JPS63145100A - 装飾方法 - Google Patents
装飾方法Info
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- JPS63145100A JPS63145100A JP29257586A JP29257586A JPS63145100A JP S63145100 A JPS63145100 A JP S63145100A JP 29257586 A JP29257586 A JP 29257586A JP 29257586 A JP29257586 A JP 29257586A JP S63145100 A JPS63145100 A JP S63145100A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、装飾方法に関し、更に詳しくは熱移行性染料
(yJ−華性染料)により形成した画像を任意の被転写
物品に正画像として転写することができる装飾方法を提
供するものである。
(yJ−華性染料)により形成した画像を任意の被転写
物品に正画像として転写することができる装飾方法を提
供するものである。
(従来の技術)
従来、熱移行性染料による布帛の熱転写(昇華熱転写)
方法は古くから行われており、この方法は熱移行性染料
を担持する染料の逆転絵柄層を熱転写シート基村上に形
成し、こわを布帛に重ねて加熱し、染料を布帛に熱移行
させて布帛に正の画像を形成する方法である。この技術
を利用し、更に近年の蹟密なサーマルプリンター等の画
像技術の発展と相まって、熱移行性染料を有する熱転写
シートからプラスチックフィルム上に、写真に劣らない
程度の精密な画像を形成する方法が種々提案されている
。
方法は古くから行われており、この方法は熱移行性染料
を担持する染料の逆転絵柄層を熱転写シート基村上に形
成し、こわを布帛に重ねて加熱し、染料を布帛に熱移行
させて布帛に正の画像を形成する方法である。この技術
を利用し、更に近年の蹟密なサーマルプリンター等の画
像技術の発展と相まって、熱移行性染料を有する熱転写
シートからプラスチックフィルム上に、写真に劣らない
程度の精密な画像を形成する方法が種々提案されている
。
この近年の方法によれば、例えば、ポリエステル層を有
する紙等の被転写材表面上に、カメラ、画像、テレビ画
像あるいはパソコンのグラフィック画像等を容易にハー
ドコピー化できるものであり、従来の写真技術や鞘密印
刷技術に十分に対抗し得るレベルに達している。
する紙等の被転写材表面上に、カメラ、画像、テレビ画
像あるいはパソコンのグラフィック画像等を容易にハー
ドコピー化できるものであり、従来の写真技術や鞘密印
刷技術に十分に対抗し得るレベルに達している。
(発明が解決しようとしている問題点)上述の如き熱転
写技術は簡便に任意の画像を形成し得る利点を有するが
、その被転写物品がポリエステル等の如く熱移行性染料
によって染着可能な材料に限定されるという問題があり
、また一方では、被転写物品は、フィルム状やシート状
等のシート状物に形状が限定され、例えば、木材、金属
、ガラス、セラミックス等には画像を形成することがで
きず、更に、ポリエステル等のプラスチックスであって
も、それらの画像形成面が曲面であったり、凹凸形状を
有したり、更に平面状であってもシート状物以外の立体
的成形物には画像を形成することが困難であるという問
題がある。
写技術は簡便に任意の画像を形成し得る利点を有するが
、その被転写物品がポリエステル等の如く熱移行性染料
によって染着可能な材料に限定されるという問題があり
、また一方では、被転写物品は、フィルム状やシート状
等のシート状物に形状が限定され、例えば、木材、金属
、ガラス、セラミックス等には画像を形成することがで
きず、更に、ポリエステル等のプラスチックスであって
も、それらの画像形成面が曲面であったり、凹凸形状を
有したり、更に平面状であってもシート状物以外の立体
的成形物には画像を形成することが困難であるという問
題がある。
特に、近年のキャッシュカード等の各種のカード類の利
用分野が拡大するに従って、これらカード類に画像や記
号を付与し、種々の機能や装飾を与えることが必要であ
るが、これらのカードは平面状であるが柔軟性が無かっ
たり、あるいは文字や記号等の凹凸部が形成されている
ために、これらのカード類に上記の熱転写方法で画像を
付与することも困難である。
用分野が拡大するに従って、これらカード類に画像や記
号を付与し、種々の機能や装飾を与えることが必要であ
るが、これらのカードは平面状であるが柔軟性が無かっ
たり、あるいは文字や記号等の凹凸部が形成されている
ために、これらのカード類に上記の熱転写方法で画像を
付与することも困難である。
このような欠点を解決する方法として、所望の画像を有
する絵付きシールを所望物品の所望場所に貼着する方法
があるが、この方法ではシール材が比較的厚いため、貼
着部が突出し、シールと被装飾物品との一体感がなく、
また剥れ易いという欠点がある。
する絵付きシールを所望物品の所望場所に貼着する方法
があるが、この方法ではシール材が比較的厚いため、貼
着部が突出し、シールと被装飾物品との一体感がなく、
また剥れ易いという欠点がある。
また、このような欠点を生じない方法としては、ホット
スタンプ方式等の熱転写方法を用いる方法もあるが、こ
の方法では画像の転写時に常に加熱手段を必要とすると
いう欠点があり、また複雑な凹凸形状面には面記と同様
に熱転写が困難であるという問題がある。
スタンプ方式等の熱転写方法を用いる方法もあるが、こ
の方法では画像の転写時に常に加熱手段を必要とすると
いう欠点があり、また複雑な凹凸形状面には面記と同様
に熱転写が困難であるという問題がある。
従って、任意の材料からなり、任意の形状且つ任意の表
面形状を有する物品の表面に、所望の画像を容易に付与
