JPS63230707A - 水素化炭化水素樹脂の製造方法 - Google Patents
水素化炭化水素樹脂の製造方法Info
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- JPS63230707A JPS63230707A JP6547787A JP6547787A JPS63230707A JP S63230707 A JPS63230707 A JP S63230707A JP 6547787 A JP6547787 A JP 6547787A JP 6547787 A JP6547787 A JP 6547787A JP S63230707 A JPS63230707 A JP S63230707A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な水素化炭化水素樹脂の製造方法に関し、
さらに祥しくは、シクロベンタジエy系単址体と2−メ
チル−2−ブテンから特定の方法によって重合され、し
かる後に水素化して得られる。
さらに祥しくは、シクロベンタジエy系単址体と2−メ
チル−2−ブテンから特定の方法によって重合され、し
かる後に水素化して得られる。
ホットメルト組成物に凌れた耐寒性を付与する、工業的
に有用な水素化炭化水素樹脂の製造方法に関する。
に有用な水素化炭化水素樹脂の製造方法に関する。
従来の技術
水素化炭化水素樹脂は色相が良く、熱安定性が優れてい
るために、共役ツエン系ニジストマーをペースとする粘
着剤、スチレン系ブロック共重合体をペースとする粘着
剤および接着剤、/リオレフィン系重合体をペースとす
る接着剤などにおける粘着付与剤として工業的に使用さ
れておし、特に加熱混線によって製造されるホットメル
ト組成物の粘着付与剤として賞月されている。
るために、共役ツエン系ニジストマーをペースとする粘
着剤、スチレン系ブロック共重合体をペースとする粘着
剤および接着剤、/リオレフィン系重合体をペースとす
る接着剤などにおける粘着付与剤として工業的に使用さ
れておし、特に加熱混線によって製造されるホットメル
ト組成物の粘着付与剤として賞月されている。
かかるホットメルト組成物のペースIリマーとしては、
従来からポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
、エデレンーエチルアクリレート共重合体、アタクデッ
クポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、スチレ
ン−ブタジェンブロック共重合体、ステVンーインプレ
ン!ロック共重合体などの如き熱可塑性高分子化合物が
用いられており、なかでもエチレン系重合体は接着性。
従来からポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
、エデレンーエチルアクリレート共重合体、アタクデッ
クポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、スチレ
ン−ブタジェンブロック共重合体、ステVンーインプレ
ン!ロック共重合体などの如き熱可塑性高分子化合物が
用いられており、なかでもエチレン系重合体は接着性。
剛性、柔軟性、可撓性、熱溶融流動性等の物性に優れて
おシ、かつ安価なために特に好んで用いられる。
おシ、かつ安価なために特に好んで用いられる。
しかし、従来の水素化炭化水素樹脂は、エチレン系重合
体の粘着付与剤として用い九場合、エチレン系重合体と
の相溶性が必ずしも充分ではなく、得られるホットメル
ト組成物は接着力が低く、とシわけ耐寒性に乏しいとい
う欠点があシ、これを改良した新しい水嵩化炭化水素樹
脂の出現が望まれていた。
体の粘着付与剤として用い九場合、エチレン系重合体と
の相溶性が必ずしも充分ではなく、得られるホットメル
ト組成物は接着力が低く、とシわけ耐寒性に乏しいとい
う欠点があシ、これを改良した新しい水嵩化炭化水素樹
脂の出現が望まれていた。
発明が解決しようとする問題点
そこで本発明者らは従来の水素化炭化水素樹脂にみられ
るかかる欠点を改良すべく鋭意検討を進めた結果、水素
化炭化水素樹脂に含まれる少渣の高分子量ポリマーがホ
ットメルト組成物の耐寒性を損なうことを見出した。そ
して、特定の組成の単量体混合物を熱重合し、次いで、
得られた樹脂を水素化することにより、高分子量ポリマ
ーの含有率が小さく、し九がってホットメルト組成物の
耐寒性を損なうことのない優れた水素化炭化水素樹脂が
得られることを見出して1本発明を完成するに至った。
るかかる欠点を改良すべく鋭意検討を進めた結果、水素
化炭化水素樹脂に含まれる少渣の高分子量ポリマーがホ
ットメルト組成物の耐寒性を損なうことを見出した。そ
して、特定の組成の単量体混合物を熱重合し、次いで、
得られた樹脂を水素化することにより、高分子量ポリマ
ーの含有率が小さく、し九がってホットメルト組成物の
