JPS6315000Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6315000Y2 JPS6315000Y2 JP1984049995U JP4999584U JPS6315000Y2 JP S6315000 Y2 JPS6315000 Y2 JP S6315000Y2 JP 1984049995 U JP1984049995 U JP 1984049995U JP 4999584 U JP4999584 U JP 4999584U JP S6315000 Y2 JPS6315000 Y2 JP S6315000Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head unit
- grindstone
- grinding wheel
- lower table
- centerless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は回転している円柱状被加工物の円筒外
周面に砥石を押しつけながら被加工物の軸方向に
急速の振動を与え、それを送り、表面の超仕上加
工を行うセンタレススルフイード型ラツプ盤に関
するものである。
周面に砥石を押しつけながら被加工物の軸方向に
急速の振動を与え、それを送り、表面の超仕上加
工を行うセンタレススルフイード型ラツプ盤に関
するものである。
一般に上記の如き超仕上加工を行う装置は正確
には超仕上盤であるが、ここでは広義においてラ
ツプ盤と呼称することとする。
には超仕上盤であるが、ここでは広義においてラ
ツプ盤と呼称することとする。
円柱状被加工物の超仕上げ加工を行うラツプ盤
のうちでも、とりわけセンタレススルフイード型
ラツプ盤と称されるラツプ盤は、被加工物にセン
タ孔を設けたリチヤツク等により把持することな
く加工し得る特長を有するものであるが、従来の
この種センタレススルフイード型ラツプ盤は、一
般に第1図に示す如くラツプ盤本体1の基礎を構
成する下部台2により互いに中心軸線を平行させ
隣接配置した一対の水平なガイドローラ3,3′
を軸承し、該ガイドローラ3,3′に同一方向の
回転を与える一方、前記下部台2の上面に砥石台
ユニツト4を固定し、該砥石台ユニツト4により
前記ガイドローラ3,3′間に形成されるV字状
間隙5に対向させて砥石支持具6を上下位置調整
可能に支持し、該砥石支持具6で保持したラツピ
ング砥石7を前記ガイドローラ3,3′のV字状
間隙5に載置した被加工物Wの表面に圧接し、軸
方向へ振動させながら該被加工物Wをガイドロー
ラ3,3′により自転させ、その表面の仕上げ加
工を行う構造となつている。
のうちでも、とりわけセンタレススルフイード型
ラツプ盤と称されるラツプ盤は、被加工物にセン
タ孔を設けたリチヤツク等により把持することな
く加工し得る特長を有するものであるが、従来の
この種センタレススルフイード型ラツプ盤は、一
般に第1図に示す如くラツプ盤本体1の基礎を構
成する下部台2により互いに中心軸線を平行させ
隣接配置した一対の水平なガイドローラ3,3′
を軸承し、該ガイドローラ3,3′に同一方向の
回転を与える一方、前記下部台2の上面に砥石台
ユニツト4を固定し、該砥石台ユニツト4により
前記ガイドローラ3,3′間に形成されるV字状
間隙5に対向させて砥石支持具6を上下位置調整
可能に支持し、該砥石支持具6で保持したラツピ
ング砥石7を前記ガイドローラ3,3′のV字状
間隙5に載置した被加工物Wの表面に圧接し、軸
方向へ振動させながら該被加工物Wをガイドロー
ラ3,3′により自転させ、その表面の仕上げ加
工を行う構造となつている。
ところが、上記従来構造のラツプ盤において
は、前記砥石台ユニツト4が下部台2の上面に固
着されていると共に、前記砥石支持具6を保持す
るストーンヘツド8はハンドル9の操作によに上
下調整可能であるが、その移動範囲に限られてい
るため、被加工物Wの型番〔外径寸法〕を変更し
たり、ガイドローラー3,3′を着脱して機械の
保全を図る場合は、その都度ストーンヘツド8を
最大高さまで引上げ、該ストーンヘツド8から砥
石支持具6を取外して作業の邪魔にならないよう
にする必要があり、作業性の面で煩雑さを免れな
いものであつた。
は、前記砥石台ユニツト4が下部台2の上面に固
着されていると共に、前記砥石支持具6を保持す
るストーンヘツド8はハンドル9の操作によに上
下調整可能であるが、その移動範囲に限られてい
