JPS63173721A - 樹脂製外板構造 - Google Patents
樹脂製外板構造Info
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- JPS63173721A JPS63173721A JP62004268A JP426887A JPS63173721A JP S63173721 A JPS63173721 A JP S63173721A JP 62004268 A JP62004268 A JP 62004268A JP 426887 A JP426887 A JP 426887A JP S63173721 A JPS63173721 A JP S63173721A
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Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は樹脂製外板構造に係り、特に、樹脂製のアウタ
パネルとインナパネルとを接着して構成され、且つ嵌め
殺しガラスが固着されてなる樹脂製外板構造の改良に関
する。
パネルとインナパネルとを接着して構成され、且つ嵌め
殺しガラスが固着されてなる樹脂製外板構造の改良に関
する。
近年、車両軽量化、防錆、デザイン自由変向上等の目的
で、バックドア等の外板を樹脂により構成する樹脂化が
実用化されている。 このような樹脂製外板構造の一例をバックドアを例にと
って第7図に示す。 この樹脂製バックドア1は、樹脂製のアウタパネル2と
インナパネル3とを接着剤4により接着してドアアッセ
ンブリ5を柘成し、このドアアッセンブリ5のガラス取
付側端縁に接着剤6を介し嵌め殺しガラス7を取付けて
構成されている。 なお、図中の符号8は、嵌め殺しガラス7をドアアッセ
ンブリ5に取付けるための接着剤6が接着時に嵌め殺し
ガラス7の中央側に流出することを防止するためのダム
を示す、又、符号9は嵌め殺しガラス7の端縁とアウタ
パネル2との隙間を外側から塞ぐウィンドモールを示す
。 又、合成樹脂製のバックドア構造としては、実開昭55
−58420号公報に開示されるように、合成樹脂製パ
ネルの裏面にリーンホースメントを取付けて、バックド
アの剛性を向上するようにしたものも、提案されている
。
で、バックドア等の外板を樹脂により構成する樹脂化が
実用化されている。 このような樹脂製外板構造の一例をバックドアを例にと
って第7図に示す。 この樹脂製バックドア1は、樹脂製のアウタパネル2と
インナパネル3とを接着剤4により接着してドアアッセ
ンブリ5を柘成し、このドアアッセンブリ5のガラス取
付側端縁に接着剤6を介し嵌め殺しガラス7を取付けて
構成されている。 なお、図中の符号8は、嵌め殺しガラス7をドアアッセ
ンブリ5に取付けるための接着剤6が接着時に嵌め殺し
ガラス7の中央側に流出することを防止するためのダム
を示す、又、符号9は嵌め殺しガラス7の端縁とアウタ
パネル2との隙間を外側から塞ぐウィンドモールを示す
。 又、合成樹脂製のバックドア構造としては、実開昭55
−58420号公報に開示されるように、合成樹脂製パ
ネルの裏面にリーンホースメントを取付けて、バックド
アの剛性を向上するようにしたものも、提案されている
。
しかしながら、従来の樹脂製外板構造にあっては、ドア
アッセンブリ5を構成するためのアウタパネル2とイン
ナパネル3とを接着剤4により接着する工程と、この接
着工程により構成されたドアアッセンブリ5に嵌め殺し
ガラス7を接着剤6を介し取付ける工程との2つの接着
工程が必要になり、製造コストが上昇するという問題点
がある。 なお、スチール製の外板構造においても、上記樹脂製外
板tR造と同様に、バックドアアッセンブリを接合する
工程と、このドアアッセンブリに嵌め殺しガラスを接着
する工程との2工程が必要になり、同様に製造コストが
