JPS6319882Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319882Y2 JPS6319882Y2 JP6732783U JP6732783U JPS6319882Y2 JP S6319882 Y2 JPS6319882 Y2 JP S6319882Y2 JP 6732783 U JP6732783 U JP 6732783U JP 6732783 U JP6732783 U JP 6732783U JP S6319882 Y2 JPS6319882 Y2 JP S6319882Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- stop
- selection
- circuit section
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、商品の種類毎に設けた駆動モータを
一つのスイツチにて制御する自動販売機の故障時
における駆動モータの復帰装置に関する。
一つのスイツチにて制御する自動販売機の故障時
における駆動モータの復帰装置に関する。
(ロ) 従来の技術
一般にモータ駆動により商品を販売するたばこ
自動販売機等にあつては、商品が重積される複数
の商品収納筒を並設して各商品収納筒の下部には
商品送出機構を設け、商品選択スイツチの動作に
より対応の販売駆動モータを駆動させて商品収納
筒の最下位の商品を送出するように構成されてい
る(実開昭55−112781号)。
自動販売機等にあつては、商品が重積される複数
の商品収納筒を並設して各商品収納筒の下部には
商品送出機構を設け、商品選択スイツチの動作に
より対応の販売駆動モータを駆動させて商品収納
筒の最下位の商品を送出するように構成されてい
る(実開昭55−112781号)。
また、この種の自動販売機は、所定の時間内に
商品の販売動作が終了されない場合に販売動作を
停止させるように構成したものが知られており、
例えば実開昭56−53265号に示されている。
商品の販売動作が終了されない場合に販売動作を
停止させるように構成したものが知られており、
例えば実開昭56−53265号に示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
かかる従来の自動販売機は、あらかじめ設定さ
れた販売動作時間よりも長い所定時間内に、送出
された商品により動作されるリセツトスイツチが
動作されない場合には、その状態にかかわらず商
品詰まり等による駆動モータの駆動中断として全
ての商品が販売中止状態となるため、トラブルの
発生していない商品収納筒の商品までもが販売中
止となつてしまう問題がある。
れた販売動作時間よりも長い所定時間内に、送出
された商品により動作されるリセツトスイツチが
動作されない場合には、その状態にかかわらず商
品詰まり等による駆動モータの駆動中断として全
ての商品が販売中止状態となるため、トラブルの
発生していない商品収納筒の商品までもが販売中
止となつてしまう問題がある。
また、商品詰まり等によつて商品送出機構が動
作途中で停止し販売駆動モータの駆動が中断され
た場合、管理者により商品詰まり等を除去した後
に、動作途中状態の商品送出機構を手動にて押圧
動作等を行ない、待機位置まで復帰させなければ
ならず、手間のかかるものであつた。
作途中で停止し販売駆動モータの駆動が中断され
た場合、管理者により商品詰まり等を除去した後
に、動作途中状態の商品送出機構を手動にて押圧
動作等を行ない、待機位置まで復帰させなければ
ならず、手間のかかるものであつた。
上記の点より、本考案は駆動モータの駆動中断
時におけるその駆動中断状態に応じて該当商品収
納筒だけの販売中止、または全ての販売中止をさ
せるようにして全ての販売中止状態になる場合を
少なくするとともに、駆動モータの中断原因除去
後に中断された駆動モータを再度駆動させて待機
状態に戻すことのできる装置を提供するものであ
る。
時におけるその駆動中断状態に応じて該当商品収
納筒だけの販売中止、または全ての販売中止をさ
せるようにして全ての販売中止状態になる場合を
少なくするとともに、駆動モータの中断原因除去
後に中断された駆動モータを再度駆動させて待機
