JPS63140055A - 高耐食性析出硬化型Ni基合金 - Google Patents
高耐食性析出硬化型Ni基合金Info
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- JPS63140055A JPS63140055A JP28828286A JP28828286A JPS63140055A JP S63140055 A JPS63140055 A JP S63140055A JP 28828286 A JP28828286 A JP 28828286A JP 28828286 A JP28828286 A JP 28828286A JP S63140055 A JPS63140055 A JP S63140055A
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Landscapes
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、腐食環境下、特に従来のサワーガス環境(l
hs COz C2−)下にあって、さらにイオウ
(S)がFeS、 NiS等の硫化物の形態でなく単体
として混入した環境において良好な耐応力割れ性および
耐水素割れ性を有する、油井用部材(特に抗日、抗底部
材)に用いられる高耐食性析出硬化型Ni基合金に関す
る。
hs COz C2−)下にあって、さらにイオウ
(S)がFeS、 NiS等の硫化物の形態でなく単体
として混入した環境において良好な耐応力割れ性および
耐水素割れ性を有する、油井用部材(特に抗日、抗底部
材)に用いられる高耐食性析出硬化型Ni基合金に関す
る。
(従来の技術)
近年、油井の深井戸化およびサワーガス環境下での掘井
が要求されてきており、高強度、高耐食性を有するNi
基合金等がそのような用途に適用されている。これらN
i基合金の耐食性能は特にCr。
が要求されてきており、高強度、高耐食性を有するNi
基合金等がそのような用途に適用されている。これらN
i基合金の耐食性能は特にCr。
Mo、 W含有量の増加によって向上するため、それら
を考慮しながら、対象となる腐食環境に適した合金成分
系が選択されている。さらに強度については、0.2%
耐力にて77 kgf/mm2以上、あるいは91 k
gf/mm”以上の高強度が要求されている。したがっ
て、これら合金成分系に対してチュービング、ケーシン
グ、ライナ等の管状部材については冷間加工にて高強度
化を図っており、一方、冷間加工の施せないような厚肉
あるいは異形状の抗日、・抗底部材等にはT゛あるいは
T”等の金属間化合物の析出硬化を利用して高強度化を
図っている。
を考慮しながら、対象となる腐食環境に適した合金成分
系が選択されている。さらに強度については、0.2%
耐力にて77 kgf/mm2以上、あるいは91 k
gf/mm”以上の高強度が要求されている。したがっ
て、これら合金成分系に対してチュービング、ケーシン
グ、ライナ等の管状部材については冷間加工にて高強度
化を図っており、一方、冷間加工の施せないような厚肉
あるいは異形状の抗日、・抗底部材等にはT゛あるいは
T”等の金属間化合物の析出硬化を利用して高強度化を
図っている。
ところで、最近の油井情報によれば上記サワーガス環境
以外にさらにイオウ(S)が単体として、つまり硫化物
等の形態ではなく、混入する環境が見い出され、そのよ
うな環境においては従来の耐サワーガス用Ni1合金で
は耐食性が充分ではなくなってきている。
以外にさらにイオウ(S)が単体として、つまり硫化物
等の形態ではなく、混入する環境が見い出され、そのよ
うな環境においては従来の耐サワーガス用Ni1合金で
は耐食性が充分ではなくなってきている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記のようにサワーガス環境(lIzs COz
