JPS63247025A - 金属円筒と繊維強化プラスチツク円筒の継手構造 - Google Patents
金属円筒と繊維強化プラスチツク円筒の継手構造Info
- Publication number
- JPS63247025A JPS63247025A JP8360087A JP8360087A JPS63247025A JP S63247025 A JPS63247025 A JP S63247025A JP 8360087 A JP8360087 A JP 8360087A JP 8360087 A JP8360087 A JP 8360087A JP S63247025 A JPS63247025 A JP S63247025A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- reinforced plastic
- section
- frp
- ring
- Prior art date
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- Pending
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、金属円筒と繊維強化プラスチック(以下、
FRPという)円筒の継手構造に関するものである。
FRPという)円筒の継手構造に関するものである。
従来、FRP円筒1の軽量化を図るために、FRPの内
筒2と外筒3との間に比重の小さな浮力体4を挟んだ構
造のものがある。
筒2と外筒3との間に比重の小さな浮力体4を挟んだ構
造のものがある。
このようなFRP円筒1に金属円筒5を接続する場合、
両者をボルトしめ等によって接続すると、FRPの繊維
が切断されることから、FRPの強度がいちじるしく低
下する。
両者をボルトしめ等によって接続すると、FRPの繊維
が切断されることから、FRPの強度がいちじるしく低
下する。
このため、従来、FRP円筒1と金属円筒5を接続する
場合、次のような継手構造が採用されている。
場合、次のような継手構造が採用されている。
即ち、第2図及び第3図に示すように、金属円筒5の端
部の内周面と外周面を削って突起部6を形成し、FRP
円筒1の端面に断面コ字形の溝部7を形成し、かつこの
溝部7内面に断面コ字形のFRPリング8を接着し、こ
のFRPリング8内に上記金属円筒5の突起部6を嵌め
、この突起部6の外面をFRPリング8の内面に接着し
ている。
部の内周面と外周面を削って突起部6を形成し、FRP
円筒1の端面に断面コ字形の溝部7を形成し、かつこの
溝部7内面に断面コ字形のFRPリング8を接着し、こ
のFRPリング8内に上記金属円筒5の突起部6を嵌め
、この突起部6の外面をFRPリング8の内面に接着し
ている。
ところで、金属とFRPのような異種物質との接合は、
金属の表面状態により接合強度がばらつき、また、FR
P同志の接合に比べせん断力強度が弱い。
金属の表面状態により接合強度がばらつき、また、FR
P同志の接合に比べせん断力強度が弱い。
このため、上記のような継手構造を用いたFRPの円筒
容器に衝撃等により曲げモーメントが作用した場合、円
筒の軸に対して直角方向の外力が作用し、金属円筒5の
突起部6の外面とF RP IJソングの内面との接着
部分かせん断力によって剥がれて金属円筒5の突起部6
がFRPリング8の内面から抜出し、金属円筒5とFR
P円筒1とが分離するおそれがある。
容器に衝撃等により曲げモーメントが作用した場合、円
筒の軸に対して直角方向の外力が作用し、金属円筒5の
突起部6の外面とF RP IJソングの内面との接着
部分かせん断力によって剥がれて金属円筒5の突起部6
がFRPリング8の内面から抜出し、金属円筒5とFR
P円筒1とが分離するおそれがある。
そこで、この発明は、金属円筒5とFRP円筒1の接合
強度を増大させようとするものである。
強度を増大させようとするものである。
この発明は、上記の問題点を解決するために、第1図に
示すように、上記突起部6の内周面および外周面にそれ
ぞれ凹部9を形成し、この四部9内に熱可塑性樹脂を用
いた繊維強化プラスチックリング10を嵌め、さらにそ
の外側に熱可塑性樹脂を用いた断面コ字形の繊維強化プ
ラスチックリング8を被せ、この断面コ字形の繊維強化
プラスチックリング8と上記繊維強化プラスチックリン
グ10とを上記突起部6に加熱一体化し、この突起部6
を上記繊維強化プラスチック円筒1の溝部7に嵌め、上
記突起部6外周に一体化した繊維強化プラスチックリン
グ8の外面を上記溝部7内周に接着したのである。
示すように、上記突起部6の内周面および外周面にそれ
ぞれ凹部9を形成し、この四部9内に熱可塑性樹脂を用
いた繊維強化プラスチックリング10を嵌め、さらにそ
の外側に熱可塑性樹脂を用いた断面コ字形の繊維強化プ
ラスチックリング8を被せ、この断面コ字形の繊維強化
プラスチックリング8と上記繊維強化プラスチックリン
グ10とを上記突起部6に加熱一体化し、この突起部6
を上記繊維強化プラスチック円筒1の溝部7に嵌め、上
記突起部6外周に一体化した繊維強化プラスチックリン
グ8の外面を上記溝部7内周に接着したのである。
上記のように構成された継手構造では、金属円筒5の突
起部6の外面にF RP IJソング0.8が一体的に
接着されているため、金属円筒5とFRP円筒1との接
着がFRP相互間で行なわれることになり、接合部強度
が大きくなる。
