JPS63225578A - 高硬度、高靭性且つ高強度の炭化チタン(Tic)/炭化珪素(Sic)ウイスカ−複合焼結体及びその製造方法 - Google Patents
高硬度、高靭性且つ高強度の炭化チタン(Tic)/炭化珪素(Sic)ウイスカ−複合焼結体及びその製造方法Info
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- JPS63225578A JPS63225578A JP62056732A JP5673287A JPS63225578A JP S63225578 A JPS63225578 A JP S63225578A JP 62056732 A JP62056732 A JP 62056732A JP 5673287 A JP5673287 A JP 5673287A JP S63225578 A JPS63225578 A JP S63225578A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高硬度、高靭性且つ高強度のTiC/SiCウ
ィスカー複合焼結体及びその製造方法に関するものであ
る。
ィスカー複合焼結体及びその製造方法に関するものであ
る。
(従来技術と問題点)
TiC焼結体は電気伝導性、高硬度、耐熱性(真空また
は還元雰囲気)等構造用セラミックスとしての利点を多
く有しているが、耐酸化性、破壊靭性が低いため実用化
されるまでに至っていない。
は還元雰囲気)等構造用セラミックスとしての利点を多
く有しているが、耐酸化性、破壊靭性が低いため実用化
されるまでに至っていない。
TiCは共有結合性の強い物質であるため難焼結性であ
り、このこともTiC系セラミックスがあまり研究され
ていない理由の一つになっている。
り、このこともTiC系セラミックスがあまり研究され
ていない理由の一つになっている。
TiCは非常に酸化しやすく800℃程度ですでに酸化
を始め表面に形成されるTie、により強度は大幅に低
下する。又、TiC焼結体は破壊靭性が非常に低く、小
さな欠陥からもマクロ的な破壊を生じ易い物質であるa
TzCを構造用セラミックス材として考えるとき、そ
の長所(高硬度、電気伝導性等)と短所(耐酸化性、破
壊靭性等)の差が大きい、つまり長所としては非常に良
いが、短所も非常に大きいという性格を持っている。
を始め表面に形成されるTie、により強度は大幅に低
下する。又、TiC焼結体は破壊靭性が非常に低く、小
さな欠陥からもマクロ的な破壊を生じ易い物質であるa
TzCを構造用セラミックス材として考えるとき、そ
の長所(高硬度、電気伝導性等)と短所(耐酸化性、破
壊靭性等)の差が大きい、つまり長所としては非常に良
いが、短所も非常に大きいという性格を持っている。
そこで、TiCを構造用セラミックスの実用材として使
用するために次の2点に着目する必要がある。
用するために次の2点に着目する必要がある。
(1)耐酸化性が低いためTiC系のセラミックスを応
用する製品分野は酸化が問題にならない分野に限定する
こと。
用する製品分野は酸化が問題にならない分野に限定する
こと。
(2)破壊靭性を何等かの方法で上げること。
このような点に着目すると、TiC系セラミックスは引
き抜きダイス、ドリル、カッターの刃等耐酸化性があま
り問題にならない工具類への応用が最も適した応用分野
であると考えられる。
き抜きダイス、ドリル、カッターの刃等耐酸化性があま
り問題にならない工具類への応用が最も適した応用分野
であると考えられる。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、セラ
ミックス工具への応用を目的としてTiCマトリックス
にSiCウィスカーを分散させ高硬度。
ミックス工具への応用を目的としてTiCマトリックス
にSiCウィスカーを分散させ高硬度。
高靭性且つ高強度のTiC/SiCウィスカー複合焼結
体とその製造方法を提供することにある。
体とその製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の第1の発明は、 SiCウィスカ−3〜45容
量%、8とC1又は酸化物系等の焼結助材0.2〜4重
量%、残部が実質的にTiCからなる高硬度、高靭性且
つ高強度のTiC/SiCウィスカー複合焼結体であり
、第2の発明はSiCウィスカ−3〜45容量%。
量%、8とC1又は酸化物系等の焼結助材0.2〜4重
量%、残部が実質的にTiCからなる高硬度、高靭性且
つ高強度のTiC/SiCウィスカー複合焼結体であり
、第2の発明はSiCウィスカ−3〜45容量%。
Bとして金属硼素と、Cとしてノボラック樹脂の焼結助
材、又は酸化物系の焼結助材0.2〜4重量%。
材、又は酸化物系の焼結助材0.2〜4重量%。
残部がTiCからなる原料粉を超音波分散法等で混練す
る工程と、混練された原料粉を成形し成形体とする工程