Cf、−)にさらにイオウ(S)の単体が混入する環境
においては、Ni基合金部材等は特異な腐食形態を示す
が、本件出願人は、このような環境においても良好な耐
食性を維持する合金として、チュービング、ケーシング
、ライナ等の管状部材用には、冷間加工により強度上昇
を図れる合金系を特願昭61−1199号ないしくit
−1204号においてすでに提案している。
Cf、−)にさらにイオウ(S)の単体が混入する環境
においては、Ni基合金部材等は特異な腐食形態を示す
が、本件出願人は、このような環境においても良好な耐
食性を維持する合金として、チュービング、ケーシング
、ライナ等の管状部材用には、冷間加工により強度上昇
を図れる合金系を特願昭61−1199号ないしくit
−1204号においてすでに提案している。
しかしながら、上記合金系にあっても、油井坑口、抗底
部材等で冷間加工により強度上昇を図れない場合には、
T゛あるいはT”等の金属間化合物の析出硬化により高
強度化を図る必要がある。
部材等で冷間加工により強度上昇を図れない場合には、
T゛あるいはT”等の金属間化合物の析出硬化により高
強度化を図る必要がある。
しかし、これら析出硬化型の既存合金では上記のイオウ
(S)を単体として含むサワーガス環境においては、い
ずれも局部腐食あるいは応力腐食割れ(以下、rSCC
Jと称する)を発生ずることが確認された。すなわち、
単体Sは温度、圧力(特にHas分圧)に依存して(S
)l−1+I1.s =)1.5.)の反応に従い3a
(S、−+ 、lhs 、Ih5x)に変化するが、
Sm−1として遊離したイオウ (S)もしくはozs
xが存在すると、これが油井坑口、抗底部材に局所的に
付着し、その部分において孔食の発生あるいはSCCに
至ることがわかった。これは4S+411□S!311
□S+11□SO4の反応により11□Sン一度が局所
的に工賃することと、同時に11□S04を発生し低p
H化するためと考えられる。このような特異な腐食形態
を呈する環境において、充分な耐食性能を発揮するため
には、管状部材の場合(特願昭61−1199号その他
参照)と同様、抗日、抗底部材の析出硬化型合金におい
ても従来よりもさらに高強度かつ修復性の良好な耐食性
皮膜を形成させることが不可欠となる。ところが既存の
析出硬化型のNi基合金等では析出硬化能と組織安定性
(T”、γ”以外の脆化をもたらす第2相;シグマ相、
しaves相等の析出防止)の観点から合金元素に制約
があり、当該環境にて十分な耐食性を有する良好な耐食
性皮膜は得られなかった。
(S)を単体として含むサワーガス環境においては、い
ずれも局部腐食あるいは応力腐食割れ(以下、rSCC
Jと称する)を発生ずることが確認された。すなわち、
単体Sは温度、圧力(特にHas分圧)に依存して(S
)l−1+I1.s =)1.5.)の反応に従い3a
(S、−+ 、lhs 、Ih5x)に変化するが、
Sm−1として遊離したイオウ (S)もしくはozs
xが存在すると、これが油井坑口、抗底部材に局所的に
付着し、その部分において孔食の発生あるいはSCCに
至ることがわかった。これは4S+411□S!311
□S+11□SO4の反応により11□Sン一度が局所
的に工賃することと、同時に11□S04を発生し低p
H化するためと考えられる。このような特異な腐食形態
を呈する環境において、充分な耐食性能を発揮するため
には、管状部材の場合(特願昭61−1199号その他
参照)と同様、抗日、抗底部材の析出硬化型合金におい
ても従来よりもさらに高強度かつ修復性の良好な耐食性
皮膜を形成させることが不可欠となる。ところが既存の
析出硬化型のNi基合金等では析出硬化能と組織安定性
(T”、γ”以外の脆化をもたらす第2相;シグマ相、
しaves相等の析出防止)の観点から合金元素に制約
があり、当該環境にて十分な耐食性を有する良好な耐食
性皮膜は得られなかった。
したがって、本発明の目的は、従来のサワーガス環境(
