JPS63231882A - 密閉型蓄電池 - Google Patents
密閉型蓄電池Info
- Publication number
- JPS63231882A JPS63231882A JP62064738A JP6473887A JPS63231882A JP S63231882 A JPS63231882 A JP S63231882A JP 62064738 A JP62064738 A JP 62064738A JP 6473887 A JP6473887 A JP 6473887A JP S63231882 A JPS63231882 A JP S63231882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- gas
- phase reaction
- storage battery
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/42—Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
- H01M10/52—Removing gases inside the secondary cell, e.g. by absorption
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ビ1 産業上の利用分野
本発明は、ニッケルーカドミクムgt池、ニッケルー水
素蓄電池、鉛蓄電池等の電池の内部に気相反応触媒を設
置した液制限型の密閉型電池に関するものである。
素蓄電池、鉛蓄電池等の電池の内部に気相反応触媒を設
置した液制限型の密閉型電池に関するものである。
(ロ)従来の技術
ニッケルーカドミウム蓄電池、ニッケルー水素蓄電池、
鉛蓄電池等の密閉型電池は、充電時の副反応、過充電、
過放電及び電極活物質の自己放電等によって電池内で水
素ガス及び酸累ガスが発生するため1%池内のガス圧が
上昇して電池罐の膨張、破裂や電解液の漏洩等の障害が
生じ電池系の密閉化を困難としていた。このため一般に
この種蓄電池では電池に安全弁を配設して、電池内圧力
が一定圧以上になった際に安全弁を作動させて′電池の
内部から外部にガスを放出するようにしている。ところ
が安全弁が作動した際にはガスと共に電解液も電池外部
に放出されることがありこの放出された電解液によって
電2mの周囲に配した機器が損傷することがある。した
がって電池1内のガス圧を上昇させないことが実用上重
要である。
鉛蓄電池等の密閉型電池は、充電時の副反応、過充電、
過放電及び電極活物質の自己放電等によって電池内で水
素ガス及び酸累ガスが発生するため1%池内のガス圧が
上昇して電池罐の膨張、破裂や電解液の漏洩等の障害が
生じ電池系の密閉化を困難としていた。このため一般に
この種蓄電池では電池に安全弁を配設して、電池内圧力
が一定圧以上になった際に安全弁を作動させて′電池の
内部から外部にガスを放出するようにしている。ところ
が安全弁が作動した際にはガスと共に電解液も電池外部
に放出されることがありこの放出された電解液によって
電2mの周囲に配した機器が損傷することがある。した
がって電池1内のガス圧を上昇させないことが実用上重
要である。
現在、!池内のガス圧上昇対策としては、負極の容量を
正極の容量よυ大として、充電時に正極から先行してガ
スが発生するようにし、負極からの水素ガス発生を抑え
ると共に正極から発生する酸素ガスを負極で消費する機
構が一般的に用いられている。
正極の容量よυ大として、充電時に正極から先行してガ
スが発生するようにし、負極からの水素ガス発生を抑え
ると共に正極から発生する酸素ガスを負極で消費する機
構が一般的に用いられている。
しかしながら最近の電池の高エネルギー密度化に従い、
正極の容量が増加し正極と負極との容量比が非常に小さ
くなっておυ、充電末期などにおいて負極から水素ガス
が発生し易い傾向にある。
正極の容量が増加し正極と負極との容量比が非常に小さ
くなっておυ、充電末期などにおいて負極から水素ガス
