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JPS63153450A - エリプソメ−タ - Google Patents

エリプソメ−タ

Info

Publication number
JPS63153450A
JPS63153450A JP30233386A JP30233386A JPS63153450A JP S63153450 A JPS63153450 A JP S63153450A JP 30233386 A JP30233386 A JP 30233386A JP 30233386 A JP30233386 A JP 30233386A JP S63153450 A JPS63153450 A JP S63153450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
sample
light
phase
analyzer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30233386A
Other languages
English (en)
Inventor
Miyuki Shigehisa
重久 三行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jasco Corp
Original Assignee
Japan Spectroscopic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Spectroscopic Co Ltd filed Critical Japan Spectroscopic Co Ltd
Priority to JP30233386A priority Critical patent/JPS63153450A/ja
Publication of JPS63153450A publication Critical patent/JPS63153450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/21Polarisation-affecting properties
    • G01N21/211Ellipsometry

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は光の偏光という特性を利用して、物体(試料
面)上の薄膜の厚さや試料面上の膜の物性に関する屈折
率を測定するエリプソメータに関するものである。
従来の技術 第1図に示ずように、表面に薄膜2を有する試料1の表
面に、直線偏光を斜め上方から入射角ψ0で入射させれ
ば、試料表面上の薄膜厚さや屈折率によって反射光の偏
光状態が変化し、通電は楕円偏光どなって反射される。
そこでこの反射光の偏光変化量を測定し、解析計算を行
なうことによって、試料表面の薄膜の厚さや屈折率を求
めることができ、これをエリプソメトリと称し、またそ
の装置を一般にエリプソメータと称している。
このようなエリプソメータにおいて薄膜の厚さや屈折率
を求めるために必要な反射光の偏光変化量の重要なパラ
メータとしては、反射によって水平p座標面上における
p成分波とそれに垂直なS座標面上のS成分波との間に
生じた位相ずれγと、p成分波とS成分波との反射率の
相違に起因して生じた画成分波の振幅の相違による偏光
の主軸方位の変化量束とかある。
ところで従来のエリプソメータとしては、大別して測光
型のものと消光型のものとの2種のタイプのものがある
。測光型は、偏光プリズムを連続回転させて、その角度
と検出された光強度との関係から位相ずれγと主軸方位
の変化置市を計算によって求めるものである。一方消光
型は、試料で変化した偏光を光学素子の回転によって元
の状態に戻し、その補償角から位相ずれγと主軸方位の
変化置市を求めるものである。そしてこれらの2方式は
、いずれも光の強度の変化量、すなわち光検出器の直流
分の出力を測定することによって必要な情報を得ている
発明が解決すべき問題点 従来のエリプソメータのうち、測光型のものは、偏光変
化量のパラメータである位相ずれγおよび主軸方位の変
化置市を計算で求めているため、強度比の大きい直線偏
光に近いところでは、測定精度が悪くなる問題がある。
一方消光型では、偏光角度を直接的に角度として測定す
るため、偏光プリズムの性悪極限までの高い測定精度が
得られる利点もあるが、測定時に偏光プリズムの回転移
動を伴なうため測定時間が長い欠点がある。
そして測光型、消光型の両者に共通の欠点として、光強
度を直流成分として検出しているため、背影光なとの影
響を直接受け、信号対雑音比(S/N>が悪い問題があ
る。
したがってこの発明は、背影光の影響などを受けること
なく高いS/Nをもって高精度かつ短時間で物体上の薄
膜や屈折率を測定することができるエリプソメータを提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この発明のエリプソメータでは、基本的には試料に直線
偏光を入射して、反射される楕円偏光にお(プる振幅反
射係数比rp/rs (=ρ−tan’l’)および位