状態に戻すことのできる装置を提供するものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案の装置は、所定貨幣の投入による販売可
信号の発生時に選択操作されると選択信号を出力
し停止信号の入力と選択信号の入力により対応す
る選択系列の選択不可状態とする選択回路部と、
制御スイツチが待機状態にあるとき選択信号が入
力されると駆動モータを駆動させて商品送出機構
を動作し、この商品送出機構の動作によつて動作
状態に切換わつた前記制御スイツチが前記待機状
態に復帰したときまたは停止信号が入力されると
前記駆動モータを停止させるモータ制御部と、前
記選択信号の発生に基づいて作動するタイマの所
定時間内に前記制御スイツチが動作状態に切換わ
らなかつたときに停止信号を出力する系列停止回
路部と、前記選択信号の発生に基づいて作動する
タイマの所定時間内に前記制御スイツチが動作状
態から待機状態に復帰しなかつたときに停止信号
を出力する全列停止回路部と、該全列停止回路部
または前記系列停止回路部からの停止信号の入力
により前記選択信号を記憶する記憶部と、復帰信
号の入力により前記記憶部からの選択信号を入力
して前記制御スイツチが前記待機状態に復帰する
まで前記駆動モータを動作させるとともに駆動モ
ータ停止後に前記記憶部と前記系列停止回路部及
び全列停止回路部とにリセツト信号を出力するセ
ツト部とから成る。
信号の発生時に選択操作されると選択信号を出力
し停止信号の入力と選択信号の入力により対応す
る選択系列の選択不可状態とする選択回路部と、
制御スイツチが待機状態にあるとき選択信号が入
力されると駆動モータを駆動させて商品送出機構
を動作し、この商品送出機構の動作によつて動作
状態に切換わつた前記制御スイツチが前記待機状
態に復帰したときまたは停止信号が入力されると
前記駆動モータを停止させるモータ制御部と、前
記選択信号の発生に基づいて作動するタイマの所
定時間内に前記制御スイツチが動作状態に切換わ
らなかつたときに停止信号を出力する系列停止回
路部と、前記選択信号の発生に基づいて作動する
タイマの所定時間内に前記制御スイツチが動作状
態から待機状態に復帰しなかつたときに停止信号
を出力する全列停止回路部と、該全列停止回路部
または前記系列停止回路部からの停止信号の入力
により前記選択信号を記憶する記憶部と、復帰信
号の入力により前記記憶部からの選択信号を入力
して前記制御スイツチが前記待機状態に復帰する
まで前記駆動モータを動作させるとともに駆動モ
ータ停止後に前記記憶部と前記系列停止回路部及
び全列停止回路部とにリセツト信号を出力するセ
ツト部とから成る。
(ホ) 作用
商品送出販売動作時に商品送出機構が何らかの
原因により制御スイツチを待機状態としての閉成
状態のままにて停止した場合は、対応する商品送
出機構だけを販売中止とし、制御スイツチを待機
状態としての開成状態から動作状態としての閉成
になつた状態にて停止した場合は全ての商品送出
機構を販売中止とする。
原因により制御スイツチを待機状態としての閉成
状態のままにて停止した場合は、対応する商品送
出機構だけを販売中止とし、制御スイツチを待機
状態としての開成状態から動作状態としての閉成
になつた状態にて停止した場合は全ての商品送出
機構を販売中止とする。
そして上記何れの場合も停止原因除去後に復帰
スイツチを手動により操作し、セツト部に復帰信
号を入力すると、セツト部は記憶部で記憶されて
いる選択信号の入力により、かつ系列停止回路部
または全列停止回路部からの情報に応じて駆動を
中断された販売駆動モータを再度動作する。そし
て系列停止回路部から情報が入力されているとき
は制御スイツチが動作状態としての閉成状態から
待機状態である開成状態に、また全列停止回路部
から情報が入力されているときは制御スイツチが
待機状態である開成状態に復帰するとセツト部は
駆動中の販売駆動モータを停止させるとともに、
記憶部と系列停止回路部及び全列停止回路部へリ
セツト信号を出力して販売待機状態に戻る。
スイツチを手動により操作し、セツト部に復帰信
号を入力すると、セツト部は記憶部で記憶されて
いる選択信号の入力により、かつ系列停止回路部
または全列停止回路部からの情報に応じて駆動を
中断された販売駆動モータを再度動作する。そし