と、該成形体をホットプレス又は常圧焼結する工程から
なる高硬度、高靭性且つ高強度のTiC/SiCウィス
カー複合焼結体の製造方法に関する。
る工程と、混練された原料粉を成形し成形体とする工程
と、該成形体をホットプレス又は常圧焼結する工程から
なる高硬度、高靭性且つ高強度のTiC/SiCウィス
カー複合焼結体の製造方法に関する。
(作用)
第1の発明について以下説明する。
マトリックスのTiCはビッカース硬度が室温で約32
00であり、ダイヤモンド、ボロン炭化物に次いで硬い
物質である。又、良好な電気伝導性を有しており、放電
加工も可能である。さらに、真空中。
00であり、ダイヤモンド、ボロン炭化物に次いで硬い
物質である。又、良好な電気伝導性を有しており、放電
加工も可能である。さらに、真空中。
還元雰囲気中では高温強度が高いことも見逃せないTi
Cの性質である。
Cの性質である。
TiCJ料粉は近年超硬材質改善用としての需要が大き
くなっているため、その性能は大幅に改善され、粒径は
1μm以下のものが市販されるようになっている。純度
は98%以上のものが好ましいが、95%程度のものも
使用できる。95%以下では不純物として混入している
酸化物(A1.O,、Mg0)が焼結温度において液相
となり結晶粒界に介在して強度を極端に下げてしまう=
TiC粒径は細かければ細かい程良い6粒径は5μ■
以下にすべきである。
くなっているため、その性能は大幅に改善され、粒径は
1μm以下のものが市販されるようになっている。純度
は98%以上のものが好ましいが、95%程度のものも
使用できる。95%以下では不純物として混入している
酸化物(A1.O,、Mg0)が焼結温度において液相
となり結晶粒界に介在して強度を極端に下げてしまう=
TiC粒径は細かければ細かい程良い6粒径は5μ■
以下にすべきである。
5μm以上であると焼結後のTiCマトリックス結晶粒
径も5μ■以上になり、マトリックスの破壊靭性は極端
に低下する。さらに、粒子形状は球形に近いものを使用
すべきである1球形以外のものほど焼結性が低下する。
径も5μ■以上になり、マトリックスの破壊靭性は極端
に低下する。さらに、粒子形状は球形に近いものを使用
すべきである1球形以外のものほど焼結性が低下する。
前記TiCにSiCウィスカーを分散すると破壊靭性が
増加する。その理由は1発明者等によって書かれた論文
;セラミックス誌〔窯業協会、Vol、21(7)、1
986、p621〜〕によれば、マトリックスにSiC
ウィスカーを分散させることは、破壊の起源であるクラ
ック面に第1図及び第21!Iに示すようにクラックデ
ィフレクション及びウィスカー引き抜き効果を生じさせ
ることになり、破壊靭性を大幅に増加させることになる
。但し、マトリックスの線膨張係数σ′Hがウィスカー
の線膨張係数メ5+Cウィ劫−より大きいことが条件で
ある。 本発明においては、■τ−ax1o=(托)
、挽s;r:@g 5×10−’ (2C)程度であり
、 0(刀c>06sacウイ2カー (1)であるの
でこの条件は満足されている。
増加する。その理由は1発明者等によって書かれた論文
;セラミックス誌〔窯業協会、Vol、21(7)、1
986、p621〜〕によれば、マトリックスにSiC
ウィスカーを分散させることは、破壊の起源であるクラ
ック面に第1図及び第21!Iに示すようにクラックデ
ィフレクション及びウィスカー引き抜き効果を生じさせ
ることになり、破壊靭性を大幅に増加させることになる
。但し、マトリックスの線膨張係数σ′Hがウィスカー
の線膨張係数メ5+Cウィ劫−より大きいことが条件で
ある。 本発明においては、■τ−ax1o=(托)
、挽s;r:@g 5×10−’ (2C)程度であり
、 0(刀c>06sacウイ2カー (1)であるの
でこの条件は満足されている。
SiCウィスカーはひげ状でしかも単結晶であることが
必要である。それ故、SiCウィスカーは二カロン(S
iCの長繊維)のような多結晶SiC繊維とは区別され
なければならない。SiCには六方晶構造を持つα型と
立方晶構造を持つβ型があるが、通常のSiCウィスカ
ーはαとβの混合体である。SiCウィスカーが単結晶
である限り、αかβかということはSiCウィスカーの
強度自体にはあまり関係がない、 (P、F、Bec
her and G、C,Wai、J、Am、Cera
m。
必要である。それ故、SiCウィスカーは二カロン(S
iCの長繊維)のような多結晶SiC繊維とは区別され
なければならない。SiCには六方晶構造を持つα型と
立方晶構造を持つβ型があるが、通常のSiCウィスカ
ーはαとβの混合体である。SiCウィスカーが単結晶
である限り、αかβかということはSiCウィスカーの
強度自体にはあまり関係がない、 (P、F、Bec
her and G、C,Wai、J、Am、Cera
m。
Soc、、67、c267(1984)) 従ってS
