JPS63242632A - 組立て包装箱の製造方法 - Google Patents
組立て包装箱の製造方法Info
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- JPS63242632A JPS63242632A JP62075983A JP7598387A JPS63242632A JP S63242632 A JPS63242632 A JP S63242632A JP 62075983 A JP62075983 A JP 62075983A JP 7598387 A JP7598387 A JP 7598387A JP S63242632 A JPS63242632 A JP S63242632A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、板紙の片面側に発泡合成樹脂シートを積層し
た複合シートを用いて箱を組立てたとき、三重になって
接合する側板片と折込み片の相対向した重合部分の発泡
合成樹脂シート層を他の部分の発泡合成樹脂シート層よ
り薄く形成することができる組立て包装箱の製造方法に
関する。
た複合シートを用いて箱を組立てたとき、三重になって
接合する側板片と折込み片の相対向した重合部分の発泡
合成樹脂シート層を他の部分の発泡合成樹脂シート層よ
り薄く形成することができる組立て包装箱の製造方法に
関する。
板紙の片面側に発泡合成樹脂シートが積層されている複
合シートを用い、発泡合成樹脂シート側に設けた膨出部
の内面と板紙との間に空気室を形成し、この複合シート
をヒンジ部により折曲げて箱状に組立てることができる
組立て箱は従来公知(−例として、実開昭59−155
972号公報。 特開昭60−242040号公報を参照)である。
合シートを用い、発泡合成樹脂シート側に設けた膨出部
の内面と板紙との間に空気室を形成し、この複合シート
をヒンジ部により折曲げて箱状に組立てることができる
組立て箱は従来公知(−例として、実開昭59−155
972号公報。 特開昭60−242040号公報を参照)である。
上記公知の組立て箱は、隣り合った側板片の一方の側板
片に折込み片を連設し、複合シートを箱状に組立てたと
きに折込み片が他方の側板片上に内接して折込まれるよ
うに構成されており、組立てられた箱の各自(コーナー
)部は強度が弱く、保形性や断熱性に欠けている。 そこで1本発明者は上記公知のものと同様な複合シート
を用い、箱を組立てたときに各角部が三重になって接合
し、また、箱の内面となる総ての部分に空気室を形成で
きる膨出部を設けて、強度及び断熱性の優れた組立て箱
を開発した。 この開発された組立て包装箱は、第7図
及び第8図に示すごとく四角形である底板1の各辺に側
板片2〜5が、これら側板片のうちの相対向した一方の
組の側板片2,4にはその上側辺に相対向した先端部側
が互いに重ね合いできる大きさに形成された蓋板片6,
7が、また相対向した他方の組の側板片3,5にはその
上側辺に上面折込み片8,9がそれぞれヒンジ部10,
11.12を介して連設されている一方、隣り合った側
板片2と3.3と4.4と5及び5と2の側辺間に二つ
折り自在であるである内側折込み片13〜16がヒンジ
部17を介して連設されているシート材aを、板紙すの
片面側に接着剤層dを介して発泡合成樹脂シートCが積
層された複合材により形成し、このシート材aの底板1
を含めた各構成片上には、内側折込み片13〜16が二
つ折りされて重合する側板片2,4の部分2a、4a及
び該部分2a、4aと接合する内側折込み片13〜16
の片側部分13a〜16aを除いて、発泡合成樹脂シー
トC側を膨出させて形成した膨出部18をそれぞれ設け
、これら膨出部18の内面と板紙aとの間に空気室19
を形成した構造である。 この組立て包装箱を各ヒンジ部10〜12及び17によ
って折曲げて箱状に組立てると、内側折込み片13〜1
6が二つ折りされて隣り合った側板片のうちの一方の側
板片2.4上に重合し、その重合部分、即ち箱の各角部
は三重となる(第9図参照)、 このように重合部分
が三重になると、シート材aは複合構造であるから重合
部分が嵩張って折曲げにくく、しかも、箱の形状が損な
われて商品価値が低下するという問題のあることが判っ
た。
片に折込み片を連設し、複合シートを箱状に組立てたと
きに折込み片が他方の側板片上に内接して折込まれるよ
うに構成されており、組立てられた箱の各自(コーナー
)部は強度が弱く、保形性や断熱性に欠けている。 そこで1本発明者は上記公知のものと同様な複合シート
を用い、箱を組立てたときに各角部が三重になって接合
し、また、箱の内面となる総ての部分に空気室を形成で
きる膨出部を設けて、強度及び断熱性の優れた組立て箱
を開発した。 この開発された組立て包装箱は、第7図
及び第8図に示すごとく四角形である底板1の各辺に側
