JPS63267804A - 高温用酸化触媒 - Google Patents
高温用酸化触媒Info
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- JPS63267804A JPS63267804A JP62098633A JP9863387A JPS63267804A JP S63267804 A JPS63267804 A JP S63267804A JP 62098633 A JP62098633 A JP 62098633A JP 9863387 A JP9863387 A JP 9863387A JP S63267804 A JPS63267804 A JP S63267804A
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- JP
- Japan
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- catalyst
- carrier
- catalysts
- stage
- al2o3
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- Catalysts (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は一酸化炭素、水素、炭化水素等のガスを燃焼さ
せるための高温酸化触媒に関し、特に各種可燃性ガスの
中で最も酸化されにくいメタンを低温、高いガス流量/
触媒容量比、低いメタン/空気比の条件下に高効率で酸
化することができ、しかも2O3、SrO−Al2O0
0℃以上の高温においても優れた耐熱性を有する酸化触
媒に係る。
せるための高温酸化触媒に関し、特に各種可燃性ガスの
中で最も酸化されにくいメタンを低温、高いガス流量/
触媒容量比、低いメタン/空気比の条件下に高効率で酸
化することができ、しかも2O3、SrO−Al2O0
0℃以上の高温においても優れた耐熱性を有する酸化触
媒に係る。
一酸化炭素、水素、あるいは炭化水素等の可燃性ガスを
酸化触媒の存在下で燃焼させる接触燃焼法は、主として
自動車排ガスの浄化を目的に研究され、多くの酸化触媒
が開発されている。その主なものは、白金のような貴金
属、銅や鉄のような卑金属の酸化物を活性成分とし、各
活性成分を粒状やハニカム状等に成形したり、あるいは
アルミナやチタニア等の担体に直接担持させたものであ
る。
酸化触媒の存在下で燃焼させる接触燃焼法は、主として
自動車排ガスの浄化を目的に研究され、多くの酸化触媒
が開発されている。その主なものは、白金のような貴金
属、銅や鉄のような卑金属の酸化物を活性成分とし、各
活性成分を粒状やハニカム状等に成形したり、あるいは
アルミナやチタニア等の担体に直接担持させたものであ
る。
一方、最近では低NOx燃焼法開発の一環として、プロ
パン、低熱量ガス、オイル等を燃焼させル酸化触媒が研
究されている。この触媒はハニカム型のコージエライト
やムライト等のセラミックスを基材とし、この基材にγ
−1j’203(ガンマアルミナ)、ジルコニア、マグ
ネシア、α−A1203 (アルファアルミナ)等の担
体をウォッシュコートし、活性成分としてpt、pt+
Pd5PdSPt+Rh等の貴金属、あるいはコバルト
、ニッケル、マンガン等の卑金属の酸化物を担持させた
ものである。
パン、低熱量ガス、オイル等を燃焼させル酸化触媒が研
究されている。この触媒はハニカム型のコージエライト
やムライト等のセラミックスを基材とし、この基材にγ
−1j’203(ガンマアルミナ)、ジルコニア、マグ
ネシア、α−A1203 (アルファアルミナ)等の担
体をウォッシュコートし、活性成分としてpt、pt+
Pd5PdSPt+Rh等の貴金属、あるいはコバルト
、ニッケル、マンガン等の卑金属の酸化物を担持させた
ものである。
上記のような従来の酸化触媒は、−酸化炭素やプロパン
に対しては高活性を示すものの、より安定なメタンに対
してはいずれも性能が悪く、現在のところメタンに対し
てはその酸化性能において多くの問題点を残している。
に対しては高活性を示すものの、より安定なメタンに対