相差(リターデーション)γを求め、その振幅反則係数
比rp/rsと位相差γから、試料の複屈折率や薄膜の
厚さを求めるものである。
そしてこの発明のエリプソメータでは、特に光路中に位
相変調素子を挿入して、試料への入射光もしくは反射光
を変調させ、光検出器の信号からその変調周波数ωに同
期して変調周波数の成分■(ω)、変調周波数の2倍の
周波数成分V(2ω)、および直流成分V (DC)を
取出し、前記変調周波数の2倍の周波数成分V(2ω)
が零となるように入射光路中の直線偏光素子または反射
光路中の検光子を回転させ、その回転角度と、そのとき
のV(DC)、V(ω)とから反射係数比および位相差
を求めて、最終的に試料の複屈折率の値および/または
薄膜の厚さを計算によって求めるようにした。
具体的には、第1発明は、直線偏光を試料面に入射せし
めてその反射光の偏光状態の変化から試料に関する値を
求めるようにしたエリプソメータにおいて、試料に対す
る入射光路中に、単色光を直線偏光させる直線偏光子を
配置し、かつ試料からの反射光路中に、位相振幅δ0、
変調角周波数ωなる位相変調素子を、試料による偏光状
態の変化がない場合の反射光の直線偏光の方位と位相遅
延軸が一致もしくは直交するように配置し、さらにその
位相変調素子の出射側に、透過軸が前記位相遅延軸に対
して+45°もしくは一45°となるように検光子を配
置し、その検光子の出射側に光を光電変換するだめの光
検出器を配置し、その光検出器の出力信号のω成分、2
ω成分、および直流成分をそれぞれ独立して取出ずため
の信号成分分離回路を設け、さらに前記2ω成分の値に
応じて試料入射光の直線偏光方位を変化させるべく前記
直線偏光素子を回転駆動する回転駆動機構を設け、2ω
成分が零となるまで直線偏光素子を回転させたときの回
転角から試料面の反射係数比rp/rSを求めるととも
にそのときのω成分と直流成分との比から反射光の位相
変化γを求め、それらに基いて試料面の屈折率および/
または試料面の薄膜の厚さを求めるようにしたことを特
徴とするものである。
また第2発明のエリプソメータは、位相変調素子と試料
の配列を第1発明の場合と逆にし、かつV(2ω)か零
となるように検光子を回転するようにしたものである。
すなわち第2発明のエリプソメータは、直線偏光を試料
面に入射せしめてその反射光の偏光状態の変化から試料
に関する値を求めるようにしたエリプソメータにおいて
、試料に対する入射光路中に、単色光を直線偏光させる
直線偏光子を配置するとともに、その直線偏光素子と試
料との間に位相振幅δ0、変調角周波数ωなる位相変調
素子を、その位相遅延軸の方位が入射直線偏光の方位に
対し+45°もしくは一45°となるように配置し、試
料の出射光路中に、試料による偏光状態の変化がない場
合の反射光の直線偏光の方位と透過軸の方位が一致もし
くは直交するように検光子を配置し、その検光子の出射
側に光を光電変換するための光検出器を配置し、その光
検出器の出力信号のω成分、2ω成分、および直流成分
をそれぞれ独立して取出すための信号成分分離回路を設
り、さらに前記2ω成分の値に応じて前記検光子の透過
軸の方位を変化させるべく検光子を回転駆動する回転駆
動機構を設け、前記2ω成分が零となるまで検光子を回
転させたときの回転角から試料面の反射係数比rp/r
sを求めるとともにそのときのω成分と直流成分との比
から反射光の位相変化γを求め、それらに基いて試= 
9− 斜面の屈折率および/または試料面の薄膜の厚さを求め
るようにしたことを特徴とすものである。
作   用 この発明のエリプソメータの作用を説明する前に、先ず
エリプソメータの測定原理について説明し、それに続い
てこの発明のエリプソメータの理論的解析をその作用と
ともに説明する。
[△:エリプソメータの測定原理1 エリプソメータは、物体の表面で光が反射する際の偏光
状態の変化を観測して、物体自身の光学定数(屈折率)
または物体の表面に付着した薄膜の厚さと光学定数(屈
折率)を知る方法である。そこで先ず物体自身、すなわ
ち薄膜がない場合の下地の光学定数の測定原理を、続い
て薄膜かある場合の薄膜の厚さと光学定数の測定原理に
ついて分けて説明する。
A−1:下地の光学定数の測定 先す試料の光学定数を百−n−ikとする。
ここで盲は複素数屈折率、nは屈折率、kは吸収係数、
1は虚数単位である。
真空中から入射角ψ0で入射する単色平行光束の入射面
に平行な振動成分(p成分)の振幅反射率(フレネル係
数)を?p、入射面に垂直な振動成分(S成分)の振幅
反射率(フレネル係数)を′?″sとし、これらをそれ
ぞれ’?”p = r p exp(−iφp )  
   (1)′?′″3 = r3 eXp(−iφs
 )     (2)とする。これらは試料の光学定数
’fi=n−ikと入射角ψ0との関数となっている。
吸収係数に=oの透明体試料では一般にφP、φSはO
またはπ、従って’?”p 、 ?”sは実数であるの
で、入射した直線偏光は楕円偏光とならずに、直線偏光
として反射される。
しかし、金属なとの吸収体試料(kf=o)では、反射
に起因する位相差(リターデーション)γ、すなわち γ−φP−φ5(3) は、入射角ψ0の値によって、Oからπまで連続的に変
化するから、一般に’?”p /’i”sは複素数(?
