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JPS6312610Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6312610Y2
JPS6312610Y2 JP2755382U JP2755382U JPS6312610Y2 JP S6312610 Y2 JPS6312610 Y2 JP S6312610Y2 JP 2755382 U JP2755382 U JP 2755382U JP 2755382 U JP2755382 U JP 2755382U JP S6312610 Y2 JPS6312610 Y2 JP S6312610Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vault
opening
cover
slide plate
safe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2755382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58132461U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2755382U priority Critical patent/JPS58132461U/ja
Publication of JPS58132461U publication Critical patent/JPS58132461U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6312610Y2 publication Critical patent/JPS6312610Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Prepayment Telephone Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は公衆電話機の金庫室カバーの着脱構
造に関するものである。
従来、公衆電話機にあつては、料金を収納して
おく金庫室が設けられ、この金庫室に金庫が収納
されている。この金庫室には、金庫を出し入れで
きるように金庫室カバーが蝶番により開閉自在に
取付けられており、しかもこの金庫室カバーはみ
だりにに開かないようにロツク機構によりロツク
されており、キー操作によつて開くように構成さ
れている。
しかしながら、上記のような金庫室カバーにあ
つけは、蝶番により金庫室カバーと金庫室に取付
けられているので、金庫室カバーと金庫室の開口
縁部との間に隙間が生じ、このため隙間にドライ
バー等を刺し込んで蝶番部分を破壊し、金庫室カ
バーがこじ開けられてしまう恐れがあつた。また
上記のように蝶番部分が破壊されないように蝶番
の強度を高くすると、蝶番自体が大きくなり、金
庫室内の金庫収納スペースが小さくなるという欠
点があつた。また、この金庫室カバーにあつて
は、金庫室に金庫室カバーを取付ける蝶番部分
と、金庫室カバーを開かないようにするためのロ
ツク機構部分の二つが必要なので金庫室内の金庫
収納スペースが小さくなるという欠点があつた。
この考案は、上記のような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的とするところは、ドライバ
ー等でこじ開けられないように、金庫室カバーを
金庫室に密着固定させることができ、金庫室カバ
ーの取付け部分とロツク機構部分とを一体化する
ことによつて金庫室の金庫収納スペースをなんら
制約することなく広くすることができるようにし
た公衆電話機の金庫室カバーの着脱構造を提供す
ることにある。
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第4
図に基いて具体的に説明する。
これらの図において、符号1は公衆電話機の金
庫室を示している。この金庫室1は、公衆電話機
の下部に設けられた箱型状に容器であつて、その
手前側の一側面に第1,2図に示すように、開口
された開口部2が形成されている。この開口部2
には、第2図に示す金庫室カバー3が着脱自在に
取付けられるようになつている。
即ち、上記開口部2には、その上部開口縁に取
付壁部2aが形成されている。この取付壁部2a
には、水平方向にスライド可能にスライド板4が
取付けられている。スライド板4は、第3図に示
すように、金属製の細長い帯板のほぼ中央を凹字
