JPS63127607A - 誘電体共振器の共振周波数調整方法 - Google Patents
誘電体共振器の共振周波数調整方法Info
- Publication number
- JPS63127607A JPS63127607A JP27495286A JP27495286A JPS63127607A JP S63127607 A JPS63127607 A JP S63127607A JP 27495286 A JP27495286 A JP 27495286A JP 27495286 A JP27495286 A JP 27495286A JP S63127607 A JPS63127607 A JP S63127607A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonant frequency
- dielectric resonator
- dielectric
- frequency
- adjusting
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は共振器あるいはフィルタとして利用される誘電
体共振器の共振周波数調整方法に係るもので、特に4分
の1波長の同軸共振器の周波数の調整方法に関するもの
である。
体共振器の共振周波数調整方法に係るもので、特に4分
の1波長の同軸共振器の周波数の調整方法に関するもの
である。
セラミック誘電体を用いた誘電体同軸共振器は高周波帯
における共振器あるいはフィルタとじて多方面で利用さ
れている。これは筒状のセラミック誘電体で構成され、
その内周面と外周面にそれぞれ電極が形成されている。
における共振器あるいはフィルタとじて多方面で利用さ
れている。これは筒状のセラミック誘電体で構成され、
その内周面と外周面にそれぞれ電極が形成されている。
使用される周波数に応じて寸法が決められるが、実際に
は共振周波数の調整が必要となる。
は共振周波数の調整が必要となる。
共振周波数の調整方法としては幾つか提案されており、
例えば特開昭58−204602号公報や特開昭60−
52102号公報などに示されている。これらにおいて
はいずれも筒状の共振器の開放端あるいは短絡電極の電
極またはセラミック誘電体を削除している。
例えば特開昭58−204602号公報や特開昭60−
52102号公報などに示されている。これらにおいて
はいずれも筒状の共振器の開放端あるいは短絡電極の電
極またはセラミック誘電体を削除している。
上記のような調整方法においては削除する面積等を厳密
に制御する必要があり、加工には十分な精度が要求され
る。また、フィルタなどとして組み立てられてから調整
が必要になった場合にも加工が難しくなる。
に制御する必要があり、加工には十分な精度が要求され
る。また、フィルタなどとして組み立てられてから調整
が必要になった場合にも加工が難しくなる。
本発明は上記のような問題点を解決して、加工が容易で
かつ制御の簡単な誘電体共振器の共振周波数調整方法を
提供することを目的とする。
かつ制御の簡単な誘電体共振器の共振周波数調整方法を
提供することを目的とする。
また、フィルタなどとして組み込まれてからも調整が可
能な方法を提供することを目的とする。
能な方法を提供することを目的とする。
本発明は外周面の電極を開放端から一定の幅で円周方向
の長さを変えながら削除することによって上記の目的を
達成するものである。
の長さを変えながら削除することによって上記の目的を
達成するものである。
すなわち、筒状のセラミック誘電体の内周面と外周面に
それぞれ電極を形成した誘電体共振器の共振周波数調整
方法において、該外周面の電極を開放端から一定の幅で
円周方向に所定の長さで削除することによって該誘電体
共振器の共振周波数を調整することに特徴を有するもの
である。
それぞれ電極を形成した誘電体共振器の共振周波数調整
方法において、該外周面の電極を開放端から一定の幅で
円周方向に所定の長さで削除することによって該誘電体
共振器の共振周波数を調整することに特徴を有するもの
である。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。
。
第1図は本発明の実施例を示す斜視図である。
誘電体共振器10は円筒状の誘電体セラミック11の内
周面と外周面にそれぞれ電極12、工3が形成されてい
る。上側の平坦面はセラミックが露出した開放端となっ
ている。外周面電極13を開放端側から一定の幅で削り
セラミックを露出させている。この場合削る幅をlnu
wとしており、開放端に沿った円周方向の長さを所望の
周波数が得られる寸法とする。すなわち長さの寸法Δl
によって周波数が徐々に変化することを利用し、周波数
の変化量に応じた寸法まで削るようにしたものである。
周面と外周面にそれぞれ電極12、工3が形成されてい
る。上側の平坦面はセラミックが露出した開放端となっ
ている。外周面電極13を開放端側から一定の幅で削り
セラミックを露出させている。この場合削る幅をlnu
wとしており、開放端に沿った円周方向の長さを所望の
周波数が得られる寸法とする。すなわち長さの寸法Δl
によって周波数が徐々に変化することを利用し、周波数
の変化量に応じた寸法まで削るようにしたものである。
このようにして削る長さを変えた場合に共振周波数がど
のように変化するかを示したのが第3図である。横軸に
長さすなわちΔlをとり、縦軸には周波数変化量とQ変
化量がとっである。Δノは全周に対する比率(割合)で
示しである。1ml11の幅で長さを大きくして行くと
共振周波数が高(なり、4分の1で約6 MHz、2分
の1で約13MHz共振周波数が上昇していた。長さを
全周の2分の1より大きくすると逆に共振周波数が下が
ることがl+1!認された。
のように変化するかを示したのが第3図である。横軸に
長さすなわちΔlをとり、縦軸には周波数変化量とQ変
化量がとっである。Δノは全周に対する比率(割合)で
示しである。1ml11の幅で長さを大きくして行くと
共振周波数が高(なり、4分の1で約6 MHz、2分
の1で約13MHz共振周波数が上昇していた。長さを
全周の2分の1より大きくすると逆に共振周波数が下が
ることがl+1!認された。
このようにして外周面の電極を削除するとQは下がるこ
とも確認された。Qの低下が余り大きくなると共振器と
しての特性に大きく影響するので低下量が余り大きく内
範囲に留めておく必要がある。図にも示されているよう