板片2〜5が、これら側板片のうちの相対向した一方の
組の側板片2,4にはその上側辺に相対向した先端部側
が互いに重ね合いできる大きさに形成された蓋板片6,
7が、また相対向した他方の組の側板片3,5にはその
上側辺に上面折込み片8,9がそれぞれヒンジ部10,
11.12を介して連設されている一方、隣り合った側
板片2と3.3と4.4と5及び5と2の側辺間に二つ
折り自在であるである内側折込み片13〜16がヒンジ
部17を介して連設されているシート材aを、板紙すの
片面側に接着剤層dを介して発泡合成樹脂シートCが積
層された複合材により形成し、このシート材aの底板1
を含めた各構成片上には、内側折込み片13〜16が二
つ折りされて重合する側板片2,4の部分2a、4a及
び該部分2a、4aと接合する内側折込み片13〜16
の片側部分13a〜16aを除いて、発泡合成樹脂シー
トC側を膨出させて形成した膨出部18をそれぞれ設け
、これら膨出部18の内面と板紙aとの間に空気室19
を形成した構造である。 この組立て包装箱を各ヒンジ部10〜12及び17によ
って折曲げて箱状に組立てると、内側折込み片13〜1
6が二つ折りされて隣り合った側板片のうちの一方の側
板片2.4上に重合し、その重合部分、即ち箱の各角部
は三重となる(第9図参照)、 このように重合部分
が三重になると、シート材aは複合構造であるから重合
部分が嵩張って折曲げにくく、しかも、箱の形状が損な
われて商品価値が低下するという問題のあることが判っ
た。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、その
目的は板紙の片面側に発泡合成樹脂シートが積層され、
発泡合成樹脂シート側に設けた膨出部の内面と板紙との
間に空気室を形成したシート材を用い、このシート材を
折曲げて箱状に組立てたときに、三重の状態で重なり合
う箱の角部分の相対向した重合部分の発泡合成樹脂シー
ト層を他の部分の発泡合成樹脂シート層より薄く形成し
、箱を組立てるときの折曲げ操作が容易にできることは
勿論のこと、保形性や断熱性等に優れた組立て包装箱の
製造方法を提供することある。 しかして、本発明の上記目的は片面側に接着剤層を有す
る発泡合成樹脂シート上には、箱の組立に必要である底
板、この底板の各辺に連設された側板片、これら側板片
の隣り合った側板片間に連設された折込み片等の部材に
相当する部分に対応させて、真空成形法を用いて膨出部
をそれぞれ形成し、この膨出部の成形段階で上記発泡合
成樹脂シートの接着剤層側に板紙を積層して、上記各膨
出部の内面と板紙との間に空気室を設けたシート材を形
成する段階で、該シート材が成形後に裁断されて得られ
た箱の成形生地を箱状に組立てたときに、上記折込み片
が二つ折りされて隣り合った側板片の一方の側板片と重
なり合う部分に存在する発泡合成樹脂シート層を加熱圧
縮し、該部分の発泡合成樹脂シート層を他の部分の発泡
合成樹脂シート層より薄く形成するようにした組立て包
装箱の製造方法により達成される。
目的は板紙の片面側に発泡合成樹脂シートが積層され、
発泡合成樹脂シート側に設けた膨出部の内面と板紙との
間に空気室を形成したシート材を用い、このシート材を
折曲げて箱状に組立てたときに、三重の状態で重なり合
う箱の角部分の相対向した重合部分の発泡合成樹脂シー
ト層を他の部分の発泡合成樹脂シート層より薄く形成し
、箱を組立てるときの折曲げ操作が容易にできることは
勿論のこと、保形性や断熱性等に優れた組立て包装箱の
製造方法を提供することある。 しかして、本発明の上記目的は片面側に接着剤層を有す
る発泡合成樹脂シート上には、箱の組立に必要である底
板、この底板の各辺に連設された側板片、これら側板片
の隣り合った側板片間に連設された折込み片等の部材に
相当する部分に対応させて、真空成形法を用いて膨出部
をそれぞれ形成し、この膨出部の成形段階で上記発泡合
成樹脂シートの接着剤層側に板紙を積層して、上記各膨
出部の内面と板紙との間に空気室を設けたシート材を形
成する段階で、該シート材が成形後に裁断されて得られ
た箱の成形生地を箱状に組立てたときに、上記折込み片
が二つ折りされて隣り合った側板片の一方の側板片と重
なり合う部分に存在する発泡合成樹脂シート層を加熱圧
縮し、該部分の発泡合成樹脂シート層を他の部分の発泡
合成樹脂シート層より薄く形成するようにした組立て包
装箱の製造方法により達成される。
本発明製造方法に用いるシート材aは、第8図に示す如
く接着剤層dを介して板紙すの片面側に発泡合成樹脂シ
ートCを積層した複合構造である。 このシート材aを形成するに先立って、第1図に示す如
く箱の組立てに必要である底板21、この底板21の各
辺に連設された側板片22〜25、これら側板片22〜
25のうちの隣り合った側板片間にそれぞれ連設された
折込み片(内側折込み片)26〜29等の部材に相当す
る部分に対応させて、接着剤層dが積層されている発泡
