JPS6316131A - タ−ボチヤ−ジヤ付きエンジンの過給圧制御装置 - Google Patents
タ−ボチヤ−ジヤ付きエンジンの過給圧制御装置Info
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- JPS6316131A JPS6316131A JP61157619A JP15761986A JPS6316131A JP S6316131 A JPS6316131 A JP S6316131A JP 61157619 A JP61157619 A JP 61157619A JP 15761986 A JP15761986 A JP 15761986A JP S6316131 A JPS6316131 A JP S6316131A
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- Japan
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- supercharge pressure
- pressure
- boost pressure
- intake air
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はターボチャージャ付きエンジンの過給圧制御装
置に関する。
置に関する。
(従来の技術)
自動車用エンジンのように負荷条件が大幅に変動するも
のにターボチャージャによって過給する場合、要求され
る過給圧は運転状態に応じて様々に変化する。
のにターボチャージャによって過給する場合、要求され
る過給圧は運転状態に応じて様々に変化する。
そこで、従来から特開昭60−219418号公報にも
あるように過給圧を運転状態の変化に応じて調整するよ
うにしている。
あるように過給圧を運転状態の変化に応じて調整するよ
うにしている。
エンジンの高速高負荷時のように、排気圧力、流量が増
大する領域ではターボチャージャの回転が異常に上昇す
るのを防いで過給圧を適正に維持するのに、排気タービ
ンをバイパスして排気を逃がす排気バイパス弁を備えて
いるし、また、低速低負荷時のように排気圧力、流量が
減少する領域でターボチャージャの回転が大幅に低下す
るのを防ぐのに、タービン入口部に設けた可変ノズルを
絞り込み、排気流速を高めるようにしている。 ゛こ
のようにして、高出力運転時に過給圧の過昇を防いでエ
ンジンの耐久性を高める一方、低出方運転時には、ター
ボチャージャの回転低下を抑制して、加速の立ち上がり
の応答性を高めるようにしている。
大する領域ではターボチャージャの回転が異常に上昇す
るのを防いで過給圧を適正に維持するのに、排気タービ
ンをバイパスして排気を逃がす排気バイパス弁を備えて
いるし、また、低速低負荷時のように排気圧力、流量が
減少する領域でターボチャージャの回転が大幅に低下す
るのを防ぐのに、タービン入口部に設けた可変ノズルを
絞り込み、排気流速を高めるようにしている。 ゛こ
のようにして、高出力運転時に過給圧の過昇を防いでエ
ンジンの耐久性を高める一方、低出方運転時には、ター
ボチャージャの回転低下を抑制して、加速の立ち上がり
の応答性を高めるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記した排気バイパス弁や可変ノズルの開度
は、運転状態に応じて目標の過給圧が得られるように、
実際の過給圧を検出しながらフィードバック制御される
。
は、運転状態に応じて目標の過給圧が得られるように、
実際の過給圧を検出しながらフィードバック制御される
。
この場合、エンジン吸入空気量(負荷)に応じて予め目
標となる過給圧が設定してあり、この設定特性値が得ら
れるようにフィードバック制御が行なわれる。
標となる過給圧が設定してあり、この設定特性値が得ら
れるようにフィードバック制御が行なわれる。
しかしながら、従来はこの目標過給圧の設定値が標準的
な運転パターンに対応して決定された単一の特性のみで
あったため、エンジン加速時のように、過渡的な運転状
態下で要求される過給圧特性が異なった場合、これに対
応することができなかった。
な運転パターンに対応して決定された単一の特性のみで
あったため、エンジン加速時のように、過渡的な運転状
態下で要求される過給圧特性が異なった場合、これに対
応することができなかった。
急加速時と緩加速時とでは吸入空気量の変化率が異なり
、例えば急加速時に緩加速時の目標過給圧を採用してい
ると、フィードバック制御による遅れ分を含めて実際の
過給圧がエンジンの要求過給圧に対応しきれず、エンジ
ン加速性能等を十分に引き出せな(なる。
、例えば急加速時に緩加速時の目標過給圧を採用してい
ると、フィードバック制御による遅れ分を含めて実際の