るため、被加工物Wの型番〔外径寸法〕を変更し
たり、ガイドローラー3,3′を着脱して機械の
保全を図る場合は、その都度ストーンヘツド8を
最大高さまで引上げ、該ストーンヘツド8から砥
石支持具6を取外して作業の邪魔にならないよう
にする必要があり、作業性の面で煩雑さを免れな
いものであつた。
なお、かかる不都合を克服すべくガイドローラ
3,3′を軸線方向に取外し可能な構造とし、砥
石支持具6をストーンヘツド8から取外すことな
しに型番変更可能としたラツプ盤も一部において
提案されているが、この様にガイドローラ3,
3′を軸線方向に取外し可能としたものは、ガイ
ドローラ3,3′を支承する軸受の取付け精度を
向上させる必要があることから装置コストが高騰
すると共に、その都度ガイドローラの着脱操作が
必要であることから、作業が煩雑になつている。
3,3′を軸線方向に取外し可能な構造とし、砥
石支持具6をストーンヘツド8から取外すことな
しに型番変更可能としたラツプ盤も一部において
提案されているが、この様にガイドローラ3,
3′を軸線方向に取外し可能としたものは、ガイ
ドローラ3,3′を支承する軸受の取付け精度を
向上させる必要があることから装置コストが高騰
すると共に、その都度ガイドローラの着脱操作が
必要であることから、作業が煩雑になつている。
本考案はかかる従来のセンタレススルフイード
型ラツプ盤が有していた被加工物の型番変更およ
びガイドローラー取替え作業の煩雑さの問題に着
目し、前記砥石支持台を支持する砥石台ユニツト
を前記一対のガイドローラーを軸承する下部台に
対し、砥石支持具がガイドローラーと近接・離反
し得る如く起倒可能に枢着し、型番変更時やガイ
ドローラー着脱時に前記砥石支持具を砥石台ユニ
ツトから取外すことなくガイドローラー上部から
退避させて作業空間を拡大し、作業を容易にする
ことにより前記問題点を解消せんとするものであ
る。
型ラツプ盤が有していた被加工物の型番変更およ
びガイドローラー取替え作業の煩雑さの問題に着
目し、前記砥石支持台を支持する砥石台ユニツト
を前記一対のガイドローラーを軸承する下部台に
対し、砥石支持具がガイドローラーと近接・離反
し得る如く起倒可能に枢着し、型番変更時やガイ
ドローラー着脱時に前記砥石支持具を砥石台ユニ
ツトから取外すことなくガイドローラー上部から
退避させて作業空間を拡大し、作業を容易にする
ことにより前記問題点を解消せんとするものであ
る。
上記問題点を解決するために必要不可決な本考
案の構成は、互いに中心軸線を平行させ隣接配置
した一対の水平なガイドローラーを軸承する下部
台と、該下部台の上部に立設され、前記ガイドロ
ーラー間のV字形間隙に対向して配置される砥石
台ユニツトとからなるセンタレススルフイード型
ラツプ盤において、前記下部台と砥石台ユニツト
とを別体に構成し、前記砥石台ユニツトを下部台
に対し、前記砥石支持具から離れた位置の支点を
中心として起倒可能に枢着せしめ、駆動手段によ
り強制回動可能となした点にある。
案の構成は、互いに中心軸線を平行させ隣接配置
した一対の水平なガイドローラーを軸承する下部
台と、該下部台の上部に立設され、前記ガイドロ
ーラー間のV字形間隙に対向して配置される砥石
台ユニツトとからなるセンタレススルフイード型
ラツプ盤において、前記下部台と砥石台ユニツト
とを別体に構成し、前記砥石台ユニツトを下部台
に対し、前記砥石支持具から離れた位置の支点を
中心として起倒可能に枢着せしめ、駆動手段によ
り強制回動可能となした点にある。
次に本考案の実施例を添付図面にもとづいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図イおよびロは本のセンタレススルフイー
ド型ラツプ盤の一例を示す側面図で、イは研摩作
業時の状態、ロはメンテナンス作業時の状態を
夫々示している。
ド型ラツプ盤の一例を示す側面図で、イは研摩作
業時の状態、ロはメンテナンス作業時の状態を
夫々示している。
これらの図において、12はラツプ盤11の基
礎を構成する下部台、13は該下部台12と別体
に構成され、該下部台12の後部フレーム14上
面に載置された砥石台ユニツト、15および1
5′は前記下部台12前部の作業空間に互いに中
心軸線を平行させて隣接配置した一対のガイドロ
ーラーであつて、該ガイドローラー15,15′
は前記下部台12に内蔵した図示なきモータによ
り同一方向に回転駆動し得る構成となつていると
共に、両ガイドローラー15,15′間に形成さ
