JPS63158737A - 金属蒸気放電灯 - Google Patents
金属蒸気放電灯Info
- Publication number
- JPS63158737A JPS63158737A JP61303978A JP30397886A JPS63158737A JP S63158737 A JPS63158737 A JP S63158737A JP 61303978 A JP61303978 A JP 61303978A JP 30397886 A JP30397886 A JP 30397886A JP S63158737 A JPS63158737 A JP S63158737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- sealed
- radioactive
- ray source
- ceramic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/54—Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting
- H01J61/548—Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting using radioactive means to promote ionisation
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は始動を容易にするため1発光管内に放射性物質
を封入した金属蒸気放電灯に関する。
を封入した金属蒸気放電灯に関する。
(従来の技術)
一般に金属蒸気放電灯たとえばメタルハライドランプや
高圧ナトリウムランプは1発光効率が高い反面、始動電
圧が高いので十分に高い電圧を印加して始動させる必要
がある。しかしながら近年。
高圧ナトリウムランプは1発光効率が高い反面、始動電
圧が高いので十分に高い電圧を印加して始動させる必要
がある。しかしながら近年。
水銀灯用安定器を用いて始動させることにより高圧水銀
ランプとの互換性を有するランプが開発されており、こ
の種ランプは始動電圧を下げて、低い電圧で始動可能に
する工夫が要求される。
ランプとの互換性を有するランプが開発されており、こ
の種ランプは始動電圧を下げて、低い電圧で始動可能に
する工夫が要求される。
このような始動電圧の引き下げの一手段として。
発光管内に放射性物質を封入することが、たとえば特公
昭60−34220号公報等に本出願人によって提案さ
れている。これ等提案のものは半減期が0.5年〜10
年の放射性物質を発光管内に封入することにより、始動
時における放電のきっかけを上記放射性物質から供給さ
れる電子に依存して、初期放電のm(たね)とするもの
である。
昭60−34220号公報等に本出願人によって提案さ
れている。これ等提案のものは半減期が0.5年〜10
年の放射性物質を発光管内に封入することにより、始動
時における放電のきっかけを上記放射性物質から供給さ
れる電子に依存して、初期放電のm(たね)とするもの
である。
しかしながら、上記放射性物質は人体に悪影響を与えや
すく、その取扱い上充分な注意が要求される。そこで1
本出願人は特開昭57−9047号公報に記載されてい
るように、放射性物質をセラミック体に分散密封して発
光管内に封入するような安全対策手段を提案し、その後
さらに念には念を入れる意味で上記放射性物質を分散密
封したセラミック体の表面を非放射性、耐熱、耐蝕性の
被覆体たとえばガラスで密封する手段をも提案(4!公
昭60−34224号)した。
すく、その取扱い上充分な注意が要求される。そこで1
本出願人は特開昭57−9047号公報に記載されてい
るように、放射性物質をセラミック体に分散密封して発
光管内に封入するような安全対策手段を提案し、その後
さらに念には念を入れる意味で上記放射性物質を分散密
封したセラミック体の表面を非放射性、耐熱、耐蝕性の
被覆体たとえばガラスで密封する手段をも提案(4!公
昭60−34224号)した。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記ガラスで密封する手段は当然のこと