過給圧がエンジンの要求過給圧に対応しきれず、エンジ
ン加速性能等を十分に引き出せな(なる。
本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、tjfJ1図に示すように吸入空気量を検出
する手段と、過給圧を検出する手段と、ターボチャージ
ャの過給圧をl!l整する手段と、吸入空気量に応じて
の目標過給圧を複数の異なった特性値として設定した手
段と、吸入空気量の増加率を演算する手段と、この増加
率に応じて前記複数の特性値から特定の特性値を選択す
る手段と、選び出した特性値に基づく目標過給圧と実際
の過給圧が一致するように前記調整手段をフィードバッ
ク制御する手段とを備えるようにした。
する手段と、過給圧を検出する手段と、ターボチャージ
ャの過給圧をl!l整する手段と、吸入空気量に応じて
の目標過給圧を複数の異なった特性値として設定した手
段と、吸入空気量の増加率を演算する手段と、この増加
率に応じて前記複数の特性値から特定の特性値を選択す
る手段と、選び出した特性値に基づく目標過給圧と実際
の過給圧が一致するように前記調整手段をフィードバッ
ク制御する手段とを備えるようにした。
(作用)
したがって、過渡運転時にも、加速度合に応じて最適な
目標過給圧特性値が選び出され、それにしたがって過給
圧が制御されるので、過給圧の不足によるエンジントル
クの低下や過給圧の異常上昇に伴うエンジン過剰負荷状
態を未然に防止することができる。
目標過給圧特性値が選び出され、それにしたがって過給
圧が制御されるので、過給圧の不足によるエンジントル
クの低下や過給圧の異常上昇に伴うエンジン過剰負荷状
態を未然に防止することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を第2図〜第4図に基づいて説明
する。
する。
fJS2図に、エンジン本体1は吸気管2及び吸気マニ
ホールド3を通して吸気を導入する。吸気管2にはエア
70−メータ4、ターボチャージャ5のコンプレッサ室
6、絞弁7及び逃し弁8が設けられており、吸気をエフ
70−メータ4で計!して、その吸入空気量Qaをコン
トロールユニット(制御手段)9に入力する。また吸気
はコンプレッサ室6に収納されたコンプレッサ10によ
り加圧され、絞弁7で制御された後、吸気マニホールド
3から各気筒に分配される。絞弁7の開度は絞弁開度セ
ンサ11により検出され、その開度T10をコントロー
ルユニットに入カスる。また、エンジン回転数Neはク
ランク角センサ(回転数検出手段)12により検出され
コントロールユニット9に入力される。
ホールド3を通して吸気を導入する。吸気管2にはエア
70−メータ4、ターボチャージャ5のコンプレッサ室
6、絞弁7及び逃し弁8が設けられており、吸気をエフ
70−メータ4で計!して、その吸入空気量Qaをコン
トロールユニット(制御手段)9に入力する。また吸気
はコンプレッサ室6に収納されたコンプレッサ10によ
り加圧され、絞弁7で制御された後、吸気マニホールド
3から各気筒に分配される。絞弁7の開度は絞弁開度セ
ンサ11により検出され、その開度T10をコントロー
ルユニットに入カスる。また、エンジン回転数Neはク
ランク角センサ(回転数検出手段)12により検出され
コントロールユニット9に入力される。
更に、吸気圧センサ13はコンプレフサ下流の吸気圧即
ち過給圧P2を検出して同様にコントロールユニット9
にこれが入力される。
ち過給圧P2を検出して同様にコントロールユニット9
にこれが入力される。
エンジンの排気は排気マニホールド14で集合され、排
気管15を通して排出される。排気管15には可変ノズ
ル16とタービン室17が設けられ、タービン室17に
コンプレッサ10と同軸のタービン18を収納し、可変
ノズル16の開度を変化させることによりタービン18
への排気流量特性(速度)を変える。
気管15を通して排出される。排気管15には可変ノズ
ル16とタービン室17が設けられ、タービン室17に
コンプレッサ10と同軸のタービン18を収納し、可変
ノズル16の開度を変化させることによりタービン18
への排気流量特性(速度)を変える。
第3図はタービンを省略した可変ノズル16を示す図で
、中央円形部19にタービンが収納され、その周囲に面
積が徐々に小さくなるスクロール20が設けられ、その
入口部21がスロートになっており、ここに可動の7ラ
ツプ弁22が軸23を中心に回動可能に設けられ、これ
により、排気の入口部21に可変ノズル(V/N)16
を構成しているものである。
、中央円形部19にタービンが収納され、その周囲に面
積が徐々に小さくなるスクロール20が設けられ、その
入口部21がスロートになっており、ここに可動の7ラ
ツプ弁22が軸23を中心に回動可能に設けられ、これ
により、排気の入口部21に可変ノズル(V/N)16