が発生し易い傾向にある。
また、充電によって還元された負極活物質は自己放電に
より酸化し、このとき水素ガスを発生するが1発生した
水素ガスを正、負極間で消費することができないため、
電池内に蓄積して電池内圧力が上昇する。
より酸化し、このとき水素ガスを発生するが1発生した
水素ガスを正、負極間で消費することができないため、
電池内に蓄積して電池内圧力が上昇する。
これに対処するために特開昭58−85282号公報及
び特開昭58−85283号公報では。
び特開昭58−85283号公報では。
ガスイオン化触媒を正極に接続し、ガス発生電位を検出
することによシ充電を停止することが提案されている。
することによシ充電を停止することが提案されている。
しかし、この方法では電池の外部に電圧検出回路が別途
必要であるという欠点がある。
必要であるという欠点がある。
また特公昭56−5020号公報で示されるように、電
池内に気相反応触媒を設置すると、水素ガスと酸素ガス
を化学反応で水に戻すことが可能となシ、この方法によ
シミ圧検出回路などの外部回路なしで電池内のガス圧上
昇を抑えることが可能となる。ところが、気相反応触媒
は長期間の充放電サイクルで表面が電解液で濡れた状態
となり。
池内に気相反応触媒を設置すると、水素ガスと酸素ガス
を化学反応で水に戻すことが可能となシ、この方法によ
シミ圧検出回路などの外部回路なしで電池内のガス圧上
昇を抑えることが可能となる。ところが、気相反応触媒
は長期間の充放電サイクルで表面が電解液で濡れた状態
となり。
これによシ気相反応触媒とガスとの接触が妨げられるよ
うになって、ガス消費能力が徐々に低下するため、電池
内のガス圧上昇を充分に抑制することができなかった。
うになって、ガス消費能力が徐々に低下するため、電池
内のガス圧上昇を充分に抑制することができなかった。
(/1 発明が解決しようとする問題点本発明は前記問
題点に鑑みなされたものであって、密閉型蓄電池内部に
設置した気相反応触媒のガス消費能力の低下を防止し、
電池内のガス圧上昇を抑えようとするものである。
題点に鑑みなされたものであって、密閉型蓄電池内部に
設置した気相反応触媒のガス消費能力の低下を防止し、
電池内のガス圧上昇を抑えようとするものである。
に))問題点を解決するための手段
本発明の密閉型蓄電池は、カドミウム、水素吸蔵合金、
鉄あるいは鉛から選択された活物質よりなる負極と、ニ
ッケル、酸化銀あるいは酸化鉛から選択された活物質よ
りなる正極を収容してなる電池の内部に、平均孔径1μ
m以下のガス透過性の微孔を有する撥水性の耐アルカリ
性薄膜で被覆した気相反応触媒を設置したことを特徴と
するものである。
鉄あるいは鉛から選択された活物質よりなる負極と、ニ
ッケル、酸化銀あるいは酸化鉛から選択された活物質よ
りなる正極を収容してなる電池の内部に、平均孔径1μ
m以下のガス透過性の微孔を有する撥水性の耐アルカリ
性薄膜で被覆した気相反応触媒を設置したことを特徴と
するものである。
庫)作 用
気相反応触媒を被覆する耐アルカリ性薄膜として、平均
孔径1μm以下のガス透過性の微孔を有する撥水性のも
のを用いると、この薄膜の存狂によって電池内で電解液
と気相反応触媒とが直接接触することを阻止することが
でき、これによシ。
孔径1μm以下のガス透過性の微孔を有する撥水性のも
のを用いると、この薄膜の存狂によって電池内で電解液
と気相反応触媒とが直接接触することを阻止することが
でき、これによシ。
気相反応触媒が電解液に覆われて触媒の有効反応面積が
減少することを防止できる。
減少することを防止できる。
また、気相反応触媒は水素ガス及び酸素ガスに接触する
と化学反応によってこれらを水に戻すことができるが、
この反応は発熱反応であり生成した水は水蒸気となって
触媒を被覆する前記薄膜を通って外部に放出されるため
、気相反応触媒がこの化学反応によって生成する水で覆
われることもない。
と化学反応によってこれらを水に戻すことができるが、
この反応は発熱反応であり生成した水は水蒸気となって
触媒を被覆する前記薄膜を通って外部に放出されるため
、気相反応触媒がこの化学反応によって生成する水で覆