でき、且つ画像と被転写物品とが一体化するような技術
の開発が要望されている。
面形状を有する物品の表面に、所望の画像を容易に付与
でき、且つ画像と被転写物品とが一体化するような技術
の開発が要望されている。
(問題点を解決するための手段)
すなわち、本発明は、シート状基材の一方の面に剥離可
能に設けられた受像層からなる中間転写媒体の受像層に
、熱転写方法により受像層側から見て逆転画像を形成し
、次いで転写された受像層を任意の被転写物品に再転写
し、次いで転写画像面に保護層を形成することを特徴と
する装飾方法である。
能に設けられた受像層からなる中間転写媒体の受像層に
、熱転写方法により受像層側から見て逆転画像を形成し
、次いで転写された受像層を任意の被転写物品に再転写
し、次いで転写画像面に保護層を形成することを特徴と
する装飾方法である。
次に本発明を本発明の実施態様を図解的に示す添付図面
を参照して更に詳しく説明する。
を参照して更に詳しく説明する。
第1図は、本発明で使用する中間転写媒体10の基本的
な態様を図解的に示す図であり、第2図は本発明で使用
する中間転写媒体10の好ましい実施態様を示す図であ
り、第3〜5図は本発明の装飾方法を図解的に示す図で
ある。
な態様を図解的に示す図であり、第2図は本発明で使用
する中間転写媒体10の好ましい実施態様を示す図であ
り、第3〜5図は本発明の装飾方法を図解的に示す図で
ある。
本発明で使用する中間転写媒体10の基本的な構成は、
第1図示の通り、任意のシート状基材1の一方の面に剥
離可能な受像層2が設けられ、該受像層2に受像層側か
ら見て逆転画像3が設けられていることを特徴としてい
る。
第1図示の通り、任意のシート状基材1の一方の面に剥
離可能な受像層2が設けられ、該受像層2に受像層側か
ら見て逆転画像3が設けられていることを特徴としてい
る。
上記の中間転写媒体10をこのような基本構成とするこ
とによって、該中間転写媒体10からの再転写方法によ
り容易に任意の被転写物品に正の画像を転写でき、前述
の如き従来技術の欠点か基本的に解決されるものである
。
とによって、該中間転写媒体10からの再転写方法によ
り容易に任意の被転写物品に正の画像を転写でき、前述
の如き従来技術の欠点か基本的に解決されるものである
。
すなわち、上記における受像層2は熱移行性染料によっ
て染着可能な材料に限定されるが、これらの染料によっ
て一旦逆転画像3を形成しておき、画像3を受像層2と
ともに被転写物品に再転写することにより、ガラスでも
、金属でも、木材でもあるいは熱移行性染料によっては
染着困難なプラスチックス材料等のいずれの材質の被転
写物品でも自由に正画像の転写が可能である。
て染着可能な材料に限定されるが、これらの染料によっ
て一旦逆転画像3を形成しておき、画像3を受像層2と
ともに被転写物品に再転写することにより、ガラスでも
、金属でも、木材でもあるいは熱移行性染料によっては
染着困難なプラスチックス材料等のいずれの材質の被転
写物品でも自由に正画像の転写が可能である。
また画像3を有しシート状基材1から転写された受像層
2は、非常に薄く且つ十分な柔軟性を有するため、被転
写物品の表面形状が曲面や凹凸形状面であってもそれら
の表面形状に十分に追従することが可能であるため、被
転写物品の表面形状によって転写が制限されることがな
い。
2は、非常に薄く且つ十分な柔軟性を有するため、被転
写物品の表面形状が曲面や凹凸形状面であってもそれら
の表面形状に十分に追従することが可能であるため、被
転写物品の表面形状によって転写が制限されることがな
い。
また、同様に画像3を存する受像層2は非常に薄いため
、従来のシールとは異なり、被転写物品との一体化が容
易であり、転写部の盛り上りがなく、いわゆるシールの
ような貼着感を与えないものである。
、従来のシールとは異なり、被転写物品との一体化が容
易であり、転写部の盛り上りがなく、いわゆるシールの
ような貼着感を与えないものである。
上記の中間転写媒体10においては、受像層2単独では
これらの層が薄いため、種々の取扱いが困難であり、シ
ート状基材1の存在が必要である。
これらの層が薄いため、種々の取扱いが困難であり、シ
ート状基材1の存在が必要である。
またこのシート状基材1に設けられる受像層2は、転写
時に容易にシート状基材1から剥離てきることが要求さ
れるため、受像層2とシート状基材1とは強力に接着し
ていてはならず、容易に剥離できるように弱粘着層4を
設けるのが好ましい(第2図)。
時に容易にシート状基材1から剥離てきることが要求さ
れるため、受像層2とシート状基材1とは強力に接着し
ていてはならず、容易に剥離できるように弱粘着層4を
設けるのが好ましい(第2図)。
従って本発明に云う「弱粘着」とは、画像3を有する受
像層2またはシート状基材1が手指あるいは他の手段に
よってそれらが破壊されることなく容易に相手側から剥
離できることを立法している。もっとも受像層2とシー
ト状基材1との材料的関係において上記の如き剥離が容
易である場合は弱粘着層は必ずしも必要ではない。
像層2またはシート状基材1が手指あるいは他の手段に
よってそれらが破壊されることなく容易に相手側から剥
離できることを立法している。もっとも受像層2とシー
ト状基材1との材料的関係において上記の如き剥離が容
易である場合は弱粘着層は必ずしも必要ではない。
また図示してはないが1本発明で使用する中間転写媒体
10の受像層2の表面に離型層を設けることもできる。
10の受像層2の表面に離型層を設けることもできる。
離型層は、第3図示の如き熱移行 、性染料を利用した
熱転写シート20から熱移行性 ゛染料を移行さ
せて受像層2に画像3を形成する際に、熱転写シート2
0と受像層2の熱による粘着を防止するためのものであ
り、このような粘着が生じない場合や、熱転写シート2
0の表面にこのような離型層22が設けられている場合
は不要である。