状に窪むように折曲形成したものであつて、この
凹字状の折曲部4aの中央下側に逆U字状の切欠
部5が形成されている。
上記スライド板4の一端部(第3図中左側端
部)には、水平方向のフツク部6によつて右方下
部が開口した水平切欠部6aが形成されている。
また、他端部(第3図中右側部)の上部には、テ
ーパー部7が形成されている。さららに、上記ス
ライド板4には、その折曲部4aを挾んで水平方
向に二つの同一長さの長孔8,8′が形成されて
いる。この長孔8,8′内には、金庫室1の取付
壁部2aに立設されたスタツド9,9′が挿入配
置されており、このスタツド9,9′の先端には
抜け止め用のEリング9a,9′aが取付けられ
ている。
従つて、上記スライド板4は、長孔8,8′内
に挿入された各スタツド9,9′に案内されて、
矢印A、B方向にスライドするように構成されて
いる。このスライドする範囲は、A方向には、ス
タツド9,9′が長孔8,8′の左端部に当接する
位置まで(第2図)、B方向には、スタツド9,
9′が長孔8,8′の右端部に当接する位置まで
(第3図)である。
なお、このスライド範囲の規制は、取付壁部2
aにストツパ片を設けて、このストツパ片により
スライド板4の折曲部4aを係止して行つてもよ
い。
また、上記金庫室1の開口部2の両側縁及び下
側縁には第1図に示すように外側が低くなつた段
部2bが形成されると共に、両側縁には複数の係
止部10が等間隔に設けられている。この係止部
10は、両側縁から垂直に開口部2の内側へと
各々突出したものである。
一方、上記金庫室1の開口部2に着脱自在に取
付けられる金庫室カバー3は、第4図に示すよう
に構成されている。即ち、上記金庫室カバー3の
内側には、キー操作による金庫室1側のスライド
板4をスライドさせて金庫室カバー3のロツクを
行なうロツク機構11と、金庫室1側の複数の係
止部10にそれぞれ係合する係合部12と、金庫
室カバー3を弾性的に押圧保持するばね部材13
とが設けられている。
上記ロツク機構11は、金庫室カバー3の上部
で且つスライド板4の折曲部4aに対応して設け
られた錠14と、スライド板4の水平切欠部6a
に対応して設けられた第1の係合突起15と、ス
ライド板4のテーパー部7と開口部2の上縁との
間に対応して設けられた第2の係合突起16とを
備えた構成になつている。
前記錠14は、金庫室カバー3を金庫室1の開
口部2に取付けた状態でキー操作により締め付け
るものであつて、金庫室1側の先端にはキー操作
によつて回動する回動板14aが取付けられてい
ると共に、この回動板14aの先端には、スライ
ド板4の折曲部4aに形成された切欠部5内に挿
入する作動ピン14bが突設されている。即ち、
上記錠14は、金庫室カバー3を金庫室1の開口
部2に装着すると、上記作動ピン14bがスライ
ド板4の切欠部5内に挿入し、この状態で操作を
行なうと、回動板14aが回動し、これに伴い上
記作動ピン14bが同様に作動して、スライド板
4を矢印A,B方向にスライドさせるように構成
されている。
また、金庫室カバー3の上部両側に設けられた
第1、第2の各係合突起15,16は、金庫室カ
バー3を金庫室1の開口部2に装着した際、金庫
室カバー3が上下方向にガタ付かないように固定
するものであつて、第1の係合突起15は、スラ
イド板4のフツク部6に向けて水平方向に突出
し、スライド板4のスライドによりフツク部6に
よつて構成された水平切欠部6aに係脱自在に係
合するようになつており、また第2の係合突起1
6は、スライド板4のテーパー部7と開口部2の
縁との間に向けて水平方向に突起し、スライド板
4のスライドによりテーパー部7との開口部2の
縁との間に係脱自在に係止されるようになつてい
る。
従つて、上記ロツク機構11は、金庫室カバー
3を金庫室1の開口部2に装着すると、第3図に
示すように、錠14の作動ピン14bがスライド
板4の切欠部5内に挿入配置され、第1の係合突
起15がスライド板4の水平切欠部6aの右方
(第3図において)に配置され、第2の係合突起
16がスライド板4の右端のテーパー部7より外
方右側に配置された状態となる。そして、この状
態で錠14のキーにより錠14をロツク操作する
と、錠14の回動板14aが第2図に示すように
回動し、これに伴い切欠部5が挿入された作動ピ
ン14bが同様に移動して、スライド板4を矢印
A方向にスライドさせる。これによつて、第1の
係合突起15がスライド板4の水平切欠部6aに
係止されると共に、第2の係合突起16がスライ
ド板4のテーパー部7により開口部2の縁に圧接
して係止され、金庫室カバー3のロツク及び上下