上昇するという問題点がある。
アッセンブリ5を構成するためのアウタパネル2とイン
ナパネル3とを接着剤4により接着する工程と、この接
着工程により構成されたドアアッセンブリ5に嵌め殺し
ガラス7を接着剤6を介し取付ける工程との2つの接着
工程が必要になり、製造コストが上昇するという問題点
がある。 なお、スチール製の外板構造においても、上記樹脂製外
板tR造と同様に、バックドアアッセンブリを接合する
工程と、このドアアッセンブリに嵌め殺しガラスを接着
する工程との2工程が必要になり、同様に製造コストが
上昇するという問題点がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、製造時間をPA縮すると共に製造工程を簡略化する
ことのできる樹脂製外板構造を提供することを目的とす
る。
て、製造時間をPA縮すると共に製造工程を簡略化する
ことのできる樹脂製外板構造を提供することを目的とす
る。
本発明は、樹脂製のアウタパネルとインナパネルとを接
着して構成され、且つ嵌め殺しガラスが固着されてなる
樹脂製外板構造において、前記嵌め殺しガラス取付側の
前記アウタパネルとインナパネルとの接着代に連続した
部位に前記嵌め殺しガラスの接着代を形成し、これら連
続する接着代に塗布された接着剤により前記アウタパネ
ル、インナパネル、及び嵌め殺しガラスを接着すること
により、上記目的を達成するものである。 又、本発明の実施態様は、前記アウタパネル及びインナ
パネルの一方の接着代には接着剤が塗布され、他方の接
着代には、前記接着代に塗布された接着剤に対向する位
置にアウタパネルとインナパネルの接着時に前記接着剤
を前記嵌め殺しガラスの接着代側に流動させる流動突起
が形成されることにより、上記目的を速成するものであ
る。
着して構成され、且つ嵌め殺しガラスが固着されてなる
樹脂製外板構造において、前記嵌め殺しガラス取付側の
前記アウタパネルとインナパネルとの接着代に連続した
部位に前記嵌め殺しガラスの接着代を形成し、これら連
続する接着代に塗布された接着剤により前記アウタパネ
ル、インナパネル、及び嵌め殺しガラスを接着すること
により、上記目的を達成するものである。 又、本発明の実施態様は、前記アウタパネル及びインナ
パネルの一方の接着代には接着剤が塗布され、他方の接
着代には、前記接着代に塗布された接着剤に対向する位
置にアウタパネルとインナパネルの接着時に前記接着剤
を前記嵌め殺しガラスの接着代側に流動させる流動突起
が形成されることにより、上記目的を速成するものであ
る。
本発明においては、アウタパネルとインナパネルとの接
着代に連続した部位に嵌め殺しガラスの接着代を形成し
、前記アウタパネルとインナパネルとを接着する接着剤
により嵌め殺しガラスをアウタパネル及びインナパネル
に接着するようにしている。従って、アウタパネルとイ
ンナパネルとを接着する工程とこれらアウタパネル及び
インナパネルに嵌め殺しガラスを取付ける工程とが同時
に行えるものとなる。しかも、アウタパネル、インナパ
ネル、及び嵌め穀しガラスの三者を同一接着剤により一
体的に接着することができる。これにより、嵌め殺しガ
ラスが固着された樹脂製ドアの製造工程を簡略化するこ
とができ、しかも製造時間を短縮することができる。
着代に連続した部位に嵌め殺しガラスの接着代を形成し
、前記アウタパネルとインナパネルとを接着する接着剤
により嵌め殺しガラスをアウタパネル及びインナパネル
に接着するようにしている。従って、アウタパネルとイ
ンナパネルとを接着する工程とこれらアウタパネル及び
インナパネルに嵌め殺しガラスを取付ける工程とが同時
に行えるものとなる。しかも、アウタパネル、インナパ
ネル、及び嵌め穀しガラスの三者を同一接着剤により一
体的に接着することができる。これにより、嵌め殺しガ
ラスが固着された樹脂製ドアの製造工程を簡略化するこ
