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JPS63215732A - ポリエステルフイルム - Google Patents

ポリエステルフイルム

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Publication number
JPS63215732A
JPS63215732A JP4762187A JP4762187A JPS63215732A JP S63215732 A JPS63215732 A JP S63215732A JP 4762187 A JP4762187 A JP 4762187A JP 4762187 A JP4762187 A JP 4762187A JP S63215732 A JPS63215732 A JP S63215732A
Authority
JP
Japan
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film
polyester
particles
weight
parts
Prior art date
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Granted
Application number
JP4762187A
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English (en)
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JPH0721071B2 (ja
Inventor
Kiyohiko Ito
喜代彦 伊藤
Shoji Nakajima
彰二 中島
Koichi Abe
晃一 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP4762187A priority Critical patent/JPH0721071B2/ja
Publication of JPS63215732A publication Critical patent/JPS63215732A/ja
Publication of JPH0721071B2 publication Critical patent/JPH0721071B2/ja
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、易滑性、平坦性に優れたポリエステルフィル
ムに関するもので、ざらに詳しくは、コンデンサー用、
包装用、写真用、磁気テープ用、磁気ディスク用などの
ベースフィルムに関するものである。
〔従来の技術〕
易滑性、平坦性に優れたポリエステルフィルムとしては
、内部粒子または不活性粒子と高級脂肪間または高級脂
肪酸アミドを含有せしめたポリエステルフィルムが知ら
れている(例えば、特開昭59−221354号公報)
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来のポリエステルフィルムは、高温雰囲
気下で長時間保存すると金属蒸着膜あるいは磁性バイン
ダー等との接着性が著しく低下するだけでなく、フィル
ム表面の光沢も悪化するという欠点があり、また、バッ
クコート処理を行なわないタイプの磁気テープ、特には
ビデオテープ、オーディオテープにおいては、高温高湿
の雰囲気下で繰返してVTRあるいはカセットレーダー
中で使用すると走行性が悪化し、テープのエツジ部がワ
カメ状に変形したり、テープ鳴き等の欠点があった。
本発明は、かかる問題点を改善し、包装用材料として光
沢に優れているだけでなく、金属蒸着膜あるいは、種々
のバインダーとの接着性に優れ、また磁気記録媒体、特
に磁気テープとした時に電磁変換特性を損うことなく走
行性に優れたポリエステルフィルムを提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、炭素数6以上の長鎖アルキル基を側鎖に有す
る繰り返し単位を共重合してなるポリエステル共重合物
を含有し、かつ少なくとも片面の表面粗さRaが0.0
05〜0.09μmであることを特徴とするポリエステ
ルフィルムに関するものである 本発明におけるポリエステルとは、ジカルボン酸とジオ
ールから縮重合により得られるエステル結合を有したポ
リマーで必り、ジカルボン酸の具体例としては、テレフ
タル酸、イソフタル酸、2゜6−ナフタリンジカルボン
酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルジカ
ルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェニ
ルサルホンジカルボン酸、ジフェニルケトンジカルボン
酸、アンスラセンジカルボン酸、α、β−ビス(2−ク
ロロフェノキシ)エタン−4,4゛−ジカルボン酸など
が挙げられる。
ジオールの具体例としては、エチレングリコール、トリ
メチレングリコール、テトラメチレングリコール、ペン
タメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ヘ
キシレングリコールなどが挙げられる。
本発明のポリエステル共重合組成物とは、上記で示した
ポリエステル中に下記(1)式又は(II)式に示した
ような炭素数6以上の長鎖フルキル基を有するくり返し
単位が共重合されたものをいう。
[ここでA、A’ 、8.8’は、−O−、−COO−
、、−NR−(Rは、水素またはアルキル基〉。
−〇〇−で表わされる官能基であり、A、A’ 。
B、B’ は同一であっても異なっていてもよく、また
、Cは炭素原子を示し、Fは炭素原子またはで示される
ような脂環族多価炭化水素基によって代表される多価不
活性基を示す。Dは、炭素数6以上のアルキル基または
水素であり、Pは1以上の整数を示す。ただしPが1の
場合、Dは前記アルキル基である。またPが1を越える
場合、Dのアルキル基は同一であっても異なっていても
よいが少なくとも1個以上がアルキル基であることが必
要である。R1,Rlo、R2,R2°、R3,R3’
、R4,R4゜は、水素またはアルキル基で同一であっ
ても異なっていてもよい。また(1.m、n、oはそれ
ぞれ0または1以上の整数である。コ [ここで、Y、 Y’は−wo−,−wcoo−。
WNH、WCOC)+cH2+−o、  WNH−fC
H2)R(Wは、アルキレン基またはオキシアルキレン
基)で同一 であっても異なっていてもよい。またQ、
RはOあるいは1以上の整数で、Zは炭素数6以上のア
ルキル基である。]上記(I)式で示した繰返し単位に
おいて、A + CR+ R1’+(I B−+CR2
R2’j、、  あるいはA +CR3R3°+nBH
cR4R4’九 で示される官能基を、1つの繰返し単
位中に2個含有するものが、フィルムの機械強度が優れ
、かつフィルム表面に粗大突起が少ないので好ましい。
また、(I)式のDおよび(n)式の7で示されるアル
キル基の炭素数が5以下の場合には、フィルムの易滑性
が不十分であるため好ましくない。特に、前記アルキル
基の炭素数が6〜50の場合、フィルム表面の粗大突起
の発生が少なく、かつ滑り性が良好なので特に望ましい
前記(1)式および(II)式中のDあるいはZで示さ
れる長鎖アルキル基中の水素がフッ素原子によって少な
くとも1個以上置換されているとフィルムの易滑性、特
に、磁気テープとして用いた時のVTR中での金属ガイ
ドピンとの滑りが向上するので一層好ましい。
本発明において、長鎖アルキル基を有する繰返し単位を
共重合してなるポリエステル共重合組成物を含有すると
は、ポリエステルフィルム中に共重合組成物を少なくと
も1重量%以上有していることをいう。また、前記繰返
し単位中にある長鎖アルキル基の含有最は、ポリエステ
ルフィルム100重量部中に、0.01〜10重量部、
好ましくは0.05〜8重但部、更に好ましくは、0゜
15〜5重量部が望ましい。含有量が上記範囲未満であ
るとフィルムの易滑性、接着性が不十分であり、また含
有量が上記範囲を越えるとフィルムの平坦性が悪化する
のみならず機械強度も低下する。また本発明において長
鎖アルキル基は前記繰返し単位の側鎖にあることが必要
である。主鎖側に長鎖アルキル基がある場合は、接着性
と易滑性を伴に満たすという本発明の効果が弁用しない
のみならず機械強度も低下する。
本発明における表面粗さくRa)とは、後述する方法に
よって測定されるものであるが、その範囲は本発明にお
いては0.005〜0.09μmでおる必要があり、好
ましくは0.006〜0゜06μmである。該表面粗さ
くRa>が前記範囲未満であると平坦すぎてスリキズが
発生し易くなる。一方、Raが前記範囲を越えると平坦
性が悪く光沢等が悪化する。
特に本発明のポリエステルフィルムを磁気記録媒体用ベ
ースフィルムとして用いる場合、フィルムの少なくとも
片面のRaが0.005〜0.038 μm、好ましく
は0.006〜0.03μmでかつ表面突起の面積平均
径A(単位二μm)ならびに面積平均径Aと数平均径B
(単位:μm)の比A/Bが下式(1)、(2)を満足
する場合に走行性、特に常温常湿ならびに高温高湿下に
あけるVTR中の金属ガイドピンとの滑りが良好でかつ
磁気バインダーとの接着性ならびに磁気記録媒体とした
時の電磁変換特性が良好となるので特に望ましい。
0.2≦A≦3、O・・・・・・(1)1.04≦A/
B≦1.50・・・・・・(2)ここで上記の表面突起
の面積平均径Aおよび数平均径Bは、それぞれ下式(3
