JPS632627B2 - - Google Patents
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- JPS632627B2 JPS632627B2 JP54157880A JP15788079A JPS632627B2 JP S632627 B2 JPS632627 B2 JP S632627B2 JP 54157880 A JP54157880 A JP 54157880A JP 15788079 A JP15788079 A JP 15788079A JP S632627 B2 JPS632627 B2 JP S632627B2
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、貯液チヤンバーおよびこれを備えた
体外循環体液回路装置に関する。
体外循環体液回路装置に関する。
背景技術
従来、例えば血液透析を行う場合、患者の血液
を体外に誘導し、透析後、再び患者の体内に戻し
てこれを繰り返すとうい血液体外循環を施してい
るが、この血液循環流路中に、体内への気泡侵入
を防止したり、血液流の確認、圧力測定そして、
血中の異物除去という目的で一定量の血液を貯留
する貯血チヤンバーを有した血液回路装置が使用
されている。
を体外に誘導し、透析後、再び患者の体内に戻し
てこれを繰り返すとうい血液体外循環を施してい
るが、この血液循環流路中に、体内への気泡侵入
を防止したり、血液流の確認、圧力測定そして、
血中の異物除去という目的で一定量の血液を貯留
する貯血チヤンバーを有した血液回路装置が使用
されている。
しかし、環流された血液が、前記貯血チヤンバ
ー内の血液面に落下して該液面と衝突する際、環
流血液が液面付近の空気を巻き込むことから、貯
血液内に大小様々な気泡が発生する。これら気泡
のうち、大きなものは自らの浮力で液面まで浮上
するが、小さなものは液面下に残り、場合によつ
ては、貯血チヤンバーを出て循環回路に至り、血
液と一緒に流れて体内に入り、その結果人体に大
きな危害を与えることもあつた。また、従来の血
液導入部には、チユーブ状のものを使用した例が
あり、これはチユーブの内面に血液柱を形成する
ことにより該チユーブが赤色に染まり、血液の流
れの停止を確認するのが困難であつた。
ー内の血液面に落下して該液面と衝突する際、環
流血液が液面付近の空気を巻き込むことから、貯
血液内に大小様々な気泡が発生する。これら気泡
のうち、大きなものは自らの浮力で液面まで浮上
するが、小さなものは液面下に残り、場合によつ
ては、貯血チヤンバーを出て循環回路に至り、血
液と一緒に流れて体内に入り、その結果人体に大
きな危害を与えることもあつた。また、従来の血
液導入部には、チユーブ状のものを使用した例が
あり、これはチユーブの内面に血液柱を形成する
ことにより該チユーブが赤色に染まり、血液の流
れの停止を確認するのが困難であつた。
本発明の目的
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、体外循環された体液が、その循環回路中にあ
る貯液チヤンバー内の体液に落下する際に生じる
気泡の発生を防止し、体内への気泡侵入による人
体への危害をなくし、さらに体液循環時における
体液の流れの停止を確認できる貯液チヤンバーお
よびそれを備えた体外循環体液回路装置を提供す
ることにある。
て、体外循環された体液が、その循環回路中にあ
る貯液チヤンバー内の体液に落下する際に生じる
気泡の発生を防止し、体内への気泡侵入による人
体への危害をなくし、さらに体液循環時における
体液の流れの停止を確認できる貯液チヤンバーお
よびそれを備えた体外循環体液回路装置を提供す
ることにある。
上記目的を達成するものは、上方に体液導入部
を備え、下方に体液導出部を備えた一定量の体液
を貯留する柱状の貯液チヤンバーにおいて、該体
液導入部は該チヤンバー内に開口し、該チヤンバ
ーの下方に延びかつ先端が自由端となつている中
空体であり、該中空体は、中空体先端に延びる中
空体内面が露出した部分を有し、さらに該中空体
の先端は前記チヤンバー内の体液面より下に位置
するものである貯液チヤンバーである。また、中
空体は、先端側が縮径していることが好ましい。
また、上記目的を達成するものは、一端に体液導
入口部、他端に体液導出口部を備えたチユーブ
と、該チユーブの途中に設けられ、上方に体液導