熱転写シート20から熱移行性 ゛染料を移行さ
せて受像層2に画像3を形成する際に、熱転写シート2
0と受像層2の熱による粘着を防止するためのものであ
り、このような粘着が生じない場合や、熱転写シート2
0の表面にこのような離型層22が設けられている場合
は不要である。
上記の第1〜2図示の如き本発明で使用する中間転写媒
体10緋、後に詳しく説明するが、基本的には、画像が
形成されていることを除き、第1〜2図示と同様の構成
の中間転写媒体!0に熱移行性染料層を存する通常の熱
転写シート20により、直接逆転画像を熱転写して形成
する方法によって得られる。
体10緋、後に詳しく説明するが、基本的には、画像が
形成されていることを除き、第1〜2図示と同様の構成
の中間転写媒体!0に熱移行性染料層を存する通常の熱
転写シート20により、直接逆転画像を熱転写して形成
する方法によって得られる。
次に本発明の装飾方法を説明すると、本発明の装飾方法
は、上記の如き中間転写媒体10を利用することを主た
る特徴とするものである。
は、上記の如き中間転写媒体10を利用することを主た
る特徴とするものである。
基本的な態様として第3〜5図に図解的に示す方法によ
り説明する。
り説明する。
第3〜5図示の例では、まず第3図示の如く最初に熱移
行性染料層21を有する熱転写シート20を中間転写媒
体10(この状態では未だ画像3が形成されておらず、
被転写シートに相当する)に、染料層21(離型層22
)が中間転写媒体10の受像層2に対向するように重ね
、好ましくは熱転写シート20側からサーマルヘッドか
らの画像信号に従って熱エネルギー(矢印〉を付与する
ことによって、受像層2に所望の逆転画像3を形成する
。この場合の中間転写媒体10には、受像層2とシート
状基材1どの間に弱粘着層4を設けておくのが好ましい
。
行性染料層21を有する熱転写シート20を中間転写媒
体10(この状態では未だ画像3が形成されておらず、
被転写シートに相当する)に、染料層21(離型層22
)が中間転写媒体10の受像層2に対向するように重ね
、好ましくは熱転写シート20側からサーマルヘッドか
らの画像信号に従って熱エネルギー(矢印〉を付与する
ことによって、受像層2に所望の逆転画像3を形成する
。この場合の中間転写媒体10には、受像層2とシート
状基材1どの間に弱粘着層4を設けておくのが好ましい
。
第4図は、上記の中間転写媒体10を利用して被転写物
品30に正の画像3を有する受像層2を再転写する工程
を示すものである。
品30に正の画像3を有する受像層2を再転写する工程
を示すものである。
中間転写媒体10を、その画像3を存する受像層2を被
転写物品30に対向して重ね、両者を圧着し、次いでシ
ート状基材1を弱粘着層4とともに剥離することにより
、被転写物品30上に正の画像3を有する受像層2が転
写される。この転写に際しては、予め受像層2の表面お
よび/または被転写物品の30の表面に接着剤層5を形
成しておくこともできる。
転写物品30に対向して重ね、両者を圧着し、次いでシ
ート状基材1を弱粘着層4とともに剥離することにより
、被転写物品30上に正の画像3を有する受像層2が転
写される。この転写に際しては、予め受像層2の表面お
よび/または被転写物品の30の表面に接着剤層5を形
成しておくこともできる。
また、受像層2は一般に熱移行性染料で染着可能な熱可
塑性樹脂から形成されているのて、何らの接着剤や粘着
剤を必要とせずにそのままプラスデック成形物、布帛、
金属その他の被転写物品30に熱融着させることも可能
である。
塑性樹脂から形成されているのて、何らの接着剤や粘着
剤を必要とせずにそのままプラスデック成形物、布帛、
金属その他の被転写物品30に熱融着させることも可能
である。
更に本発明で使用する中間転写媒体10においては、受
像層3とシート状基材1とを剥離することが必要である
ので、その剥離性を容易にするために中間転写媒体10
の端縁の1部のシート状基材1に切り込み(図示なし)
を入れておくことが好ましい。このような切り込みを設
けておくことにより、その部分を折り曲げることにより
受像層3または基材シート1が容易に剥離可能となる。
像層3とシート状基材1とを剥離することが必要である
ので、その剥離性を容易にするために中間転写媒体10
の端縁の1部のシート状基材1に切り込み(図示なし)
を入れておくことが好ましい。このような切り込みを設
けておくことにより、その部分を折り曲げることにより
受像層3または基材シート1が容易に剥離可能となる。
本発明では、以上の如く転写された画像3の表面に第5
図の如く保護層6を設ける。これらの保護層6は、耐摩
耗性、耐汚染性、透明性等に優れたプラスチックフィル
ムをラミネートする方法や上記性能を有する被膜を与え
る透明塗料によって形成することができる。
図の如く保護層6を設ける。これらの保護層6は、耐摩
耗性、耐汚染性、透明性等に優れたプラスチックフィル
ムをラミネートする方法や上記性能を有する被膜を与え
る透明塗料によって形成することができる。
以上本発明の装飾方法を基本的な例で説明したが、図示
していない本発明の別の実施態様の中間転写媒体を使用
して本発明の装飾方法を実施する場合も同様である。
していない本発明の別の実施態様の中間転写媒体を使用
して本発明の装飾方法を実施する場合も同様である。
次に以上の如き本発明の装飾方法で使用する主たる材料
および構成方法の面から本発明を更に詳細に説明する。
および構成方法の面から本発明を更に詳細に説明する。
中間転写媒体10のシート状基材1としては、(1)合
成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系等)、(2)
上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙
、裏打用紙、合成樹脂またはエマルジョン含浸紙、合成
ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙等、セル
ロース繊維紙、(3)ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル
、ポリエステル、ポリスチレン、ポリメタクリレート、
ポリカーボネート等の各種のプラスチックのフィルム若
しくはシート等従来の転写シートに使用されているもの
がいずれも使用でき、形状は何ら限定されず、厚みは一
般的に数μm〜数十μmの範囲である。また、上記(1
)〜(3)の任意の組み合わせによる積層体も使用でき
る。
成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系等)、(2)
上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙
、裏打用紙、合成樹脂またはエマルジョン含浸紙、合成
ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙等、セル
ロース繊維紙、(3)ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル
、ポリエステル、ポリスチレン、ポリメタクリレート、
ポリカーボネート等の各種のプラスチックのフィルム若
しくはシート等従来の転写シートに使用されているもの
がいずれも使用でき、形状は何ら限定されず、厚みは一
般的に数μm〜数十μmの範囲である。また、上記(1
)〜(3)の任意の組み合わせによる積層体も使用でき
る。
受像層2を構成する材質は、熱移行性染料層21を有す
る熱転写シート20から移行する熱移行性染料、例えば
、昇華性(熱移行性)の染料を受容し、受容により形成
された画像3を保持するためのものである。例えば、下
記の合成樹脂が単独もしくは2種以上の混合により使用
できる。
る熱転写シート20から移行する熱移行性染料、例えば
、昇華性(熱移行性)の染料を受容し、受容により形成
された画像3を保持するためのものである。例えば、下
記の合成樹脂が単独もしくは2種以上の混合により使用
できる。
ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂、スチレン−アクリレート共重合
樹脂、ビニルトルエン−アクリレート共重合樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、ポリカプロ
ラクトン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂
、ポリアクリロニトリル樹脂等。
カーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂、スチレン−アクリレート共重合
樹脂、ビニルトルエン−アクリレート共重合樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、ポリカプロ
ラクトン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂
、ポリアクリロニトリル樹脂等。
以上の如き合成樹脂のうちで特に好適なものはポリエス
テル系樹脂である。
テル系樹脂である。
上記いずれの場合においても、受像層2の白色度を向上
させて転写画像の鮮明度を更に高め、且つ転写された画
像の滲み等を防止する目的で受像層2中に白色顔料を添
加することができる。
させて転写画像の鮮明度を更に高め、且つ転写された画
像の滲み等を防止する目的で受像層2中に白色顔料を添
加することができる。
また転写画像の耐光性を更に高めるために、受像層2中
に紫外線吸収剤および/または光安定化剤を添加するこ
とができる。
に紫外線吸収剤および/または光安定化剤を添加するこ
とができる。
以上の如き材料からなる受像層2はコーティング方法や
転写方法等従来公知のいずれの方法によっても形成でき
、それらの厚みは一般的に1〜50μm程度の範囲であ
る。
転写方法等従来公知のいずれの方法によっても形成でき
、それらの厚みは一般的に1〜50μm程度の範囲であ
る。
本発明で使用する中間転写媒体10は、画像形成時の熱
転写シート20との離型性を向上せしめるだめに、それ
らの受像層2面に離型層を形成したり、あるいはこれに
代えて受像層2中に離型剤を含有せしめることができる
。離型剤としてはポリエチレンワックス、アミドワック
ス、テフロンパウダー等の固型ワックス類;弗素系、燐
酸エステル系の界面活性剤:シリコーンオイル等が挙げ
られるが、シリコーンオイルが好ましい。
転写シート20との離型性を向上せしめるだめに、それ
らの受像層2面に離型層を形成したり、あるいはこれに
代えて受像層2中に離型剤を含有せしめることができる
。離型剤としてはポリエチレンワックス、アミドワック
ス、テフロンパウダー等の固型ワックス類;弗素系、燐
酸エステル系の界面活性剤:シリコーンオイル等が挙げ
られるが、シリコーンオイルが好ましい。
弱粘着剤層4を形成する粘着剤としては、従来公知の粘
着テープやシール類に使用されている粘着剤はいずれも
使用でき、例えば、ポリイソプレンゴム、ポリイソブチ
ルゴム、スチレンブタジェンゴム、ブタジェンアクリロ
ニトリルゴム等のゴム系樹脂、(メタ)アクリル酸エス
テル系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ポリ塩素化オレフィン系樹脂、ポリビニルブチラ
ール系樹脂等の任意の接着剤に、適当な粘着付与剤、例
えば、ロジン、ダンマル、重合ロジン、部分水添ロジン
、エステルロジン、ボリテルベン系樹脂、テルペン変性
体、石油系樹脂、シクロペンタジェン系樹脂、フェノー
ル系樹脂、スチレン系樹脂、キシレン系樹脂、クマロン
−インデン系樹脂等を適当量添加したものであり、更に
