JPS63118931A

JPS63118931A - デ−タベ−ス管理方式

Info

Publication number: JPS63118931A
Application number: JP26383286A
Authority: JP
Inventors: Toshimasa Matsubara; 松原　俊昌; Takashi Owaki; 大脇　隆志; Atsuhiko Hirota; 敦彦廣田
Original assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Process Computer Engineering Inc
Current assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Process Computer Engineering Inc
Priority date: 1986-11-07
Filing date: 1986-11-07
Publication date: 1988-05-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はデータベース管理システムに係り、特に階層構
造を持つデータの処理に好適な、データベース管理方式
及び装置に関する。

〔従来の技術〕

文献データベースシステムの原理（日本コンピュータ協
会）の「階層構造を有するデータベースの実現方式」の
項で述べられているように、従来レコードの親子関係を
、第２図に示すような方法で管理することが知られてい
る。すなわち第２−（１）図において親レコードＡに関
連する子レコ−ドａ、ｂ、ｃをポインタ３で示される循
環鎖で連結し管理する方法や、第２−　（２）図のよう
な多重ポインタ３′で管理する方法である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術には、以下の問題があった。

第３図は、従来技術により在庫管理を行うデータベース
を実現した例である。在庫管理データベースは倉庫ファ
イルと部品ファイルから成り、倉庫ファイルには倉庫名
が、部品ファイルには、部品＃と在庫数がデータとして
セットされており。

倉庫と該倉庫格納されている部品とをポインタで結ぶこ
とにより管理している。また上記データベースは、倉庫
への部品の搬入を行うタスク又と。

倉庫からの部品の搬出を行うタスクＹにより管理されて
いる。今、部品＃１０の部品を倉庫Ａに搬入するようオ
ペレータが端末１より指示すると、タスクＸが起動され
、部品ファイルにデータが書き込まれる。タスクＸが部
品ファイルにデータの追加及び更新を行っている最中に
端末２より部品＃２０の部品を倉庫Ａから搬出する指示
がなされた場合、タスクＹが起動され部品＃２０のデー
タ゛の更新、削除を行うが、ＸとＹが同時に動作すると
、ポインタのつなぎかえや、データ操作に不整合が生じ
てしまう。この為、タスクＸは部び＃１０のデータを追
加、更新する際、部品ファイルの施錠が必要となる。こ
れにより、タスクＹは、タスクＸによる部品＃１０のデ
ータの追加、更新が終了するまで待ちとなり、データの
不整合は発生しない、しかし、タスクＡの動作中に倉庫
Ｂに対し、部品＃３０の部品の搬出の指示によりタスク
Ｙが起動され、部品＃３０の部品データの更新、削除を
行う場合、タスクＹはタスクＡに対して影響を与えない
にもかかわらず、タスクＡにより部品ファイルが施錠さ
れている為に待ちが発生し、並行処理性が低下してしま
う。

また、倉庫Ａに搬入する部品の種類が多くなるほど搬入
搬出の指示のあった部品を、ポインタをたどって捜し出
すのに時間がかかり、タスクＸ、Ｙの処理速度が低下し
てしまう。これに対し、ポインタをたどる時間を減らす
為、第２図−（２）の方式により実現すると、ポインタ
をたどる時間は小さくなるが、１つの倉庫に搬入できる
部品の種類の数に制限が必要となる。

また、タスクＸが新しく部品＃４０の部品を倉庫Ａに追
加する処理を行っている最中に、電源断等により計算機
の処理が停止した場合、ポインタが切れてしまい、以後
、部品ファイルの操作ができなくなる場合がある。そし
て、部品ファイルへの部品の搬入、搬出処理が頻繁に発
生する場合、ポインタのつなぎかえも頻繁に発生する為
、ポインタ切れが発生する確率も高くなるというような
問題があった。

以上、述べたように、従来の方式においては、（１）フ
ァイルの占有範囲を局所化できないためタスクの並行処
理性が低下すること（２）ポインタ検索時のオーバーヘッドの増加により処
理速度が低下すること（３）データベースの局所的な障害が、全てのレコード
に波及し、信頼性が帝低下することという開運があった
。

〔問題点を解決するための手段〕

以上の問題点を解決する為、本発明においては、（１）
、親レコードに関連す子レコードを、親レコード単位に
別々のファイルに格納し、親レコードと子レコードの関
連を、子レコードを分割して格納したファイル識別情報
により管理する。

（２）タスクの競合管理を、（１）の手段により分割し
て格納したファイル単位に行う。

（３）障害が発生した場合、（１）の手段により分割し
て格納したファイル単位に、障害回復を行う。

ことを特徴とする１次に本発明の原理を第１図により説
明する。

第１図は、ファイル識別情報により親レコードと子レコ
ードの関係を管理する場合の説明図である。親レコード
Ａに関連する子レコードａを追加する場合、親レコード
Ａのキー値をもとに、関連管理メモリ８を検索し、子レ
コードａを追加する子ファイル５のファイル識別情報取
り出す。これをもとに該ファイルの空きレコードに子レ
コードａを追加する。関連管理メモリ８は、第４図で示
されるように親レコードのキー値、子ファイル識別情報
から構成され、親レコードが追加された時点で、対応す
る子ファイルを生成しファイル識別情報を付加した後、
これらの情報を関連管理メモリ８に設定する。また、親
レコードが削除された時点で、これらの情報も削除され
る。さらに、親レコードに対し、キー値を１＝１に対応
する自然数（例えば親レコード格納レコード番号）を用
いる場合には、関連管理情報上の親レコードキー値の代
わりに管理情報ケースＮｏを用いることも可能である。