入部を備え、下方に体液導出部を備えた一定量の
体液を貯留する柱状の貯液チヤンバーであつて、
該体液導入部は該チヤンバー内に開口し、該チヤ
ンバーの下方に延びかつ先端が自由端となつてい
る中空体であり、該中空体は、中空体先端に延び
る中空体内面が露出した部分を有し、さらに該中
空体の先端は前記チヤンバー内の体液面より下に
位置する貯液チヤンバーと、該チヤンバーの上端
部に設けられた該チヤンバー内と導通する圧力モ
ニターラインとを備えた体外循環体液回路装置で
ある。
を備え、下方に体液導出部を備えた一定量の体液
を貯留する柱状の貯液チヤンバーにおいて、該体
液導入部は該チヤンバー内に開口し、該チヤンバ
ーの下方に延びかつ先端が自由端となつている中
空体であり、該中空体は、中空体先端に延びる中
空体内面が露出した部分を有し、さらに該中空体
の先端は前記チヤンバー内の体液面より下に位置
するものである貯液チヤンバーである。また、中
空体は、先端側が縮径していることが好ましい。
また、上記目的を達成するものは、一端に体液導
入口部、他端に体液導出口部を備えたチユーブ
と、該チユーブの途中に設けられ、上方に体液導
入部を備え、下方に体液導出部を備えた一定量の
体液を貯留する柱状の貯液チヤンバーであつて、
該体液導入部は該チヤンバー内に開口し、該チヤ
ンバーの下方に延びかつ先端が自由端となつてい
る中空体であり、該中空体は、中空体先端に延び
る中空体内面が露出した部分を有し、さらに該中
空体の先端は前記チヤンバー内の体液面より下に
位置する貯液チヤンバーと、該チヤンバーの上端
部に設けられた該チヤンバー内と導通する圧力モ
ニターラインとを備えた体外循環体液回路装置で
ある。
また、上記目的を達成するものは、一端に体液
導入口部、他端に体液導出口部を備えたチユーブ
と、該チユーブの途中に設けられ、上方に体液導
入部を備え、下方に体液導出部を備えた一定量の
体液を貯留する柱状の貯液チヤンバーであつて、
該体液導入部は該チヤンバー内に開口し、該チヤ
ンバーの下方に延びかつ先端が自由端となつてい
る中空体であり、該中空体は、中空体先端に延び
る中空体内面が露出した部分を有し、さらに該中
空体の先端は前記チヤンバー内の体液面より下に
位置する貯液チヤンバーと、該チヤンバーの上端
部に設けられた該チヤンバー内と導通する液面調
整ラインとを備えた体外循環体液回路装置であ
る。
導入口部、他端に体液導出口部を備えたチユーブ
と、該チユーブの途中に設けられ、上方に体液導
入部を備え、下方に体液導出部を備えた一定量の
体液を貯留する柱状の貯液チヤンバーであつて、
該体液導入部は該チヤンバー内に開口し、該チヤ
ンバーの下方に延びかつ先端が自由端となつてい
る中空体であり、該中空体は、中空体先端に延び
る中空体内面が露出した部分を有し、さらに該中
空体の先端は前記チヤンバー内の体液面より下に
位置する貯液チヤンバーと、該チヤンバーの上端
部に設けられた該チヤンバー内と導通する液面調
整ラインとを備えた体外循環体液回路装置であ
る。
本発明の具体的説明
以下、本発明の貯液チヤンバーを体外循環回路
装置に適用した実施例に基づいて具体的に説明す
る。
装置に適用した実施例に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は透析器を用いた場合の全体の血液回路
装置を示し、第2図は第1図の血液回路の一部で
ある静脈側貯血チヤンバーの拡大図である。第1
図において、腕1の血管(図示せず)がチユーブ
の血液導入部を介してポンプ2に接続され、該ポ
ンプ2はさらに貯血チヤンバー3aを介して透析
器4に接続され、動脈側回路を構成している。
装置を示し、第2図は第1図の血液回路の一部で
ある静脈側貯血チヤンバーの拡大図である。第1
図において、腕1の血管(図示せず)がチユーブ
の血液導入部を介してポンプ2に接続され、該ポ
ンプ2はさらに貯血チヤンバー3aを介して透析
器4に接続され、動脈側回路を構成している。
一方、前記透析器4はさらに貯血チヤンバー3
bに接続され、該貯血チヤンバー3bはチユーブ
の血液導出部を介して腕1の血管(図示せず)に
接続され、静脈側回路を構成している。前記動脈
側回路と静脈側回路が連結されて、体外循環血液
回路装置を構成する。
bに接続され、該貯血チヤンバー3bはチユーブ
の血液導出部を介して腕1の血管(図示せず)に
接続され、静脈側回路を構成している。前記動脈
