JPS63203310A - スクリユ−コンプレツサ等のロ−タ、及び該ロ−タの成形方法 - Google Patents
スクリユ−コンプレツサ等のロ−タ、及び該ロ−タの成形方法Info
- Publication number
- JPS63203310A JPS63203310A JP62037328A JP3732887A JPS63203310A JP S63203310 A JPS63203310 A JP S63203310A JP 62037328 A JP62037328 A JP 62037328A JP 3732887 A JP3732887 A JP 3732887A JP S63203310 A JPS63203310 A JP S63203310A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- outer shell
- plastic
- molding
- parison
- Prior art date
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- Pending
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、スクリューコンプレッサ等のロータ、及び該
ロータの成形方法に関するものである。
ロータの成形方法に関するものである。
[従来の技術]
近年、スクリューコンプレッサ用ロータ等をプラスチッ
ク成形にて製造することが種々実施されている。
ク成形にて製造することが種々実施されている。
こうしたスクリューコンプレッサ用ロータは、圧力部に
使用されるので変形を防止するために中実とし、又摩耗
を防止するために、耐摩耗性プラスチックにより成形す
るようにしている。
使用されるので変形を防止するために中実とし、又摩耗
を防止するために、耐摩耗性プラスチックにより成形す
るようにしている。
第5図はその一例を示すもので、対向内面にロータ成形
用の空間a、bを存し且つ一端に射出口Cを有した2つ
割の金型d、eの前記空間a、b内に、射出ノズルfに
より耐摩耗性のエンジニアリングプラスチック(ポリカ
ーボネイト、ナイロン等のポリアミド樹脂)9を前記射
出口Cを介して射出充填して凝固させることにより成形
するようにしている。
用の空間a、bを存し且つ一端に射出口Cを有した2つ
割の金型d、eの前記空間a、b内に、射出ノズルfに
より耐摩耗性のエンジニアリングプラスチック(ポリカ
ーボネイト、ナイロン等のポリアミド樹脂)9を前記射
出口Cを介して射出充填して凝固させることにより成形
するようにしている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、上記従来方式においては、ロータの全体を耐摩
耗性のエンジニアリングプラスチック9にて成形してお
り、かかるエンジニアリングプラスチックは材料費が高
価であるために非常にコストが高くなる問題があり、し
かも前記エンジニアリングプラスチックは流動性が低く
、そのために射出成形に用いられる設備機器も高価とな
る等の問題を有していた。
耗性のエンジニアリングプラスチック9にて成形してお
り、かかるエンジニアリングプラスチックは材料費が高
価であるために非常にコストが高くなる問題があり、し
かも前記エンジニアリングプラスチックは流動性が低く
、そのために射出成形に用いられる設備機器も高価とな
る等の問題を有していた。
本発明は、かかる従来の問題に着目してなしたもので、
安価で、しかも耐摩耗強度を有したスクリューコンプレ
ッサ用ロータを提供することを目的としている。
安価で、しかも耐摩耗強度を有したスクリューコンプレ
ッサ用ロータを提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
外周に耐摩耗性のエンジニアリングプラスチックよりな
るロータ外殻を有し、且つ該ロータ外殻の内部を凡用プ
ラスチックにて一体に成形してなることを特徴とするス
クリューコンプレッサ等のロータ、及び該ロータの成形
方法に関するものである。
外周に耐摩耗性のエンジニアリングプラスチックよりな
るロータ外殻を有し、且つ該ロータ外殻の内部を凡用プ
ラスチックにて一体に成形してなることを特徴とするス
クリューコンプレッサ等のロータ、及び該ロータの成形
方法に関するものである。
[作 用]
従って、本発明では、外周をエンジニアリングプラスチ
ックからなるロータ外殻とし、且つその内部を凡用プラ
スチックに形成したロータとすることにより、経済的で
しかも成形が容易なロータの提供が可能となる。
ックからなるロータ外殻とし、且つその内部を凡用プラ
スチックに形成したロータとすることにより、経済的で
しかも成形が容易なロータの提供が可能となる。
[実 施 例]
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1.2図は本発明の一例を示すもので、溶融したエン
ジニアリングプラスチックlを押出してパリソン2を形
成するパリソン押出機3の下部に、対向内面にロータ成
形用の空間4.5を有する金型6,7を設け、該金型6
.7を矢印方向に型合わせしてパリソン2を挾んだ後、
ブローピン8がら空気9を吹出すことによりパリソン2
を空間4,5に沿って膨らませて、第2図に示すように
エンジニアリングプラスチックlからなるロータ外殻1
°を形成する。この際、吹込成形を行っていることによ
り、複雑な形状の成形も容易に可能である。
ジニアリングプラスチックlを押出してパリソン2を形
成するパリソン押出機3の下部に、対向内面にロータ成
形用の空間4.5を有する金型6,7を設け、該金型6
.7を矢印方向に型合わせしてパリソン2を挾んだ後、
ブローピン8がら空気9を吹出すことによりパリソン2
