JPS63154874A - 可変容量型油圧ポンプの制御装置 - Google Patents
可変容量型油圧ポンプの制御装置Info
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- JPS63154874A JPS63154874A JP30234386A JP30234386A JPS63154874A JP S63154874 A JPS63154874 A JP S63154874A JP 30234386 A JP30234386 A JP 30234386A JP 30234386 A JP30234386 A JP 30234386A JP S63154874 A JPS63154874 A JP S63154874A
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- Japan
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- engine
- pump
- swash plate
- work mode
- absorption horsepower
- Prior art date
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- Granted
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2221—Control of flow rate; Load sensing arrangements
- E02F9/2232—Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps
- E02F9/2235—Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps including an electronic controller
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、エンジンによって駆動される可変容量型油圧
ポンプを制御する装置に関する。
ポンプを制御する装置に関する。
パワーショベル等の建設機械には、エンジンで駆動され
る可変容量型油圧ポンプが設けられてぃる。そして、作
業モード(高負荷作業、軽負荷作業等)に応じて−に記
ポンプの吸収トルクを変化させる装置が特開昭60−2
04987号によって提案されている。
る可変容量型油圧ポンプが設けられてぃる。そして、作
業モード(高負荷作業、軽負荷作業等)に応じて−に記
ポンプの吸収トルクを変化させる装置が特開昭60−2
04987号によって提案されている。
ところで上記従来装置では、エンジンのオーバヒートに
対処できないという欠点をもつ。なお、上記オーバヒー
ト時の対応手段として、エンジンの出力馬力や回転数を
低下させることが考えられるが、エンジンの直接負荷で
ある上記ポンプの吸収馬力を何ら変化させないこの対応
手段では、エンジンがオーバヒート状態から正常な状態
に復帰するまでに長時間を要し、このため満足な作業が
できないばかりでなく、エンジンの寿命を低下させるこ
とになる。
対処できないという欠点をもつ。なお、上記オーバヒー
ト時の対応手段として、エンジンの出力馬力や回転数を
低下させることが考えられるが、エンジンの直接負荷で
ある上記ポンプの吸収馬力を何ら変化させないこの対応
手段では、エンジンがオーバヒート状態から正常な状態
に復帰するまでに長時間を要し、このため満足な作業が
できないばかりでなく、エンジンの寿命を低下させるこ
とになる。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、エンジンがオー
バヒートした場合に速やかに正常な状態に復帰させるこ
とができる装置を提供しようとするものである。
バヒートした場合に速やかに正常な状態に復帰させるこ
とができる装置を提供しようとするものである。
本発明は、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数
検出手段と、上記エンジンによって駆動される可変容量
型油圧ポンプの吐出圧力を検出する圧力検出手段と、上
記エンジンのオーバヒートを検出するオーバヒート検出
手段と、負荷の大きさに対応した作業モードを指示する
作業モード指示手段と、上記作業モードに応じたポンプ