)、(4)で表わΣX1fi B=  □  ・・・・・・(4) Σfi ごIII [nは、小数点以下2桁で求められた突起径(μmφ)
の最大値を切り上げた整数を0.1で割った整数値であ
り、Xiは0.1・1で求められる突起径の級中値であ
り、flはフィルム表面1m1T12中の上記突起の級
中値の度数として求められる。ここでの突起径は0.0
5μmφ以上のものを数える。] 本発明のRaを得るためには、通常ポリエステル中に内
部粒子、不活性粒子、あるいはポリエステルに不溶の有
機系粒子を添加する方法が用いられる。
ここで、前記内部粒子とは、ポリエステルの合成時に添
加したカルシウム化合物、マグネシウム化合物およびリ
チウム化合物の少なくとも一種の化合物とポリエステル
を構成する成分とが結合して生成する粒子である。
なお、本発明の内部粒子中には、本発明の効果を妨げな
い範囲でリン元素および微量の他の金属成分、たとえば
、亜鉛、コバルト、あるいはアンチモン、ゲルマニウム
、チタンなどが含まれていてもよい。
この内部粒子の含有量測定法の一例について説明する。
ポリエチレンテレフタレートをメタノールで十分洗浄し
表面付着物を取り除き水洗して乾燥した300Clのサ
ンプルに0−クロルフェノール2゜7kLjを加えて攪
拌しっつ100’Cまで昇温させ、昇温俊さらに1時間
そのまま放置してポリエチレンテレフタレート部分を溶
解させる。ただし、高度に結晶化している場合などでポ
リエチレンテレフタレート部分が溶解しない場合には、
一度溶融させて急冷した後に前記の溶解操作を行なう。
次いでポリエチレンテレフタレート中に含有されている
ゴミなどの粗大不溶物をG−1ガラスフイルターで戸別
し、除去し、この戸上物の重量は試料重量から差し引く
日立製作所製分離用超遠心機40p型にロータ−RP3
0を装備し、セル1個当りに前記ガラスフィルター戸別
後の溶液30ccを注入後、ローターを450 Orp
mにて回転させ、回転異常のないことを確認後、ロータ
ー中を真空にし、30.Oo o rpmに回転数を上
げ、この回転数にて粒子の遠心分離を行なう。
分離の完了はほぼ40分後であるが、この確認は必要あ
れば分離後の液の375mμにおける光線透過率が分離
前のそれに比し、高い値の一定値になることで行なう。
分離後、上澄液を傾斜法で除去し分離粒子を得る。
分離粒子には分離が不十分なことに起因するポリエステ
ル分の混入があり得るので、採取した該粒子に常温のO
−クロルフェノールを加えほぼ均一懸濁後、再び超遠心
分離機処理を行なう。
この操作は後述の粒子を乾燥後核粒子を走査型差動熱量
分析を行なって、ポリマに相当する融解ピークが検出で
きなくなるまで繰返す必要がある。
最後に、このようにして得た分離粒子を120℃、16
時間真空乾燥して秤量する。
なあ、前記操作で得られた分離粒子は内部粒子と外部粒
子の両者を含んでいる。このため内部粒子的と外部粒子
量を個別に求める必要があり、まず前記分離粒子につい
て金属分の定量分析を行ない、Ca、Liの含有量およ
びCa、l i以外の金属含有量を求めておく。次いで
該分離粒子を3倍モルのエチレングリコール中で6時間
以上還流加熱したのち、200’CJ、<上になるよう
にエチレングリコールを留去して解重合すると内部粒子
だけが溶解する。残った粒子を遠心分離して得られた分
離粒子を乾燥秤但し外部粒子口とし、最初の合計分離粒
子齢との差を内部粒子量とする。
また前記不活性粒子とは、種類としては元素周期律表第
■、■、■族の元素の酸化物もしくは無機塩から選ばれ
る化学的に不活性なもので、たとえば合成または天然品
として得られる炭酸カルシウム、カーボンブラック、丁
rN、rro、caF2、l i F、M(JF2、湿
式シリカ(二酸化ケイ素)、乾式シリカ(二酸化ケイ素
)、ケイ酸アルミニウム(カオリナイト〉、硫酸バリウ
ム、リン酸カルシウム1、タルク、二酸化チタン、酸化
アルミニウム、水酸化アルミニウム、テレフタル酸カル
シウム、ケイ酸カルシウムなどが挙げられる。
また前記ポリエステルに不溶性の有機系粒子とは、種類
は特に限定されるものではなく、たとえば架橋ポリマの
微粉末などである。
本発明のRaを得るための前記不活性粒子ならびに有機
系粒子の平均粒子径は、0.08〜5μm、好ましくは
0.15〜3μmであることが望ましい。平均粒子径が
上記範囲未満であるとフィルムの易滑性が不十分であり
、また上記範囲を越えるとフィルムの平坦性が悪化し表
面光沢が悪くなる。
また、前記、内部粒子、または不活性粒子、またはポリ
エステルに不溶性の有機系粒子のポリエステルフィルム
に対する含有量は、0.06〜4重量%、好ましくは0
.1〜2重量%であることが望ましい。該含有量が上記
範囲未満であるとフィルムの易滑性が不十分であり、ま
た上記範囲を越えると粒子の凝集に起因すると見られる
