JPS63146426A - アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 - Google Patents
アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法Info
- Publication number
- JPS63146426A JPS63146426A JP29392586A JP29392586A JPS63146426A JP S63146426 A JPS63146426 A JP S63146426A JP 29392586 A JP29392586 A JP 29392586A JP 29392586 A JP29392586 A JP 29392586A JP S63146426 A JPS63146426 A JP S63146426A
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- JP
- Japan
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- aluminum electrolytic
- electrode foil
- chemical conversion
- electrolytic capacitor
- manufacture
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、各種電子機器に利用されるアルミ電解コンデ
ンサ用電極箔の製造方法に関するものである。
ンサ用電極箔の製造方法に関するものである。
従来の技術
アルミ電解コンデンサは、電解エツチングを行ない、実
効表面積を拡大した電極箔に、化成処理により絶縁性皮
膜(Ag2O3)を形成し、セパレータと共に巻回して
駆動用電解液を含浸して構成していた。
効表面積を拡大した電極箔に、化成処理により絶縁性皮
膜(Ag2O3)を形成し、セパレータと共に巻回して
駆動用電解液を含浸して構成していた。
アルミ箔を粗面化する工程は、通常エツチング工程と呼
ばれる。
ばれる。
エツチング工程では、塩酸、硫酸のエツチング液で電気
化学的にエツチングを行った後、硝酸で脱塩素処理を行
なう方法が一般的である。
化学的にエツチングを行った後、硝酸で脱塩素処理を行
なう方法が一般的である。
従来は、エツチド箔はエツチング終了後、ただちに化成
を行なって絶縁性化成皮膜(AezO3)(以下絶縁性
化成皮膜を化成皮膜と表現する。)を形成していた。
を行なって絶縁性化成皮膜(AezO3)(以下絶縁性
化成皮膜を化成皮膜と表現する。)を形成していた。
発明が解決しようとする問題点
しかし、この従来の方法ではエツチング工程で表面に付
着残存した微量のCe−、S 042−、 N 03−
がエツチド箔表面に吸着しているので、そのまま化成皮
膜を形成すると、これらのイオンが化成皮膜に取りこま
れる。
着残存した微量のCe−、S 042−、 N 03−
がエツチド箔表面に吸着しているので、そのまま化成皮
膜を形成すると、これらのイオンが化成皮膜に取りこま
れる。
特にce−、5o42−は化成皮膜にとって有害であり
、皮膜中に含有されると、絶縁性を低下させ、皮膜の劣
化を促進させる。そのため従来方法では、高温度、長寿
命保証のアルミ電解コンデンサ用電極箔としては、化成
皮膜の耐久性に限界があるという欠点があった。
、皮膜中に含有されると、絶縁性を低下させ、皮膜の劣
化を促進させる。そのため従来方法では、高温度、長寿
命保証のアルミ電解コンデンサ用電極箔としては、化成
皮膜の耐久性に限界があるという欠点があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、化成皮膜
の耐久性を向上させることを目的としている。
の耐久性を向上させることを目的としている。
問題点を解決するための手段
このような上記問題点を解決するために、本発明は粗面
化したエツチド箔を真空中で加熱処理を行ない、化成処
理を行ない絶縁性皮膜を形成し電極箔を作成するという
ものである。
化したエツチド箔を真空中で加熱処理を行ない、化成処
理を行ない絶縁性皮膜を形成し電極箔を作成するという
ものである。
作用
この技術的手段による作用は次のようになる。
粗面化したエツチド箔を真空中で加熱を行なうと、エツ
チド箔表面に吸着残存したC e”’ 、N Os −
r8042−イオンが熱エネルギーをもらって表面から
離れ、真空中へ拡散して行く。その結果、エツチド箔表
面の不純物イオン付着量は大幅に低減される。その後、
化成皮膜を形成すると、有害なCe−。
チド箔表面に吸着残存したC e”’ 、N Os −
r8042−イオンが熱エネルギーをもらって表面から
離れ、真空中へ拡散して行く。その結果、エツチド箔表
面の不純物イオン付着量は大幅に低減される。その後、
化成皮膜を形成すると、有害なCe−。
S04 がほとんど皮膜中に含有されないので、欠陥の
少ない絶縁性と耐劣化特性にすぐれた電極箔が形成され
るのである。
少ない絶縁性と耐劣化特性にすぐれた電極箔が形成され
るのである。
実施例
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、真空中(10Torr)においてエツチド箔
を400℃に加熱した場合の、加熱処理時間と、表面に
付着するC Q−、S 042−イオン濃度との関係を
示す図である。
を400℃に加熱した場合の、加熱処理時間と、表面に
付着するC Q−、S 042−イオン濃度との関係を
示す図である。
第1図から明らかな様に、30分加熱で不純物(Ce−
、S 042−) 8度が115〜1/10+::低減
されていることがわかる。
、S 042−) 8度が115〜1/10+::低減
されていることがわかる。
第2図a、bは、エツチド箔を化威し化成皮膜を形成し
た場合の、エツチド箔表面のCe−イオン、S 042
−イオン濃度と化成皮膜の漏れ電流の関係を示す図であ
る。
た場合の、エツチド箔表面のCe−イオン、S 042
−イオン濃度と化成皮膜の漏れ電流の関係を示す図であ
る。
第2図から明らかな様に、ce−、so4 濃度の増加
と共に、漏れ電流が増加し、絶縁性が劣化していること
がわかる。
と共に、漏れ電流が増加し、絶縁性が劣化していること
がわかる。
発明の効果
以上のように、本発明によれば、アルミ電解コンデンサ
用電極箔の絶縁性、耐劣化性が向上し、しいてはアルミ
電解コンデンサの信頼性向上、長寿命保証が可能になる
という効果が得られる。
用電極箔の絶縁性、耐劣化性が向上し、しいてはアルミ
電解コンデンサの信頼性向上、長寿命保証が可能になる
という効果が得られる。
第1図はエツチド箔を真空加熱した場合の、加熱時間と
、付着イオン(Ce−、SO4)濃度の関係を示す特性
図、第2図はエツチド箔表面のCC。 5042−イオン濃度と、電極箔化成皮膜の漏れ電流の
関係を示す特性図である。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第1r11
J 加熱時間
、付着イオン(Ce−、SO4)濃度の関係を示す特性
図、第2図はエツチド箔表面のCC。 5042−イオン濃度と、電極箔化成皮膜の漏れ電流の
関係を示す特性図である。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第1r11
J 加熱時間
Claims (1)
- 粗面化されたエッチド箔を、真空中において加熱処理
を行ない、絶縁性化成皮膜を形成することを特徴とする
アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29392586A JPS63146426A (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29392586A JPS63146426A (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63146426A true JPS63146426A (ja) | 1988-06-18 |
Family
ID=17800938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29392586A Pending JPS63146426A (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63146426A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6888060B2 (en) | 2001-02-13 | 2005-05-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Terminal structure of extreme-low temperature equipment |
-
1986
- 1986-12-10 JP JP29392586A patent/JPS63146426A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6888060B2 (en) | 2001-02-13 | 2005-05-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Terminal structure of extreme-low temperature equipment |
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