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JPS63113790A - 薄膜電磁変換器 - Google Patents

薄膜電磁変換器

Info

Publication number
JPS63113790A
JPS63113790A JP61259719A JP25971986A JPS63113790A JP S63113790 A JPS63113790 A JP S63113790A JP 61259719 A JP61259719 A JP 61259719A JP 25971986 A JP25971986 A JP 25971986A JP S63113790 A JPS63113790 A JP S63113790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral coil
spiral
thin film
coil
reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61259719A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Omi
近江 邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP61259719A priority Critical patent/JPS63113790A/ja
Publication of JPS63113790A publication Critical patent/JPS63113790A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばICカードに於いて、半導体メモリ
から出力される電気信号を磁気信号に変換する薄膜電磁
変換器に関する。
(従来の技術) ICカードシステムに於いては、一般に、ICカードに
内蔵された半導体メモリの記憶情報を外部の読取り装置
で読み取る場合、電気的に読み取るようになっている。
しかし、このような構成では、ICカードと読取り装置
にそれぞれ電気的端子を設け、これらを機械的に接続し
なければならないため、ICカードの使用回数や使用環
境により、接続状態が悪化し、信号を良好に伝送するこ
とができなくなる場合がある。
この問題を解決するために、ICカードに薄膜電磁変換
器を内蔵し、半導体メモリから読み出された電気信号を
磁気信号に変換して出力する方法が考えられている。こ
の方法によれば、機械的に非接触で信号を伝送すること
ができるので、上述した問題は生じない。
ところで、従来は、上記薄膜電磁変換器とじてスパイラ
ルコイルを用いていた。このスパイラルコイルを用いる
方法によれば、読取り装置にもスパイラルコイルが設け
られ、両スパイラルコイルを磁気的に結合させることに
より信号の伝送がなされる。
しかし、薄膜電磁変換器としてスパイラルコイルを用い
る構成の場合、読取り装置として、同じように信号の伝
送を磁気信号の形で行なう磁気カードシステムの読取り
装置を利用し難いという問題があった。以下、この問題
を第3図乃至第5図を参照しながら説明する。
第3図に於いて、ICカードに内蔵された1個のスパイ
ラルコイル11から発生する磁束12は、このコイル1
1の中心から放射状に流れる。このため、読取り装置に
設けられる読取りヘッド13の磁気ギャップ14がスパ
イラルコイル11の真上に配置された場合、読取りヘッ
ド13のコア15.16には、互いに逆向きで大きさの
等しい磁束が流れる。その結果、コア15.16の内部
で実質的に磁束が流れなくなり、コイル17の読取り出
力はOになる。一方、読取りヘッド13の磁気ギャップ
14がスパイラルコイル11の真上から横にずれた場合
、2つのコア15.16に流れ込む磁束の大きさに差が
生じ、コイル17の両端にあるレベルの信号が発生する
。但し、このずれが大きくなり過ぎると、磁束の大きさ
そのものが小さくなるため、読取りヘッド13の読取り
出力は小さくなる。
第4図は、磁気ギャップ14がスパイラルコイル11の
真上からずれるに従って、コイル17の読取り出力Vが
どのように変化するかを示すものである。但し、第4図
では、第3図に於いて、磁気ギャップ14がスパイラル
コイル11の真上にある場合の磁気ギャップ14のずれ
δを0とし、ここから向かって右側にずれた場合のずれ
δを正、左側にずれた場合のずれδを負としている。ま
た、読取り出力Vの値としては、ずれδが正の時の値を
正、負の時に現われる逆相の値を負としている。
但し、ディジタル記録(FM方式など)の場合は、読取
り出力Vが正相であるか、逆相であるかは問題にならな
い。このため、このデジタル記録の場合は、IVIがあ
るレベル以上であれば、ずれδが正であるか負であるか
に関係なく読取りが可能となる。
第5図は、読取り特性をIVIによって表わしたもので
ある。この第5図に於いて、Lは読取り出力レベルとし
て要求される最低レベルを示す。
また、−a<δくaというずれδが小さな範囲で再生出
力IVIがL以下に落ち込むのは、上記の如く、コア1
5.16に逆向きでほぼ等しい大きさの磁束が流れるか
らである。また、δ<−b。
δ〉bというずれδが大きな範囲に於いて、再生出力I
VIがレベルL以下に落ち込むのは、上記の如く、磁束
の大きさそのものが小さくなるからである。
この第5図によれば、読取り装置に読取りヘッドを組み
込む場合、ずれδが−bくδ<−aあるいはaくδくb