HzS−COz −CQ−)にさらにイオウ(S)の単
体が混入した環境においても良好な耐応力腐食割れ性お
よび耐水素割れ性を有する油井用坑口、坑底部材用の高
強度析出硬化型Ni基合金を提供することである。
HzS−COz −CQ−)にさらにイオウ(S)の単
体が混入した環境においても良好な耐応力腐食割れ性お
よび耐水素割れ性を有する油井用坑口、坑底部材用の高
強度析出硬化型Ni基合金を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
そこで、本発明者らは、析出硬化能を1員なうことなく
、強硬かつ修復能の良好な皮膜が得られる合金成分系を
得るために、サワーガス環境における皮膜の強度および
修復能が、管状部材用の冷間加工型Ni基合金の場合に
は概ねCrs M2S Wの含有量に比例して向上する
ことと、さらに単体Sを含む場合には、Cu、 Nbが
有効であることに着目した検討を行った。
、強硬かつ修復能の良好な皮膜が得られる合金成分系を
得るために、サワーガス環境における皮膜の強度および
修復能が、管状部材用の冷間加工型Ni基合金の場合に
は概ねCrs M2S Wの含有量に比例して向上する
ことと、さらに単体Sを含む場合には、Cu、 Nbが
有効であることに着目した検討を行った。
坑口、杭底部材用の析出硬化型Ni基合金の場合には、
CrSMaSWs Cu等の含有量を増加させていくと
、シグマ相、Laνes相等の脆化相が製品においても
残存するようになり、γ゛、γ”の析出硬化を妨げると
同時に皮膜自体の強度、修復能さえ有効に向上しなかっ
た。
CrSMaSWs Cu等の含有量を増加させていくと
、シグマ相、Laνes相等の脆化相が製品においても
残存するようになり、γ゛、γ”の析出硬化を妨げると
同時に皮膜自体の強度、修復能さえ有効に向上しなかっ
た。
さらにそのメカニズムを検討した結果、本発明者らは、
Mo:5.5%以上、9.0%未満、およびNb:4
゜O〜6.0%を含む特定成分系の組み合せにより、析
出硬化能すなわち、γ”、T”の金属間化合物の析出を
低下させることなく、かつ単体Sを含む200℃以下の
環境において十分な強度と良好な修復能を有する耐食性
皮膜が得られ、当該環境にて良好な耐SCC性および耐
水素割れ性を呈することを知見した。
Mo:5.5%以上、9.0%未満、およびNb:4
゜O〜6.0%を含む特定成分系の組み合せにより、析
出硬化能すなわち、γ”、T”の金属間化合物の析出を
低下させることなく、かつ単体Sを含む200℃以下の
環境において十分な強度と良好な修復能を有する耐食性
皮膜が得られ、当該環境にて良好な耐SCC性および耐
水素割れ性を呈することを知見した。
すなわち、本発明は、そのような知見にもとづいて完成
されたもので、その要旨とするところは、重量%で、 Cr:12〜25%、 Mo: 5.5%以上、9.
0%未満、Nb: 4.0〜6.0%、 Fe: 5
.0〜25%、Ni: 45〜60%、 C:
0.050%以下、Si: 0.50%以下、 M
n: 1.0%以下、P : 0.025%以下、
s : 0.0050%以下、N : 0.050%以
下、 さらに所望によりTi:O,O1〜1.0%および/ま
たはAl:0.01〜2.0%、好ましくはへQ:0.
5〜2.0%、 からなる組成を有するサワーガス環境にさらにS単体が
混入する過酷な環境下ですぐれた耐SCC性を示す高耐
食性析出硬化型Ni基合金である。
されたもので、その要旨とするところは、重量%で、 Cr:12〜25%、 Mo: 5.5%以上、9.
0%未満、Nb: 4.0〜6.0%、 Fe: 5
.0〜25%、Ni: 45〜60%、 C:
0.050%以下、Si: 0.50%以下、 M
n: 1.0%以下、P : 0.025%以下、
s : 0.0050%以下、N : 0.050%以
下、 さらに所望によりTi:O,O1〜1.0%および/ま
たはAl:0.01〜2.0%、好ましくはへQ:0.