を空間4,5に沿って膨らませて、第2図に示すように
エンジニアリングプラスチックlからなるロータ外殻1
°を形成する。この際、吹込成形を行っていることによ
り、複雑な形状の成形も容易に可能である。
第2図に示すように、金型6,7から取り出したロータ
外殻1゛の軸線上に軸を通すための孔10を開口した後
、鎖孔lOにロータ軸11を差込み、その後ロータ外殻
1°の内部とロータ軸11との間を、ポリエチレン系等
の安価な凡用プラスチック、又は凡用プラスチックをバ
インダとしたプラスチック以外の強度材料との複合材料
(以下凡用プラスチックと言う) 12により充填して
、ロータ外殻l°とロータ軸11を一体に構成する。
外殻1゛の軸線上に軸を通すための孔10を開口した後
、鎖孔lOにロータ軸11を差込み、その後ロータ外殻
1°の内部とロータ軸11との間を、ポリエチレン系等
の安価な凡用プラスチック、又は凡用プラスチックをバ
インダとしたプラスチック以外の強度材料との複合材料
(以下凡用プラスチックと言う) 12により充填して
、ロータ外殻l°とロータ軸11を一体に構成する。
上記凡用プラスチック12の充填方式としては、第2図
に示すように、ロータ軸11に充填用導孔13を予め形
成しておき、射出ノズル14により前記充填用導孔13
を介して凡用プラスチック12を充填する。
に示すように、ロータ軸11に充填用導孔13を予め形
成しておき、射出ノズル14により前記充填用導孔13
を介して凡用プラスチック12を充填する。
又、上記凡用プラスチック12の充填方式としては、孔
IOとロータ軸11との隙間から行うようにしたり、或
いはロータ外殻1′に充填用の開口を別個に形成してそ
こから行うようにしても良い一当−1″+のJ−シ Q
田ゴ丹フキ11.々IQi+傭−り性が良好であるため
に、射出充填を容易に行わしめることができる。
IOとロータ軸11との隙間から行うようにしたり、或
いはロータ外殻1′に充填用の開口を別個に形成してそ
こから行うようにしても良い一当−1″+のJ−シ Q
田ゴ丹フキ11.々IQi+傭−り性が良好であるため
に、射出充填を容易に行わしめることができる。
上記成形方法により、第3図に示すように、内部が安価
な凡用プラスチック12により成形され、外殻が耐摩耗
性を有するエンジニアリングプラスチック1からなる一
体形状のロータ15を形成することができる。
な凡用プラスチック12により成形され、外殻が耐摩耗
性を有するエンジニアリングプラスチック1からなる一
体形状のロータ15を形成することができる。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、一端をブロ
ーピン8に接続して空気の吹込みを行うことができ、且
つ他端に射出ノズル14を接続して凡用プラスチック1
2の射出を行うことができるようにした中空でしかも外
周に開口16を有した中空軸17を使用する場合を示し
ている。
ーピン8に接続して空気の吹込みを行うことができ、且
つ他端に射出ノズル14を接続して凡用プラスチック1
2の射出を行うことができるようにした中空でしかも外
周に開口16を有した中空軸17を使用する場合を示し
ている。
この場合は、金型B、7の型合わせを行ってエンジニア
リングプラスチックからなるパリソン2を挟んだ後、ブ
ローピン8により中空軸17の開口16がら空気を吹き
出させて金型6,7の空間4.5に沿ったロータ外殻を
形成した後、引き続いて射出ノズル14により中空軸1
7の開口16から凡用プラスチック2を射出充填して凝
固させることにより、ロータを成形する。この方式によ
れば、ブロー成形と射出成形の作業を連続的に行えるこ
とにより、作業能率の向上を図ることかできる。
リングプラスチックからなるパリソン2を挟んだ後、ブ
ローピン8により中空軸17の開口16がら空気を吹き
出させて金型6,7の空間4.5に沿ったロータ外殻を
形成した後、引き続いて射出ノズル14により中空軸1
7の開口16から凡用プラスチック2を射出充填して凝
固させることにより、ロータを成形する。この方式によ
れば、ブロー成形と射出成形の作業を連続的に行えるこ
とにより、作業能率の向上を図ることかできる。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、スクリューコンプレッサのロータ以外にも圧力作用部
で使用されしかも耐摩耗性を要求される種々の部品等の
成形に適用し得ること、その池水発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論で
ある。
、スクリューコンプレッサのロータ以外にも圧力作用部
で使用されしかも耐摩耗性を要求される種々の部品等の
成形に適用し得ること、その池水発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論で
ある。
[発明の効果コ
上記したように、本発明のスクリューコンプレッサ等の
ロータ、及び該ロータの成形方法によれば、外周をエン
ジニアリングプラスチックからなる外殻とし、且つ該ロ
ータ外殻内部を凡用プラスチックにて形成したロータと
することにより、経済的で、しかも耐摩耗性に優れ、し
かも製造か容易なロータを提供できる優れた効果を奏し
得る。
ロータ、及び該ロータの成形方法によれば、外周をエン
ジニアリングプラスチックからなる外殻とし、且つ該ロ
ータ外殻内部を凡用プラスチックにて形成したロータと
することにより、経済的で、しかも耐摩耗性に優れ、し
かも製造か容易なロータを提供できる優れた効果を奏し
得る。
第1.2図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
ロータ外殻の吹込成形の説明図、第2図は通常プラスチ