起部6の外面にF RP IJソング0.8が一体的に
接着されているため、金属円筒5とFRP円筒1との接
着がFRP相互間で行なわれることになり、接合部強度
が大きくなる。
上記のように、この発明の継手構造によると、金属円筒
5とFRP円筒1との接合部が互いにFRPによって構
成されるため、両者の接合強度が大きい。
5とFRP円筒1との接合部が互いにFRPによって構
成されるため、両者の接合強度が大きい。
このため、この発明の継手構造によって接続した金属円
筒5とFRP円筒1は大きな曲げモーメントに耐えると
いう効果があり、例えば、第4図に示すように、FRP
円筒1の両側にそれぞれ金属円筒5を接続して3点曲げ
試験を実施したところ、この発明の継手構造によって接
続したものは、従来の継手構造によって接続したものに
比し、下表に示す如く約2倍の曲げ強度があった。
筒5とFRP円筒1は大きな曲げモーメントに耐えると
いう効果があり、例えば、第4図に示すように、FRP
円筒1の両側にそれぞれ金属円筒5を接続して3点曲げ
試験を実施したところ、この発明の継手構造によって接
続したものは、従来の継手構造によって接続したものに
比し、下表に示す如く約2倍の曲げ強度があった。
したがって、この発明の継手構造を用いることにより、
金属円筒とFRP円筒との接合強度が増加するので、従
来の継手構造では使用できなかったより厳しい使用条件
が要求される分野への適用が可能となる。
金属円筒とFRP円筒との接合強度が増加するので、従
来の継手構造では使用できなかったより厳しい使用条件
が要求される分野への適用が可能となる。
第1図はこの発明に係る金属円筒と繊維強化プラスチッ
ク円筒の継手構造の部分拡大断面図、第2図は従来例の
継手構造を示す断面図、第3図は第2図の部分拡大断面
図、第4図は継手強度試験方法を示す概略図である。
ク円筒の継手構造の部分拡大断面図、第2図は従来例の
継手構造を示す断面図、第3図は第2図の部分拡大断面
図、第4図は継手強度試験方法を示す概略図である。
Claims (1)
- 金属円筒5の端部の内周面と外周面を削って突起部6を
形成し、繊維強化プラスチック円筒1の端面に断面コ字
形の溝部7を形成し、上記突起部6を上記溝部7に嵌め
、上記突起部6の外面を上記溝部7内面に接着してなる
金属円筒と繊維強化プラスチック円筒の継手構造におい
て、上記突起部6の内周面及び外周面にそれぞれ凹部9
を形成し、この凹部9内に熱可塑性樹脂を用いた繊維強
化プラスチックリング10を嵌め、さらにその外側に熱
可塑性樹脂を用いた断面コ字形の繊維強化プラスチック
リング8を被せ、この断面コ字形の繊維強化プラスチッ
クリング8と上記繊維強化プラスチックリング10とを
上記突起部6に加熱一体化し、この突起部6を上記繊維
強化プラスチック円筒1の溝部7に嵌め、上記突起部6
外周に一体化した繊維強化プラスチックリング8の外面
を上記溝部7内面に接着したことを特徴とする金属円筒
と繊維強化プラスチック円筒の継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8360087A JPS63247025A (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 金属円筒と繊維強化プラスチツク円筒の継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8360087A JPS63247025A (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 金属円筒と繊維強化プラスチツク円筒の継手構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63247025A true JPS63247025A (ja) | 1988-10-13 |
Family
ID=13806976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8360087A Pending JPS63247025A (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 金属円筒と繊維強化プラスチツク円筒の継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63247025A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103381658A (zh) * | 2012-03-06 | 2013-11-06 | 富士重工业株式会社 | 纤维强化树脂与金属的接合构造及接合方法 |
-
1987
- 1987-04-02 JP JP8360087A patent/JPS63247025A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103381658A (zh) * | 2012-03-06 | 2013-11-06 | 富士重工业株式会社 | 纤维强化树脂与金属的接合构造及接合方法 |
CN103381658B (zh) * | 2012-03-06 | 2015-11-18 | 富士重工业株式会社 | 纤维强化树脂与金属的接合构造及接合方法 |
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