耐寒性を損なうことのない優れた水素化炭化水素樹脂が
得られることを見出して1本発明を完成するに至った。
問題点を解決するための手段
本発明の目的は、色相と熱安定性に優れ、ホットメルト
組成物に優れ九耐寒性を付与する水素化炭化水素樹脂の
製造方法を提供することにある。
組成物に優れ九耐寒性を付与する水素化炭化水素樹脂の
製造方法を提供することにある。
すなわち、本発明の要旨は、シクロインタジエン系単量
体40〜90重ik%および2−メチル−2一プテン1
0〜60重f%を熱重合し1次いで。
体40〜90重ik%および2−メチル−2一プテン1
0〜60重f%を熱重合し1次いで。
得られた炭化水素樹脂を水素化触媒の存在下に水素化す
ることを特徴とする、軟化点60〜150℃、臭素fI
110以下である水素化炭化水素樹脂の製造方法、にあ
る。
ることを特徴とする、軟化点60〜150℃、臭素fI
110以下である水素化炭化水素樹脂の製造方法、にあ
る。
本発明の製造方法によって得られる水素化炭化水素樹脂
は、ポリスチレンに換算し九分子量が5000以上であ
る高分子量ポリマーの含有率が。
は、ポリスチレンに換算し九分子量が5000以上であ
る高分子量ポリマーの含有率が。
通常、2重量%以下(好ましくは1重i1%以下)であ
り、従来のものに比べて高分子量ポリマーの含有率が小
さく、この特殊な分子量分布を有することによって、粘
着付与剤として用い九場合に、ホットメルト組成物に優
れた耐寒性等の特性を付与するものである。
り、従来のものに比べて高分子量ポリマーの含有率が小
さく、この特殊な分子量分布を有することによって、粘
着付与剤として用い九場合に、ホットメルト組成物に優
れた耐寒性等の特性を付与するものである。
以下1本発明の構成要素について詳述する。
(単量体成分)
本発明においては、シクロインタツエン系単量体および
2−メチル−2−ブテンが、単量体混合物として使用さ
れる。本発明のシクロペンタジェン系単量体には、メチ
ルシクロペンタジェン、エチルシクロペンタジェンのよ
うな低級アルキル置換シクロペンタジェンのほか、シク
ロインタジエンまたはそのアルキル置換体の三量体、三
量体。
2−メチル−2−ブテンが、単量体混合物として使用さ
れる。本発明のシクロペンタジェン系単量体には、メチ
ルシクロペンタジェン、エチルシクロペンタジェンのよ
うな低級アルキル置換シクロペンタジェンのほか、シク
ロインタジエンまたはそのアルキル置換体の三量体、三
量体。
共二量体のごとき低位のディールス・アルダ−付加物が
包含される。
包含される。
また、本発明の効果を本質的に損なわない範囲において
シクロペンタジェン系単量体の一部を。
シクロペンタジェン系単量体の一部を。
インデン、メチルインデン、クマロン、ステL/ンなど
で、置き換えてもよい。
で、置き換えてもよい。
本発明においては、シクロインタツエン系単量体と共重
合される単量体として、2−メチル−2−ブテンを用い
ることが必要でありて、2−メチル−2−ブテンに代え
て、1.3−ヘンタラエン。
合される単量体として、2−メチル−2−ブテンを用い
ることが必要でありて、2−メチル−2−ブテンに代え
て、1.3−ヘンタラエン。
1.3−プタゾエンなどの鎖状共役ツエンを用いても、
耐寒性の優れたホットメルト組成物を与える水素化炭化
水素樹脂を得るという1本発明の目的を達成することが
できない。
耐寒性の優れたホットメルト組成物を与える水素化炭化
水素樹脂を得るという1本発明の目的を達成することが
できない。
(各単量体の(資)用割合)
単量体混合物中のシクロペンタジェン系単量体の比率は
、40〜90重it%、好ましくは50〜80重量%の
範囲であり、この比率が40重t%を下回る場合には樹
脂収率が著しく低下するとともに半固体あるいは油状の
重合体が得られるのみであるため、好ましくない。一方
、この比率が90重量%を超えると、反応の制御が困難
となり、たとえ溶剤で希釈して反応せしめる場合でも、
樹脂の軟化点が著しく上昇して、その水素化物はホット
メルト組成物の粘着付与剤として用いた場合に、充分な
耐寒性を付与することができない。
、40〜90重it%、好ましくは50〜80重量%の
範囲であり、この比率が40重t%を下回る場合には樹
脂収率が著しく低下するとともに半固体あるいは油状の
重合体が得られるのみであるため、好ましくない。一方
、この比率が90重量%を超えると、反応の制御が困難
となり、たとえ溶剤で希釈して反応せしめる場合でも、
樹脂の軟化点が著しく上昇して、その水素化物はホット
メルト組成物の粘着付与剤として用いた場合に、充分な
耐寒性を付与することができない。
単量体混合物中の2−メチル−2−ブテンの比率は、1
0〜60重量%、好ましくは20〜50重t%q範囲で
あり、この比率がlO重f%を下回る場合には、ポリス
チレン換算分子15000以上の高分子量ポリマーの含
有率が多くなり、一方この比率が60重1%を超えると