5〜2.0%、 からなる組成を有するサワーガス環境にさらにS単体が
混入する過酷な環境下ですぐれた耐SCC性を示す高耐
食性析出硬化型Ni基合金である。
さらに、上記成分系を下記(1)式なる範囲に限定すれ
ば、組織は安定化し、熱間加工性が極めて優れた均質な
合金が得られ、耐SCC性も良好となり、本発明の目的
がさらに一層効果的に達成される。
ば、組織は安定化し、熱間加工性が極めて優れた均質な
合金が得られ、耐SCC性も良好となり、本発明の目的
がさらに一層効果的に達成される。
Ni−2(Mo+1.5(Cr−12)] 3 (N
b+1.5Ti+0.5(Al−0,5) l ≧O・
・・・(11かくして、本発明によれば、200℃まで
の高温下にあっても、サワーガス環境にさらにS単体が
混合した過酷な環境下ですぐれた耐SCC性および耐水
素割れ性を示す析出硬化型Niy!E合金が得られる。
b+1.5Ti+0.5(Al−0,5) l ≧O・
・・・(11かくして、本発明によれば、200℃まで
の高温下にあっても、サワーガス環境にさらにS単体が
混合した過酷な環境下ですぐれた耐SCC性および耐水
素割れ性を示す析出硬化型Niy!E合金が得られる。
(作用)
次に、本発明において成分組成を上述の如く限定する理
由を説明する。
由を説明する。
Cr: CrはMo、 Ni、 Fe等と共にγ゛、7
”析出硬化のためのオーステナイトマトリックスを構成
する。従来のサワーガス環境では特に高温での耐食性に
有効とされていたが、当該環境ではM2S Ni等とバ
ランスで耐食性皮膜に寄与する。このためにはCr11
2%は必要であるが、組織安定性の観点からCr525
%とした。
”析出硬化のためのオーステナイトマトリックスを構成
する。従来のサワーガス環境では特に高温での耐食性に
有効とされていたが、当該環境ではM2S Ni等とバ
ランスで耐食性皮膜に寄与する。このためにはCr11
2%は必要であるが、組織安定性の観点からCr525
%とした。
Mo: Moは当該環境にて耐食性皮膜を形成させるた
めに不可欠な元素であり200℃までを対象とした場合
、Mo≧5.5%必要である。しかじながら、多量添加
は経済性等の観点から不要でありMo<9.0%とする
。
めに不可欠な元素であり200℃までを対象とした場合
、Mo≧5.5%必要である。しかじながら、多量添加
は経済性等の観点から不要でありMo<9.0%とする
。
なお、WはMoと同様な効果を有すると一般的に考えら
れ、通常Wの原子量を考慮してl %Moに対し
て2%Wにて置換可能とされているが、当該成分系では
成分構成上品W添加は実質不可能である。ただし、Mo
の一部をWにて置換することは可能である。
れ、通常Wの原子量を考慮してl %Moに対し
て2%Wにて置換可能とされているが、当該成分系では
成分構成上品W添加は実質不可能である。ただし、Mo
の一部をWにて置換することは可能である。
Ni: NiはTo、T″析出硬化に不可欠な元素であ
るが、当該環境における耐食性皮膜の強化にも重要な役
割を果す。そのためには、N+945%必要だが、他成
分系とのバランスと耐水素割れ性の観点からN4560
%とする。
るが、当該環境における耐食性皮膜の強化にも重要な役
割を果す。そのためには、N+945%必要だが、他成
分系とのバランスと耐水素割れ性の観点からN4560
%とする。
Fe: FeはTo、γ1析出硬化能の向上には不可欠
な元素である。そのためにはFe≧5.0%必要だが、
他成分系とのバランスを考慮してFc≦25%とする。
な元素である。そのためにはFe≧5.0%必要だが、
他成分系とのバランスを考慮してFc≦25%とする。
Nb: Nbは本合金系では主にT”−NiJb(Do
□2型規則構造)の析出硬化により高強度かつ高耐食性
を与える。これはγ”特有の変形機構により応力集中が
小さく、また耐孔食性に優れているからである。そのた
めにはNb≧4.0%必要であるが、多量添加はLav
es相の生成等好ましくない第2相を析出するためNb
S2.0%とする。
□2型規則構造)の析出硬化により高強度かつ高耐食性
を与える。これはγ”特有の変形機構により応力集中が
小さく、また耐孔食性に優れているからである。そのた
めにはNb≧4.0%必要であるが、多量添加はLav
es相の生成等好ましくない第2相を析出するためNb
S2.0%とする。
Ti: Tiは多量に添加されるとγ”相を形成するが
本合金系では微量であればT”析出を促進する効果があ
る。そのため、多量添加は不要であり、添加量はTiS
2.0%とする。その効果を得るのにTi添加の下限を
0.01%とする。
本合金系では微量であればT”析出を促進する効果があ
る。そのため、多量添加は不要であり、添加量はTiS
2.0%とする。その効果を得るのにTi添加の下限を
0.01%とする。