とができ、しかも製造時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1実施例は、第1図乃至第3図に示されるように、樹
脂製のアウタパネル10とインナパネル12とを接着し
て構成され、且つ嵌め殺しガラス14が固着されてなる
樹脂製バックドア構造において、前記嵌め殺しガラス1
4の取付側の前記アウタパネル10とインナパネル12
との接着代10A、12Aに連続した部位に前記嵌め殺
しガラス14の接着代10B、12Bを形成し、これら
連続する接着代10A、IOB、12A、12Bに塗布
された接着剤16により前記アウタパネル10、インナ
パネル12、及び嵌め殺しガラス14を接着して構成さ
れている。 前記接着剤16は、アウタパネル10、インナパネル1
2、及び嵌め殺しガラス14それぞれを一体的に接着す
るため、ウレタン系接着剤から構成されている。 前記インナパネル12には、接着前の段階において前記
接着代12A、12Bに接着剤16が塗布され、他方の
アウタパネル10の接着面10Aには、前記塗布された
接着剤16に対向する位置にアウタパネル10とインナ
パネル12の接着時に該接着剤16を前記嵌め殺しガラ
ス1゛4の接着代10B、12B側に流動させる流動突
起20が形成されている。 前記インナパネル12のガラス取付側端部22の接着代
12A、12Bは、上方に開口する凹部21から形成さ
れている。 又、前記ガラス取付側端部22の先端には、該先端を上
方に向かって延在した延在部24が形成されている。こ
の延在部24によって、接着代12B上の接着剤16が
嵌め殺しガラス14の中央側方向に流出するのを阻止す
るダムが形成されている。 前記流動突起20は、アウタパネル10のガラス取付側
端部11の下面に下方に向かって突出形成されている。 この流動突起20は、アウタパネル10、インナパネル
12、及び嵌め殺しガラス14を接着した状態で嵌め殺
しガラス14の@縁とインナパネル12の接着代10A
との間に形成される隙間を充填するように断面三角形状
とされている。 次に、第3図を参照して、本実施例のバックドアの組立
について説明する。 まず、第3図(A)に示されるように、インナパネル1
2のガラス取付側端部22の接着代12A、12B、及
びインナパネル12の外側端縁の接着代19の一部にそ
れぞれ接着剤16をビード状に該インナパネル12の外
側及び内側の全周に渡って塗布する。 次に、同図(B)に示されるように、接着剤16が塗布
されたガラス取付側端部22上に嵌め殺しガラス14を
a置する。 次に、嵌め殺しガラス14が!il!置されたインナパ
ネル12上にアウタパネル10をaこして、接着剤16
によりアウタパネル10、インナパネル12、及び嵌め
殺しガラス14を接着する。この接着剤16による接着
は、まず、アウタパネル10とインナパネル12とが接
着されることにより、アウタパネル10に形成された流
動突起20がインナパネル12上に塗布された接着剤1
6内に人込み、該接着剤16をアウタパネル10のガラ
ス側棲着代10B側に流動させることにより、該嵌め殺
しガラス14の接着をも行うものである。 従って、本実施例によれば、アウタパネル10とインナ
パネル12とを接着する際に、この接着と同時に嵌め殺
しガラス14を同一の接着剤16で接着することができ
る。このため、従来の如くアウタパネルとインナパネル
とを接着する接着工程と、これにより接着されたドアア
ッセンブリに嵌め殺しガラスを接着する接着工程とを同
時に行うことができ、しかも、上記王者を同一の接着剤
16により一体的に接着することができる。これにより
、製造工程をflJ略化することができる。又、同時に
製造時間をも短縮することができる。 特に、本実施例の場合、嵌め殺しガラス14がアウタパ
ネル10とイン、ナバネル12とにより上下方向から挟
持されて取付けられるものとなり、嵌め殺しガラス14