、樹脂の収率が著しく低下し、また樹脂の軟化点が著し
く低下するため、好ましくない。
0〜60重量%、好ましくは20〜50重t%q範囲で
あり、この比率がlO重f%を下回る場合には、ポリス
チレン換算分子15000以上の高分子量ポリマーの含
有率が多くなり、一方この比率が60重1%を超えると
、樹脂の収率が著しく低下し、また樹脂の軟化点が著し
く低下するため、好ましくない。
(重 合)
本発明においては、シクロペンタジェン系単量体と2−
メチル−2−ブテンから成る単量体混合物を、う・ゾカ
ル開始剤の不存在下に、240〜300℃、好ましくは
250〜280℃で熱重合することによって、ポリスチ
ノン換算分子量5000以上のポリマー含有率が低い樹
脂を得ることができる。
メチル−2−ブテンから成る単量体混合物を、う・ゾカ
ル開始剤の不存在下に、240〜300℃、好ましくは
250〜280℃で熱重合することによって、ポリスチ
ノン換算分子量5000以上のポリマー含有率が低い樹
脂を得ることができる。
(水素化)
本発明においては、かかる炭化水素樹脂を公知の方法1
例えばニッケル、ノ9ラジウム、コバルト。
例えばニッケル、ノ9ラジウム、コバルト。
モリブデン、白金、ロジウム系などの触媒を用いて希釈
剤の存在もしくは不存在下に150〜300℃の温度で
水素添加する方法に従って水素化することにより、臭素
価10以下、ガードナー色数1以下および軟化点60〜
150℃を有する水素化炭化水素樹脂が得られる。
剤の存在もしくは不存在下に150〜300℃の温度で
水素添加する方法に従って水素化することにより、臭素
価10以下、ガードナー色数1以下および軟化点60〜
150℃を有する水素化炭化水素樹脂が得られる。
(水素化炭化水素樹脂)
本発明によれば、優れた色相、すなわちJISK−54
00に規定されたf−ドナー色数1以下の色相を有し、
60〜150℃のJIS K−2531に規定された軟
化点を有し、10以下、好ましくは3以下のJIS K
−2543に規定された臭素価を有する水素化炭化水素
樹脂が得られる。
00に規定されたf−ドナー色数1以下の色相を有し、
60〜150℃のJIS K−2531に規定された軟
化点を有し、10以下、好ましくは3以下のJIS K
−2543に規定された臭素価を有する水素化炭化水素
樹脂が得られる。
本発明によりて得られる水素化炭化水素樹脂は、ペンタ
ン、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素などの脂肪族、芳香族もしくはハロ
ゲン化炭化水素に可溶であり、かつ低溶融粘度を示す樹
脂状重合体である。
ン、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素などの脂肪族、芳香族もしくはハロ
ゲン化炭化水素に可溶であり、かつ低溶融粘度を示す樹
脂状重合体である。
本発明の方法による水素化炭化水素樹脂は、Iリスプレ
ンに換算した分子量が5000以上である高分子量ポリ
マーの含有率が、通常、2重量%以下である。エチレン
系重合体との相溶性やホットメルト組成物の耐寒性をさ
らに改善するためには、前記高分子量ポリマーの含有率
が11!fk%以下でおることが特に好ましい。
ンに換算した分子量が5000以上である高分子量ポリ
マーの含有率が、通常、2重量%以下である。エチレン
系重合体との相溶性やホットメルト組成物の耐寒性をさ
らに改善するためには、前記高分子量ポリマーの含有率
が11!fk%以下でおることが特に好ましい。
タジエン共重合体などの共役ジエン系エラストマー、ス
チレン−ブタノエン系ブロック共重合体、スチレン−イ
ンプレン系ブロック共重合体などのスチレン系ブロック
共重合体、ポリエチレン、エチV:/−rheビニル共
重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体などの
エチレン系重合体。
チレン−ブタノエン系ブロック共重合体、スチレン−イ
ンプレン系ブロック共重合体などのスチレン系ブロック
共重合体、ポリエチレン、エチV:/−rheビニル共
重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体などの
エチレン系重合体。
ポリテルペン、ロソン誘導体などの天然樹脂、脂肪族系
炭化水素樹脂、芳香族系炭化水素樹脂などの石油系炭化
水素樹脂および各種のワックスなどと相溶する。
炭化水素樹脂、芳香族系炭化水素樹脂などの石油系炭化
水素樹脂および各種のワックスなどと相溶する。
(水素化炭化水素樹脂の用途)
この水素化炭化水素樹脂は、色相、熱安定性、タッキネ
ス、接着力、保持力などに優れた性質を示スため、各種
の共役ツエン系ニジストマーやスチレン系グロック共重
合体をベースとした粘着剤、接着剤などの粘着付与剤と
して有用であり、特にエチレン系重合体をペースとし九
ホットメルト組成物の粘着付与剤として有用である。