われることもない。
(へ)実施例
〔実施例1〕
先づ本発明に用いられる気相反応触媒についてg及する
。第1因は、この微孔性薄膜で被覆した気相反応触媒の
断面図である。(1)は気相反応触媒であシ、燃料電池
の電極と同様な方法で作製した。
。第1因は、この微孔性薄膜で被覆した気相反応触媒の
断面図である。(1)は気相反応触媒であシ、燃料電池
の電極と同様な方法で作製した。
すなわち、活性炭上にバラジクムを担持させ、これをポ
リテトラフルオロエチレン粉末と混合して熱処理するこ
とで、前記パラジウムを担持した活性炭上にポリテトラ
フルオロエチレンを結着させて防水処理を施した後、加
圧成型を行なって気相反応触媒(1]を作製した。(2
)は平均孔径1μm、膜厚0.20〜0.25μmのフ
ッ素系薄膜からなるガス透過性の微孔性薄膜であり、前
記気相反応触媒(1)をこの撥水性を有する耐アルカリ
性薄膜である微孔性薄膜(21に包み込みその周辺部を
熱溶着することによυ、気相反応触媒(1)を第1因に
示すように微孔性薄膜(2]で被覆しである。
リテトラフルオロエチレン粉末と混合して熱処理するこ
とで、前記パラジウムを担持した活性炭上にポリテトラ
フルオロエチレンを結着させて防水処理を施した後、加
圧成型を行なって気相反応触媒(1]を作製した。(2
)は平均孔径1μm、膜厚0.20〜0.25μmのフ
ッ素系薄膜からなるガス透過性の微孔性薄膜であり、前
記気相反応触媒(1)をこの撥水性を有する耐アルカリ
性薄膜である微孔性薄膜(21に包み込みその周辺部を
熱溶着することによυ、気相反応触媒(1)を第1因に
示すように微孔性薄膜(2]で被覆しである。
との微孔性薄膜で被覆した気相反応触媒を用いて1本発
明による密閉型ニッケルーカドミウム蓄電池Aを得た。
明による密閉型ニッケルーカドミウム蓄電池Aを得た。
第2図にその断面図を示す。
ここで(3)は公知の焼結式カドミウム負極、(4)は
公知の焼結式ニッケル正極であり、負極との間に介挿し
たセパレータ(5)と共に前記正、負掻を渦巻状に捲回
して電極体が構成される。この電極体を負極端子兼用電
池罐(6)に収容した後、アルカリ電解液を遊離の電解
液が存在しない程度注入し1次いで前記微孔性薄膜(2
)で被覆した気相反応触媒(1)を電極体上部に絶縁シ
ート(7)を介して設置し、しかる後前記電池罐(6)
の開口部に絶縁バッキング(8)を介して正極端子兼用
安全弁付封口蓋(9)を固定することにより密閉して、
公称容量1.5 p、 Hの密閉型ニッケルーカドミク
ム蓄電池を組み立てた。この電池を本発明電池Aとした
。
公知の焼結式ニッケル正極であり、負極との間に介挿し
たセパレータ(5)と共に前記正、負掻を渦巻状に捲回
して電極体が構成される。この電極体を負極端子兼用電
池罐(6)に収容した後、アルカリ電解液を遊離の電解
液が存在しない程度注入し1次いで前記微孔性薄膜(2
)で被覆した気相反応触媒(1)を電極体上部に絶縁シ
ート(7)を介して設置し、しかる後前記電池罐(6)
の開口部に絶縁バッキング(8)を介して正極端子兼用
安全弁付封口蓋(9)を固定することにより密閉して、
公称容量1.5 p、 Hの密閉型ニッケルーカドミク
ム蓄電池を組み立てた。この電池を本発明電池Aとした
。
また、前記気相反応触媒を被覆する微孔性薄膜を平均孔
径Q、4pmのフッ素系薄膜に代え、その他は同一の本
発明電池(B)、比較として前記微孔性薄膜を孔径5μ
mのフッ素系薄膜に代えて比較電池(C)、前記気相反
応触媒を何も被覆せずに用いて比較電池p1を夫々作製
した。
径Q、4pmのフッ素系薄膜に代え、その他は同一の本
発明電池(B)、比較として前記微孔性薄膜を孔径5μ
mのフッ素系薄膜に代えて比較電池(C)、前記気相反
応触媒を何も被覆せずに用いて比較電池p1を夫々作製
した。
第6図はこれら電池の充放電サイクルの経過に伴う電解
液の重量減少量を示した図面、第4図はこれら電池のサ
イクル特性比較図である。第6図から明らかなように、
気相反応触媒を被覆する微孔性薄膜の平均孔径が1μm
以下のものを使用した際にこの電解液城少鷲が少なく抑