ながら、ガラスで被覆するという工程が増えること、ガ
ラス層の厚さが不均一となって時には安定対策上好まし
くないものが発生するおそれがあり、このためガラス層
の厚さをより厚くすると放射性物質からの放射線の透過
率が低下して本来の目的である始動特性の改善効果が低
下するという問題があった。
ながら、ガラスで被覆するという工程が増えること、ガ
ラス層の厚さが不均一となって時には安定対策上好まし
くないものが発生するおそれがあり、このためガラス層
の厚さをより厚くすると放射性物質からの放射線の透過
率が低下して本来の目的である始動特性の改善効果が低
下するという問題があった。
そこで本発明は以上の問題点を解決するもので。
放射性物質を分散含有してなるセラミック体を。
その表面自体をガラス化することにより簡単な手段にも
拘わらず完全な密封放射線源として安全性を高め、取扱
いが容易となる金属蒸気放電灯を提供することを目的と
する。
拘わらず完全な密封放射線源として安全性を高め、取扱
いが容易となる金属蒸気放電灯を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
本発明の金属蒸気放電灯では9発光管内に始動用希ガス
、水銀および発光金属を封入すると共に。
、水銀および発光金属を封入すると共に。
さらに放射性物質を分散含有してなるセラミック体を封
入し、このセラミック体の少なくとも表面をガラス化す
るように構成される。
入し、このセラミック体の少なくとも表面をガラス化す
るように構成される。
(作用)
このような構成であれば、放射性物質を分散含有してな
るセラミック体は少なくとも表面がガラス化されている
ので、そのガラス層にも放射性物質が含有され、従来の
放射性物質を含有しない別体のガラス層で被覆した場合
のように放射性物質からの放射線の透過率が低下して始
動特性の改善効果が低下するという問題は生じない。ま
た、ガラスの形成はセラミック体自体の加熱によってで
きるので特別の工程を必要とせず、しかも表面のみガラ
ス化する場合でもガラス層の厚さは均一とすることがで
きる。さらに、少なくとも表面をガラス化することによ
り、その取扱い上の安定性は一層高めることができる。
るセラミック体は少なくとも表面がガラス化されている
ので、そのガラス層にも放射性物質が含有され、従来の
放射性物質を含有しない別体のガラス層で被覆した場合
のように放射性物質からの放射線の透過率が低下して始
動特性の改善効果が低下するという問題は生じない。ま
た、ガラスの形成はセラミック体自体の加熱によってで
きるので特別の工程を必要とせず、しかも表面のみガラ
ス化する場合でもガラス層の厚さは均一とすることがで
きる。さらに、少なくとも表面をガラス化することによ
り、その取扱い上の安定性は一層高めることができる。
(実施例)
以下本発明の一実施例をメタルノ・ライドランプに適用
した図面にもとづき説明する。
した図面にもとづき説明する。
図中(1)は外管であり、この外管(1)の一端にはス
テム(2)が封止されており、かつ口金(3)が被着さ
れている。(4)は石英ガラスなどで構成された発光管
であり、サボー) (5) 、 (6)を介して外管(
1)の中央部に保持されている。発光管(4)内には主
電極(7) 、 (8)が対設されており、一方の主電
極(7)に近接して始動用補助電極(9)が配置されて
いる。一方の主電極(力はサポート(5)に電気的に接
続されており、このサポート(5)はステム(2)に貫
通封止された導入線αQを介して口金(3)に電気的に
接続されている。他方の主電極(8)はリード線(11
)を介して他の導入線(13に接続されており、この導
入線@はステム(2)を貫通して口金(3)のアイレッ
ト端子(13に接続されている。
テム(2)が封止されており、かつ口金(3)が被着さ
れている。(4)は石英ガラスなどで構成された発光管
であり、サボー) (5) 、 (6)を介して外管(
1)の中央部に保持されている。発光管(4)内には主
電極(7) 、 (8)が対設されており、一方の主電
極(7)に近接して始動用補助電極(9)が配置されて
いる。一方の主電極(力はサポート(5)に電気的に接
続されており、このサポート(5)はステム(2)に貫
通封止された導入線αQを介して口金(3)に電気的に