に長さが2分の1以上となると、Qが大幅に低下するよ
うになり、実用に適さなくなった。
とも確認された。Qの低下が余り大きくなると共振器と
しての特性に大きく影響するので低下量が余り大きく内
範囲に留めておく必要がある。図にも示されているよう
に長さが2分の1以上となると、Qが大幅に低下するよ
うになり、実用に適さなくなった。
上記のような測定結果から考えて長さは2分の1以内に
留めておくことが好ましい。
留めておくことが好ましい。
第2図は本発明の他の実施例を示す斜視図である。外周
面の電極23を前記と同様に削るものであるが、電極の
一部を削除せずに残して浮かせたものである。この場合
には一定の幅の線で電極を削るだけで良いので加工はよ
り簡単となる。測定の結果も前記の場合とほとんど同じ
であった。また段階的に変化させたい周波数単位であら
かじめ一定間隔で開放端から細い線状に誘電体を露出さ
せておくと、削除箇所数によって定量的に調整が可能で
あり、一方向のみの削除のために加工も容易である。
面の電極23を前記と同様に削るものであるが、電極の
一部を削除せずに残して浮かせたものである。この場合
には一定の幅の線で電極を削るだけで良いので加工はよ
り簡単となる。測定の結果も前記の場合とほとんど同じ
であった。また段階的に変化させたい周波数単位であら
かじめ一定間隔で開放端から細い線状に誘電体を露出さ
せておくと、削除箇所数によって定量的に調整が可能で
あり、一方向のみの削除のために加工も容易である。
外周面の電極の削除はレーザー加工機等のビームで行う
ことが可能であり、また従来から行われているようにリ
ュータ−、サンドブラストなどで研磨しても良く、電極
だけでなく誘電体セラミックも研磨されても特性の上で
はほとんど影響はない。
ことが可能であり、また従来から行われているようにリ
ュータ−、サンドブラストなどで研磨しても良く、電極
だけでなく誘電体セラミックも研磨されても特性の上で
はほとんど影響はない。
以上の説明は円筒状の誘電体共振器について説明したが
、角柱状の誘電体共振器あるいは2素子以上が一体化さ
れたブロック形誘電体共振器や誘電体フィルタにも適用
できる。
、角柱状の誘電体共振器あるいは2素子以上が一体化さ
れたブロック形誘電体共振器や誘電体フィルタにも適用
できる。
本発明によれば、加工が容易となるばかりでなく、調整
の制御が容易な共振周波数の調整方法かえられる。
の制御が容易な共振周波数の調整方法かえられる。
また、フィルタなどとして組み込まれてからでも調整が
可能であることも大きな利点である。
可能であることも大きな利点である。
第1図、第2図はそれぞれ本発明の実施例を示す斜視図
、第3図は削除の寸法と周波数等の変化の関係を示す説
明図である。 10:誘電体共振器 11:誘電体セラミック13.2
3: 外周面電極
、第3図は削除の寸法と周波数等の変化の関係を示す説
明図である。 10:誘電体共振器 11:誘電体セラミック13.2
3: 外周面電極
Claims (1)
- 筒状のセラミック誘電体の内周面と外周面にそれぞれ
電極を形成した誘電体共振器の共振周波数調整方法にお
いて、該外周面の電極を開放端から一定の幅で円周方向
に所定の長さで削除することによって該誘電体共振器の
共振周波数を調整することを特徴とする誘電体共振器の
共振周波数調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27495286A JPS63127607A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 誘電体共振器の共振周波数調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27495286A JPS63127607A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 誘電体共振器の共振周波数調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63127607A true JPS63127607A (ja) | 1988-05-31 |
Family
ID=17548845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27495286A Pending JPS63127607A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 誘電体共振器の共振周波数調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63127607A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5883554A (en) * | 1992-06-26 | 1999-03-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Coaxial resonator having coupling electrodes and dielectric filter formed therefrom using the same |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP27495286A patent/JPS63127607A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5883554A (en) * | 1992-06-26 | 1999-03-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Coaxial resonator having coupling electrodes and dielectric filter formed therefrom using the same |
US6191668B1 (en) | 1992-06-26 | 2001-02-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Coaxial resonator and dielectric filter using the same |
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