えられている。
液の重量減少量を示した図面、第4図はこれら電池のサ
イクル特性比較図である。第6図から明らかなように、
気相反応触媒を被覆する微孔性薄膜の平均孔径が1μm
以下のものを使用した際にこの電解液城少鷲が少なく抑
えられている。
また、第4図から電池の放電容量の低下が第6図の電解
液散の減少と対応して生じていることがわかる。
液散の減少と対応して生じていることがわかる。
これは、前記微孔性薄膜に孔径の大きいものを用いるほ
ど電解液がこの微孔性薄膜を通して気相反応触媒に到達
し易いため、充放電サイクルの経過に伴って気相反応触
媒表面の電解液による濡れが広がるからと考えられる。
ど電解液がこの微孔性薄膜を通して気相反応触媒に到達
し易いため、充放電サイクルの経過に伴って気相反応触
媒表面の電解液による濡れが広がるからと考えられる。
このため気相反応触媒を何も被覆しないで用いた比較電
池IDIは勿論。
池IDIは勿論。
比較電池to+も、この電解液による濡れによって気相
反応触媒の反応面積が減少すると共にガス消費能力が低
下し、これにより電解液の減少及び電池内のガス圧上昇
が起こシ、ついには安全弁が作動してガスを電池の外部
に放出する。これに対して本発明電池[Al及びIB+
では孔径が1μm以下と非常に小さい微孔性薄膜を用い
ているため電解液の侵入を阻止でき、気相反応触媒が電
解液で濡れることを防止できるので、気相反応触媒によ
る酸素ガスと水素ガスの接触反応が円滑に行なわれ電解
液の減少が抑えられ、比較電池に見られる電解液減少に
よる放電容量の低下が防止でき、これによって長期にわ
たって安定した性能が得られたものと考えられる。
反応触媒の反応面積が減少すると共にガス消費能力が低
下し、これにより電解液の減少及び電池内のガス圧上昇
が起こシ、ついには安全弁が作動してガスを電池の外部
に放出する。これに対して本発明電池[Al及びIB+
では孔径が1μm以下と非常に小さい微孔性薄膜を用い
ているため電解液の侵入を阻止でき、気相反応触媒が電
解液で濡れることを防止できるので、気相反応触媒によ
る酸素ガスと水素ガスの接触反応が円滑に行なわれ電解
液の減少が抑えられ、比較電池に見られる電解液減少に
よる放電容量の低下が防止でき、これによって長期にわ
たって安定した性能が得られたものと考えられる。
〔実施例2〕
一方1本発明を鉛蓄電池に適用した時の結果についてg
及する。第5図は1本発明による密閉型鉛蓄電池の縦断
面を示す図である。この鉛蓄電池についてど及すると、
鋳造打ち抜きあるいはエキスバンド加工によシ得た鉛−
カルシウム合金を所定の大きさに裁断し、正極集電体α
〔及び負極集電体συとし、−酸化鉛(F!1)0)と
水よりなる活物質ペーストをローラーにより圧延したシ
ート状活物質を圧着して正極板a2.負極板a3とする
。このようにして得た1枚の正極板と2枚の負極板を用
い、ガラス繊維製のセパレータa4を介して交互に積重
した電極群を樹脂製の電槽αω内に介挿する。
及する。第5図は1本発明による密閉型鉛蓄電池の縦断
面を示す図である。この鉛蓄電池についてど及すると、
鋳造打ち抜きあるいはエキスバンド加工によシ得た鉛−
カルシウム合金を所定の大きさに裁断し、正極集電体α
〔及び負極集電体συとし、−酸化鉛(F!1)0)と
水よりなる活物質ペーストをローラーにより圧延したシ
ート状活物質を圧着して正極板a2.負極板a3とする
。このようにして得た1枚の正極板と2枚の負極板を用
い、ガラス繊維製のセパレータa4を介して交互に積重
した電極群を樹脂製の電槽αω内に介挿する。
次いで比重1.60の硫酸電解液を注液して、正。
負極板およびセパレータに含浸せしめたのち、電極群上
部に微孔性薄膜(2)で被覆した気相反応触媒(11を
設置し、正、負極外部端子tin、ttsを取り付けた
電槽蓋(161を装着し、密封して容量1AHの密閉型
鉛蓄電池を得、化成処理を行い、完成電池E〜Hを得た
。
部に微孔性薄膜(2)で被覆した気相反応触媒(11を
設置し、正、負極外部端子tin、ttsを取り付けた
電槽蓋(161を装着し、密封して容量1AHの密閉型