の範囲に納まるように組み込む必要がある。しかし、こ
の範囲は通常かなり小さく、ずれδをこの範囲に納める
ことはかなり難しい。
このため、従来は、磁気信号によるICカードの読取り
装置として、同じように磁気信号を読み取る磁気カード
システムの読取り装置を利用することが、実際上できな
かった。
(発明が解決しようとする問題点) 以」−述べたようにICカードの電磁変換に使われる従
来の薄膜電磁変換器に於いては、読取り装置を磁気カー
ドシステムの読取り装置と兼用しようとしても、読取り
を可能とするずれδの許容範囲、言替えれば、ICカー
ドの薄膜電磁変換器と読取り装置の読取りヘッドとの相
対位置の許容範囲(以下、動作範囲と記す)が小さいた
め、ICカードの位置決め精度に高精度を要求され、磁
気カードシステムと兼用可能な読取り装置を作ることが
難しいという問題があった。
そこでこの発明は、動作範囲を拡大することができる薄
膜電磁変換器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明は、基板上に一対の
スパイラルコイルを併置し、これらのいずれか一方に択
一的に通電するように構成したものである。
(作用) 上記のように、一対のスパイラルコイルのいずれか一方
を択一的に通電する構成によれば、各スパイラルコイル
に通電した際の読取り出力の状態に応じて通電するスパ
イラルコイルを選択するようにすることにより、動作範
囲として各スパイラルコイルの動作範囲を足したものを
得ることができるため、1つのスパイラルコイルを用い
る場合に比べ、動作範囲を拡大することができる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に説明
する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す斜視図である
。この第1図に於いて、21は例えばNiZnフェライ
トからなる磁性基板である。この基板21の上には、薄
膜技術によって一対のスパイラルコイル22.23が形
成されている。この場合、スパイラルコイル22.23
は中心軸がずれるように併置されるとともに、その巻き
方向は同一方向に設定されている。
各スパイラルコイル22.23の外側の端子はそれぞれ
外部回路を接続するためのボンディング端子24.25
に接続されている。また、各スパイラルコイルの中心側
の端子26.27は接続線28によって互いに接続され
ている。そして、この接続線28は引出し線29を介し
てボンディング端子30に接続されている。
上記3つのボンディング端子24,25.30はスイッ
チング回路41に接続されている。このスイッチング回
路31は、各スパイラルコイル22.23に個別に接続
されている2つのボンディング端子24.25のいずれ
か一方を選択し、この選択したボンディング端子とスパ
イラルコイル22.23に共用されるボンディング端子
30との間に、ドライブ回路31から出力される駆動電
流を印加する。このドライブ回路32は、符号器33を
通ったデジタル伝送信号をスパイラルコイルを駆動する
ための電流信号に変換する。
スイッチング回路31が、ボンディング端子24.25
のうちいずれのボンディング端子を選択するかは、スパ
イラルコイル22側の読取り出力レベルとスパイラルコ
イル23側の読取り出力レベルに従って決められる。す
なわち、スイッチング回路31は、上記二つの読取り出
力レベルの大小を比較し、レベルが大きい方であってな
おかつそのレベルが基準レベル(第5図のレベルL)よ
り大きいスパイラルコイルに対応するボンディング端子
を選択する。このため、スイッチング回路31は、実際
の信号伝送に先だってボンディング端子24.25を交
互に選択し、上記条件を満たすスパイラルコイルを判定
する。この判定は、読取りヘッド(図示せず)の読取り
出力レベルを調べることにより可能である。また、この
ように読取り出力レベルを直接調べるだけでなく、例え
ばスパイラルコイル24.25側に上記読取り出力に対
応した出力を得るセンサを配置するようにしてもよい。
このようにすれば、判定結果を読取り装置側からICカ
ードに帰還する必要がない。
ここで、上記薄膜電磁変換器の製造方法の一例を参考ま
でに簡単に説明する。
まず、基板21上にCr、 C,LI% Crを順次ス
パッタで形成し、スパイラルコイル22.23及びボン
ディング端子24.25をウェットエツチングでパター
ン形成する。次に全面に、5i02をスパッタ形成した
後、端子26.27上の5i02をドライエツチングす
る。さらに、再び、Cr 、Cu 、、Crを基板全面
にスパッタ形成した後、接続線28、引出し線29、ボ
ンディング端子30をウェットエツチングパターン形成
する。
最後に、ボンディング端子24,25.30上の5i0
2をドライエツチングする。
上記のように一対のスパイラルコイル24゜25を設け
、これらのいずれか一方を読取り出力レベルに応じて択
一的に選択する構成によれば、動作範囲としてそれぞれ
のスパイラルコイルの動作範囲を足したものを得ること
ができる。このため、この実施例によれば、1つのスパ
イラルコイルを用いる従来に薄膜電磁変換器に比べ動作
範囲を拡大することができる。これによりこの実施例に
よれば、ICカードの位置決め精度を緩和することがで
き、磁気カードシステムの読取り装置と兼用可能な読取
り装GYを容易に作ることができる。
第2図は動作範囲が拡大される様子を示す読取り特性図
である。図に於いて、実線Aはスパイラルコイル22側
の読取り出力特性を示し、−点破線Bはスパイラルコイ