吸収馬力特性を設定し、かつ上記オーバヒートが検出さ
れた場合に現在設定されているポンプ吸収馬力特性に代
えて軽負荷作業モードについてのポンプ吸収馬力特性を
設定する吸収馬力特性設定手段と、上記設定された吸収
馬力特性、上記エンジンの回転数および上記ポンプの吐
出圧力に基づいて、該吸収馬力特性に従った上記ポンプ
の目標斜板傾転角を求める手段と、上記オーバヒートが
検出された場合に上記エンジンの回転数を低下させる手
段と、上記ポンプの斜板の傾転角が上記目標斜板傾転角
となるように上記斜板を制御する斜板制御手段とを供え
た構成をもつ。
検出手段と、上記エンジンによって駆動される可変容量
型油圧ポンプの吐出圧力を検出する圧力検出手段と、上
記エンジンのオーバヒートを検出するオーバヒート検出
手段と、負荷の大きさに対応した作業モードを指示する
作業モード指示手段と、上記作業モードに応じたポンプ
吸収馬力特性を設定し、かつ上記オーバヒートが検出さ
れた場合に現在設定されているポンプ吸収馬力特性に代
えて軽負荷作業モードについてのポンプ吸収馬力特性を
設定する吸収馬力特性設定手段と、上記設定された吸収
馬力特性、上記エンジンの回転数および上記ポンプの吐
出圧力に基づいて、該吸収馬力特性に従った上記ポンプ
の目標斜板傾転角を求める手段と、上記オーバヒートが
検出された場合に上記エンジンの回転数を低下させる手
段と、上記ポンプの斜板の傾転角が上記目標斜板傾転角
となるように上記斜板を制御する斜板制御手段とを供え
た構成をもつ。
上記構成によれば、エンジンがオーバヒートした際に該
エンジンの回転数が低下され、かつポンプの吸収馬力が
低下される。
エンジンの回転数が低下され、かつポンプの吸収馬力が
低下される。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の実施例を示したブロック図である。
同図に示す可変容量型油圧ポンプ2は、エンジン1によ
って駆動され、斜板駆動用アクチュエータ3によってそ
の斜板2aの傾転角を変化させることにより1回転当り
の吐出流量vが変化される。
って駆動され、斜板駆動用アクチュエータ3によってそ
の斜板2aの傾転角を変化させることにより1回転当り
の吐出流量vが変化される。
なお、このポンプ1の吐出圧油は、図示されていない建
設機械の作業機等を駆動する油圧アクチュエータ(たと
えば油圧モータ、油圧シリンダ)に供給される。
設機械の作業機等を駆動する油圧アクチュエータ(たと
えば油圧モータ、油圧シリンダ)に供給される。
同図に示すアクセルセンサ4はアクセルレバ−5の操作
量に対応した信号を、エンジン回転センサ6はエンジン
1の実際の回転数Nを示す信号を、圧力センサ7はポン
プ2の吐出圧力を示す信号を、さらに温度センサ8は、
エンジン1の油塵T(たとえば、冷却水温、排気温)を
示す信号をそれぞれ出力する。
量に対応した信号を、エンジン回転センサ6はエンジン
1の実際の回転数Nを示す信号を、圧力センサ7はポン
プ2の吐出圧力を示す信号を、さらに温度センサ8は、
エンジン1の油塵T(たとえば、冷却水温、排気温)を
示す信号をそれぞれ出力する。
作業モード切換スイッチ9は、作業状態に応じてオペレ
ータにより操作され、このスイッチ9によって高負荷作
業用のHモード、中負荷作業用のMモードおよび低負荷
作業用のしモードが選択指示される。
ータにより操作され、このスイッチ9によって高負荷作
業用のHモード、中負荷作業用のMモードおよび低負荷
作業用のしモードが選択指示される。
上記アクセルセンサ4より出力される信号は、コントロ
ーラ10で増幅等の処理を施されたのち、目標エンジン
回転数Nrを示す信号として、比例ソレノイド11に入
力される。
ーラ10で増幅等の処理を施されたのち、目標エンジン
回転数Nrを示す信号として、比例ソレノイド11に入
力される。
比例ソレノイド11は、第2図に示すごとく、カバナ1
2の燃料コントロールレバー13を駆動するためのアク
チュエータとして設けられており、この比例ソレノイド
11の付勢力による上記コントロールレバー13の変位
によって燃料噴射量(エンジントルク)が変化される。
2の燃料コントロールレバー13を駆動するためのアク
チュエータとして設けられており、この比例ソレノイド
11の付勢力による上記コントロールレバー13の変位
によって燃料噴射量(エンジントルク)が変化される。
いま、エンジン1の発生馬力をWE、可変容量型油圧ポ
ンプ2の吸収馬力をW、とすると、これらはある負荷条