してはいずれも性能が悪く、現在のところメタンに対し
てはその酸化性能において多くの問題点を残している。
上記の事情に鑑み、発明者等は鋭意研究を行なった結果
、メタンを触媒酸化してNOxの発生を抑制しつつ酸化
反応熱の利用を行なうにあたり、コージエライト、ムラ
イト等からなるハニカム状耐熱基材の表面にジルコニア
あるいはアルミナからなる担体を被覆し、この担体にP
dを担持させた触媒と、同様の担体に白金や白金−ロジ
ウム等の貴金属、ニッケルやコバルト等の卑金属の酸化
物またはL a Co 03等の複合酸化物を担持させ
た触媒とを組合せることにより、メタンに対して高活性
の触媒が得られることを見出している(特願昭58−1
59972、特願昭58−159973、特願昭58−
159974、特願昭58−183031)。
、メタンを触媒酸化してNOxの発生を抑制しつつ酸化
反応熱の利用を行なうにあたり、コージエライト、ムラ
イト等からなるハニカム状耐熱基材の表面にジルコニア
あるいはアルミナからなる担体を被覆し、この担体にP
dを担持させた触媒と、同様の担体に白金や白金−ロジ
ウム等の貴金属、ニッケルやコバルト等の卑金属の酸化
物またはL a Co 03等の複合酸化物を担持させ
た触媒とを組合せることにより、メタンに対して高活性
の触媒が得られることを見出している(特願昭58−1
59972、特願昭58−159973、特願昭58−
159974、特願昭58−183031)。
しかしながら、上述したようなメタンに対して高活性な
触媒も、耐熱性については2O3、SrO−Al2O0
0℃どまりであり、2O3、SrO−Al2O00℃を
超える温度でも優れた耐熱性を示す触媒は見出されてい
ない。これは、従来の触媒では担体として高比表面積(
2O3、SrO−Al2O0〜2003m2/g)を有
するγ−Ai203が多・用されているが、2O3、S
rO−Al2O00℃を超えると比表面積が減少し始め
、1200℃でα−Al2O3に転移すると比表面積は
1m2/g以下に著しく減少し、担体上に分散された活
性成分の微粒子が凝集することによって活性点も著しく
減少し失活するためである。
触媒も、耐熱性については2O3、SrO−Al2O0
0℃どまりであり、2O3、SrO−Al2O00℃を
超える温度でも優れた耐熱性を示す触媒は見出されてい
ない。これは、従来の触媒では担体として高比表面積(
2O3、SrO−Al2O0〜2003m2/g)を有
するγ−Ai203が多・用されているが、2O3、S
rO−Al2O00℃を超えると比表面積が減少し始め
、1200℃でα−Al2O3に転移すると比表面積は
1m2/g以下に著しく減少し、担体上に分散された活
性成分の微粒子が凝集することによって活性点も著しく
減少し失活するためである。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、低温からメタンを酸化する活性を有し、しかも2O
3、SrO−Al2O00℃以上の高温で優れた耐熱性
を有する高温用酸化触媒を提供することを目的とする。
り、低温からメタンを酸化する活性を有し、しかも2O
3、SrO−Al2O00℃以上の高温で優れた耐熱性
を有する高温用酸化触媒を提供することを目的とする。
本発明の高温用酸化触媒は、ハニカム状耐熱基材表面に
担体を被覆し、該担体に活性成分を担持させた触媒を複
数段組合わせた酸化触媒において、担体としてγ−AJ
!203を用い同担体にパラジウムを担持させた触媒を
前段に、担体としてγ−AJ203を用い同担体に白金
、白金−ロジウム等の貴金属を担持させた触媒を中段に
、担体としてBaO−AA203 、S r O−A、
l’ 203およびCaO−Aノコ03のうちから選択
される少くとも1種の複合酸化物を用い同担体にマンガ
ン、コバルト、クロム、鉄等の卑金属の酸化物およびL
a、CoO3、LaMnO3等の複合酸化物のうちから
選択される少くとも1種を担持させた触媒を後段に配置
したことを特徴とするものである。
担体を被覆し、該担体に活性成分を担持させた触媒を複
数段組合わせた酸化触媒において、担体としてγ−AJ
!203を用い同担体にパラジウムを担持させた触媒を