側回路と静脈側回路が連結されて、体外循環血液
回路装置を構成する。
また、前記貯血チヤンバー3a,3bの各上端
部に貯血チヤンバー内の空気層5a,5bと導通
するように液面調整ライン6a,6b及び/また
は圧力モニターライン7a,7bが各々貯血チヤ
ンバー3a,3bの上端部に嵌着された各キヤツ
プ8a,8bに設けられている。
部に貯血チヤンバー内の空気層5a,5bと導通
するように液面調整ライン6a,6b及び/また
は圧力モニターライン7a,7bが各々貯血チヤ
ンバー3a,3bの上端部に嵌着された各キヤツ
プ8a,8bに設けられている。
さらに、前記血液回路装置の途中には、血液採
取もしくは薬液注入用のゴム管9と陰圧モニター
10が接続され、腕1とポンプ2の間のチユーブ
には、ヘパリン注入用ライン11が設けられてい
る。
取もしくは薬液注入用のゴム管9と陰圧モニター
10が接続され、腕1とポンプ2の間のチユーブ
には、ヘパリン注入用ライン11が設けられてい
る。
第2図においてはチユーブ12と導通し、血液
導入部を構成する中空体であり、かつ血液導入部
先端に延びる中空体内面が露出した部分を形成す
る縦型溝体13が、前記貯血チヤンバーの上端面
に嵌着されたキヤツプ8aに設けられている。そ
して、縦型溝体13は内壁面14を有しその先端
15は前記貯血チヤンバー内に貯留される血液面
16より下に位置している。また、前記貯血チヤ
ンバー3b内の下端側の血液導出部には、濾過網
支持体17が挿入され、該濾過網支持体17を囲
包する濾過網18と共に、貯血チヤンバーの末端
部でシールされている。
導入部を構成する中空体であり、かつ血液導入部
先端に延びる中空体内面が露出した部分を形成す
る縦型溝体13が、前記貯血チヤンバーの上端面
に嵌着されたキヤツプ8aに設けられている。そ
して、縦型溝体13は内壁面14を有しその先端
15は前記貯血チヤンバー内に貯留される血液面
16より下に位置している。また、前記貯血チヤ
ンバー3b内の下端側の血液導出部には、濾過網
支持体17が挿入され、該濾過網支持体17を囲
包する濾過網18と共に、貯血チヤンバーの末端
部でシールされている。
上述した構成において、まず滅菌された生理食
塩液によつてプライミング操作を施し、各貯血チ
ヤンバー内に前記生理食塩液を貯留する。
塩液によつてプライミング操作を施し、各貯血チ
ヤンバー内に前記生理食塩液を貯留する。
次に、患者の腕1から出た血液は、動脈側に設
置されたポンプ2によつて動脈側の貯血チヤンバ
ー3aに至り、ここで一定量の血液が貯留され
る。さらに貯血チヤンバー3aを出た血液は透析
器4によつて血液浄化され、浄化された血液は静
脈側回路に入り、再び一定量の血液を貯留する貯
血チヤンバー3bに至り、該貯血チヤンバー3b
を介して最後に体内へ戻る。
置されたポンプ2によつて動脈側の貯血チヤンバ
ー3aに至り、ここで一定量の血液が貯留され
る。さらに貯血チヤンバー3aを出た血液は透析
器4によつて血液浄化され、浄化された血液は静
脈側回路に入り、再び一定量の血液を貯留する貯
血チヤンバー3bに至り、該貯血チヤンバー3b
を介して最後に体内へ戻る。
この体外循環血液回路装置において血液が前記
貯血チヤンバーに入ると、まず縦型溝体13に導
入され、該縦型溝体13の内壁面14を下方に伝
わりつつ、血液面に流入する。該血液は、さらに
濾過網18を通過し、血液中の異物が除去され、
再び回路を流れる。
貯血チヤンバーに入ると、まず縦型溝体13に導
入され、該縦型溝体13の内壁面14を下方に伝
わりつつ、血液面に流入する。該血液は、さらに
濾過網18を通過し、血液中の異物が除去され、
再び回路を流れる。
すなわち、本実施例においては、貯血チヤンバ
ー内に縦型溝体を形成させ、該縦型溝体の先端を
貯血チヤンバーの血液面より下に位置するように
したので、液面付近の気泡を巻き込むことなく流
れ、液面下に気泡が発生しないようにしたもので
ある。
ー内に縦型溝体を形成させ、該縦型溝体の先端を
貯血チヤンバーの血液面より下に位置するように
したので、液面付近の気泡を巻き込むことなく流
れ、液面下に気泡が発生しないようにしたもので
ある。
従来の血液導入部には、チユーブ状のものを使
用した例があり、これはチユーブの内面に血液柱
を形成することにより該チユーブが赤色に染ま
り、血液の流れの停止を確認するのが困難であつ
た。
用した例があり、これはチユーブの内面に血液柱
