JPS63136944A - 玩具用小型直流モ−タ - Google Patents
玩具用小型直流モ−タInfo
- Publication number
- JPS63136944A JPS63136944A JP28321186A JP28321186A JPS63136944A JP S63136944 A JPS63136944 A JP S63136944A JP 28321186 A JP28321186 A JP 28321186A JP 28321186 A JP28321186 A JP 28321186A JP S63136944 A JPS63136944 A JP S63136944A
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- JP
- Japan
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- armature
- field magnet
- magnetic
- field
- state
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、玩具等に使用する3極のアーマチュアを有
する玩具用小型直流モータ、特に振動を低減することが
可能な玩具用小型直流モータに関する。
する玩具用小型直流モータ、特に振動を低減することが
可能な玩具用小型直流モータに関する。
従来の玩具用小型直流モータは、ステータに逆極性の一
対のフィールドマグネットが上下対称位置に配設され、
これらフィールドマグネットに対向して3極の磁脚を有
するアーマチュアが軸受に支持された回転軸に固着され
て回転自在に設けられた構成を有する。
対のフィールドマグネットが上下対称位置に配設され、
これらフィールドマグネットに対向して3極の磁脚を有
するアーマチュアが軸受に支持された回転軸に固着され
て回転自在に設けられた構成を有する。
ところで、このような従来の玩具用小型直流モータは、
その使用目的が玩具等を対称としているので、コストの
低順を維持する必要があり、その回転軸とこれを支持す
る軸受とを高精度に製作することが困難である。このた
めくアーマチュアの回転位相によってフィールドマグネ
ットの磁界を横切るコイルの付勢力が左右方向で不均一
となり、その回転軸はフィールドマグネットを結ぶ線と
直交する方向に振動し、これに伴って騒音を発生する。
その使用目的が玩具等を対称としているので、コストの
低順を維持する必要があり、その回転軸とこれを支持す
る軸受とを高精度に製作することが困難である。このた
めくアーマチュアの回転位相によってフィールドマグネ
ットの磁界を横切るコイルの付勢力が左右方向で不均一
となり、その回転軸はフィールドマグネットを結ぶ線と
直交する方向に振動し、これに伴って騒音を発生する。
この振動及び騒音の発生は、軸受と回転軸との精度を向
上させることにより、低減させることができるものであ
るが、上述のように、玩具用小型直流モータにあっては
、コストの低廉化が使命であるので、これを実現するこ
とはできず、品質の低迷が余儀なくされているのが実情
である。
上させることにより、低減させることができるものであ
るが、上述のように、玩具用小型直流モータにあっては
、コストの低廉化が使命であるので、これを実現するこ
とはできず、品質の低迷が余儀なくされているのが実情
である。
この振動及び騒音の発生を解決するために、本出願人は
、先に特公昭56−30773号公報に記載の小型モー
タにより駆動される装置を提案した。この従来例は、2
極モータのフィールドマグネットのS、N両極を結ぶ線
と略直交する方向に伝動ベルト、スプリング等によって
回転軸を付勢することにより、振動及び騒音の発生を防
止するようにしている。
、先に特公昭56−30773号公報に記載の小型モー
タにより駆動される装置を提案した。この従来例は、2
極モータのフィールドマグネットのS、N両極を結ぶ線
と略直交する方向に伝動ベルト、スプリング等によって
回転軸を付勢することにより、振動及び騒音の発生を防
止するようにしている。
しかしながら、上記従来の玩具用小型直流モータにあっ
ては、フィールドマグネットの配置位置を外部から分か
るように表果したり、付勢用のスプリングを必要とし、
そのためにコストの多少の上昇は避けられないという未
解決の問題点かあった。