前段に、担体としてγ−AJ203を用い同担体に白金
、白金−ロジウム等の貴金属を担持させた触媒を中段に
、担体としてBaO−AA203 、S r O−A、
l’ 203およびCaO−Aノコ03のうちから選択
される少くとも1種の複合酸化物を用い同担体にマンガ
ン、コバルト、クロム、鉄等の卑金属の酸化物およびL
a、CoO3、LaMnO3等の複合酸化物のうちから
選択される少くとも1種を担持させた触媒を後段に配置
したことを特徴とするものである。
本発明において用いられるハニカム状の耐熱基材として
は、ムライト、コージエライト、アルミナ、アルミニウ
ムチタネート、ジルコニア、ジルコニアスピネル、ジル
コン−ムライト、シリコンカーバイド、シリコンナイト
ライド等のセラミック基材の他、メタリック基材が挙げ
られる。
は、ムライト、コージエライト、アルミナ、アルミニウ
ムチタネート、ジルコニア、ジルコニアスピネル、ジル
コン−ムライト、シリコンカーバイド、シリコンナイト
ライド等のセラミック基材の他、メタリック基材が挙げ
られる。
本発明において上記のようなハニカム状耐熱基材の表面
に被覆される担体としては、前段(ガス入口側)および
中段ではγ−A、7?203が用いられる。また、後段
(ガス出口側)では、(B a O)o、 14(A)
203)0.86(B a 06 A 、i’ 203
)、(SrO)o、14(A I 203)0.86(
S r 0・6 A i 203)、(Ca O)o、
14(A)203)0.86(Ca 0・6 A)、
03)が用いられる。これらの複合酸化物は、La−β
−Al2O3 (L a、2o3 @ lIA、il
’203 、耐熱温度1200℃)とともに2O3、S
rO−Al2O00℃以上でもシンタリングを起こさな
いことが報告されており、上記の複合酸化物の耐熱温度
はいずれも1500〜1600℃である(表面、 Vo
l、 24. NQII、 I)I)、 658. (
198B) )。
に被覆される担体としては、前段(ガス入口側)および
中段ではγ−A、7?203が用いられる。また、後段
(ガス出口側)では、(B a O)o、 14(A)
203)0.86(B a 06 A 、i’ 203
)、(SrO)o、14(A I 203)0.86(
S r 0・6 A i 203)、(Ca O)o、
14(A)203)0.86(Ca 0・6 A)、
03)が用いられる。これらの複合酸化物は、La−β
−Al2O3 (L a、2o3 @ lIA、il
’203 、耐熱温度1200℃)とともに2O3、S
rO−Al2O00℃以上でもシンタリングを起こさな
いことが報告されており、上記の複合酸化物の耐熱温度
はいずれも1500〜1600℃である(表面、 Vo
l、 24. NQII、 I)I)、 658. (
198B) )。
ただし、これらの複合酸化物は、約1200℃以上の焼
成によってマグネトプラムバイト構造を生じ、この温度
以上での比表面積は、担体として多用されているγ−A
ノ、03に比べると小さい。
成によってマグネトプラムバイト構造を生じ、この温度
以上での比表面積は、担体として多用されているγ−A
ノ、03に比べると小さい。
本発明において、ハニカム状耐熱基材表面に被覆された
上記の各担体に担持される活性成分としては、前段では
Pdが、中段では白金や白金−ロジウム等の貴金属、後
段ではマンガンやコバルト等の卑金属の酸化物およびL
aCoO3等の複合酸化物のうちから選択される少なく
とも1種が用いられる。後段の活性成分として用いられ
る複合酸化物としては、LaCoO3の他、 LaMnO3、Lao、b S ro、a MnO3、
Lao、6S ro、4 CoO3、BaCoO3など
一般にペロブスカイト型酸化物と呼ばれるものを用いる
ことができる。
上記の各担体に担持される活性成分としては、前段では
Pdが、中段では白金や白金−ロジウム等の貴金属、後
段ではマンガンやコバルト等の卑金属の酸化物およびL
aCoO3等の複合酸化物のうちから選択される少なく
とも1種が用いられる。後段の活性成分として用いられ
る複合酸化物としては、LaCoO3の他、 LaMnO3、Lao、b S ro、a MnO3、