”p、’?”sの各々も複素数)である。
= tan veXp i γ 一ρexp iγ        (4)と書き、ta
n vヨρ(−rρ/rs)を振幅反射率比または振幅
反射係数比(実数)と呼んでいる。
このように吸収体試料ではrp /r”sが複素数であ
るから、入射した直線偏光は楕円偏光として反射される
その楕円偏光のパラメーターを二つ(たとえば、楕円の
長軸の方位角αと楕円率X)を測定すれば、それから振
幅反射率比ρミtanvと位相差(リターデーション)
γを求めることができる。この二つの量tanv、γと
屈折率nおよび吸収係数にとの間には、次の様な関係式
が知られている。
n2   j< 2 したがって、里の値とγの値を知れば、試料の屈折率n
と吸収係数kを求めることができるのである。
A  2:1膜の厚さと光学定数の決定第2図に示すよ
うに、屈折率宜2 =j12−1に2 (既知とする)
の下地面上に屈折率′i″11=n1−ik1、厚さd
の等方均質な薄膜2があり、これに入射角ψ0で直線偏
光が入射するものとする。
反射光Rは薄膜表面で反射した光R1ヤ、薄膜と下地の
境界面で反射してくる光R2、以下薄膜中を往復しなが
ら出てくるR3以降の光の合成とすなる。すなわち、 R=R1十R2+R3+・・・    (7)膜内での
繰返し反射干渉を考慮に入れた面全体としての振幅反射
率は、p成分、S成分に対して、それぞれ で与えられる。
ここで、 (j=1.2> n j−ICOS (1) j−1−n j COSψ
jjs− ”n j−ICOSψj−1+ n j COSψ、 
   (11)−14= 百j−I Sinψ、+−+=’?’ijs+n(1)
j(12)δ−4π?’i[jcosψ1/λ    
   (13)であり、’r”jPs ’i”jsは、
j=1のときは、第1面(真空−膜)、j=2のときは
第2面(膜−下地)におけるp、S成分の振幅反射率(
7レネル係数)である。またδは、膜幅1往復によって
生ずる位相差であり、λは真空中の波長である。
ここで、Rp/RsはテJPなとのフレネル係数やδが
実数でも複素数になるから、反射光は楕円偏光になる。
複素数反射係数比ip/Wsは、(4)式と同様に とあられされる。
ここで、右辺の値tan’l/、γはエリプソメータで
測定される量であり、一方左辺の係数比は、(6)〜(
11)式から理解できるように、fil (nt 、k
i >、’?’i2 (r+2.に2>、d%λ、ψ0
の関数となっている。すなわちγ、V −F(nl 、n2.kl 、 k2.d、λ、ψ0)
(15)式の右辺のパラメータの内、n2、k2、λ、
ψ0を既知として、測定値γ、里を用いれば、未知数と
してnl、dを解くことができる。
例えば、k1=0 (透明膜)であれば、未知数はrl
l、dだけであって、計算機により簡単に値を求めるこ
とかできる。kl>Q(吸収膜)の場合も、γ、14/
を測定することにより、nl、kl、dを知ることがで
きる。測定量のγ、里より、求める量n1、kl、dの
計算による算出方法は公知である。
以上のように、試料面上の薄膜の厚さdlおよび光学定
数である屈折率n1、吸収係数に1はエリプソメータに
より測定された振幅反射係数比tanv(−ρ)および
位相差軍から求めることができるのである。
[B:本発明の理論的解析 この発明の工1ノプソメータの光学配列における出力の
解析を、ミュラー行列の解析方法を用いて次のような手
順で行なう。なおここでは第4図に示される第2発明の
光学配列を例にとって説明する。
先ず光検出器の出力信号について、位相変調素子の変調
角周波数と同じ角周波数の成分V(ω)、2倍の角周波
数の成分V(2ω)、および直流成分V (DC)がと