れるV字状間隙16に横設した被加工物Wを回転
させ得るようになつている。
礎を構成する下部台、13は該下部台12と別体
に構成され、該下部台12の後部フレーム14上
面に載置された砥石台ユニツト、15および1
5′は前記下部台12前部の作業空間に互いに中
心軸線を平行させて隣接配置した一対のガイドロ
ーラーであつて、該ガイドローラー15,15′
は前記下部台12に内蔵した図示なきモータによ
り同一方向に回転駆動し得る構成となつていると
共に、両ガイドローラー15,15′間に形成さ
れるV字状間隙16に横設した被加工物Wを回転
させ得るようになつている。
また、前記砥石台ユニツト13は、前記下部台
12の後部フレーム14上面に載置された座板1
7の上面に固着され、該座板17の後方端に前記
ガイドローラー15,15′の中心軸線と平行に
設けた支軸18の両端を前記下部台12に形成し
た軸受部で回転自在に軸承することにより、前記
下部台12に対し起倒可能に枢着されていると共
に、前記支軸18の端部には該支軸18を矢印X
方向およびY方向に強制回動させる駆動機構19
が取付けられている。
12の後部フレーム14上面に載置された座板1
7の上面に固着され、該座板17の後方端に前記
ガイドローラー15,15′の中心軸線と平行に
設けた支軸18の両端を前記下部台12に形成し
た軸受部で回転自在に軸承することにより、前記
下部台12に対し起倒可能に枢着されていると共
に、前記支軸18の端部には該支軸18を矢印X
方向およびY方向に強制回動させる駆動機構19
が取付けられている。
更に、前記下部台12の後部フレーム14前面
には、締付ボルト20が揺動可能に枢着されてお
り、該締付ボルト20の揺動端に対応する前記砥
石台ユニツト13の前面には、前記締付ボルト2
0の上端を挿入可能なスリツトを備えた固定部材
21が突出しており、前記締付ボルト20の上端
に螺着したナツト22を締付けることにより、そ
の下面で前記固定部材21の上面を下方に押圧す
るようになつている。
には、締付ボルト20が揺動可能に枢着されてお
り、該締付ボルト20の揺動端に対応する前記砥
石台ユニツト13の前面には、前記締付ボルト2
0の上端を挿入可能なスリツトを備えた固定部材
21が突出しており、前記締付ボルト20の上端
に螺着したナツト22を締付けることにより、そ
の下面で前記固定部材21の上面を下方に押圧す
るようになつている。
図中、23は前記砥石台ユニツト13に対し鉛
直方向に移動可能に設けられたストーンヘツド、
24は該ストーンヘツド23の高さ調整を行うた
めの操作ハンドル、25は前記ストーンヘツド2
3の下部に取付けられた砥石支持具であつて、該
砥石支持具25により、前記被加工物Wの表面を
研摩するラツピング砥石26が保持されている。
直方向に移動可能に設けられたストーンヘツド、
24は該ストーンヘツド23の高さ調整を行うた
めの操作ハンドル、25は前記ストーンヘツド2
3の下部に取付けられた砥石支持具であつて、該
砥石支持具25により、前記被加工物Wの表面を
研摩するラツピング砥石26が保持されている。
なお、前記下部台12と砥石台ユニツト13と
の枢着部分に設けられる駆動機構19は、第3図
に示す如く、前記砥石台ユニツト13と一体の座
板17に設けた支軸18の一端にウオームホイー
ル27を取付け、該ウオームホイール27に前記
下部台12の支持部材28で回動可能に軸承した
ウオームギヤ29を噛合させると共に、該ウオー
ムギヤ29の軸30下端に固着した大径のスプロ
ケツト31と、前記下部台12の背面に固定した
モータ32の出力軸33に取付けた小径のスプロ
ケツト34との間にチエーン35を巻掛けた構成
を有し、前記モータ32を正逆回転させることに
より前記支軸18をX方向又はY方向に回動させ
るようになつている。
の枢着部分に設けられる駆動機構19は、第3図
に示す如く、前記砥石台ユニツト13と一体の座
板17に設けた支軸18の一端にウオームホイー
ル27を取付け、該ウオームホイール27に前記
下部台12の支持部材28で回動可能に軸承した
ウオームギヤ29を噛合させると共に、該ウオー
ムギヤ29の軸30下端に固着した大径のスプロ
ケツト31と、前記下部台12の背面に固定した
モータ32の出力軸33に取付けた小径のスプロ
ケツト34との間にチエーン35を巻掛けた構成
を有し、前記モータ32を正逆回転させることに
より前記支軸18をX方向又はY方向に回動させ
るようになつている。