ックの射出成形の説明図、第3図は本発明によるロータ
の断面図、第4図は本発明の別の実施例の説明図、第5
図は従来のロータの成形方法の一例を示す図である。 ■はエンジニアリングプラスチック、1°はロータ外殻
、2はパリソン、3はパリソン押出機、4.5は空間、
6,7は金型、8はブローピン、10は孔、11はロー
タ軸、12は凡用プラスチック、13は充填用導孔、1
4は射出ノズル、15はロータ、16は開口、17は中
空軸を示す。
ロータ外殻の吹込成形の説明図、第2図は通常プラスチ
ックの射出成形の説明図、第3図は本発明によるロータ
の断面図、第4図は本発明の別の実施例の説明図、第5
図は従来のロータの成形方法の一例を示す図である。 ■はエンジニアリングプラスチック、1°はロータ外殻
、2はパリソン、3はパリソン押出機、4.5は空間、
6,7は金型、8はブローピン、10は孔、11はロー
タ軸、12は凡用プラスチック、13は充填用導孔、1
4は射出ノズル、15はロータ、16は開口、17は中
空軸を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)外周に耐摩耗性のエンジニアリングプラスチックよ
りなるロータ外殻を有し、且つ該ロータ外殻の内部を凡
用プラスチックにて一体に成形してなることを特徴とす
るスクリューコンプレッサ等のロータ。 2)溶融したエンジニアリングプラスチックによりパリ
ソンを押出し、該パリソンによる吹込成形によりロータ
外殻を形成し、該ロータ外殻の軸心にロータ軸を配置し
た状態で前記ロータ外殻内部に凡用プラスチックを射出
充填して一体形状のロータを成形することを特徴とする
スクリューコンプレッサ等のロータの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62037328A JPS63203310A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | スクリユ−コンプレツサ等のロ−タ、及び該ロ−タの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62037328A JPS63203310A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | スクリユ−コンプレツサ等のロ−タ、及び該ロ−タの成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63203310A true JPS63203310A (ja) | 1988-08-23 |
Family
ID=12494575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62037328A Pending JPS63203310A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | スクリユ−コンプレツサ等のロ−タ、及び該ロ−タの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63203310A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111550406A (zh) * | 2019-02-12 | 2020-08-18 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 螺杆转子及制造螺杆转子的方法 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP62037328A patent/JPS63203310A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111550406A (zh) * | 2019-02-12 | 2020-08-18 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 螺杆转子及制造螺杆转子的方法 |
WO2020165689A1 (en) * | 2019-02-12 | 2020-08-20 | Atlas Copco Airpower, Naamloze Vennootschap | Screw rotor and method for manufacturing such screw rotor |
BE1027047B1 (nl) * | 2019-02-12 | 2020-09-10 | Atlas Copco Airpower Nv | Schroefrotor en werkwijze om dergelijke schroefrotor te vervaardigen |
JP2022520570A (ja) * | 2019-02-12 | 2022-03-31 | アトラス コプコ エアーパワー,ナームローゼ フェンノートシャップ | スクリューローター及びスクリューローターを製造する方法 |
CN111550406B (zh) * | 2019-02-12 | 2023-10-24 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 螺杆转子及制造螺杆转子的方法 |
US12129850B2 (en) | 2019-02-12 | 2024-10-29 | Atlas Copco Airpower, Naamloze Vennootschap | Screw rotor and method for manufacturing such screw rotor |
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