Lao、6S ro、4 CoO3、BaCoO3など
一般にペロブスカイト型酸化物と呼ばれるものを用いる
ことができる。
なお、本発明の高温用酸化触媒は、ガスの流れを乱して
触媒活性を高めるように、例えば2つ以上の部分に分割
してもよいし、前段側のハニカムの目開きを後段側のハ
ニカムの目開きよりも大きくするという構成にしてもよ
い。
触媒活性を高めるように、例えば2つ以上の部分に分割
してもよいし、前段側のハニカムの目開きを後段側のハ
ニカムの目開きよりも大きくするという構成にしてもよ
い。
本発明の高温用酸化触媒は、例えば以下のような方法に
より製造することができる。まず、担体を耐熱基材の表
面に被覆する方法としては、担体のスラリー溶液中に基
材を浸漬してウォッシュコートシて焼付ける方法が一般
的である。このようにして基材に被覆された担体にPd
、Pt、卑金属酸化物あるいはL a M n O3の
ような複合酸化物等の活性物質を担持させるに際しては
、従来から行われている方法を用いればよい。例えばP
dやpt等の貴金属については、これら貴金属の塩化物
水溶液に担体が被覆された基材を浸漬した後、水素還元
することにより担持させることができる。
より製造することができる。まず、担体を耐熱基材の表
面に被覆する方法としては、担体のスラリー溶液中に基
材を浸漬してウォッシュコートシて焼付ける方法が一般
的である。このようにして基材に被覆された担体にPd
、Pt、卑金属酸化物あるいはL a M n O3の
ような複合酸化物等の活性物質を担持させるに際しては
、従来から行われている方法を用いればよい。例えばP
dやpt等の貴金属については、これら貴金属の塩化物
水溶液に担体が被覆された基材を浸漬した後、水素還元
することにより担持させることができる。
卑金属酸化物についても、卑金属塩類の水溶液に担体が
被覆された基材を浸漬した後、乾燥および焼成すること
によって担持させることができる。
被覆された基材を浸漬した後、乾燥および焼成すること
によって担持させることができる。
また複合酸化物については、例えばL a M n O
3の場合、ランタン(La)とマンガン(M n )の
硝酸塩水溶液にアンモニア水を加えて共沈させ、沈澱物
を乾燥焼成して得たLaMnO3をスラリーにして担体
表面に塗布することにより担持させることができる。
3の場合、ランタン(La)とマンガン(M n )の
硝酸塩水溶液にアンモニア水を加えて共沈させ、沈澱物
を乾燥焼成して得たLaMnO3をスラリーにして担体
表面に塗布することにより担持させることができる。
酸化触媒は、使用時にはその入口から出口に向かって次
第に温度が上昇するような温度分布となる。本発明の高
温用酸化触媒においては、触媒の温度が2O3、SrO
−Al2O00℃を超えない前段および中段では担体と
して比表面積の大きいγ−Al2O3を使用し、2O3
、SrO−Al2O00℃を超えるかまたは超える可能
性のある後段では担体として上述したような複合酸化物
を使用しているので、触媒活性および高温耐熱性の両方
に有利である。ただし、前段、中段または後段を構成す
る個々の触媒はいずれも単独ではメタンに対して高活性
とは言いがたい。すなわち、前段のPd触媒は比較的低
温でメタンの酸化を開始させ得るが、酸化反応が緩慢で
、ガス流量/触媒容量比(SV値)が高いとメタンを効
率良く酸化させることが出来ない。中段のpt触媒の場
合は、酸化反応性においてPd触媒よりも遥かに良好で
あるが、酸化を開始させる温度が400℃以上と高く、
一般には500〜550℃にも上昇するため低温から活
性を発揮することができない。また、後段の卑金属酸化
物やL a Fvl n 03等の複合酸化物を担持さ
せた触媒は、酸化を開始させる温度がpt触媒よりも更
に高く、反応性においてもpt触媒に劣る。他方、Cr
203 、F e203 、Mn 0sCoO1Cu2
0等の卑金属触媒やL a M n O3等の複合酸化
物触媒は耐熱性が良いという特長を有している。
第に温度が上昇するような温度分布となる。本発明の高
温用酸化触媒においては、触媒の温度が2O3、SrO
−Al2O00℃を超えない前段および中段では担体と