本考案のセンタレススルフイード型ラツプ盤は
叙上の如き構成を有するものであるが、次にその
作用について説明すると、先ず、被加工物Wの型
番変更を行つたり、ガイドローラ15,15′の
交換を行う場合は、締付ボルト20を、その上端
のナツト22を緩めて前方に倒し、ナツト22と
固定部材21との係合を解除した後、モータ32
を駆動し、支軸18を矢印X方向に回動付勢する
と、該支軸18と一体の座板17および砥石台ユ
ニツト13が同方向に回動し、第2図ロに示す如
く砥石支持具25およびラツピング砥石26がガ
イドローラー15,15′から離反して上方に退
避した時点でリミツトスイツチが作動してモータ
32が停止し、ガイドローラー15,15′上方
の作業空間を拡大するため、この状態で砥石26
やガイドローラー15,15′の交換を行えば、
作業を極めて能率よく行うことが出来る。
叙上の如き構成を有するものであるが、次にその
作用について説明すると、先ず、被加工物Wの型
番変更を行つたり、ガイドローラ15,15′の
交換を行う場合は、締付ボルト20を、その上端
のナツト22を緩めて前方に倒し、ナツト22と
固定部材21との係合を解除した後、モータ32
を駆動し、支軸18を矢印X方向に回動付勢する
と、該支軸18と一体の座板17および砥石台ユ
ニツト13が同方向に回動し、第2図ロに示す如
く砥石支持具25およびラツピング砥石26がガ
イドローラー15,15′から離反して上方に退
避した時点でリミツトスイツチが作動してモータ
32が停止し、ガイドローラー15,15′上方
の作業空間を拡大するため、この状態で砥石26
やガイドローラー15,15′の交換を行えば、
作業を極めて能率よく行うことが出来る。
また、第2図ロの状態から砥石台ユニツト13
を定位置に戻して研摩作業を行う場合は、前記モ
ータ32を逆転させて支軸18を矢印Y方向に回
動させ、第2図イの状態に戻した後、締付ボルト
20を固定部材22のスリツトに嵌入し、ナツト
22を締め付け、該ナツト22の下面により固定
部材22を下方に押圧すると、砥石台ユニツト1
3は支軸18と締付ボルト20とを介して下部台
12に一体に固定されることになる。
を定位置に戻して研摩作業を行う場合は、前記モ
ータ32を逆転させて支軸18を矢印Y方向に回
動させ、第2図イの状態に戻した後、締付ボルト
20を固定部材22のスリツトに嵌入し、ナツト
22を締め付け、該ナツト22の下面により固定
部材22を下方に押圧すると、砥石台ユニツト1
3は支軸18と締付ボルト20とを介して下部台
12に一体に固定されることになる。
従つて、この状態でガイドローラー15,1
5′間のV字状間隙16に被加工物Wを挿入すれ
ば従来のラツプ盤と何ら変りなく回転している被
加工物の表面に砥石を押しつけ、被加工物の軸方
向に振動を与え研摩作業を再開することが出来
る。
5′間のV字状間隙16に被加工物Wを挿入すれ
ば従来のラツプ盤と何ら変りなく回転している被
加工物の表面に砥石を押しつけ、被加工物の軸方
向に振動を与え研摩作業を再開することが出来
る。
第4図イおよびロは、本考案のラツプ盤の他の
実施例を示したもので、下部台12の後部フレー
ム14側面に設けた支点部材36により流体圧シ
リンダ37の本体を揺動可能に枢着すると共に、
該流体圧シリンダ37のピストンロツド38先端
を前記砥石台ユニツト13に枢着したもので、該
流体圧シリンダ37を伸縮作動させることによ
り、砥石台ユニツト13の起倒作動を行うように
したものである。
実施例を示したもので、下部台12の後部フレー
ム14側面に設けた支点部材36により流体圧シ
リンダ37の本体を揺動可能に枢着すると共に、
該流体圧シリンダ37のピストンロツド38先端
を前記砥石台ユニツト13に枢着したもので、該
流体圧シリンダ37を伸縮作動させることによ
り、砥石台ユニツト13の起倒作動を行うように
したものである。
図中、前記第2図と同一符号を付した部分は
夫々同一部材、同一部分を示している。
夫々同一部材、同一部分を示している。
なお、上記第2図の実施例においては、ウオー
ムギヤ、ウオームホイール、スプロケツト等によ
り砥石台ユニツトの駆動手段を構成し、また、第
4図の実施例においては駆動手段として流体圧シ
リンダを使用し、昇降作業の自動化を図つた場合
を示したが、砥石台ユニツトの駆動手段として
は、別段これに限定されるものではなく、例え
ば、ネジ式、パンタグラフ式のジヤツキ機構を下
部台と砥石台ユニツトとの間に介在させ、これを