方向のガタ付きが阻止される。またロツクを解除
する場合には、キー操作により回動板14aを逆
方向に回動して、スライド板4を矢印B方向にス
ライドさせ、これによつて第1、第2の各係合突
起15,16の係合を解除し、金庫室カバー3が
金庫室1の開口部2から取外せるようになつてい
る。
また、上記金庫室カバー3の両側に設けられた
係合部12は、金庫室1の開口部2に設けられた
係止部10に係合して、金庫室カバー3を開口部
2に装着した際、金庫室カバー3が横方向及び手
前側に抜け出すのを阻止するものであつて、第4
図に示すように、前記金庫室側縁の係合部12に
対応した位置で金庫室カバー3の側縁に向けて突
出形成されている。
このため、金庫室カバー3は、各係合部12が
開口部2の各係止部10に対応しているので、金
庫室カバー3の開口部2に装着する際、金庫室カ
バー3を下方に若干ずらして係合部12……と係
止部10……との対応をずらし、この状態で金庫
室カバー3を上方へ押し上げて係合部12……と
係止部10……とを対応させて係合させるように
なつている。
さらに、金庫室カバー3の下部に設けられたば
ね部材13は、帯状のハ字状に折曲した板ばねで
あつて、金庫室カバー3を開口部2に装着した
際、その両先端が金庫室1内に収納した金庫(図
示せず)に弾性的に当接し、金庫室カバー3を手
前側に押し出すように作用し、各係合部12と各
係止部10とをガタ付かないように係合させるも
のである。
次に、上記のように構成された公衆電話機の金
庫室カバーの着脱について説明する。
まず、金庫室1に金庫室カバー3を取付ける場
合について説明する。
この場合には、金庫室1の開口部2に金庫室カ
バー3を対応させると共に、金庫室カバー3を下
方に若干ずらして金庫室カバー3側の係合部12
と開口部2側の係止部10との対応をずらし、金
庫室カバー3を開口部2の縁に当接させ、この状
態で金庫室カバー3を上方へ押し上げて、金庫室
カバー3の縁部を金庫室1の開口部2の段部2b
に適合させて金庫室カバー3を装着する。する
と、金庫室カバー3側の係合部12と開口部2側
の係止部10とが各々対応すると共に、金庫室カ
バー3に設けられたばね部材13が金庫室1内の
金庫の前面に弾性的に当接するため、その弾性力
により金庫室カバー3が手前側に押し出され、こ
れにより各係合部12が各係止部10に係合す
る。これにより金庫室カバー3が横方向及び手前
側に抜け出したり、あるいはガタ付いたりするこ
となく金庫室1の開口部2に装着される。
また上記のように金庫室カバー3が金庫室1の
開口部2に装着されると、金庫室カバー3に設け
られたロツク機構11の錠14が開口部2側に取
付けられたスライド板4の折曲部4a内に配置さ
れると共に、錠14の作動ピン14bが折曲部4
aに設けられた切欠部5内に挿入配置される。し
かも、それと同時にロツク機構11の第1の係合
突起15がスライド板の水平切欠部6aの右端に
対応配置され、且つ第2の係合突起16がスライ
ド板4のテーパー部7の右方と開口部2の縁との
間に対応配置される。
この状態からロツク機構11の錠14にキーを
挿入してロツク操作すると、錠14の回動板14
aが回動し、これに伴い作動ピン14bも同方向
に移動してスライド板を矢印A方向にスライドさ
せる。これによつて、第1の係合突起15がスラ
イド板4のフツク部6上方の水平切欠部6aの左
端に係止されると共に、第2の係合突起16がス
ライド板4のテーパー部7により開口部2の縁に
圧接して係合される。
この結果、金庫室カバー3が金庫室1の開口部
2にロツクされると共に、上下方向にガタ付くこ
となく良好に取付けられる。
また、上記のように取付けられた金庫室カバー
3を取外す場合には、錠14にキーを挿入してロ
ツク機構11のロツクを解除すればよい。する
と、錠14の回動板14aが逆方向に回動すると
共に、作動ピン14bも移動し、これよりスライ
ド板4が矢印B方向にスライドし、第1、第2の
各係合突起15,16の係合が解除される。この
後、金庫室カバー3を下方へ若干ずらして金庫室
カバー3側の係合部12と開口部2側の係止部1
0との対応をずらせば、金庫室カバー3を開口部
2から取外すことができる。
このように上記公衆電話機の金庫室カバーの着
脱構造によれば、キー操作によりロツク機構11
の錠14をロツクするのと同時に回動板14a及
び作動ピン14bを介してスライド板4をスライ
ドさせ、これにより第1、第2の各係合突起1
5,16をスライド板4のフツク部6及びテーパ
ー部7に係合させ、金庫室カバー3のロツク及び
上下方向のガタ付きを防ぐことができ、しかもば