を構成しているものである。
第2図において、可変ノズル16の輸23はアーム24
とロッド25を介してアクチュエータ26のダイヤフラ
ム27に連結され、このダイヤフラム27により大気室
28と正王室30が画成される。大気室28に設けたば
ね29により可変ノズル16を閉方向に(第3図におい
てL方向への回動)ダイヤフラム27を押す、正圧室3
0は導管31によりコンプレッサ10の下流の吸気管2
に接続され、過給圧P2が導入される。
とロッド25を介してアクチュエータ26のダイヤフラ
ム27に連結され、このダイヤフラム27により大気室
28と正王室30が画成される。大気室28に設けたば
ね29により可変ノズル16を閉方向に(第3図におい
てL方向への回動)ダイヤフラム27を押す、正圧室3
0は導管31によりコンプレッサ10の下流の吸気管2
に接続され、過給圧P2が導入される。
導管31には固定絞り32を設け、これらの途中を電磁
弁33を介して導管34により、コンプレッサ10の上
流の吸気管(大気部)35に接続し、電磁弁33をコン
トロールユニット9からの信号でデユーティ制゛御する
ことにより、過給圧P2を大気部35に洩らす6例えば
、デユーティ値DHが大きくなると、電磁弁33の開作
動時間が大きくなり、正圧室30の駆動圧(正圧)を低
下させ、ロッド25の下降により可変ノズル16の開度
な減少させる。
弁33を介して導管34により、コンプレッサ10の上
流の吸気管(大気部)35に接続し、電磁弁33をコン
トロールユニット9からの信号でデユーティ制゛御する
ことにより、過給圧P2を大気部35に洩らす6例えば
、デユーティ値DHが大きくなると、電磁弁33の開作
動時間が大きくなり、正圧室30の駆動圧(正圧)を低
下させ、ロッド25の下降により可変ノズル16の開度
な減少させる。
可変ノズル16の開度が減少すると、排気のタービン流
入速度が高まり、ターボチャージャ5の回転数の低下を
防ぐ。
入速度が高まり、ターボチャージャ5の回転数の低下を
防ぐ。
更に、排気マニホールド14には排気バイパス弁36を
設け、これをベルクランク37、口7ド38を介してア
クチュエータ39のダイヤフラム40に連結する。大気
室41に介装したばね42はダイヤフラム40を正圧室
43側に押圧し、排気バイパス弁36を閉じ方向に付勢
する。正圧室43は導管44でコンプレッサ下流の吸気
管2に接続し、絞り45を介して過給圧P2が導入され
る。そして、この途中を電磁弁46を介して導管47に
より大気部35と接続し、この電磁弁46をコントロー
ルユニット9からの信号でデユーティ制御し、例えばデ
ユーティ値が小さくなるとアクチュ・エータ39の正圧
が増大して、排気バイパス弁36を開く。
設け、これをベルクランク37、口7ド38を介してア
クチュエータ39のダイヤフラム40に連結する。大気
室41に介装したばね42はダイヤフラム40を正圧室
43側に押圧し、排気バイパス弁36を閉じ方向に付勢
する。正圧室43は導管44でコンプレッサ下流の吸気
管2に接続し、絞り45を介して過給圧P2が導入され
る。そして、この途中を電磁弁46を介して導管47に
より大気部35と接続し、この電磁弁46をコントロー
ルユニット9からの信号でデユーティ制御し、例えばデ
ユーティ値が小さくなるとアクチュ・エータ39の正圧
が増大して、排気バイパス弁36を開く。
排気バイパス弁36が開くとタービン18をバイパスし
て排気が流れ、ターボチャージャ5の回転数の上限が規
制され、過給圧の異常上昇が防止される。
て排気が流れ、ターボチャージャ5の回転数の上限が規
制され、過給圧の異常上昇が防止される。
コントロールユニット9は、主にマイクロプロセッサと
、メモリと、インタフェースとからなるマイクロコンピ
ュータで構成され、そのインタフェースにはエア70−
メータ4、絞弁開度センサ11、クランク角センサ12
及び吸気圧センサ13からの各信号が入力される。こけ
らの信号のうちアナログ信号にあってはA/D変換器を
介してデジタル信号として入力される6メモリにはマイ
クロプロセッサが実行する演算に必要な各種データが格
納され、メモリは外部からとりこんだデータの一部記憶
を行う、マイクロプロセッサは前記プログラムに従って
、燃料噴射量、噴射時期及び点火時期を演算して運転状
態に適切な噴射信号SI及び点火信号SPを出力すると
共に、前述の電磁弁33及び46のデユーティ値を演算
してインタフェースより制御信号DHとして出力する。
、メモリと、インタフェースとからなるマイクロコンピ
ュータで構成され、そのインタフェースにはエア70−
メータ4、絞弁開度センサ11、クランク角センサ12
及び吸気圧センサ13からの各信号が入力される。こけ
らの信号のうちアナログ信号にあってはA/D変換器を
介してデジタル信号として入力される6メモリにはマイ
クロプロセッサが実行する演算に必要な各種データが格