Al:Alは、八Q≦0.5%で有効な脱酸剤として、
さらに組織の安定化に寄与する。それらの効果を得るの
にAl≧0.01%を必要とする。またγ“あるいはγ
′相の析出にも寄与するため、Al≧0.5%としても
よいが、Al>2%は却って強度向上には好ましくない
。
さらに組織の安定化に寄与する。それらの効果を得るの
にAl≧0.01%を必要とする。またγ“あるいはγ
′相の析出にも寄与するため、Al≧0.5%としても
よいが、Al>2%は却って強度向上には好ましくない
。
C:Cは、C>0.05%では粗大なMC型(M:Nb
、Ti等)炭化物を形成し、著しく延性、靭性が低下す
る。したがって、好ましくは、C50゜020%とする
ほうがよい。
、Ti等)炭化物を形成し、著しく延性、靭性が低下す
る。したがって、好ましくは、C50゜020%とする
ほうがよい。
Sis Mn: Sis Mnは通常脱酸剤、脱硫剤と
して添加されるが多量添加は延性、靭性の低下につなが
るため、添加する場合には、Sis0.50%、MnS
2.0%とするのが好ましい。
して添加されるが多量添加は延性、靭性の低下につなが
るため、添加する場合には、Sis0.50%、MnS
2.0%とするのが好ましい。
P、S: P、Sは不可避的に混入する不純物であり、
多量に存在すると熱間加工性、耐食性に悪影響を及ぼす
ため、P≦0.025%、S≦0゜0050%とするの
が好ましい。
多量に存在すると熱間加工性、耐食性に悪影響を及ぼす
ため、P≦0.025%、S≦0゜0050%とするの
が好ましい。
NUNは、Nの多量添加がMN型(M: Nb、 Ti
等)窒化物の形成によりγ′、T”析出硬化の妨げにな
るとともに延性、靭性を低下させるためN≦0.050
%とするのが好ましい。
等)窒化物の形成によりγ′、T”析出硬化の妨げにな
るとともに延性、靭性を低下させるためN≦0.050
%とするのが好ましい。
本発明のその好適B様にあって下記(1)式によってさ
らにその合金組成が制限されてもよいが、その場合、熱
間加工性がさらに一層良好なものとなり、それにより組
織的にも一層均質となるため耐SCC性等の耐食性も相
乗的に改善される。
らにその合金組成が制限されてもよいが、その場合、熱
間加工性がさらに一層良好なものとなり、それにより組
織的にも一層均質となるため耐SCC性等の耐食性も相
乗的に改善される。
Ni −2(Mo+1.5(Cr 12)) 3
(Nb+1.5Ti+0.5(Al−0,5)) ≧
0 ・・・・(11なお、本発明合金系にあっても、所
望成分として、必要によりCus C0% R[!M
、Mg、Cas Y等を適宜添加してもよいが、それら
を添加する場合には次のように制限される。
(Nb+1.5Ti+0.5(Al−0,5)) ≧
0 ・・・・(11なお、本発明合金系にあっても、所
望成分として、必要によりCus C0% R[!M
、Mg、Cas Y等を適宜添加してもよいが、それら
を添加する場合には次のように制限される。
Cuは当該環境にて耐食性皮膜の形成に寄与するが、多
量添加はγ′、γ”の析出硬化の妨げになるため、Cu
3P、0%とするのが好ましい。
量添加はγ′、γ”の析出硬化の妨げになるため、Cu
3P、0%とするのが好ましい。
Coは耐水素割れ性の向上に有効だが、多量添加は延性
、靭性の低下を招くため、Cas5.0%とするのが好
ましい。
、靭性の低下を招くため、Cas5.0%とするのが好
ましい。
REM 、Mg、Ca、 Yは少なくとも1種の添加に
より熱11加工性を向上させるが、それぞれ0.1θ%
、0.10%、0.10%、0.20%を越えると逆に
低融点化合物を生成し易くなり加工性が低下するため、
それぞれ0.10%、0.10%、0.10%、0.2
0%以下とするのが好ましい。
より熱11加工性を向上させるが、それぞれ0.1θ%
、0.10%、0.10%、0.20%を越えると逆に
低融点化合物を生成し易くなり加工性が低下するため、
それぞれ0.10%、0.10%、0.10%、0.2
0%以下とするのが好ましい。
その他、V、 Zr、 Ta、、Hf等はCの安定化に
寄与するとされており本発明にかかる本合金系にあって
も、合計2.0%までは添加してもよい。
寄与するとされており本発明にかかる本合金系にあって
も、合計2.0%までは添加してもよい。
またB、 Sn、 Zn、 Pb等は微量では特に影習
がないため不純物として合計0.10%までその存在が
許容される。
がないため不純物として合計0.10%までその存在が
許容される。
次に、本発明を実施例に基づいてさらに具体的に説明す
る。
る。
実施例
第1表に示す化学組成を有する各合金をtm m 1&
、熱間加工によって板材とし、さらに第2表に示す所定
の固溶化処理後、種々の時効処理を施して、0.2%耐
力(室温)にて77 kgf/mm”以上という所定の
