JPS63157996A - B細胞分化因子の製造法 - Google Patents
B細胞分化因子の製造法Info
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- JPS63157996A JPS63157996A JP61302699A JP30269986A JPS63157996A JP S63157996 A JPS63157996 A JP S63157996A JP 61302699 A JP61302699 A JP 61302699A JP 30269986 A JP30269986 A JP 30269986A JP S63157996 A JPS63157996 A JP S63157996A
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- Japan
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- polypeptide
- amino acid
- acid sequence
- bcdf
- cells
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/52—Cytokines; Lymphokines; Interferons
- C07K14/54—Interleukins [IL]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は人について活性を有するB細胞分化因子(以
下BCDFと称する)及びヒ) BCDF遺伝子が組み
込まれているエシェリヒア・コリ細菌等の原核生物を用
いるヒトBCDFの製造法に関する。本発明に係るヒ)
BCDFは、免疫不全による疾患、癌、及び自己免疫
疾患等に汎く治療薬として利用しうる有用な物質である
。
下BCDFと称する)及びヒ) BCDF遺伝子が組み
込まれているエシェリヒア・コリ細菌等の原核生物を用
いるヒトBCDFの製造法に関する。本発明に係るヒ)
BCDFは、免疫不全による疾患、癌、及び自己免疫
疾患等に汎く治療薬として利用しうる有用な物質である
。
リンパ球が産生ずる生物活性、薬理活性のある可溶性の
蛍白性因子であるリンホカインは生体内において微量で
生体の免疫応答機構を調節する作用を有している。リン
ホカインは、その免疫活性物質としての性格より汎く抗
腫瘍剤、抗ウィルス剤、抗菌剤、免疫不全症治療剤、自
己免疫疾患治療剤としての有用性が期待されている(
Adv、 inImmunopharm、 507.1
980) 、本発明に係るBCDFはリンホカインの一
種であり、この様な観点から医薬への応用が期待される
。
蛍白性因子であるリンホカインは生体内において微量で
生体の免疫応答機構を調節する作用を有している。リン
ホカインは、その免疫活性物質としての性格より汎く抗
腫瘍剤、抗ウィルス剤、抗菌剤、免疫不全症治療剤、自
己免疫疾患治療剤としての有用性が期待されている(
Adv、 inImmunopharm、 507.1
980) 、本発明に係るBCDFはリンホカインの一
種であり、この様な観点から医薬への応用が期待される
。
さて、抗原刺激を受は活性化された成lp<B細胞は、
T細胞の助けにより分裂増殖するが、さらにB細胞が抗
体産生細胞にまで最終的に分化するには、1種またはそ
れ以上のT細胞由来の分化誘導性の物質が必須であるこ
とが知られている。この物質の存在はR,W、Dutt
onら、Transplant、 Rev。
T細胞の助けにより分裂増殖するが、さらにB細胞が抗
体産生細胞にまで最終的に分化するには、1種またはそ
れ以上のT細胞由来の分化誘導性の物質が必須であるこ
とが知られている。この物質の存在はR,W、Dutt
onら、Transplant、 Rev。
じ23,66 (1975)、 八、Schimp
l とE、Weckerら、Nature New
Biology 237.15 (1972) 。
l とE、Weckerら、Nature New
Biology 237.15 (1972) 。
により明らかにされた。彼らはマウスのリンパ球混合物
培養後の培養上清中または抗原やマイトゲンにより刺激
を受けたマウスのリンパ球培養上清が、マウスのT細胞
を除去されたリンパ球細胞集団やヌードマウス由来のリ
ンパ球のヒツジ赤血球(SRBC)に対する1次免疫応
答を増幅させることを見出し、そのような作用を有する
活性本体にTリンパ球代替因子、すなわちTRFという
呼称を与えた。それ以来TRFは、抗原非特異的に主要
組織適合遺伝子複合体(以下、MHCと略称する。)の
一致を必要としない様式でB細胞に作用し、B細胞の分
裂増殖を誘導せず、B細胞の抗体産生細胞への分化を誘
導する液性因子であると定義されている。
培養後の培養上清中または抗原やマイトゲンにより刺激
を受けたマウスのリンパ球培養上清が、マウスのT細胞
を除去されたリンパ球細胞集団やヌードマウス由来のリ
ンパ球のヒツジ赤血球(SRBC)に対する1次免疫応
答を増幅させることを見出し、そのような作用を有する
活性本体にTリンパ球代替因子、すなわちTRFという
呼称を与えた。それ以来TRFは、抗原非特異的に主要
組織適合遺伝子複合体(以下、MHCと略称する。)の
一致を必要としない様式でB細胞に作用し、B細胞の分
裂増殖を誘導せず、B細胞の抗体産生細胞への分化を誘
導する液性因子であると定義されている。
その後、このようなり細胞分化因子の存在を示す機能上
の証拠が蓄積されており、人においてもマウス同様の分
化因子の存在が示唆されている。
の証拠が蓄積されており、人においてもマウス同様の分
化因子の存在が示唆されている。
現在では上述のように定義されたB細胞を抗体産生細胞
へ分化させる因子をBCDFと総称するようになった。
へ分化させる因子をBCDFと総称するようになった。
このようにBCDFは人の体内でB細胞の抗体産生機能
に重要な働きをしている。
に重要な働きをしている。
従来BCDFを得るには、人末梢血などより分離した正
常人T細胞をマイトゲン刺激することによりBC叶を産
生させる方法が採られてきた。この方法では、T細胞を
十分得ることが困難である点、マイトゲンを用いたため
、BCDFに有害なマイトゲンが混入し、これを除去す
るのが困難である点、またT細胞培養にはウシ胎児血清
など血清成分を培地に添加する必要があり、これら添加
タンパク質とBCDFを十分分離することが出来ず、B
CDFを医療に用いるには、純化BCDFが得られぬこ
とが障害となっている点など問題が多く、工業的にBC
DFを産生することは出来なかった。また人T細胞を人
癌細胞と細胞融合して人工融合細胞を得、これによりB
CDFを産生せしめる方法も報告されている(0kad
a ら、J、 Exp、 Med、、 157. 5
83(1983))。しかし、大融合細胞は継代中、リ
ンホカイン産生能が低下してゆくことが多く、実用的B
CDF産生人融合細胞は未だない。
常人T細胞をマイトゲン刺激することによりBC叶を産
生させる方法が採られてきた。この方法では、T細胞を
十分得ることが困難である点、マイトゲンを用いたため
、BCDFに有害なマイトゲンが混入し、これを除去す
るのが困難である点、またT細胞培養にはウシ胎児血清
など血清成分を培地に添加する必要があり、これら添加
タンパク質とBCDFを十分分離することが出来ず、B
CDFを医療に用いるには、純化BCDFが得られぬこ
とが障害となっている点など問題が多く、工業的にBC
DFを産生することは出来なかった。また人T細胞を人
癌細胞と細胞融合して人工融合細胞を得、これによりB
CDFを産生せしめる方法も報告されている(0kad
a ら、J、 Exp、 Med、、 157. 5
83(1983))。しかし、大融合細胞は継代中、リ
ンホカイン産生能が低下してゆくことが多く、実用的B
CDF産生人融合細胞は未だない。
また、人T細胞白血球ウィルス(以下、rHTLVJと
記す)により形質転換された人T細胞によるBCDFの
生産法も報告されている(特願昭59−235199゜
6O−25301)。
記す)により形質転換された人T細胞によるBCDFの
生産法も報告されている(特願昭59−235199゜
6O−25301)。
しかしながら、現時点では、エシェリヒア・コリ細菌等
の原核生物によるBCDFの製造法、即ち、BC叶に対
応するDNAを原核生物のベクターに組込んで原核生物
細胞内で複製、転写、翻訳せしめて原核生物によりBC
DFを生産する方法及びこの方法により生産されたBC
DFに関しては報告されていない。
の原核生物によるBCDFの製造法、即ち、BC叶に対
応するDNAを原核生物のベクターに組込んで原核生物
細胞内で複製、転写、翻訳せしめて原核生物によりBC
DFを生産する方法及びこの方法により生産されたBC
DFに関しては報告されていない。
従って本発明の目的は、ヒ)BC叶をコードするDNA
を有するエシェリヒア・コリ細菌等の原核生物によりヒ
トBCDF活性を有するポリペプチドを製造する方法及
び有用なポリペプチドを物質として提供するものである
。
を有するエシェリヒア・コリ細菌等の原核生物によりヒ
トBCDF活性を有するポリペプチドを製造する方法及
び有用なポリペプチドを物質として提供するものである
。
本発明者等は上記問題点を解決する為に鋭意研、究を重
ねた結果、ヒトBCDF活性を有するポリペプチドをコ
ードする遺伝子及び原核生物の細胞内で複製可能なベク
ターDNAよりなる組み換えDNAにより形質転換され
た原核生物細胞を培地中にて培養し、生産されたヒトB
CDFを採取することにより、本発明を完成に至らしめ
た。以下に本発明の詳細な説明する。
ねた結果、ヒトBCDF活性を有するポリペプチドをコ
ードする遺伝子及び原核生物の細胞内で複製可能なベク
ターDNAよりなる組み換えDNAにより形質転換され
た原核生物細胞を培地中にて培養し、生産されたヒトB
CDFを採取することにより、本発明を完成に至らしめ
た。以下に本発明の詳細な説明する。
さて、本発明者等はHTLV (人T細胞白血病ウィル
ス)により形質転換されたヒ)T細胞の1つであるVT
−1細胞(IFO50096)がヒトBCDFを多量に
生産することに注目することにより、ヒトBCDFをコ
ードする遺伝子を既に同定している(特願昭6l−18
4858)。
ス)により形質転換されたヒ)T細胞の1つであるVT
−1細胞(IFO50096)がヒトBCDFを多量に
生産することに注目することにより、ヒトBCDFをコ
ードする遺伝子を既に同定している(特願昭6l−18
4858)。
尚、念の為に実施例1〜7にヒトBCDFをコードする
遺伝子クローニングの詳細は記載しである。
遺伝子クローニングの詳細は記載しである。
さて、ヒ) BCDFを生産する原核生物の調整である
が、まず、ヒ) BCDFをコードする遺伝子を原核性
物の細胞内で複製可能なベクターDNAに組み込む。
が、まず、ヒ) BCDFをコードする遺伝子を原核性
物の細胞内で複製可能なベクターDNAに組み込む。
この時、ヒトBCDFをコードするDNAを発現ベクタ
ーのプロモーター配列下流に挿入するか、あるいは、プ
ロモーター配列を持つDNA片を発現ベクターの0DN
A挿入の前あるいは後で、しかもヒトBCDFをコード
するDNAの上流に挿入すればよい。この場合、ヒトB
CDFをコードするeDNAは第5図に示される様な2
12個のアミノ酸からなるポリペプチドをコードするが
、本ポリペプチドの28個のアミノ酸に相当するN−末
端領域は極めて疏水性であり、いわゆるシグナル配列と
称せられ、分泌過程で切断される。従って、N末端PR
Oから始まる184個のアミノ酸からなる成熟ヒトBC
DFポリペプチドをコードするQDNA部分を発現させ
ることが望ましい。
ーのプロモーター配列下流に挿入するか、あるいは、プ
ロモーター配列を持つDNA片を発現ベクターの0DN
A挿入の前あるいは後で、しかもヒトBCDFをコード
するDNAの上流に挿入すればよい。この場合、ヒトB
CDFをコードするeDNAは第5図に示される様な2
12個のアミノ酸からなるポリペプチドをコードするが
、本ポリペプチドの28個のアミノ酸に相当するN−末
端領域は極めて疏水性であり、いわゆるシグナル配列と
称せられ、分泌過程で切断される。従って、N末端PR
Oから始まる184個のアミノ酸からなる成熟ヒトBC
DFポリペプチドをコードするQDNA部分を発現させ
ることが望ましい。
組み込む方法は、ベクターを適当な制限酵素で切断し、
必要により適当なリンカ−またはアニーリング可能な組
合せの塩基を複数個重合せしめる。
必要により適当なリンカ−またはアニーリング可能な組
合せの塩基を複数個重合せしめる。
このように加工した二重鎖DNAとベクターDNAを混
合し、リガーゼを用いて接続せしめる。
合し、リガーゼを用いて接続せしめる。
この様にして得られた組み換えDNAを原核生物宿主に
導入し、得られた形質転換微生物の中からヒI−BCD
F産生株を選択すればよい。
導入し、得られた形質転換微生物の中からヒI−BCD
F産生株を選択すればよい。
本発明において、原核生物としてはエシェリヒア・コリ
、バチルス・ズブチリス等を用いることができるが、好
ましくはエシェリヒア・コリを用いるのがよい。
、バチルス・ズブチリス等を用いることができるが、好
ましくはエシェリヒア・コリを用いるのがよい。
また、本発明に用いることができるエシェリヒア・コリ
用ベクターとしては、EK型プラスミドベクター(スト
リンゼント型: psclol、 pRK353゜pR
K646. pRK248. pDF41等)、EKタ
イププラスミドヘクタ−(リラソクスドクイブ: Co
1E 1 。
用ベクターとしては、EK型プラスミドベクター(スト
リンゼント型: psclol、 pRK353゜pR
K646. pRK248. pDF41等)、EKタ
イププラスミドヘクタ−(リラソクスドクイブ: Co
1E 1 。
pVH51,pAc105. R3F2124. pc
Rl、 pMB9. pBR313゜pBR322,p
BR324,pBR325,pBR327,pBR32
8,pKY2289、 pKY2700. pKN80
. pKC7,pKB158. pMK 2004゜p
AcYcl、 pAcYc184. dul等)。λg
tタイプファージベクター:λgt、λC0λgt、λ
B、 λWES、λC1λWES、λB、 λZJvi
r、+λB′、λALO,λB、λWES。
Rl、 pMB9. pBR313゜pBR322,p
BR324,pBR325,pBR327,pBR32
8,pKY2289、 pKY2700. pKN80
. pKC7,pKB158. pMK 2004゜p
AcYcl、 pAcYc184. dul等)。λg
tタイプファージベクター:λgt、λC0λgt、λ
B、 λWES、λC1λWES、λB、 λZJvi