鉛蓄電池を得、化成処理を行い、完成電池E〜Hを得た
。
ここで、電池Eの気相反応触媒を覆った微孔性薄膜の平
均孔径は0.4μm(本発明)、電池Fは1pmC本発
明)、電池Gは5/Jm(比較例)であり、電池Hの気
相反応触媒においては微孔性薄膜による被覆は行なわな
かった。
均孔径は0.4μm(本発明)、電池Fは1pmC本発
明)、電池Gは5/Jm(比較例)であり、電池Hの気
相反応触媒においては微孔性薄膜による被覆は行なわな
かった。
これらの本発明電池J F、比較電池G、Hを用いて実
施例1と同様にして、これら電池の充放電サイクルの経
過に伴う電解液の重量減少量及び電池のサイクル特性の
比較を行った。この結果を第6図、第7図に示す。第6
図よシ気相反応触媒を被覆する微孔性薄膜の平均孔径が
1μm以下のものを使用した際に、この電解液減少量が
少なく抑えられている。また第7因から電池の放電容量
の低下が、第6図の電解液の減少と対応して生じている
ことがわかる。これらの結果は実施例1の結果と一致す
るものである。
施例1と同様にして、これら電池の充放電サイクルの経
過に伴う電解液の重量減少量及び電池のサイクル特性の
比較を行った。この結果を第6図、第7図に示す。第6
図よシ気相反応触媒を被覆する微孔性薄膜の平均孔径が
1μm以下のものを使用した際に、この電解液減少量が
少なく抑えられている。また第7因から電池の放電容量
の低下が、第6図の電解液の減少と対応して生じている
ことがわかる。これらの結果は実施例1の結果と一致す
るものである。
ここでガス透過性の微孔を有する撥水性の耐アルカリ性
薄膜としてフッ素系の薄膜を使用したが他にポリプロピ
レン系、ポリエチレン系、ナイロン系等の薄膜を使用す
ることが可能である。
薄膜としてフッ素系の薄膜を使用したが他にポリプロピ
レン系、ポリエチレン系、ナイロン系等の薄膜を使用す
ることが可能である。
実施例においては、ニッケルーカドミウム蓄電池、鉛蓄
電池系について例示したが、他にニッケルー水素蓄電池
、ニッケルー鉄蓄電池、酸化銀−カドミクム蓄電池にお
いても実施しつる。
電池系について例示したが、他にニッケルー水素蓄電池
、ニッケルー鉄蓄電池、酸化銀−カドミクム蓄電池にお
いても実施しつる。
(ト) 発明の効果
本発明の密閉型蓄電池は電池の内部に、平均孔径1μm
以下のガス透過性の微孔を有する撥水性の耐アルカリ性
薄膜で被覆した気相反応触媒を設置したものであるから
、前記薄膜により気相反応触媒の電解液による濡れが防
止でき1円滑にガスを消費することができるため、電池
内部のガス圧の上昇を抑えることができると共に電解液
態の減少を抑えることができ、より長期間にわたって安
定した性能を得ることができる。
以下のガス透過性の微孔を有する撥水性の耐アルカリ性
薄膜で被覆した気相反応触媒を設置したものであるから
、前記薄膜により気相反応触媒の電解液による濡れが防
止でき1円滑にガスを消費することができるため、電池
内部のガス圧の上昇を抑えることができると共に電解液
態の減少を抑えることができ、より長期間にわたって安
定した性能を得ることができる。
第1図は微孔性薄膜で被覆した気相反応触媒の断面図、
第2.5図は本発明の密閉型蓄電池の断面図、第3.6
図は充放電サイクルと電解液減少量との関係を示す図、
第4,7因は電池のサイクル特性比較図である。 (1)・・・気相反応触媒、(2)・・・微孔性薄膜、
A、B。 J?・・・本発明電池、O,D、G、H・・・比較電池
。
第2.5図は本発明の密閉型蓄電池の断面図、第3.6
図は充放電サイクルと電解液減少量との関係を示す図、
第4,7因は電池のサイクル特性比較図である。 (1)・・・気相反応触媒、(2)・・・微孔性薄膜、
A、B。 J?・・・本発明電池、O,D、G、H・・・比較電池
。
Claims (2)
- (1)カドミウム、水素吸蔵合金、鉄あるいは鉛から選
択された活物質よりなる負極と、ニッケル、酸化銀ある
いは酸化鉛から選択された活物質よりなる正極を収容し
てなる電池の内部に、平均孔径1μm以下のガス透過性
の微孔を有する撥水性の耐アルカリ性薄膜で被覆した気