親レコードＡに関連する子レコードａを削除する場合に
は、追加の場合と同様にして子レコードが存在する子フ
ァイル５を決定した後、削除する子レコードａを該ファ
イルより検索し削除する。親レコードＡに関連する子レ
コードａを検索する場合、追加の場合と同様にして子レ
コードが存在する子ファイル５を決定し、該ファイルよ
り子レコードａを検索することができる。

〔作用〕

本発明では、（１）子レコードを分割したファイル単位に占有、解除
することが可能であり、異なる親レコードからアクセス
するタスクを同時に動作させることができるようになる
。

（２）ポインタを持たない為、１つの親レコードに関連
する子レコード数が大きくなっても、子レコードを検索
する際のオーバーヘッドに与える影響が少なくなる６（３）子レコードが存在するファイルは、同一の親レコ
ードを有する子レコードのみで構成されるようにするの
で子レコードが物理的に隣接している記憶上に配置され
検索時のディスク１７０回数が減少する。

（４）ポインタのような動的に変化する関連情報を持た
ないようにしているため障害が発生しにくい。

（５）障害が発生した場合にも、分割したファイル単位
に障害回復を行えばよいようになる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図に従い説明する。

在庫管理データベースの例において、第１図の親ファイ
ル１を倉庫ファイル、子ファイル５，６゜７を部品ファ
イルとして本発明により実施した例が第５図である。今
、倉ＪｉＡに部品＃１０の部品を搬入する指示により、
タスクＸが部品ファイル１１に部品＃１０のデータの追
加、更新を行っている間、搬出タスクＹが同時に部品フ
ァイル１１をアクセスし、データの整合性が失われるこ
とを防ぐため１部品ファイル１１は施錠される。

しかし、本発明では、部品ファイルが親レコード単位に
分割管理されている為、施錠を部品ファイル１１だけに
局所化でき、搬出タスクＹは搬入タスクＸがアクセス中
の倉庫Ａ以外の親レコードに関連する部品ファイル１２
．１３に対しては、搬入タスクＸと同時アクセスが可能
となる。

また、部品ファイルへのアクセス中に電源断等により計
算機の処理が停止し、部品ファイルに障害が発生した場
合、従来は第３図の部品ファイル全体がアクセス不能と
なり、障害発生前に退避した該ファイルデータに戻すか
、該ファイルをイニシャルした後、再度データを登録し
直すことにより部品ファイル全体を修復する必要があっ
た。これに対し１本発明の場合、第６図において、部品
ファイル６に障害が発生した場合障害が発生した部品フ
ァイル６だけに対し、バックアップファイル１０より旧
データのロードを行うか、又はファイル６だけをイニシ
ャル後、再度データを登録する方法を取ることにより障
害を局所化できまた障害発生以外の部品ファイル５，７
はアクセス可能である為システムへの影響を最小限に押
えることができる。また回復データ量も少ないため、障
害回復に要する時間を短縮することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、階層構造を有するデータベースにおい
て、（１）ファイルの競合管理を細かく行えるので、該デー
タベースにアクセスするタスクの並行処理性を向上させ
ることができる。

（２）障害が発生した場合、子レコードを分割したファ
イル単位に障害回復が行えるので、保守性の向上が図れ
る。

（３）ポインタを持たないため、信頼性の高いデータベ
ース管理が行える。

（４）ポインタを持たない為、子レコードの増大による
オーバーヘッドへの影響が少なく、またＩ１０回数が削
限できるため、処理速度の向上が図れるといった結果を
得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成説明図、第２図は階層
構造を有するデータベースを従来技術により実現した場
合の説明図、第３図は従来技術を示す説明図、第４図は
関連管理メモリの説明図。第５図は本発明による実施例の説明図、第６図は障害回
復についての説明図である。１・・・親ファイル、２・・・子ファイル、Ａ、Ｂ、Ｃ
・・・躬１図６−−一　闇遵営工！メｔソ延３図も（＋、図高５図

Claims

【特許請求の範囲】

１、親レコードと子レコードとの関連を管理し、親レコ
ードを一意に特定することにより、該親レコードに関連
する子レコード群を自動的に検索することを可能とする
データベース管理システムにおいて、子レコード群を複
数のファイルに分割して格納し、親レコードと子レコー
ドとの関連を、分割された子レコードの格納ファイル識
別情報により記憶し、親レコードに対して子レコードの
追加を行う場合には、親レコードに関連する分割された
子レコードの格納ファイル識別情報より、子レコードを
格納する、ファイルを一意に決定し、該ファイルへ子レ
コードを追加し、親レコードに対して子レコードの削除
を行う場合には、親レコードに関連する分割された子レ
コードの格納ファイル識別情報より、子レコードが格納
されているファイルを一意に決定した後、該ファイル内
を検索し、該当する子レコードを削除し、親レコードに
対して子レコードの検索を行う場合には、親レコードに
関連する分割された子レコードの格納ファイル識別情報
より、子レコードが格納されているファイルを一意に決
定した後、該ファイル内を検索し、該当する子レコード
を求めることを特徴とするデータベース管理方式。