r、+λB′、λALO,λB、λWES。
Ts622.λDam等が含まれる。
またプロモーターとしてはtrp、 lac、 tac
、 tufB。
、 tufB。
β−ラクタマーゼ、lppプロモーターをはじめとして
エシェリヒア・コリ中で機能するすべてのプロモーター
が利用可能である。
エシェリヒア・コリ中で機能するすべてのプロモーター
が利用可能である。
組み換えDNAを用いた宿主細胞の形質転換には、通常
よく用いられる次の方法がある。エシェリヒア・コリの
如き原核生物が宿主の場合、このDNAを取り込むこと
の出来るコンピテント細胞は対数増殖期における細胞を
回収後、良く知られているCaCAz法によって形質転
換できる。形質転換反応液中にMgCA2又はRbCA
を共存させれば形質転換効率は向上する。また宿主細胞
のプロトプラスト調製後形質転換させることも可能であ
る。
よく用いられる次の方法がある。エシェリヒア・コリの
如き原核生物が宿主の場合、このDNAを取り込むこと
の出来るコンピテント細胞は対数増殖期における細胞を
回収後、良く知られているCaCAz法によって形質転
換できる。形質転換反応液中にMgCA2又はRbCA
を共存させれば形質転換効率は向上する。また宿主細胞
のプロトプラスト調製後形質転換させることも可能であ
る。
このよ・うにして得られたヒトBCDF遺伝子が組み込
まれている組み換え体原核生物細胞は常W法によって培
養すればよい。
まれている組み換え体原核生物細胞は常W法によって培
養すればよい。
このようにして得られたBC叶は塩析、真空透析、限外
濾過、ゲル濾過クロマトグラフィー、イオン交換クロマ
トグラフィー、アフィニティークロマトグラフイー、ク
ロマトフオーカシング、逆相クロマトグラフィー、焦点
電気泳動およびゲル電気泳動等の種々の方法によって培
養物上清から濃縮して精製できる。
濾過、ゲル濾過クロマトグラフィー、イオン交換クロマ
トグラフィー、アフィニティークロマトグラフイー、ク
ロマトフオーカシング、逆相クロマトグラフィー、焦点
電気泳動およびゲル電気泳動等の種々の方法によって培
養物上清から濃縮して精製できる。
尚、形質転換された微生物細胞中にヒ)BC叶が蓄積さ
れている場合には、BCDFは、当該分野の業者の容易
になしうる方法で回収、精製する。簡単に記すと以下の
通りである。培養後、遠心で菌体を集め、リゾチームを
含む溶液や他のdetergentを含む液に細胞を懸
濁し、反応後、凍結、融解を繰り返し、細胞抽出液を採
取し、以下前述の精製法及び/又は抗BC叶抗体固定化
カラムを用いるアフィニティクロマトグラフィーで簡便
に精製する。
れている場合には、BCDFは、当該分野の業者の容易
になしうる方法で回収、精製する。簡単に記すと以下の
通りである。培養後、遠心で菌体を集め、リゾチームを
含む溶液や他のdetergentを含む液に細胞を懸
濁し、反応後、凍結、融解を繰り返し、細胞抽出液を採
取し、以下前述の精製法及び/又は抗BC叶抗体固定化
カラムを用いるアフィニティクロマトグラフィーで簡便
に精製する。
次にBCDFCD側定法であるが以下のような方法があ
る。
る。
人BC叶に反応してIgMを産生する人B細胞株CL
4 (T、Hiranoら、Proc、 Natl、
Acad、 Set、。
4 (T、Hiranoら、Proc、 Natl、
Acad、 Set、。
82.5490.1985)を用イテBCDF活性を測
定する。BCDF活性を測定する検液と6×103個の
Cl3を200μlの10%FC3を含むRPM 11
640培地(1mβ当りペニシリン100単位、ストレ
プトマイシン100μg1ゲンタマイシン10μgおよ
びNaHCO316m Mを含む)に入れる。
定する。BCDF活性を測定する検液と6×103個の
Cl3を200μlの10%FC3を含むRPM 11
640培地(1mβ当りペニシリン100単位、ストレ
プトマイシン100μg1ゲンタマイシン10μgおよ
びNaHCO316m Mを含む)に入れる。
この混合物を96穴マイクロプレート中で3日間、5%
CO2存在下、37℃で培養し、培養上清のIgM量
を酵素免疫測定法により、測定する。この条件において
最大のIgM生産量(最高のCl3の反応)の50%を
示すBCDFの活性をIU/mAとした。
CO2存在下、37℃で培養し、培養上清のIgM量
を酵素免疫測定法により、測定する。この条件において
最大のIgM生産量(最高のCl3の反応)の50%を
示すBCDFの活性をIU/mAとした。
また人BCDPに反応してIgMを産生する人B細胞株
CL 4 (0,5AIKIら、Bur、 J、 Im
munol 13゜31(1983))を用いたリバー
スPFC法でもBCDF活性を測定しろる。BC叶活性
を測定する検液と1×104個のCl3を200μlの
10%FC3を含むRPMI 1640培地(添加物は
前記と同じ)に入れる。この混合物を96穴マイクロプ
レート中で3日間、5%CO2存在下、37℃で培養す
る。培養細胞・補体・抗ヒ目gM抗体プロティンA結合
緬羊保存血をHANKS液に溶解したアガロースに混合
して、シャーレ上に拡げ固め、37℃。
CL 4 (0,5AIKIら、Bur、 J、 Im
munol 13゜31(1983))を用いたリバー
スPFC法でもBCDF活性を測定しろる。BC叶活性
を測定する検液と1×104個のCl3を200μlの
10%FC3を含むRPMI 1640培地(添加物は
前記と同じ)に入れる。この混合物を96穴マイクロプ
レート中で3日間、5%CO2存在下、37℃で培養す
る。培養細胞・補体・抗ヒ目gM抗体プロティンA結合
緬羊保存血をHANKS液に溶解したアガロースに混合
して、シャーレ上に拡げ固め、37℃。
5%CO□存在下−晩培養した後の溶血理数をもってB
C叶の作用にて人IgM産生細胞に分化した細胞数を測
定する。
C叶の作用にて人IgM産生細胞に分化した細胞数を測
定する。
ところで、真核生物の遺伝子はヒトインターフェロン遺
伝子でも知られている様に多形現象を示すことが知られ
ている(呑口ら、Gene= 10.11〜15 (1
980) 、大野、呑口、Proc、Nat1.Aca
d、Sci、USA。
伝子でも知られている様に多形現象を示すことが知られ
ている(呑口ら、Gene= 10.11〜15 (1
980) 、大野、呑口、Proc、Nat1.Aca
d、Sci、USA。
77.5305〜5309(1981)、Gray e
tal、 Nature、 295゜501〜508(
1981)。この多形現象によって、蛋白生産物のアミ
ノ酸のあるものが置換される場合もあれば、塩基配列の
変化はあっても全く変わらない場合もある。従って、本
発明においてもヒトBCDF活性を有する限りにおいて
第5図のアミノ酸配列の中の1個ないしそれ以上のアミ
ノ酸が1個ないしそれ以上のアミノ酸で置換されたポリ
ペプチド及びこのポリペプチドをコードするDNAも本
発明に包含される。更に、実施例で示すように、ヒ)
BCDF活性をもつ1個ないしそれ以上のアミノ酸を欠
くポリペプチドあるいは、1個ないしそれ以上のアミノ
酸を追加されたポリペプチド、またこれらの組み合せ配
列をもつポリペプチド(アミノ酸の置換も含む)及びこ
れらのポリペプチドをコードする塩基配列をもつDNA
も本発明に包含される。ヒトBCDFとしてのポリペプ
チド機能を阻害する追加アミノ酸配列を有する修飾領域
があっても新たに追加された領域が容易に除去出来るも
のならば本発明のポリペプチド及び遺伝子として利用で
きる。つまり、ヒトBCDF活性を存するポリペプチド
は本発明に係るヒトBCDFである。
tal、 Nature、 295゜501〜508(
1981)。この多形現象によって、蛋白生産物のアミ
ノ酸のあるものが置換される場合もあれば、塩基配列の
変化はあっても全く変わらない場合もある。従って、本
発明においてもヒトBCDF活性を有する限りにおいて
第5図のアミノ酸配列の中の1個ないしそれ以上のアミ
ノ酸が1個ないしそれ以上のアミノ酸で置換されたポリ
ペプチド及びこのポリペプチドをコードするDNAも本
発明に包含される。更に、実施例で示すように、ヒ)
BCDF活性をもつ1個ないしそれ以上のアミノ酸を欠
くポリペプチドあるいは、1個ないしそれ以上のアミノ
酸を追加されたポリペプチド、またこれらの組み合せ配
列をもつポリペプチド(アミノ酸の置換も含む)及びこ
れらのポリペプチドをコードする塩基配列をもつDNA
も本発明に包含される。ヒトBCDFとしてのポリペプ
チド機能を阻害する追加アミノ酸配列を有する修飾領域
があっても新たに追加された領域が容易に除去出来るも
のならば本発明のポリペプチド及び遺伝子として利用で
きる。つまり、ヒトBCDF活性を存するポリペプチド
は本発明に係るヒトBCDFである。
このように製造されたBCDFの臨床への応用は大別し
て3つ考えられる。第1はBCDFによりBCDF抗体
を作り、BC叶と抗BCDF抗体によるBCDFのイム
ノアッセイ系を用いて免疫学的な病態の解析に用いるこ
とが出来ると共に、自己免疫疾患において散見されるB
細胞機能異常の修復にも用いうる。第2の応用は各種疾
患の治療への応用である。例えば、T細胞のヘルパー機
能低下にともなうB細胞抗体産生能低下による免疫不全
症患者にBCDF単独または他のリンホカインや免疫療
法剤と共に投与することにより抗体産生機能を正常に戻
すことが考えられる。
て3つ考えられる。第1はBCDFによりBCDF抗体
を作り、BC叶と抗BCDF抗体によるBCDFのイム
ノアッセイ系を用いて免疫学的な病態の解析に用いるこ
とが出来ると共に、自己免疫疾患において散見されるB
細胞機能異常の修復にも用いうる。第2の応用は各種疾
患の治療への応用である。例えば、T細胞のヘルパー機
能低下にともなうB細胞抗体産生能低下による免疫不全
症患者にBCDF単独または他のリンホカインや免疫療
法剤と共に投与することにより抗体産生機能を正常に戻
すことが考えられる。
またBCDFの分化活性に着目し、悪性化腫瘍細胞株を
BC叶により分化させ、増殖阻害を惹起することにより
抗悪性腫瘍剤としても用いることができる。
BC叶により分化させ、増殖阻害を惹起することにより
抗悪性腫瘍剤としても用いることができる。
さらにBCDFの応用として次のことが考えられる。
B細胞増殖因子(BCGF) (K、 Yoshiza
kiら、J、 ofImmunol、130. 124
1 (1983))、その他のリンホカインを含むT
細胞因子を培地に加えることにより正常B細胞を長期培
養できることが報告されている( B、 5redni
ら、J、 Exp、 Med、。
kiら、J、 ofImmunol、130. 124
1 (1983))、その他のリンホカインを含むT
細胞因子を培地に加えることにより正常B細胞を長期培
養できることが報告されている( B、 5redni
ら、J、 Exp、 Med、。
154.1500 (1981)参照)。これらの培養
正常B細胞あるいはEBウィルスで形質転換したB細胞
に対し、適当な時期にBCDFを作用させることにより
生体外で抗体を産生させることが出来る。特定の抗体、
例えば、病原細菌、病原ウィルス、病原原虫、癌細胞な
どの表面にある特定抗原を認識する抗体を産生ずるB細
胞をモノクローン化し、クローン化正常B細胞またはE
Bウィルスで形質転換した細胞をBCDFとその他のリ
ンホカインを組み合せて培養し、有用なモノクローナル
抗体を酸性させることが出来る。これら抗体は感染症や
雀および診断に利用できる。
正常B細胞あるいはEBウィルスで形質転換したB細胞
に対し、適当な時期にBCDFを作用させることにより
生体外で抗体を産生させることが出来る。特定の抗体、
例えば、病原細菌、病原ウィルス、病原原虫、癌細胞な
どの表面にある特定抗原を認識する抗体を産生ずるB細
胞をモノクローン化し、クローン化正常B細胞またはE
Bウィルスで形質転換した細胞をBCDFとその他のリ
ンホカインを組み合せて培養し、有用なモノクローナル
抗体を酸性させることが出来る。これら抗体は感染症や
雀および診断に利用できる。
このようにBCDFは非常に広範囲に有効な物質である
。
。
以下に実施例に従って本発明を具体的に説明する。
実施例1
21容プラスチツクローラー培養器(フアシヨン#30
27) (以下ローラーと称する)中の11の20%
FC3含有RPM11640培地(2mMグルタミン、
5 x 1 (1、M 2ME、 100単位/m7
!ペニシリン、100μg/mI!、ストレプトマイシ
ン、20μg/mllゲンタマイシン及び16mMNa
HCO3を含有)に、2X10”/mjl!細胞数にな
るようVT−1を接種し、ローラーを8 rpmで回転
させつつ3日間、37℃で培養した。培養後、培養物を
遠心分離して細胞を集めRPM11640培地で2回細
胞を洗った後、細胞を2p容ローラー中1lのRPM1
1640培地にI X 10.、、 / mji!細胞
濃度になるよう懸濁した。ローラーを8 rpmで回転
させつつ2日間、37℃で培養する。培養後培養物を遠
心分離して、培養上清を得た。
27) (以下ローラーと称する)中の11の20%
FC3含有RPM11640培地(2mMグルタミン、
5 x 1 (1、M 2ME、 100単位/m7
!ペニシリン、100μg/mI!、ストレプトマイシ
ン、20μg/mllゲンタマイシン及び16mMNa
HCO3を含有)に、2X10”/mjl!細胞数にな
るようVT−1を接種し、ローラーを8 rpmで回転
させつつ3日間、37℃で培養した。培養後、培養物を
遠心分離して細胞を集めRPM11640培地で2回細
胞を洗った後、細胞を2p容ローラー中1lのRPM1
1640培地にI X 10.、、 / mji!細胞
濃度になるよう懸濁した。ローラーを8 rpmで回転
させつつ2日間、37℃で培養する。培養後培養物を遠
心分離して、培養上清を得た。
上述のようにVT−1を培養して得たBCDFを含む培
養上清より、BCDFを以下の方法で精製した。
養上清より、BCDFを以下の方法で精製した。
無細胞上清l0Ilを限外濾過膜(アミコンYM−10
、アミコン・コーポレーション、マサチューセソツ、U
SA)を装着した限外濾過装置(アミコン大量処理用セ
ル2000型、アミコン・コーポレーション、マサチュ
ーセッツ、USA)を用いて窒素ガスにより4 kg
/ CIl+の圧力をかけ濾過した。
、アミコン・コーポレーション、マサチューセソツ、U
SA)を装着した限外濾過装置(アミコン大量処理用セ
ル2000型、アミコン・コーポレーション、マサチュ
ーセッツ、USA)を用いて窒素ガスにより4 kg
/ CIl+の圧力をかけ濾過した。
濾過膜上部に残った100mAの濃縮液をさらに限外濾
過膜(アミコンYM−10)を装着した限外濾過装置(
アミコン、スタンダードセル52型)を用い、窒素ガス
により4 kg / csMの圧力をかけて濾過した。