合成樹脂シートC上に真空成形法を用いて膨出部31を
設ける段階で、上記折込み片26〜29が二つ折りされ
て隣り合った側板片のうちの一方の側板片と重なり合う
部分31aを加熱圧縮し、この成形時に発泡合成樹脂シ
ートCと板紙すを積層状態に接着して、上記各膨出部3
1の内面と板紙すとの間に空気室32(第8図参照)を
形成する6 次いで、上記のように形成されたシート材
aを冷却し。 このシート材a上には、底板21と各側板片22〜25
との間及び各側板片22〜25と各折込み片26〜29
との間に相当する部分に、後述する刃を用いてヒンジ部
33.34となる切込みを設ける一方、該シート材aを
裁断して、上記折込み片26〜29が二つ折りされて隣
り合った一方の側板片22.24と重合する部分に存在
する発泡合成樹脂シートM22 a 、 24 a 、
26 a 〜29aを他の部分の発泡合成樹脂シート
層より2〜3閣程度薄く形成した箱の展開形状である成
形生地50を製造する(第2図参照)、 なお、第2図
には相対向した一方の組の側板片22.24にヒンジ部
35を介して蓋板片36.37がまた相対向した他方の
組の側板片23,25にヒンジ部38を介して上面折込
み片39.41がそれぞれ連設されている箱の成形生地
50が示されている。 図中、42は折込み片26〜29の二つ折り部分に設け
た折り目である。 以上説明の製造方法において1箱の成形生地50(即ち
組立て包装箱)を連続的に製造するには。 第3図に示す如く接着剤層dが予め積層されている発泡
合成樹脂シートCの進行通路上に臨ませて、手前側(図
上左側)から加熱室61.真空成形上金型62と下金型
63、冷却室64及び裁断室65を順次設置した製造装
置が用いられる。 この製造装置によれば、接着剤層d
を下側にして進行する発泡合成樹脂シートCは加熱室6
1を通過するときに加熱溶融し1次いで、真空成形上金
型62によって発泡合成樹脂シートC上には前述した状
態で膨出部31が賦形され、この成形時の段階で下金型
63を上昇させ、該下金型63上に積層されている板紙
すを1枚づつ接着剤層dを介して発泡合成樹脂シートC
に接着し、膨出部31の内面と板紙すとの間に空気室3
2を形成すると共に。 発泡合成樹脂シートC層の一部が加熱圧縮されている複
合構造のシート材aを形成する。 次に、シート材aは
冷却室64を通って裁断室65に送られる。 この裁断
室65には、進行してきたシート材aを支持する受台6
6と該受台上に臨んで昇降自在な抑圧盤67を設け、ま
た、抑圧盤67には上記シート材a上にヒンジ部を設け
るための罫線(ヒンジ)刃67a(第5図参照)及びシ
ート材aを箱の展開形状に裁断するための抜き刃(図示
せず)を設けてあり、受台66上にシート材aが進行し
てきた時点で抑圧盤67を下降させると、シート材aを
所定の形状に裁断して箱の成形生地50を製造できる。 しかして、前述した真空成形上金型62は、第4図に示
す如く膨出部31を賦形するための凹部62aと発泡合
成樹脂シートC層の一部を加熱圧縮するための加熱盤6
2bを備えており、加熱盤62bは真空成形上金型62
の下面より若干(1〜3閣程度)突出し、下金型63が
上昇して該下金型63上に積層されている板紙すが発泡
合成樹脂シートCと接着するときに、加熱盤62bによ
って発泡合成樹脂シートC層を部分的に加熱圧縮し、該
部分(第2図に示す発泡合成樹脂シート層22a、24
a、26a〜29a)の発泡合成樹脂シートC層の発泡
セルを押しつぶして、その圧縮部分を他の部分の発泡合
成樹脂シートC層より薄く形成する。
く接着剤層dを介して板紙すの片面側に発泡合成樹脂シ
ートCを積層した複合構造である。 このシート材aを形成するに先立って、第1図に示す如
く箱の組立てに必要である底板21、この底板21の各
辺に連設された側板片22〜25、これら側板片22〜
25のうちの隣り合った側板片間にそれぞれ連設された
折込み片(内側折込み片)26〜29等の部材に相当す
る部分に対応させて、接着剤層dが積層されている発泡
合成樹脂シートC上に真空成形法を用いて膨出部31を
設ける段階で、上記折込み片26〜29が二つ折りされ
て隣り合った側板片のうちの一方の側板片と重なり合う
部分31aを加熱圧縮し、この成形時に発泡合成樹脂シ
ートCと板紙すを積層状態に接着して、上記各膨出部3
1の内面と板紙すとの間に空気室32(第8図参照)を
形成する6 次いで、上記のように形成されたシート材
aを冷却し。 このシート材a上には、底板21と各側板片22〜25
との間及び各側板片22〜25と各折込み片26〜29
との間に相当する部分に、後述する刃を用いてヒンジ部
33.34となる切込みを設ける一方、該シート材aを
裁断して、上記折込み片26〜29が二つ折りされて隣
り合った一方の側板片22.24と重合する部分に存在
する発泡合成樹脂シートM22 a 、 24 a 、