て系列停止回路部から情報が入力されているとき
は制御スイツチが動作状態としての閉成状態から
待機状態である開成状態に、また全列停止回路部
から情報が入力されているときは制御スイツチが
待機状態である開成状態に復帰するとセツト部は
駆動中の販売駆動モータを停止させるとともに、
記憶部と系列停止回路部及び全列停止回路部へリ
セツト信号を出力して販売待機状態に戻る。
(ヘ) 実施例
第1図に於いて、1は自動販売機本体、2は基
台3上に設けたレール4に前後方向に出し入れ可
能に支持した商品収納筒で、その下端部には最下
位の商品を支持する支持部5,5が左右に離間し
て設けられ、かつ前面に開口して支持部5,5上
を摺動して送出される商品1個が前方へ送出され
るに必要な送出口6を有している。商品送出機構
7は第2図に示すごとく図示しないモータの駆動
により前進及び後退の一往復運動を行なう移動台
8と商品押出片7aとを備え、移動台8は基台3
の左右側に設けたレール9上に載置されている。
また10はストツパで、第3図に示すごとく送出
口6に臨んで各収納筒2の前壁に近接して亘り、
左右を本体1の側壁に回動可能に枢支されたスト
ツパ部10aと、このストツパ部10aと商品収
納筒2を挾んで対称的に設け左右を本体1の側壁
に回動可能に枢支した復帰部10bとを設け、か
つ連結部10cにより、ストツパ部10aと復帰
部10bとが連動して回動するよう構成されてい
る。そしてストツパ10は待機状態ではストツパ
部10aが送出口6を狭くするよう第2図Aの位
置にあり、販売時における押出片7aの往復時に
送出される商品によつて付勢されて動作状態とし
ての第2図Bの位置に回動し、押出片7aの復動
時には押出片7aにて復帰部10bが押圧復帰さ
れ待機状態としての第2図Aの位置に回動復帰す
る。また11はストツパ10の回動に連動して開
閉する制御スイツチで、ストツパ10がA位置に
あるとき制御スイツチ11は待機状態として開成
しており、送出商品に押されてストツパ10が揺
動すると制御スイツチ11は動作状態として閉成
し、商品が送出口6より送出されてストツパ10
が復帰されると待機状態として開成復帰するよう
になつている。このように本例では各商品送出機
構7に対し一つの制御スイツチ11で共通化して
いる。
台3上に設けたレール4に前後方向に出し入れ可
能に支持した商品収納筒で、その下端部には最下
位の商品を支持する支持部5,5が左右に離間し
て設けられ、かつ前面に開口して支持部5,5上
を摺動して送出される商品1個が前方へ送出され
るに必要な送出口6を有している。商品送出機構
7は第2図に示すごとく図示しないモータの駆動
により前進及び後退の一往復運動を行なう移動台
8と商品押出片7aとを備え、移動台8は基台3
の左右側に設けたレール9上に載置されている。
また10はストツパで、第3図に示すごとく送出
口6に臨んで各収納筒2の前壁に近接して亘り、
左右を本体1の側壁に回動可能に枢支されたスト
ツパ部10aと、このストツパ部10aと商品収
納筒2を挾んで対称的に設け左右を本体1の側壁
に回動可能に枢支した復帰部10bとを設け、か
つ連結部10cにより、ストツパ部10aと復帰
部10bとが連動して回動するよう構成されてい
る。そしてストツパ10は待機状態ではストツパ
部10aが送出口6を狭くするよう第2図Aの位
置にあり、販売時における押出片7aの往復時に
送出される商品によつて付勢されて動作状態とし
ての第2図Bの位置に回動し、押出片7aの復動
時には押出片7aにて復帰部10bが押圧復帰さ
れ待機状態としての第2図Aの位置に回動復帰す
る。また11はストツパ10の回動に連動して開
閉する制御スイツチで、ストツパ10がA位置に
あるとき制御スイツチ11は待機状態として開成
しており、送出商品に押されてストツパ10が揺
動すると制御スイツチ11は動作状態として閉成
し、商品が送出口6より送出されてストツパ10
が復帰されると待機状態として開成復帰するよう
になつている。このように本例では各商品送出機
構7に対し一つの制御スイツチ11で共通化して
いる。
第4図は本考案による制御回路を示すブロツク
図で、12は投入貨幣を計数して金額信号を出力
する演算部。13は演算部12からの金額信号を
入力すると、この金額信号とあらかじめ設定され