相反応触媒を設置したことを特徴とする密閉型蓄電池。 - (2)前記撥水性の耐アルカリ性薄膜が、フッ素系、ポ
リプロピレン系、ポリエチレン系、ナイロン系の薄膜よ
りなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の密
閉型蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62064738A JPS63231882A (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 密閉型蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62064738A JPS63231882A (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 密閉型蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63231882A true JPS63231882A (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=13266790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62064738A Pending JPS63231882A (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 密閉型蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63231882A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999041798A1 (en) * | 1998-02-11 | 1999-08-19 | Jones William E M | The use of catalysts in standby valve-regulated lead acid cells |
EP0949706A1 (en) * | 1998-04-07 | 1999-10-13 | Eveready Battery Company, Inc. | Electrochemical cell incorporating an external hydrogen removing agent |
WO1999052169A1 (en) * | 1998-04-07 | 1999-10-14 | Eveready Battery Company, Inc. | Electrochemical cell incorporating an external hydrogen removing agent |
US6285167B1 (en) | 1996-11-12 | 2001-09-04 | William E. M. Jones | Use of catalysts in standby valve-regulated lead acid cells |
JP2003077549A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非水電解質二次電池 |
US6660425B2 (en) | 1998-12-14 | 2003-12-09 | William E. M. Jones | Catalyst design for VRLA batteries |
JP2009501047A (ja) * | 2005-07-15 | 2009-01-15 | サエス ゲッタース ソチエタ ペル アツィオニ | 薬物の経皮放出のための能動システム用のゲッタ素子 |
-
1987
- 1987-03-19 JP JP62064738A patent/JPS63231882A/ja active Pending
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