iCウィスカーである限り結晶構造はαでもβでも、又
その混合体でも良い。
iCウィスカーである限り結晶構造はαでもβでも、又
その混合体でも良い。
次に、SICウィスカーの直径は、≦μ踵以下であるこ
とが必要である。それは焼結機室温まで冷却される過程
においてTiCの方がSiCウィスカーよりも線膨張係
数が大きいため、TiCマトリックス内に引張応力が発
生し、SiCウィスカーの直径が5μm以上ではこの引
張応力のためにTiCマトリックス内にマイクロクラッ
クが発生するからである。しかし、あまりウィスカー径
が小さ過ぎると、この系の重要な高靭化機構であるウィ
スカー引き抜き効果(ウィスカー断面の局長に比例)が
低減し高靭性化は望めない。適切なウィスカー径は2〜
3μm程度である。
とが必要である。それは焼結機室温まで冷却される過程
においてTiCの方がSiCウィスカーよりも線膨張係
数が大きいため、TiCマトリックス内に引張応力が発
生し、SiCウィスカーの直径が5μm以上ではこの引
張応力のためにTiCマトリックス内にマイクロクラッ
クが発生するからである。しかし、あまりウィスカー径
が小さ過ぎると、この系の重要な高靭化機構であるウィ
スカー引き抜き効果(ウィスカー断面の局長に比例)が
低減し高靭性化は望めない。適切なウィスカー径は2〜
3μm程度である。
ウィスカー長は10〜100μ票程度であるべきである
。10μm未満ではアスペクト比(ウィスカー長と直径
の比)が小さ過ぎ、クラックディフレクションやウィス
カー引き抜き効果が充分に生かされないし、100μ■
以上ではウィスカーのからみ等による欠陥を発生しやす
いからである。
。10μm未満ではアスペクト比(ウィスカー長と直径
の比)が小さ過ぎ、クラックディフレクションやウィス
カー引き抜き効果が充分に生かされないし、100μ■
以上ではウィスカーのからみ等による欠陥を発生しやす
いからである。
SiCウィスカーの複合量は、3容量%以下ではウィス
カーによる高靭性化効果が殆ど無く、又45容量%以上
ではウィスカーによるからみ等のようなウィスカー添加
過多による欠陥発生が非常に大きくなるからである。
カーによる高靭性化効果が殆ど無く、又45容量%以上
ではウィスカーによるからみ等のようなウィスカー添加
過多による欠陥発生が非常に大きくなるからである。
TiCは共有結合性の強い炭化物であるため難焼結性で
ある。このため、焼結助材を用いることは常圧焼結法に
おいて複雑形状焼結晶を製造するためには必要である。
ある。このため、焼結助材を用いることは常圧焼結法に
おいて複雑形状焼結晶を製造するためには必要である。
又、ホットプレス法、HIP法においても、焼結助材を
用いることは低温焼成を可能にし、微細組織を持つ焼成
体の製造を可能にする。TiCとSiCの類似性からB
、C系の焼結助材が有効である。但し、B+Cの総量が
4重量%を超えるべきではない。又、酸化物を助材に用
いることも可能であるが、酸化物の融点または酸化物と
TiCとの共晶点以下で固相焼結することが重要である
。この温度以上であると、液相が粒界に存在するように
なり強度を極端に下げるからである。その添加量も4重
量%を超えるべきではない。
用いることは低温焼成を可能にし、微細組織を持つ焼成
体の製造を可能にする。TiCとSiCの類似性からB
、C系の焼結助材が有効である。但し、B+Cの総量が
4重量%を超えるべきではない。又、酸化物を助材に用
いることも可能であるが、酸化物の融点または酸化物と
TiCとの共晶点以下で固相焼結することが重要である
。この温度以上であると、液相が粒界に存在するように
なり強度を極端に下げるからである。その添加量も4重
量%を超えるべきではない。
以上述べたように、TiCにSiCウィスカーを複合化
することにより破壊靭性を大幅に改善することができる
のでTiCマトリックスセラミックス工具の弱点である
耐欠損性も大きく改善することが可能である。一方、耐
酸化性の問題であるがセラミックス工具を考える場合、
長時間高温に曝されるような場合であっても、摩耗熱に
よる加熱と空冷という状況で使われるため、工具温度は
ある一定温度以上には上がり得す、又、この温度も極一
部を除いて800℃以上になるとは考えられない、よっ
てSiCウィスカー強化TiC複合セラミックスはセラ
ミックス工具への応用としては非常に有望な材料である
と考えられる。
することにより破壊靭性を大幅に改善することができる
のでTiCマトリックスセラミックス工具の弱点である
耐欠損性も大きく改善することが可能である。一方、耐
酸化性の問題であるがセラミックス工具を考える場合、
長時間高温に曝されるような場合であっても、摩耗熱に
よる加熱と空冷という状況で使われるため、工具温度は
ある一定温度以上には上がり得す、又、この温度も極一
部を除いて800℃以上になるとは考えられない、よっ
てSiCウィスカー強化TiC複合セラミックスはセラ