26 a 〜29aを他の部分の発泡合成樹脂シート
層より2〜3閣程度薄く形成した箱の展開形状である成
形生地50を製造する(第2図参照)、 なお、第2図
には相対向した一方の組の側板片22.24にヒンジ部
35を介して蓋板片36.37がまた相対向した他方の
組の側板片23,25にヒンジ部38を介して上面折込
み片39.41がそれぞれ連設されている箱の成形生地
50が示されている。 図中、42は折込み片26〜29の二つ折り部分に設け
た折り目である。 以上説明の製造方法において1箱の成形生地50(即ち
組立て包装箱)を連続的に製造するには。 第3図に示す如く接着剤層dが予め積層されている発泡
合成樹脂シートCの進行通路上に臨ませて、手前側(図
上左側)から加熱室61.真空成形上金型62と下金型
63、冷却室64及び裁断室65を順次設置した製造装
置が用いられる。 この製造装置によれば、接着剤層d
を下側にして進行する発泡合成樹脂シートCは加熱室6
1を通過するときに加熱溶融し1次いで、真空成形上金
型62によって発泡合成樹脂シートC上には前述した状
態で膨出部31が賦形され、この成形時の段階で下金型
63を上昇させ、該下金型63上に積層されている板紙
すを1枚づつ接着剤層dを介して発泡合成樹脂シートC
に接着し、膨出部31の内面と板紙すとの間に空気室3
2を形成すると共に。 発泡合成樹脂シートC層の一部が加熱圧縮されている複
合構造のシート材aを形成する。 次に、シート材aは
冷却室64を通って裁断室65に送られる。 この裁断
室65には、進行してきたシート材aを支持する受台6
6と該受台上に臨んで昇降自在な抑圧盤67を設け、ま
た、抑圧盤67には上記シート材a上にヒンジ部を設け
るための罫線(ヒンジ)刃67a(第5図参照)及びシ
ート材aを箱の展開形状に裁断するための抜き刃(図示
せず)を設けてあり、受台66上にシート材aが進行し
てきた時点で抑圧盤67を下降させると、シート材aを
所定の形状に裁断して箱の成形生地50を製造できる。 しかして、前述した真空成形上金型62は、第4図に示
す如く膨出部31を賦形するための凹部62aと発泡合
成樹脂シートC層の一部を加熱圧縮するための加熱盤6
2bを備えており、加熱盤62bは真空成形上金型62
の下面より若干(1〜3閣程度)突出し、下金型63が
上昇して該下金型63上に積層されている板紙すが発泡
合成樹脂シートCと接着するときに、加熱盤62bによ
って発泡合成樹脂シートC層を部分的に加熱圧縮し、該
部分(第2図に示す発泡合成樹脂シート層22a、24
a、26a〜29a)の発泡合成樹脂シートC層の発泡
セルを押しつぶして、その圧縮部分を他の部分の発泡合
成樹脂シートC層より薄く形成する。
本発明は上記の如くであって、箱の組立て時に三重とな
って形成される角部分の相対向した内側の接合面部に存
在する発泡合成樹脂シート層の部分を該発泡合成樹脂シ
ートの成形時に加熱圧縮し、その圧縮部分を他の部分よ
り薄く(第5図及び第6図参照)形成したので、折曲げ
が容易であることは勿論のこと、重なり合った角部分は
薄くなって良好に密接し、体裁よく組立てできる包装箱
が得られる。 また、発泡合成樹脂シート層を部分的に
薄くする作業は、複合構造のシート材を形成する段階で
同時に行なうことができる製造工程上の利点があり、保
形性や断熱性、耐荷重性等に優れた包装箱を合理的に製
造できる効果がある。
って形成される角部分の相対向した内側の接合面部に存
在する発泡合成樹脂シート層の部分を該発泡合成樹脂シ
ートの成形時に加熱圧縮し、その圧縮部分を他の部分よ
り薄く(第5図及び第6図参照)形成したので、折曲げ
が容易であることは勿論のこと、重なり合った角部分は
薄くなって良好に密接し、体裁よく組立てできる包装箱
が得られる。 また、発泡合成樹脂シート層を部分的に
薄くする作業は、複合構造のシート材を形成する段階で
同時に行なうことができる製造工程上の利点があり、保
形性や断熱性、耐荷重性等に優れた包装箱を合理的に製
造できる効果がある。
第1図は真空成形されたシート材の平面図、第2図は本
発明方法により製造された成形生地の平面図、第3図は
本発明方法の実施に用いる製造装置の略示的説明図、第
4図は真空成形上金型の部分断面図、第5図は裁断室の
部分拡大図で裁断状態を示す図、第6図は本発明方法に
より製造された組立て包装箱を組立てたときの要部(角
部分)断面図、第7図は本発明方法により製造された成
形生地の比較例である組立て包装箱の展開図、第8図は
第7図A−A線断面図、第9図は第7図に示す組立て包
装箱を組立てたときの要部(角部分)断面図である。 図中、21は底板、22〜25は側板片、26〜29は
折込み片、31は膨出部、31aは重なり合う部分、3
2は空気室、22a、24a、26a〜29aは薄く形
成された発泡合成樹脂シート層の部分、50は成形生地
、aはシート材、bは板紙、Cは発泡合成樹脂シート、
dは接着剤層である。