電動モータ、油圧モータあるいは手動で作動させ
て砥石台ユニツトの昇降を行うようにしても差し
支えない。
ムギヤ、ウオームホイール、スプロケツト等によ
り砥石台ユニツトの駆動手段を構成し、また、第
4図の実施例においては駆動手段として流体圧シ
リンダを使用し、昇降作業の自動化を図つた場合
を示したが、砥石台ユニツトの駆動手段として
は、別段これに限定されるものではなく、例え
ば、ネジ式、パンタグラフ式のジヤツキ機構を下
部台と砥石台ユニツトとの間に介在させ、これを
電動モータ、油圧モータあるいは手動で作動させ
て砥石台ユニツトの昇降を行うようにしても差し
支えない。
以上述べた如く本考案のセンタレススルフイー
ド型ラツプ盤は、ラツプ盤本体を構成する下部台
と砥石台ユニツトとを別体に構成し、該砥石台ユ
ニツトを下部台に起倒可能に枢着することによ
り、砥石台ユニツト側の砥石支持具を下部台側の
ガイドローラー上部から退避位置に転移可能とな
し、ガイドローラー上部の作業空間を容易に拡大
し得る構成となしたものであるため、従来のラツ
プ盤の如く被加工物の型番変更やガイドローラー
の取り替え作業のたびに砥石支持具をストーンヘ
ツドから取外す煩わしさがなく、メンテナンス作
業を容易に行うことが出来ると共に、ラツピング
砥石の交換の際においても砥石支持具をガイドロ
ーラーから離して、その取付部を視認し易くする
ことが可能で、砥石の交換作業が容易になるとい
うすぐれた効果を発揮する。
ド型ラツプ盤は、ラツプ盤本体を構成する下部台
と砥石台ユニツトとを別体に構成し、該砥石台ユ
ニツトを下部台に起倒可能に枢着することによ
り、砥石台ユニツト側の砥石支持具を下部台側の
ガイドローラー上部から退避位置に転移可能とな
し、ガイドローラー上部の作業空間を容易に拡大
し得る構成となしたものであるため、従来のラツ
プ盤の如く被加工物の型番変更やガイドローラー
の取り替え作業のたびに砥石支持具をストーンヘ
ツドから取外す煩わしさがなく、メンテナンス作
業を容易に行うことが出来ると共に、ラツピング
砥石の交換の際においても砥石支持具をガイドロ
ーラーから離して、その取付部を視認し易くする
ことが可能で、砥石の交換作業が容易になるとい
うすぐれた効果を発揮する。
しかも、本考案のラツプ盤において下部台と砥
石台ユニツトとの間に手動、電動あるいは油圧等
によるジヤツキ機構を介設し強制駆動せしめてい
るので砥石台ユニツトの重量とか外圧によつて起
倒運動に悪影響を及ぼすことがなく、かつ砥石台
ユニツトの移動を軽快に行うことが出来、前記砥
石台ユニツトの退避機能と相俟つて作業能率を大
巾に向上させる効果も期待される。
石台ユニツトとの間に手動、電動あるいは油圧等
によるジヤツキ機構を介設し強制駆動せしめてい
るので砥石台ユニツトの重量とか外圧によつて起
倒運動に悪影響を及ぼすことがなく、かつ砥石台
ユニツトの移動を軽快に行うことが出来、前記砥
石台ユニツトの退避機能と相俟つて作業能率を大
巾に向上させる効果も期待される。
第1図は従来のセンタレススルフイード型ラツ
プ盤の側面図、第2図イおよびロは本考案のセン
タレススルフイード型ラツプ盤の一例を示す側面
図であつて、イは研摩作業時の状態、ロは砥石台
ユニツト上昇退避時の状態を夫々示している。ま
た、第3図は同ラツプ盤の駆動手段の拡大図、第
4図イおよびロは本考案センタレススルフイード
型ラツプ盤の他の実施例を示す側面図であつて、
イは研摩作業時の状態、ロは研石台ユニツト上昇
退避時の状態を夫々示している。 11……ラツプ盤、12……下部台、13……
砥石台ユニツト、15,15′……ガイドローラ
ー、16……V字状間隙、19……駆動手段、2
5……砥石支持具。
プ盤の側面図、第2図イおよびロは本考案のセン
タレススルフイード型ラツプ盤の一例を示す側面
図であつて、イは研摩作業時の状態、ロは砥石台
ユニツト上昇退避時の状態を夫々示している。ま
た、第3図は同ラツプ盤の駆動手段の拡大図、第
4図イおよびロは本考案センタレススルフイード
型ラツプ盤の他の実施例を示す側面図であつて、
イは研摩作業時の状態、ロは研石台ユニツト上昇
退避時の状態を夫々示している。 11……ラツプ盤、12……下部台、13……
砥石台ユニツト、15,15′……ガイドローラ
ー、16……V字状間隙、19……駆動手段、2
5……砥石支持具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 互いに中心軸線を平行させ隣接配置した一対