納され、メモリは外部からとりこんだデータの一部記憶
を行う、マイクロプロセッサは前記プログラムに従って
、燃料噴射量、噴射時期及び点火時期を演算して運転状
態に適切な噴射信号SI及び点火信号SPを出力すると
共に、前述の電磁弁33及び46のデユーティ値を演算
してインタフェースより制御信号DHとして出力する。
過給圧の調整手段としての可変ノズル16、排気バイパ
ス弁36を制御するこれら電磁弁33゜46を運転状態
に応じて駆動するため、吸入空気量に対応して異なった
特性の目標過給圧が設定された複数のデータテーブルが
メモリに備えられる。
ス弁36を制御するこれら電磁弁33゜46を運転状態
に応じて駆動するため、吸入空気量に対応して異なった
特性の目標過給圧が設定された複数のデータテーブルが
メモリに備えられる。
複数のテーブルに設定された特性値は、例えば第5図7
〜つのように定常運転状態、緩やかな加速状態あるいは
急激な加速状態というように様々な運転状態を想定して
、その時々において吸入空気量に対する最も適切な目標
過給圧が設定される。
〜つのように定常運転状態、緩やかな加速状態あるいは
急激な加速状態というように様々な運転状態を想定して
、その時々において吸入空気量に対する最も適切な目標
過給圧が設定される。
そして、運転状態を判断して最適なテーブルを選択し、
このテーブル値にしたがって目標過給圧と実際の過給圧
が一致するようにフィードバック制御を行うのである。
このテーブル値にしたがって目標過給圧と実際の過給圧
が一致するようにフィードバック制御を行うのである。
第4図は、その制御動作ルーチンを示すフローチャート
であり、まず吸入空気量Qaと過給圧P2を検出し、吸
入空気量Qaの時間当たりの増加率dQa/dtを演算
する。これにより、加速の度合が判断できるので、この
加速度合に応じて複数のテーブルから最適なテーブルを
選択する。
であり、まず吸入空気量Qaと過給圧P2を検出し、吸
入空気量Qaの時間当たりの増加率dQa/dtを演算
する。これにより、加速の度合が判断できるので、この
加速度合に応じて複数のテーブルから最適なテーブルを
選択する。
その運転状態での最適テーブル値が決まったら、そのと
きの吸入空気量Qaから目標過給圧を選び、実際の過給
圧P2が目標値と一致するように、可変ノズル16や排
気バイパス弁36の開度をデユーティ制御するのである
。
きの吸入空気量Qaから目標過給圧を選び、実際の過給
圧P2が目標値と一致するように、可変ノズル16や排
気バイパス弁36の開度をデユーティ制御するのである
。
このようにしたので、様々の加速に対しても、応答よく
精度の高い過給圧制御ができ、過給圧が不足することに
よる出力トルクの落ち込みや必要以上に過給圧が上昇す
ることによるエンジン耐久性の低下などを防止できる。
精度の高い過給圧制御ができ、過給圧が不足することに
よる出力トルクの落ち込みや必要以上に過給圧が上昇す
ることによるエンジン耐久性の低下などを防止できる。
第6図の実施例は、エンジン負荷に応じて作動するター
ボチャージャの数を切換える複数のターボチャージャを
有するエンジンに適用したものである。
ボチャージャの数を切換える複数のターボチャージャを
有するエンジンに適用したものである。
エンジン1から出た排気〃スは排気通路52aを通り前
段のプライマリターボチャージャ53のタービン53a
に入り、さらにタービン53aを出た排気がスは、排気
通路52bを通って後段のセカングリターポチャージヤ
54のタービン54aに流入する。プライマリターボチ
ャージャ53のタービン53aをバイパスする排気バイ
パス通路55が設けられ、この通路55には、エンジン
負荷(吸入空気量)に応じて排気〃スの分配流量を変え
る過給圧の調整手段としての排気切換弁56が設けられ
ており、この切換弁56は例えばステップモータ57に
より開閉駆動される。一方、吸気側はエアクリーナ58
、エア70−メータ4を通過した吸気が、吸気通路60
aを経てセカングリターボチャージャ54のコンプレッ
サ54bに入り、さらに吸気通路60bのプライマリタ
ーボチャージャ53のコンプレッサ53bから絞弁7を
通ってエンジン1に供給される。また、プライマリター
ボチャージャ53のコンプレッサ53bをバイパスする
吸気バイパス通路62が設けられ、この通路62には、
プライマリターボチャージャ53のコンプレッサ53b
からの吐出空気が、該コンプレフサ53bの入口側へ流
れるのを防ぐ逆止弁63が設けられている。
段のプライマリターボチャージャ53のタービン53a
に入り、さらにタービン53aを出た排気がスは、排気
通路52bを通って後段のセカングリターポチャージヤ
54のタービン54aに流入する。プライマリターボチ
ャージャ53のタービン53aをバイパスする排気バイ
パス通路55が設けられ、この通路55には、エンジン