のようになっているかを導く。次いでV(2ω)が零と
なるように検光子を回転させたときの回転角度θと反射
係数比D (= r” p / rs =tanv)と
の関係と、このときのV(ω>、V(DC)と位相差γ
との関係を導く。そして反射係数比ρ、位相差γと複屈
折率との関係を導き、最後に以上の解析結果をもとに薄
膜の厚さを導く。
次にこれらの解析手順を項に分けて記載する。
B−1:各信号成分と反射係数比、位相差の関係先ず各
光学素子をミュラー行列で表坦する。
偏波面を試料への入射直線偏光の方位に対し45°とし
、それよりθ°だけ偏波面を回転した検光子のミュラー
行列へ45十〇は、 A45十〇 で表わされる。
また45°の偏波面に対する試料の反射表面のミュラー
行列は、反射係数比rp/rsを与えれば、S (45
,rp 、 rs、 7’)として、S (45,rp
 、 rs 、 7)で表わされる。但し、rは位相変
化の差(位相差=リターデーション>、rp、rsは、
それぞれp成分、S成分の反射係数である。
位相変調器のミュラー行列M45.δ(ω〉は、但しδ
は、光学的位相変調器の変調の角周波数(角速度)をω
、撮幅を60として δ−δO5in(I)t          (19)
で表わされる。
さらにOoの直線偏光のミュラー行列Ioは、で表わさ
れる。
この場合の光検出器の出力I (d)は、以上の(16
)〜(20)式のミュラー行列の積で表わされる。
1 (d)=A45−8 (45,rp、rs、7) 
・M4s、δ(ω)・■0(21)そこで(16)〜(
20)式および(21)式からI (d)を求めると次
式となる。
ここでベッセル関数を用いてS1nδ、COSδを展開
すれば、 sinδ=s+n (δOSlnωt)=2J+  (
δo )s+n(I)t+2J3(δO)s+n3ωt
+−(23)COSδへ蕊(δO5in(i) t )
=Jo  (δO)+2J2(δ0)COS2ωt+2
J4 (δo )cOs4ωt、十・(24)で与えら
れる。
光強度I (d)に比例した光検出器の出力の電気信号
をV (d)とすると、V (d)は直流成分v(DC
)、ω成分v(ω)、2θ成分V(2ω)、および3ω
成分V(3ω)以上の高調波成分によって次のように表
わせる。
V(d) =V、。+V (ω) 十V(2ω) + 
(高調波頂)(23)式、(24)式において、Jo 
 (δ0)の項は直流成分に、Jl  (δ0)の項は
ω成分に、J2  (δ0)の項は2θ成分に相当する
。したがって、(22)式および(23)式、(24)
式から、(25)式の各成分V (DC) 、V (ω
)、■(2ω)を求めれば、 V(DC)= rp”+ rs’+ (rp”−rs’
) cos2 (45十〇> + (rp2−rs2)
 Jo  (δ0)+(rp2+rs2) Jo (δ
o ) ・cos2 (45十〇)       (2
6)■(ω)−−4rprsJ+  (δo )s+n
2 (45+θ1sinγ            (
27)V(2ω) −2(rp2−rs2) ・J2(
δ0)±2 (rp2+rs”) J2(δo ) ・
cos2 (45十〇)      (281ここで、
この発明ではV(2ω)が零となるように検光子を回転
させるから、前記の(28)式においてV(2ω)=O
となる条件を求めるとrp2−r32−− (rp2+
rs2)COS2 (45+θ)−(rp2+rs2)
s+n2θ     (29)となる。すなわちV(2
ω)が零となるような検光子の回転角度θは(29)式
を満たす値となる。
このようにV(2ω)−〇となるときのV(DC)は、
(26)式に(29)式を代入して次式で与えられる。
