ、(
A)・・・・・・速度設定手段、(B)・・・・・・制
御手段。
Claims (1)
- 油圧式無段変速装置(以後HSTと称す)(3)を、
速度設定手段(A)で人為設定された変速位置に駆動機
構(10)を介して変速操作するよう構成するとともに
、走行機体の絶対水平基準面に対する前後傾斜姿勢を検
出する傾斜センサ(14)を設け、この傾斜センサ(1
4)の登り傾斜検出結果に基づいて、駆動機構(10)
を設定変速位置より高速側に作動させ、下り傾斜検出結
果に基づいて駆動機構(10)を設定変速位置より低速
側に作動させて、走行車速を一定に維持する制御手段(
B)を有している農用トラクタの変速操作構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10394887A JPS63269733A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 農用トラクタの変速操作構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10394887A JPS63269733A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 農用トラクタの変速操作構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63269733A true JPS63269733A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14367651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10394887A Pending JPS63269733A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 農用トラクタの変速操作構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63269733A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017078012A1 (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-11 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
US11945705B2 (en) | 2018-09-13 | 2024-04-02 | Crown Equipment Corporation | System and method for controlling a maximum vehicle speed for an industrial vehicle based on a calculated load |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192938A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-10 | Mazda Motor Corp | 自動車の定速走行装置 |
JPS6280131A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-13 | Touyoushiya:Kk | 流体式無段変速機搭載トラクタ−における定速状態の保持装置 |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP10394887A patent/JPS63269733A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192938A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-10 | Mazda Motor Corp | 自動車の定速走行装置 |
JPS6280131A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-13 | Touyoushiya:Kk | 流体式無段変速機搭載トラクタ−における定速状態の保持装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017078012A1 (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-11 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
JP2017091061A (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-25 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
EP3373104A4 (en) * | 2015-11-05 | 2018-11-21 | Yanmar Co., Ltd. | Work vehicle |
US11186170B2 (en) | 2015-11-05 | 2021-11-30 | Yanmar Power Technology Co., Ltd. | Work vehicle |
US11945705B2 (en) | 2018-09-13 | 2024-04-02 | Crown Equipment Corporation | System and method for controlling a maximum vehicle speed for an industrial vehicle based on a calculated load |
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