必要に応じて、軟化剤、充填剤、老化防止剤等も添加す
ることができる。このような粘着剤はいずれも市場から
人手し容易に使用できるものである。
着テープやシール類に使用されている粘着剤はいずれも
使用でき、例えば、ポリイソプレンゴム、ポリイソブチ
ルゴム、スチレンブタジェンゴム、ブタジェンアクリロ
ニトリルゴム等のゴム系樹脂、(メタ)アクリル酸エス
テル系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ポリ塩素化オレフィン系樹脂、ポリビニルブチラ
ール系樹脂等の任意の接着剤に、適当な粘着付与剤、例
えば、ロジン、ダンマル、重合ロジン、部分水添ロジン
、エステルロジン、ボリテルベン系樹脂、テルペン変性
体、石油系樹脂、シクロペンタジェン系樹脂、フェノー
ル系樹脂、スチレン系樹脂、キシレン系樹脂、クマロン
−インデン系樹脂等を適当量添加したものであり、更に
必要に応じて、軟化剤、充填剤、老化防止剤等も添加す
ることができる。このような粘着剤はいずれも市場から
人手し容易に使用できるものである。
このような粘着剤に必要に応じて有機溶剤を添加して粘
度を調整して、例えば、ロールコーティング、ダイコー
ティング、ナイフコーティング、グラビアコーティング
等慣用のコーティング方法により、前記シート状基材1
の面に塗布および乾燥して弱粘着剤層4を形成する。こ
のように形成する弱粘着剤層4は、いずれの厚みでもよ
いが、一般的には約1〜50μmの厚みに形成するのが
好ましい。
度を調整して、例えば、ロールコーティング、ダイコー
ティング、ナイフコーティング、グラビアコーティング
等慣用のコーティング方法により、前記シート状基材1
の面に塗布および乾燥して弱粘着剤層4を形成する。こ
のように形成する弱粘着剤層4は、いずれの厚みでもよ
いが、一般的には約1〜50μmの厚みに形成するのが
好ましい。
本発明で使用する中間転写媒体10は以上の如き材料か
ら形成され、例えば、第1〜2図示の場合は、シート状
基材1上またはその上に形成した弱粘着層4上に、受像
層2を形成する材料を溶解ないし分散して得られる受像
層形成用組成物を公知の塗1B若しくは印刷方法により
塗布および乾燥して受像層2を形成し、更に必要に応し
て離型層を設け、逆転画像を形成することによって得ら
れ、また、別法として受像層2をシート状基材1とは別
の一時的キャリャー上に一旦形成し、改めて弱粘着剤層
4が設けられていてもよいシート状基材1上に転写して
画像を形成する方法により行ってもよい。この場合は、
予め受像層2上に弱粘着剤層4が形成されていれば、シ
ート状基材1上には弱粘着剤層4を形成しなくてもよい
。
ら形成され、例えば、第1〜2図示の場合は、シート状
基材1上またはその上に形成した弱粘着層4上に、受像
層2を形成する材料を溶解ないし分散して得られる受像
層形成用組成物を公知の塗1B若しくは印刷方法により
塗布および乾燥して受像層2を形成し、更に必要に応し
て離型層を設け、逆転画像を形成することによって得ら
れ、また、別法として受像層2をシート状基材1とは別
の一時的キャリャー上に一旦形成し、改めて弱粘着剤層
4が設けられていてもよいシート状基材1上に転写して
画像を形成する方法により行ってもよい。この場合は、
予め受像層2上に弱粘着剤層4が形成されていれば、シ
ート状基材1上には弱粘着剤層4を形成しなくてもよい
。
以上の方法は1例であり、その他いずれの方法でも本発
明で使用する中間転写媒体10が得られる。
明で使用する中間転写媒体10が得られる。
更に、上記の如き中間転写媒体lOには、その他必要に
応じて別の剥離層、中間層その他の層を設けることもで
きる。
応じて別の剥離層、中間層その他の層を設けることもで
きる。
以上が本発明で使用する転写シート10の構成であるが
、所望の逆転画像3を形成する好ましい方法は、熱移行
性染料(昇華性染料)層21をシート状基材上に設けて
なる熱転写シート20を使用する方法である。この方法
で使用する熱転写シート20それ自体および熱転写方法
自体はいずれも公知であり、これら公知の熱転写シート
20および熱転写方法はいずれも本発明において有用で
ある。また、このような熱転写方法によって、モノカラ
ーでもフルカラーの画像でもいずれも容易に形成するこ
とができる。
、所望の逆転画像3を形成する好ましい方法は、熱移行
性染料(昇華性染料)層21をシート状基材上に設けて
なる熱転写シート20を使用する方法である。この方法
で使用する熱転写シート20それ自体および熱転写方法
自体はいずれも公知であり、これら公知の熱転写シート
20および熱転写方法はいずれも本発明において有用で
ある。また、このような熱転写方法によって、モノカラ
ーでもフルカラーの画像でもいずれも容易に形成するこ
とができる。
例えば、従来公知の熱転写シート20を前記の中間転写
媒体10(画像形成前であるので被転写シートに相当す
る)に重ねて従来公知のいずれかの熱転写装置、例えば
、サーマルプリンター(例えば、東芝製、サーマルプリ
ンターTN−5400)等の装置によって5〜100m
J/mrn’の熱エネルギーを付与することによって、
所望の画像3を受像層2中に形成できる。
媒体10(画像形成前であるので被転写シートに相当す
る)に重ねて従来公知のいずれかの熱転写装置、例えば
、サーマルプリンター(例えば、東芝製、サーマルプリ
ンターTN−5400)等の装置によって5〜100m
J/mrn’の熱エネルギーを付与することによって、
所望の画像3を受像層2中に形成できる。
以上の如き画像3が形成された受像層2の再転写は、受
像層2とシート状基材1との間に好ましくは弱粘着層4
が形成されているので非常に容易であり、所望の画像3
を有する薄いフィルム状として任意の被転写物品30へ
再転写することができる。
像層2とシート状基材1との間に好ましくは弱粘着層4