強度を得た。この板材から下記試験用試験片を採取し、
下記の各試験条件で各試験を実施した。
、熱間加工によって板材とし、さらに第2表に示す所定
の固溶化処理後、種々の時効処理を施して、0.2%耐
力(室温)にて77 kgf/mm”以上という所定の
強度を得た。この板材から下記試験用試験片を採取し、
下記の各試験条件で各試験を実施した。
それらの結果を第2表にまとめて示す。
五跋験条佳
■■歪成験 温度 : 室温
試験片 : 4.Ons+φX GL = 20mm
歪み速度: I Xl0−’S−’ 試験項目: 引張強度、伸び、絞り ■SC+ン」式1え ?合液 : 20%
NaCQ −1,0g/ pS40atm、llI25
−20at 温度 :200℃ 浸漬時間:500h 試験片 : 2tX10w x75j! (ms)、
R0,2511ノンチ付 付加応カニ1.0 σy ■i漿計扛成駿 NACE条件: 5XNaCQ−0,5χclhCO
OIl−1atm 1lts、 25℃ 試験片 : 炭素鋼カップリング、 2t X Low X 75 j! (am)、R0,
250ノフチ付 付加応力=1.0σy 浸漬時間: 1000h 上記の■、■の腐食試験において割れまたは孔食、局部
腐食の発生しなかったものを「O」、発生したもの「×
」にて示す。
歪み速度: I Xl0−’S−’ 試験項目: 引張強度、伸び、絞り ■SC+ン」式1え ?合液 : 20%
NaCQ −1,0g/ pS40atm、llI25
−20at 温度 :200℃ 浸漬時間:500h 試験片 : 2tX10w x75j! (ms)、
R0,2511ノンチ付 付加応カニ1.0 σy ■i漿計扛成駿 NACE条件: 5XNaCQ−0,5χclhCO
OIl−1atm 1lts、 25℃ 試験片 : 炭素鋼カップリング、 2t X Low X 75 j! (am)、R0,
250ノフチ付 付加応力=1.0σy 浸漬時間: 1000h 上記の■、■の腐食試験において割れまたは孔食、局部
腐食の発生しなかったものを「O」、発生したもの「×
」にて示す。
(発明の効果)
Coz 以上のように、本発明によれば、耐食性即
ち耐応力割れ性、耐水素割れ性に抜群に優れた高強度の
油井坑口、坑底部材が得られる。
ち耐応力割れ性、耐水素割れ性に抜群に優れた高強度の
油井坑口、坑底部材が得られる。
したがって、本発明が斯界に与える利益は大きい。
Claims (4)
- (1)重量%で、 Cr:12〜25%、Mo:5.5%以上、9.0%未
満、Nb:4.0〜6.0%、Fe:5.0〜25%、
Ni:45〜60%、C:0.050%以下、Si:0
.50%以下、Mn:1.0%以下、P:0.025%
以下、S:0.0050%以下、N:0.050%以下 からなる組成を有する、サワーガス環境にさらにS単体
が混入した過酷な環境下ですぐれた耐SCC性を示す高
耐食性析出硬化型Ni基合金。 - (2)重量%で、 Cr:12〜25%、Mo:5.5%以上、9.0%未
満、Nb:4.0〜6.0%、Fe:5.0〜25%、
Ni:45〜60%、C:0.050%以下、Si:0
.50%以下、Mn:1.0%以下、P:0.025%
以下、S:0.0050%以下、N:0.050%以下
、Ti:0.01〜1.0%からなる組成を有する、サ
ワーガス環境にさらにS単体が混入した過酷な環境下で
すぐれた耐SCC性を示す高耐食性析出硬化型Ni基合
金。 - (3)重量%で、 Cr:12〜25%、Mn:5.5%以上、9.0%未
満、Nb:4.0〜6.0%、Fe:5.0〜25%、
Ni:45〜60%、C:0.050%以下、Si:0
.50%以下、Mn:1.0%以下、P:0.025%
以下、S:0.0050%以下、N:0.050%以下
、Al:0.01〜2.0%からなる組成を有する、サ
ワーガス環境にさらにS単体が混入した過酷な環境下で
すぐれた耐SCC性を示す高耐食性析出硬化型Ni基合
金。 - (4)重量%で、 Cr:12〜25%、Mo:5.5%以上、9.0%未
満、Nb:4.0〜6.0%、Fe:5.0〜25%、
Ni:45〜60%、C:0.050%以下、Si:0
.50%以下、Mn:1.0%以下、P:0.025%
以下、S:0.0050%以下、N:0.050%以下
、Ti:0.01〜1.0%、Al:0.01〜2.0
% からなる組成を有する、サワーガス環境にさらにS単体
が混入した過酷な環境下ですぐれた耐SCC性を示す高
耐食性析出硬化型Ni基合金。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28828286A JPS63140055A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 高耐食性析出硬化型Ni基合金 |