ミックス工具への応用としては非常に有望な材料である
と考えられる。
第2の発明を以下に説明する。
前記したTiCM料粉、焼結助材及びSiCウィスカー
を混練する。ウィスカーを複合体の一成分として含む場
合、混線には特に注意を払わなければならない、基本的
には次の二つの方法が考えられる。
を混練する。ウィスカーを複合体の一成分として含む場
合、混線には特に注意を払わなければならない、基本的
には次の二つの方法が考えられる。
(1)超音波混線法・・・・・・マトリックスとなる原
料粉とウィスカーとを混合溶媒とともに入れ超音波撹拌
を利用することにより、混練する方法である。
料粉とウィスカーとを混合溶媒とともに入れ超音波撹拌
を利用することにより、混練する方法である。
この方法の利点はウィスカーに損傷を与えずに混線でき
るところにあり、ウィスカー長さをそのまま焼結体まで
保つことが可能である。然し、この方法が有効であるた
めには、 (a)ウィスカー同士が混線前に強く絡んでいないこと
、つまり超音波分散でほぐれること。
るところにあり、ウィスカー長さをそのまま焼結体まで
保つことが可能である。然し、この方法が有効であるた
めには、 (a)ウィスカー同士が混線前に強く絡んでいないこと
、つまり超音波分散でほぐれること。
(b)ウィスカー長さが混練前から均一であること、超
音波分散法では1分散中にウィスカー長さが揃うような
作用はない、従って混練前からウィスカー長さにばらつ
きがあると、そのばらつきは焼結体にそのまま持ち込ま
れ、強度、靭性値がばらつく原因となる。
音波分散法では1分散中にウィスカー長さが揃うような
作用はない、従って混練前からウィスカー長さにばらつ
きがあると、そのばらつきは焼結体にそのまま持ち込ま
れ、強度、靭性値がばらつく原因となる。
(c)ウィスカー以外の原料粉の径がウィスカー径より
もはるかに小さく、また、原料粉の凝集性が低いこと、
ウィスカーと原料粉とがよく混練されるということは、
原料粉がウィスカーのまわりによく分散するということ
である。原料粉粒子がウィスカー径より大きければウィ
スカー間に原料粉が存在するという確率は低くなり分散
性は上昇しない、又、たとえ原料粉粒子径は小さくとも
。
もはるかに小さく、また、原料粉の凝集性が低いこと、
ウィスカーと原料粉とがよく混練されるということは、
原料粉がウィスカーのまわりによく分散するということ
である。原料粉粒子がウィスカー径より大きければウィ
スカー間に原料粉が存在するという確率は低くなり分散
性は上昇しない、又、たとえ原料粉粒子径は小さくとも
。
それらが強く凝集していれば大きな粒子が存在している
のと同じであり、これまた分−散性は良くならない6以
上の3条件が不可欠である。
のと同じであり、これまた分−散性は良くならない6以
上の3条件が不可欠である。
(2)ボールミル法・・・・・・原料粉とウィスカーを
混合溶媒とボールと共に容器の中に入れ、溶媒中で撹拌
混合する混練法である。
混合溶媒とボールと共に容器の中に入れ、溶媒中で撹拌
混合する混練法である。
この方法の利点としては1次のようなことが挙げられる
。
。
(a)装置が非常に安価であり、方法も非常に簡単であ
る。
る。
(b)ウィスカー長さが不均一でもボールで混練するこ
とにより、その長さは均一なものになってゆく。
とにより、その長さは均一なものになってゆく。
(C)ウィスカーが多少絡んでいてもボールで混練する
ことによりほぐすことは容易である。
ことによりほぐすことは容易である。
+ (d)ウィスカーの分散性に対して原料粉径及び凝
集性はそれほど重要なものではない、ボールによりウィ
スカーはよく分散されるし、原料粉の凝集性もボールに
より改善される。しかし、この方法の欠点としては次の
ようなことが考えられる。
集性はそれほど重要なものではない、ボールによりウィ
スカーはよく分散されるし、原料粉の凝集性もボールに
より改善される。しかし、この方法の欠点としては次の
ようなことが考えられる。
(a′)使用しているボール及び混合容器からの汚染が
必ずあるため、ボール、容器の材質を焼結体と同じもの
か、又は、焼結体に含まれても無害なものにする必要が
ある。
必ずあるため、ボール、容器の材質を焼結体と同じもの
か、又は、焼結体に含まれても無害なものにする必要が
ある。
(b′)ボールで長時間混練するためウィスカー長さが
かなり短くなる。ウィスカー長さが均一になるというこ
とは利点であるが、長さが短くなることは高靭化機構で
あるクラックディフレクション・ウィスカー引き抜き効
果を小さくすることになる。
かなり短くなる。ウィスカー長さが均一になるというこ
とは利点であるが、長さが短くなることは高靭化機構で
あるクラックディフレクション・ウィスカー引き抜き効
果を小さくすることになる。
以上二つの混線方法を比較したが水系に用いられスカー
はその長さに均一性が乏しく、長さの揃ったものだけを