して比表面積の大きいγ−Al2O3を使用し、2O3
、SrO−Al2O00℃を超えるかまたは超える可能
性のある後段では担体として上述したような複合酸化物
を使用しているので、触媒活性および高温耐熱性の両方
に有利である。ただし、前段、中段または後段を構成す
る個々の触媒はいずれも単独ではメタンに対して高活性
とは言いがたい。すなわち、前段のPd触媒は比較的低
温でメタンの酸化を開始させ得るが、酸化反応が緩慢で
、ガス流量/触媒容量比(SV値)が高いとメタンを効
率良く酸化させることが出来ない。中段のpt触媒の場
合は、酸化反応性においてPd触媒よりも遥かに良好で
あるが、酸化を開始させる温度が400℃以上と高く、
一般には500〜550℃にも上昇するため低温から活
性を発揮することができない。また、後段の卑金属酸化
物やL a Fvl n 03等の複合酸化物を担持さ
せた触媒は、酸化を開始させる温度がpt触媒よりも更
に高く、反応性においてもpt触媒に劣る。他方、Cr
203 、F e203 、Mn 0sCoO1Cu2
0等の卑金属触媒やL a M n O3等の複合酸化
物触媒は耐熱性が良いという特長を有している。
本発明の高温用酸化触媒によれば、触媒の温度に応じて
担体として適当な酸化物を用い、かつそれぞれ単独では
難点のある触媒を組合わせているので、低温からメタン
に対して高活性を示し、しかも2O3、SrO−Al2
O00℃以上の高温でも優れた耐熱性を示す。
担体として適当な酸化物を用い、かつそれぞれ単独では
難点のある触媒を組合わせているので、低温からメタン
に対して高活性を示し、しかも2O3、SrO−Al2
O00℃以上の高温でも優れた耐熱性を示す。
また、ガスの流れを乱すような構造的な改良を加えれば
、より一層触媒活性を高めることができる。
、より一層触媒活性を高めることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1
直径1インチで、1平方インチ当り 200個の開口部
(200セル)を有するハニカム状のアルミニウムチタ
ネート基材に、γ−Ai203をウォッシュコートし、
2O3、SrO−Al2O00℃で焼付けて担体を被覆
した。
(200セル)を有するハニカム状のアルミニウムチタ
ネート基材に、γ−Ai203をウォッシュコートし、
2O3、SrO−Al2O00℃で焼付けて担体を被覆
した。
この担体にパラジウムを185重量%担持させて触媒A
を得た。
を得た。
直径1インチで、1平方インチ当り 400個の開口部
(400セル)を有するハニカム状のアルミニウムチタ
ネート基材に、γ−A、i’2 o3をウォッシュコー
トし、2O3、SrO−Al2O00℃で焼付けて担体
を被覆した。
(400セル)を有するハニカム状のアルミニウムチタ
ネート基材に、γ−A、i’2 o3をウォッシュコー
トし、2O3、SrO−Al2O00℃で焼付けて担体
を被覆した。
この担体に白金を1.5重量%担持させて触媒Bを得た
。
。
直径1インチで、1平方インチ当り 400個の開口部
(400セル)を有するハニカム状のアルミニウムチタ
ネート基材に、バリウムアルミネート(BaO・6A)
203)をウォッシュコートし、1450℃で焼付けて
担体を被覆した。この担体に酸化コバルトを5.1重量
%担持させて触媒Cを得た。
(400セル)を有するハニカム状のアルミニウムチタ
ネート基材に、バリウムアルミネート(BaO・6A)
203)をウォッシュコートし、1450℃で焼付けて
担体を被覆した。この担体に酸化コバルトを5.1重量
%担持させて触媒Cを得た。
得られた触媒A(長さ2O3、SrO−Al2O朋)を
前段に、触媒B(長さ1OB)を中段に、触媒C(長さ
26B)を後段にそれぞれ配置して、表1の条件下にメ
タンの酸化(燃焼)を実施した。
前段に、触媒B(長さ1OB)を中段に、触媒C(長さ
26B)を後段にそれぞれ配置して、表1の条件下にメ
タンの酸化(燃焼)を実施した。
表1
触媒体積: 23.8ml!
(Δ5.07 III!、B5.07m1、C13,1
71tIり燃料/空気比: 0.02kg/ kgガス
ffi : 6.99m 3N / hrガス組成:メ