た価格とを比較して金額信号に対応した般売可信
号V1・V2……Voを選択回路部14に送出する販
売可判定部。選択回路部14は販売可信号V1・
V2……Voの入力時に顧客による商品選択スイツ
チの動作にて選択信号S1・S2……Soを発生するも
ので、この選択信号S1・S2……Soは販売駆動モー
タM1・M2……Moへの駆動指令となる。また選
択回路部14は系列停止回路部15からの停止信
号と記憶部17からの信号を入力すると対応する
選択信号S1・S2……Soの出力を停止し、また全列
停止回路部16からの停止信号と記憶部17から
の信号を入力すると全ての選択信号S1・S2……So
の出力を停止する。系列停止回路部15は選択信
号S1・S2……Soの到来により作動するタイマ18
の動作時間内に制御スイツチ11が閉成動作しな
いときに、また全列停止回路部16はタイマ19
の動作時間内に制御スイツチ11が閉成→閉成動
作しないときに、それぞれ選択回路部14とモー
タ制御部20及び記憶部17とセツト部22にそ
れぞれ信号を出力し、セツト部22からのリセツ
ト信号によりリセツトされる。モータ制御部20
は制御スイツチ11が開成状態で選択信号S1・S2
……Soが到来すると、ORゲート211,212…
…21oを通して制御信号を出力して販売駆動モ
ータM1・M2……Moを駆動させ、駆動開始にて
閉成した制御スイツチ11が再び開成したとき、
または系列停止回路部15または全列停止回路部
16からのモータ停止指令にて販売駆動モータ
M1・M2……Moを停止させる。また記憶部17
は系列停止回路部15または全列停止回路部16
からの停止信号の入力により選択回路部14から
出力されている選択信号S1・S2……Soを読み取つ
て記憶するとともにセツト部22からのリセツト
信号によりリセツトされる。セツト部22は復帰
信号、例えば手動により操作される復帰スイツチ
23のON動作による復帰信号を入力すると、記
憶部17で記憶している選択信号S1・S2……Soを
入力し、系列停止回路部15から停止信号を入力
しているときは制御スイツチ11が閉成して開成
するまでORゲート211,212……21oを通し
制御信号を出力して販売駆動モータM1・M2……
Moを駆動させ、また全列停止回路部16から停
止信号を入力しているときは制御スイツチ11が
開成するまで販売駆動モータM1・M2……Moを
駆動させる。
図で、12は投入貨幣を計数して金額信号を出力
する演算部。13は演算部12からの金額信号を
入力すると、この金額信号とあらかじめ設定され
た価格とを比較して金額信号に対応した般売可信
号V1・V2……Voを選択回路部14に送出する販
売可判定部。選択回路部14は販売可信号V1・
V2……Voの入力時に顧客による商品選択スイツ
チの動作にて選択信号S1・S2……Soを発生するも
ので、この選択信号S1・S2……Soは販売駆動モー
タM1・M2……Moへの駆動指令となる。また選
択回路部14は系列停止回路部15からの停止信
号と記憶部17からの信号を入力すると対応する
選択信号S1・S2……Soの出力を停止し、また全列
停止回路部16からの停止信号と記憶部17から
の信号を入力すると全ての選択信号S1・S2……So
の出力を停止する。系列停止回路部15は選択信
号S1・S2……Soの到来により作動するタイマ18
の動作時間内に制御スイツチ11が閉成動作しな
いときに、また全列停止回路部16はタイマ19
の動作時間内に制御スイツチ11が閉成→閉成動
作しないときに、それぞれ選択回路部14とモー
タ制御部20及び記憶部17とセツト部22にそ
れぞれ信号を出力し、セツト部22からのリセツ
ト信号によりリセツトされる。モータ制御部20
は制御スイツチ11が開成状態で選択信号S1・S2
……Soが到来すると、ORゲート211,212…
…21oを通して制御信号を出力して販売駆動モ
ータM1・M2……Moを駆動させ、駆動開始にて
閉成した制御スイツチ11が再び開成したとき、
または系列停止回路部15または全列停止回路部
16からのモータ停止指令にて販売駆動モータ
M1・M2……Moを停止させる。また記憶部17
は系列停止回路部15または全列停止回路部16
からの停止信号の入力により選択回路部14から
出力されている選択信号S1・S2……Soを読み取つ