を形成することにより該チユーブが赤色に染ま
り、血液の流れの停止を確認するのが困難であつ
た。
しかして、上述した本実施例での血液導入部
は、縦型の溝体にて形成されているため、血液の
流れを直接、目で確認することができる。
は、縦型の溝体にて形成されているため、血液の
流れを直接、目で確認することができる。
また、血液が停止した時には、即座に判断する
ことができる。
ことができる。
さらに、本実施例においては、チヤンバー内の
血液面より縦型溝体を形成する中空体の先端を下
に位置させたことにより、血液が溝体の内壁を伝
わりながら直接、血液面に流入し、空気層を落下
することがないため、血液層に気泡が発生するこ
とは全くない。
血液面より縦型溝体を形成する中空体の先端を下
に位置させたことにより、血液が溝体の内壁を伝
わりながら直接、血液面に流入し、空気層を落下
することがないため、血液層に気泡が発生するこ
とは全くない。
しかも、血液導入部が従来のチユーブ状のもの
でなく、溝体で形成されていることにより、血液
の流れを明らかに目で確認することができ、血液
が止まつた際、即座に判断することができる。
でなく、溝体で形成されていることにより、血液
の流れを明らかに目で確認することができ、血液
が止まつた際、即座に判断することができる。
縦型溝体の内径は、好ましくは2〜5mmであ
り、2mm未満だと、血液が溝体から溢れ出、5mm
を超えると、環流の際、溝を伝わらない可能性が
大きい。
り、2mm未満だと、血液が溝体から溢れ出、5mm
を超えると、環流の際、溝を伝わらない可能性が
大きい。
縦型溝体を形成する中空体の材質は、ポリ塩化
ビニル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、アクリル・ブタジエン・スチレンコ
ポリマー、アクリル・スチレンコポリマーポリス
チロールから適宜、選択することができる。
ビニル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、アクリル・ブタジエン・スチレンコ
ポリマー、アクリル・スチレンコポリマーポリス
チロールから適宜、選択することができる。
また、濾過網の材質としては、ポリエステル、
ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等を
使用し得る。
ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等を
使用し得る。
以上の通り、上記の説明においては透析器を使
用した体外循環回路装置について述べたが、本発
明に係る貯血チヤンバーおよびこれを備えた体外
循環回路装置は、これに限定されることなく、
種々の体外循環用の回路装置などに使用し得るも
のである。
用した体外循環回路装置について述べたが、本発
明に係る貯血チヤンバーおよびこれを備えた体外
循環回路装置は、これに限定されることなく、
種々の体外循環用の回路装置などに使用し得るも
のである。
本発明の具体的効果
上記した通り、本発明の貯液チヤンバーは、上
方に体液導入部を備え、下方に体液導入部を備え
た一定量の体液を貯留する柱状の貯液チヤンバー
において、該体液導入部は該チヤンバー内に開口
し、該チヤンバーの下方に延びかつ先端が自由端
となつている中空体であり、該中空体は、中空体
先端に延びる中空体内面が露出した部分を有し、
さらに該中空体の先端は前記チヤンバー内の体液
面より下に位置するものであるので、循環された
体液が、その循環体液回路装置中に設置された貯
液チヤンバー内に一定量貯留された体液層に流入
する際、貯液チヤンバー内の体液導入部に、下方
に延びた縦型溝体を形成する中空体を設けたこと
により、体液層内での気泡の発生を確実に防止す
ることができる。
方に体液導入部を備え、下方に体液導入部を備え
た一定量の体液を貯留する柱状の貯液チヤンバー
において、該体液導入部は該チヤンバー内に開口
し、該チヤンバーの下方に延びかつ先端が自由端
となつている中空体であり、該中空体は、中空体
先端に延びる中空体内面が露出した部分を有し、
さらに該中空体の先端は前記チヤンバー内の体液
面より下に位置するものであるので、循環された
体液が、その循環体液回路装置中に設置された貯
液チヤンバー内に一定量貯留された体液層に流入
する際、貯液チヤンバー内の体液導入部に、下方
に延びた縦型溝体を形成する中空体を設けたこと