V(DC)= rP”+ r3”+ (rp2− r3
2) CO52(45+θ) + (rp2−rs2)
 Jo (δ0)+(’P2+rs2> Jo  (δ
o )cos2 (45+θ)=rp2+r32−(r
p2+rs2) CO522(45+θ) + (rp
’+r3’) Jo(δo )cos2 (45+θ)
−(rp2+rs2) Jo  (δo )COS2 
(45+θ)−(r p2+ rs2) (1−COS
22 (45+θ))−(rp’+rs2)Sln22
(45十〇)= (rp2+ rs2) ccs’ 2
θ                        
(30)そこで直流成分V (DC)を一定としたとき
のω成分すなわちV(ω)とV (DC)との比を(2
γ)式、(30)式から求めると、= 22− ■(ω) −4rp r3 e山(δo)s+n(45
+θ)51n7V (DC)        (rp2
+ rs”) COS”θ(rp’+ r32) co
s” 2θとなる。
(31)式より ここで、(32)式の右辺の係数を次の(33)式のよ
うにAと置く。
このAを求めれば、 となる。
一方(29)式より rp2−rs2= (rp2+rs2)s+n2θ  
 (29)であるから、両辺をr p2で割って 1−(rs/rp)’ =(1+(rs/rp)” )
s+n2θ=sln2θ+(rs/rp )” ・5l
n2θ、’、 (rs/rp)’ (1+s+n2θ)
 −1−s+n2θrp  1+−θ COSθ+Si
nθ=jan (45−θ)            
    (35)この(35)式から明らかなように、
反射係数比rs/rpは、■(2ω)−〇となるように
検光子を回転させた時の回転角度θから直接的に求めら
れることが判る。
一方(35)式を利用して(34)式のAを書きかえる
と したがって前記の(32)式は による位相変化の差(リターデーション)γについての
Sin Tの値が、■(ω)とV (DC)との比から
求められることが判る。
以上のように、V(2ω)が零となるように、V(2ω
)の値に応じて検光子を回転させれば、その回転角度θ
から(35)式により反射係数比r3/rpが求まり、
またそのときのV(ω)とV (DC)との比から(3
7)式により位相変化の(リターデーション)Tが求ま
る。
なお以上の説明では検光子を回転させる場合(第2発明
の場合)について述べたが、第3図に示されるように試
料の反射光路中に位相変調素子を配置してV(2ω>−
0となるように偏光子(ポーラライザ)を回転させる場
合(第1発明)も、前記と同様な関係で反射係数比rs
/rP、位相変化の差γを求めることができる。
B−2:屈折率と反射係数比、位相変化の差との肌係 次に前述のようにして求められた反射係数比r 3 /
 r’ pおよび位相変化の差γと、試料の屈折率(複
屈折率百−n−ik)との関係を導く。
試料表面に入射角ψo(45°)で入射する光は、入射
面に平行な電場の振動成分(p成分)と入射面に垂直な
電場の振動成分(S成分)で振幅反射率が異なり、各振
幅反射率は、それぞれ表面によって境される二つの媒質
の屈折率および入射角できまるフレネル係数によって与
えられる。いまpおよびS成分に対する振幅反射率を’
?’p、?″Sとする。これらは既に記載したように、
一般に複素数で次のように書くことができる。
’?”p = rp e−’φp(1)rs = rs
 e−’φ5(2) 透明体では屈折率は実数であるので、φS、φPはOま
たはπで、rp、、r3は実数、またrp/rsも実数
となる。
しかし、金属なとの吸収体では屈折率は複素数fi=n