タン3,5容量%(残部は空気)S V : 3000
00 (1/hr)昇温速度ニア℃/m1n(保持温度
まで)入口ガス保持温度=330℃ その結果、メタンは220℃で着火し、触媒C出口にお
けるメタンの燃焼効率は平均9B、7%、出口ガス温度
は平均1140℃であり、燃焼を5時間継続しl+u−
2比はなかった。
71tIり燃料/空気比: 0.02kg/ kgガス
ffi : 6.99m 3N / hrガス組成:メ
タン3,5容量%(残部は空気)S V : 3000
00 (1/hr)昇温速度ニア℃/m1n(保持温度
まで)入口ガス保持温度=330℃ その結果、メタンは220℃で着火し、触媒C出口にお
けるメタンの燃焼効率は平均9B、7%、出口ガス温度
は平均1140℃であり、燃焼を5時間継続しl+u−
2比はなかった。
次に、比較例として、上記実施例1の触媒から触媒Cを
取り外して表1と同一の条件でメタンの燃焼を実施した
。
取り外して表1と同一の条件でメタンの燃焼を実施した
。
その結果、触媒B出口における燃焼効率は平均85%、
出口ガス温度は平均920”Cに低下した。なお、燃焼
を5時間継続しても燃焼効率、出口ガス温度ともに変化
はみられなかった。
出口ガス温度は平均920”Cに低下した。なお、燃焼
を5時間継続しても燃焼効率、出口ガス温度ともに変化
はみられなかった。
実施例2
直径1インチで、1平方インチ当り 400個の開口部
(400セル)を有するハニカム状のコージュライト基
材に、ストロンチウムアルミネート(Sr0・6A)2
03)をウォッシュコートし、1450℃で焼付けて担
体を被覆した。この担体に酸化マンガンを6.8重量%
担持させて触媒りを得た。
(400セル)を有するハニカム状のコージュライト基
材に、ストロンチウムアルミネート(Sr0・6A)2
03)をウォッシュコートし、1450℃で焼付けて担
体を被覆した。この担体に酸化マンガンを6.8重量%
担持させて触媒りを得た。
上記触媒A(2O3、SrO−Al2OIIII)を前
段に、触媒B(2O3、SrO−Al2Om)を中段に
、触媒D(28M+11)を後段にそれぞれ配置し、表
1の条件下にメタンの燃焼を実施した。
段に、触媒B(2O3、SrO−Al2Om)を中段に
、触媒D(28M+11)を後段にそれぞれ配置し、表
1の条件下にメタンの燃焼を実施した。
その結果、触媒り出口における燃焼効率は平均95.8
%、出口ガス温度は平均1130℃であり、燃焼を8時
間継続しても変化はなかった。
%、出口ガス温度は平均1130℃であり、燃焼を8時
間継続しても変化はなかった。
実施例3
直径1インチで、1平方インチ当り約400個の開口部
(400セル)を有するハニカム状ムライト基材(長さ
38B)を用意し、その一端から28Mの長さの部分に
はバリウムアルミネートをウォッシュコートし、145
0℃で焼付け、残りの部分にはγ−Al2O3をウォッ
シュコートし、2O3、SrO−Al2O00℃で焼付
けて担体を 被覆した。担体のうちγ−AI203部分には白金を1
.7重量%担持させ、バリウム アルミネート部分にはLao、6 Ca O,4M n
03 (1300℃焼成)を5.3重量%担持させ
て触媒Eを得た。上記触媒A(2O3、SrO−Al2
OjIjりを前段に、Pt触媒が触媒A側となるように
触媒E(36m)を後段にそれぞれ配置し、表1の条件
下にメタンの燃焼を実施した。
(400セル)を有するハニカム状ムライト基材(長さ
38B)を用意し、その一端から28Mの長さの部分に
はバリウムアルミネートをウォッシュコートし、145
0℃で焼付け、残りの部分にはγ−Al2O3をウォッ
シュコートし、2O3、SrO−Al2O00℃で焼付
けて担体を 被覆した。担体のうちγ−AI203部分には白金を1
.7重量%担持させ、バリウム アルミネート部分にはLao、6 Ca O,4M n
03 (1300℃焼成)を5.3重量%担持させ
て触媒Eを得た。上記触媒A(2O3、SrO−Al2
OjIjりを前段に、Pt触媒が触媒A側となるように
触媒E(36m)を後段にそれぞれ配置し、表1の条件
下にメタンの燃焼を実施した。
その結果、触媒Eの出口における燃焼効率は平均94.