過膜(アミコンYM−10)を装着した限外濾過装置(
アミコン、スタンダードセル52型)を用い、窒素ガス
により4 kg / csMの圧力をかけて濾過した。
濾過膜上部に残った5 m(lの濃縮液を採取した。
上述の濃縮した上清をAcA−34ゲル濾過カラム(L
KB Produker、 Sweden、、 2.6
X 90 cm)で処理した。なお、ゲル濾過カラム
はあらかじめPBS (ホスフェート・バンファード
セイライン、0.15M食塩を含む0.01Mホスフェ
ート・バッファー、pl(7,0)で平衡化した。濃縮
上清をPBSで溶出し、溶出液を5 mlずつ分取し、
分取液のBC叶活性を測定した。BCDF活性を有する
両分は分子量3.5±0.5X10’ダルトンに相当す
るフラクションに含まれていることがわかった。ゲル濾
過カラムは以下に示すファルマシア・ファインケミカル
ス(スウェーデン)社製の分子量マーカーで検定した。
KB Produker、 Sweden、、 2.6
X 90 cm)で処理した。なお、ゲル濾過カラム
はあらかじめPBS (ホスフェート・バンファード
セイライン、0.15M食塩を含む0.01Mホスフェ
ート・バッファー、pl(7,0)で平衡化した。濃縮
上清をPBSで溶出し、溶出液を5 mlずつ分取し、
分取液のBC叶活性を測定した。BCDF活性を有する
両分は分子量3.5±0.5X10’ダルトンに相当す
るフラクションに含まれていることがわかった。ゲル濾
過カラムは以下に示すファルマシア・ファインケミカル
ス(スウェーデン)社製の分子量マーカーで検定した。
即ち、ブルーデキストラン2000 2×106、フェ
リチン4.5X105、アルドラーゼ1.58xlO5
、オンアルプミン4.5X10’、キモトリプシノーゲ
ン2.5X10’及びチトクロームC1,17X10’
。また、BCDFを含むフラクションを集め、限外濾過
膜(アミコンYM−10)を装置した限外濾過装置を用
いて25mMピペラジン−塩酸緩衝液(pH6,3)に
置換した。
リチン4.5X105、アルドラーゼ1.58xlO5
、オンアルプミン4.5X10’、キモトリプシノーゲ
ン2.5X10’及びチトクロームC1,17X10’
。また、BCDFを含むフラクションを集め、限外濾過
膜(アミコンYM−10)を装置した限外濾過装置を用
いて25mMピペラジン−塩酸緩衝液(pH6,3)に
置換した。
AcA−34カラムクロマトグラフイーで分画されたB
CDF画分をあらかじめ25mMピペラジン−塩酸緩衝
液(pH6,3)で平衡化したMono Pカラム(フ
ァルマシア・ファインケミカルス、スウェーデン)に通
した。このカラムを25mMピペラジン−塩酸緩衝液で
洗った後、塩酸でpH4,5に調製した40ml1の1
/10希釈ポリバツフアー74 (ファルマシア・ファ
インケミカルス、スウェーデン)で溶出した。カラム操
作はファースト・プロティン・リキッド・クロマトグラ
フィー、FPLC(ファルマシア・ファインケミカルス
、スウェーデン)を用い、流速は毎分0.5mj!で行
なった。溶出液を1mlずつ分取し、BCDF活性とp
t+を測定した。BCDF活性はpH4,9〜5.1の
位置に溶出された。
CDF画分をあらかじめ25mMピペラジン−塩酸緩衝
液(pH6,3)で平衡化したMono Pカラム(フ
ァルマシア・ファインケミカルス、スウェーデン)に通
した。このカラムを25mMピペラジン−塩酸緩衝液で
洗った後、塩酸でpH4,5に調製した40ml1の1
/10希釈ポリバツフアー74 (ファルマシア・ファ
インケミカルス、スウェーデン)で溶出した。カラム操
作はファースト・プロティン・リキッド・クロマトグラ
フィー、FPLC(ファルマシア・ファインケミカルス
、スウェーデン)を用い、流速は毎分0.5mj!で行
なった。溶出液を1mlずつ分取し、BCDF活性とp
t+を測定した。BCDF活性はpH4,9〜5.1の
位置に溶出された。
Mono Pカラムより得たBCDF活性画分を0.1
%TFA ()リフルオロ酢酸水溶液)で緩衝化しただ
高速液体クロマトグラフィーにかけ、溶出液0.1%
TFA中のアセトニトリル濃度をOから60%まで直線
的に増加させBCDFを溶出した。ア七ト二トリル50
〜55%で溶出される0、D、za。
%TFA ()リフルオロ酢酸水溶液)で緩衝化しただ
高速液体クロマトグラフィーにかけ、溶出液0.1%
TFA中のアセトニトリル濃度をOから60%まで直線
的に増加させBCDFを溶出した。ア七ト二トリル50
〜55%で溶出される0、D、za。
のピークは他のO,D、zeoのピークとは完全に分離
しており、このピークに対応してBCDF活性が検出さ
れた。このピークを凍結乾燥してBC[lF標品を得た
。
しており、このピークに対応してBCDF活性が検出さ
れた。このピークを凍結乾燥してBC[lF標品を得た
。
この標品を還元条件下で5DS−ポリアクリルアミドゲ
ル(12%ゲル)電気泳動を行なった。
ル(12%ゲル)電気泳動を行なった。
分子量21000に相当するゲル区分を切り出し、エッ
ペンドルフチューブ中0,05%SDS、10mMNH
4,HCO3で37℃、−晩、振盪し抽出した。
ペンドルフチューブ中0,05%SDS、10mMNH
4,HCO3で37℃、−晩、振盪し抽出した。
Synchrom)を用いたHPLCにかけ、溶出後0
.1%TFA中のアセトニトリル濃度を0から60%ま
で直線的に増加させてBCDFを溶出した。
.1%TFA中のアセトニトリル濃度を0から60%ま
で直線的に増加させてBCDFを溶出した。
アセトニトリル50〜55%で溶出される0、0.21
10のピークは他のo、[1,zeo ピークとは完全
に分離しており、このピークに対応してBCDF活性が
検出された。このピークを凍結乾燥して精製BCDFを
得た。
10のピークは他のo、[1,zeo ピークとは完全
に分離しており、このピークに対応してBCDF活性が
検出された。このピークを凍結乾燥して精製BCDFを
得た。
BC叶蛋白のアミノ酸配列を決定するために前述のよう
にして得られた6μgの精製BCDFをプロティン・シ
ークエンサー(八pplied Biosystem
Co、。
にして得られた6μgの精製BCDFをプロティン・シ
ークエンサー(八pplied Biosystem
Co、。
Ca1f、Model 470A)に導入した。アミノ
酸配列の決定方法はJ、 Biol、 Chem、、
193.265〜275(1951)に記載されている
方法により行なった。
酸配列の決定方法はJ、 Biol、 Chem、、
193.265〜275(1951)に記載されている
方法により行なった。
N末端からのアミノ酸配列は以下のとおりであった。
Pro Val Pro Pro Gly
GluAsp Ser Lys Asp
Val Alala 実施例2 実施例1に記した方法により調製した精製BCDF標品
20pgを5 m M Tris−HCE、pH9,5
のハソファーに?容解し、リシルエンドペプチダーゼ(
Lysyl Endopeptidase) (和光)
(Lysyl endopept−idase: BC
DFCD−1:200、モル比)を加え、37°C、6
時間反応させ、BCDFをフラグメント化した。反応液
を逆相クロマトグラフィー用カラムμBondo Pa
ck (0. 2 1 X 3 0 c+n)を用いた
HPLCにかげ、溶出液、0.06%TF八中のアへ
トニトリル濃度を0から60%まで直線的に増加させて
フラグメントを分離溶出した。この結果HPLCの溶出
ピーク1〜9を得た。各ピーク部分の溶出液を凍結乾燥
し、プロティン・シークエンサー(AppliedBi
osystem Co.、 Calf, Model
4704)に導入した。
GluAsp Ser Lys Asp
Val Alala 実施例2 実施例1に記した方法により調製した精製BCDF標品
20pgを5 m M Tris−HCE、pH9,5
のハソファーに?容解し、リシルエンドペプチダーゼ(
Lysyl Endopeptidase) (和光)
(Lysyl endopept−idase: BC
DFCD−1:200、モル比)を加え、37°C、6
時間反応させ、BCDFをフラグメント化した。反応液
を逆相クロマトグラフィー用カラムμBondo Pa
ck (0. 2 1 X 3 0 c+n)を用いた
HPLCにかげ、溶出液、0.06%TF八中のアへ
トニトリル濃度を0から60%まで直線的に増加させて
フラグメントを分離溶出した。この結果HPLCの溶出
ピーク1〜9を得た。各ピーク部分の溶出液を凍結乾燥
し、プロティン・シークエンサー(AppliedBi
osystem Co.、 Calf, Model
4704)に導入した。
アミノ酸配列の決定は、J.Biol. Chem.、
193 、265〜275 (1!’151)に記載さ
れている方法により行なった。
193 、265〜275 (1!’151)に記載さ
れている方法により行なった。
アミノ酸配列をVf1第1認たフラグメントとアミノ酸
配列を記す。
配列を記す。
フラグメント3
Lys−Glu−Ala−Leu−Ala−Gluフラ
グメント8 L’ys− Leu− X− A la−G In−
Asn−Gl n−Trp− Leu−Gln− Y−
Me tフラグメント2 Pro−Val−Pro−Pro−Gly−Glu−X
−Y−Lysフラグメント6 Asp−Val−へ1aー八IaーPro−X尚、X及
びYは同定できなかったアミノ酸フラグメント2,6は
実施例1のN末端配列と一致した。
グメント8 L’ys− Leu− X− A la−G In−
Asn−Gl n−Trp− Leu−Gln− Y−
Me tフラグメント2 Pro−Val−Pro−Pro−Gly−Glu−X
−Y−Lysフラグメント6 Asp−Val−へ1aー八IaーPro−X尚、X及
びYは同定できなかったアミノ酸フラグメント2,6は
実施例1のN末端配列と一致した。
実施例3
実施例1および2で得たBCDFのアミノ酸配列をコー
ドするオリゴヌクレオチドを、下記のように合成した。
ドするオリゴヌクレオチドを、下記のように合成した。
オリゴヌクレオチドの合成はアプライドバイオシステム
社製DNAシンセサイザー・モデル380Aを用い、シ
リカゲルを同相担体とし、亜リン酸トリエステル法を用
いてヌクレオチド結合反応を行った。常法により保護基
を除去した後、CIO逆相カラムHPLCにてアセトニ
トリルグラジェントを用いて、目的のオリゴヌクレオチ
ドを精製した。
社製DNAシンセサイザー・モデル380Aを用い、シ
リカゲルを同相担体とし、亜リン酸トリエステル法を用
いてヌクレオチド結合反応を行った。常法により保護基
を除去した後、CIO逆相カラムHPLCにてアセトニ
トリルグラジェントを用いて、目的のオリゴヌクレオチ
ドを精製した。
フラグメント3
Lys−Glu−Ala−Leu−Ala−Gluプロ
ーブ阻 八 AAA−GAA−GCA−CTA−GCG−GA
・・・ 3−2GGGC GGTC GTGC GTGC (各64通りの混合物) フラグメント8 Lys−Leu−X−Ala−Gln−Asn−G I
n−Trp−Leu−Gln− Y−Me tプローブ
階 GCA−CAA−AAT−CAA−TGG−TT
・・・8−1GGCG C GCT−CAA−AAT−CAA−TGG−TT
・・・8−2CGCG C (各32通りの混合物) N末端アミノ酸配列 Val−へ1a−八la プローブ隘 GAA−GAT−TC八−へへへ−GAT−GT
・・・ N−1CGGC GAA−GAT−TCT−八AA−GAT−GT
・・・ N−2CCGC GAA−GAT−八GT−^AA−GAT−GT
・・・ N−3CCGC (各32通りの混合物) CGGG CGCG CCGG (各64通りの混合物) 実施例4 (イ) 2j2容プラスチツクローラー培養器(ファル
コン#3027) (以下ローラーと称する)中の1
1の20%FC3含有RPM11640培地(2mMグ
ルタミン、5xlO−5M 2ME、100単位7m
Aペニシリン、100μg/ mj!ストレプトマイシ
ン、2.0μg/mAゲンタマイシン、16mMNaH
CO+を含有)に2X105/mj!細胞数にVT−1
を接種し、8 rpmで回転させつつ3日間、37℃で
培養した。培養後、培養物を遠心分離して細胞を集めP
BSで2回細胞を洗った後細胞(1,8X109細胞)
をPBS溶液800 mjl!に懸濁し、細胞を遠心
によって2度洗浄してから、ヌクレアーゼ阻害剤である
Ribonucleosides−Vanadyl c
omplex(10mM)を含んだR3B溶液(10m
MTris−H(J!、 pH7,5,10mM Na
CC1,5mMMg(1! 2) 800 mj+に懸
濁した。次に、NP−40を0.05%になるように加
えた後ゆるやかに攪拌後、3000 rpmで5分遠心
して核を含む細胞debrisを除去し、その上滑液に
SDS (最終濃度0.5%)とEDTA (最終濃度
5 m M )を加えた後、直ちにフェノールを等量刑
え、細胞質RNAを抽出した。
ーブ阻 八 AAA−GAA−GCA−CTA−GCG−GA
・・・ 3−2GGGC GGTC GTGC GTGC (各64通りの混合物) フラグメント8 Lys−Leu−X−Ala−Gln−Asn−G I
n−Trp−Leu−Gln− Y−Me tプローブ
階 GCA−CAA−AAT−CAA−TGG−TT
・・・8−1GGCG C GCT−CAA−AAT−CAA−TGG−TT
・・・8−2CGCG C (各32通りの混合物) N末端アミノ酸配列 Val−へ1a−八la プローブ隘 GAA−GAT−TC八−へへへ−GAT−GT
・・・ N−1CGGC GAA−GAT−TCT−八AA−GAT−GT
・・・ N−2CCGC GAA−GAT−八GT−^AA−GAT−GT
・・・ N−3CCGC (各32通りの混合物) CGGG CGCG CCGG (各64通りの混合物) 実施例4 (イ) 2j2容プラスチツクローラー培養器(ファル
コン#3027) (以下ローラーと称する)中の1
1の20%FC3含有RPM11640培地(2mMグ
ルタミン、5xlO−5M 2ME、100単位7m
Aペニシリン、100μg/ mj!ストレプトマイシ
ン、2.0μg/mAゲンタマイシン、16mMNaH
CO+を含有)に2X105/mj!細胞数にVT−1
を接種し、8 rpmで回転させつつ3日間、37℃で
培養した。培養後、培養物を遠心分離して細胞を集めP
BSで2回細胞を洗った後細胞(1,8X109細胞)
をPBS溶液800 mjl!に懸濁し、細胞を遠心
によって2度洗浄してから、ヌクレアーゼ阻害剤である
Ribonucleosides−Vanadyl c
omplex(10mM)を含んだR3B溶液(10m
MTris−H(J!、 pH7,5,10mM Na