分級することも非常に煩雑な作業である。これらのこと
を考慮して混線法はボールミル法が好ましい、但し、将
来凝集性の少ない超微粉(0,1μ■オーダーの粒径)
のTiC原料粉及び長さの揃ったウィスカーが工業的に
入手可能となれば超音波分散法が採用されるべきである
。
はその長さに均一性が乏しく、長さの揃ったものだけを
分級することも非常に煩雑な作業である。これらのこと
を考慮して混線法はボールミル法が好ましい、但し、将
来凝集性の少ない超微粉(0,1μ■オーダーの粒径)
のTiC原料粉及び長さの揃ったウィスカーが工業的に
入手可能となれば超音波分散法が採用されるべきである
。
ボールミル法において焼結助材にB、C系のものを使う
場合、混練容器はTiC,5iC1B 、Cの1種また
は2種以上からなる材質のものにする必要がある。又、
ボールに対してはSiC又はSi、N、ボールを使用す
べきである。但し、焼結助材が酸化物系であれば容器、
ボールも助材と同じ酸化物で良い、混線媒体としては、
メチルアルコール、エチルアルコールの他蒸溜水等無機
系の液体が使用できる。混線時は1mの容器に対してセ
ラミックス原材料200 、、混練媒体500−Ω、直
径20閣のボール50個を装入する。容器の容量が変わ
ればそれに応じて上記の割合に比例させればよい。
場合、混練容器はTiC,5iC1B 、Cの1種また
は2種以上からなる材質のものにする必要がある。又、
ボールに対してはSiC又はSi、N、ボールを使用す
べきである。但し、焼結助材が酸化物系であれば容器、
ボールも助材と同じ酸化物で良い、混線媒体としては、
メチルアルコール、エチルアルコールの他蒸溜水等無機
系の液体が使用できる。混線時は1mの容器に対してセ
ラミックス原材料200 、、混練媒体500−Ω、直
径20閣のボール50個を装入する。容器の容量が変わ
ればそれに応じて上記の割合に比例させればよい。
混線時間は10時間以上とする。混線時間が10時間未
満では助材及びウィスカーの分散が不十分であるからで
ある。
満では助材及びウィスカーの分散が不十分であるからで
ある。
た場合は、再度乾式で混合して混線媒体を除去する必要
がある。然し、後述するように、焼結時に焼結温度への
加熱に先立って、所定の温度で排気すれば、乾燥をより
確実にすることができる。
がある。然し、後述するように、焼結時に焼結温度への
加熱に先立って、所定の温度で排気すれば、乾燥をより
確実にすることができる。
成形は、プレス成形、射出成形、スリップキャスト成形
のいずれでも良い。
のいずれでも良い。
焼結は、ホットプレス、加圧焼結、HIP法。
常圧焼結のいずれによっても良い。
前述したように、焼結温度への加熱に先立って、室温か
ら粒子の表面拡散が起らない温度範囲でセラミックス粒
子に付着している有機物や水分(特に混線媒体の残留分
)を除去するように排気を行なうことが望ましい。
ら粒子の表面拡散が起らない温度範囲でセラミックス粒
子に付着している有機物や水分(特に混線媒体の残留分
)を除去するように排気を行なうことが望ましい。
TiCマトリックス、SiCウィスカー系セラミックス
焼結体の製造にあっては、ホットプレスによる場合は4
00〜1000℃の温度範囲に10分間保持すると共に
、1O−1Torrに減圧する。加圧、常圧焼結の場合
は、バインダとして使用される、例えばポリビニルブチ
ルアルコール等が水分と共に存在しているので、これを
除去するために保持時間は30分間以上とする。
焼結体の製造にあっては、ホットプレスによる場合は4
00〜1000℃の温度範囲に10分間保持すると共に
、1O−1Torrに減圧する。加圧、常圧焼結の場合
は、バインダとして使用される、例えばポリビニルブチ
ルアルコール等が水分と共に存在しているので、これを
除去するために保持時間は30分間以上とする。
焼結温度は1800〜2300℃の範囲の温度とする。
焼結温度が1800℃未満では焼結体の密度が上がらず
、2300℃を超えると結晶粒の粗大化が起り、いずれ
も機械的強度が低下する。
、2300℃を超えると結晶粒の粗大化が起り、いずれ
も機械的強度が低下する。
密度95%以上、結晶粒径3μ−以下(特に好ましくは
2μ議以下)になるように焼結温度、焼結時間を設定す
るのが良い。
2μ議以下)になるように焼結温度、焼結時間を設定す
るのが良い。
(実施例)
TiC原料粉はメンストラム法により作製されており化
学成分及び粒子径は第1表に示す通りである。用いたS
iCウィスカーは直径が0.8〜1.0μm。
学成分及び粒子径は第1表に示す通りである。用いたS
iCウィスカーは直径が0.8〜1.0μm。
アスペクト比10〜200のものである。又焼結助材と
しては、 B、 C系のものを使用した。Bは純度99
%以上、325メツシユ・アンダーの金属ボロンを用い
た。又Cはノボラック樹脂を供給源とした。
しては、 B、 C系のものを使用した。Bは純度99