−ikで表わされるので’?”p、’?”sは複素数と
なり、 一ρexp(i γ)          (38)(
38)式は測定される量であり、p、S成分で娠幅比か
異なりかつ相対的に位相差γが生ずるため直線偏光は楕
円偏光として反射される。
試料への入射角をψo1屈折角をψ1とすると ここで?’i cosψ1を求めると n cosψ1−[(ncosψt )2]’−In2
(1−s:r!ψ1)]耳 −[n2−n2sortψ1]耳 −[盲2−sR1ψO]y2.   (40)ここで、
次の(41)式 %式%(41) で与えられる屈折の法則を用いれば、 よって、 (43)式より理論式が求まった。
そこで、反射率係数比”i”p/r’s、位相変化の差
(リターデーション)γと屈折率との関係を求める。そ
のため計算の便宜のため、次の(44)式で定義される
PとQを置く。
このようにP、Qを置けば、P、Qと屈折率の関係を解
析的に解くことが可能となる。そこでPとQど屈折率の
関係を求めるため、まず(43)式、(40)式より(
44)式の左辺を求める。
−ρe−γ     ・・・(測定されるm>    
 (45)または ただし 1+ρ’−2+acos7  (1−ρ)2+2.o(
1−cosγ)    (48)また (1+ρCOSγ)+1ρsinγ (1−ρCOSγ)−1ρSinγ (49)式によりP COS Qに相当する実数部とP
 s+n Qに相当する虚数部をそれぞれ導き、割り算
をすると よって(47)式は、 s+tt(J)otanψo       (51)と
表わさせる。
すなわち、 入射角ψo−45°のとき 1)2COS2Q=2 (n2−に2) −1(54)
P2Sin2Q−−4nK         (55)
したかつて、 となり、複索屈折重石(−n−ik>についての屈折率
n、吸収率にとP、Qとの関係が(56)式、(57)
式により求められた。
但し、P2、tllnQは、(48)式、(50)式よ
りで与えられる。
既に述べたように、V(2ω)−〇となるように検光子
を回転させた時の回転角度θから(35)式によりrs
/rpが求められる。一方、ω成分V(ω)と直流成分
V (DC)との比から(37)式によりs+nγが求
められる。さらにr3/rp、s+nγが求められれば
、(58)式、(59)式よりP2、tAnQが求めら
れる。PとQが求められれば、(56)式、(57)式
から屈折率が求められる。
ここで、(57)式より (60)式を(56)式に代入して 16n’ −8(1+P2COS2Q)n2−P’s+
n22Q=O(61)したがって(60)式から吸収率
kが、(62)式から屈折率nが求められ、複素屈折率
りも、’fi=n−ikから求められる。結局、光検出
器の出力信号のDC成分V(DC)、ω成分V(ω)、
および2ω成分V(2ω)から、振幅反射率比rp/r
sの値および位相差(リターデーション)γについての
s1nγの値を介して、複素屈折率が求められることが
明らかである。
他の表現方法として r s / r p =t4nll/      (6
3)と表わした場合は、 (64)、(65)を用いても、n、kが求められる。
B−3:屈折率n1、薄膜の厚ざdの締出試料面上の薄
膜についての求める量、すなわち屈折率n1、吸収係数
に1、H膜の厚ざdとエリプソメータにより測定される
位相差γと振幅反射率比tαn里との関係は、既に述べ
たように=tan里exp (iγ) 一ρ exp i γ            (66
)でり−えられている。すなわち、γ、里は次式で定ま
る関数である。
里−f (nl 、に1 、d、n2.に2.ψ0.λ
)7−f (nl 、に1 、d、n2.に2.ψ0.