負荷(吸入空気量)に応じて排気〃スの分配流量を変え
る過給圧の調整手段としての排気切換弁56が設けられ
ており、この切換弁56は例えばステップモータ57に
より開閉駆動される。一方、吸気側はエアクリーナ58
、エア70−メータ4を通過した吸気が、吸気通路60
aを経てセカングリターボチャージャ54のコンプレッ
サ54bに入り、さらに吸気通路60bのプライマリタ
ーボチャージャ53のコンプレッサ53bから絞弁7を
通ってエンジン1に供給される。また、プライマリター
ボチャージャ53のコンプレッサ53bをバイパスする
吸気バイパス通路62が設けられ、この通路62には、
プライマリターボチャージャ53のコンプレッサ53b
からの吐出空気が、該コンプレフサ53bの入口側へ流
れるのを防ぐ逆止弁63が設けられている。
コントロールユニット9はプライマリターボチャーツヤ
53のコンプレッサ53bの吐出圧(過給圧P2)を検
出する吸気圧センサ13、及びエア70−メータ4の信
号等を受け、吸入空気量に応じて目標過給圧が得られる
ようにステップモータ57へ排気切換弁56の開閉を指
令する。
53のコンプレッサ53bの吐出圧(過給圧P2)を検
出する吸気圧センサ13、及びエア70−メータ4の信
号等を受け、吸入空気量に応じて目標過給圧が得られる
ようにステップモータ57へ排気切換弁56の開閉を指
令する。
そして、排気切換弁56を駆動するための吸入空気量に
対する目標過給圧のrニーティ値を設定したテーブルを
、前記と同様に加速状態に応じて複数個用意しておき、
加速の度合に応じて上記複数のテーブルから加速に見合
ったテーブル値を選択し排気切換弁56のフィードバッ
ク補正を行うことにより、過給圧を適正に制御する。
対する目標過給圧のrニーティ値を設定したテーブルを
、前記と同様に加速状態に応じて複数個用意しておき、
加速の度合に応じて上記複数のテーブルから加速に見合
ったテーブル値を選択し排気切換弁56のフィードバッ
ク補正を行うことにより、過給圧を適正に制御する。
加速と同時に排気切換弁56が閉じ、排気〃スの全量が
プライマリターボチャージャ53のタービン53aに入
るため、急速に回転が上昇してコンプレッサ53bから
の吐出空気流量が急増し、鋭い加速特性が得られる。そ
して、その後の過給圧に応じて排気切換弁56が開いて
過給圧を適正値に制御するが、このように空気流量の立
ち上がりが早くても、それに適したテーブルを持ってい
るため、要求に応じて精度良く過給圧をIII御できる
のである。
プライマリターボチャージャ53のタービン53aに入
るため、急速に回転が上昇してコンプレッサ53bから
の吐出空気流量が急増し、鋭い加速特性が得られる。そ
して、その後の過給圧に応じて排気切換弁56が開いて
過給圧を適正値に制御するが、このように空気流量の立
ち上がりが早くても、それに適したテーブルを持ってい
るため、要求に応じて精度良く過給圧をIII御できる
のである。
(発明の効果)
以上説明したようにこの発明によれば、吸入空気量に対
する目標過給圧を設定したテーブルとして異なった特性
のものを複数用意しておき、加速の度合に応じて適りな
テーブルを選択し、この選択したテーブル値により過給
圧の調整手段をフィードバック制御するようにしたため
、緩加速や急加速あるいは定常状態のそれぞれにおいて
過給圧を応答遅れなく精度良く要求値に制御することが
でき、したがって過渡時に過給圧が不足することによる
トルク低下や、逆に過給圧が異常上昇することによるエ
ンジンの破損を確実に防止できるという効果がある。
する目標過給圧を設定したテーブルとして異なった特性
のものを複数用意しておき、加速の度合に応じて適りな
テーブルを選択し、この選択したテーブル値により過給
圧の調整手段をフィードバック制御するようにしたため
、緩加速や急加速あるいは定常状態のそれぞれにおいて
過給圧を応答遅れなく精度良く要求値に制御することが
でき、したがって過渡時に過給圧が不足することによる
トルク低下や、逆に過給圧が異常上昇することによるエ
ンジンの破損を確実に防止できるという効果がある。
tjfJi図は、本発明の構成図(クレーム対応図)、
第2図は本発明の実施例を示す全体構成図、1rJ3図
は同じくタービン入口部の断面図、ttr14図は本発
明の制御動作を示すフローチャート、第5図はテーブル
の特性値を示す説明図、第6図は本発明の他の実施例の
構成図である。 1・・・エンジン、4・・・エア70−メータ、5・・
・ターボチャージャ、9・・・コントロールユニット、
13・・・吸気圧センサ、16・・・可変ノズル、36
・・・排気バイパス弁、33.46・・・電磁弁、53
・・・プライマリターボチャージャ、56・・・排気切
換弁、54・・・セカングリターボチャージャ。 第2図 土 第4図 第5図 吸入:フ、t → 第6図