CC1,5mMMg(1! 2) 800 mj+に懸
濁した。次に、NP−40を0.05%になるように加
えた後ゆるやかに攪拌後、3000 rpmで5分遠心
して核を含む細胞debrisを除去し、その上滑液に
SDS (最終濃度0.5%)とEDTA (最終濃度
5 m M )を加えた後、直ちにフェノールを等量刑
え、細胞質RNAを抽出した。
合計3回フェノール抽出を繰り返してから、2容エタノ
ールでRNAを沈澱し、遠心でこの沈澱を集め、10
m M Tris4Cj2 、 pH7,5で溶解した
。
ールでRNAを沈澱し、遠心でこの沈澱を集め、10
m M Tris4Cj2 、 pH7,5で溶解した
。
このようにしてVT−1細胞から得られたRNA量は3
0■であった。
0■であった。
次にこのRNAからmRNAを取得するためにオリゴ(
d T)−セルロース(P、 L、 Biochemi
cals。
d T)−セルロース(P、 L、 Biochemi
cals。
Type 7 )を用い、カラムクロマトグラフィーを
行なった。吸着は20 mM Tris−HCA 、
pH7,5,0,5M Na(,7!、 1mM
EDTA、 0.5%SDS溶液にRNAを溶解して
行ない1、緩衝液(20mMTris−HCI!、、p
H7,5,0,5M NaCj2. 1mM11+DT
A)で洗浄後、溶出は水と10 mM Tris−HC
j!(pH7,5)で交互にmRNAを溶出することに
より行なった。この結果溶出されたmRNA量は576
μgであった。
行なった。吸着は20 mM Tris−HCA 、
pH7,5,0,5M Na(,7!、 1mM
EDTA、 0.5%SDS溶液にRNAを溶解して
行ない1、緩衝液(20mMTris−HCI!、、p
H7,5,0,5M NaCj2. 1mM11+DT
A)で洗浄後、溶出は水と10 mM Tris−HC
j!(pH7,5)で交互にmRNAを溶出することに
より行なった。この結果溶出されたmRNA量は576
μgであった。
(II) (イ)で調製したmRNA 5μgを用い
て二重鎖cDNAを作製した。GtlBLEll、 U
とHOFFMAN、 B+ J、 + (Gene25
、263.1983)の方法に従い、cDNA合成キッ
ト(アマジャム)を用いアマジャムのプロトコールによ
って二重鎖cDNAを作製した。すなわち、mRNAよ
り逆転写酵素によりジングルストランドcDNAを合成
し、mRN八とcDNへのハイブリッドを基質として、
大腸菌リボヌクレアーゼHを利用してRNA鎖にニック
とギャプを形成した。さらに大腸菌DNAポリメラーゼ
■によって、二ツクトランスレーションタイプの反応に
よりmRNAをDNAに置き換え二重鎖DNAを作製し
た。この3′末端にある小さなオーバーハングを74
’DNAポリメラーゼを用いて除去し、二重鎖cDNA
を作製した。最終的に得た二重鎖cDNAは1.08μ
gであった。
て二重鎖cDNAを作製した。GtlBLEll、 U
とHOFFMAN、 B+ J、 + (Gene25
、263.1983)の方法に従い、cDNA合成キッ
ト(アマジャム)を用いアマジャムのプロトコールによ
って二重鎖cDNAを作製した。すなわち、mRNAよ
り逆転写酵素によりジングルストランドcDNAを合成
し、mRN八とcDNへのハイブリッドを基質として、
大腸菌リボヌクレアーゼHを利用してRNA鎖にニック
とギャプを形成した。さらに大腸菌DNAポリメラーゼ
■によって、二ツクトランスレーションタイプの反応に
よりmRNAをDNAに置き換え二重鎖DNAを作製し
た。この3′末端にある小さなオーバーハングを74
’DNAポリメラーゼを用いて除去し、二重鎖cDNA
を作製した。最終的に得た二重鎖cDNAは1.08μ
gであった。
(ハ)得られた二本鎖cDNA 1.08μgを蔗糖密
度勾配遠心法(50mM Tris−HC7!、 1
mM EDTA。
度勾配遠心法(50mM Tris−HC7!、 1
mM EDTA。
pH7,5を含む溶液中で蔗糖密度勾配5−25%、4
0.000rpm 、 4℃下で13時間)により分
画し、その1部をアガロースゲル電気泳動法によるオー
トラジオダラムにより解析し、二本鎖cDNAのサイズ
が500bp以上の両分を集めてエタノール沈澱法で回
収した。回収した二本鎖cDNAは約0.6μgであっ
た。
0.000rpm 、 4℃下で13時間)により分
画し、その1部をアガロースゲル電気泳動法によるオー
トラジオダラムにより解析し、二本鎖cDNAのサイズ
が500bp以上の両分を集めてエタノール沈澱法で回
収した。回収した二本鎖cDNAは約0.6μgであっ
た。
(=)0.1Mカコジル酸カリウム(トリスBa5eで
p)lを7.2にしたもの)10mM ’DTT、2m
MCoCj! z、 0.5 m M ”P−dCTP
(比活性IXIO6cpm/n mole) +
0.611 g二本鎖cDNAおよび50単位のデオ
キシヌクレオチジルターミナルトランスフェラーゼ(B
RL)を混合し、24℃、20分間インキュベートし
た後、フェノール処理を行い、セファデックスG−50
カラムを通してcDNA画分を集め、エタノール沈澱物
として0.24μgのdC−テイルしたcDNAを得た
。このcDNAは約13個のdCMP残基が3′両末端
に付加されていた。
p)lを7.2にしたもの)10mM ’DTT、2m
MCoCj! z、 0.5 m M ”P−dCTP
(比活性IXIO6cpm/n mole) +
0.611 g二本鎖cDNAおよび50単位のデオ
キシヌクレオチジルターミナルトランスフェラーゼ(B
RL)を混合し、24℃、20分間インキュベートし
た後、フェノール処理を行い、セファデックスG−50
カラムを通してcDNA画分を集め、エタノール沈澱物
として0.24μgのdC−テイルしたcDNAを得た
。このcDNAは約13個のdCMP残基が3′両末端
に付加されていた。
(ネ)一方、第1図に示したようにサル細胞(CO5細
胞)でのcDNA発現ベクターpQをpCEIL−2(
Nature、 302 、305 、 (1983)
)から構築した。
胞)でのcDNA発現ベクターpQをpCEIL−2(
Nature、 302 、305 、 (1983)
)から構築した。
pQはcDNAを両向きのSV40初期プロモーターに
はさみごみができ、cDNAがどちらの方向に挿入され
てもCO8細胞中でcDN^にコードされるペプチド蛋
白を発現させることができる。また、E、Co11中で
も複製可能で、テトラサイクリン耐性として選択するこ
とができる。
はさみごみができ、cDNAがどちらの方向に挿入され
てもCO8細胞中でcDN^にコードされるペプチド蛋
白を発現させることができる。また、E、Co11中で
も複製可能で、テトラサイクリン耐性として選択するこ
とができる。
このpQをPst Iで切断し、先程のds−cDNA
の3′端の両端にdCtailをつけたのと全く同じよ
うにdG tailを13個前後付与した。
の3′端の両端にdCtailをつけたのと全く同じよ
うにdG tailを13個前後付与した。
次にこのclG−tailed p Q 100ngと
dC−taileddS−cDNA 20ngを50m
M Tris−HCjl!、 pH7,5゜0、1
M Na(J! 、 1 mM EDTAの溶液に混
合し、まず65℃で2分間、ついで45℃で60分間、
37℃で60分間、そして室温で60分間インキュベー
トした。そしてこのアニーリングしたDNAをコンピテ
ントなE、 Co11 MC1061に導入した。次
にMC1061のコンピテント細胞の作り方、導入法を
以下に示す。
dC−taileddS−cDNA 20ngを50m
M Tris−HCjl!、 pH7,5゜0、1
M Na(J! 、 1 mM EDTAの溶液に混
合し、まず65℃で2分間、ついで45℃で60分間、
37℃で60分間、そして室温で60分間インキュベー
トした。そしてこのアニーリングしたDNAをコンピテ
ントなE、 Co11 MC1061に導入した。次
にMC1061のコンピテント細胞の作り方、導入法を
以下に示す。
E、 Co1t MC1061を100mlの平培地(
2%トリプトン、0.5%酵母エキス、0.5%MgS
O4・7H20,pH7,6)に接種し、培養液の吸光
度が550nmで0.3〜0゜5付近になるまで37℃
で振盪培養した。培養終了後、培養液を5分間、0℃に
保持し、菌体を遠心分離により集め、Tfbl(30m
M酢酸カリウム、100mM Rh(1,10mM C
a(12,50mM MnCj22. 15%グリセリ
ン。
2%トリプトン、0.5%酵母エキス、0.5%MgS
O4・7H20,pH7,6)に接種し、培養液の吸光
度が550nmで0.3〜0゜5付近になるまで37℃
で振盪培養した。培養終了後、培養液を5分間、0℃に
保持し、菌体を遠心分離により集め、Tfbl(30m
M酢酸カリウム、100mM Rh(1,10mM C
a(12,50mM MnCj22. 15%グリセリ
ン。
pH5,8>の40m1tに懸濁し、0℃に5分間静置
した。
した。
再び菌体を遠心分離により集め、Tfbn(10mM
MOPS or PIPES、 75mM CaC7
!2.10mM Rh(J!。
MOPS or PIPES、 75mM CaC7
!2.10mM Rh(J!。
10%グリセリン、pH6,5)の40mj!に懸濁し
、0℃で15分間静置した。この懸濁液を分注して一7
0℃に保存した。
、0℃で15分間静置した。この懸濁液を分注して一7
0℃に保存した。
次にこのように調製したコンピテント細胞の100μl
を15分間、0℃に保持し、この中に先程dG−tai
led pQ vectorとdC−tailed c
DNAとをアニールした標品10μ!及び50mM M
gC1z 。
を15分間、0℃に保持し、この中に先程dG−tai
led pQ vectorとdC−tailed c
DNAとをアニールした標品10μ!及び50mM M
gC1z 。
10mM CaCAzの溶液90μβとを混合し、O”
cで20分間静置する。ついで37℃で60秒間熱処理
後、1〜2分間、0℃に保持し、これに!培地1mAを
加え、37℃で60分間振とう培養した。この培養液を
15μg/mllのテトラサイタリンと25μg/mβ
のストレプトマイシンを含むL培地(1%トリプトン、
0.5%酵母エキス、0.5%NaC110,1%グル
コース)ノ寒天フレートに塗抹し、37℃で一晩インキ
ユベートするとコロニーが出現した。
cで20分間静置する。ついで37℃で60秒間熱処理
後、1〜2分間、0℃に保持し、これに!培地1mAを
加え、37℃で60分間振とう培養した。この培養液を
15μg/mllのテトラサイタリンと25μg/mβ
のストレプトマイシンを含むL培地(1%トリプトン、
0.5%酵母エキス、0.5%NaC110,1%グル
コース)ノ寒天フレートに塗抹し、37℃で一晩インキ
ユベートするとコロニーが出現した。
(へ)得られた形質転換株約150.000クローンに
対し、プローブ8−1.および8−2を用いてGrun
stein、 MらMethods in Enzym
ology、 68 。
対し、プローブ8−1.および8−2を用いてGrun
stein、 MらMethods in Enzym
ology、 68 。
379 (1979)の方法でコロニーハイブリダイ
ゼーションを行ったところ、8−1とハイブリダイズす
る株が10クローン認められた。さらにこれらの10ク
ローンに対してプローブ3−1〜3−6を用いて、同様
の方法でコロニーハイブリダイゼーションを行ったとこ
ろプローブ3−2とハイブリダイズする株1クローンを
得た。本クローンが保持するプラスミドDNAを粗抽出
精製し、制限酵素PstIで切断後、cDNAインサー
トをアガロース電気泳動にてpOベクターと分離した。
ゼーションを行ったところ、8−1とハイブリダイズす
る株が10クローン認められた。さらにこれらの10ク
ローンに対してプローブ3−1〜3−6を用いて、同様
の方法でコロニーハイブリダイゼーションを行ったとこ
ろプローブ3−2とハイブリダイズする株1クローンを
得た。本クローンが保持するプラスミドDNAを粗抽出
精製し、制限酵素PstIで切断後、cDNAインサー
トをアガロース電気泳動にてpOベクターと分離した。
プローブ8−1.プローブ3−2.プローブN−2また
はプローブN−5を用いてサザンハイブリダイゼーショ
ン分析を行ったところいずれの1ローブともハイブリダ
イズした。その他のプローブとはハイブリダイズしなか
った。
はプローブN−5を用いてサザンハイブリダイゼーショ
ン分析を行ったところいずれの1ローブともハイブリダ
イズした。その他のプローブとはハイブリダイズしなか
った。
このプラスミドDNAをpBSF2−38と名づけた。
すなわち本pBSF2−38のもつcDNAインサート
はBCDF活性をもつ蛋白の明らかにされた部分アミノ
酸配列に相当する遺伝子配列を有することが明らかであ
り、本cDNAはBCDF遺伝子であると同定した。
はBCDF活性をもつ蛋白の明らかにされた部分アミノ
酸配列に相当する遺伝子配列を有することが明らかであ
り、本cDNAはBCDF遺伝子であると同定した。
実施例5
(イ)pBSF2−38 プラスミドDNAを大量調
製するために本pBSF2−38を保持するMC106
1を20μg/ m lのテトラサイリンと25μg/
meのストレプトマイシンを含む!培地100m1に接
種し、37℃で5〜7時間振盪培養した。次に最終濃度
170μg/meとなるようにクロラムフェニコールを
含む新たな!培地100mAを加え、さらに−晩振盪培
養した。
製するために本pBSF2−38を保持するMC106
1を20μg/ m lのテトラサイリンと25μg/
meのストレプトマイシンを含む!培地100m1に接
種し、37℃で5〜7時間振盪培養した。次に最終濃度
170μg/meとなるようにクロラムフェニコールを
含む新たな!培地100mAを加え、さらに−晩振盪培
養した。
このようにして増幅されたプラスミドDNAを以下のよ
うに精製した。
うに精製した。
培養液を遠心分離により菌体のみ集め、50mMTri
s−HCII 、 pH7,5の5 mllに懸濁し一
80℃に凍結後、融解して次にリゾチーム(最終濃度、
2■/m1l)を加えて0℃で10分間静置し、さらニ
EDTA (最終濃度0.1M)を加え、0℃で10分
間静置する。その後、TritonX−100(最終濃
度0.1%)を加えて0℃で60分間静置する。ついで
30.OOOrpm 、30分間遠心分離し、その上清
液を等量の水飽和フェノールで処理する。その水層をさ
らに等量のクロロホルムで処理し、その水層を抽出し、
これに最終濃度20μg /mβとなるようにRNas
eを加え、37℃で60分間インキュベートした。
s−HCII 、 pH7,5の5 mllに懸濁し一