ス、接着力、保持力などに優れた性質を示スため、各種
の共役ツエン系ニジストマーやスチレン系グロック共重
合体をベースとした粘着剤、接着剤などの粘着付与剤と
して有用であり、特にエチレン系重合体をペースとし九
ホットメルト組成物の粘着付与剤として有用である。
実 施 例
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例、対照例および参考例中の部および%は
とくに断りのないかぎbin基準である。
。なお、実施例、対照例および参考例中の部および%は
とくに断りのないかぎbin基準である。
実施例1
攪拌機を備えたステンレス鋼製オートクレーブに第1表
に示す原料を仕込み、系内を窒素ガスで置換したのち、
温度260℃において4時間反応せしめ1次いで、蒸留
により未反応単量体、低重合体および反応溶媒を留去し
て淡黄色透明な炭化水素樹脂を得九。得られた樹脂の軟
化点をJISK−2531に規定された環球法に従って
測定し、色相をJIS K−5400に規定されたガー
ドナー色数によって測定し、臭素l1IIiをJIS
K−2543に規定された滴定法によって測定した。結
果を樹脂の収率とともに第1表に示す。
に示す原料を仕込み、系内を窒素ガスで置換したのち、
温度260℃において4時間反応せしめ1次いで、蒸留
により未反応単量体、低重合体および反応溶媒を留去し
て淡黄色透明な炭化水素樹脂を得九。得られた樹脂の軟
化点をJISK−2531に規定された環球法に従って
測定し、色相をJIS K−5400に規定されたガー
ドナー色数によって測定し、臭素l1IIiをJIS
K−2543に規定された滴定法によって測定した。結
果を樹脂の収率とともに第1表に示す。
このようにして得た炭化水素樹脂100部、シクロヘキ
サン100部および水素添加触媒(安定化ニッケルN−
113M :日揮化学製)3部をオートクレーブに仕込
んで、水素圧59 kg7cm” G 1反応源度20
0℃、反応時間3時間で水素添加反応を行い、反応後、
反応混合物から触媒および溶剤を除去して水素化炭化水
素樹脂を得た。この樹脂の性状を所定の方法によシ測定
し、その結果を第2表に示す。
サン100部および水素添加触媒(安定化ニッケルN−
113M :日揮化学製)3部をオートクレーブに仕込
んで、水素圧59 kg7cm” G 1反応源度20
0℃、反応時間3時間で水素添加反応を行い、反応後、
反応混合物から触媒および溶剤を除去して水素化炭化水
素樹脂を得た。この樹脂の性状を所定の方法によシ測定
し、その結果を第2表に示す。
なお、樹脂の重量平均分子量および分子量5000以上
のポリマーの比率は、高速液体クロマトグラフィー(H
LC−802A、東洋曹達■製)を用いて測定された分
子量分布曲線から、分子量既知の標準ヂリスチレンの分
析結果よシ予め求められた検量線をもとに算出した。測
定にはポリスチレングルを充填した力9 ムG−400
0HとG−2000Hを組合わせて用い、カラム温度4
0℃、キャリア(テトラヒドロフラン)流ft1.3
ml/ymの条件下で測定を実施した。
のポリマーの比率は、高速液体クロマトグラフィー(H
LC−802A、東洋曹達■製)を用いて測定された分
子量分布曲線から、分子量既知の標準ヂリスチレンの分
析結果よシ予め求められた検量線をもとに算出した。測
定にはポリスチレングルを充填した力9 ムG−400
0HとG−2000Hを組合わせて用い、カラム温度4
0℃、キャリア(テトラヒドロフラン)流ft1.3
ml/ymの条件下で測定を実施した。
第2表の結果の#まか、参考のため水素化炭化水素樹脂
BHとDHの分子量分布を第1図に示す。
BHとDHの分子量分布を第1図に示す。
第 2 表
参考例1
実施例1で得た水素化炭化水素樹脂とエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体およびノやラフイン・ワックスとの相溶性
を調べるために、エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸
ビニル含量28チ、メルト・インデックス15註 M> 1 0 0部,/49フィン・ワックス( m点
145?)50部および各水素化炭化水素樹脂100部
とから成る配合物を作シ、JIS K−2266に規定
された方法に従って各配合物の41点を測定した。結果
を第3表に示す。
ニル共重合体およびノやラフイン・ワックスとの相溶性
を調べるために、エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸
ビニル含量28チ、メルト・インデックス15註 M> 1 0 0部,/49フィン・ワックス( m点
145?)50部および各水素化炭化水素樹脂100部
とから成る配合物を作シ、JIS K−2266に規定
された方法に従って各配合物の41点を測定した。結果
を第3表に示す。
第 3 表
対照例の樹脂はいずれもab点が高く、エチレン−酢酸