が形成されているので非常に容易であり、所望の画像3
を有する薄いフィルム状として任意の被転写物品30へ
再転写することができる。
保護層6は、被転写物品に再転写された画像3を有する
受像層2の耐摩耗性、耐光性、耐薬品等を向上させるも
のであり、例えば、保護層6を形成する材料としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリカーボネート、ポリアクリレート等の如きプ
ラスチックフィルムが利用でき、特に好ましいものは透
明性、耐摩耗性等の各種物性に優れたポリエステルフィ
ルムであり、更にこれらのフィルム状保護層6に代えて
、上記の如き樹脂類の溶液またはエマルジョン、更にエ
ポキシ樹脂、アルキッド樹脂、フェノール変性アルキッ
ド樹脂、アミノアルキッド樹脂、フェノール樹脂、尿素
樹脂、メラミン樹脂、シリコン樹脂、熱硬化型アクリル
樹脂、熱硬化型ポリウレタン樹脂等の熱硬化型樹脂ある
いは常温硬化型樹脂、その他、紫外線硬化型樹脂、電子
線硬化型樹脂等の活性エネルギー線硬化型樹脂等を適当
な溶剤に溶解した塗工液またはインキを調製し、これら
を用いてコーティング方式によって形成してもよい。こ
のような保護層6の厚さは0.5〜20μm程度が一般
的である。
受像層2の耐摩耗性、耐光性、耐薬品等を向上させるも
のであり、例えば、保護層6を形成する材料としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリカーボネート、ポリアクリレート等の如きプ
ラスチックフィルムが利用でき、特に好ましいものは透
明性、耐摩耗性等の各種物性に優れたポリエステルフィ
ルムであり、更にこれらのフィルム状保護層6に代えて
、上記の如き樹脂類の溶液またはエマルジョン、更にエ
ポキシ樹脂、アルキッド樹脂、フェノール変性アルキッ
ド樹脂、アミノアルキッド樹脂、フェノール樹脂、尿素
樹脂、メラミン樹脂、シリコン樹脂、熱硬化型アクリル
樹脂、熱硬化型ポリウレタン樹脂等の熱硬化型樹脂ある
いは常温硬化型樹脂、その他、紫外線硬化型樹脂、電子
線硬化型樹脂等の活性エネルギー線硬化型樹脂等を適当
な溶剤に溶解した塗工液またはインキを調製し、これら
を用いてコーティング方式によって形成してもよい。こ
のような保護層6の厚さは0.5〜20μm程度が一般
的である。
本発明の装飾方法は、以上の通り、特定の中間転写媒体
10を使用し、且つ被転写物品30へ再転写後に保護層
6を形成する以外は、その画像形成方法や被転写物品に
対する転写方法はいずれも従来公知の方法でもよいもの
であり、また、本発明の装飾方法の対象となる被転写物
品もその材質、形状等特に限定されず、例えば、カート
ン、容器、バッグ類、カセットケース、カセットハーフ
、フロッピーケース、包装紙等のパッケージ:株券、小
切手、手形、証券、証書1通帳類1乗車券、車馬界、印
紙、切手、鑑賞界等の金券類;キャッシュカード、クレ
ジットカード、メンバーズカード、グリーテイングカー
ド、ハガキ、名刺、ICカード等のカード類:その他、
帳票類、封筒、タグ、シ第1バカレンダ−、ポスター、
パンフレット、パスポート、POP用品、コースタ−、
ディスプレイ、ネームプレート、キーボード、化粧品、
装身11(時計、ライター)、文具類、建材、ラジオ、
テレビ、スピーカー、電卓、 −自動車のメーター
パネル、エンブレム、キー、衣類、履物、装置類、OA
機器等いずれの材質あるいは形状のものでもよい。
10を使用し、且つ被転写物品30へ再転写後に保護層
6を形成する以外は、その画像形成方法や被転写物品に
対する転写方法はいずれも従来公知の方法でもよいもの
であり、また、本発明の装飾方法の対象となる被転写物
品もその材質、形状等特に限定されず、例えば、カート
ン、容器、バッグ類、カセットケース、カセットハーフ
、フロッピーケース、包装紙等のパッケージ:株券、小
切手、手形、証券、証書1通帳類1乗車券、車馬界、印
紙、切手、鑑賞界等の金券類;キャッシュカード、クレ
ジットカード、メンバーズカード、グリーテイングカー
ド、ハガキ、名刺、ICカード等のカード類:その他、
帳票類、封筒、タグ、シ第1バカレンダ−、ポスター、
パンフレット、パスポート、POP用品、コースタ−、
ディスプレイ、ネームプレート、キーボード、化粧品、
装身11(時計、ライター)、文具類、建材、ラジオ、
テレビ、スピーカー、電卓、 −自動車のメーター
パネル、エンブレム、キー、衣類、履物、装置類、OA
機器等いずれの材質あるいは形状のものでもよい。
(作用・効果)
以上の如き本発明の装飾方法によれば、従来は、画像の
形成および付与が不可能あるいは困難であった立体成型
物、曲面あるいは複雑な凹凸形状等の表面を有する物品
、更にはこれらの物品の材質に拘らず、熱移行性染料に
より形成された画像を自由に付与することができる。
形成および付与が不可能あるいは困難であった立体成型
物、曲面あるいは複雑な凹凸形状等の表面を有する物品
、更にはこれらの物品の材質に拘らず、熱移行性染料に
より形成された画像を自由に付与することができる。
しかも、本発明によれば、従来のいわゆる絵付きシール
とは異なり、本発明における画像3を有する受像層2は
非常に薄いものであるため、被転写物品30に転写して
も、それらが充分に一体化して、貼着感を与えず、優れ
た美感、機能および耐久性を有するものである。
とは異なり、本発明における画像3を有する受像層2は
非常に薄いものであるため、被転写物品30に転写して
も、それらが充分に一体化して、貼着感を与えず、優れ
た美感、機能および耐久性を有するものである。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。尚
、文中、部または%とあるのは特に断りのない限り重量
基準である。
、文中、部または%とあるのは特に断りのない限り重量
基準である。
実施例!