80℃に凍結後、融解して次にリゾチーム(最終濃度、
2■/m1l)を加えて0℃で10分間静置し、さらニ
EDTA (最終濃度0.1M)を加え、0℃で10分
間静置する。その後、TritonX−100(最終濃
度0.1%)を加えて0℃で60分間静置する。ついで
30.OOOrpm 、30分間遠心分離し、その上清
液を等量の水飽和フェノールで処理する。その水層をさ
らに等量のクロロホルムで処理し、その水層を抽出し、
これに最終濃度20μg /mβとなるようにRNas
eを加え、37℃で60分間インキュベートした。
その後0.2容の5MNaCnと173容のポリエチレ
ングリコールを加え、0℃に60分間静置後、10、O
OOrpm 20分間、遠心分離によりDNA沈殿を回
収する。
ングリコールを加え、0℃に60分間静置後、10、O
OOrpm 20分間、遠心分離によりDNA沈殿を回
収する。
次にこの沈殿を3.8mAの水に溶解し、4gのCsC
lを加えて溶解後、Long/m#のEtBrの200
μ/を加えて40.OOOrpm 、 16時間、2
0℃で超遠心分画を行う。
lを加えて溶解後、Long/m#のEtBrの200
μ/を加えて40.OOOrpm 、 16時間、2
0℃で超遠心分画を行う。
遠心終了後、plasmid D N A画分を抽出し
、水飽和n−ブタノールの1〜2容で4回抽出操作を行
ってEtBrを除(。その後H2O中で透析を行ってC
sC1を除去後、3M酢酸ソーダpns、eの1710
容を加え、さらに2容の冷エタノールを加えて、−20
℃で−@静装する。このエタノール沈殿を遠心分離で集
めて80%エタノール水溶液で洗浄後、よく乾燥し、こ
の沈殿物を10mM Tris−H(J!、 pH7,
5の50μlに溶解しサル細胞トランスフェクションた
めのサンプルとした。
、水飽和n−ブタノールの1〜2容で4回抽出操作を行
ってEtBrを除(。その後H2O中で透析を行ってC
sC1を除去後、3M酢酸ソーダpns、eの1710
容を加え、さらに2容の冷エタノールを加えて、−20
℃で−@静装する。このエタノール沈殿を遠心分離で集
めて80%エタノール水溶液で洗浄後、よく乾燥し、こ
の沈殿物を10mM Tris−H(J!、 pH7,
5の50μlに溶解しサル細胞トランスフェクションた
めのサンプルとした。
(rl) サルCO5−7細胞へのプラスミドの感染
法CO3−7細胞を1XIQ5/m7!になる様に10
%牛脂児血清含有RPMrに懸濁し、この3mn分を6
C11シヤーレにて5%炭炭酸ガスインキュベーター内
子7で一夜培養した。培養上清を除去し、新しい10%
牛脂児血清含有RPMI 3 m IIを加え、37℃
、5%炭酸ガスインキュベーター内で2時間培養した。
法CO3−7細胞を1XIQ5/m7!になる様に10
%牛脂児血清含有RPMrに懸濁し、この3mn分を6
C11シヤーレにて5%炭炭酸ガスインキュベーター内
子7で一夜培養した。培養上清を除去し、新しい10%
牛脂児血清含有RPMI 3 m IIを加え、37℃
、5%炭酸ガスインキュベーター内で2時間培養した。
培養後、上清を除去し、TBS(25mM Tris−
H(J!、pH7,5,130mM NaCj2.5m
M KCj2 、0.6mM NazHPOn)2.5
nuにて1回洗浄した。このCO5−7細胞にプラス
ミド混合物(TBS (+)(TBSに0.7 mM
CaCA t、0.5mMMgcjt2を加えたもの)
1.0mJ、プラスミドDNA2μgおよび10 mg
/m 12 DEAE−dextran50μりを加え
、37℃、5%炭酸ガスインキュベーター内で4時間イ
ンキュベートし、上清を除去後、T B S 2.5
m Aで洗浄除去し、150/jMクロロキン含有10
%牛脂児血清含有RPMI 2.5 mlを加えた。3
7℃、5%炭酸ガスインキュベーター内で5時間インキ
ュベート後上清を除去し、TBS2.5mf!で2回洗
浄した。10%牛脂児血清含有RPMI 3 m j!
を加え、37℃、5%炭酸ガスインキュベーター内で一
夜培養した。上清を除去後回RPMI 3 m 12を
加え、37℃5%炭酸ガスインキュベーター内で2日培
養した。そしてこの培養上清を遠沈後その上清をBCD
FCD側定用サンプルとした。
H(J!、pH7,5,130mM NaCj2.5m
M KCj2 、0.6mM NazHPOn)2.5
nuにて1回洗浄した。このCO5−7細胞にプラス
ミド混合物(TBS (+)(TBSに0.7 mM
CaCA t、0.5mMMgcjt2を加えたもの)
1.0mJ、プラスミドDNA2μgおよび10 mg
/m 12 DEAE−dextran50μりを加え
、37℃、5%炭酸ガスインキュベーター内で4時間イ
ンキュベートし、上清を除去後、T B S 2.5
m Aで洗浄除去し、150/jMクロロキン含有10
%牛脂児血清含有RPMI 2.5 mlを加えた。3
7℃、5%炭酸ガスインキュベーター内で5時間インキ
ュベート後上清を除去し、TBS2.5mf!で2回洗
浄した。10%牛脂児血清含有RPMI 3 m j!
を加え、37℃、5%炭酸ガスインキュベーター内で一
夜培養した。上清を除去後回RPMI 3 m 12を
加え、37℃5%炭酸ガスインキュベーター内で2日培
養した。そしてこの培養上清を遠沈後その上清をBCD
FCD側定用サンプルとした。
CO8培養上清をCL4を用いてBCDF活性を測定し
た結果を第2図及び第3図に示す。pBSF2−38プ
ラスミドDNAを導入したCO3−7細胞は対照に比ベ
明らかなりCDF活性を示した。
た結果を第2図及び第3図に示す。pBSF2−38プ
ラスミドDNAを導入したCO3−7細胞は対照に比ベ
明らかなりCDF活性を示した。
このように真核生物細胞CO5−7で生産されたりコン
ビナンドヒトB(:DFは培養液を抗BCDF抗体固定
化カラムを通し、次いで前出の逆相HPLC(ジンクロ
ンCl8)を用いて精製された。本BCDFはcDNA
構造にN−グリコシレージョン位置のあることより糖鎖
を含有するものであり、その理化学的性質は実施例1の
方法にてVT−1培養上清により精製された純化BCD
Fのそれに一致した。すなわち分子量:3.5±0.5
X10’ダルトン(ゲル濾過法)2.2±0.2X10
’ダルトン(SDS−ポリアクリルアミド電気泳動法) 等電点:pH4,9〜5.1 であった。
ビナンドヒトB(:DFは培養液を抗BCDF抗体固定
化カラムを通し、次いで前出の逆相HPLC(ジンクロ
ンCl8)を用いて精製された。本BCDFはcDNA
構造にN−グリコシレージョン位置のあることより糖鎖
を含有するものであり、その理化学的性質は実施例1の
方法にてVT−1培養上清により精製された純化BCD
Fのそれに一致した。すなわち分子量:3.5±0.5
X10’ダルトン(ゲル濾過法)2.2±0.2X10
’ダルトン(SDS−ポリアクリルアミド電気泳動法) 等電点:pH4,9〜5.1 であった。
実施例6
実施例5(イ)により調製したpBSF2−38より制
限酵素Bam1lIで切り出したBCDF cDNA
1nsertをプロBCDF ITII;l’NA −ブとしてBCDF mRNAサイズ、分子種、翼卵補
年産生株の評価を行なった。用いたmRNAは本BCD
Fを産生するvT−1細胞をはじめとして他にBCDF
を産生ずると考えられるC E S S 、 RPMI
1788およびTPAで刺激したヒト扁桃腺細胞とB
CDF活性の認められないCL4、Jurkat、 C
EMおよび無刺激のヒト扁桃腺細胞から実施例4の(イ
)と同じ方法で調製したものである。
限酵素Bam1lIで切り出したBCDF cDNA
1nsertをプロBCDF ITII;l’NA −ブとしてBCDF mRNAサイズ、分子種、翼卵補
年産生株の評価を行なった。用いたmRNAは本BCD
Fを産生するvT−1細胞をはじめとして他にBCDF
を産生ずると考えられるC E S S 、 RPMI
1788およびTPAで刺激したヒト扁桃腺細胞とB
CDF活性の認められないCL4、Jurkat、 C
EMおよび無刺激のヒト扁桃腺細胞から実施例4の(イ
)と同じ方法で調製したものである。
各々mRNA10 、ljg / 3.6 u R,5
XMOPS緩衝液(0,1M MOPS (pH7,
0) 75mM Na0Ac、 5mMEDTA )6
.0μ!、ホルムアルデヒド5.4μ!およびホルムア
ミド15.0μlを60°C15分間インキュベートし
、これに色素液(0,05%ブロモフェノールブルーお
よび0.05%キシレンシアツール含有80%グリセロ
ール液)3μlを加えたものを調整サンプルとした。本
サンプルを1部MOPS緩衝液、1.8%ホルムアルデ
ヒド含有1.6%アガロースゲルにて電気泳動し、その
後、常法によりニトロセルロースフィルターにブロッテ
ィングした。そして本フィルターを80℃3時間ベータ
した。この様に調製したフィルターを0.1%SDS含
有3XSSCに浸漬後、1×デンハルト溶液、50%ホ
ルムアミド、5XSSC12501部g/mt2ニシン
DNA含有50mMナトリウムリン酸緩衝液(pH6,
5)にて42℃で一夜プレハイブリダイズした。そして
、1×デンハルト溶液、50%ホルムアミド、5xSS
C,250pg /mI!ニシンDNA含有50mMナ
トリウムリン酸緩衝液(p)16.5 )中にて32p
ラベル化pBsF2−38のBamHI cDN八イフ
ィンサートブローフ゛として42℃−夜ハイプリダイズ
した。
XMOPS緩衝液(0,1M MOPS (pH7,
0) 75mM Na0Ac、 5mMEDTA )6
.0μ!、ホルムアルデヒド5.4μ!およびホルムア
ミド15.0μlを60°C15分間インキュベートし
、これに色素液(0,05%ブロモフェノールブルーお
よび0.05%キシレンシアツール含有80%グリセロ
ール液)3μlを加えたものを調整サンプルとした。本
サンプルを1部MOPS緩衝液、1.8%ホルムアルデ
ヒド含有1.6%アガロースゲルにて電気泳動し、その
後、常法によりニトロセルロースフィルターにブロッテ
ィングした。そして本フィルターを80℃3時間ベータ
した。この様に調製したフィルターを0.1%SDS含
有3XSSCに浸漬後、1×デンハルト溶液、50%ホ
ルムアミド、5XSSC12501部g/mt2ニシン
DNA含有50mMナトリウムリン酸緩衝液(pH6,
5)にて42℃で一夜プレハイブリダイズした。そして
、1×デンハルト溶液、50%ホルムアミド、5xSS
C,250pg /mI!ニシンDNA含有50mMナ
トリウムリン酸緩衝液(p)16.5 )中にて32p
ラベル化pBsF2−38のBamHI cDN八イフ
ィンサートブローフ゛として42℃−夜ハイプリダイズ
した。
ハイブリダイズしたフィルターを室温で0.2%SDS
含有2XSSCにて5分間4回、50℃で0.2%SD
S含有0. I X S S Cにて30分間2回洗浄
し、風乾後、オートラジオダラムを作成した。
含有2XSSCにて5分間4回、50℃で0.2%SD
S含有0. I X S S Cにて30分間2回洗浄
し、風乾後、オートラジオダラムを作成した。
その結果、V T −1、CE!SS (BCDF産生
株)、RPMI 178B由来のmRNAにはpBSF
2−38のcDNAプローブはハイブリダイズした。B
CDFを産生じないと思われるC L −4、Jurk
at、 CEMおよびBCDF非産生CESS由来のm
RNAにはハイブリダイズしなかった。
株)、RPMI 178B由来のmRNAにはpBSF
2−38のcDNAプローブはハイブリダイズした。B
CDFを産生じないと思われるC L −4、Jurk
at、 CEMおよびBCDF非産生CESS由来のm
RNAにはハイブリダイズしなかった。
またpBSF2−38のcDNAプローブとハイブリダ
イズするmRNAの5izeはほぼ15〜16Sと推定
された。
イズするmRNAの5izeはほぼ15〜16Sと推定
された。
1部を第4図に示す。
実施例7
pBsF2−38を保持するMC1061より実施例5
の(イ)に記した通りプラスミドDNAを得、制限酵素
BamHIで切り出すことによりBCDF cDNAを
調製した。そして制限酵素地図と塩基配列を決定した。
の(イ)に記した通りプラスミドDNAを得、制限酵素
BamHIで切り出すことによりBCDF cDNAを
調製した。そして制限酵素地図と塩基配列を決定した。
塩基配列はMaxam−Gi 1bertの化学法(M
eth、Enzym。
eth、Enzym。
餞、 499 (’80) ”)およびM13ファージ
(J。
(J。
Messing et al、、 Gene+19.2
69(’82))を使ったジデオキシヌクレオチド鎖集
結法(F、Sanger et al、。
69(’82))を使ったジデオキシヌクレオチド鎖集
結法(F、Sanger et al、。
Proc、Natl、^cad、sci、U、s、A、
74.5463(’77)の方法により決定した。決定
された塩基配列及びアミノ酸配列を第5図に示した。ま
た制限酵素地図は第6図に示した。
74.5463(’77)の方法により決定した。決定
された塩基配列及びアミノ酸配列を第5図に示した。ま
た制限酵素地図は第6図に示した。
ここに決定されたヒ) BCDF塩基配列は実施例1゜
2で開示されたアミノ酸部分配列構造を全て正確に含む
。
2で開示されたアミノ酸部分配列構造を全て正確に含む
。
実施例8
(1) ヒトBCDF遺伝子を発現させるために使用
したベクターDNAを以下のように構築した。(第7図
) まず第8図に示すDNA配列を持つDNA断片(al〜
(2)をそれぞれ固相リン酸トリエステル法で合成した
。ia)およびfg)以外は、T4ポリヌクレオチドキ
ナーゼとATPを用いて5′末端をリン酸化しておいた
。
したベクターDNAを以下のように構築した。(第7図
) まず第8図に示すDNA配列を持つDNA断片(al〜
(2)をそれぞれ固相リン酸トリエステル法で合成した
。ia)およびfg)以外は、T4ポリヌクレオチドキ
ナーゼとATPを用いて5′末端をリン酸化しておいた
。
次に(al〜(j2)を混合し、アニール後、T4DN
Aリガーゼを用いて二本鎖合成り N A (A)を形
成させた。一方pT9−11を制限酵素HpaIおよび
Xbalで切断し、アガロースゲル電気泳動により大き
なりNA断片を分離した。次に得られたpT9−11断
片と合成りNA(A)(第8図参考)を混合し、T4D
NAリガーゼを使って結合させた。
Aリガーゼを用いて二本鎖合成り N A (A)を形
成させた。一方pT9−11を制限酵素HpaIおよび
Xbalで切断し、アガロースゲル電気泳動により大き
なりNA断片を分離した。次に得られたpT9−11断
片と合成りNA(A)(第8図参考)を混合し、T4D
NAリガーゼを使って結合させた。
得られた組換えDNAを、エシェリヒア・コリH810
1株へ導入し、アンピシリン抵抗性を有する株を選択し