ル23側の読取り出力特性を示す。また、第2図では、
第1図に示すように、読取りヘッドの磁気ギャップがス
パイラルコイル22.23のちょうど中間に位置する場
合のずれδを0とし、これよりスパイラルコイル23側
に寄った場合のずれδを正、スパイラルコイル22側に
寄った場合のずれδを負としている。
この第2図に於いて、R1,R4の範囲では、スパイラ
ルコイル22に通電し、R2,R5の範囲では、スパイ
ラルコイル23に通電し、R3の範囲では、スパイラル
コイル23あるいはスパイラルコイル24 (読取り出
力レベルが大きい方のスパイラルコイル)に通電するよ
うにずれば、R1乃至R5の全範囲で読取りが可能とな
る。ちなみに、従来の動作範囲を第2図で示せば、例え
ば、R1とR6で示される範囲となる。したがって、こ
の実施例によれば、従来に比べ動作範囲を大幅に拡大す
ることができる。具体的には従来の3倍の動作範囲を得
ることができる。
なお、先の実施例では、スパイラルコイル22゜23を
同じ向きに巻く場合を説明したが、ディジタル記録の場
合は上記の如く正…か逆用かは問題とされないので、こ
の場合は、スパイラルコイル22.23を逆向きに巻い
てもよいことは勿論である。
また、先の実施例では、通電するスパイラルコイルを判
定するのに、常に、2つのスパイラルコイル22.23
の読取り出力レベルを、凋べるJハ合を説明したが、例
えば、2つの読取り出力レベルの大小を比較することは
止め、品用に調べた読取り出力レベルが基準レベルLを
越えていたら、残りのスパイラルコイルの読取り出力レ
ベルを調べることなく、最rηに調べた読取り出力レベ
ルに対応するスパイラルコイルを選択するようにしても
よい。
また基板21としては、磁性基板に限らず、非磁性基板
であってもよいし、非磁性基板」−に形成された磁性薄
膜基板であってもよいことは勿論である。
[発明の効果] 以」二述べたようにこの発明によれば、動作範囲を拡大
することができるため、tCカードシステムの読取り装
置と磁気カードシステムの読取り装置の兼用化に寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す斜1見図、第
2図は第1図の薄膜電磁変換器の効果を説明するための
読取り特性図、第3図は従来の薄膜71!磁変換器の1
■成を説明するための図、第4図及び第5図は第3図に
示す薄膜電磁変換器を用いた場合の動作範囲を説明する
ための読取り特性図である。 21・・・磁性!、l[,22,23・・・スパイラル
コイル、24,25.30・・・ボンディング端子、2
6゜27・・・端子、28・・・接続線、29・・・引
出し線、31・・・スイッチング回路、32・・・ドラ
イブ回路、33・・7T号器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  基板上に薄膜技術によって併置するように形成された
    一対のスパイラルコイルと、 それぞれこの一対のスパイラルコイルの各一端に個別に
    接続された第1の端子と、 上記一対のスパイラルコイルの各他端に共通に接続され
    た第2の端子と、 上記一対のスパイラルコイルの各一端に接続された第1
    の端子のいずれか一方を択一的に選択することにより、
    この選択された第1の端子と上記第2の端子の間にある
    スパイラルコイルに通電する通電コイル切換え手段とを
    具備したことを特徴とする薄膜電磁変換器。
JP61259719A 1986-10-31 1986-10-31 薄膜電磁変換器 Pending JPS63113790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61259719A JPS63113790A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 薄膜電磁変換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61259719A JPS63113790A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 薄膜電磁変換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63113790A true JPS63113790A (ja) 1988-05-18

Family

ID=17337991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61259719A Pending JPS63113790A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 薄膜電磁変換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63113790A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012248154A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Murata Mfg Co Ltd Rfidタグおよびそれを用いた通信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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