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JPS6318609A - ロ−タリ−トランス - Google Patents

ロ−タリ−トランス

Info

Publication number
JPS6318609A
JPS6318609A JP61162014A JP16201486A JPS6318609A JP S6318609 A JPS6318609 A JP S6318609A JP 61162014 A JP61162014 A JP 61162014A JP 16201486 A JP16201486 A JP 16201486A JP S6318609 A JPS6318609 A JP S6318609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grooves
magnetic core
thickness
coil
rotary transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61162014A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Machida
哲雄 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP61162014A priority Critical patent/JPS6318609A/ja
Publication of JPS6318609A publication Critical patent/JPS6318609A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダやデジタルオーディオ
チーブレコーダ等の回転磁気ヘッド装置に使用されるロ
ータリートランスに関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、射出成形される磁性コア部材の一側面に同心
円状にコイルを巻回してなるロータリートランスにおい
て、 上記磁性コア部材の他側面で前記同心円状のコイルとコ
イルの中間領域に対向する部分に溝部を設けることによ
り、 製造時間の短縮及び性能の向上を図ろうとするものであ
る。
〔従来の技術〕
ロータリートランスは、例えばビデオテープレコーダの
回転磁気ヘッド装置において回転側に設けた回転磁気ヘ
ッドにて得られる信号を固定側の回路に伝送するための
接続手段として広く用いられている。
一般に、このロータリートランスは、回転側に設けられ
たローターと固定側に設けられたステータとから構成さ
れ、またローターやステータは略円盤状の磁性コアの一
側面にチャンネル数に応じて同心円状のコイルを巻回す
ることにより作製されている。そして、上記ローター及
びステータを互いに微小間隙をもって対向配置し、上記
ローターとステータの各コイル間のT;、磁結合によっ
て、上記ローターに接続された例えば回転磁気ヘッドと
上記ステータに接続された例えば再生回路とを接続させ
、ビデオ信号やデジタルオーディオ信号等を伝送するよ
うになっている。
ところで、従来このロータリートランスのローター或い
はステータを製造するには、フェライト等の磁性粉末を
金型でプレス加工した後、これを高温で焼成して同心円
状の溝部及び孔部を有する磁性コアを作製し、さらに別
工程で渦巻状に形成されたコイルの端部を上記孔部に挿
入し、コイル巻線部を上記溝部に挿入し接着固定して組
み込むという方法が採用されている。
しかしながら、前述のようにロータリートランスの磁性
コアをプレス加工によって製造した場合には、 ■)磁性コアの表面形状が凹凸を有しているため、磁性
粉末の充填密度が四部で高くなり、磁性コア全体を均一
なyi織にすることが非常に雅しいこと、2)できるか
ぎり均一なMiitを得ようとして必要寸法の約2倍程
度の厚さに成形した後、所定の寸法に研削する等の加工
を行うため、使用原材料1機械加工費等コストが非常に
高くなること、等の問題を抱えている。
そこで、上記の問題点を改善するために、フェライト等
の金属粉に熱可塑性樹脂やその他のバインダーを加え混
練し射出成形することによってロータリートランスの磁
性コアを得る方法が提案されている。
上記射出成形によれば、均一な密度を有する磁性コアが
成形でき、しかも凹凸等の形状に対する制約が大きく緩
和され微細な加工を施すことが可能となり、さらに加工
工数が削減できるためトータルコストが削減される等の
利点を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、射出成形によれば様々な利点を有したロー
タリートランスを得ることができるが、射出成形後、成
形品である磁性コアを焼成する前の前工程として混練し
たバインダーを除去する工程(以下、脱脂工程と略す)
があり、その脱脂工程においては、バインダーの除去時
間(脱脂時間)や脱脂効率が磁性コアの肉厚によって大