の水平なガイドローラを軸承する下部台と、該
下部台の上部に載置され、前記ガイドローラ間
のV字形間隙に対向して配置される砥石支持具
を上下位置調整可能に支持する砥石台ユニツト
とからなり、V字形間隙上に載置した回転して
いる被加工物の表面に砥石を押しつけ、被加工
物の軸方向に振動を与え表面の仕上げ加工を行
うセンタレススルフイード型ラツプ盤におい
て、前記下部台と砥石台ユニツトとを別体に構
成し、該砥石台ユニツトを下部台に対し、前記
砥石支持具から離れた位置の支点を中心として
起倒可能に枢着せしめ、駆動手段により強制回
動可能となしたことを特徴とするセンタレスス
ルフイード型ラツプ盤。 2 下部台と砥石台ユニツトとがガイドローラの
中心軸と平行な支軸により枢着されている実用
新案登録請求の範囲第1項記載のセンタレスス
ルフイード型ラツプ盤。 3 駆動手段が砥石台ユニツトに固着した支軸端
部のウオームホイールと、下部台側に設けたモ
ークにより正逆回転するウオームギヤとから構
成されたウオーム減速機構である実用新案登録
請求の範囲第1項又は第2項記載のセンタレス
スルフイード型ラツプ盤。 4 駆動手段が、シリンダ部分を下部台に枢着
し、ピストンロツド先端を砥石台ユニツトに枢
着した流体圧シリンダである実用新案登録請求
の範囲第1項又は第2項記載のセンタレススル
フイード型ラツプ盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4999584U JPS60161544U (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | センタレススルフイ−ド型ラツプ盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4999584U JPS60161544U (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | センタレススルフイ−ド型ラツプ盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161544U JPS60161544U (ja) | 1985-10-26 |
JPS6315000Y2 true JPS6315000Y2 (ja) | 1988-04-26 |
Family
ID=30567703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4999584U Granted JPS60161544U (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | センタレススルフイ−ド型ラツプ盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60161544U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4708758B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2011-06-22 | 日本特殊陶業株式会社 | センタレス研磨装置 |
JP6096827B2 (ja) * | 2015-04-27 | 2017-03-15 | 西部自動機器株式会社 | ワーク保持装置および超仕上装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983092A (ja) * | 1972-11-27 | 1974-08-09 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52114487U (ja) * | 1976-02-27 | 1977-08-31 |
-
1984
- 1984-04-04 JP JP4999584U patent/JPS60161544U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983092A (ja) * | 1972-11-27 | 1974-08-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60161544U (ja) | 1985-10-26 |
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