粗大粒子が多くなり、製膜時にフィルム破れが発生し易
くなったり、スリット特性が悪化するため望ましくない
また、前記内部粒子、不活性粒子およびポリエステルに
不溶性の有機系粒子は、単独で用いても組合せて用いて
もよい。
次に、本発明のポリエステルフィルムの製造法の大要を
述べる。ただし、これに限定されるものではない。
先ず、前記不活性粒子をポリエステルに添加し粒子量の
マスターポリマーを得る。添加する方法は、ポリエステ
ルの重合の反応前、反応中、反応後または溶融押出し時
の何れでもよいが、重合開始前エステル化又はエステル
交換反応で比較的低分子量の中間体を製造する段階、あ
るいはこれらを更に減圧または不活性気流中で反応させ
てフィルム形成能を有する高重合体を得る段階等のポリ
エステル重合開始前から重合反応中の段階で添加するの
が操作上有利である。この蒔種々の分散媒、一般にはエ
チレングリコールに均一に分散させたスラリー状態で添
加するのが好ましい。
エチレングリコール等の分散媒への分散には、種々の分
散法、例えば高速分散機(1−1,S、 D)、超音波
分散機、コロイドミル、ウルトラ・ツーレックス、ホモ
ジナイザー、サンドミル、アトライタ、ロールミル等を
用いて分散するのが好ましい。
特に超音波分散機やサンドミル、ロールミル等の分散が
凝集粒子を微分散させるために有効であり好ましい。最
も好ましくは0.5mm以下のメディアを用いて分散す
る方法である。また分散時には、リン酸、アルカリ化合
物等の分散剤を使用するとスラ、リ−およびポリエステ
ル中での不活性粒子の再凝集を防止でき特に好ましい。
また、ポリエステル中に内部粒子を含有せしめる方法と
して、エステル交換反応後、所定量の三酸化アンチモン
のエチレングリコールゾルを添加しポリエステルの重合
を完結させることによって得られる。
次に、炭素数6以上の長鎖アルキル基を有する多官能性
有機化合物をポリエステルの重縮合反応中に添加反応さ
せポリエステル共重合組成物を1qる。
前記、長鎖アルキル基含有多官能性有機化合物としては
、例えば、1,2−オクタンジオール、1,2−デカン
ジオール、1,2−ドデカンジオ−ル、1,2−テトラ
デカンジオール、1,2−ヘキサデカンジオール、1.
2−オクタデカンジオール、1,2−エイコサンジオ−
/しなどの1,2−フルカンジオール類、2−ヘキシル
−1,3−プロピレングリコール、2−オクタデシル−
1,3−プロピレングリコールなどの2−アルキル−1
゜3−プロピレングリコール類、2−へキシル−1,4
−ブチレングリコール、2−オクタデシル−1,4−ブ
チレングリコールなどの2−アルキル−1,4−ブチレ
ングリコール類、2−へキシルコハク酸、2−ドデシル
コハク酸、2−オクタデシル無水コハク酸、2−ドデシ
ル−3−メチルコハク酸などの脂肪族ジカルボン酸類お
よびこれら脂肪族ジカルボン酸の低級アルコールエステ
ル、1,2−オクタンジアミン、1,2−ヘキサデカン
ジアミンなどのジアミン類、2−ヒドロキシドデカン酸
、2−ヒドロキシヘキサデカン酸、1゜2−ヒドロキシ
ステアリン酸などのヒドロキシカルボン酸類を挙げるこ
とができるが、これに限定するものではない。
(III)式で示される化合物としては、例えば4−へ
キシルレゾルシン、4−ペンタデシルレゾルシン、4−
オクタデシルレゾルシン、5−オクタデシルレゾルシン
などのアルキル置換レゾルシン類、3−ペンタデシルカ
テコールなどのアルキル置換カテコール類、2−ペンタ
デシルヒドロキノンなどのアルキル置換ヒドロキノン類
、アルキル置換テレフタル酸やアルキル置換イソフタル
酸などのアルキル置換芳香族ジカルボン酸類およびこれ
らの芳香族ジカルボン酸の低級アルコールエステル類、
アルキル置換ジアミノベンゼン類、2−ペンタデシル−
4−ヒドロキシ安息香酸などのアルキル置換ヒドロキシ
安息香酸等を挙げることができる。
前記ポリエステル共重合組成物の製造において前記長鎖
アルキル基含有多官能性有機化合物を単独で用いてもよ
いが前述の不活性粒子またはポリエステルに不溶性の有
機系粒子または内部粒子を共存させて重合するとフィル
ムのスリット性の向上や耐摩耗性(白粉発生の減少)が
向上するのでより好ましい。
こうして得られた不活性粒子のマスターポリマー、内部
粒子含有ポリマー、長鎖アルキル基含有ポリエステル共
重合組成物および無粒子のポリエステルを特定量混合し
押出機で溶融押出し、シート状にキャストし、周知の方
法で延伸して配向せしめる。
延伸方法は特に限定されるものではないが、−軸配向型
式を得るための一軸延伸方法としては、ロールによるタ
テ一方向延伸、クリップ把持によるヨコ一方向延伸があ
り、一方、より望ましい配向型式である二軸配向型式を
得るための二軸延伸方法としては、例えば、同時二軸、
タテ−ヨコ、タテ→ヨコ→タテ、ヨコ−タテ、2段タテ