きく左右されてしまったり、磁性コアの肉厚の不均一が
成形時、焼成時の寸法精度の安定化に悪影響を及ぼすこ
とがあり、特に脱脂時間の長さが実用化においてネック
となる等、解決すべき問題点を抱えている。
そこで本発明は、上述の問題点を解決するために提案さ
れたものであって、脱脂効率を向上させ、製造の簡略化
を図り、またコストダウンや精度及び性能の向上を馴る
ことができるロータリートランスを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述の目的を達成するために、射出成形され
る磁性コア部材の一側面に同心円状にコイルを巻回して
なるロータリートランスであって、上記磁性コア部材の
他側面で前記同心円状のコイルとコイルの中間領域に対
向する部分に溝部を設けたことを特徴とするものである
〔作用〕
磁性コア部材に溝を設けたことによりその体積が減少し
、また磁性コア部材の肉厚がコア全体で均一になるため
、脱脂時間を短時間で行うことが可能になり、脱脂効率
も向上し製造の簡略化が図れ、設備費、生産費等が削減
される。
また、偏肉部を無くすことによって、成形時。
焼成時等において部分的収縮率の不均一がなくなり、寸
法精度が安定する。
〔実施例〕
以下、本発明を適用した一実施例を図面に基づいて説明
する。
本実施例の磁性コア(1)は、第1図に示すように、略
円盤状のものである。
上記磁性コア(1)は、通常のプラスチ7・り成形と同
様な構造を有する射出成形機の金型に通量のバインダ(
主としてポリプロピレンや低分子アクリル等の熱可塑性
樹脂を15〜20重世%混入)と混練されたN 1−Z
n系フェライト粉80〜85重量%を注入し作製された
ものである。
上記フェライト粉は、所望の特性を有する材料を用いれ
ばよく特に限定されるものではない。
得られた磁性コア(1)は、フェライト粉が金型内であ
らゆる方向に均等に加圧されるために、残留応力の発生
が少ないものとなり、加圧成形で問題となっていた充填
密度の分布は均一となっている。
なお、フェライト粉を射出成形するに際し、上記バイン
ダの他、必要に応じて可塑剤1分散剤。
潤滑剤等の添加剤を加えてもよい。
上記磁性コア(1)には、その−側面(1a)に別工程
で作製したコイル(11)を装着するための複数の円環
状の溝(2)が設けられており、さらに各溝(2)内の
所定の位置にコイルの末端を磁性コア(1)の裏面に導
くための貫通孔(3)が穿設されている。
上記磁性コア(1)に成形された円環状の溝(2)は、
要求されるチャンネル数に応じたコイルの数と同数(本
実施例では4チヤンネル)で、それぞれ断面略コ字状の
溝として設けられている。
一方、成形された磁性コア(1)のコイル(11)を装
着する一側面(1a)の裏面にあたる他側面(1b)で
あって、同心円状に形成したコイル装着用の溝(2)と
溝(2)の中間領域に当たる部分には、第2図に示すよ
うに、コイル装着a(2)と略等しい深さをした同心円
状の肉厚規制溝(4)が形成されている。
上記肉厚規制溝(4)を同心円状に形成したコイル装着
用の溝(2)と溝(2)の中間領域に当たる部分に設け
ることにより、第3図に示すように、コイル装着溝(2
)部における肉厚りと肉厚規制溝(4)部における肉厚
lとが略等しくなり、全体が均一な肉厚を有する磁性コ
ア(1)とすることができるため、表面積の増加効果や
体積の減少効果等も加わり、脱脂工程での脱脂効率が高
く、しかも実用化でネックとなっていた脱脂時間が非常
に短時間で行えるようになる。
また、磁性コア(1)の肉厚が均一なため、焼成工程に
おいて部分的収縮率の不均一がなくなり精度の高い磁性
コア(1)を成形することができる。
上記肉厚規制溝(4)は、上述のように同心円状の溝で
あっても、また溝の一部を残存させた形状としてもよい
0例えば、第6図に示すように、各肉厚親制御(4)を
分割形成してもよい。
このような形状の磁性コア(1)は、第4図に示すよう
に、コイル装着用の溝(2)に別工程において、銅線等
の導体線を渦S状に形成して作製したコイル(11)を
装着することによってロータリートランスのロータある
いはステータとなる。
ロータリートランスにおいて、回転磁気ヘッドからの信
号は、上記回転磁気ヘッドに接続されたロータ側のコイ
ルを介して再生回路に接続されたステータ例のコイルへ
と伝達されていく、上記ロータとステータとは、互いに
微小間隙をもって対向配置されており、上記ローターと
ステータの各コイル間の電磁結合によって、ビデオ信号
やデジタルオーディオ信号等を伝送するようになってい
したがって、上述のように信号が伝達される場合、ステ
ータのコイル(11)で発生する磁束は、各コイル(1
1)間が非常に近接しているため、磁性コア(1)の他
側面(1b)側に肉厚規制溝(4)を形成していない場
合には、第5図に示すように、各コイル(11)で発生
する磁束Bが互いに交錯し、磁束漏れ(クロストーク)
を生じてしまい磁束の変換に悪影響を及ぼすことになる
これに対して、磁性コア(1)の他側面(1b)であっ
て同心円状に形成したコイル装着用の溝(3)と溝(3