3%、出口ガス温度は平均1120℃であり、燃焼を5
時間継続しても変化はなかった。
3%、出口ガス温度は平均1120℃であり、燃焼を5
時間継続しても変化はなかった。
次に、上記触媒Eを切断して、長さ2O3、SrO−A
l2OMのpt触媒E□と長さ28MのL a g、6
Ca o、a M n 03触媒E2を得た。実施例1
と同様に触媒Aを前段に、触媒E1を中段に、触媒E2
を後段にそれぞれ配置し、表1の条件下にメタンの燃焼
を実施した。
l2OMのpt触媒E□と長さ28MのL a g、6
Ca o、a M n 03触媒E2を得た。実施例1
と同様に触媒Aを前段に、触媒E1を中段に、触媒E2
を後段にそれぞれ配置し、表1の条件下にメタンの燃焼
を実施した。
その結果、触媒E2の出口における燃焼効率は平均97
,8%に、出口ガス温度は平均1150’cにそれぞれ
上昇し、触媒を分割した効果が認められた。
,8%に、出口ガス温度は平均1150’cにそれぞれ
上昇し、触媒を分割した効果が認められた。
実施例4
直径1インチで、1平方インチ当り 400個の開口部
(400セル)を有するハニカム状のアルミニウムチタ
ネート基材に、カルシウムアルミネート(CaO・6A
)、03)をウォッシュコートし、1450℃で焼付け
て担体を被覆した。この担体に酸化コバルトを5.3重
量%担持させて触媒Fを得た。
(400セル)を有するハニカム状のアルミニウムチタ
ネート基材に、カルシウムアルミネート(CaO・6A
)、03)をウォッシュコートし、1450℃で焼付け
て担体を被覆した。この担体に酸化コバルトを5.3重
量%担持させて触媒Fを得た。
上記触媒A(IOM)を前段に、触媒B(2O3、Sr
O−Al2O朋)を中段に、触媒F (28mm)を後
段にそれぞれ配置し、表1の条件下にメタンを燃焼させ
た。
O−Al2O朋)を中段に、触媒F (28mm)を後
段にそれぞれ配置し、表1の条件下にメタンを燃焼させ
た。
その結果、触媒F出口における燃焼効率は平均95.5
%、出口ガス温度は1120〜1130℃であり、燃焼
を5時間継続しても変化はなかった。
%、出口ガス温度は1120〜1130℃であり、燃焼
を5時間継続しても変化はなかった。
以上詳述したように本発明によれば、低温からメタンの
酸化(燃焼)を開始させて効率よくメタンを燃焼させる
ことができ、しかも2O3、SrO−Al2O00℃以
上で優れた耐熱性を示す高温用酸化触媒を提供できるも
のである。
酸化(燃焼)を開始させて効率よくメタンを燃焼させる
ことができ、しかも2O3、SrO−Al2O00℃以
上で優れた耐熱性を示す高温用酸化触媒を提供できるも
のである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ハニカム状耐熱基材表面に担体を被覆し、該担体に活性
成分を担持させた触媒を複数段組合わせた酸化触媒にお
いて、担体としてγ− Al_2O_3を用い同担体にパラジウムを担持させた
触媒を前段に、担体としてγ−Al_2O_3を用い同
担体に白金、白金−ロジウム等の貴金属を担持させた触
媒を中段に、担体としてBaO−Al_2O_3、Sr
O−Al_2O_3およびCaO−Al_2O_3のう
ちから選択される少くとも1種の複合酸化物を用い同担
体にマンガン、コバルト、クロム、鉄等の卑金属の酸化
物および LaCoO_3、LaMnO_3等の複合酸化物のうち
から選択される少くとも1種を担持させた触媒を後段に
配置したことを特徴とする高温用酸化触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62098633A JPS63267804A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 高温用酸化触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62098633A JPS63267804A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 高温用酸化触媒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63267804A true JPS63267804A (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=14224909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62098633A Pending JPS63267804A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 高温用酸化触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63267804A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5248251A (en) * | 1990-11-26 | 1993-09-28 | Catalytica, Inc. | Graded palladium-containing partial combustion catalyst and a process for using it |
US5250489A (en) * | 1990-11-26 | 1993-10-05 | Catalytica, Inc. | Catalyst structure having integral heat exchange |
US5258349A (en) * | 1990-11-26 | 1993-11-02 | Catalytica, Inc. | Graded palladium-containing partial combustion catalyst |
US5259754A (en) * | 1990-11-26 | 1993-11-09 | Catalytica, Inc. | Partial combustion catalyst of palladium on a zirconia support and a process for using it |
US5281128A (en) * | 1990-11-26 | 1994-01-25 | Catalytica, Inc. | Multistage process for combusting fuel mixtures |
US5326253A (en) * | 1990-11-26 | 1994-07-05 | Catalytica, Inc. | Partial combustion process and a catalyst structure for use in the process |
US5425632A (en) * | 1990-11-26 | 1995-06-20 | Catalytica, Inc. | Process for burning combustible mixtures |
JP2022115969A (ja) * | 2016-11-14 | 2022-08-09 | リサーチ トライアングル インスティテュート | ペロブスカイト触媒およびその使用 |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP62098633A patent/JPS63267804A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5511972A (en) * | 1990-11-26 | 1996-04-30 | Catalytica, Inc. | Catalyst structure for use in a partial combustion process |
JP2022115969A (ja) * | 2016-11-14 | 2022-08-09 | リサーチ トライアングル インスティテュート | ペロブスカイト触媒およびその使用 |
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