接続されている。他方の主電極(8)はリード線(11
)を介して他の導入線(13に接続されており、この導
入線@はステム(2)を貫通して口金(3)のアイレッ
ト端子(13に接続されている。
さらに始動用補助電極(9)は、始動用補助抵抗α荀お
よび限流抵抗119を介してサポート(5)に接続され
ているとともに、上記始動用補助抵抗(14からグロ一
点灯管ueおよび熱応動素子としての常閉形バイメタル
スイッチ(171を介して導入線@に接続されている。
よび限流抵抗119を介してサポート(5)に接続され
ているとともに、上記始動用補助抵抗(14からグロ一
点灯管ueおよび熱応動素子としての常閉形バイメタル
スイッチ(171を介して導入線@に接続されている。
上記発光管(4)内には、緩衝金属としての水銀と、金
属ハロゲン化物としてたとえば沃化スカンジウム(Sc
I)、沃化ナトリウム(NaI)および始動用希ガスと
してたとえばクリプトンガスが封入されている。
属ハロゲン化物としてたとえば沃化スカンジウム(Sc
I)、沃化ナトリウム(NaI)および始動用希ガスと
してたとえばクリプトンガスが封入されている。
そしてまた上記発光管(4)内には放射性物質の密封線
源01Gが収容されている。この密封線源(18)は第
2図に示される通り、放射性物質α優をセラミック体(
至)に分散含有させ、その外表面をガラス(21)で密
封したものである。上記ガラス(21)を形成させるに
は、放射性物質を分散含有させたセラミック体をたとえ
ば真空中で1300℃−2時間程度加熱すれば、セラミ
ック体■の外表面自体がガラス化(非晶質)シ、このガ
ラス(21)の層の中にも放射性物質(19が含有され
る。
源01Gが収容されている。この密封線源(18)は第
2図に示される通り、放射性物質α優をセラミック体(
至)に分散含有させ、その外表面をガラス(21)で密
封したものである。上記ガラス(21)を形成させるに
は、放射性物質を分散含有させたセラミック体をたとえ
ば真空中で1300℃−2時間程度加熱すれば、セラミ
ック体■の外表面自体がガラス化(非晶質)シ、このガ
ラス(21)の層の中にも放射性物質(19が含有され
る。
なお、上記密封線源0樽は発光管(4)の封止前に。
その排気管を通じて投入され、よってこの密封線源11
81は排気管を通過し得る大きさに形成されている。
81は排気管を通過し得る大きさに形成されている。
上記セラミック体12[)は酸化ケイ素(5iOz )
などの非金属酸化物、酸化アルミニウム(Adz03)
、酸化ナトリウム(Na2O) 、酸化マグネシウム(
MgO)。
などの非金属酸化物、酸化アルミニウム(Adz03)
、酸化ナトリウム(Na2O) 、酸化マグネシウム(
MgO)。
酸化ベリリウム(BeO) 、酸化チタン(Tie)、
酸化カルシウム(CaO)などの金属酸化物、炭化アル
ミニウム(he 4 C3) 、炭化ナトリウA (N
azCz ) −炭化カルシウム(CaCz )などの
金属炭化物、窒化アルミニウム(人/N)、窒化ナトリ
ウム(Na3N)’、窒化マグネシウム(Mg3Nz)
などの金属窒化物等が実施可能である。
酸化カルシウム(CaO)などの金属酸化物、炭化アル
ミニウム(he 4 C3) 、炭化ナトリウA (N
azCz ) −炭化カルシウム(CaCz )などの
金属炭化物、窒化アルミニウム(人/N)、窒化ナトリ
ウム(Na3N)’、窒化マグネシウム(Mg3Nz)
などの金属窒化物等が実施可能である。
またこのようなセラきツク体(至)に分散含有される放
射性物質(11としては、その半減期が比較的短いこと
が望ましく、半減期は0.5年以上10 年取下のも
のがよい。たとえば炭素14(C)、ナトリウム22(
Na)、カルシウム45 (” Ca ) v鉄55(
55Fe)。
射性物質(11としては、その半減期が比較的短いこと
が望ましく、半減期は0.5年以上10 年取下のも
のがよい。たとえば炭素14(C)、ナトリウム22(
Na)、カルシウム45 (” Ca ) v鉄55(
55Fe)。
コバルト60(60Co)、 ニッケル63 (”Ni
) 、亜鉛65(”ZH) 、 W 7ガy 54(
”Mn) 、ストロンチウム90(”Sr)、 #テニ
ウム106 (”’ Ru ) e銀110(”’Ag
) #アyチ% 7125 (”Sb) 、セシクA