シート状基材1としてのポリエステルフィルム(厚み5
0μm)の表面に下記粘着剤組成物を乾燥後重量10g
/rn’の割合で塗布および乾燥させて弱粘着剤層4を
形成し、更にその表面にアミノ変性シリコーン(信越化
学工業製、KF−393)をIg/rrr’の割合で塗
布し雛型処理を+Wiこした。
0μm)の表面に下記粘着剤組成物を乾燥後重量10g
/rn’の割合で塗布および乾燥させて弱粘着剤層4を
形成し、更にその表面にアミノ変性シリコーン(信越化
学工業製、KF−393)をIg/rrr’の割合で塗
布し雛型処理を+Wiこした。
次に離型処理面上に下記組成の受像層形成用インキを用
い、乾燥後重量が7g/ばとなるように塗布および乾燥
して受像層2を形成し、本発明で使用する中間転写媒体
10を得た。
い、乾燥後重量が7g/ばとなるように塗布および乾燥
して受像層2を形成し、本発明で使用する中間転写媒体
10を得た。
茎五剋U人勺
ポリアクリル酸エステル樹脂(積木化学工業製、ニスダ
イン^−206) 100部水
100部鳳1どン゛
インキ1& ポリエステル樹脂(東洋鋳型、Vylon200)
100部アミン変性シリコーン
(信越化学工業製、KF−393)
5部エポキシ変性シリコーン(信越化学工業
製、 X−22−341) 5部
溶剤(メチルエチルケトン/トルエン/シクロへキサノ
ン 4/2/2) 900部得られた受像層2の上に
、シアンの熱移行性染料をバインダー樹脂で担持させた
熱転写シート20を重ね、顔写真を色分解して得たシア
ン成分の電気信号に連結したサーマルヘッドで熱エネル
ギーを付与し、シアン画像を得た。次いで、マセンタの
染料を用いた熱転写シートおよびイエローの染料を用い
た熱転写シート20により同様にして熱転写を行い、フ
ルカラーの顔写真とその他の文字、図形からなる正の画
像を形成した。
イン^−206) 100部水
100部鳳1どン゛
インキ1& ポリエステル樹脂(東洋鋳型、Vylon200)
100部アミン変性シリコーン
(信越化学工業製、KF−393)
5部エポキシ変性シリコーン(信越化学工業
製、 X−22−341) 5部
溶剤(メチルエチルケトン/トルエン/シクロへキサノ
ン 4/2/2) 900部得られた受像層2の上に
、シアンの熱移行性染料をバインダー樹脂で担持させた
熱転写シート20を重ね、顔写真を色分解して得たシア
ン成分の電気信号に連結したサーマルヘッドで熱エネル
ギーを付与し、シアン画像を得た。次いで、マセンタの
染料を用いた熱転写シートおよびイエローの染料を用い
た熱転写シート20により同様にして熱転写を行い、フ
ルカラーの顔写真とその他の文字、図形からなる正の画
像を形成した。
次に、上記中間転写媒体10の受像層2側を、厚さ10
0μmの白色不透明の硬質塩化ビニル樹脂シートからな
るカード基体30上に重ねて200℃の熱ローラーで圧
着し、圧着後、シート状基材1を弱粘着剤層4とともに
剥離し、表示画像3を有する受像層2が転写されたカー
トを得た。
0μmの白色不透明の硬質塩化ビニル樹脂シートからな
るカード基体30上に重ねて200℃の熱ローラーで圧
着し、圧着後、シート状基材1を弱粘着剤層4とともに
剥離し、表示画像3を有する受像層2が転写されたカー
トを得た。
次に上記で得られたカードの画像面に紫外線硬化性アク
リル透明塗料を乾燥時厚み10μmに塗布し、常法に従
って硬化させて保護層6を形成した。
リル透明塗料を乾燥時厚み10μmに塗布し、常法に従
って硬化させて保護層6を形成した。
このカードの表面は、全体的に平滑であり、画像部分の
盛り上りは無かった。更にこのカードの画像は40℃の
雰囲気に3ケ月間保持した促進試験においても、画像の
乱れや層間剥離は全く生じなかった。また、カーボンア
ーク灯によるJISの耐光試験をしたところ、結果はJ
IS 4〜5.級であり、良好な性能を示した。表面の
引っ掻き等についても良好な耐性を示した。
盛り上りは無かった。更にこのカードの画像は40℃の
雰囲気に3ケ月間保持した促進試験においても、画像の
乱れや層間剥離は全く生じなかった。また、カーボンア
ーク灯によるJISの耐光試験をしたところ、結果はJ
IS 4〜5.級であり、良好な性能を示した。表面の
引っ掻き等についても良好な耐性を示した。
実施例2
実施例1において弱粘着剤層4を形成しなかったことを
除いて、他は実施例1と同様に本発明方法を実施したと
ころ、実施例1と同様な結果が得られた。
除いて、他は実施例1と同様に本発明方法を実施したと
ころ、実施例1と同様な結果が得られた。
実施例3
実施例1においてシート状基材の離型処理を省いて被転
写シートを形成し、これにフルカラーの顔写真を逆転画
像として熱転写して第2図示の如き中間転写媒体10を
得た。この中間転写媒体10の受像層2の面にポリエス
テル系接着剤5を塗布し、これを電話機の曲面30に圧
着した後、シート状基材1を弱粘着剤層4とともに剥離
した。次いでその面にメラミンアルキッド透明塗料を乾
燥時厚み約5μmに塗布および乾燥させて保護層6を形
成した。転写された画像は電話機の曲面に充分に追従し
、曲面と一体化し、シールのような貼着感を与えず、直
接画像を印刷した如き視感を与えた。またその表面の耐
擦傷性や耐汚染性は充分なものであった。
写シートを形成し、これにフルカラーの顔写真を逆転画
像として熱転写して第2図示の如き中間転写媒体10を
得た。この中間転写媒体10の受像層2の面にポリエス
テル系接着剤5を塗布し、これを電話機の曲面30に圧
着した後、シート状基材1を弱粘着剤層4とともに剥離
した。次いでその面にメラミンアルキッド透明塗料を乾
燥時厚み約5μmに塗布および乾燥させて保護層6を形
成した。転写された画像は電話機の曲面に充分に追従し
、曲面と一体化し、シールのような貼着感を与えず、直
接画像を印刷した如き視感を与えた。またその表面の耐
擦傷性や耐汚染性は充分なものであった。
実施例4
実施例1と同様な方法により、第2図示の如き逆転画像
を有する中間転写媒体10を作成し、これをポリメタク
リレート板30に熱圧着し、次いでシート状基材1を弱
粘着剤層4とともに剥離した。次いで片面に感熱性接着
剤5を塗布しであるポリエチレンテレフタレートフィル
ム(厚み25μm)をラミネートして保護層6を形成し
た。得られた画像は、貼着感を殆ど与えず、あたかも直
接印刷した如き各種耐久性に優れた画像であった。
を有する中間転写媒体10を作成し、これをポリメタク
リレート板30に熱圧着し、次いでシート状基材1を弱
粘着剤層4とともに剥離した。次いで片面に感熱性接着
剤5を塗布しであるポリエチレンテレフタレートフィル
ム(厚み25μm)をラミネートして保護層6を形成し
た。得られた画像は、貼着感を殆ど与えず、あたかも直
接印刷した如き各種耐久性に優れた画像であった。
第1図は、本発明で使用する中間転写媒体10の基本的
な態様を図解的に示す図であり、第2図は中間転写媒体
10の好ましい実施態様を示す図であり、第3〜5図は
本発明の装飾方法を図解的に示す図である。 1;シート状基材 2;受像層 3:画像 4:弱粘着剤層5:接着剤層