%以上、325メツシユ・アンダーの金属ボロンを用い
た。又Cはノボラック樹脂を供給源とした。
ノボラック樹脂はフェノールとホルムアルデヒドの縮合
体である。
体である。
第1表
T、C;全炭素、 F、C;遊離炭素
配合割合はSiCウィスカーの体積率をTiCに対して
0,3.5.15.25.35.45容積%に変化させ
た。焼結助材はTiCとSiCウィスカーの総重量に対
してBを1重量%、ノボラック樹脂を1.5重量%添加
した。
0,3.5.15.25.35.45容積%に変化させ
た。焼結助材はTiCとSiCウィスカーの総重量に対
してBを1重量%、ノボラック樹脂を1.5重量%添加
した。
前記原料セラミックス200gをボールミル法で混合し
た。C系が焼結助材であるので混線容器はIQのポリエ
チレン容器とした。これに直径10−のSL、 N、ボ
ールを350個入れ、エチルアルコール500IIQを
添加した後、48時間混合した。混合機電子レンジによ
って乾燥し、篩による造粒を行ない゛。
た。C系が焼結助材であるので混線容器はIQのポリエ
チレン容器とした。これに直径10−のSL、 N、ボ
ールを350個入れ、エチルアルコール500IIQを
添加した後、48時間混合した。混合機電子レンジによ
って乾燥し、篩による造粒を行ない゛。
60メツシユ篩下の粉を焼結用原料粉とした。
焼結はホットプレスで行ない第3図に示すようなプログ
ラムを採用した0本焼成に先立ち700℃で30分間と
した。第4図に配合比の中で最も焼結性が悪いと考えら
れるTiC/35容量%SiCウィスカーの光学顕微鏡
組織を示す、第4図で判るように、僅かに微小な空孔は
観察されるが殆ど焼結は完了している。又、第5図から
判るように、SiCウィスカーの分散も非常に良い。
ラムを採用した0本焼成に先立ち700℃で30分間と
した。第4図に配合比の中で最も焼結性が悪いと考えら
れるTiC/35容量%SiCウィスカーの光学顕微鏡
組織を示す、第4図で判るように、僅かに微小な空孔は
観察されるが殆ど焼結は完了している。又、第5図から
判るように、SiCウィスカーの分散も非常に良い。
このようにして得られた焼結体からダイヤモンド砥石と
ダイヤモンドブレードを使用して3x4×40■の硬度
測定用試験片を採取しダイヤモンド研磨液を使用して表
面に鏡面仕上げを施した0曲げ試験は支点間距離30a
+a、クロスヘッド速度0.5m/winの3点曲げ試
験法、硬度及び破壊靭性の測定は荷重10kgによるビ
ッカース硬度計で行なった。
ダイヤモンドブレードを使用して3x4×40■の硬度
測定用試験片を採取しダイヤモンド研磨液を使用して表
面に鏡面仕上げを施した0曲げ試験は支点間距離30a
+a、クロスヘッド速度0.5m/winの3点曲げ試
験法、硬度及び破壊靭性の測定は荷重10kgによるビ
ッカース硬度計で行なった。
破壊靭性K t cの算出は。
の式によった。但し、Hはビッカース硬度、aは圧痕対
角長さ、Cはこの対角線の先端から発生したメディアン
クラックの長さである。試験の結果は第2表に併記した
0表中、又は平均値、nは測定回数、σは標準偏差であ
る。
角長さ、Cはこの対角線の先端から発生したメディアン
クラックの長さである。試験の結果は第2表に併記した
0表中、又は平均値、nは測定回数、σは標準偏差であ
る。
第2表からTiC/SiCウィスカーが(85:15)
体積比のところで非常に高い曲げ強度を示した。破壊靭
性はSiCウィスカー添加によりSiCウィスカーを含
まないTiCのみのものより2倍以上の改善を15容量
%以上得た。このことは、SiCウィスカーの添加がい
かにTiCの破壊靭性及び曲げ強度の向上に有効かを示
す良い例と言える。また15%以上でKtCは6.5以
上であり、この値は高靭性セラミックス材料として知ら
れるSi、 N4に匹敵するものである。しかも硬度は
23GPaという非常に高い値であり1発明者の予想し
た高硬度、高靭性且つ高強度のTiC/SiCウィスカ
ー系複合セラミックスが得られたと考えてよい。
体積比のところで非常に高い曲げ強度を示した。破壊靭
性はSiCウィスカー添加によりSiCウィスカーを含
まないTiCのみのものより2倍以上の改善を15容量
%以上得た。このことは、SiCウィスカーの添加がい
かにTiCの破壊靭性及び曲げ強度の向上に有効かを示
す良い例と言える。また15%以上でKtCは6.5以
上であり、この値は高靭性セラミックス材料として知ら
れるSi、 N4に匹敵するものである。しかも硬度は
23GPaという非常に高い値であり1発明者の予想し
た高硬度、高靭性且つ高強度のTiC/SiCウィスカ
ー系複合セラミックスが得られたと考えてよい。
第6図にマイクロビッカースによって発生させたクラッ
クとマトリックスとの相互作用を示した光学顕微鏡写真
を示す、写真に示すようにクラックはジグザグによく偏
向しておりクラックデフレクションが有効に作用してい