λ)従って、nl、kl、d1n2、k2、ψ0、λを
与えてやれば里、γを計算できる。(67)式、(68
)式を計算して図表化したものが既に公知となっており
、この種の詳しい図表を作っておけば内挿法によって測
定値よりただちに、屈折率nx、1膜厚さdを知ること
かできる。なおγ、14/の測定値より、計算機を用い
てnl、dを求めることも可能である。
実施例 第3図にこの発明のエリプソメータの一実施例(第1発
明の例)を示す。
第3図において、白色光源10からの光はモノクロメー
タ11に入射されて波長λの単色光が選択され、その波
長λの単色光は偏光方位を一定に保つための直線偏光素
子(偏光子−ポーラライザ)12に入射され、所定の偏
光方位の直線偏光となって試料1に対し入射角ψ0 (
通常は45°)で入射される。ここで、直線偏光子12
は、その偏光方位を回転させ得るように、回転駆動機構
18に連結されている。試料1の反射光は、前述のよう
に通常は楕円偏光となり、位相変調素子(光学的偏光変
調素子)13、例えばファラデーセルのようなフォトエ
ラスティック変調器13に入射される。この位相変調素
子13は、振幅δ0、角周波数ωで入射楕円偏光を左廻
りの偏光、右廻りの偏光に交番的に変化させるものであ
り、その位相遅延軸が試料挿入前における直線偏光の方
位に対し一致もしくは直交するように配置されている。
なおここで試料挿入前の直線偏光の方位とは、直線偏光
素子12の初期の偏光方位(すなわち回転前の方位)に
おいて、試料1の反射による偏光状態の変化がなかった
と仮定した場合の方位を意味する。さらに位相変調素子
13の出射側には、透過軸が前記位相変調素子13の遅
延軸に対し+45゜または−45°となるように検光子
(アナライザ)14が配置されており、その検光子14
の出射側には、光を光電変換するためのフtトマルチプ
ライヤ等の光検出器15が配置されている。したがって
位相変調索子13で偏光変調された試料反射光は、検光
子14を介して光検出器15に入射され、その入射光に
応じた信号が光検出器15から出力される。
前記光検出器15の出力信号は、信号成分分離回路16
によって直流成分V(DC)、ω成分V(ω)、2ω成
分V(2ω〉にそれぞれ分離して取出される。この信号
成分分離回路16は、フィルタや同期整流回路等を用い
て構成される。信号成分分離回路16から得られた各成
分のうち、2ω成分V(2ω)の信号(但し同期整流後
の信号)は前記直線偏光素子12を回転させるための回
転駆動機構18に与えられ、そのV(2ω)の同期整流
後の値に応じて直線偏光素子12を回転させて、V(2
ω)が零となるようにフィードバック制御するために使
用される。−力信号成分分離回路16で分離された直流
成分V (DC)および2ω成分V(ω) (但し同期
整流後の信号)の信号は、コンピュータあるいは専用の
演算装置なとの演算装置17に入力される。一方、前述
のように2ω成分V(2ω)が零となるように直線偏光
素子12を回転させたときの回転角θも演算装置17に
入力される。そしてこのように2ω成分が零となるよう
に直線偏光素子12が回転された状態での直流成分V(
DC)、ω成分V(ω)および′回転角θの値から、既
に述べたような手法により反射係数比rp/rs (=
ρ)や位相変化の差(位相差−リターデーシヨン)γが
演算によって求められ、さらにそれらと波長λ等の値に
基いて、屈折率nや薄膜の厚みdが求められる。
第4図にはこの発明のエリプソメータの他の実施例(第
2発明の例)を示す。
第4図のエリプソメータにおいては、位相変調索子13
は試料1に対する入射光路に配設されている。すなわち
直線偏光素子12と試料1との間に振幅δ0、変調角周
波数ωなる位相変調索子13がその遅延軸が入射面に対
し45°となるように配置されている。そして直線偏光
素子12はその偏光方位が固定され、一方検光子14は
回転駆動機構18に連結されて、その方位(透過軸)が
回転せしめられるようになっている。なおこの検光子1
4は、初期状態では、試料の反射による偏光状態の変化
がないと仮定した場合の反射光の直線偏光の方位と透過
軸が一致もしくは直交するように設けられている。この
ほかの構成は第3図の例と同様であり、この場合は信号
成分分離回路16から得られた2ω成分V(2ω)の同
期整流後の値に応じて回転駆動機構18が動作して、2
ω成分V(2ω)か零となるように検光子14が回転し
、そのときの回転角θが演算装置17に入力される。
なお以上の各実施例では、直流成分V (DC)も演算
装置17に入力させるものとしたが、V(DC)が一定
となるように制御すれば、■(ω)とV (DC)との
比が求められることになり、したがってそのように制御
した場合はV (DC)は演算装置17に入力させなく
て済む。
なおまた、以上の各個において、光源部分のモノクロメ
ータ11として選択波長を可変とした回折光子等の素子
を用い、波長走査を行ないつつ測定を行なえば、偏光状
態の波長分散をも知ることができる。
発明の効果 この発明のエリプソメータは、試料反射光もしくは試料
入射光に対し角周波数ωての位相変調を行なって検出光