ては、フィールドマグネットの配置位置を外部から分か
るように表果したり、付勢用のスプリングを必要とし、
そのためにコストの多少の上昇は避けられないという未
解決の問題点かあった。
そこで、この発明は、部品点数を増加させることなく、
振動及び騒音の発生を防止することが可能な玩具用小型
直流モータを提供することを目的としている。
振動及び騒音の発生を防止することが可能な玩具用小型
直流モータを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、この発明は、ステータに配
置された一対のフィールドマグネットと、該一対のフィ
ールドマグネットに対向する3極の磁脚を有するアーマ
チュアとを備えた玩具用小型 ゛直流モータにお
いて、前記アーマチュアと各フィールドマグネットとの
間の磁力を異ならせ、アーマチュアを一方のフィールド
マグネット側に付勢するようにしたことを特徴としてい
る。
置された一対のフィールドマグネットと、該一対のフィ
ールドマグネットに対向する3極の磁脚を有するアーマ
チュアとを備えた玩具用小型 ゛直流モータにお
いて、前記アーマチュアと各フィールドマグネットとの
間の磁力を異ならせ、アーマチュアを一方のフィールド
マグネット側に付勢するようにしたことを特徴としてい
る。
この発明においては、ステータのフィールドマグネット
とアーマチュアとの間の磁力を、一対のフィールドマグ
ネットの位相をずらしたり、磁束密度を異ならせるなど
により異ならせ、これによって、アーマチュアに生じる
コイル通電時のフィールドマグネットと直交する方向の
移動力を打ち消してアーマチュアを所定方向に付勢する
ことができ、アーマチュアを取付けた回転軸とこれを支
持する軸受との間で発生する振動を防止し、騒音の発生
も防止することができる。
とアーマチュアとの間の磁力を、一対のフィールドマグ
ネットの位相をずらしたり、磁束密度を異ならせるなど
により異ならせ、これによって、アーマチュアに生じる
コイル通電時のフィールドマグネットと直交する方向の
移動力を打ち消してアーマチュアを所定方向に付勢する
ことができ、アーマチュアを取付けた回転軸とこれを支
持する軸受との間で発生する振動を防止し、騒音の発生
も防止することができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す路線的構成図である
。
。
図中、1.2はステータに配置され逆極性に着磁された
一対の円弧状のフィールドマグネットであって、これら
フィールドマグネット1.2に対向して3極の磁脚3a
〜3cを有するアーマチュア4が軸受(図示せず)に支
持された回転軸5に固着されて回転自在に設けられてい
る。
一対の円弧状のフィールドマグネットであって、これら
フィールドマグネット1.2に対向して3極の磁脚3a
〜3cを有するアーマチュア4が軸受(図示せず)に支
持された回転軸5に固着されて回転自在に設けられてい
る。
フィールドマグネット1.2は、その一方のフィールド
マグネット1の円周方向の中央位置と軸心とを結ぶ線1
1が他方のフィールドマグネット2の同様の線12に対
してアーマチュア4の回転方向即ち時計方向に10@〜
20°好ましくは10°〜15°のずれ角θだけずらし
た非対称位置に配置されている。ここで、フィールドマ
グネット1,2のずれ角θを10°〜20°に選定する
理由は、ずれ角θを10°未満に選定するとフィールド
マグネット1に近接するアーマチュア4の磁脚3a〜3
cを上方にある程度吸引することはできるが、アーマチ
ュア4の左右方向の振動を抑制するには不十分であり、
アーマチュア4が左右方向に振動を生じ、ずれ角θを2
0°を越える値に選定すると、フィールドマグネットl
と磁脚3a〜3Cとの反発作用によってアーマチュア4
を左方に押し戻す側圧を生じることによって却って振動
を増加させることになり、アーマチュア4に左右方向の
振動を発生すると共に、フィールドマグネット1とこれ
に対向する磁脚3a〜3cとが同極性となっている期間
が長くなり、アーマチュア4を逆方向に回転させようと
する力が大きくなるので、その回転に大きな支障を与え
ることになり、ずれ角θを10°〜20°の範囲に選定
することにより、アーマチュアの回転に大きな支障を与
えることがないと共に、フィールドマグネット1によっ
てアーマチュア4の磁脚3a〜3Cを静的に右方に吸引
することになるので、アーマチュア4の左右方向の振動
を抑制することができる。
マグネット1の円周方向の中央位置と軸心とを結ぶ線1
1が他方のフィールドマグネット2の同様の線12に対
してアーマチュア4の回転方向即ち時計方向に10@〜
20°好ましくは10°〜15°のずれ角θだけずらし
た非対称位置に配置されている。ここで、フィールドマ
グネット1,2のずれ角θを10°〜20°に選定する
理由は、ずれ角θを10°未満に選定するとフィールド
マグネット1に近接するアーマチュア4の磁脚3a〜3
cを上方にある程度吸引することはできるが、アーマチ
ュア4の左右方向の振動を抑制するには不十分であり、
アーマチュア4が左右方向に振動を生じ、ずれ角θを2
0°を越える値に選定すると、フィールドマグネットl
と磁脚3a〜3Cとの反発作用によってアーマチュア4
を左方に押し戻す側圧を生じることによって却って振動
を増加させることになり、アーマチュア4に左右方向の
振動を発生すると共に、フィールドマグネット1とこれ
に対向する磁脚3a〜3cとが同極性となっている期間
が長くなり、アーマチュア4を逆方向に回転させようと
する力が大きくなるので、その回転に大きな支障を与え
ることになり、ずれ角θを10°〜20°の範囲に選定
することにより、アーマチュアの回転に大きな支障を与
えることがないと共に、フィールドマグネット1によっ
てアーマチュア4の磁脚3a〜3Cを静的に右方に吸引
することになるので、アーマチュア4の左右方向の振動
を抑制することができる。
アーマチュア4の各磁脚3a〜3Cには、コイル6a〜
6Cが巻装され、これらコイル6a〜6Cがそれぞれ3
分割されたコンミテータ7及びこれらに摺接する180
°の位置に設けられたブラシ8a、8bを介して直流電
源に接続されている。
6Cが巻装され、これらコイル6a〜6Cがそれぞれ3
分割されたコンミテータ7及びこれらに摺接する180
°の位置に設けられたブラシ8a、8bを介して直流電
源に接続されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。今、アーマチュア
4が、第1図に示す如く、磁JIII3aが線12上に
あって、フィールドマグネット1に対向しているものと
すると、この状態では、ブラシ8aがコンミチータフの
分割位置に跨がっている中性点にあるので、磁脚3aの
コイル6aには通電されず、磁脚3b及び3Cのコイル
6b及び6Cには通電されるので、磁脚3bがN極、磁
脚3CがS極となる。このため、動的には、磁脚3bが
フィールドマグネット2に吸引されると共に、磁脚3C
がフィールドマグネット2と反発することになるので、
アーマチュア4が時計方向に回転する。このとき、静的
状態では、フィールドマグネッ)lがずれ角θ分だけ傾
斜している関係で、このフィールドマグネット1による
磁脚3aの吸引力の右方向分力がかなり大きくなるので
、コイル6b及び6cの通電によってフレミングの左手
の法則によるアーマチュア4を左方向に移動させる力を
打ち消して実質的にアーマチュア4が右方向に付勢され
ることになる。このため、アーマチュア4を取付けた回
転軸5はこれを支持する軸受の右側の内周面に接触する
ことになる。
4が、第1図に示す如く、磁JIII3aが線12上に
あって、フィールドマグネット1に対向しているものと
すると、この状態では、ブラシ8aがコンミチータフの
分割位置に跨がっている中性点にあるので、磁脚3aの
コイル6aには通電されず、磁脚3b及び3Cのコイル
6b及び6Cには通電されるので、磁脚3bがN極、磁
脚3CがS極となる。このため、動的には、磁脚3bが
フィールドマグネット2に吸引されると共に、磁脚3C
がフィールドマグネット2と反発することになるので、
アーマチュア4が時計方向に回転する。このとき、静的
状態では、フィールドマグネッ)lがずれ角θ分だけ傾
斜している関係で、このフィールドマグネット1による
磁脚3aの吸引力の右方向分力がかなり大きくなるので
、コイル6b及び6cの通電によってフレミングの左手
の法則によるアーマチュア4を左方向に移動させる力を
打ち消して実質的にアーマチュア4が右方向に付勢され
ることになる。このため、アーマチュア4を取付けた回
転軸5はこれを支持する軸受の右側の内周面に接触する
ことになる。
この状態からアーマチュア4が時計方向に回転して、第
2図Aの状態となると、この状態では、ブラシ8aが中
立点を維持しているので、コイル6a〜6cの通電状態
は第1図と何ら変化がなく、ただアーマチュア4の回転
によってコイル6b及び6Cの通電によるアーマチュア
を左動させる力が減少するだけであるので、静的状態で
のアーマチュア4の付勢力は何ら変化せず、アーマチュ
ア4が左動することない。
2図Aの状態となると、この状態では、ブラシ8aが中
立点を維持しているので、コイル6a〜6cの通電状態
は第1図と何ら変化がなく、ただアーマチュア4の回転
によってコイル6b及び6Cの通電によるアーマチュア
を左動させる力が減少するだけであるので、静的状態で
のアーマチュア4の付勢力は何ら変化せず、アーマチュ
ア4が左動することない。
さらに、アーマチュア4が時計方向に回転して第2図B
の状態となると、ブラシ8aがコンミチータフの一つの
分割体にのみ接触する状態となるので、磁脚3aのコイ
ル6aが通電されて磁脚3aがN極となって、フィール
ドマグネット1と同極となり、互いに反発することにな
る。一方、磁゛JI3b及び3cは前記と同様に通電さ
れているので、磁脚3bがN極、磁脚3CがS極となり
、フィールドマグネット2との相互作用によって、アー
マチュア4が時計方向に回転を継続する。この際には、
コイル63〜6Cの通電によりアーマチュア4を左右方
向に移動させる力が均衡することになるが、静的状態で
は、フィールドマグネット1によって磁脚3aが吸引さ
れるので、アーマチュア4を右方向に付勢する分力が作
用することになり、アーマチュア4は右方向に付勢され
た状態を維持し、回転軸5が軸車の右側内周面から離脱
することはない。
の状態となると、ブラシ8aがコンミチータフの一つの
分割体にのみ接触する状態となるので、磁脚3aのコイ
ル6aが通電されて磁脚3aがN極となって、フィール
ドマグネット1と同極となり、互いに反発することにな
る。一方、磁゛JI3b及び3cは前記と同様に通電さ
れているので、磁脚3bがN極、磁脚3CがS極となり
、フィールドマグネット2との相互作用によって、アー
マチュア4が時計方向に回転を継続する。この際には、
コイル63〜6Cの通電によりアーマチュア4を左右方
向に移動させる力が均衡することになるが、静的状態で
は、フィールドマグネット1によって磁脚3aが吸引さ
れるので、アーマチュア4を右方向に付勢する分力が作
用することになり、アーマチュア4は右方向に付勢され
た状態を維持し、回転軸5が軸車の右側内周面から離脱
することはない。
次いで、アーマチュア4が時計方向に回転して第2図C
の状態となると、この状態では、ブラシ8bが中性点と
なり、コイル6bが非通電状態となり、コイル6a及び
6Cの通電によってアーマチュア4を右方向に移動させ
る力が発生する。このときも、静的状態ではフィールド
マグネット1により磁脚3a及び3cを右方向に付勢し
ているので、アーマチュア4は右方向に付勢された状態
を維持し、回転軸5が軸受の右側内周面から離脱するこ
とはない。
の状態となると、この状態では、ブラシ8bが中性点と
なり、コイル6bが非通電状態となり、コイル6a及び
6Cの通電によってアーマチュア4を右方向に移動させ
る力が発生する。このときも、静的状態ではフィールド
マグネット1により磁脚3a及び3cを右方向に付勢し
ているので、アーマチュア4は右方向に付勢された状態
を維持し、回転軸5が軸受の右側内周面から離脱するこ
とはない。
以下、同様に、第2図りから第2図Fを経て第1図の状
態に戻り、この間にアーマチュア4が右方向への移動力
から左方向への移動力に徐々に切り変わるが、フィール
ドマグネット1による磁脚の静的吸引力によってアーマ
チュア4の左方向への移動が抑制されて、回転軸5が軸
受の右側内周面から離脱することなく、時計方向の回転
を継続する。
態に戻り、この間にアーマチュア4が右方向への移動力
から左方向への移動力に徐々に切り変わるが、フィール
ドマグネット1による磁脚の静的吸引力によってアーマ
チュア4の左方向への移動が抑制されて、回転軸5が軸
受の右側内周面から離脱することなく、時計方向の回転
を継続する。
このように、アーマチュア4がフィールドマグネット1
によって右方向に付勢された状態で回転することになる
ので、従来例のようにアーマチュア4の一回転で生じる
6回のフィールドマグネットを結ぶ線と直交する方向の
振動を確実に抑制することができ、回転軸5が軸受の内
周面に常に接触した状態で回転することとなって、振動
の発生を防止することができると共に、振動に伴う騒音
の発生を防止することができる。
によって右方向に付勢された状態で回転することになる
ので、従来例のようにアーマチュア4の一回転で生じる
6回のフィールドマグネットを結ぶ線と直交する方向の
振動を確実に抑制することができ、回転軸5が軸受の内
周面に常に接触した状態で回転することとなって、振動
の発生を防止することができると共に、振動に伴う騒音
の発生を防止することができる。
なお、上記実施例においては、フィールドマグネット1
.2の位相をフィールドマグネット2に対してフィール
ドマグネット1を時計方向にずらす場合について説明し
たが、逆に反時計方向にずれ角θ分だけずらすようにし
てもよい。
.2の位相をフィールドマグネット2に対してフィール
ドマグネット1を時計方向にずらす場合について説明し
たが、逆に反時計方向にずれ角θ分だけずらすようにし
てもよい。
また、上記実施例においては、フィールドマグネット1
.2の位相をずらすことによって、これらによって形成
されるアーマチュア4との間の磁力を異ならせる場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、フ
ィールドマグネット1.2を180°の間隔を保って対
称的に配置し、それらの一方例えばフィールドマグネッ
l−1を異方性磁石で構成し、他方のフィールドマグネ
ット2を等方性磁石で構成することによって、両者の磁
束密度を2ガウス程度異ならせ、アーマチュア4を一方
のフィールドマグネット側に付勢するようにしても、回
転軸5が軸受の内周面に接触しながら多少移動すること
になるが、回転軸5が軸受の内周面から離脱することは
ないので、上記実施例と同様の効果を得ることができる
。
.2の位相をずらすことによって、これらによって形成
されるアーマチュア4との間の磁力を異ならせる場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、フ
ィールドマグネット1.2を180°の間隔を保って対
称的に配置し、それらの一方例えばフィールドマグネッ
l−1を異方性磁石で構成し、他方のフィールドマグネ
ット2を等方性磁石で構成することによって、両者の磁
束密度を2ガウス程度異ならせ、アーマチュア4を一方
のフィールドマグネット側に付勢するようにしても、回
転軸5が軸受の内周面に接触しながら多少移動すること
になるが、回転軸5が軸受の内周面から離脱することは
ないので、上記実施例と同様の効果を得ることができる
。
以上説明したように、この発明によれば、一対のフィー
ルドマグネットとアーマチュアとの間に作用する磁力が
、アーマチュアと一方のフィールドマグネットとの間及
び他方のフィールドマグネットとの間で、異なるように
選定されているので、アーマチュアを何れかのフィール
ドマグネット側によって、コイルの通電により発生する
フィールドマグネットを結ぶ線と直交する方向の移動力
を打ち消してアーマチュアを所定方向に付勢することが
でき、アーマチュアを取付けた回転軸とこれを支持する
軸受との間が常に接触状態となって、両者間が離間する
ことがなくなり、振動の発生を確実に防止することがで
き、これに伴う騒音の発生も防止することができ、しか
もそのために部品点数の増加を招くことがないので、全
体の構成を廉価に製作することができ、る等の効果が得
られる。
ルドマグネットとアーマチュアとの間に作用する磁力が
、アーマチュアと一方のフィールドマグネットとの間及
び他方のフィールドマグネットとの間で、異なるように
選定されているので、アーマチュアを何れかのフィール
ドマグネット側によって、コイルの通電により発生する
フィールドマグネットを結ぶ線と直交する方向の移動力
を打ち消してアーマチュアを所定方向に付勢することが
でき、アーマチュアを取付けた回転軸とこれを支持する
軸受との間が常に接触状態となって、両者間が離間する
ことがなくなり、振動の発生を確実に防止することがで
き、これに伴う騒音の発生も防止することができ、しか
もそのために部品点数の増加を招くことがないので、全
体の構成を廉価に製作することができ、る等の効果が得
られる。
第1図はこの発明の一実施例を示す路線的構成図、第2
図A−Fはこの発明の詳細な説明に供するアーマチュア
の回転状態を示す説明図である。 図中、1.2はフィールドマグネット、3a〜3cは磁
脚、4はアーマチュア、5は回転軸、6a〜6Cはコイ