134(13’Cs)、セシウム137(137Cs)
、バリウム133(133Ba) 、セリウム144(
14’Ce) 、グロメチウム147(”’Pm) e
s−フロピ’) A 154 (”’ Eu ) 、”
’) G’ ヒ’) A 155 (”’ Eu )
e 金195(19S Au )、タリウム204(
20’TI) lアクチニウム22フ(227AC)、
アメリシウム241(24” Am ) #キュリウム
242(”2em) 、キュリウA 244(24’C
m) 、 カリホルs−ラム252(””Cf)、
鉛210(”’Pb)、 5 シfy ム226(22
6Ra) 、 、ジウA 228(”’Ra) 、
)リウム228(2211Th)などのうちの少なくと
も1種が選択採用される。
) 、亜鉛65(”ZH) 、 W 7ガy 54(
”Mn) 、ストロンチウム90(”Sr)、 #テニ
ウム106 (”’ Ru ) e銀110(”’Ag
) #アyチ% 7125 (”Sb) 、セシクA
134(13’Cs)、セシウム137(137Cs)
、バリウム133(133Ba) 、セリウム144(
14’Ce) 、グロメチウム147(”’Pm) e
s−フロピ’) A 154 (”’ Eu ) 、”
’) G’ ヒ’) A 155 (”’ Eu )
e 金195(19S Au )、タリウム204(
20’TI) lアクチニウム22フ(227AC)、
アメリシウム241(24” Am ) #キュリウム
242(”2em) 、キュリウA 244(24’C
m) 、 カリホルs−ラム252(””Cf)、
鉛210(”’Pb)、 5 シfy ム226(22
6Ra) 、 、ジウA 228(”’Ra) 、
)リウム228(2211Th)などのうちの少なくと
も1種が選択採用される。
さらにまた上記放射性物質(1’Jはランプ1個当り放
射能力が100マイクロキユリー以下に規制して封入さ
れている。
射能力が100マイクロキユリー以下に規制して封入さ
れている。
このような構成に係るメタルハライドランプは。
図示しない安定器を介して電圧が印加されると。
バイメタルスイッチ住りが閉じているから、バイメタル
αD、グロ一点灯管住e、限流抵抗+1!19を通じて
電流が流れ、グロ一点灯管(1eが作動する。グロ一点
灯管(1eのバイメタル接点の開閉に伴なう電流の導通
遮断により図には示されていない安定器のチョークイン
ダクタンス分によりパルス電圧を発生する。そして、一
方の主電極(7)と始動用補助電極(9)との間で補助
放電を開始する。この補助放電は主電極+71 、 (
8)間の主放電へ進展し、主アーク放電を開始する。始
動後には発光管(4)内に封入しである金属ハロゲン化
物が蒸発して発光する。また金属ハロゲン化物の蒸発に
伴って発光管電圧が上昇し。
αD、グロ一点灯管住e、限流抵抗+1!19を通じて
電流が流れ、グロ一点灯管(1eが作動する。グロ一点
灯管(1eのバイメタル接点の開閉に伴なう電流の導通
遮断により図には示されていない安定器のチョークイン
ダクタンス分によりパルス電圧を発生する。そして、一
方の主電極(7)と始動用補助電極(9)との間で補助
放電を開始する。この補助放電は主電極+71 、 (
8)間の主放電へ進展し、主アーク放電を開始する。始
動後には発光管(4)内に封入しである金属ハロゲン化
物が蒸発して発光する。また金属ハロゲン化物の蒸発に
伴って発光管電圧が上昇し。
発光管(4)の温度が上昇するので、この熱を受けてバ
イメタルスイッチαηが開放される。したがってランプ
が安定点灯に至ると点灯管aeに電流は流れなくなり1
点灯管(1eはそのバイメタル接点が閉止するので、始
動用補助電極(9)と隣接主電極(7)とは同一電位に
保たれ1両者の間に石英発光管中を介して電位がかかる
ことなく石英のイオンによる再結晶化やクラック等の不
具合を生じない。
イメタルスイッチαηが開放される。したがってランプ
が安定点灯に至ると点灯管aeに電流は流れなくなり1
点灯管(1eはそのバイメタル接点が閉止するので、始
動用補助電極(9)と隣接主電極(7)とは同一電位に
保たれ1両者の間に石英発光管中を介して電位がかかる
ことなく石英のイオンによる再結晶化やクラック等の不
具合を生じない。
しかして上記ランプは発光管(4)内に放射性物質u!