発明方法により製造された成形生地の平面図、第3図は
本発明方法の実施に用いる製造装置の略示的説明図、第
4図は真空成形上金型の部分断面図、第5図は裁断室の
部分拡大図で裁断状態を示す図、第6図は本発明方法に
より製造された組立て包装箱を組立てたときの要部(角
部分)断面図、第7図は本発明方法により製造された成
形生地の比較例である組立て包装箱の展開図、第8図は
第7図A−A線断面図、第9図は第7図に示す組立て包
装箱を組立てたときの要部(角部分)断面図である。 図中、21は底板、22〜25は側板片、26〜29は
折込み片、31は膨出部、31aは重なり合う部分、3
2は空気室、22a、24a、26a〜29aは薄く形
成された発泡合成樹脂シート層の部分、50は成形生地
、aはシート材、bは板紙、Cは発泡合成樹脂シート、
dは接着剤層である。
Claims (1)
- 片面側に接着剤層を有する発泡合成樹脂シート上には、
箱の組立に必要である底板、この底板の各辺に連設され
た側板片、これら側板片の隣り合った側板片間に連設さ
れた折込み片等の部材に相当する部分に対応させて、真
空成形法を用いて膨出部をそれぞれ形成し、この膨出部
の成形時に上記発泡合成樹脂シートの接着剤層側に板紙
を積層して、上記各膨出部の内面と板紙との間に空気室
を設けたシート材を形成する段階で、該シート材が成形
後に裁断されて得られた箱の成形生地を箱状に組立てた
ときに、上記折込み片が二つ折りされて隣り合った側板
片の一方の側板片と重なり合う部分に存在する発泡合成
樹脂シート層を加熱圧縮し、該部分の発泡合成樹脂シー
ト層を他の部分の発泡合成樹脂シート層より薄く形成す
ることを特徴とする組立て包装箱の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62075983A JPS63242632A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 組立て包装箱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62075983A JPS63242632A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 組立て包装箱の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63242632A true JPS63242632A (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=13592007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62075983A Pending JPS63242632A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 組立て包装箱の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63242632A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202882A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Rengo Co Ltd | 簡易組立式段ボール箱 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519154A (ja) * | 1974-07-12 | 1976-01-24 | Jingo Seto | |
JPS6213817U (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-27 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62075983A patent/JPS63242632A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519154A (ja) * | 1974-07-12 | 1976-01-24 | Jingo Seto | |
JPS6213817U (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-27 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202882A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Rengo Co Ltd | 簡易組立式段ボール箱 |
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