た。分離した株から、プラスミドDNAを得て制限酵素
による切断試験および塩基配列の決定を行うことにより
、合成型)11L−2cDNAを有するpT 13 S
(Nco)を保持する菌を選択した。
1株へ導入し、アンピシリン抵抗性を有する株を選択し
た。分離した株から、プラスミドDNAを得て制限酵素
による切断試験および塩基配列の決定を行うことにより
、合成型)11L−2cDNAを有するpT 13 S
(Nco)を保持する菌を選択した。
(2) プラスミドpT13S(Nco)およびpB
SF2−38を用いてヒトBC叶を発現する組換えDN
Aを以下のように構築した。(第9図及び第10図)i
)プラスミドpT13s(Nco)を制限酵素Nco
IおよびXbaIで切断し、アガロースゲル電気泳動に
より大きなりNA断片を単離精製した。
SF2−38を用いてヒトBC叶を発現する組換えDN
Aを以下のように構築した。(第9図及び第10図)i
)プラスミドpT13s(Nco)を制限酵素Nco
IおよびXbaIで切断し、アガロースゲル電気泳動に
より大きなりNA断片を単離精製した。
他方、プラスミドpBSF2−38を制限酵素BamH
Iで切断し、アガロースゲル電気泳動によりヒトBCD
F cDNAインザートを含む小さなりNA断片を回収
した。そして、該BamHrヒトBCDF cl)NA
ゼインートを制限酵素XbaIで完全切断し、更にMv
alで部分切断した。
Iで切断し、アガロースゲル電気泳動によりヒトBCD
F cDNAインザートを含む小さなりNA断片を回収
した。そして、該BamHrヒトBCDF cl)NA
ゼインートを制限酵素XbaIで完全切断し、更にMv
alで部分切断した。
次に、トリプトファンプロモーター/オペレーター(t
rp plo)を含むpT 13 S (Nco)断片
、ヒBCDF cDNAを含むMva I −Xba
I断片含有DNA混合物および合成り N A (B)
(5′CATGCCAGTACCACC”と5′末端
をリン酸化した5′TGGTGGTACTGG3’ )
を混合し、T4DNAリガーゼを使って結合させた。得
られた組換えDNAを、エシェリヒア・コリHB 10
1株へ導入し、アンピシリン抵抗性を有する株を選択し
た。得られた株よりコロニーハイブリダイゼーション法
により合成り N A (B)とハイブリダイズするD
NAを有する株を選択した。
rp plo)を含むpT 13 S (Nco)断片
、ヒBCDF cDNAを含むMva I −Xba
I断片含有DNA混合物および合成り N A (B)
(5′CATGCCAGTACCACC”と5′末端
をリン酸化した5′TGGTGGTACTGG3’ )
を混合し、T4DNAリガーゼを使って結合させた。得
られた組換えDNAを、エシェリヒア・コリHB 10
1株へ導入し、アンピシリン抵抗性を有する株を選択し
た。得られた株よりコロニーハイブリダイゼーション法
により合成り N A (B)とハイブリダイズするD
NAを有する株を選択した。
分離した株からプラスミドDNAを得て制限酵素による
切断試験および結合部位付近の塩基配列の決定を行なう
ことにより、pTBCDF−01を保持する菌を選定し
た( pTBCDF−01/ HB 101 )。
切断試験および結合部位付近の塩基配列の決定を行なう
ことにより、pTBCDF−01を保持する菌を選定し
た( pTBCDF−01/ HB 101 )。
ii)プラスミドpBSF2−38を制限酵素Ban1
で切断し、DNAポリメラーゼI (Klenow)
処理し、Xbalで切断後、アガロースゲル電気泳動に
より約150塩基対DNA断片を分離した。
で切断し、DNAポリメラーゼI (Klenow)
処理し、Xbalで切断後、アガロースゲル電気泳動に
より約150塩基対DNA断片を分離した。
1ii)i)で得たpTBCDF−01を制限酵素Ba
mHIで切断し、DNAポリメラーゼI (Klen
ow)処理後、Xbalで切断し、アガロースゲル電気
泳動により大きいDNA断片を回収した。
mHIで切断し、DNAポリメラーゼI (Klen
ow)処理後、Xbalで切断し、アガロースゲル電気
泳動により大きいDNA断片を回収した。
1v)ii)と111)で得られた2種類のDNA断片
をT4DNAリガーゼを使って結合させた。得られた組
換えDNAをエシェリヒア・コリH8101株へ導入し
、アンピシリン抵抗性を有する株を選択した。得られた
株からプラスミドDNAを得て制限酵素による切断試験
を行なうことによりpTBCDF−02を保持する菌を
選定した(pTBCDF−02/HBIOI、 (14
RM p−9061))。
をT4DNAリガーゼを使って結合させた。得られた組
換えDNAをエシェリヒア・コリH8101株へ導入し
、アンピシリン抵抗性を有する株を選択した。得られた
株からプラスミドDNAを得て制限酵素による切断試験
を行なうことによりpTBCDF−02を保持する菌を
選定した(pTBCDF−02/HBIOI、 (14
RM p−9061))。
v) 7’ラスミF pTBCDF−OfまたはpTB
CDF−02を保持するエシェリヒア・:I’JHB
101株ヲ25μg/meストレプトマイシンおよび2
5μg/mllアンピシリンを含むし培地(1%バタト
トリプトン、0.5%酵母エキス、0.5 %NaC(
1、0,1%グルコース、pH7,5) 10ml中
で37℃−晩生前させた。ついで培養懸濁液5mlをM
9−カザミノ酸培地(0,6%NaJPO4・12H2
0、0,3%KHzPO4,0,05%Na(J!、0
.1%NH4,C6,0,05%Mg5On・7 Hz
O,0,00147%CaCR2+ o、 2%グルコ
ース、0.2%カザミノ酸、0.02%L−ロイシン、
0.02%L−プロリフ、 0.0002%チアミン
塩酸塩、100μg / m l!チアンシリン、25
μg/mβストレプトマイシン、pH7,4)へ接種し
、28℃にて3時間培養した。その後25μg/mβに
なる様3−インドールアクリル酸(144)を添加し、
23℃にて21時間誘導培養した。培養菌体を遠心分離
し、20mM)リス−塩酸(p)+7.5 、 30m
M NaCl!、を含む)で洗浄し、同じ緩衝液8m6
に懸濁した。かくして菌体内に産生される蛋白を50
mM EDTA存在下1%ドデシル硫酸ナトリウム(S
DS)または1■/mβリゾチーム消化に引き続きソニ
ック処理(50W、30秒間)することにより抽出した
。
CDF−02を保持するエシェリヒア・:I’JHB
101株ヲ25μg/meストレプトマイシンおよび2
5μg/mllアンピシリンを含むし培地(1%バタト
トリプトン、0.5%酵母エキス、0.5 %NaC(
1、0,1%グルコース、pH7,5) 10ml中
で37℃−晩生前させた。ついで培養懸濁液5mlをM
9−カザミノ酸培地(0,6%NaJPO4・12H2
0、0,3%KHzPO4,0,05%Na(J!、0
.1%NH4,C6,0,05%Mg5On・7 Hz
O,0,00147%CaCR2+ o、 2%グルコ
ース、0.2%カザミノ酸、0.02%L−ロイシン、
0.02%L−プロリフ、 0.0002%チアミン
塩酸塩、100μg / m l!チアンシリン、25
μg/mβストレプトマイシン、pH7,4)へ接種し
、28℃にて3時間培養した。その後25μg/mβに
なる様3−インドールアクリル酸(144)を添加し、
23℃にて21時間誘導培養した。培養菌体を遠心分離
し、20mM)リス−塩酸(p)+7.5 、 30m
M NaCl!、を含む)で洗浄し、同じ緩衝液8m6
に懸濁した。かくして菌体内に産生される蛋白を50
mM EDTA存在下1%ドデシル硫酸ナトリウム(S
DS)または1■/mβリゾチーム消化に引き続きソニ
ック処理(50W、30秒間)することにより抽出した
。
表1に示す如くヒトBCDF cDNAの3′末端側の
一部が欠損し、その欠損部にヒ)IL−2CDNΔの一
部が結合している。pTBcDF−Of/HBIOI及
び完全な形のヒトBCDF 、DN八を有するpTBC
DF−02/HBIOIのどちらの培養抽出液はBCD
F活性を示した。
一部が欠損し、その欠損部にヒ)IL−2CDNΔの一
部が結合している。pTBcDF−Of/HBIOI及
び完全な形のヒトBCDF 、DN八を有するpTBC
DF−02/HBIOIのどちらの培養抽出液はBCD
F活性を示した。
表L Miみ換えDNA保持菌の培養抽出液のBCD
F活性(リバース・プラーク法による)ここに得られた
りコンビナンドBCDFは実施例1と同様の方法で精製
濃縮され、単一蛋白標品が逆相クロマトグラフ用カラム
5ynchropak RP−P(C+a)を用いたH
P L Cにて、アセトニトリル974度50−55
%で溶出された。そのアミノ酸配列も実施例1同様に決
定され、N端構造を確認した。
F活性(リバース・プラーク法による)ここに得られた
りコンビナンドBCDFは実施例1と同様の方法で精製
濃縮され、単一蛋白標品が逆相クロマトグラフ用カラム
5ynchropak RP−P(C+a)を用いたH
P L Cにて、アセトニトリル974度50−55
%で溶出された。そのアミノ酸配列も実施例1同様に決
定され、N端構造を確認した。
すなわちpTBCDF−02/HBIOIが生産するポ
リペプチドは下記のアミノ酸配列を有する。
リペプチドは下記のアミノ酸配列を有する。
PROVAL PROPROGLY GLU A
SP SERLYS ASP VALALA
ALA PRO1(Is ARG GLN P
I?OLEU Tl(RSER5ERGLU AR
G ILE ASP LYS GLN IL
E ARG TYRILE LEU^SP GLY
ILE SERALA LEU ARG LYS G
LU THRCYSASN LYS SERASN M
ET CYS GLU SERSERLYS GLUA
LA LEU ALA GLU ASN A
SN LEU ASN LEll PROLY
SMET ALA GLU LYS ASP
GLY CYS PHE GLN SER’
GLYPHE ASN GLU GLU Tl(RC
YS LEU VAL LYS ILE ILETHR
GLy LEU LED GLU PHE GLU V
AL TYRLEU GLUTYRLEU GLN
ASN ARG PHE GLU SERS
ERGLU GLUGLN ALA ARG
ALA VAL GLN MET SERTH
RLYS VALLEU ILE GLN PIE
LEU GLN LYS LYS ALA LYS A
SNLEU ASP ALA ILE THRT
HRPROASP PROTHRTHR八Sへ A
LA SERLEU LEU THRLYS
LEU GLN ALA GLN八Sへ GL
N TRP LEU GLN ASP ME
T THRTHRHIS LEUILE LE[
I ARG SERPHE LYS GLU
PHE LEU GLN 5ER3ERLEU
ARG ALA LEU ARG GLN
MET実施例9 (1)プラスミドpT13s (Nco) (実施例8
に記述)及び、pBSF2−38を用いてヒトインター
ロイキン−2(HIL−2)とのヒトBCDF融合蛋白
(△HI L −2−BCDF)を生産する組み換えD
NAを以下のように構築した。(第11.12図)i)
プラスミドρT13S (Nco)を制限酵素BglI
IおよびXbaIで切断し、アガロースゲル電気泳動に
より大きなりNA断片を単離精製した。他方、プラスミ
ドpBSF2−38を制限酵素BamHIで切断し、ア
ガロースゲル電気泳動によりヒトBCDF cDNAイ
ンサートを含む小さなりNA断片を回収した。
SP SERLYS ASP VALALA
ALA PRO1(Is ARG GLN P
I?OLEU Tl(RSER5ERGLU AR
G ILE ASP LYS GLN IL
E ARG TYRILE LEU^SP GLY
ILE SERALA LEU ARG LYS G
LU THRCYSASN LYS SERASN M
ET CYS GLU SERSERLYS GLUA
LA LEU ALA GLU ASN A
SN LEU ASN LEll PROLY
SMET ALA GLU LYS ASP
GLY CYS PHE GLN SER’
GLYPHE ASN GLU GLU Tl(RC
YS LEU VAL LYS ILE ILETHR
GLy LEU LED GLU PHE GLU V
AL TYRLEU GLUTYRLEU GLN
ASN ARG PHE GLU SERS
ERGLU GLUGLN ALA ARG
ALA VAL GLN MET SERTH
RLYS VALLEU ILE GLN PIE
LEU GLN LYS LYS ALA LYS A
SNLEU ASP ALA ILE THRT
HRPROASP PROTHRTHR八Sへ A
LA SERLEU LEU THRLYS
LEU GLN ALA GLN八Sへ GL
N TRP LEU GLN ASP ME
T THRTHRHIS LEUILE LE[
I ARG SERPHE LYS GLU
PHE LEU GLN 5ER3ERLEU
ARG ALA LEU ARG GLN
MET実施例9 (1)プラスミドpT13s (Nco) (実施例8
に記述)及び、pBSF2−38を用いてヒトインター
ロイキン−2(HIL−2)とのヒトBCDF融合蛋白
(△HI L −2−BCDF)を生産する組み換えD
NAを以下のように構築した。(第11.12図)i)
プラスミドρT13S (Nco)を制限酵素BglI
IおよびXbaIで切断し、アガロースゲル電気泳動に
より大きなりNA断片を単離精製した。他方、プラスミ
ドpBSF2−38を制限酵素BamHIで切断し、ア
ガロースゲル電気泳動によりヒトBCDF cDNAイ
ンサートを含む小さなりNA断片を回収した。
そして、該BamHIヒトBCDF cDNAインサー
トを制限酵素Xbalで完全切断し、更にMvaIで部
分切断した。
トを制限酵素Xbalで完全切断し、更にMvaIで部
分切断した。
次に、上記プロモータを含むpT13s (Nco)断
片。
片。
ヒトBCDF cDNAを含むMva I −Xba
I断片含有DNA混合物および合成り N A (C)
C5′GATCTCTTCAGAGCCCCAGT
ACCCCC′3′と5′末端をリン酸化した” TG
GGGGTACTGGGGCTCTGAAGA3’ )
を混合し、T4DNAリガーゼを使って結合させた。得
られた組換えDNAを、エシェリヒア・コリHB 10
1株へ導入し、アンピシリン抵抗性を有する株を選択し
た。得られた株よりコロニーハイブリダイゼーション法
により合成り N A (C) とハイブリダイズする
DNAを有する株を選択した。分離した株からプラスミ
ドDNAを得て制限酵素による切断試験および結合部位