→ヨコ、2段タテ→ヨコ→タテ、2段タテ→ヨコ→同時
2軸などが挙げられる。
次いで必要に応じ、適当な弛緩を与えつつ、熱処理をす
る。
2軸配向の条件をポリエステル、特にはポリエチレンテ
レフタレート、またはこれを主成分とするポリエステル
フィルムを例として説明すると、未延伸フィルムを縦横
両方向共、延伸温度70〜130’C1延伸倍率2〜5
倍で延伸し、130〜250’Cで熱処理するのが通例
である。
ここで、1軸延伸後、あるいは2軸延伸後のポリエステ
ルフィルムに、印加する電気エネルギーの総和が被処理
フィルム1Tr12あたり5〜70ワツト・分、好まし
くは10〜30ワツト・分となるようにしてコロナ放電
処理をすることが本発明のポリエステルフィルムの特徴
である易滑性を向上させる上で有効である。この場合、
空気中、窒素中、二酸化炭素中の何れの雰囲気中で処理
を行なってもよいが、本発明のポリエステルフィルムを
磁気記録媒体用ベースフィルムとして用いた時、窒素中
での処理が磁気テープ化後の走行性をより一層良好にす
るため特に好ましい。
以上のようにして、本発明のポリエステルフィルムを得
ることができるが、本発明のポリエステルフィルムに接
着性、耐湿性、ヒートシール性などを付与する目的で他
種ポリマーを積層した形や、他の有機または無機組成物
で被覆した形で用いてもよく、また、未延伸あるいは1
軸延伸後のポリエステルフィルムに低温プラズマ処理を
施す方法も接着性などを付与する上で有効である。
[特性の測定方法、評価基準] (1)  表面粗さ[中心線平均粗ざ:Ra(μm)]
触触針衣表面さ計による測定値を示す(カットオフ値0
.08rnm、測定長4mm。ただしJIS−8−06
01による)。
(2〉  平均粒径:(単位二μm) 堀場製作所製遠心沈降式粒度分布測定器CAPA500
によって得た等価球径分布における積算50%点の値を
用いる。
(3)  静摩擦係数、μS: ASTM−D−1894B−63に従い、スリップテス
ターを用いてポリエステルフィルム同志のμSを求めた
通常、フィルムとして易滑性に優れているとされる範囲
を、μSで1.2以下とした。
(4)  表面光沢 J l5−Z−8741に従い、日本重色工業(株)製
の可変角度光沢針VG−107型を用いて、入射角及び
反射角が60度の時の値を測定した。
■ GS (60’ )=40%未満 ・・・・・・X
■ GS (60’ )=40%以上150%未満・・
・・・・O ■ GS (60’ )=150%以上・・・・・・◎
上記で0以上であれば光沢に優れている。
(5)  電磁変換特性 γ−F8203100重量部、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体15重量部、ポリウレタンエラストマー15重
量部、カーボンブラック8重量部、メチルエチルケトン
120重量部、メチルイソブチルケトン130重量部、
ミリスチル酸2重量部の混合物をサンドミルで十分に混
合分散させて磁性塗料を作り、この磁性塗料にポリイソ
シアネート(コロネートL)を15重量部添加し、これ
をサンプルのポリエステルフィルムに厚さ4.0μm(
吃燥厚ざ)塗布し、カレンダー処理(温度90℃、線圧
200ki/cm)後、1/2インチ幅にスリットして
テープとした。このテープをVH3方式のビデオカセッ
ト(120分)に組込み、ビデオカセットテープを作っ
た。
このテープにVTRを用い、TV試験信号発生機((株
)シバツク製TG−7/1型からの信号を録画させたの
ち、25℃、50%RHで100パス(120分X10
0パス)走行させた。このテープをドロップアウトカウ
ンターを用いて、ドロップアウトの幅が5μ秒以上で、
再生された信号の減衰がマイナス16dB以上のものを
ピックアップしてドロップアウトした。測定はビデオカ
セット10巻について行ない、1分間当りに換算したド
ロップアウト個数が10個未満で、かつ4HH7の信号
を記録し再生した時の出力信号を一画面分で見た場合、
出力信号が強く、かつ信号波形がフラットであるものを
◎、ドロップアウト個数が10〜40個で、かつ信号波
形がフラットで必るものを○、ドロップアウト個数が4
0〜60個であるものを△、ドロップアウト個数が60
個を越え、かつ出力信号が弱いか、信号波形が変形して
いるものを×とした。Δ以上であれば、電磁変換特性が
良好であると判定した。
(6)走行性、μに テープに走行性試験機TBT−300型((株)横浜シ
ステム研究断裂)を使用し、20℃、60%RHおよび
40’C185%RH雰囲気で100回繰返し走行させ
、初期のμkを下記の式により求めた。
μに= 0.73310(lITl /T。
ここで、初期μにの値が0.33以下であれば走行性に
優れている。
(7)  接着性 50’C160%の雰囲気下で50時間エージング処理