US07/123,878 US5000914A (en) | 1986-11-28 | 1987-11-23 | Precipitation-hardening-type ni-base alloy exhibiting improved corrosion resistance |
US07/619,980 US5217684A (en) | 1986-11-28 | 1990-11-30 | Precipitation-hardening-type Ni-base alloy exhibiting improved corrosion resistance |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28828286A JPS63140055A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 高耐食性析出硬化型Ni基合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63140055A true JPS63140055A (ja) | 1988-06-11 |
Family
ID=17728146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28828286A Pending JPS63140055A (ja) | 1986-11-28 | 1986-12-03 | 高耐食性析出硬化型Ni基合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63140055A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009515053A (ja) * | 2005-11-07 | 2009-04-09 | ハンチントン、アロイス、コーポレーション | オイルパッチ用途のための高強度耐食性合金 |
JP2011503366A (ja) * | 2007-11-19 | 2011-01-27 | ハンチントン、アロイス、コーポレーション | 過酷なオイル及びガス環境用の超高強度合金及び製造方法 |
JP2011052303A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Hitachi Ltd | Ni基鋳造合金およびタービン車室 |
JP2018095952A (ja) * | 2016-10-24 | 2018-06-21 | 大同特殊鋼株式会社 | 析出硬化型高Ni耐熱合金 |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP28828286A patent/JPS63140055A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009515053A (ja) * | 2005-11-07 | 2009-04-09 | ハンチントン、アロイス、コーポレーション | オイルパッチ用途のための高強度耐食性合金 |
KR101350725B1 (ko) * | 2005-11-07 | 2014-01-14 | 헌팅턴 앨로이즈 코오포레이션 | 오일 패치 설비용 고강도 부식 저항성 합금 |
JP2011503366A (ja) * | 2007-11-19 | 2011-01-27 | ハンチントン、アロイス、コーポレーション | 過酷なオイル及びガス環境用の超高強度合金及び製造方法 |
US9017490B2 (en) | 2007-11-19 | 2015-04-28 | Huntington Alloys Corporation | Ultra high strength alloy for severe oil and gas environments and method of preparation |
US10100392B2 (en) | 2007-11-19 | 2018-10-16 | Huntington Alloys Corporation | Ultra high strength alloy for severe oil and gas environments and method of preparation |
JP2011052303A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Hitachi Ltd | Ni基鋳造合金およびタービン車室 |
JP2018095952A (ja) * | 2016-10-24 | 2018-06-21 | 大同特殊鋼株式会社 | 析出硬化型高Ni耐熱合金 |
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