付近の塩基配列の決定を行なうことにより、pTBCD
F−11を保持する菌を選定した(pTBCDF−11
/HB 101 )。
I断片含有DNA混合物および合成り N A (C)
C5′GATCTCTTCAGAGCCCCAGT
ACCCCC′3′と5′末端をリン酸化した” TG
GGGGTACTGGGGCTCTGAAGA3’ )
を混合し、T4DNAリガーゼを使って結合させた。得
られた組換えDNAを、エシェリヒア・コリHB 10
1株へ導入し、アンピシリン抵抗性を有する株を選択し
た。得られた株よりコロニーハイブリダイゼーション法
により合成り N A (C) とハイブリダイズする
DNAを有する株を選択した。分離した株からプラスミ
ドDNAを得て制限酵素による切断試験および結合部位
付近の塩基配列の決定を行なうことにより、pTBCD
F−11を保持する菌を選定した(pTBCDF−11
/HB 101 )。
ii)プラスミドpBSF2−38を制限酵素Ban1
で切断し、DNAポリメラーゼI (Klenow)
処理し、XbaIで切断後、アガロースゲル電気泳動に
より約150塩基対DNA断片を分離した。
で切断し、DNAポリメラーゼI (Klenow)
処理し、XbaIで切断後、アガロースゲル電気泳動に
より約150塩基対DNA断片を分離した。
1ii)i)で得たpTBCDF−11を制限酵素Ba
mHIで切断し、DNAポリメラーゼI (Klen
oiy)処理後、Xbalで切断し、アガロースゲル電
気泳動により大きいDNA断片を回収した。
mHIで切断し、DNAポリメラーゼI (Klen
oiy)処理後、Xbalで切断し、アガロースゲル電
気泳動により大きいDNA断片を回収した。
1v)ii)とiii )で得られた2種類のDNA断
片をT4DNAリガーゼを使って結合させた。得られた
組換えDNAをエシェリヒア・コリHBIOI株へ導入
し、アンピシリン抵抗性を有する株を選択した。得られ
た株からプラスミドDNAを得て制限酵素による切断試
験を行なうことによりpTBCDF−12を保持する菌
を選定した(pTBCDF−12/ HB 101 、
(FBIIM P−9062)。
片をT4DNAリガーゼを使って結合させた。得られた
組換えDNAをエシェリヒア・コリHBIOI株へ導入
し、アンピシリン抵抗性を有する株を選択した。得られ
た株からプラスミドDNAを得て制限酵素による切断試
験を行なうことによりpTBCDF−12を保持する菌
を選定した(pTBCDF−12/ HB 101 、
(FBIIM P−9062)。
v) BCDF cDNAの5′末端にヒトIL−2c
DNAの一部が結合、かつ3′末端側の一部が欠損し、
その欠損部にヒ)IL2cDNAの一部が結合している
プラスミドpTBCDF−11を保持するHBIOI及
び完全なりCDF cDNAの5′末端側にヒトIL−
2cDNAの一部が結合しているプラスミドpTBCD
F−12を保持するHBIOIの両方を実施例8に従い
培養し、抽出液を得た。表2に示す如く、両培養抽出液
はBCDF活性を示した。
DNAの一部が結合、かつ3′末端側の一部が欠損し、
その欠損部にヒ)IL2cDNAの一部が結合している
プラスミドpTBCDF−11を保持するHBIOI及
び完全なりCDF cDNAの5′末端側にヒトIL−
2cDNAの一部が結合しているプラスミドpTBCD
F−12を保持するHBIOIの両方を実施例8に従い
培養し、抽出液を得た。表2に示す如く、両培養抽出液
はBCDF活性を示した。
表2 組み換えDNA保持菌の培養抽出液のBCDF活
性(リバース・プラーク法による)実施例10 実施例8に従いpTBCDF−12/HBIOI (実
施例9に記述)を培養し、以下の手順で菌体内に生成し
た顆粒を抽出した。
性(リバース・プラーク法による)実施例10 実施例8に従いpTBCDF−12/HBIOI (実
施例9に記述)を培養し、以下の手順で菌体内に生成し
た顆粒を抽出した。
遠心分離により菌体を集め、10倍濃縮になるように、
30mM NaCj2を含む20mM Tris−H(
l緩衝液(pH7,5>を添加し、懸濁後、そこにリゾ
チーム1■/lβ、 EDTAo、 05 Mを添加し
攪拌した後、水中にて、1時間放置した。次いで、超音
波破砕で菌体を破壊し、10.OOOrpm、 5分間
の遠心分離で顆粒を回収した。
30mM NaCj2を含む20mM Tris−H(
l緩衝液(pH7,5>を添加し、懸濁後、そこにリゾ
チーム1■/lβ、 EDTAo、 05 Mを添加し
攪拌した後、水中にて、1時間放置した。次いで、超音
波破砕で菌体を破壊し、10.OOOrpm、 5分間
の遠心分離で顆粒を回収した。
この顆粒を6M塩酸グアニジンで可溶化し、△HIL−
2−BCDF濃度が100.crg/mA、及び2M塩
酸グアニジン溶液となるように、濃度調整を行ない、こ
れに、酸化型グルタチオン1mMと還元型グルタチオン
10mMを添加し、pH8,0、室温で10〜16時間
放置した。次に5ephadex G−25によるゲル
濾過で塩酸グアニジンを除去すると同時に、カリクレイ
ン反応用緩衝液溶液となった△HIL−2−BCDF相
当画分を得た。本物質を5DS−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動により、分子量は、アミノ酸組成から計算し
た値とほぼ一致し、又、プロテインシークエンサーにて
、N末端側のアミノ酸配列を検定した結果、HIL−2
の配列であることが確認された。
2−BCDF濃度が100.crg/mA、及び2M塩
酸グアニジン溶液となるように、濃度調整を行ない、こ
れに、酸化型グルタチオン1mMと還元型グルタチオン
10mMを添加し、pH8,0、室温で10〜16時間
放置した。次に5ephadex G−25によるゲル
濾過で塩酸グアニジンを除去すると同時に、カリクレイ
ン反応用緩衝液溶液となった△HIL−2−BCDF相
当画分を得た。本物質を5DS−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動により、分子量は、アミノ酸組成から計算し
た値とほぼ一致し、又、プロテインシークエンサーにて
、N末端側のアミノ酸配列を検定した結果、HIL−2
の配列であることが確認された。
すなわち、このBCDF活性を有するポリペプチドは下
記のアミノ酸配列を有する。
記のアミノ酸配列を有する。
ALA PROTHRSERSERSERTHRLYS
LYS THRGLNLEU GLN LEU GL
U HIS LEU LEU LEU ASP LEU
PI−IEARG ALA PROVAL P
ROPROGLY GLU ASP SERLY
SAsp VAL ALA ALA PROH
IS ARG GLN PROLEU T)I
R3ERSERGLU ARG ILE ASP LY
S GLN ILE ARG TYRILE LEU
ASP GLY ILE SERALA
LEU ARG LYS GLUTHRCYS
ASN LYS SERASN ?tET
CYS GLU SERSERLYS GLU
ALA LEU ALA GLU ASN
ASN LEU ASN LEUPROLYS
MET ALA GLU LYS ASP
GLY CYS PHE GLNSERGL
Y PHE ASN GLU GLU TH
RCYS LEU VAL LYSILE I
LE THRGLY LEU LEU GLU
PHE GLU VAL TYRLEU GL
U TYRLEU GLN ASN ARG
PHE GLU SER5ERGLU GLU
GLN ALA ARG ALA VAL
GLN MET SERTHRLYS VAL
LEtl ILE GLN PHE LEU
GLN LYS LYS ALALYS A
SN LED A’SP ALA ILE
THRTHRPIIOASP PROTHRTHRA
SN ALA SERLEU LEU THR
LYS LEU GLNALA GLN AS
N GLN TRP LEU GLN AS
P MET THRTHRHIS LE’U
ILE LEU ARG SERPHE LY
S GLU P)IE LEUGLN SERS
ERLEU ARG ALA LEU ARG
GLN MET(2)カリクレインによる切断 113mM NaCAを含む、50mM Tris−H
CA緩衝液、pH7,8中で得られた△HI L−2−
BCDF80vgとヒトプラズマカリクレインを37℃
、15時間反応後、逆相HPLCで^1a−BCDF相
当画分を分取した。これを、プロテインシークエンサー
にてN末端付近のアミノ酸配列を分析した結果△旧L−
2−BCDFが定量的にAla−BC叶蛋白に変換され
たことが確認された。なおr Ala−BCD、FJと
は、BC叶のN末端にAla 1個が付加したものであ
り、具体的には下記のアミノ酸配列を有する。
LYS THRGLNLEU GLN LEU GL
U HIS LEU LEU LEU ASP LEU
PI−IEARG ALA PROVAL P
ROPROGLY GLU ASP SERLY
SAsp VAL ALA ALA PROH
IS ARG GLN PROLEU T)I
R3ERSERGLU ARG ILE ASP LY
S GLN ILE ARG TYRILE LEU
ASP GLY ILE SERALA
LEU ARG LYS GLUTHRCYS
ASN LYS SERASN ?tET
CYS GLU SERSERLYS GLU
ALA LEU ALA GLU ASN
ASN LEU ASN LEUPROLYS
MET ALA GLU LYS ASP
GLY CYS PHE GLNSERGL
Y PHE ASN GLU GLU TH
RCYS LEU VAL LYSILE I
LE THRGLY LEU LEU GLU
PHE GLU VAL TYRLEU GL
U TYRLEU GLN ASN ARG
PHE GLU SER5ERGLU GLU
GLN ALA ARG ALA VAL
GLN MET SERTHRLYS VAL
LEtl ILE GLN PHE LEU
GLN LYS LYS ALALYS A
SN LED A’SP ALA ILE
THRTHRPIIOASP PROTHRTHRA
SN ALA SERLEU LEU THR
LYS LEU GLNALA GLN AS
N GLN TRP LEU GLN AS
P MET THRTHRHIS LE’U
ILE LEU ARG SERPHE LY
S GLU P)IE LEUGLN SERS
ERLEU ARG ALA LEU ARG
GLN MET(2)カリクレインによる切断 113mM NaCAを含む、50mM Tris−H
CA緩衝液、pH7,8中で得られた△HI L−2−
BCDF80vgとヒトプラズマカリクレインを37℃
、15時間反応後、逆相HPLCで^1a−BCDF相
当画分を分取した。これを、プロテインシークエンサー
にてN末端付近のアミノ酸配列を分析した結果△旧L−
2−BCDFが定量的にAla−BC叶蛋白に変換され
たことが確認された。なおr Ala−BCD、FJと
は、BC叶のN末端にAla 1個が付加したものであ
り、具体的には下記のアミノ酸配列を有する。
ALA PROVAL PROPROGLY G
LU ASP SERLYS ASPVAL
ALA ALA PROHIS ARG GL
N PROLEU THR5ER5ERGLU
ARG ILE ASP LYS GLN
ILE ARG TYRILELEU ASP G
LY ILE SERALA LEU ARG LYS
GLU THRCYS ASN LYS SE
RASN MET CYS GLU SERS
ERLYSGLU ALA LEU ALA
GLU ASN ASN LEU ASN
LEU PROLYS MET ALA GL
U LYS ASP GLY CYS PH
E GLN 5ERGLY PHF、 ASN
GLU GLU THRCYS LEU
VAL LYS ILEILE THRGLY L
EU LEU GLU PHE GLU VAL TY
RLEUGLU TYRLED GLN ASN
ARG PHE GLU SERSERGL
UGLU GLN ALA ARG ALA
VAL GLN MET SERTHRLYS
VAL LEU ILE GLN PHE
LEU GLN LYS LYS ALA
LYS八Sへ LEU ASP ALA IL
E THRTHRPRO八SP PROTHRTH
RASN ALA SERLEU LEU T
HRLYS LEU GLN AL八へLN
ASN GLN TRP LEU GLN
ASP 門ET THRTHRHlsLEU IL
E LEU ARG SERPIE LYS GLII
PI(E LEU GLNSERSERLEU A
RG ALA LEU ARG GLN M
ET(3)アミノペプチダーゼPによるN末端Alaの
除去 アミノペプチダーゼPは、Methods Enzym
ol、皿。
LU ASP SERLYS ASPVAL
ALA ALA PROHIS ARG GL
N PROLEU THR5ER5ERGLU
ARG ILE ASP LYS GLN
ILE ARG TYRILELEU ASP G
LY ILE SERALA LEU ARG LYS
GLU THRCYS ASN LYS SE
RASN MET CYS GLU SERS
ERLYSGLU ALA LEU ALA
GLU ASN ASN LEU ASN
LEU PROLYS MET ALA GL
U LYS ASP GLY CYS PH
E GLN 5ERGLY PHF、 ASN
GLU GLU THRCYS LEU
VAL LYS ILEILE THRGLY L
EU LEU GLU PHE GLU VAL TY
RLEUGLU TYRLED GLN ASN
ARG PHE GLU SERSERGL
UGLU GLN ALA ARG ALA
VAL GLN MET SERTHRLYS
VAL LEU ILE GLN PHE
LEU GLN LYS LYS ALA
LYS八Sへ LEU ASP ALA IL
E THRTHRPRO八SP PROTHRTH
RASN ALA SERLEU LEU T
HRLYS LEU GLN AL八へLN
ASN GLN TRP LEU GLN
ASP 門ET THRTHRHlsLEU IL
E LEU ARG SERPIE LYS GLII
PI(E LEU GLNSERSERLEU A
RG ALA LEU ARG GLN M
ET(3)アミノペプチダーゼPによるN末端Alaの
除去 アミノペプチダーゼPは、Methods Enzym
ol、皿。
521 (1970)に記載されている方法により精製
を行なった。
を行なった。
(2)テ得られたAla−BCDF溶液を、0.4mM
MnCA 2を含む50mM Tris−1(Cj!