て記憶するとともにセツト部22からのリセツト
信号によりリセツトされる。セツト部22は復帰
信号、例えば手動により操作される復帰スイツチ
23のON動作による復帰信号を入力すると、記
憶部17で記憶している選択信号S1・S2……Soを
入力し、系列停止回路部15から停止信号を入力
しているときは制御スイツチ11が閉成して開成
するまでORゲート211,212……21oを通し
制御信号を出力して販売駆動モータM1・M2……
Moを駆動させ、また全列停止回路部16から停
止信号を入力しているときは制御スイツチ11が
開成するまで販売駆動モータM1・M2……Moを
駆動させる。
上記の構成で、所定の貨幣が投入されると投入
貨幣に対応した販売可信号V1・V2……Voが発生
する。そして商品選択スイツチが動作され何れか
の選択信号S1・S2……Soが発生すると、モータ制
御部20は制御スイツチ11が待機状態としての
開成状態であることを条件に対応の販売駆動モー
タM1・M2……Moを駆動させて選択商品を収納
した商品収納筒2の商品送出機構7を動作させ
る。そして、商品送出機構7の商品押出片7aの
往動による商品の送出によりストツパ10が回動
して制御スイツチ11は閉成し、商品送出後の商
品押出片7aの復動によりストツパ10が復帰す
ると制御スイツチ11は開成し、モータ制御部2
0は販売駆動モータM1・M2……Moを停止させ
る。一方、タイマ18とタイマ19は選択信号
S1・S2……Soの発生により作動を開始するが、タ
イマ18に設定された所定時間内に制御スイツチ
11が閉成することにより系列停止回路部15は
動作せず、またタイマ19に設定された所定時間
内に制御スイツチ11が開成状態に復帰すること
により全列停止回路部16は動作をせず、一回の
正常販売動作を停止する。
貨幣に対応した販売可信号V1・V2……Voが発生
する。そして商品選択スイツチが動作され何れか
の選択信号S1・S2……Soが発生すると、モータ制
御部20は制御スイツチ11が待機状態としての
開成状態であることを条件に対応の販売駆動モー
タM1・M2……Moを駆動させて選択商品を収納
した商品収納筒2の商品送出機構7を動作させ
る。そして、商品送出機構7の商品押出片7aの
往動による商品の送出によりストツパ10が回動
して制御スイツチ11は閉成し、商品送出後の商
品押出片7aの復動によりストツパ10が復帰す
ると制御スイツチ11は開成し、モータ制御部2
0は販売駆動モータM1・M2……Moを停止させ
る。一方、タイマ18とタイマ19は選択信号
S1・S2……Soの発生により作動を開始するが、タ
イマ18に設定された所定時間内に制御スイツチ
11が閉成することにより系列停止回路部15は
動作せず、またタイマ19に設定された所定時間
内に制御スイツチ11が開成状態に復帰すること
により全列停止回路部16は動作をせず、一回の
正常販売動作を停止する。
しかしながら何らかの原因により、タイマ18
の所定時間内に制御スイツチ11が動作状態であ
る閉成状態にならない場合は、系列停止回路部1
5から選択回路部14と記憶部17に停止信号が
出力され、モータ制御部20にモータ停止指令が
送達される。したがつてモータ制御部20は販売
駆動モータM1・M2……Moの内の対応するもの
を停止させ、記憶部17は選択信号S1・S2……So
の対応するものを記憶するとともに選択回路部1
4に記憶した選択信号を出力し、選択回路部14
は系列停止回路部15からの停止信号と記憶部1
7からの選択信号を入力して対応する選択系列だ
けを販売中止状態とする。また制御スイツチ11
が動作状態である閉成した状態にてタイマ19が
所定時間経過すると、全列停止回路部16から選
択回路部14と記憶部17に停止信号が出力さ
れ、モータ制御部20にモータ停止指令が送達さ
れる。したがつてモータ制御部20は販売駆動モ
ータM1・M2……Moのうちの対応するものを停
止させ、記憶部17は選択信号S1・S2……Soの対
応するものを記憶するとともに選択回路部14に
記憶した選択信号を出力し、選択回路部14は全
列停止回路部16からの停止信号により全ての選
択系列を販売中止状態とする。即ち、商品送出販
売動作時に商品送出機構7が何らかの原因により
制御スイツチ11を待機状態としての開成状態の