る証拠であると考えられる。第8図に15容積%SiC
ウィスカーを含む曲げ強度が86.7kg/■2のもの
の破面のSEM写−真を示す0図中に矢印で示したよう
にウィスカーの引き抜き跡及び引き抜かれたウィスカー
が明瞭に観察される。また、ウィスカー以外のマトリッ
クス部は非常に起伏が激しく SiCウィスカーの存在
によりマトリックス部でクラックデフレクションが有効
に作用している証拠であると考えられる。
クとマトリックスとの相互作用を示した光学顕微鏡写真
を示す、写真に示すようにクラックはジグザグによく偏
向しておりクラックデフレクションが有効に作用してい
る証拠であると考えられる。第8図に15容積%SiC
ウィスカーを含む曲げ強度が86.7kg/■2のもの
の破面のSEM写−真を示す0図中に矢印で示したよう
にウィスカーの引き抜き跡及び引き抜かれたウィスカー
が明瞭に観察される。また、ウィスカー以外のマトリッ
クス部は非常に起伏が激しく SiCウィスカーの存在
によりマトリックス部でクラックデフレクションが有効
に作用している証拠であると考えられる。
以上のようにTiCマトリックス/SiCウィスカーセ
ラミックス複合体においてSiCウィスカーが15%の
時硬度約230Pa、破壊靭性6.54MPa m。
ラミックス複合体においてSiCウィスカーが15%の
時硬度約230Pa、破壊靭性6.54MPa m。
曲げ強度72.4kg/■2という高硬度、高靭性且つ
高強度の複合セラミックスが得られた。この材料は酸化
があまり問題にならないセラミックスドリル、引き抜き
ダイス等のセラミックス工具への応用が有効であると考
えられる。
高強度の複合セラミックスが得られた。この材料は酸化
があまり問題にならないセラミックスドリル、引き抜き
ダイス等のセラミックス工具への応用が有効であると考
えられる。
(効果)
本発明はTiCマトリックスにSiCウィスカーを分散
させた高硬度、高靭性且つ高強度のTiCマトリックス
/ SiCウィスカー焼結体とその製造方法であり、T
iCの欠点を改善し長所を生かしてセラミックス工具へ
応用することができるようになった。
させた高硬度、高靭性且つ高強度のTiCマトリックス
/ SiCウィスカー焼結体とその製造方法であり、T
iCの欠点を改善し長所を生かしてセラミックス工具へ
応用することができるようになった。
第1図はウィスカーによるクラックディフレク象の模式
図、第3図はホットプレスにおける昇温、圧力プログラ
ムを示すグラフ、第4−はTiC/35容積%SiCウ
ィスカー焼結体のセラミックス組織を示す50倍の光学
顕微鏡写真、第5図はTiC/35容積%SiCウィス
カー焼結体のセラミックス組織を示す400倍の光学顕
微鏡写真、第6図はTiC/35容積%SiCウィスカ
ー焼結体の硬度測定箇所周辺のセラミックス組織を示す
400倍の光学顕微鏡写真、第7図はTiC/15容積
%SiCウィスカー焼結体のSEM写真である。 尚1図面に示された符号において。 l、7.12・・・SiCウィスカー、2・・・デフレ
クションを生じない場合のクラック面、3・・・ディフ
レクシ蕊ンを生じた場合のクラック面、4・・・クラッ
ク、5・・・ウィスカーの切断箇所、6.9,1O11
1・・・ウィスカーの引き抜は跡、8・・・クラックデ
フレクション。
図、第3図はホットプレスにおける昇温、圧力プログラ
ムを示すグラフ、第4−はTiC/35容積%SiCウ
ィスカー焼結体のセラミックス組織を示す50倍の光学
顕微鏡写真、第5図はTiC/35容積%SiCウィス
カー焼結体のセラミックス組織を示す400倍の光学顕
微鏡写真、第6図はTiC/35容積%SiCウィスカ
ー焼結体の硬度測定箇所周辺のセラミックス組織を示す
400倍の光学顕微鏡写真、第7図はTiC/15容積
%SiCウィスカー焼結体のSEM写真である。 尚1図面に示された符号において。 l、7.12・・・SiCウィスカー、2・・・デフレ
クションを生じない場合のクラック面、3・・・ディフ
レクシ蕊ンを生じた場合のクラック面、4・・・クラッ
ク、5・・・ウィスカーの切断箇所、6.9,1O11
1・・・ウィスカーの引き抜は跡、8・・・クラックデ
フレクション。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭化珪素(SiC)ウィスカー3〜45容量%、焼
結助材0.2〜4重量%、残部が実質的に炭化チタン(
TiC)からなる高硬度、高靭性且つ高強度の炭化チタ
ン(TiC)/炭化珪素(SiC)ウィスカー複合焼結
体。 2 焼結助材が硼素(B)と炭素(C)、又は酸化物系
である特許請求の範囲第1項記載の高硬度、高靭性且つ
高強度の炭化チタン(TiC)/炭化珪素(SiC)ウ
ィスカー複合焼結体。 3 炭化珪素(SiC)ウィスカー3〜45容量、焼結
助材0.2〜4重量%、残部が炭化チタン(TiC)か
らなる原料粉を混練する工程と、混練された原料粉を成