の取付は剛性を向上することができる。ス、従来必要と
なっていたダムやウィンドモールを廃止することができ
、構成を簡単なものともすることができる。 又、本実施例によれば、流動突起20により接着剤16
がアウタパネル10の489代10B側に流動されるこ
とにより、インナパネル12にのみ接着剤16を塗布す
るだけでよく、アウタパネル10、インナパネル12に
それぞれに接着剤16を塗布する必要がなく、接着を節
単に行うことができる。 次に、第4図を参照して、本発明の第2実施例を説明す
る。 第2実施例は、上記第1実施例における流動突起20を
アウタパネル30のガラス取付側端部の下面に下方に向
かって長く突出形成したリブ32により棺成し、このリ
ブ32に対向するインナパネル34の接着代には該リブ
32が嵌入される接着消36が形成されている。なお、
第1実施例と同−構成部材には同一符号を付して、その
説明を省略する。 従って、本実施例によれば、アウタパネル30とインナ
パネル34との接着に際し、リブ32が前記接着溝36
内に嵌入し、これにより、これらリブ32と接着溝36
との間隙に前記接着剤16が充填されることにより、接
着面積が増大して、その接着強度を向上することができ
る。 又、前記リブ32がアウタパネル30の外側面に対して
略直交する方向で下方に突出形成されるため、このリブ
32により、嵌め殺しガラス14の取付部の剛性を向上
することができる。 次に、第5図及び第6図を参照して、本発明の第3実施
例を説明する。 第3実施例は、アウタパネル40の外側面と嵌め殺しガ
ラス42との外側面とを路面−とするように結成されて
いる。 即ち、具体的には、前記アウタパネル40の嵌め殺しガ
ラス取付側端部41は下方に段差を有する断面クランク
形状に形成されている。この取付端部41の下面41A
及び端面41Bはインナパネル44の接着代40Aとさ
れている。 又、インナパネル44の嵌め殺しガラス取付側端部45
は、前記アウタパネル40の嵌め殺しガラス取付側端部
41が接着時に嵌合される段部46を備えている。この
段部46の高さは、アウタパネル40とインナパネル4
4とが接合されたとき、アウタパネル40の嵌め殺しガ
ラス取付側端部41の上面とインナパネル44の嵌め殺
しガラス取付側端部45の上面とが路面−となる高さと
されている。 なお、図中の符号48は、アウタパネル40のウィンド
ガラス取付側端部41の基部から下方に向かって突出さ
れ、接着面積の増大を図るための延在部を示す、又、符
号50はウィンドモールを示す。 次に、第6図を参照して、本実施例の組立手順を説明す
る。 まず、第6図(A)に示されるように、インナパネル4
4の外側端、部及びガラス取付(!l!I端部41の接
着代44A、44Bに接着剤16を全周に渡ってビード
状に塗布する。 次に、同図(B)に示されるように、接着剤16が塗布
されたインナパネル44上にアウタパネル40を載置す
る。このアウタパネル40のQrWにより、アウタパネ
ル4oの嵌め殺しガラス取付側端部41が接着剤16内
に人込み、これにより接着剤16はアウタパネル40及
びインナパネル44の嵌め殺しガラス取付g端部41.
45の上面側に流動する。 次に、この上面側に流動した接着剤16上に嵌め殺しガ
ラス42を載置する。 従って、本実施例によれば、アウタパネル40とインナ
パネル44とを接合する際、この接合のためのraM剤
16が嵌め殺しガラス42の接着代上に流動し、これに
より、アウタパネル40とインナパネル44との接合と
同時に嵌め殺しガラス42を接着することができる。こ
れにより、接着工程を簡略化することができ、又接着時
間も雉縮することができる。 特に、本実施例の場合は、嵌め殺しガラス42を取付け
るための取付部がアウタパネル40の外側面よりも内側
にガラス厚み分だけオフセットした位置とされることで
、アウタパネル40の外側面と嵌め殺しガラス42の外