件下において次のように表わされる。
ンプ2の吸収馬力をW、とすると、これらはある負荷条
件下において次のように表わされる。
W E−W P −に、 −P−Q−に2
*p* N * V・・・(1) ただし、P;ポンプの吐出圧(kg / ci )Q;
ポンプの吐出流W (ff/l1in )N;エンジン
の回転数(rprA) V;ポンプの1回転当りの吐出流量 (cc/ rev ) K、、に2.定数 そして(1)式から ■−一一一一二一一一 ・・・(2)K2
φPΦN という関係が得られる。なお、周知の様にVは斜板2a
の傾転角と1:1に対応し、したがって(2〉式に示す
Vは斜板傾転角を示唆している。
*p* N * V・・・(1) ただし、P;ポンプの吐出圧(kg / ci )Q;
ポンプの吐出流W (ff/l1in )N;エンジン
の回転数(rprA) V;ポンプの1回転当りの吐出流量 (cc/ rev ) K、、に2.定数 そして(1)式から ■−一一一一二一一一 ・・・(2)K2
φPΦN という関係が得られる。なお、周知の様にVは斜板2a
の傾転角と1:1に対応し、したがって(2〉式に示す
Vは斜板傾転角を示唆している。
第3図において、符号Aはエンジン1の定格馬力カーブ
、つまりアクセルレバ−5をフル位置に操作した状態で
の馬力カーブを示す。
、つまりアクセルレバ−5をフル位置に操作した状態で
の馬力カーブを示す。
通常、建設機械ではアクセルレバ−5をフル位置に操作
した状態で作業が行なわれ、このときのエンジン1の最
大馬力点はPlとなる。
した状態で作業が行なわれ、このときのエンジン1の最
大馬力点はPlとなる。
同図に示すラインB、CおよびDは、予め設定したポン
プの吸収馬力特性である。これらの馬力特性は、それぞ
れエンジン回転数Nにつ−1での単調増加関数f+
(N)、f2 (N)およびi3 (N)であり、P
l、P2および23点で各々エンジンの定格馬力カーブ
Aと交差する。
プの吸収馬力特性である。これらの馬力特性は、それぞ
れエンジン回転数Nにつ−1での単調増加関数f+
(N)、f2 (N)およびi3 (N)であり、P
l、P2および23点で各々エンジンの定格馬力カーブ
Aと交差する。
メモリ14には、これらの馬力特性が予め格納されてい
る。
る。
(2)式に示したポンプ2の吸収馬力Wpを上言己関数
f1 (N)、f2 (N)およびf3 (N)lこ
従って変化させるには、それぞれ下式(3) 、 (4
)および(5)に示すVが得られるようにポンプ2の斜
板傾転角を制御すればよい。
f1 (N)、f2 (N)およびf3 (N)lこ
従って変化させるには、それぞれ下式(3) 、 (4
)および(5)に示すVが得られるようにポンプ2の斜
板傾転角を制御すればよい。
v、fl(N) ・・・(3)K2
譬P@N ■−f2(Σ工 ・・・(4)K2−P
llN v−f3cN> ・・・(5)K2
#P・N そして、スロットレバー5がフル位置に操作されている
状態下で上記(3) 、 (4)および(5)式に従っ
てポンプ2の斜板傾転角を制御した場合、エンジン1の
発生馬力W。とポンプ2の吸収馬力WPがそれぞれ前記
p1.p2および23点でマツチングすることになる。
譬P@N ■−f2(Σ工 ・・・(4)K2−P
llN v−f3cN> ・・・(5)K2
#P・N そして、スロットレバー5がフル位置に操作されている
状態下で上記(3) 、 (4)および(5)式に従っ
てポンプ2の斜板傾転角を制御した場合、エンジン1の
発生馬力W。とポンプ2の吸収馬力WPがそれぞれ前記
p1.p2および23点でマツチングすることになる。
また、スロットルレバー5の操作量が減少されて、目標
エンジン回転数がΔNだけ低下された場合には、つまり
エンジン1の馬力カーブが第3図に符号A′で示すごと
く設定された場合には、上記(3) 、 (4)および
(5−)式に従って斜板傾転角を制御することにより上
記エンジン1の発生馬力W とポンプ2の吸収馬力Wp
がそれぞれP1′点、P2′点およびP3′でマツチン
グすることになる。
エンジン回転数がΔNだけ低下された場合には、つまり
エンジン1の馬力カーブが第3図に符号A′で示すごと
く設定された場合には、上記(3) 、 (4)および
(5−)式に従って斜板傾転角を制御することにより上
記エンジン1の発生馬力W とポンプ2の吸収馬力Wp
がそれぞれP1′点、P2′点およびP3′でマツチン
グすることになる。
第5図は、第1図に示したコントローラー0の処理手段
を示す。
を示す。