第2図は本発明の実施例を示す全体構成図、1rJ3図
は同じくタービン入口部の断面図、ttr14図は本発
明の制御動作を示すフローチャート、第5図はテーブル
の特性値を示す説明図、第6図は本発明の他の実施例の
構成図である。 1・・・エンジン、4・・・エア70−メータ、5・・
・ターボチャージャ、9・・・コントロールユニット、
13・・・吸気圧センサ、16・・・可変ノズル、36
・・・排気バイパス弁、33.46・・・電磁弁、53
・・・プライマリターボチャージャ、56・・・排気切
換弁、54・・・セカングリターボチャージャ。 第2図 土 第4図 第5図 吸入:フ、t → 第6図
Claims (1)
- 吸入空気量を検出する手段と、過給圧を検出する手段と
、ターボチャージャの過給圧を調整する手段と、吸入空
気量に応じての目標過給圧を複数の異なった特性値とし
て設定した手段と、吸入空気量の増加率を演算する手段
と、この増加率に応じて前記複数の特性値から特定の特
性値を選択する手段と、選び出した特性値に基づく目標
過給圧と実際の過給圧が一致するように前記調整手段を
フィードバック制御する手段とを備えたことを特徴とす
るターボチャージャ付きエンジンの過給圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61157619A JPS6316131A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | タ−ボチヤ−ジヤ付きエンジンの過給圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61157619A JPS6316131A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | タ−ボチヤ−ジヤ付きエンジンの過給圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6316131A true JPS6316131A (ja) | 1988-01-23 |
Family
ID=15653687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61157619A Pending JPS6316131A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | タ−ボチヤ−ジヤ付きエンジンの過給圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316131A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02196129A (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-02 | Mazda Motor Corp | エンジンの過給圧制御手段 |
EP1136676A3 (de) * | 2000-03-24 | 2002-12-18 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit einer zweistufigen, schaltbaren Abgas-Turbolader-Anordnung |
JP2012092786A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Isuzu Motors Ltd | ディーゼルエンジンの過給圧制御システム |
-
1986
- 1986-07-04 JP JP61157619A patent/JPS6316131A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02196129A (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-02 | Mazda Motor Corp | エンジンの過給圧制御手段 |
EP1136676A3 (de) * | 2000-03-24 | 2002-12-18 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit einer zweistufigen, schaltbaren Abgas-Turbolader-Anordnung |
JP2012092786A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Isuzu Motors Ltd | ディーゼルエンジンの過給圧制御システム |
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