側面とを路面−とすることができる。 なお、上記実施例におけるアウタパネル10.30.4
0及びインナパネル12.34.44は、SMC(シー
ト モールディング コンパウンド)、R−RIM (
III維強化反応射出成形柑脂)、熱可塑性樹脂等から
形成することができる。 又、上記実施例において、アウタパネル、インナパネル
、及び嵌め殺しガラスを接着する接着剤はウレタン系の
接着剤とされたが、本発明はこれに限定されることなく
、上記三者を一体的に接着することができるものであれ
ば他の接着剤を用いるものとしてもよい。 又、上記実施例においては、本発明をバックドアに適用
したものであるが、本発明はこれに限定されることなく
、嵌め殺しガラスが固着される樹脂製外板であれば本発
明を適用することができる。 例えば、フロントウィンドシールドガラスを含む外板、
リヤクォータガラスを含む外板等に適用することができ
る。
脂製のアウタパネル10とインナパネル12とを接着し
て構成され、且つ嵌め殺しガラス14が固着されてなる
樹脂製バックドア構造において、前記嵌め殺しガラス1
4の取付側の前記アウタパネル10とインナパネル12
との接着代10A、12Aに連続した部位に前記嵌め殺
しガラス14の接着代10B、12Bを形成し、これら
連続する接着代10A、IOB、12A、12Bに塗布
された接着剤16により前記アウタパネル10、インナ
パネル12、及び嵌め殺しガラス14を接着して構成さ
れている。 前記接着剤16は、アウタパネル10、インナパネル1
2、及び嵌め殺しガラス14それぞれを一体的に接着す
るため、ウレタン系接着剤から構成されている。 前記インナパネル12には、接着前の段階において前記
接着代12A、12Bに接着剤16が塗布され、他方の
アウタパネル10の接着面10Aには、前記塗布された
接着剤16に対向する位置にアウタパネル10とインナ
パネル12の接着時に該接着剤16を前記嵌め殺しガラ
ス1゛4の接着代10B、12B側に流動させる流動突
起20が形成されている。 前記インナパネル12のガラス取付側端部22の接着代
12A、12Bは、上方に開口する凹部21から形成さ
れている。 又、前記ガラス取付側端部22の先端には、該先端を上
方に向かって延在した延在部24が形成されている。こ
の延在部24によって、接着代12B上の接着剤16が
嵌め殺しガラス14の中央側方向に流出するのを阻止す
るダムが形成されている。 前記流動突起20は、アウタパネル10のガラス取付側
端部11の下面に下方に向かって突出形成されている。 この流動突起20は、アウタパネル10、インナパネル
12、及び嵌め殺しガラス14を接着した状態で嵌め殺
しガラス14の@縁とインナパネル12の接着代10A
との間に形成される隙間を充填するように断面三角形状
とされている。 次に、第3図を参照して、本実施例のバックドアの組立
について説明する。 まず、第3図(A)に示されるように、インナパネル1
2のガラス取付側端部22の接着代12A、12B、及
びインナパネル12の外側端縁の接着代19の一部にそ
れぞれ接着剤16をビード状に該インナパネル12の外
側及び内側の全周に渡って塗布する。 次に、同図(B)に示されるように、接着剤16が塗布
されたガラス取付側端部22上に嵌め殺しガラス14を
a置する。 次に、嵌め殺しガラス14が!il!置されたインナパ
ネル12上にアウタパネル10をaこして、接着剤16
によりアウタパネル10、インナパネル12、及び嵌め
殺しガラス14を接着する。この接着剤16による接着
は、まず、アウタパネル10とインナパネル12とが接
着されることにより、アウタパネル10に形成された流
動突起20がインナパネル12上に塗布された接着剤1
6内に人込み、該接着剤16をアウタパネル10のガラ
ス側棲着代10B側に流動させることにより、該嵌め殺
しガラス14の接着をも行うものである。 従って、本実施例によれば、アウタパネル10とインナ