したポリエステルにベルシア型高真空蒸着装置(日本真
空技術(株)製EBH−6型)を用いて約1 X 10
−5n+mH!11の真空度でアルミニウムをポリエス
テシフ9イルム表面に厚さ1000〜20OO人で蒸着
し、25℃、50%RHの雰囲気下に1日放置後アルミ
ニウム蒸着面にニチバン(株)製市販セロファン粘着テ
ープを貼合せて、90’剥離した後のアルミニウム蒸着
膜残存付着面積が80%以上を「○」、50%以上80
%未満を「△」、50%未満を「×」で表示する。該残
存付着面積が大きいほど接着性は優れており、「○」以
上であれば実用接着性に優れていると判定する。
(8)  表面突起径 2検出器方式の走査型電子顕微鏡[ESM−3200、
エリオニクス(株)製]と断面測定装置[PMS−1,
エリオニクス(株)製]において、フィルム表面の平滑
面の高さをOとして走査した時の高さ測定値を256階
調のグレー値として画像処理装置[IBAS2000.
カールツアイス(株)製]に送り、このグレー値を基に
I BAS2000上にフィルム表面突起画像を再構築
する。
次に、この表面突起画像で256階調の内で10階調以
上のものを2°値化して得られた個々の突起の面積から
円相当径を求めこれを表面突起径とした。前記、256
階調のグレー値において、0階調目が黒で表わされフィ
ルム表面の平滑面を示し、255階調目が白で表わされ
る。また1階調の高さは、任意設定値Hを256で割っ
た値でめる。
任意設定値Hは、通常、測定するフィルム表面のRa(
単位:μm〉に30を乗じた値を用いる。
また走査型電子顕微鏡の倍率は、2000〜8000倍
の間の値を選択し、フィルム表面のRaに応じて変更す
る。測定は、走査型電子顕微鏡視野で水平方向に100
〜500点測定し、これを垂直方向に512列測定し1
視野当りの測定値とした。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて本発明の一実施態様を説明する
実施例1 テレフタル酸ジメチル100重M部とエチレングリコー
ル62重量部および2−オクタデシル無水コハク酸4重
量部に酢酸カルシウム0.06重量部、三酸化アンチモ
ン0.04重量部、酢酸リチウム0.07重量的および
酢酸カルシウム0.04重量部を添加し、常法によりエ
ステル交換反応を行ない得られた生成物にリン酸トリメ
チルエステル0.10重量部、亜リン酸0.02重量部
を添加したあと徐々に昇温、減圧にし、最終的に290
℃lmmHg以下の減圧下で重合を行なった。減圧開始
より3時間15分で内部粒子0.34重置部(対ポリエ
ステル100重量部)を含有する極限粘度0.618の
ポリエステル組成物Aを得た。
得られたポリエステル組成物Aをc13の固体NMRで
確認した結果、オクタデシル無水コハク酸が97%以上
共重合していることがわかった。
このポリエステル組成物Aのペレットを180℃で3時
間減圧乾燥(3Torr)した後、このペレットを押出
機に供給して285℃で溶融押出し、60℃の冷却ドラ
ム上にキャストして無延伸シート状とした後、常法の逐
次二軸延伸法によって、まず、周速差をもたせた一対の
ロール間で90℃でタテ(長手)方向に3.3倍延伸し
た。屈折率はタテ方向、ヨコ方向それぞれ1.64.1
゜54であり、面内複屈折△nは0.10であった。
次いで、テンターに送り込み、両端をクリップで把持し
つつ、95℃でヨコ(幅)方向に3.5倍延伸し、同じ
くテンター内で幅方向に5%弛緩させつつ、218℃で
5秒間熱処理した。
次いで、巻き取り、厚みが15μmのポリエステルフィ
ルムを得た。
このポリエステルフィルムの特性を測定、評価した結果
を第1表に示した。これより実施例1のポリエステルフ
ィルムは、光沢、接着性、易滑性のいずれも優れている
ことがわかる。
比較例1〜2 2−オクタデシル無水コハク酸を添加しない以外は実施
例1と同様の方法にて内粒を0.33%含有するポリエ
ステルBを得た。
このポリエステルB100重量部とオクタデシル無水コ
ハク酸4重量部を2軸押用機で290℃の温度にて溶融
混練しポリエステル組成物C8得た。
同様にオクタデシル無水コハク酸の代りにモンタン酸4
重量部を用いてポリエステル組成物りを得た。C13の
固体NMRで評価した結果、組成物C,Dはともに共重
合されていなかった。
これらの組成物C,Dを実施例1と同様の方法にて製膜
し厚さ15μmのポリエステルフィルムを)qた。この
ポリエステルフィルムの特性評価した結果を第1表に示
した。この結果、オクタデシル無水コハク酸(比較例1
)、モンタン酸(比較例2)をポリエステルに練り込ん
だものは、易滑性は良好であるが接着性が不十分である
ことがわかる。
比較例3 2−オクタデシル無水コハク酸を添加しない以外は、実
施例1と同様の方法にて、厚みが15μmのポリエステ
