JPS63136611A - 極細線コイルの製造方法 - Google Patents
極細線コイルの製造方法Info
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- JPS63136611A JPS63136611A JP28337286A JP28337286A JPS63136611A JP S63136611 A JPS63136611 A JP S63136611A JP 28337286 A JP28337286 A JP 28337286A JP 28337286 A JP28337286 A JP 28337286A JP S63136611 A JPS63136611 A JP S63136611A
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- Japan
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- wire
- coil
- wound
- winding
- pin
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はコイルおよびその製造方法に関し、特に極細線
を用いたコイルの巻き始め部分に発生しやすい線材のス
トレスをなくし、製品の信頼度を高めた極細線コイルお
よびその製造方法に関する。
を用いたコイルの巻き始め部分に発生しやすい線材のス
トレスをなくし、製品の信頼度を高めた極細線コイルお
よびその製造方法に関する。
(従来の技術)
従来の巻線機によるコイルの製作方法は、線材の巻き始
め、巻き終り部分の導電端子ピン(以下 。
め、巻き終り部分の導電端子ピン(以下 。
ピンという)へのからげ工程および被巻線部材への巻回
し工程のいづれも線材に応じた適当な張力を加えて行い
、また、コイル巻回し後、端子からげ部のはんだ付けな
どによって、コイルの巻回された部分と、巻き始め巻き
終りの端子からげ部分の間の線材は第4図に示すように
ある程度の張力を受けて張った状態にある。
し工程のいづれも線材に応じた適当な張力を加えて行い
、また、コイル巻回し後、端子からげ部のはんだ付けな
どによって、コイルの巻回された部分と、巻き始め巻き
終りの端子からげ部分の間の線材は第4図に示すように
ある程度の張力を受けて張った状態にある。
特に、巻き始めの端子からげ部分とコイルの間の方が張
力が強い。
力が強い。
これは第8図に示すようにコイルの巻き始め位置1sの
線材は、最初に被巻線部材の巻芯部分に巻付けられ、コ
イルの最下層にあり、その後コイルの上層となる線材の
lh、li部分が順次巻付けられるたびに、上層に線材
を巻付けられることによってコイルの巻き始め位置1s
がだんだんコイル中心部に引き込まれ、端子からげ部分
と巻き始め位置isの間の線材1bが受ける張力が強く
なるからである。
線材は、最初に被巻線部材の巻芯部分に巻付けられ、コ
イルの最下層にあり、その後コイルの上層となる線材の
lh、li部分が順次巻付けられるたびに、上層に線材
を巻付けられることによってコイルの巻き始め位置1s
がだんだんコイル中心部に引き込まれ、端子からげ部分
と巻き始め位置isの間の線材1bが受ける張力が強く
なるからである。
(発明が解決しようとする問題点)
近来、電子部品がますます小型化されるにつれて、コイ
ルに使用される線材も極細のものが用いられるようにな
った。
ルに使用される線材も極細のものが用いられるようにな
った。
ところが、線材の太さも100分の4mm位になると、
従来の製造方法でコイルを製造することはできるが、完
成品を電子パッケージなどに搭載後に、コイル部分と巻
き始め側のピンの間の部分で線材が断線するという事故
が発生している。
従来の製造方法でコイルを製造することはできるが、完
成品を電子パッケージなどに搭載後に、コイル部分と巻
き始め側のピンの間の部分で線材が断線するという事故
が発生している。
例えば、第4図および第8図の1gで示す位置で、前述
のように巻き始め側の線材の張力が強すぎるため、振動
を受けた場合の僅かな被巻線部材の外形歪みなどによる
張力が、線材の張力に加わって断線する。
のように巻き始め側の線材の張力が強すぎるため、振動
を受けた場合の僅かな被巻線部材の外形歪みなどによる
張力が、線材の張力に加わって断線する。
このように従来のコイル製造方法では、極細線を使用し
たとき製品完成後に巻き始め付近で断線しやすいという
問題点がある。
たとき製品完成後に巻き始め付近で断線しやすいという
問題点がある。
しかも、このような事故はコイル完成品単体では起きな
いが、基板やパッケージに搭載してから発生することが
多い。そこで、コイルばかりでなく、他の部品や基板、
パッケージ全体にも影響し、損害を大きくさせている。
いが、基板やパッケージに搭載してから発生することが
多い。そこで、コイルばかりでなく、他の部品や基板、
パッケージ全体にも影響し、損害を大きくさせている。
本発明の一つの目的は、このような問題点を解決し、巻
き始め側の線材の異常な張力を取り除き完成後に何等か
の原因で、前記部分において断線することがない極細線
コイルを提供することにある。さらに、他の目的はその
ような極細線コイルの製造方法を提供することにある。
き始め側の線材の異常な張力を取り除き完成後に何等か
の原因で、前記部分において断線することがない極細線
コイルを提供することにある。さらに、他の目的はその
ような極細線コイルの製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
前記目的を達成するため、本発明の極細線コイルは、極
細の線材1を被巻線部材に巻回して作るコイルにおいて
、被巻線部材に設けられたピン4に、線材1の巻き始め
部分を巻きつけた巻き始めからげ部1aと、被巻線部材
上に巻回したコイルICの巻き始め位置1sの間の線材
1bにたるみを設けた構造とする。
細の線材1を被巻線部材に巻回して作るコイルにおいて
、被巻線部材に設けられたピン4に、線材1の巻き始め
部分を巻きつけた巻き始めからげ部1aと、被巻線部材
上に巻回したコイルICの巻き始め位置1sの間の線材
1bにたるみを設けた構造とする。
本発明の極細線コイル製造方法は、極細の線材1を被巻
線部材に設けられたピン4に、線材1の巻き始め側をか
らげるとき、ピン4の支持部4aより離した位置にから
げ、コイル1c作成後、からげ位置を修正するための修
正具5をピン4に沿って移動させ、線材1の巻き始めか
らげ部1aを押して、ピン4の支持部4a寄りに近づけ
ることにより、ピン4にからげた部分1aと被巻線部材
上に巻回したコイルの巻き始め位置1sの間の線材1b
をたるませる方法とする。
線部材に設けられたピン4に、線材1の巻き始め側をか
らげるとき、ピン4の支持部4aより離した位置にから
げ、コイル1c作成後、からげ位置を修正するための修
正具5をピン4に沿って移動させ、線材1の巻き始めか
らげ部1aを押して、ピン4の支持部4a寄りに近づけ
ることにより、ピン4にからげた部分1aと被巻線部材
上に巻回したコイルの巻き始め位置1sの間の線材1b
をたるませる方法とする。
(実施例)
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明による極細線コイルの実施例を示す斜
視図である。
視図である。
第3図は、第1図の実施例の正面図である。
第1図および第3図に示すように、本実施例のコイルは
、被巻線部材がベース3とその上に接着剤により接着さ
れている強磁性体のボビンを兼ねたコア(以下コアとい
う)2とから成っている。
、被巻線部材がベース3とその上に接着剤により接着さ
れている強磁性体のボビンを兼ねたコア(以下コアとい
う)2とから成っている。
ベース3にはコアの巻き始めや巻き終りなどをからげて
導電端子とするピン4.14などが設けられている。
導電端子とするピン4.14などが設けられている。
コア2の芯に巻かれたコイル1cの巻き始めは13であ
り、巻き終りは1fである0巻き始めlS側の線材をピ
ン4にからげて、からげ部1aを形成し、巻き終りlf
側の線材を他のピン14にからげて、からげ部1eを形
成している。
り、巻き終りは1fである0巻き始めlS側の線材をピ
ン4にからげて、からげ部1aを形成し、巻き終りlf
側の線材を他のピン14にからげて、からげ部1eを形
成している。
コイルICの巻き終り1fとからげ部1eの間の線材1
dは、からげ部1eが形成されるときに受けていた張力
がそのまま残り、ぴんと張られた状態であるのに対し、
コイル1cの巻き始め1sとからげ部1aの間の線材1
bはたるんだ状態にあり、この部分にたるみを有するこ
とが本発明による極細線コイルの特徴である。
dは、からげ部1eが形成されるときに受けていた張力
がそのまま残り、ぴんと張られた状態であるのに対し、
コイル1cの巻き始め1sとからげ部1aの間の線材1
bはたるんだ状態にあり、この部分にたるみを有するこ
とが本発明による極細線コイルの特徴である。
次に、本発明による極細線コイルの製造方法の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第6図は、本発明による極細線コイルの製造方法の実施
例のからげ部分移動工程を示す斜視説明図である。
例のからげ部分移動工程を示す斜視説明図である。
第2図は、第6図の実施例の方法を正面図で示した説明
図である。
図である。
第5図は、第6図(第2図に対応)の工程に用いる、か
らげ位置修正用の修正具5を示し、同図(a)は正面図
、(b)は底面図である。
らげ位置修正用の修正具5を示し、同図(a)は正面図
、(b)は底面図である。
第7図は、巻線機に修正具5を取付けた伏況を示す要部
斜視図である。なお第7図においては、コイルを巻いた
被巻線部材とその巻線部材を保持するボビンチャック1
0が見えやすいようにノズルホルダ7の一部を破断して
示しである。
斜視図である。なお第7図においては、コイルを巻いた
被巻線部材とその巻線部材を保持するボビンチャック1
0が見えやすいようにノズルホルダ7の一部を破断して
示しである。
本発明による製造方法の特徴である、からげ位置の修正
に用いる修正具5は、第5図に示すように棒状で、先端
に長手方向に沿って割り溝5aを有し、先端は5c、5
dの二つに分かれている。
に用いる修正具5は、第5図に示すように棒状で、先端
に長手方向に沿って割り溝5aを有し、先端は5c、5
dの二つに分かれている。
さらに割り溝5aの中間に溝幅を広げる孔5bを有して
いる。
いる。
なお、先端5Cと5dの隙間は、ピン4の太さよりも小
さくしである。そこで修正具5の素材には少し弾性があ
るので、もし、孔5bにピン4を挿入し、修正具5を第
5図中の矢印の方向に移動させるときは、先端5Cと5
dの隙間は、ピン4により押し広げられ、先端5Cと5
dの間にピン4を挟むことができる。
さくしである。そこで修正具5の素材には少し弾性があ
るので、もし、孔5bにピン4を挿入し、修正具5を第
5図中の矢印の方向に移動させるときは、先端5Cと5
dの隙間は、ピン4により押し広げられ、先端5Cと5
dの間にピン4を挟むことができる。
このような構造の修正具5は、第7図に示すように巻線
機のノズルホルダ7にノズル6とともに並べて押さえ板
8によってねじ9.9で取付けられている。
機のノズルホルダ7にノズル6とともに並べて押さえ板
8によってねじ9.9で取付けられている。
ノズルホルダ7は図示しない自動制御機構によって上下
、左右、前後に移動することができ、また、第7図のよ
うにノズル6の先端を下に向けた姿勢から、ボビンチャ
ック10の方へ先端を向けた水平の向きに姿勢を変える
ことができる。
、左右、前後に移動することができ、また、第7図のよ
うにノズル6の先端を下に向けた姿勢から、ボビンチャ
ック10の方へ先端を向けた水平の向きに姿勢を変える
ことができる。
また、被巻線部材を保持するボビンチャック10は、被
巻線部材を保持したまま高速で回転することができる。
巻線部材を保持したまま高速で回転することができる。
コイルを作るときは、まず被巻線部材のベース3が動か
ない状態で前述のようなノズルホルダ7の動作を駆使し
、従来既知の方法でノズル6を通過する線材1を導電端
子ビン4に巻きつけ、巻き始め側のからげ部1aを形成
する。
ない状態で前述のようなノズルホルダ7の動作を駆使し
、従来既知の方法でノズル6を通過する線材1を導電端
子ビン4に巻きつけ、巻き始め側のからげ部1aを形成
する。
このからげ部1aは、第6図および第2図に示すように
、ピン4の支持部4aより少し離れた位置に巻く。
、ピン4の支持部4aより少し離れた位置に巻く。
次に、ノズル6を移動させ、コア2の真上付近に位置し
、ノズル6を経由して繰り出される線材が、コア2の円
筒状の芯部の端から端まで順次巻回されるよう、ゆっく
り往復させながら、被巻線部材を保持するボビンチャッ
ク10を高速で回転させ、コイルICを巻く。
、ノズル6を経由して繰り出される線材が、コア2の円
筒状の芯部の端から端まで順次巻回されるよう、ゆっく
り往復させながら、被巻線部材を保持するボビンチャッ
ク10を高速で回転させ、コイルICを巻く。
コイル1cが巻き終ると、巻き始めからげ部1aと同じ
方法で、巻き終りのからげ部1eを、ピン14にからげ
て形成した後、線材1をノズル6の先端とからげ部1e
の間で切断する。
方法で、巻き終りのからげ部1eを、ピン14にからげ
て形成した後、線材1をノズル6の先端とからげ部1e
の間で切断する。
最後に、先に形成した巻き始めからげ部1aとコイルI
Cの巻き始めISの間の線材1bをたるませるため、巻
き始めからげ部1aの位置をピン4に沿ってピンの支持
部4aの近くまで移動させる。
Cの巻き始めISの間の線材1bをたるませるため、巻
き始めからげ部1aの位置をピン4に沿ってピンの支持
部4aの近くまで移動させる。
このため、まず、修正具5の孔5aをピン4の軸線上に
移動し、孔5aにピン4の先端が挿入されるよう修正具
5を移動させる。
移動し、孔5aにピン4の先端が挿入されるよう修正具
5を移動させる。
次に、修正具5を第6図に示す矢印Z方向に引き上げ、
修正具5の先端5Cと5dの間にピン4を挟む。
修正具5の先端5Cと5dの間にピン4を挟む。
次に、修正具5を第6図の矢印Yに示す方向に移動させ
ることによって修正具の先端5c、5dによって巻き始
めからげ部1aを、ピン4の支持部4aに近づけること
ができる。
ることによって修正具の先端5c、5dによって巻き始
めからげ部1aを、ピン4の支持部4aに近づけること
ができる。
こうすることによって、コイルICの巻き始めlSと巻
き始めからげ部13間の線材1bの状態は第2図に示す
状態から第3図に示すようにたるみを生じ、張力が殆ど
加わらない状態となる。
き始めからげ部13間の線材1bの状態は第2図に示す
状態から第3図に示すようにたるみを生じ、張力が殆ど
加わらない状態となる。
なお、巻き始めからげ部1aを移動させる修正具5の動
作は、からげ部1aを体裁よく整える必要があるときは
同一動作を複数回繰り返せばよい。
作は、からげ部1aを体裁よく整える必要があるときは
同一動作を複数回繰り返せばよい。
また、巻線機が、複数個のコイルを一斉に巻回するもの
であれば、それぞれの被巻線部材の同一場所に取付けた
ピン4にからげた巻き始めからげ部1aの移動は、−斉
に行うことができるし、また一つずつ順次行うことがで
きる。
であれば、それぞれの被巻線部材の同一場所に取付けた
ピン4にからげた巻き始めからげ部1aの移動は、−斉
に行うことができるし、また一つずつ順次行うことがで
きる。
また、前述した実施例は、端子ピンがコイルΦ中心軸線
に平行方向であるが、端子ピンの角度が変わったコイル
についても同様に適用できる。
に平行方向であるが、端子ピンの角度が変わったコイル
についても同様に適用できる。
(発明の効果)
上述したように本発明の極細線コイルは、コイルの巻き
始めと、巻き始めからげ部の間の線材にたるみをもたせ
ることにより、従来のコイルのように、コイル製作時に
層を重ねることにより発生する巻き始め部の線材の異常
な張力を残すことなく除去されている。そのため、製造
後、コイルを基板等に実装してから断線事故を起こすこ
とがないという効果がある。
始めと、巻き始めからげ部の間の線材にたるみをもたせ
ることにより、従来のコイルのように、コイル製作時に
層を重ねることにより発生する巻き始め部の線材の異常
な張力を残すことなく除去されている。そのため、製造
後、コイルを基板等に実装してから断線事故を起こすこ
とがないという効果がある。
また、本発明による極細線コイルの製造方法は、巻き始
めからげ部を最初にからげるときピンの根元から離して
からげ、コイル成形後、このからげ部をピンの根元に寄
せることによって巻き始めからげ部とコイル巻き始め位
置の間の線材をたるませる。そこで、前記のように巻き
始め部分の線材に発生した異常な張力が除去されたコイ
ルを作ることができる。100分の4mm程度の極細線
を使用して実装後に障害を起こさないコイルを作ること
ができる。
めからげ部を最初にからげるときピンの根元から離して
からげ、コイル成形後、このからげ部をピンの根元に寄
せることによって巻き始めからげ部とコイル巻き始め位
置の間の線材をたるませる。そこで、前記のように巻き
始め部分の線材に発生した異常な張力が除去されたコイ
ルを作ることができる。100分の4mm程度の極細線
を使用して実装後に障害を起こさないコイルを作ること
ができる。
第1図は、本発明による極細線コイルの実施例を示す斜
視図である。 第2図は、本発明による極細線コイル製造方法の実施例
を説明するための途中工程を示す正面図である。 第3図は、第1図の実施例の正面図である。 第4図は、従来のコイルの一例を示す正面図である。 第5図は、本発明による極細線コイル製造方法の実施例
に使用されるからげ位置修正用の修正具の正面図および
底面図である。 第6図は、本発明による極細線コイルの製造方法の実施
例のからげ部分移動工程を示す斜視説明図である。 第7図は、巻線機に修正具を取付けた状況を示す要部斜
視図である。 第8図は、コイル巻き始め側の線材に異常張力が発生す
る理由を説明するためのコイルの一部の断面図である。 1・・・線材 2・・・コア 3・・・ベース 4.14・・・ピン 5・・・修正具 6・・・ノズル 7・・・ノズルホルダ 8・・・押さえ板 9・・・ねじ 10・・・ボビンチャック 特許出願人 田中精機株式会社 代理人 弁理士 井 ノ ロ 壽 矛1図 第2図
視図である。 第2図は、本発明による極細線コイル製造方法の実施例
を説明するための途中工程を示す正面図である。 第3図は、第1図の実施例の正面図である。 第4図は、従来のコイルの一例を示す正面図である。 第5図は、本発明による極細線コイル製造方法の実施例
に使用されるからげ位置修正用の修正具の正面図および
底面図である。 第6図は、本発明による極細線コイルの製造方法の実施
例のからげ部分移動工程を示す斜視説明図である。 第7図は、巻線機に修正具を取付けた状況を示す要部斜
視図である。 第8図は、コイル巻き始め側の線材に異常張力が発生す
る理由を説明するためのコイルの一部の断面図である。 1・・・線材 2・・・コア 3・・・ベース 4.14・・・ピン 5・・・修正具 6・・・ノズル 7・・・ノズルホルダ 8・・・押さえ板 9・・・ねじ 10・・・ボビンチャック 特許出願人 田中精機株式会社 代理人 弁理士 井 ノ ロ 壽 矛1図 第2図
Claims (2)
- (1)極細の線材を被巻線部材に巻回して作るコイルに
おいて、被巻線部材に設けられた導電端子ピンに、線材
の巻き始め部分を巻着付けた巻き始めからげ部と、前記
被巻線部材上に巻回したコイルの巻き始め位置の間の線
材にたるみを設けたことを特徴とする極細線コイル。 - (2)極細の線材を使用するコイルの製造方法において
、被巻線部材に設けられた導電端子ピンに、前記線材の
巻き始め側をからげるとき、前記導電端子ピン支持部よ
り離した位置にからげ、コイル作成後、からげ位置を修
正するための修正具を前記導電端子ピンに沿って移動さ
せ、前記線材の巻き始めからげ部を、前記導電端子ピン
の支持部寄りに近づけることにより、前記導電端子ピン
にからげた部分と前記被巻線部材上に巻回したコイルの
巻き始め位置の間の線材をたるませることを特徴とする
極細線コイルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28337286A JPS63136611A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 極細線コイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28337286A JPS63136611A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 極細線コイルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63136611A true JPS63136611A (ja) | 1988-06-08 |
JPH0362292B2 JPH0362292B2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=17664645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28337286A Granted JPS63136611A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 極細線コイルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63136611A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009141323A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-25 | Panasonic Corp | インダクタンス部品およびその製造方法 |
CN102054582A (zh) * | 2010-11-19 | 2011-05-11 | 济南济变志亨电力设备有限公司 | 一种高压线圈引线定位装置 |
CN105206396A (zh) * | 2015-10-12 | 2015-12-30 | 格力电器(合肥)有限公司 | 电感元件、空调器及绕线方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2558057A1 (de) * | 1975-12-22 | 1977-06-23 | Licentia Gmbh | Geraet zum befestigen und abschneiden der spulenenden an einem spulenkoerper, insbesondere fuer einen rundfunkempfaenger |
JPS5826493U (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-19 | 株式会社日立製作所 | 衣類乾燥機 |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP28337286A patent/JPS63136611A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2558057A1 (de) * | 1975-12-22 | 1977-06-23 | Licentia Gmbh | Geraet zum befestigen und abschneiden der spulenenden an einem spulenkoerper, insbesondere fuer einen rundfunkempfaenger |
JPS5826493U (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-19 | 株式会社日立製作所 | 衣類乾燥機 |
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CN102054582A (zh) * | 2010-11-19 | 2011-05-11 | 济南济变志亨电力设备有限公司 | 一种高压线圈引线定位装置 |
CN105206396A (zh) * | 2015-10-12 | 2015-12-30 | 格力电器(合肥)有限公司 | 电感元件、空调器及绕线方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362292B2 (ja) | 1991-09-25 |
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