パネル12とを接着する際に、この接着と同時に嵌め殺
しガラス14を同一の接着剤16で接着することができ
る。このため、従来の如くアウタパネルとインナパネル
とを接着する接着工程と、これにより接着されたドアア
ッセンブリに嵌め殺しガラスを接着する接着工程とを同
時に行うことができ、しかも、上記王者を同一の接着剤
16により一体的に接着することができる。これにより
、製造工程をflJ略化することができる。又、同時に
製造時間をも短縮することができる。 特に、本実施例の場合、嵌め殺しガラス14がアウタパ
ネル10とイン、ナバネル12とにより上下方向から挟
持されて取付けられるものとなり、嵌め殺しガラス14
の取付は剛性を向上することができる。ス、従来必要と
なっていたダムやウィンドモールを廃止することができ
、構成を簡単なものともすることができる。 又、本実施例によれば、流動突起20により接着剤16
がアウタパネル10の489代10B側に流動されるこ
とにより、インナパネル12にのみ接着剤16を塗布す
るだけでよく、アウタパネル10、インナパネル12に
それぞれに接着剤16を塗布する必要がなく、接着を節
単に行うことができる。 次に、第4図を参照して、本発明の第2実施例を説明す
る。 第2実施例は、上記第1実施例における流動突起20を
アウタパネル30のガラス取付側端部の下面に下方に向
かって長く突出形成したリブ32により棺成し、このリ
ブ32に対向するインナパネル34の接着代には該リブ
32が嵌入される接着消36が形成されている。なお、
第1実施例と同−構成部材には同一符号を付して、その
説明を省略する。 従って、本実施例によれば、アウタパネル30とインナ
パネル34との接着に際し、リブ32が前記接着溝36
内に嵌入し、これにより、これらリブ32と接着溝36
との間隙に前記接着剤16が充填されることにより、接
着面積が増大して、その接着強度を向上することができ
る。 又、前記リブ32がアウタパネル30の外側面に対して
略直交する方向で下方に突出形成されるため、このリブ
32により、嵌め殺しガラス14の取付部の剛性を向上
することができる。 次に、第5図及び第6図を参照して、本発明の第3実施
例を説明する。 第3実施例は、アウタパネル40の外側面と嵌め殺しガ
ラス42との外側面とを路面−とするように結成されて
いる。 即ち、具体的には、前記アウタパネル40の嵌め殺しガ
ラス取付側端部41は下方に段差を有する断面クランク
形状に形成されている。この取付端部41の下面41A
及び端面41Bはインナパネル44の接着代40Aとさ
れている。 又、インナパネル44の嵌め殺しガラス取付側端部45
は、前記アウタパネル40の嵌め殺しガラス取付側端部
41が接着時に嵌合される段部46を備えている。この
段部46の高さは、アウタパネル40とインナパネル4
4とが接合されたとき、アウタパネル40の嵌め殺しガ
ラス取付側端部41の上面とインナパネル44の嵌め殺
しガラス取付側端部45の上面とが路面−となる高さと
されている。 なお、図中の符号48は、アウタパネル40のウィンド
ガラス取付側端部41の基部から下方に向かって突出さ
れ、接着面積の増大を図るための延在部を示す、又、符
号50はウィンドモールを示す。 次に、第6図を参照して、本実施例の組立手順を説明す
る。 まず、第6図(A)に示されるように、インナパネル4
4の外側端、部及びガラス取付(!l!I端部41の接
着代44A、44Bに接着剤16を全周に渡ってビード
状に塗布する。 次に、同図(B)に示されるように、接着剤16が塗布
されたインナパネル44上にアウタパネル40を載置す
る。このアウタパネル40のQrWにより、アウタパネ
ル4oの嵌め殺しガラス取付側端部41が接着剤16内
に人込み、これにより接着剤16はアウタパネル40及
びインナパネル44の嵌め殺しガラス取付g端部41.