緩衝液(pH8,0)で平衡化した5ephadexG
−25によるゲル濾過でAla−BCDF相当画分を
得た。このようにして得られたAla−BCDF 50
μgにアミノペプチダーゼPを添加し、37℃、16時
間反応後、逆相HPLC:テBCDF相当画分を分取し
た。さらに、プロテインシークエンサーにてN末端側の
アミノ酸配列を分析した結果、Ala−BCDFが定量
的にBC叶に変換されたことが確認された。なお表3に
は、Ala−BC叶およびBC叶の活性を示す。
MnCA 2を含む50mM Tris−1(Cj!
緩衝液(pH8,0)で平衡化した5ephadexG
−25によるゲル濾過でAla−BCDF相当画分を
得た。このようにして得られたAla−BCDF 50
μgにアミノペプチダーゼPを添加し、37℃、16時
間反応後、逆相HPLC:テBCDF相当画分を分取し
た。さらに、プロテインシークエンサーにてN末端側の
アミノ酸配列を分析した結果、Ala−BCDFが定量
的にBC叶に変換されたことが確認された。なお表3に
は、Ala−BC叶およびBC叶の活性を示す。
表3 pTBCDF−12/HBIOI生産物ノBC
DF活性(リバース・プラーク法による) BCDF活性を示す。
DF活性(リバース・プラーク法による) BCDF活性を示す。
実施例11
プラスミドpTBCDF−01及びpT9−11を用い
てC末端の欠落したヒ) BCDFを発現する組換えD
NAを以下のように構築した。(第13図)i)プラス
ミドpTBCDF−01を制限酵素Xbalで切断し、
DNAポリメラーゼI (Klenow)処理し、P
vulで切断後、アガロースゲル電気泳動によりtrp
ploおよび3′欠落ヒトBCDF cDNAを含む
小さなりNA断片を分離した。一方、プラスミドpT9
−11を制限酵素BamHIおよびpvuIで切断し、
アガロースゲル電気泳動によりtrp Aターミネータ
−を含む大きいDNA断片を回収した。
てC末端の欠落したヒ) BCDFを発現する組換えD
NAを以下のように構築した。(第13図)i)プラス
ミドpTBCDF−01を制限酵素Xbalで切断し、
DNAポリメラーゼI (Klenow)処理し、P
vulで切断後、アガロースゲル電気泳動によりtrp
ploおよび3′欠落ヒトBCDF cDNAを含む
小さなりNA断片を分離した。一方、プラスミドpT9
−11を制限酵素BamHIおよびpvuIで切断し、
アガロースゲル電気泳動によりtrp Aターミネータ
−を含む大きいDNA断片を回収した。
この様にして調整した両DNA断片と合成りNA(C)
(”CCTAGCCCGGGTG八八TGAAT
3 ′ とへへ′ GATCATTCATTCACCC
GGGCTAGG″′)を混合し、T 4 DNAリガ
ーゼを使って結合させた。得られた組換えDNAを、エ
シェリヒア・コリHBIOI株へ導入し、アンピシリン
抵抗性を有する株を選択した。
(”CCTAGCCCGGGTG八八TGAAT
3 ′ とへへ′ GATCATTCATTCACCC
GGGCTAGG″′)を混合し、T 4 DNAリガ
ーゼを使って結合させた。得られた組換えDNAを、エ
シェリヒア・コリHBIOI株へ導入し、アンピシリン
抵抗性を有する株を選択した。
分離した株からプラスミドDNAを得て制限酵素による
切断試験および結合部位付近の塩基配列の決定を行なう
ことにより、pTBCDF−03を保持する菌を選定し
た(pTBCDF−03/HB 101 )。
切断試験および結合部位付近の塩基配列の決定を行なう
ことにより、pTBCDF−03を保持する菌を選定し
た(pTBCDF−03/HB 101 )。
尚、pTBCDF−03はBCDF cDNAの3′末
端側の一部が欠損している遺伝子を有するプラスミドで
ある。
端側の一部が欠損している遺伝子を有するプラスミドで
ある。
また、pTBCDF−03/HB 101が生産するポ
リペプチドは下記のアミノ酸配列を有するものと考えら
れる。
リペプチドは下記のアミノ酸配列を有するものと考えら
れる。
PROVAL PROPROGLY GLU A
SP SERLYS ASP VALALA A
LA PRO旧S ARG GLN PROLEU T
IIRSER5ERG[、U ARG ILE ASP
LYS GLN ILE ARG TYRILE L
EUASP GLY ILE SERALA LEU
ARG LYS GLU THRCYSASN LY
S SERASN MET CYS GL[l
SERSERLYS GLU八LA LEU
ALA GLU ASN ASN LEU
ASN LEU PROLYSMET ALA
GLU LYS ASP GLY CYS
PHE GLN SERGLYPI(E A
SN GLU GLU THRCYS LEU
VAL LYS ILE ILETl(RG
LY LEU LEU GLU PIE G
LU VAL TYRLEU GLtlTYRL
EU GLN ASN ARG PHE GLU
SERSERGLU GLUGLN ALA
ARG ALA VAL GLN MET
SEI? THRLYS VALLED ILE
GLN PHE LEU GLN LYS
LYS ALA LYS ASNLED
ALA ii ) pTBCDF−03/ HB 101から実
施例8と同様に培養抽出液を調製した。表4に示す如く
、pTBCDF−03/HB 101の培養抽出液はB
CDF活性を示した。
SP SERLYS ASP VALALA A
LA PRO旧S ARG GLN PROLEU T
IIRSER5ERG[、U ARG ILE ASP
LYS GLN ILE ARG TYRILE L
EUASP GLY ILE SERALA LEU
ARG LYS GLU THRCYSASN LY
S SERASN MET CYS GL[l
SERSERLYS GLU八LA LEU
ALA GLU ASN ASN LEU
ASN LEU PROLYSMET ALA
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PHE GLN SERGLYPI(E A
SN GLU GLU THRCYS LEU
VAL LYS ILE ILETl(RG
LY LEU LEU GLU PIE G
LU VAL TYRLEU GLtlTYRL
EU GLN ASN ARG PHE GLU
SERSERGLU GLUGLN ALA
ARG ALA VAL GLN MET
SEI? THRLYS VALLED ILE
GLN PHE LEU GLN LYS
LYS ALA LYS ASNLED
ALA ii ) pTBCDF−03/ HB 101から実
施例8と同様に培養抽出液を調製した。表4に示す如く
、pTBCDF−03/HB 101の培養抽出液はB
CDF活性を示した。
表4 組み換えDNA保持菌の培養抽出液のBC叶活性
(リバース・プラーク法による)
(リバース・プラーク法による)
第1図は、サル細胞発現用組み換えDNAの構築法。第
2図は、El isa法で測定したpBSF 2−38
cDNAを遺伝子導入したサル細胞CO5−7の培養上
清のBCDF活性。第3図は、リバース・プラーク法に
より測定したpBSF 2−38 cDNAを遺伝子導
入したサル細胞CO3−7の培養上清のBCDF活性。 第4図は、pBSF 2−38 cDNAインサートの
ノーザンブロッティング分析。第5図は、BCDFの塩
素配列及びアミノ酸配列。第6図は制限酵素地図。 第7図はプラスミドpT13s (Nco)の構築図。 第8図は合成型ヒトインターロイキン2(HIL−2)
の塩基配列及び制限酵素地図。第9図はプラスミドpT
BCDF−01の構築図。第10図はプラスミドpTB
CDF−02の構築図。第11図はプラスミドpTBC
DF−11の構築図。第12図はプラスミドpTBCD
F−12の構築図。第13図はプラスミドpTBCDF
−03の構築図。 OX54 X18 X6 サンプルの希釈度 サンプルの希釈度 GGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGG
GGGGGGGGGGGGGAlo
2図は、El isa法で測定したpBSF 2−38
cDNAを遺伝子導入したサル細胞CO5−7の培養上
清のBCDF活性。第3図は、リバース・プラーク法に
より測定したpBSF 2−38 cDNAを遺伝子導
入したサル細胞CO3−7の培養上清のBCDF活性。 第4図は、pBSF 2−38 cDNAインサートの
ノーザンブロッティング分析。第5図は、BCDFの塩
素配列及びアミノ酸配列。第6図は制限酵素地図。 第7図はプラスミドpT13s (Nco)の構築図。 第8図は合成型ヒトインターロイキン2(HIL−2)
の塩基配列及び制限酵素地図。第9図はプラスミドpT
BCDF−01の構築図。第10図はプラスミドpTB
CDF−02の構築図。第11図はプラスミドpTBC
DF−11の構築図。第12図はプラスミドpTBCD
F−12の構築図。第13図はプラスミドpTBCDF
−03の構築図。 OX54 X18 X6 サンプルの希釈度 サンプルの希釈度 GGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGG
GGGGGGGGGGGGGAlo
Claims (18)
- (1)ヒトB細胞分子化因子(以下BCDFと記す)活
性を有するポリペプチド。 - (2)ポリペプチドがN末端にProを有するものであ
る特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 - (3)ポリペプチドがC末端にMetを有するものであ
る特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 - (4)ポリペプチドがN末端にProを有し、かつC末
端にMetを有するものである特許請求の範囲第1項記
載のポリペプチド。 - (5)ポリペプチドが該ポリペプチドの構造中にPro
−Val−Pro−Pro−Gly−Gluのアミノ酸
部分配列を有し、かつ、糖鎖を含有しないものである特
許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 - (6)ポリペプチドが原核生物細胞で生産されたもので
ある特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 - (7)ポリペプチドが該ポリペプチド鎖に物理的、化学
的改変を加えた修飾体であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のポリペプチド。 - (8)ポリペプチドが下記のアミノ酸配列( I )を有
するものである特許請求の範囲第1項記載のポリペプチ
ド。 アミノ酸配列( I ): 【アミノ酸配列があります】 - (9)ポリペプチドが下記のアミノ酸配列(II)を有す
るものである特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド
。 アミノ酸配列(II): 【アミノ酸配列があります】 - (10)ポリペプチドが下記のアミノ酸配列(III)を
有するものである特許請求の範囲第1項記載のポリペプ
チド。 アミノ酸配列(III): - (11)ポリペプチドが下記のアミノ酸配列(IV)を有
するものである特許請求の範囲第1項記載のポリペプチ
ド。 アミノ酸配列(IV): 【アミノ酸配列があります】 - (12)ポリペプチドが下記のアミノ酸配列(V)を有
するものである特許請求の範囲第1項記載のポリペプチ
ド アミノ酸配列(V): - (13)ポリペプチドが該ポリペプチド構造中の1個ま
たは複数個のアミノ酸を他のアミノ酸に置き換えた構造
を有するものである特許請求の範囲第8項ないし第12
項記載のポリペプチド。 - (14)ポリペプチドが該ポリペプチドのN末端または
C末端より1個もしくは複数個のアミノ酸が欠損し、か
つ連続している複数のアミノ酸からなるものである特許
請求の範囲第8項ないし第12項記載のポリペプチド。 - (15)ポリペプチドが該ポリペプチドのN末端及び/
またはC末端に1個もしくは複数個のアミノ酸が付加さ
れたものである特許請求の範囲第8項ないし第12項記
載のポリペプチド。 - (16)ヒトBCDF活性を有するポリペプチドをコー
ドする遺伝子及び原核生物の細胞内で複製可能なベクタ
ーDNAよりなることを特徴とする組み換えDNA。 - (17)ヒトBCDF活性を有するポリペプチドをコー
ドする遺伝子及び原核生物の細胞内で複製可能なベクタ
ーDNAよりなる組み換えDNAにより形質転換された
ことを特徴とする原核生物細胞。 - (18)ヒトBCDF活性を有するポリペプチドをコー
ドする遺伝子及び原核生物の細胞内で複製可能なベクタ
ーDNAよりなる組み換えDNAにより形質転換された
原核生物細胞を培地中にて培養し、生産されるヒトBC
DFを採取することを特徴とするヒトBCDFの製造法
。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61302699A JP2676341B2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | B細胞分化因子の製造法 |
EP93114732A EP0585957A1 (en) | 1986-08-06 | 1987-08-06 | Recombinant B-cell differentiation factor |
DE3750106T DE3750106T3 (de) | 1986-08-06 | 1987-08-06 | Rekombinanter B-Zell-Differenzierungsfaktor. |
EP87111409A EP0257406B2 (en) | 1986-08-06 | 1987-08-06 | Recombinant B-cell differentiation factor |
US07/366,866 US5186931A (en) | 1986-08-06 | 1989-06-15 | Composition and method for supporting bone marrow transplantation |
US07/877,731 US5362489A (en) | 1986-08-06 | 1992-05-04 | Use of recombinant B-cell differentiation factor for augmenting antibody production and stimulating bone marrow proliferation |
US08/309,612 US5541088A (en) | 1986-08-06 | 1994-09-21 | Recombinant process of producing non-glycosylated B-cell defferentiation factor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61302699A JP2676341B2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | B細胞分化因子の製造法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5320384A Division JPH06336497A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | B細胞分化因子及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63157996A true JPS63157996A (ja) | 1988-06-30 |
JP2676341B2 JP2676341B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=17912126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61302699A Expired - Lifetime JP2676341B2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-12-18 | B細胞分化因子の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2676341B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0236129A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-06 | Ajinomoto Co Inc | ワクチン効果増強剤 |
WO1992004041A1 (en) * | 1990-08-31 | 1992-03-19 | Santen Pharmaceutical Co., Ltd. | Remedy for corneal damages |
WO1992014832A1 (en) * | 1991-02-26 | 1992-09-03 | Ajinomoto Co., Inc. | Processes for purifying human bcdf |
-
1986
- 1986-12-18 JP JP61302699A patent/JP2676341B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0236129A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-06 | Ajinomoto Co Inc | ワクチン効果増強剤 |
WO1992004041A1 (en) * | 1990-08-31 | 1992-03-19 | Santen Pharmaceutical Co., Ltd. | Remedy for corneal damages |
US5433944A (en) * | 1990-08-31 | 1995-07-18 | Santen Pharmaceutical Co., Ltd. | Therapeutic agent for corneal disorders |
WO1992014832A1 (en) * | 1991-02-26 | 1992-09-03 | Ajinomoto Co., Inc. | Processes for purifying human bcdf |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2676341B2 (ja) | 1997-11-12 |
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Legal Events
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