この手順では、まず作業モード切換スイッチ9によって
作業モードLが指示されているか否かが判断され(ステ
ップ100)、該モードLが指示されていない場合には
、次のステップ101で作業モードMが指示されている
か否かが判断される。
作業モードLが指示されているか否かが判断され(ステ
ップ100)、該モードLが指示されていない場合には
、次のステップ101で作業モードMが指示されている
か否かが判断される。
そしてモードL、Mが共に指示されていない場合には、
つまりモードHが指示されている場合には、次のステッ
プ103でエンジン1がオーバヒートしているか否かが
判断され、その判断結果がNOのときには、メモリ14
に格納された第3図に示す吸収馬力特性B、CおよびD
のうち、特性B−f+(N)が選択される(ステップ1
08)。
つまりモードHが指示されている場合には、次のステッ
プ103でエンジン1がオーバヒートしているか否かが
判断され、その判断結果がNOのときには、メモリ14
に格納された第3図に示す吸収馬力特性B、CおよびD
のうち、特性B−f+(N)が選択される(ステップ1
08)。
一方、ステップ101の判断結果がYESの場合には、
ステップ109でエンジン1がオーバヒートしているか
否かが判断され、オーバヒートしていない場合にはステ
ップ104で第3図に示した特性C−f2 (N)が
選択される。またステップ100の判断結果がYESの
場合には、ステ・ツブ111で第3図に示した特性D=
f3 (N)が選択される。
ステップ109でエンジン1がオーバヒートしているか
否かが判断され、オーバヒートしていない場合にはステ
ップ104で第3図に示した特性C−f2 (N)が
選択される。またステップ100の判断結果がYESの
場合には、ステ・ツブ111で第3図に示した特性D=
f3 (N)が選択される。
なお、ステップ102.109におけるオー/くヒート
の判断は、前記温度センサ8の出力に基づいて行なわれ
る。
の判断は、前記温度センサ8の出力に基づいて行なわれ
る。
ステップ108,109および111のいずれかにおけ
る選択処理が実行されたのち、前記エンジン回転センサ
6の出力に基づいてエンジン2の回転数Nが、また前記
圧力センサ7の出力に基づいてポンプ1の吐出圧力Pが
各々検出される(ステップ105)。
る選択処理が実行されたのち、前記エンジン回転センサ
6の出力に基づいてエンジン2の回転数Nが、また前記
圧力センサ7の出力に基づいてポンプ1の吐出圧力Pが
各々検出される(ステップ105)。
そして、ステップ108で特性B=f+(N)が選択さ
れた場合には、その特性f+(N)とステップ105で
検出されたN、Pとに基づいて前記(3)式に示した演
算がステップ106で実行され、これによってポンプ2
の吸収馬力Wpをf+(N)に従った値にするポンプ吐
出流量Vが求められる。
れた場合には、その特性f+(N)とステップ105で
検出されたN、Pとに基づいて前記(3)式に示した演
算がステップ106で実行され、これによってポンプ2
の吸収馬力Wpをf+(N)に従った値にするポンプ吐
出流量Vが求められる。
また、ステップ104で特性C−f 2 (N)が選
択された場合およびステップ111で特性D−f3 (
N)が選択された場合には、それぞれステップ106で
前記(2)および(3)式に示した演算が実行され、こ
れによってポンプ2の吸収馬力WPをf2 (N)お
よびf3 (N)に従った値にさせるポンプ吐出流mV
がそれぞれ求められる。
択された場合およびステップ111で特性D−f3 (
N)が選択された場合には、それぞれステップ106で
前記(2)および(3)式に示した演算が実行され、こ
れによってポンプ2の吸収馬力WPをf2 (N)お
よびf3 (N)に従った値にさせるポンプ吐出流mV
がそれぞれ求められる。
つぎのステップ107では、ステップ106で求められ
たポンプ吐出流mVを得るための斜板傾転角指令(Vに
対応した値となる)が作成され、かつこの指令が前記斜
板駆動用アクチュエータ3に出力される。
たポンプ吐出流mVを得るための斜板傾転角指令(Vに
対応した値となる)が作成され、かつこの指令が前記斜
板駆動用アクチュエータ3に出力される。
この結果、アクセルレバ−5がフル位置にセットされ、
かつエンジン1がオーバヒートしていない場合には、特
性B= f 1 (N)、C−f2 (N)およびD
−f3 (N)が選択された際に、それぞれ第3図に
示したP、、P2および23点において発生ポンプ2の