ルフィルムを得た。
このポリエステルフィルムの特性評価した結果は、第1
表に示した通りでおり接着性が不十分で、かつ走行性に
劣っていることがわかる。
比較例4 平均粒径6.Oμm1均等数4.2の重質炭酸カルシウ
ム2.5重ffi部をエチレングリコール100ffl
i部に添加しホモゲナイザーにて高速攪拌後、五十嵐機
械製サンドグラインダーにて処理することによりEGス
ラリーAを調製した。
次に、ジメチルテレフタレートとエチレングリコールを
酢酸マンガンを触媒として用いエステル交換反応後、前
記EGスラリーAを添加し、重合触媒として三酸化アン
チモン、安定剤としてリン酸トリメチルを用い常法にて
重縮合反応を行ない重質炭酸カルシウム2.1重量部(
対ポリエステル100重量部)含有するポリエステルE
を得た。
このポリエステルEを実施例1と同様の方法にて製膜し
、厚みが15μmのポリエステルフィルムを得た。
このポリエステルフィルムの特性を評価した結果は第1
表に示した通りであり、光沢に劣っていることがわかる
実施例2〜6.比較例5 平均粒径0.4μmの合成炭酸カルシウム10部とエチ
レングリコール100部およびリン酸アンモニウム塩0
.05部を添加し、0.1mmφのガラスピーズを10
0部添加し、攪拌槽中で30o o rpmにて3時間
攪拌した。攪拌終了後400メツシユ金網でガラスピー
ズを分離し合成炭酸カルシウムのEGスラリーBを調製
した。
このスラリーの遠心沈降法(堀場製作所:CAPA50
0使用)から得られた粒子直径の累積分布曲線からロジ
ンラムター分布式で表わした時の均等数N(r粉体工学
ハンドブック」44頁、朝倉書店、1972年出版参照
)を求めると6.°4であった。ここで上記で示したよ
うなリン酸アンモニウム塩を添加せず、かつガラスピー
ズ処理していないEGスラリーの均等数Nはし4.4で
あった。
同様にして平均粒径0.95μmの合成炭酸カルシウム
を用いてEGスラリー〇を調製した。このスラリーの均
等数Nを上記と同様の方法にて求めた所、6.2であっ
た。次に、エチレングリコールユニット/テレフタル酸
ユニットモル比1゜2、反応率98%のビス−β−ヒド
ロキシエチルテレフタレートを反応器に240℃で貯留
し常圧でテレフタル酸、エチレングリコール(エチレン
グリコール/テレフタル酸モル比1.20)のスラリー
を一定速度で連続的に供給した。スラリー供給終了俊、
反応温度245℃で1時間反応復、リンM40ppm 
 (リン原子の母として生成するポリマーに基づいた添
加口)を添加した1多、上記EGスラリーAあるいはB
を添加し288°Cの温度、かつ0.O3mmHg以下
の高真空下で、重合触媒として三酸化アンチモンを用い
重縮合反応を行なった。
このようにしてスラリーBから平均粒径0.5μmの合
成炭酸カルシウムを3重量%含有するポリエステルG、
スラリーCから平均粒径0.95μmの合成炭酸カルシ
ウムを3重量%含有するポリエステルHを得た。
また、合成炭酸カルシウム等の不活性微粒子を添加しな
い以外は、ポリエステルG、Hと同様の方法にて重合を
行ない粒子を含有しないポリエステル■を得た。また、
テレフタル酸’too重量部とエレングリコール43重
量部を混練しスラリーを調整した。反応器に245℃で
貯留したテレフタル酸50重ω部とエチレングリコール
21.5重量部の反応物中に該スラリーを一定速度で連
続的に添加し常圧下245°Cでエステル化反応を行な
い生成する水を精留塔から連続的に系外に留出させた。
該スラリーの供給時間は3時間30分で終了しエステル
化反応は4時間で終了した。得られた反応物からテレフ
タル酸100iff1部に相当するエステル化反応物を
重合装置に移しリン酸0゜045重量部、三酸化アンチ
モン0.023重量部、およびオクタデシル無水コハク
酸5.6重量部を添加し、常法に従って重縮合反応し、
極限粘度0.612のポリエステル組成物Jを得た。得
られたポリエステル組成物HをC13の固体NMRで確
認した結果オクタデシル無水コハク酸が98%以上供給
されていることがわかった。
また、ポリエステル組成物Iは、本発明で規定する内部
粒子は存在しなかった。
これらのポリエステルG、H,Iおよびポリエステル組
成物Jのペレットを第2表の含有量になるように混合し
、180℃で3時間減圧乾燥(3Torr)した後、こ
のペレットを押出機に供給し、285°Cで溶融押出し
、60℃の冷却ドラム上にキャストして無延伸シート状
とした後、常法の逐次二軸延伸法によって、まず、周速
差をもたせた一対のロール間で90℃でタテ(長手)方
向に3.3倍延伸した。屈折率はタテ方向、ヨコ方向そ
れぞれ1.64.1.54であり、面内複屈折△nは0
.10であった。次いで、テンターに送り込み、両端を
クリップで把持しつつ、95℃でヨコ(幅)方向に3.