ビニル共重合体との相溶性が不充分であるのに対し、本
発明例の樹脂が優れた相溶性を示すことがわかる。
ビニル共重合体との相溶性が不充分であるのに対し、本
発明例の樹脂が優れた相溶性を示すことがわかる。
参考例2
参考例1と同じ配合組成の配合物を作シ、これを180
℃にて溶融混合し、その混合物を0.1−厚0ア′ミ1
ウム板に0.2 ms厚に塗布したのち、他のアルミニ
ウム板を重ねて、圧力1.0 kll/lyn”・温度
140℃の条件下に2秒間シールし融着して積層試料を
作った。この試料を25℃巾のたんざく状に切断して試
験片とし、10℃、20℃、30℃、40℃の各温度に
おいて200■/分の速度で試論片を引張シ、90度剥
離法による接着力を測定した。
℃にて溶融混合し、その混合物を0.1−厚0ア′ミ1
ウム板に0.2 ms厚に塗布したのち、他のアルミニ
ウム板を重ねて、圧力1.0 kll/lyn”・温度
140℃の条件下に2秒間シールし融着して積層試料を
作った。この試料を25℃巾のたんざく状に切断して試
験片とし、10℃、20℃、30℃、40℃の各温度に
おいて200■/分の速度で試論片を引張シ、90度剥
離法による接着力を測定した。
結果を第4表に示す。
第 4 表
対照例の樹脂がいずれも低い接着力を示し、特に低温で
は極めて低い接着力しか示さないのに対し、本発明例の
樹脂が全体的に高い接着力を示し、特に低温でも優れた
接着力を示すことがわかる。
は極めて低い接着力しか示さないのに対し、本発明例の
樹脂が全体的に高い接着力を示し、特に低温でも優れた
接着力を示すことがわかる。
言い換えれば1本発明例の樹脂は、優れた耐寒性をホッ
トメルト組成物に付与することがわかる。
トメルト組成物に付与することがわかる。
発明の効果
本発明の製造方法によって、各種粘着剤や接着剤などの
粘着付与剤として優れた効果を発揮する水素化炭化水素
樹脂を得ることができる。すなわち、本発明による水素
化炭化水素樹脂は、色相、熱安定性、タッキネス、接着
力、保持力などに優れた性質を示し、各種ポy−w−と
の相溶性に優れ、特にホットメルト組成物に優れた耐寒
性を付与するなどの優れた特性を有するものである。
粘着付与剤として優れた効果を発揮する水素化炭化水素
樹脂を得ることができる。すなわち、本発明による水素
化炭化水素樹脂は、色相、熱安定性、タッキネス、接着
力、保持力などに優れた性質を示し、各種ポy−w−と
の相溶性に優れ、特にホットメルト組成物に優れた耐寒
性を付与するなどの優れた特性を有するものである。
第1図は、水素化炭化水素樹脂の分子量分布を示す図で
ある。
ある。
Claims (2)
- (1)シクロペンタジエン系単量体40〜90重量%お
よび2−メチル−2−ブテン10〜60重量%を熱重合
し、次いで、得られた炭化水素樹脂を水素化触媒の存在
下に水素化することを特徴とする、軟化点60〜150
℃、臭素価10以下である水素化炭化水素樹脂の製造方
法。 - (2)水素化炭化水素樹脂が、ポリスチレンに換算した
分子量が5000以上のポリマー含有率が2重量%以下
のものである特許請求の範囲第(1)項に記載の水素化
炭化水素樹脂の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6547787A JPH0625212B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 水素化炭化水素樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6547787A JPH0625212B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 水素化炭化水素樹脂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63230707A true JPS63230707A (ja) | 1988-09-27 |
JPH0625212B2 JPH0625212B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=13288220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6547787A Expired - Lifetime JPH0625212B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 水素化炭化水素樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625212B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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