吸収馬力とエンジン1の発生馬力がマツチングすること
になる。
かつエンジン1がオーバヒートしていない場合には、特
性B= f 1 (N)、C−f2 (N)およびD
−f3 (N)が選択された際に、それぞれ第3図に
示したP、、P2および23点において発生ポンプ2の
吸収馬力とエンジン1の発生馬力がマツチングすること
になる。
つまり、モードHが選択されて高負荷作業が行なわれる
場合には、11点の馬力がポンプ2に吸収される。また
、モードMが選択された中負荷作業が行なわれる場合お
よびモードLが選択された軽負荷作業が行なわれる場合
には、それぞれ22点および23点の馬力がポンプ2に
吸収される二とになる。
場合には、11点の馬力がポンプ2に吸収される。また
、モードMが選択された中負荷作業が行なわれる場合お
よびモードLが選択された軽負荷作業が行なわれる場合
には、それぞれ22点および23点の馬力がポンプ2に
吸収される二とになる。
ところで、モードHまたはモードMで作業が行なわれて
いるときには、負荷の増大のためにエンジン1がオーバ
ヒートする場合がある。
いるときには、負荷の増大のためにエンジン1がオーバ
ヒートする場合がある。
第5図に示した手順では、モードHが指示されていると
きのオーバヒートがステップ102で判断された場合、
ステップ103でエンジン回転数をΔNだけ下げる処理
が実行され、かつステップ104で吸収馬力特性C−f
2 (N)が選択される。
きのオーバヒートがステップ102で判断された場合、
ステップ103でエンジン回転数をΔNだけ下げる処理
が実行され、かつステップ104で吸収馬力特性C−f
2 (N)が選択される。
またモードMが指示されているときのオーバヒートがス
テップ109で判断された場合、ステップ110で同じ
くエンジン回転数をΔNだけ下げる処理が実行されると
ともに、ステップ111で吸収馬力特性D−f3 (N
)が選択される。
テップ109で判断された場合、ステップ110で同じ
くエンジン回転数をΔNだけ下げる処理が実行されると
ともに、ステップ111で吸収馬力特性D−f3 (N
)が選択される。
なお、ステップ103あるいは110における処理は、
前記比例ソレノイド11に加えられている目標エンジン
回転数N を示す信号を回転数「 N −ΔNを示す信号に変更させることを意味し、「 これによってエンジン1の馬力カーブは第3図に示した
A′となる。
前記比例ソレノイド11に加えられている目標エンジン
回転数N を示す信号を回転数「 N −ΔNを示す信号に変更させることを意味し、「 これによってエンジン1の馬力カーブは第3図に示した
A′となる。
以後、ステップ105,106および107において前
述した各処理が実行されるので、モードHが指示されて
いる状態下でオーバヒートが生じた場合には、ポンプ2
の吸収馬力Wpとエンジン1の発生馬力WEとのマツチ
ングポイントが第3図における11点からP2’点に移
行され、またモードMが指示されている状態下でオーバ
ヒートが生じた場合には、上記マツチングポイントが2
2点から23点へと移行される。
述した各処理が実行されるので、モードHが指示されて
いる状態下でオーバヒートが生じた場合には、ポンプ2
の吸収馬力Wpとエンジン1の発生馬力WEとのマツチ
ングポイントが第3図における11点からP2’点に移
行され、またモードMが指示されている状態下でオーバ
ヒートが生じた場合には、上記マツチングポイントが2
2点から23点へと移行される。
なお、目標エンジン回転数をΔN低下させるステップ1
03の処理は、オーバヒート状態が解消するまで継続さ
れる。
03の処理は、オーバヒート状態が解消するまで継続さ
れる。
マツチングポイントが11点からP2’ に変更される
と、あるいは22点からP3′点に変更されると、エン
ジン1の負荷が大幅に軽減される。
と、あるいは22点からP3′点に変更されると、エン
ジン1の負荷が大幅に軽減される。
したがって、エンジン1はオーバヒート状態から正常な
状態に速やかに復帰することができる。そして、上記の
ような処理を実行している間においても、ポンプ1の斜
板制御が継続されることから、エンジン回転数が大幅に
ダウンする等の不都合を伴うことなく作業を続行するこ
とができる。
状態に速やかに復帰することができる。そして、上記の
ような処理を実行している間においても、ポンプ1の斜
板制御が継続されることから、エンジン回転数が大幅に
ダウンする等の不都合を伴うことなく作業を続行するこ