Jを封入しであるためにこの放射性物質(19から放電
の切掛け、つまりS(たね)となる初期電子が放出され
ているので、始動が迅速に行なわれ、かつ始動電圧も低
くなる。すなわち放射性物質0から放射される初期電子
によりその近傍の希ガスが電離され、この電離されたわ
ずかなガスが存在するときにパルス電圧が印加されると
1発光管(4)内の絶縁破壊が生じて始動することにな
る。
Jを封入しであるためにこの放射性物質(19から放電
の切掛け、つまりS(たね)となる初期電子が放出され
ているので、始動が迅速に行なわれ、かつ始動電圧も低
くなる。すなわち放射性物質0から放射される初期電子
によりその近傍の希ガスが電離され、この電離されたわ
ずかなガスが存在するときにパルス電圧が印加されると
1発光管(4)内の絶縁破壊が生じて始動することにな
る。
上記放射性物質員を発光管(4)内に封入しない場合に
は電離ガスの発生がみられず、始動が困難である。つま
り宇宙線や大地等からの自然放射線によって電離ガスが
発生するまでは放電が開始されず、これら宇宙線や大地
からの自然放射線はきわめて少なくて、20秒以上の間
に1回位の割合となるから始動待時間が長くなる。しか
も上記放射性物質の密封線源霞は、放射性物質住■をセ
ラミック体jに分散含有させ、さらにセラミック体(7
)の外表面はセラミック自体をガラス化したガラス(2
1)で密封被覆しであるから、スミャーテストで剥れる
おそれが全(無く1人体に付着するなどの危険性もない
ので全く安定である。
は電離ガスの発生がみられず、始動が困難である。つま
り宇宙線や大地等からの自然放射線によって電離ガスが
発生するまでは放電が開始されず、これら宇宙線や大地
からの自然放射線はきわめて少なくて、20秒以上の間
に1回位の割合となるから始動待時間が長くなる。しか
も上記放射性物質の密封線源霞は、放射性物質住■をセ
ラミック体jに分散含有させ、さらにセラミック体(7
)の外表面はセラミック自体をガラス化したガラス(2
1)で密封被覆しであるから、スミャーテストで剥れる
おそれが全(無く1人体に付着するなどの危険性もない
ので全く安定である。
そして放射性物質α優は上記ガラス(21)の層の中に
も含有されているから、放射性物質α傷から放射される
α線、β線、γ線などの放射線は、ガラス(21)の層
でその透過率が低下することなく1発光管(4)内の空
間に飛び出すことができるし、さらにガラス(21)は
多孔質なセラミック体(至)よりも緻密であるから、ガ
ラス(21)の層の中に含まれる放射性物質αlの飛散
や剥離の防止効果は一層顕著なものとすることができる
。
も含有されているから、放射性物質α傷から放射される
α線、β線、γ線などの放射線は、ガラス(21)の層
でその透過率が低下することなく1発光管(4)内の空
間に飛び出すことができるし、さらにガラス(21)は
多孔質なセラミック体(至)よりも緻密であるから、ガ
ラス(21)の層の中に含まれる放射性物質αlの飛散
や剥離の防止効果は一層顕著なものとすることができる
。
なお、放射性物質の密封線源賭の製造はたとえば次のよ
うになされる。
うになされる。
まず、酸化アルミニウム(Ag20s )−酸化硅素(
SiOz)および酸化ナトリウム(NazOa)を混合
焼結してセラミック体(ゼオライト・・・商品名)を作
り、このセラミック体を塩化アンモニウム(NH4C/
1溶液に浸してNa+とNH4+とを置換する。
SiOz)および酸化ナトリウム(NazOa)を混合
焼結してセラミック体(ゼオライト・・・商品名)を作
り、このセラミック体を塩化アンモニウム(NH4C/
1溶液に浸してNa+とNH4+とを置換する。
ついで、この置換セラミック体を300℃にて仮焼成し
、 NH3を分解して水素(H)型セラミック体とする
。次に水素と放射性物質たとえばグロメチクム(147
Pm)とを、塩酸塩溶液中で置換反応させる。所定量の
”’Pmが置換されると、このセラミック体を真空中で
たとえば1300℃−2時間程度焼成し、セラミック体
中の水素や塩酸基などを飛散させると共に、セラミック
体それ自体の外表面を非晶質なものつまりガラス化させ
れば、所望の密封線源118が得られる。
、 NH3を分解して水素(H)型セラミック体とする
。次に水素と放射性物質たとえばグロメチクム(147
Pm)とを、塩酸塩溶液中で置換反応させる。所定量の
”’Pmが置換されると、このセラミック体を真空中で
たとえば1300℃−2時間程度焼成し、セラミック体