ままにて停止した場合は、対応する商品送出機構
7だけを販売中止とし、制御スイツチ11を待機
状態である開成状態から動作状態である閉成にな
つた状態にて停止した場合は全ての商品送出機構
7を販売中止とする。
の所定時間内に制御スイツチ11が動作状態であ
る閉成状態にならない場合は、系列停止回路部1
5から選択回路部14と記憶部17に停止信号が
出力され、モータ制御部20にモータ停止指令が
送達される。したがつてモータ制御部20は販売
駆動モータM1・M2……Moの内の対応するもの
を停止させ、記憶部17は選択信号S1・S2……So
の対応するものを記憶するとともに選択回路部1
4に記憶した選択信号を出力し、選択回路部14
は系列停止回路部15からの停止信号と記憶部1
7からの選択信号を入力して対応する選択系列だ
けを販売中止状態とする。また制御スイツチ11
が動作状態である閉成した状態にてタイマ19が
所定時間経過すると、全列停止回路部16から選
択回路部14と記憶部17に停止信号が出力さ
れ、モータ制御部20にモータ停止指令が送達さ
れる。したがつてモータ制御部20は販売駆動モ
ータM1・M2……Moのうちの対応するものを停
止させ、記憶部17は選択信号S1・S2……Soの対
応するものを記憶するとともに選択回路部14に
記憶した選択信号を出力し、選択回路部14は全
列停止回路部16からの停止信号により全ての選
択系列を販売中止状態とする。即ち、商品送出販
売動作時に商品送出機構7が何らかの原因により
制御スイツチ11を待機状態としての開成状態の
ままにて停止した場合は、対応する商品送出機構
7だけを販売中止とし、制御スイツチ11を待機
状態である開成状態から動作状態である閉成にな
つた状態にて停止した場合は全ての商品送出機構
7を販売中止とする。
そして上記何れの場合も停止原因除去後に復帰
スイツチ23を手動により操作し、セツト部22
に復帰信号を入力すると、セツト部22は記憶部
17で記憶されている選択信号S1・S2……Soの入
力により、かつ系列停止回路部15または全列停
止回路部16からの情報に応じて駆動を中断され
た販売駆動モータM1・M2……Moを再度動作す
る。そして系列停止回路部15から情報が入力さ
れているときは制御スイツチ11が閉成して開成
に、また全列停止回路部16から情報が入力され
ているときは制御スイツチ11が開成に復帰する
とセツト部22は駆動中の販売駆動モータM1・
M2……Moを停止させるとともに、記憶部17と
系列停止回路部15及び全列停止回路部16へリ
セツト信号を出力して販売待機状態に戻る。
スイツチ23を手動により操作し、セツト部22
に復帰信号を入力すると、セツト部22は記憶部
17で記憶されている選択信号S1・S2……Soの入
力により、かつ系列停止回路部15または全列停
止回路部16からの情報に応じて駆動を中断され
た販売駆動モータM1・M2……Moを再度動作す
る。そして系列停止回路部15から情報が入力さ
れているときは制御スイツチ11が閉成して開成
に、また全列停止回路部16から情報が入力され
ているときは制御スイツチ11が開成に復帰する
とセツト部22は駆動中の販売駆動モータM1・
M2……Moを停止させるとともに、記憶部17と
系列停止回路部15及び全列停止回路部16へリ
セツト信号を出力して販売待機状態に戻る。
(ト) 考案の効果
本考案に依ると、駆動モータの中断時における
制御スイツチの状態にて、該当商品収納筒だけの
販売中止または全ての販売中止を選択できるた
め、従来に比べ自動販売機の販売効率の向上が計
れる。また停止した駆動モータを記憶して停止原
因除去後に再度駆動させて待機状態に戻すことが
できるため、商品送出機構を極めて容易かつ確実
に待機位置へ復帰させることができる。
制御スイツチの状態にて、該当商品収納筒だけの
販売中止または全ての販売中止を選択できるた
め、従来に比べ自動販売機の販売効率の向上が計
れる。また停止した駆動モータを記憶して停止原
因除去後に再度駆動させて待機状態に戻すことが
できるため、商品送出機構を極めて容易かつ確実
に待機位置へ復帰させることができる。
第1図は本考案を適用する自動販売機の開扉状
態を示す図、第2図は商品送出機構の動作状態
図、第3図は商品収納筒とストツパの関係を示す