形し成形体とする工程と、該成形体を焼結する工程から
なる高硬度、高靭性且つ高強度の炭化チタン(TIC)
/炭化珪素(SiC)ウィスカー複合焼結体の製造方法
。 4 焼結助材として金属硼素とノボラック樹脂を用いる
特許請求の範囲第3項記載の高強度、高靭性且つ高強度
の炭化チタン(TiC)/炭化珪素(SiC)ウィスカ
ー複合焼結体の製造方法。 5 超音波分散法を用いて混練する特許請求の範囲第3
項又は第4項記載の高硬度、高靭性且つ高強度の炭化チ
タン(TiC)/炭化珪素(SiC)ウィスカー複合焼
結体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62056732A JPH0764636B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 高硬度、高靭性且つ高強度の炭化チタン(Tic)/炭化珪素(Sic)ウイスカ−複合焼結体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62056732A JPH0764636B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 高硬度、高靭性且つ高強度の炭化チタン(Tic)/炭化珪素(Sic)ウイスカ−複合焼結体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63225578A true JPS63225578A (ja) | 1988-09-20 |
JPH0764636B2 JPH0764636B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=13035681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62056732A Expired - Lifetime JPH0764636B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 高硬度、高靭性且つ高強度の炭化チタン(Tic)/炭化珪素(Sic)ウイスカ−複合焼結体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764636B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01286968A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-17 | Agency Of Ind Science & Technol | 高靭性焼結体及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61190483A (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-25 | 石川島播磨重工業株式会社 | タンク内作業室 |
JPS63225579A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-09-20 | 日本特殊陶業株式会社 | 高靱性を有するセラミック焼結体及びセラミック工具と焼結体の製造方法 |
-
1987
- 1987-03-13 JP JP62056732A patent/JPH0764636B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61190483A (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-25 | 石川島播磨重工業株式会社 | タンク内作業室 |
JPS63225579A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-09-20 | 日本特殊陶業株式会社 | 高靱性を有するセラミック焼結体及びセラミック工具と焼結体の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01286968A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-17 | Agency Of Ind Science & Technol | 高靭性焼結体及びその製造方法 |
JPH0585509B2 (ja) * | 1988-05-11 | 1993-12-07 | Kogyo Gijutsuin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0764636B2 (ja) | 1995-07-12 |
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