とができる。
なお、実施例では第3図に示した特性B、CおよびDを
メモリ14に格納しているが、これらの特性に従ったポ
ンプ吸収馬力をコントローラ10に演算させることも可
能である。
メモリ14に格納しているが、これらの特性に従ったポ
ンプ吸収馬力をコントローラ10に演算させることも可
能である。
また、上記実施例では、アクセルレバ−5がフル位置に
操作されているときの実施態様を示したが、もちろんレ
バー5が中間操作位置に操作されている場合でも上記と
同様の制御が可能である。
操作されているときの実施態様を示したが、もちろんレ
バー5が中間操作位置に操作されている場合でも上記と
同様の制御が可能である。
この場合には、もちろん個々の中間位置についての特性
f1 (N)、f2 (N)およびf3 (N)がメ
モリ14に格納される。
f1 (N)、f2 (N)およびf3 (N)がメ
モリ14に格納される。
さらに、実施例では、ポンプの吸収馬力特性C−f2
(N)、D植f3 (N)をそれぞれエンジン回転数
Nについての単調増加関数としているが、第4図に示す
ようにこれらの特性としてNに対して一定な関数(等馬
力特性)を採用して実用上何ら差しつかえない。
(N)、D植f3 (N)をそれぞれエンジン回転数
Nについての単調増加関数としているが、第4図に示す
ようにこれらの特性としてNに対して一定な関数(等馬
力特性)を採用して実用上何ら差しつかえない。
本発明によれば、エンジンのオーバーヒート時に該エン
ジンの負荷モードが変更されるので、オーバーヒートに
よるエンジンの損傷や作業性の低下を防止することがで
きる。
ジンの負荷モードが変更されるので、オーバーヒートに
よるエンジンの損傷や作業性の低下を防止することがで
きる。
第1図は本発明に係る制御装置の一実施例を概念的に示
したブロック図、第2図は燃料コントロールレバーに対
する比例ソレノイドの配置態様を示した概念図、第3図
および第4図はそれぞれ工1・・・エンジン、2・・・
可変容量型油圧ポンプ、2a・・・斜板、3・・・斜板
駆動用アクチュエータ、4・・・アクセルセンサ1.6
・・・エンジン回転センサ、7・・・圧力センサ、8・
・・温度センサ、9・・・作業モード切換スイッチ、1
0・・・コントローラ、11・・・比例ソレノイド、1
2・・・ガバナ、14・・・メモリ。 第1図 第2図 工〕シ11ヒ数 第3図 エンジン回転数 第4図
したブロック図、第2図は燃料コントロールレバーに対
する比例ソレノイドの配置態様を示した概念図、第3図
および第4図はそれぞれ工1・・・エンジン、2・・・
可変容量型油圧ポンプ、2a・・・斜板、3・・・斜板
駆動用アクチュエータ、4・・・アクセルセンサ1.6
・・・エンジン回転センサ、7・・・圧力センサ、8・
・・温度センサ、9・・・作業モード切換スイッチ、1
0・・・コントローラ、11・・・比例ソレノイド、1
2・・・ガバナ、14・・・メモリ。 第1図 第2図 工〕シ11ヒ数 第3図 エンジン回転数 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エンジンによって駆動される可変容量型油圧ポンプを制
御する装置であって、 上記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手
段と、 上記ポンプの吐出圧力を検出する圧力検出手段と、 上記エンジンのオーバヒートを検出するオーバヒート検
出手段と、 負荷の大きさに対応した作業モードを指示する作業モー
ド指示手段と、 上記作業モードに応じたポンプ吸収馬力特性を設定し、
かつ上記オーバヒートが検出された場合に現在設定され
ているポンプ吸収馬力特性に代えて軽負荷作業モードに
ついてのポンプ吸収馬力特性を設定する吸収馬力特性設
定手段と、 上記設定された吸収馬力特性、上記エンジンの回転数お
よび上記ポンプの吐出圧力に基づき、該吸収馬力特性に
従った吸収馬力を得るための上記ポンプの斜板傾転角指
令を求める手段と、 上記オーバヒートが検出された場合に上記エンジンの回
転数を低下させる手段と 上記ポンプの斜板の傾転角が上記斜板傾転角指令に従っ
た大きさとなるように上記斜板を制御する斜板制御手段 とを備えることを特徴とする可変容量型油圧ポンプの制
御装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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