5倍延伸し、同じ゛くテンター内で幅方向に5%弛緩さ
せつつ、218℃で5秒間熱処理した。
次いで、巻き取り、厚みが15μmのポリエステルフィ
ルムを得た。
得られたポリエステルフィルムの特性を測定、評価した
結果を第2表に示した。これより実施例2〜6のポリエ
ステルフィルムは、接着性、走行性、電磁変換特性のい
ずれも優れていることがわかる〈実施例2〜6)。
しかし、含有量が本発明の範囲外にあるポリエステルフ
ィルムの特性は、第2表の通りであり走行性−1電磁変
換特性を両立するものは得られなかった(比較例5)。
実施例 平均粒径0.4μmの合成炭酸カルシウムの代りに均等
数7.4で平均粒径0.4μmのコロイダルシリカを用
いる以外は、実施例2と同様の方法にて厚み15μmの
ポリエステルフィルムを得た。
このポリエステルフィルムの特性を評価した結果は、第
3表に示した通りであり走行性、電磁変換特性、接着性
、表面光沢のいずれも優れていることがわかる。
実施例8 平均粒径0.4μmの合成炭酸カルシウムの代りに均等
数7.4で平均粒径0.18μmのコロイダルシリカを
用いる以外は、実施例2と同様の方法にて厚み15μm
のポリエステルフィルムを得た。
このポリエステルフィルムの特性を評価した結果は、第
3表に示した通りであり走行性、電磁変換特性、接着性
、表面光沢のいずれも優れていることかわかる。
比較例6 2−オクタデシル無水コハク酸を1,18−エイコサン
ジカルボン酸に代える以外は、実施例2と同様の方法に
て厚みが15μmのポリエステルフィルムを1qた。
このポリエステルフィルムの特性を評価した結果は、第
3表に示した通りであり接着性が不」−分でかつ、走行
性に劣っていることがわかる。
比較例7 平均粒径0.4μmの合成炭酸カルシウムの代りに、均
等数7.9で平均粒径0.05μmのコロイダルシリカ
を用いる以外は、実施例2と同様の方法にて厚みが15
μmのポリエステルフィルムを得た。
このポリエステルフィルムの特性を評価した結果は第3
表に示した通りであり走行性、電磁変換特性を両立する
ものは得られなかった。
〔発明の効果〕
本発明のポリエステルフィルムは、金銀糸等用の装飾用
フィルム必るいは、包装用フィルムとして用いた時アル
ミ蒸着膜ならびに印刷用塗料バインダーの接着性に優れ
ているのみならず易滑性に優れているのでスリッタ一工
程等における取扱いが容易でありかつ表面光沢に優れて
いる。さらに、このポリエステルフィルムを磁気記録媒
体用ベースフィルムとして用いた時、磁気テープ化後の
走行性に優れかつ電磁変換特性、磁性塗料の接着性に優
れたものとなるのでおる。
本発明のポリエステルフィルムは、光沢と接着性の要求
される包装用ベースフィルムあるいは、走行性、特に高
温高湿下の走行性、耐摩耗性の要求される磁気記録用ベ
ースフィルムとして最適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炭素数6以上の長鎖アルキル基を側鎖に有する繰り返し
    単位を共重合してなるポリエステル共重合組成物を含有
    し、かつ少なくとも片面の表面粗さRaが0.005〜
    0.09μmであることを特徴とするポリエステルフィ
    ルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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