45の上面側に流動する。 次に、この上面側に流動した接着剤16上に嵌め殺しガ
ラス42を載置する。 従って、本実施例によれば、アウタパネル40とインナ
パネル44とを接合する際、この接合のためのraM剤
16が嵌め殺しガラス42の接着代上に流動し、これに
より、アウタパネル40とインナパネル44との接合と
同時に嵌め殺しガラス42を接着することができる。こ
れにより、接着工程を簡略化することができ、又接着時
間も雉縮することができる。 特に、本実施例の場合は、嵌め殺しガラス42を取付け
るための取付部がアウタパネル40の外側面よりも内側
にガラス厚み分だけオフセットした位置とされることで
、アウタパネル40の外側面と嵌め殺しガラス42の外
側面とを路面−とすることができる。 なお、上記実施例におけるアウタパネル10.30.4
0及びインナパネル12.34.44は、SMC(シー
ト モールディング コンパウンド)、R−RIM (
III維強化反応射出成形柑脂)、熱可塑性樹脂等から
形成することができる。 又、上記実施例において、アウタパネル、インナパネル
、及び嵌め殺しガラスを接着する接着剤はウレタン系の
接着剤とされたが、本発明はこれに限定されることなく
、上記三者を一体的に接着することができるものであれ
ば他の接着剤を用いるものとしてもよい。 又、上記実施例においては、本発明をバックドアに適用
したものであるが、本発明はこれに限定されることなく
、嵌め殺しガラスが固着される樹脂製外板であれば本発
明を適用することができる。 例えば、フロントウィンドシールドガラスを含む外板、
リヤクォータガラスを含む外板等に適用することができ
る。
以上説明した通り、本発明によれば、アウタパネルとイ
ンナパネルとの接着工程と、これらと嵌め殺しガラスと
の接着工程とを同時に行うことができ、且つ上記王者を
同一の接着剤により一体的に接着することができる。こ
れにより、樹脂製外板の製造工程の簡略化及びFA造待
時間遡権化を図ることができるという優れた効果を有す
る。 を示す全体斜視図、第2図は第1図■−■線に沿う拡大
断面図、第3図は同実施例の組立手順を示す分解断面図
、第4図は本発明の第2実施例を示す第1図■−■線相
当の拡大断面図、第5図は本発明の第3実施例を示ず第
1図■−■線相当の拡大断面図、第6図は同実施例の組
立手順を示す分解、断面図、第7図は従来の樹脂製外板
棺造を示す第1図n−n線相当拡大断面図である。 10.30.40・・・アウタパネル、12.34.4
4・・・インナパネル、14・・・嵌め殺しガラス、 16・・・接着剤、 20・・・流動突起。
ンナパネルとの接着工程と、これらと嵌め殺しガラスと
の接着工程とを同時に行うことができ、且つ上記王者を
同一の接着剤により一体的に接着することができる。こ
れにより、樹脂製外板の製造工程の簡略化及びFA造待
時間遡権化を図ることができるという優れた効果を有す
る。 を示す全体斜視図、第2図は第1図■−■線に沿う拡大
断面図、第3図は同実施例の組立手順を示す分解断面図
、第4図は本発明の第2実施例を示す第1図■−■線相
当の拡大断面図、第5図は本発明の第3実施例を示ず第
1図■−■線相当の拡大断面図、第6図は同実施例の組
立手順を示す分解、断面図、第7図は従来の樹脂製外板
棺造を示す第1図n−n線相当拡大断面図である。 10.30.40・・・アウタパネル、12.34.4
4・・・インナパネル、14・・・嵌め殺しガラス、 16・・・接着剤、 20・・・流動突起。
Claims (2)
- (1)樹脂製のアウタパネルとインナパネルとを接着し
て構成され、且つ嵌め殺しガラスが固着されてなる樹脂
製外板構造において、前記嵌め殺しガラス取付側の前記
アウタパネルとインナパネルとの接着代に連続した部位
に前記嵌め殺しガラスの接着代を形成し、これら連続す
る接着代に塗布された接着剤により前記アウタパネル、
インナパネル、及び嵌め殺しガラスを接着してなる樹脂
製外板構造。 - (2)前記アウタパネル及びインナパネルの一方の接着
代には接着剤が塗布され、他方の接着代には、前記接着
代に塗布された接着剤に対向する位置にアウタパネルと
インナパネルの接着時に前記接着剤を前記嵌め殺しガラ
スの接着代側に流動させる流動突起が形成されてなる特
許請求の範囲第1項記載の樹脂製外板構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62004268A JPS63173721A (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | 樹脂製外板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62004268A JPS63173721A (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | 樹脂製外板構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63173721A true JPS63173721A (ja) | 1988-07-18 |
Family
ID=11579794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62004268A Pending JPS63173721A (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | 樹脂製外板構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63173721A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2018216324A1 (ja) * | 2017-05-23 | 2018-11-29 | ダイハツ工業株式会社 | 車体の樹脂パネル部品の製造方法 |
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JP2020029113A (ja) * | 2018-08-20 | 2020-02-27 | 豊田合成株式会社 | 自動車部材及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-01-12 JP JP62004268A patent/JPS63173721A/ja active Pending
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