6;保護層 10:中間転写媒体 20;熱転写シート30:被転
写物品 特許出願人 大日本印刷株式会社 代理人 弁理士 吉 1)勝 広・可’11汀「 第3図
な態様を図解的に示す図であり、第2図は中間転写媒体
10の好ましい実施態様を示す図であり、第3〜5図は
本発明の装飾方法を図解的に示す図である。 1;シート状基材 2;受像層 3:画像 4:弱粘着剤層5:接着剤層
6;保護層 10:中間転写媒体 20;熱転写シート30:被転
写物品 特許出願人 大日本印刷株式会社 代理人 弁理士 吉 1)勝 広・可’11汀「 第3図
Claims (6)
- (1)シート状基材の一方の面に剥離可能に設けられた
受像層からなる中間転写媒体の受像層に、熱転写方法に
より受像層側から見て逆転画像を形成し、次いで転写さ
れた受像層を任意の被転写物品に再転写し、次いで転写
画像面に保護層を形成することを特徴とする装飾方法。 - (2)受像層とシート状基材との間に弱粘着層が形成さ
れている特許請求の範囲第(1)項に記載の装飾方法。 - (3)弱粘着層と受像層との間が剥離性である特許請求
の範囲第(2)項に記載の装飾方法。 - (4)受像層が熱移行性染料により染着可能な材料から
形成され、且つ画像が熱移行性染料により形成されてい
る特許請求の範囲第(1)項に記載の装飾方法。 - (5)受像層がポリエステルから形成されている特許請
求の範囲第(1)項に記載の装飾方法。 - (6)被転写物品が顔写真等を設けるカード類である特
許請求の範囲第(1)項に記載の装飾方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29257586A JPH0755598B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 装飾方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29257586A JPH0755598B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 装飾方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145100A true JPS63145100A (ja) | 1988-06-17 |
JPH0755598B2 JPH0755598B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17783547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29257586A Expired - Fee Related JPH0755598B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 装飾方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755598B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02212195A (ja) * | 1989-02-13 | 1990-08-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 保護フイルム付き画像の形成方法 |
JPH1081100A (ja) * | 1997-06-12 | 1998-03-31 | Brother Ind Ltd | プリントシート作製装置用テープカートリッジ |
JP2002210943A (ja) * | 2001-01-22 | 2002-07-31 | Seiko Epson Corp | 画像形成方法、これに用いる印刷用メディアおよびシートカートリッジ |
WO2002102606A1 (fr) * | 2001-06-14 | 2002-12-27 | Dream Canvas, Inc. | Procede de transfert d'image et materiau conçu pour le transfert d'image |
JP2007320320A (ja) * | 1996-07-23 | 2007-12-13 | Neenah Paper Inc | 常温剥離特性を有する印刷可能な熱転写材料 |
KR101239986B1 (ko) * | 2011-05-18 | 2013-03-06 | 삼성중공업 주식회사 | 액상화물 저장 탱크 |
CN106163161A (zh) * | 2015-03-23 | 2016-11-23 | 小米科技有限责任公司 | 对设备外壳的处理方法、设备外壳及设备 |
WO2021006295A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 大日本印刷株式会社 | 加飾品の製造方法、加飾シート、及び加飾品 |
-
1986
- 1986-12-10 JP JP29257586A patent/JPH0755598B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH1081100A (ja) * | 1997-06-12 | 1998-03-31 | Brother Ind Ltd | プリントシート作製装置用テープカートリッジ |
JP2002210943A (ja) * | 2001-01-22 | 2002-07-31 | Seiko Epson Corp | 画像形成方法、これに用いる印刷用メディアおよびシートカートリッジ |
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KR101239986B1 (ko) * | 2011-05-18 | 2013-03-06 | 삼성중공업 주식회사 | 액상화물 저장 탱크 |
CN106163161A (zh) * | 2015-03-23 | 2016-11-23 | 小米科技有限责任公司 | 对设备外壳的处理方法、设备外壳及设备 |
JP2017519371A (ja) * | 2015-03-23 | 2017-07-13 | シャオミ・インコーポレイテッド | 装置筐体、その処理方法、及び装置 |
WO2021006295A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 大日本印刷株式会社 | 加飾品の製造方法、加飾シート、及び加飾品 |
JPWO2021006295A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-09-13 | 大日本印刷株式会社 | 加飾品の製造方法、加飾シート、及び加飾品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755598B2 (ja) | 1995-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |