JPS63135498A - 錠剤型洗浄用組成物およびその製造方法 - Google Patents
錠剤型洗浄用組成物およびその製造方法Info
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- JPS63135498A JPS63135498A JP28238886A JP28238886A JPS63135498A JP S63135498 A JPS63135498 A JP S63135498A JP 28238886 A JP28238886 A JP 28238886A JP 28238886 A JP28238886 A JP 28238886A JP S63135498 A JPS63135498 A JP S63135498A
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- anionic surfactant
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は衣類用洗浄剤等の洗浄用組成物に関し、更に詳
しくは、溶解性、洗浄性に優れ、かつ保形性がよく使用
が簡便な錠剤型洗浄用組成物に関する。
しくは、溶解性、洗浄性に優れ、かつ保形性がよく使用
が簡便な錠剤型洗浄用組成物に関する。
一般に衣類用洗浄剤としては、粉末状、粒状または液体
状のものが広く使用されているが、持ち運びやすさ、収
納性等の使用の簡便性を向−ヒさせるために、従来より
錠剤化するための試みが多数提案されている。しかし、
錠剤化するために打錠を行う場合、圧縮強度が大きすぎ
ると使用時の溶解性が悪くなり、それに伴って洗浄性も
低下する。
状のものが広く使用されているが、持ち運びやすさ、収
納性等の使用の簡便性を向−ヒさせるために、従来より
錠剤化するための試みが多数提案されている。しかし、
錠剤化するために打錠を行う場合、圧縮強度が大きすぎ
ると使用時の溶解性が悪くなり、それに伴って洗浄性も
低下する。
また、反対に圧縮強度が小さすぎると保形性が悪くなり
、輸送時に破損する等の問題点を有しておリ、各種配合
剤および製造方法等の検討が行われているにもかかわら
ず、なお、充分に満足しうる性能を有ずろ錠剤型洗浄用
3.■酸物は得られていなかった。
、輸送時に破損する等の問題点を有しておリ、各種配合
剤および製造方法等の検討が行われているにもかかわら
ず、なお、充分に満足しうる性能を有ずろ錠剤型洗浄用
3.■酸物は得られていなかった。
口発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記の問題点に鑑み、溶解性、洗浄性に優れ
、かつ保形性もよくて輸送時における破損等の問題もな
く、使用が筒便な錠剤型洗浄用組成物を提供せんとする
ものである。
、かつ保形性もよくて輸送時における破損等の問題もな
く、使用が筒便な錠剤型洗浄用組成物を提供せんとする
ものである。
S問題点を解決するための手段〕
本発明は前記の問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結
果、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビ
ルダーを含有する錠剤型洗浄用組成物において、非イオ
ン界面活性剤と陰イオン界面活性剤の配合量、重量比お
よび組成物の密度を特定の範囲にすることにより、溶解
性、洗浄性、保形性の全てを満足しうる性能を有する錠
剤型洗浄用組成物を得ることができることを見出したこ
とによるものである。すなわち、本発明の第1の発明は
、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビル
ダーを含有し、非イオン界面活性剤の配合量が15重量
%以上、非イオン界面活性剤/陰イオン界面活性剤の重
量比3/1以上で、かつ組成物の密度が1.0〜1.4
g/ccである錠剤型洗浄用組成物を提供せんとするも
のであり、また、本発明の第2の発明は、上記錠剤型洗
浄用組成物を製造するに際し、非イオン界面活性剤、陰
イオン界面活性剤およびビルダーを混合撹拌する順序と
して陰イオン界面活性剤の添加が少なくとも最後になら
ないようにして混合した混合物を打錠することによって
製造することを特徴とする錠剤型洗浄用組成物の製造方
法を提供せんとするものである。
果、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビ
ルダーを含有する錠剤型洗浄用組成物において、非イオ
ン界面活性剤と陰イオン界面活性剤の配合量、重量比お
よび組成物の密度を特定の範囲にすることにより、溶解
性、洗浄性、保形性の全てを満足しうる性能を有する錠
剤型洗浄用組成物を得ることができることを見出したこ
とによるものである。すなわち、本発明の第1の発明は
、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビル
ダーを含有し、非イオン界面活性剤の配合量が15重量
%以上、非イオン界面活性剤/陰イオン界面活性剤の重
量比3/1以上で、かつ組成物の密度が1.0〜1.4
g/ccである錠剤型洗浄用組成物を提供せんとするも
のであり、また、本発明の第2の発明は、上記錠剤型洗
浄用組成物を製造するに際し、非イオン界面活性剤、陰
イオン界面活性剤およびビルダーを混合撹拌する順序と
して陰イオン界面活性剤の添加が少なくとも最後になら
ないようにして混合した混合物を打錠することによって
製造することを特徴とする錠剤型洗浄用組成物の製造方
法を提供せんとするものである。
以下本発明に係る錠剤型洗浄用組成物を更に詳細に説明
する。
する。
本発明で用いられる非イオン界面活性剤としては、ポリ
オキシアルキレン付加型のものが好ましく、例えばポリ
オキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキ
レンアルキルアリルエーテル等がある。
オキシアルキレン付加型のものが好ましく、例えばポリ
オキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキ
レンアルキルアリルエーテル等がある。
次に、陰イオン界面活性剤としては、硫酸エステルまた
はスルホン酸塩等が好ましく、例えば直鎮アルキルヘア
ミンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキル
エーテル硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩
、アルキルスルホン酸塩等があり、これらの陰イオン界
面活性剤の対イオンとしてはナトリウム、カリウム等の
アルカリ金属、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ
土類金属、アンモニウム、炭素数1〜3のアルカノール
アミンまたはアルキルアミンオキシド等がある。
はスルホン酸塩等が好ましく、例えば直鎮アルキルヘア
ミンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキル
エーテル硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩
、アルキルスルホン酸塩等があり、これらの陰イオン界
面活性剤の対イオンとしてはナトリウム、カリウム等の
アルカリ金属、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ
土類金属、アンモニウム、炭素数1〜3のアルカノール
アミンまたはアルキルアミンオキシド等がある。
上記の非イオン界面活性剤および陰イオン界面活性剤の
配合量としては、非イオン界面活性剤は組成物全量に対
して15重眉%以上であることが好ましい。すなわち、
非イオン界面活性剤の配合量が15重量%未満であると
充分な洗浄力が得られず、一方、非イオン界面活性剤の
配合量が15重量%未満で充分な洗浄力を得るためには
陰イオン界面活性剤の配合量を増やさなければならない
が、陰イオン界面活性剤の配合量が大きくなると溶解性
が悪くなり、その結果洗浄性をも満足できなくなる。そ
こで、非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤との配
合比(重量比)、すなわち、非イオン界面活性剤/陰イ
オン界面活性剤は3/1以上であるのが好ましい。
配合量としては、非イオン界面活性剤は組成物全量に対
して15重眉%以上であることが好ましい。すなわち、
非イオン界面活性剤の配合量が15重量%未満であると
充分な洗浄力が得られず、一方、非イオン界面活性剤の
配合量が15重量%未満で充分な洗浄力を得るためには
陰イオン界面活性剤の配合量を増やさなければならない
が、陰イオン界面活性剤の配合量が大きくなると溶解性
が悪くなり、その結果洗浄性をも満足できなくなる。そ
こで、非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤との配
合比(重量比)、すなわち、非イオン界面活性剤/陰イ
オン界面活性剤は3/1以上であるのが好ましい。
また、本発明に用いられるビルダーとしては、例えば、
炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウムおよび過炭酸ナトリ
ウム等の炭酸塩、珪酸ナトリウム(NazO/ 5i0
2の重量比が0.25〜1.20)等の珪酸塩、アルミ
ノ珪酸ナトリウム(−船名ゼオライド)等のアルミノ珪
酸塩、ニトリロ三酢酸ナトリウム、エチレンジアミン四
酢酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリ
ウム、クエン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム
等のポリカルボン酸塩および無水珪酸等が用いられる。
炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウムおよび過炭酸ナトリ
ウム等の炭酸塩、珪酸ナトリウム(NazO/ 5i0
2の重量比が0.25〜1.20)等の珪酸塩、アルミ
ノ珪酸ナトリウム(−船名ゼオライド)等のアルミノ珪
酸塩、ニトリロ三酢酸ナトリウム、エチレンジアミン四
酢酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリ
ウム、クエン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム
等のポリカルボン酸塩および無水珪酸等が用いられる。
その他、本発明の組成物には、洗浄用組成物に通常配合
されうる慣用成分である、再汚染防止剤、固結防止剤、
増量剤、酵素、螢光増白剤、色素、香料等を適宜必要に
応じて配合することができる。
されうる慣用成分である、再汚染防止剤、固結防止剤、
増量剤、酵素、螢光増白剤、色素、香料等を適宜必要に
応じて配合することができる。
また、組成物の密度としては、1.0〜1.4g/cc
の範囲とするのが好まじい。すなわち、密度が1−0g
/ccより小さい場合には保形性が満足されず輸送時に
破)Dするという問題が残り、一方、密度が1.4 g
/ccよりも大きい場合には溶解性が悪く、その結果、
洗浄性も満足できないものとなってしまうのである。
の範囲とするのが好まじい。すなわち、密度が1−0g
/ccより小さい場合には保形性が満足されず輸送時に
破)Dするという問題が残り、一方、密度が1.4 g
/ccよりも大きい場合には溶解性が悪く、その結果、
洗浄性も満足できないものとなってしまうのである。
本発明に係る錠剤型洗浄用組成物は、前述のような配合
であるが、これらをまとめると以下のように大別しうる
。
であるが、これらをまとめると以下のように大別しうる
。
(1)非イオン界面活性剤
(2)陰イオン界面活性剤
t3)ビルダー
(31−1、結晶性ビルダー(例えば炭酸塩、硫酸塩、
珪酸塩等) (31−2、吸油性ビルグー(例えばアルミノ珪酸塩、
無水珪酸等) +3+ −3、水溶性高分子(カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム等) (3+ −4、その他(2ゲ素、螢光染料、色素、香料
等)上記のような各成分よりなる錠剤型洗浄用組成物を
製造するに際して、上記各成分を混合撹拌する順序とし
ては、少なくとも(31−1、(2)および+3+−3
を配合した後に(1)を配合し、(2)およびC31−
3の表面が充分に濡れたのを確認した後に(31−4お
よび(3) −2を配合することが好ましい。すなわち
、上記のような本発明の錠剤型洗浄用組成物を製造する
には、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤および
ビルダーを混合撹拌するに当たり、陰イオン界面活性剤
を最後に添加した場合には、混合撹拌時に粉体成分であ
る該陰イオン界面活性剤が飛散して作業性が悪いのみで
なく、陰イオン界面活性剤の粒子が二次結合をおこして
溶解性が低下し、その結果洗浄性も低下させるので、陰
イオン界面活性剤の添加が少なくとも最後にならないよ
うな配合順序にすることがより好ましいのである。
珪酸塩等) (31−2、吸油性ビルグー(例えばアルミノ珪酸塩、
無水珪酸等) +3+ −3、水溶性高分子(カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム等) (3+ −4、その他(2ゲ素、螢光染料、色素、香料
等)上記のような各成分よりなる錠剤型洗浄用組成物を
製造するに際して、上記各成分を混合撹拌する順序とし
ては、少なくとも(31−1、(2)および+3+−3
を配合した後に(1)を配合し、(2)およびC31−
3の表面が充分に濡れたのを確認した後に(31−4お
よび(3) −2を配合することが好ましい。すなわち
、上記のような本発明の錠剤型洗浄用組成物を製造する
には、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤および
ビルダーを混合撹拌するに当たり、陰イオン界面活性剤
を最後に添加した場合には、混合撹拌時に粉体成分であ
る該陰イオン界面活性剤が飛散して作業性が悪いのみで
なく、陰イオン界面活性剤の粒子が二次結合をおこして
溶解性が低下し、その結果洗浄性も低下させるので、陰
イオン界面活性剤の添加が少なくとも最後にならないよ
うな配合順序にすることがより好ましいのである。
次に本発明に係る錠剤型洗浄用組成物を、実施例と該実
施例に対応する比較例との比較試験に基づいて説明する
。
施例に対応する比較例との比較試験に基づいて説明する
。
実験1
a)錠剤型洗浄用組成物の製造
別表1に示した実施例1〜4および比較例1〜5の配合
のものを混合撹拌し、これを打錠することりこより錠剤
型洗浄用組成物を製造した。
のものを混合撹拌し、これを打錠することりこより錠剤
型洗浄用組成物を製造した。
このようにして得られた錠剤型洗浄用組成物の洗浄性、
溶解性および保形性について試験を行った。
溶解性および保形性について試験を行った。
b)試験
(洗浄性)
■、顔垢汚垢布の加装
直径5 cm、高さ4 cmの円柱状のゴムの上面にス
ポンジを置き、該上面を10cmxlQcmの綿布で覆
い輪ゴムで固定する。これを人の衿付の周囲または化粧
などを施してない素顔等に擦りつけて、綿布を略均−に
汚染する。
ポンジを置き、該上面を10cmxlQcmの綿布で覆
い輪ゴムで固定する。これを人の衿付の周囲または化粧
などを施してない素顔等に擦りつけて、綿布を略均−に
汚染する。
2、試験方法
上記のように調製された顔垢汚垢布15枚をそれぞれ半
分に裁断し、これを各々綿布に縫いつける。また、総被
洗物の乾燥重量が2.2kgになるように綿布を準備す
る。このようにして得られた一方の顔垢汚垢布および綿
布を20°CC11O0ppのCaC0□硬水3ONを
予め洗濯槽に調製しておいた二槽式洗濯機(日立製作所
:KWT−60L型)の中に投入する。その後各配合組
成の錠剤型洗浄用組成物25gを投入し、撹拌強度[標
!1a、にて10分間洗浄する。洗浄終了後、顔垢汚垢
布を流水下ですすいだ後、アイロンプレスを行った。ま
た、もう一方の顔垢7′Fi垢布および綿布については
、J I S K 3371 ニ指定されている洗浄力
測定用指標洗剤40gを用いて同様の条件下で試験を行
った。
分に裁断し、これを各々綿布に縫いつける。また、総被
洗物の乾燥重量が2.2kgになるように綿布を準備す
る。このようにして得られた一方の顔垢汚垢布および綿
布を20°CC11O0ppのCaC0□硬水3ONを
予め洗濯槽に調製しておいた二槽式洗濯機(日立製作所
:KWT−60L型)の中に投入する。その後各配合組
成の錠剤型洗浄用組成物25gを投入し、撹拌強度[標
!1a、にて10分間洗浄する。洗浄終了後、顔垢汚垢
布を流水下ですすいだ後、アイロンプレスを行った。ま
た、もう一方の顔垢7′Fi垢布および綿布については
、J I S K 3371 ニ指定されている洗浄力
測定用指標洗剤40gを用いて同様の条件下で試験を行
った。
3、評価方法
JISK3371の解説15の方法に準して実施し、次
の基準により評価を行った。
の基準により評価を行った。
○・・・洗浄力指数105以−ヒ
×・・・洗浄力指数105未満
(?容解f生)
1、試験方法
二槽式洗濯機(日立製作所:KWT−60L型)に20
°Cの水道水301を調製し、各配合組成の錠剤型洗浄
用組成物25 gを投入する。
°Cの水道水301を調製し、各配合組成の錠剤型洗浄
用組成物25 gを投入する。
撹拌強度「標【店」にて3分間運転した後、排水を行っ
た。
た。
2、評価方法
洗濯槽内の組成物残渣の有無により評価を行った。
○・・・残渣が認められない
×・・・残渣が認められる
(保形性)
1、試験方法
各配合組成の錠剤型洗浄用組成物25gを直径3 cm
の径になるように打錠して、今田製作所装のプッシュプ
ルスケール2 kg用(アクソチメント二円錐形)にて
強度を測定した。
の径になるように打錠して、今田製作所装のプッシュプ
ルスケール2 kg用(アクソチメント二円錐形)にて
強度を測定した。
2、評価方法
下記の基準により評価を行った。
○・・・0.7 kg以上
×・・・0.7kg以下
結果を表1に合わせて示した。
注1: 第2級アルコール(C+z〜7.) エトキ
ンレート(EtO= 9モル)注2: アルキル硫酸エ
ステルナトリウム(C,。〜1.)注3 : (Na
zO/5iOz=0.42)?主4 : 4A型 注5= 配合量は全て重量% lt6: −は左欄に同じ この結果より、まず、非イオン界面活性剤の配合量につ
いては、実施例1と比較例1および2とを比較検討すれ
ば、実施例1において非イオン界面活性剤の配合量を1
5重量%とじたときには錠剤型洗浄用3.■酸物は、洗
浄性、溶解性、保形性の全てにおいて満足しうる結果で
あるが、比較例1において非イオン界面活性剤の配合量
を14重量%とすると洗浄性が悪く、また比較例2の如
く陰イオン界面活性剤の配合量を多くしても洗浄性は向
上しないのみならず、溶解性が悪くなる。すなわち、非
イオン界面活性剤の配合量が15重量%未満であると、
洗浄性に問題があることがわかる。
ンレート(EtO= 9モル)注2: アルキル硫酸エ
ステルナトリウム(C,。〜1.)注3 : (Na
zO/5iOz=0.42)?主4 : 4A型 注5= 配合量は全て重量% lt6: −は左欄に同じ この結果より、まず、非イオン界面活性剤の配合量につ
いては、実施例1と比較例1および2とを比較検討すれ
ば、実施例1において非イオン界面活性剤の配合量を1
5重量%とじたときには錠剤型洗浄用3.■酸物は、洗
浄性、溶解性、保形性の全てにおいて満足しうる結果で
あるが、比較例1において非イオン界面活性剤の配合量
を14重量%とすると洗浄性が悪く、また比較例2の如
く陰イオン界面活性剤の配合量を多くしても洗浄性は向
上しないのみならず、溶解性が悪くなる。すなわち、非
イオン界面活性剤の配合量が15重量%未満であると、
洗浄性に問題があることがわかる。
また、非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤との重
量比については、実施例1および実施例2と比較例3と
を比較検討すれば、実施例I (非イオン界面活性剤/
陰イオン界面活性剤=5/1)、実施例2(同3/1)
の錠剤型洗浄用組成物は洗浄性、溶解性、保形性の全て
において満足しうる結果であるが、比較例3(非イオン
界面活性剤/陰イオン界面活性剤−2/1)においては
洗浄性、熔解性が悪(なる。すなわち、非イオン界面活
性剤/陰イオン界面活性剤の重量比が3/1より小さい
ときには、溶解性、洗浄性を満足できないことがわかる
。
量比については、実施例1および実施例2と比較例3と
を比較検討すれば、実施例I (非イオン界面活性剤/
陰イオン界面活性剤=5/1)、実施例2(同3/1)
の錠剤型洗浄用組成物は洗浄性、溶解性、保形性の全て
において満足しうる結果であるが、比較例3(非イオン
界面活性剤/陰イオン界面活性剤−2/1)においては
洗浄性、熔解性が悪(なる。すなわち、非イオン界面活
性剤/陰イオン界面活性剤の重量比が3/1より小さい
ときには、溶解性、洗浄性を満足できないことがわかる
。
なお、組成物密度については、実施例1.3および4と
比較例4および5とを比較検討すれば、実施例1 (組
成物密度=1.2 g /CC) 、実施例3(同1.
0 g/cc) 、実施例4 (同1.4 g/cc)
においては、洗浄性、溶解性、保形性の全てを満足しう
るちのであるが、比較例4 (組成物密度一つ。
比較例4および5とを比較検討すれば、実施例1 (組
成物密度=1.2 g /CC) 、実施例3(同1.
0 g/cc) 、実施例4 (同1.4 g/cc)
においては、洗浄性、溶解性、保形性の全てを満足しう
るちのであるが、比較例4 (組成物密度一つ。
9 g/cc) 、においては保形性が悪く、また比較
例5 (同1.5 g/cc)においては保形性は満足
するものの、溶解性が悪くなり洗浄性も悪い結果となっ
ている。すなわち、錠剤型洗浄用組成物の組成物密度が
1.0 g/cc未満の場合には保形性が悪く、また組
成物密度が1.5以上になると溶解性が悪くなるため、
洗浄性も悪くなるのである。
例5 (同1.5 g/cc)においては保形性は満足
するものの、溶解性が悪くなり洗浄性も悪い結果となっ
ている。すなわち、錠剤型洗浄用組成物の組成物密度が
1.0 g/cc未満の場合には保形性が悪く、また組
成物密度が1.5以上になると溶解性が悪くなるため、
洗浄性も悪くなるのである。
大鼓主
次に、錠剤型洗浄用組成物の製造方法について、表2の
ような配合組成のものを、実施例5として陰イオン界面
活性剤およびビルダーを混合した後に非イオン界面活性
剤を添加して混合撹拌して得ろれた混合物を打錠するこ
とにより錠剤型洗浄用組成物を製造し、比較例6として
ビルダーおよび非イオン界面活性剤を混合した後に陰イ
オン界面活性剤を添加して混合撹拌して得られた錠剤型
洗浄用組成混合物を打錠することにより錠剤型洗浄用組
成物を製造して両製造方法による錠剤型洗浄用組成物の
洗浄性、溶解性および保形性について前述と同様の方法
で比較試験を行った。
ような配合組成のものを、実施例5として陰イオン界面
活性剤およびビルダーを混合した後に非イオン界面活性
剤を添加して混合撹拌して得ろれた混合物を打錠するこ
とにより錠剤型洗浄用組成物を製造し、比較例6として
ビルダーおよび非イオン界面活性剤を混合した後に陰イ
オン界面活性剤を添加して混合撹拌して得られた錠剤型
洗浄用組成混合物を打錠することにより錠剤型洗浄用組
成物を製造して両製造方法による錠剤型洗浄用組成物の
洗浄性、溶解性および保形性について前述と同様の方法
で比較試験を行った。
表2
注2: アルキル硫酸エステルナトリウム(C,。〜1
6)注3 : (NazO/5iOz=0.42)注
4; 4A型 注5= 配合量は全て重量% 注6: ←は左欄に同じ 実施例1と比較例6とを比較検討すれば、実施例1 (
陰イオン界面活性剤およびビルダーを混合じたL fこ
後に非イオン界面活性剤を添加して混合攬↑’F)に、
おいては洗浄性、熔解性および保形性の全てシこおいて
満足すべき結果となっているが、比較(ラリ6(ビルダ
ーおよび非イオン界面活性剤を混合した後に陰イオン界
面活性剤を添加して混合撹拌)においては保形性はよい
が洗浄性および溶解性が恋い結果となっている。したが
って、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活1生剤、ビ
ルダー等の配合順序としては、陰イオン界面活性剤およ
びビルダーを混合したじだ後に非イオン界面゛活性剤を
添加して混合撹拌するのが好ましいことがわかるのであ
る。
6)注3 : (NazO/5iOz=0.42)注
4; 4A型 注5= 配合量は全て重量% 注6: ←は左欄に同じ 実施例1と比較例6とを比較検討すれば、実施例1 (
陰イオン界面活性剤およびビルダーを混合じたL fこ
後に非イオン界面活性剤を添加して混合攬↑’F)に、
おいては洗浄性、熔解性および保形性の全てシこおいて
満足すべき結果となっているが、比較(ラリ6(ビルダ
ーおよび非イオン界面活性剤を混合した後に陰イオン界
面活性剤を添加して混合撹拌)においては保形性はよい
が洗浄性および溶解性が恋い結果となっている。したが
って、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活1生剤、ビ
ルダー等の配合順序としては、陰イオン界面活性剤およ
びビルダーを混合したじだ後に非イオン界面゛活性剤を
添加して混合撹拌するのが好ましいことがわかるのであ
る。
こ発明の効果〕
以上のように本発明に係る錠剤型洗浄用組成物は、非イ
オン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビルダーを
含有し、非イオン界面活性剤の配合量が15重電%以上
、非イオン界面活性剤/陰イオン界面活性剤の重量比3
/1以上で、かつ組成物の密度が1.0〜1.4g/c
cであることを特徴とし、溶解性、洗浄性に優れ、かつ
保形性もよいので輸送時における破損等の問題もなく、
使用が簡便な錠剤型洗浄用組成物を提供しうるちのであ
り、また前記錠剤型洗浄用組成物の製造方決としては、
非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビルダ
ーを混合撹拌する順序として、陰イオン界面活性剤の添
加が少なくとも屋後にならないようにして混合した混合
物を打錠して製造することにより、好ましい錠剤型洗浄
用組成物を提供しうるちのである。
オン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビルダーを
含有し、非イオン界面活性剤の配合量が15重電%以上
、非イオン界面活性剤/陰イオン界面活性剤の重量比3
/1以上で、かつ組成物の密度が1.0〜1.4g/c
cであることを特徴とし、溶解性、洗浄性に優れ、かつ
保形性もよいので輸送時における破損等の問題もなく、
使用が簡便な錠剤型洗浄用組成物を提供しうるちのであ
り、また前記錠剤型洗浄用組成物の製造方決としては、
非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビルダ
ーを混合撹拌する順序として、陰イオン界面活性剤の添
加が少なくとも屋後にならないようにして混合した混合
物を打錠して製造することにより、好ましい錠剤型洗浄
用組成物を提供しうるちのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビ
ルダーを含有し、非イオン界面活性剤の配合量が15重
量%以上、非イオン界面活性剤/陰イオン界面活性剤の
重量比3/1以上で、かつ組成物の密度が1.0〜1.
4g/ccである錠剤型洗浄用組成物。 2)非イオン界面活性剤としてポリオキシアルキレン付
加型非イオン界面活性剤を用いてなる特許請求の範囲第
1項記載の錠剤型洗浄用組成物。 3)陰イオン界面活性剤として硫酸エステル塩またはス
ルホン酸塩を用いてなる特許請求の範囲第1項または第
2項記載の錠剤型洗浄用組成物。 4)非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤およびビ
ルダーを含有してなる錠剤型洗浄用組成物を製造するに
際し、前記非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤お
よびビルダーを混合撹拌する順序として、陰イオン界面
活性剤の添加が少なくとも最後にならないようにして混
合した混合物を打錠することによって製造することを特
徴とする錠剤型洗浄用組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61282388A JPH0637633B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 錠剤型洗浄用組成物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61282388A JPH0637633B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 錠剤型洗浄用組成物およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63135498A true JPS63135498A (ja) | 1988-06-07 |
JPH0637633B2 JPH0637633B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=17651752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP61282388A Expired - Lifetime JPH0637633B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 錠剤型洗浄用組成物およびその製造方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0637633B2 (ja) |
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- 1986-11-26 JP JP61282388A patent/JPH0637633B2/ja not_active Expired - Lifetime
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