図、第4図は制御回路のブロツク図である。 11……制御スイツチ、14……選択回路部、
15……系列停止回路部、16……全列停止回路
部、17……記憶部、18,19……タイマ、2
0……モータ制御部、22……セツト部。
態を示す図、第2図は商品送出機構の動作状態
図、第3図は商品収納筒とストツパの関係を示す
図、第4図は制御回路のブロツク図である。 11……制御スイツチ、14……選択回路部、
15……系列停止回路部、16……全列停止回路
部、17……記憶部、18,19……タイマ、2
0……モータ制御部、22……セツト部。
Claims (1)
- 所定貨幣の投入による販売可信号の発生時に選
択操作されると選択信号を出力する選択回路部
と、制御スイツチが待機状態にあるとき選択信号
が入力されると駆動モータを駆動させて商品送出
機構を動作し、この商品送出機構の動作によつて
動作状態に切換わつた前記制御スイツチが前記待
機状態に復帰したときまたは停止信号が入力され
ると前記駆動モータを停止させるモータ制御部
と、前記選択信号の発生に基づいて作動するタイ
マの所定時間内に前記制御スイツチが動作状態に
切換わらなかつたときに停止信号を出力する系列
停止回路部と、前記選択信号の発生に基づいて作
動するタイマの所定時間内に前記制御スイツチが
動作状態から待機状態に復帰しなかつたときに停
止信号を出力する全列停止回路部と、該全列停止
回路部または前記系列停止回路部からの停止信号
の入力により前記選択信号を記憶する記憶部と、
復帰信号の入力により前記記憶部からの選択信号
を入力して前記制御スイツチが前記待機状態に復
帰するまで前記駆動モータを動作させるとともに
駆動モータ停止後に前記記憶部と前記系列停止回
路部及び全列停止回路部とにリセツト信号を出力
するセツト部とから成り、前記選択回路部は前記
系列停止部または前記全列停止部からの停止信号
の入力と前記記憶部に記憶された選択信号の入力
により対応する選択系列を選択不可状態とした自
動販売機における駆動モータの復帰装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6732783U JPS59174670U (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 自動販売機における駆動モ−タの復帰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6732783U JPS59174670U (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 自動販売機における駆動モ−タの復帰装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174670U JPS59174670U (ja) | 1984-11-21 |
JPS6319882Y2 true JPS6319882Y2 (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=30197519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6732783U Granted JPS59174670U (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 自動販売機における駆動モ−タの復帰装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59174670U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2582811B2 (ja) * | 1987-11-06 | 1997-02-19 | 株式会社クボタ | 自動販売機の販売中止解除装置 |
-
1983
- 1983-05-04 JP JP6732783U patent/JPS59174670U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59174670U (ja) | 1984-11-21 |
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