により、体液層内での気泡の発生を確実に防止す
ることができる。
さらに、チヤンバー内の血液面より縦型溝体を
形成する中空体の先端を下に位置させたことによ
り、血液が溝体の内壁を伝わりながら直接、血液
面に流入し、空気層を落下することがないため、
血液層に気泡が発生することは全くない。
形成する中空体の先端を下に位置させたことによ
り、血液が溝体の内壁を伝わりながら直接、血液
面に流入し、空気層を落下することがないため、
血液層に気泡が発生することは全くない。
しかも、血液導入部が従来のチユーブ状のもの
でなく、溝体で形成されていることにより、血液
の流れを明らかに目で確認することができ、血液
が止まつた際、即座に判断することができる。
でなく、溝体で形成されていることにより、血液
の流れを明らかに目で確認することができ、血液
が止まつた際、即座に判断することができる。
従つて、循環体液と共に、気泡が患者の体内に
侵入するという事態が発生せず、患者の生命を安
全に維持するという大きな効果を奏するものであ
る。
侵入するという事態が発生せず、患者の生命を安
全に維持するという大きな効果を奏するものであ
る。
第1図は、血液回路装置全体の概略図、第2図
は、本発明の一実施例の貯液チヤンバーの一部破
断斜視図である。 1…腕、2…ポンプ、3a,3b…貯血チヤン
バー、4…透析器、5a,5b…空気層、6a,
6b…液面調整ライン、7a,7b…圧力モニタ
ーライン、8a,8b…キヤツプ、9…ゴム管、
10…陰圧モニター、11…ヘパリン注入用ライ
ン、12…チユーブ、13…縦型溝体、14…縦
型溝体の内壁面、15…縦型溝体の下部先端、1
6…血液面、17…濾過網支持体、18…濾過
網。
は、本発明の一実施例の貯液チヤンバーの一部破
断斜視図である。 1…腕、2…ポンプ、3a,3b…貯血チヤン
バー、4…透析器、5a,5b…空気層、6a,
6b…液面調整ライン、7a,7b…圧力モニタ
ーライン、8a,8b…キヤツプ、9…ゴム管、
10…陰圧モニター、11…ヘパリン注入用ライ
ン、12…チユーブ、13…縦型溝体、14…縦
型溝体の内壁面、15…縦型溝体の下部先端、1
6…血液面、17…濾過網支持体、18…濾過
網。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上方に体液導入部を備え、下方に体液導出部
を備えた一定量の体液を貯留する柱状の貯液チヤ
ンバーにおいて、該体液導入部は該チヤンバー内
に開口し、該チヤンバーの下方に延びかつ先端が
自由端となつている中空体であり、該中空体は、
中空体先端に延びる中空体内面が露出した部分を
有し、さらに該中空体の先端は前記チヤンバー内
の体液面より下に位置するものであることを特徴
とする貯液チヤンバー。 2 前記中空体は、先端側が縮径している特許請
求の範囲第1項に記載の貯液チヤンバー。 3 一端に体液導入口部、他端に体液導出口部を
備えたチユーブと、該チユーブの途中に設けら
れ、上方に体液導入部を備え、下方に体液導出部
を備えた一定量の体液を貯留する柱状の貯液チヤ
ンバーであつて、該体液導入部は該チヤンバー内
に開口し、該チヤンバーの下方に延びかつ先端が
自由端となつている中空体であり、該中空体は、
中空体先端に延びる中空体内面が露出した部分を
有し、さらに該中空体の先端は前記チヤンバー内
の体液面より下に位置する貯液チヤンバーと、該
チヤンバーの上端部に設けられた該チヤンバー内
と導通する圧力モニターラインとを備えたことを
特徴とする体外循環体液回路装置。 4 前記チヤンバーの中空体は、先端側が縮径し
ている特許請求の範囲第3項に記載の体外循環体
液回路装置。 5 一端に体液導入口部、他端に体液導出口部を
備えたチユーブと、該チユーブの途中に設けら
れ、上方に体液導入部を備え、下方に体液導出部
を備えた一定量の体液を貯留する柱状の貯液チヤ
ンバーであつて、該体液導入部は該チヤンバー内
に開口し、該チヤンバーの下方に延びかつ先端が
自由端となつている中空体であり、該中空体は、
中空体先端に延びる中空体内面が露出した部分を
有し、さらに該中空体の先端は前記チヤンバー内
の体液面より下に位置する貯液チヤンバーと、該
チヤンバーの上端部に設けられた該チヤンバー内
と導通する液面調整ラインとを備えたことを特徴
とする体外循環体液回路装置。 6 前記チヤンバーの中空体は、先端側が縮径し
ている特許請求の範囲第5項に記載の体外循環体