強度信号の直流成分、ω成分、2ω成分を分離し、かつ
2ω成分が零となるように直線偏光素子もしくは検光子
の方位を回転制御し、そのときの回転角と、そのときの
直流成分およびω成分から試料の屈折率や厚みを求める
ものであり、上述のように変調して信号成分の分離を行
なうことは交流的な検出を意味するから、従来の直流的
な検出の場合と比較して背影光の影響などを格段に少な
くしてS/Nを良好にし、高精度で屈折率や厚みを求め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なエリプソメトリの概念を示す略解図、
第2図は試料面上の薄膜についてのエリプソメトリの概
念を示す略解図、第3図は第1発明のエリプソメータの
一例を示すブロック図、第4図は第2発明のエリプソメ
ータの一例を示すブロック図である。 1・・・試料、 2・・・薄膜、 12・・・直線偏光
素子、13・・・位相変調素子、 14・・・検光子、
 15・・・光検出器、 16・・・信号成分分離回路
、 17・・・演算装置、 18・・・回転駆動機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直線偏光を試料面に入射せしめてその反射光の偏
    光状態の変化から試料に関する値を求めるようにしたエ
    リプソメータにおいて、 試料に対する入射光路中に、単色光を直線偏光させる直
    線偏光子を配置し、かつ試料からの反射光路中に、位相
    振幅δ_0、変調角周波数ωなる位相変調素子を、試料
    による偏光状態の変化がない場合の反射光の直線偏光の
    方位と位相遅延軸が一致もしくは直交するように配置し
    、さらにその位相変調素子の出射側に、透過軸が前記位
    相遅延軸に対して+45°もしくは−45°となるよう
    に検光子を配置し、その検光子の出射側に光を光電変換
    するための光検出器を配置し、その光検出器の出力信号
    のω成分、2ω成分、および直流成分をそれぞれ独立し
    て取出すための信号成分分離回路を設け、さらに前記2
    ω成分の値に応じて試料入射光の直線偏光方位を変化さ
    せるべく前記直線偏光素子を回転駆動する回転駆動機構
    を設け、2ω成分が零となるまで直線偏光素子を回転さ
    せたときの回転角から試料面の反射係数比r_p/r_
    sを求めるとともにそのときのω成分と直流成分との比
    から反射光の位相変化γを求め、それらに基いて試料面
    の屈折率および/または試料面の薄膜の厚さを求めるよ
    うにしたことを特徴とするエリプソメータ。
  2. (2)直線偏光を試料面に入射せしめてその反射光の偏
    光状態の変化から試料に関する値を求めるようにしたエ
    リプソメータにおいて、 試料に対する入射光路中に、単色光を直線偏光させる直
    線偏光子を配置するとともに、その直線偏光素子と試料
    との間に位相振幅δ_0、変調角周波数ωなる位相変調
    素子を、その位相遅延軸の方位が入射直線偏光の方位に
    対し+45°もしくは−45°となるように配置し、試
    料の出射光路中に、試料による偏光状態の変化がない場
    合の反射光の直線偏光の方位と透過軸の方位が一致もし
    くは直交するように検光子を配置し、その検光子の出射
    側に光を光電変換するための光検出器を配置し、その光
    検出器の出力信号のω成分、2ω成分、および直流成分
    をそれぞれ独立して取出すための信号成分分離回路を設
    け、さらに前記2ω成分の値に応じて前記検光子の透過
    軸の方位を変化させるべく検光子を回転駆動する回転駆
    動機構を設け、前記2ω成分が零となるまで検光子を回
    転させたときの回転角から試料面の反射係数比r_p/
    r_sを求めるとともにそのときのω成分と直流成分と
    の比から反射光の位相変化γを求め、それらに基いて試
    料面の屈折率および/または試料面の薄膜の厚さを求め
    るようにしたことを特徴とするエリプソメータ。
JP30233386A 1986-12-18 1986-12-18 エリプソメ−タ Pending JPS63153450A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5575603A (en) * 1978-11-30 1980-06-07 Ibm Method of measuring interference
JPS5753642A (en) * 1980-09-18 1982-03-30 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Magnetooptical effect measuring device

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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