中の水素や塩酸基などを飛散させると共に、セラミック
体それ自体の外表面を非晶質なものつまりガラス化させ
れば、所望の密封線源118が得られる。
また、上記実施例ではセラミック体■の表面のみをガラ
ス化したが、セラミック体全体をガラス化しても良い。
ス化したが、セラミック体全体をガラス化しても良い。
なお1本発明は上記メタルハライドランプに限られるも
のではなく、たとえば高圧ナトリウムランプや高圧水銀
ランプなどの他の金属蒸気放電灯にも適用できる。
のではなく、たとえば高圧ナトリウムランプや高圧水銀
ランプなどの他の金属蒸気放電灯にも適用できる。
以上述べたように本発明の構成によれば、放射性物質を
分散含有させたセラミック体は、少なくともその表面を
加熱してガラス化させるだけなので製造が容易であり、
しかもセラミック体の少なくとも表面は緻密で、かつ均
一な厚さのガラスで密封被覆されるので、放射性物質の
飛散剥離は一層完全に防止でき、安全対策上好ましく、
さらに放射性物質からの放射線も有効に活用でき、始動
特性の優れた金属蒸気放電灯を提供することができる。
分散含有させたセラミック体は、少なくともその表面を
加熱してガラス化させるだけなので製造が容易であり、
しかもセラミック体の少なくとも表面は緻密で、かつ均
一な厚さのガラスで密封被覆されるので、放射性物質の
飛散剥離は一層完全に防止でき、安全対策上好ましく、
さらに放射性物質からの放射線も有効に活用でき、始動
特性の優れた金属蒸気放電灯を提供することができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はメタルハライ
ドランプの縦断面図、第2図は密封線源の断面図を示す
。 (1)・・・・・・外管、(4)・・・・・・発光管。 (7) 、 +8)・・・・・・主電極、 αe・
・・・・・点灯管。 (L71・・・・・・バイメタルスイッチ。 08・・・・・・密封線源、(19・・・・・・放射性
物質。 圓・・・・・・セラミック体、 (21)・・・・・
・ガラス。
ドランプの縦断面図、第2図は密封線源の断面図を示す
。 (1)・・・・・・外管、(4)・・・・・・発光管。 (7) 、 +8)・・・・・・主電極、 αe・
・・・・・点灯管。 (L71・・・・・・バイメタルスイッチ。 08・・・・・・密封線源、(19・・・・・・放射性
物質。 圓・・・・・・セラミック体、 (21)・・・・・
・ガラス。
Claims (1)
- 発光管内に始動用希ガス、水銀および発光金属を封入す
ると共に、さらに放射性物質を分散含有してなるセラミ
ック体を封入した金属蒸気放電灯において、上記セラミ
ック体は少なくとも表面がガラス化されていることを特
徴とする金属蒸気放電灯。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61303978A JPS63158737A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 金属蒸気放電灯 |
GB8729312A GB2202081B (en) | 1986-12-22 | 1987-12-16 | Metal vapour discharge lamp |
US07/135,077 US4827176A (en) | 1986-12-22 | 1987-12-18 | Metal vapor discharge lamp with radioactively impregnated ceramic material body |
DE19873742991 DE3742991A1 (de) | 1986-12-22 | 1987-12-18 | Metalldampf-entladungslampe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61303978A JPS63158737A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 金属蒸気放電灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63158737A true JPS63158737A (ja) | 1988-07-01 |
Family
ID=17927568
Family Applications (1)
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