ル、7はコンミテータ、8a、8bはブラシである。
図A−Fはこの発明の詳細な説明に供するアーマチュア
の回転状態を示す説明図である。 図中、1.2はフィールドマグネット、3a〜3cは磁
脚、4はアーマチュア、5は回転軸、6a〜6Cはコイ
ル、7はコンミテータ、8a、8bはブラシである。
Claims (3)
- (1)ステータに配置された一対のフィールドマグネッ
トと、該一対のフィールドマグネットに対向する3極の
磁脚を有するアーマチュアとを備えた玩具用小型直流モ
ータにおいて、前記アーマチュアと各フィールドマグネ
ットとの間の磁力を異ならせ、アーマチュアを一方のフ
ィールドマグネット側に付勢するようにしたことを特徴
とする小型直流モータ。 - (2)前記一対のフィールドマグネットは、その一方が
他方に対して10°〜20°のずれ角を有する非対称位
置に設けられている特許請求の範囲第1項記載の玩具用
小型直流モータ。 - (3)前記一対のフィールドマグネットは、180°の
間隔を保って対称的に配置され、且つ両者の磁束密度が
異なるように選定されている特許請求の範囲第1項記載
の玩具用小型直流モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28321186A JPS63136944A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 玩具用小型直流モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28321186A JPS63136944A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 玩具用小型直流モ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63136944A true JPS63136944A (ja) | 1988-06-09 |
Family
ID=17662552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28321186A Pending JPS63136944A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 玩具用小型直流モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63136944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0374164A (ja) * | 1989-08-14 | 1991-03-28 | Hitachi Ltd | 電動機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630773A (en) * | 1979-08-20 | 1981-03-27 | Matsushita Electronics Corp | Semiconductor integrated circuit device |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP28321186A patent/JPS63136944A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630773A (en) * | 1979-08-20 | 1981-03-27 | Matsushita Electronics Corp | Semiconductor integrated circuit device |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0374164A (ja) * | 1989-08-14 | 1991-03-28 | Hitachi Ltd | 電動機 |
US5105113A (en) * | 1989-08-14 | 1992-04-14 | Hitachi, Ltd. | Permanent-magnetic motor having anti-cogging structure |
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