液回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15788079A JPS5680256A (en) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | Body outside circulating body fluid circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15788079A JPS5680256A (en) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | Body outside circulating body fluid circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5680256A JPS5680256A (en) | 1981-07-01 |
JPS632627B2 true JPS632627B2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=15659423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15788079A Granted JPS5680256A (en) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | Body outside circulating body fluid circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5680256A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585444U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-13 | 株式会社クラレ | 体液処理回路 |
JPS5961734A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | Toray Ind Inc | 流体圧測定装置 |
JPH0644435Y2 (ja) * | 1990-01-30 | 1994-11-16 | 川澄化学工業株式会社 | 体外循環回路 |
JPH0644434Y2 (ja) * | 1990-01-30 | 1994-11-16 | 川澄化学工業株式会社 | 医療用ドリップチャンバー |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359297A (en) * | 1976-11-09 | 1978-05-27 | Terumo Corp | Flowmeter for external circulating blood circuit |
JPS5397292A (en) * | 1977-02-04 | 1978-08-25 | Marushiyou Sangiyou Kk | Blood filter |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5614828Y2 (ja) * | 1977-07-19 | 1981-04-08 |
-
1979
- 1979-12-05 JP JP15788079A patent/JPS5680256A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359297A (en) * | 1976-11-09 | 1978-05-27 | Terumo Corp | Flowmeter for external circulating blood circuit |
JPS5397292A (en) * | 1977-02-04 | 1978-08-25 | Marushiyou Sangiyou Kk | Blood filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5680256A (en) | 1981-07-01 |
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