ね部材13により金庫室カバー3側の係合部12
が開口部2側の係止部10に弾性的に当接して係
合するので、金庫室カバー3が金庫室1の開口部
2に密着し、左右方向及び前後方向のガタ付きを
防ぐことができる。
以上説明したように、この考案によれば、金庫
室1には、その開口縁にスライド可能に設けられ
たスライド板4と、このスライド板4のスライド
方向側に位置する上記開口縁に設けられた複数の
係止部10とを備え、且つ上記金庫室カバー3に
は、キー操作により上記スライド板4をスライド
させて金庫室カバー3の上下方向のガタ付きを阻
止するロツク機構11と、前記複数の係止部10
に各々係脱自在に係合して金庫室カバー3の横方
向及び前方への抜け出し及びガタ付きを阻止する
複数の係合部12とを備えてなる構成であるか
ら、金庫室1内の係止部10に金庫室カバー3側
の係合部12を各々係合させて金庫室1の開口部
2に金庫室カバー3を装着した後、キー操作によ
りロツク機構11をロツク操作するだけで、開口
部2に金庫室カバー3を隙間が生じることなく密
着固定することができる。このためドライバー等
によつて金庫室カバー3がこじ開けられる恐れが
なく、良好に金庫室カバー3を開口部2に取付け
ることができ、しかもなんら蝶番等を用いること
なく金庫室カバー3を金庫室1の開口部2に密着
固定させることができるので、金庫室の収納スペ
ースを広くすることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る公衆電話機の金庫室及
び金庫室カバーを示す斜視図、第2図は金庫室の
正面図、第3図はスライド板の斜視図、第4図は
金庫室の装着される扉の外観斜視図である。 1……金庫室、2……開口部、3……金庫室カ
バー、4……スライド板、6……フツク部、7…
…テーパー部、10……係止部、11……ロツク
機構、12……係合部、15……第1の係合突
起、16……第2の係合突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フツク部及びテーパー部を有して金庫室開口部
    の水平方向開口縁に該縁に沿つてスライド可能に
    設けられたスライド板と;前記金庫室開口部の縦
    方向開口縁の両側に設けられた複数の係止部と;
    金庫室カバーの裏側に前記スライド板のフツク部
    及びテーパー部と係合し得る如く設けられた第1
    及び第2の係合突起と;前記金庫室カバー裏側の
    両側に設けられた前記開口部係止部と係合する係
    合部と;前記スライド板と係合し、キー操作によ
    りスライド板をスライドさせ該スライド板のフツ
    ク部及びテーパー部と金庫室カバー裏面の第1及
    び第2の係合突起とを係合し得る如く前記金庫室
    カバー裏側に設けられたロツク機構とを備えてな
    る公衆電話機の金庫室カバーの着脱構造。
JP2755382U 1982-02-28 1982-02-28 公衆電話機の金庫室カバ−の着脱構造 Granted JPS58132461U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2755382U JPS58132461U (ja) 1982-02-28 1982-02-28 公衆電話機の金庫室カバ−の着脱構造

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JP2755382U JPS58132461U (ja) 1982-02-28 1982-02-28 公衆電話機の金庫室カバ−の着脱構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58132461U JPS58132461U (ja) 1983-09-07
JPS6312610Y2 true JPS6312610Y2 (ja) 1988-04-11

Family

ID=30039461

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2755382U Granted JPS58132461U (ja) 1982-02-28 1982-02-28 公衆電話機の金庫室カバ−の着脱構造

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS58132461U (ja) 1983-09-07

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