)の中間領域に当たる部分に肉厚規制溝(4)を形成す
ることにより、第4図に示すように、各コイル(11)
から発生する磁束Bはは肉厚規制溝(4)によって規制
され、クロストークが減少する。
上述のようにクコストークが肉厚規制溝(4)Lこよっ
て減少されれば、磁束の変換効率が高くなりロータリー
トランスとして非常に性能の向上が図れることになる。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明のロータリー
トランスにおいては、磁性コアを射出成形によって作製
することにより、この磁性コアの裏面側のコイル装着溝
間の中間領域にあたる部分に同心円状の肉厚規制溝を形
成しているため、実用化でネックとなっていた脱脂時間
を短時間で行うことが可能になり、脱脂効率が向上し、
設備費。
生産費等が削減される。
また、偏肉部を無くすことによって、成形時。
焼成時等において部分的収縮率の不均一がなくなり、寸
法精度が安定する。
さらに、コイルで発生する磁束のクロストークが肉厚規
制溝によって減少されるため、磁束の変換効率が高くな
りロータリートランスとしての性能の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したロータリートランスの磁性コ
アの一例を示す平面図、2図はその底面図、第3図は第
1図A−A線における断面図である。 第4閣は磁性コアにコイルを装着した状態を示しその時
発生する磁束の様子を示す要部拡大断面図、第5図は肉
厚規制溝を設けない場合の磁性コアを示しその時発生す
る磁束の様子を示す要部拡大断面図、第6図は磁性コア
に形成される肉厚規ホ11溝の他の形状を示す底面図で
ある。 1・・・磁性コア 1a・・・−側面 1b・・・他側面 4・・・肉厚規制溝 11・・・コイル 特許出願人   ソニー株式会社 代理人  弁理士  小泡  晃 同   山村 榮−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  射出成形される磁性コア部材の一側面に同心円状にコ
    イルを巻回してなるロータリートランスであって、 上記磁性コア部材の他側面で前記同心円状のコイルとコ
    イルの中間領域に対向する部分に溝部を設けたことを特
    徴とするロータリートランス。
JP61162014A 1986-07-11 1986-07-11 ロ−タリ−トランス Pending JPS6318609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61162014A JPS6318609A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 ロ−タリ−トランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61162014A JPS6318609A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 ロ−タリ−トランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6318609A true JPS6318609A (ja) 1988-01-26

Family

ID=15746411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61162014A Pending JPS6318609A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 ロ−タリ−トランス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6318609A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007314800A (ja) * 1997-01-27 2007-12-06 Ppg Ind Ohio Inc エポキシ−ポリシロキサンポリマー組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6184006A (ja) * 1984-10-01 1986-04-28 Hitachi Ltd ロ−タリトランスの製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6184006A (ja) * 1984-10-01 1986-04-28 Hitachi Ltd ロ−タリトランスの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007314800A (ja) * 1997-01-27 2007-12-06 Ppg Ind Ohio Inc エポキシ−ポリシロキサンポリマー組成物

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