JPS63108094A - 時分割駆動液晶表示装置 - Google Patents
時分割駆動液晶表示装置Info
- Publication number
- JPS63108094A JPS63108094A JP62212832A JP21283287A JPS63108094A JP S63108094 A JPS63108094 A JP S63108094A JP 62212832 A JP62212832 A JP 62212832A JP 21283287 A JP21283287 A JP 21283287A JP S63108094 A JPS63108094 A JP S63108094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- formula
- type
- compd
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は時分割駆動液晶表示装置、特に時分割駆動方式
に好適な液晶組成物を備えた時分割駆動液晶表示装置に
関するものである。
に好適な液晶組成物を備えた時分割駆動液晶表示装置に
関するものである。
電界効果形液晶表示装置の一つであるツィステッドネマ
チック形(TN形)液晶表示装置の一例を第1図に示す
。同図に示す液晶表示装置は、それぞれ透明なガラスな
どからなる第1の基板1と第2の基板2とが所定の間隔
、例えば5〜15 pmでほぼ平行に配置され、その周
囲は、例えばフリットガラス、有機接着剤等からなる封
着部材3で封着され、これらによって形成される内部空
間にネマチック相液晶4が封入されている。所定の間隔
は、例えばファイバーガラス、ガラス粉末等のスペーサ
5によって得られる。なお特別にスペーサ5を使用せず
、封着部材3をスペーサとして兼用しても良い。
チック形(TN形)液晶表示装置の一例を第1図に示す
。同図に示す液晶表示装置は、それぞれ透明なガラスな
どからなる第1の基板1と第2の基板2とが所定の間隔
、例えば5〜15 pmでほぼ平行に配置され、その周
囲は、例えばフリットガラス、有機接着剤等からなる封
着部材3で封着され、これらによって形成される内部空
間にネマチック相液晶4が封入されている。所定の間隔
は、例えばファイバーガラス、ガラス粉末等のスペーサ
5によって得られる。なお特別にスペーサ5を使用せず
、封着部材3をスペーサとして兼用しても良い。
上記第1及び第2の基板1,2は、それぞれその対向す
る内面上に所定のパターンの電極6が形成され、更に液
晶に接する面は、その面付近の液晶分子が所望の一定方
向に配向させる液晶配向制御面7,8となっている。こ
のような配向制御面は、電極を有する基板面」二に例え
ばSiOをその基板面に対して斜めの方向から蒸着させ
た斜方蒸着膜あるいは前記基板面上に有機高分子薄膜又
は無機物薄膜を被着し、その表面を綿などで一定方向に
こするいわゆるラビング処理を施すことなどによる作ら
れる。
る内面上に所定のパターンの電極6が形成され、更に液
晶に接する面は、その面付近の液晶分子が所望の一定方
向に配向させる液晶配向制御面7,8となっている。こ
のような配向制御面は、電極を有する基板面」二に例え
ばSiOをその基板面に対して斜めの方向から蒸着させ
た斜方蒸着膜あるいは前記基板面上に有機高分子薄膜又
は無機物薄膜を被着し、その表面を綿などで一定方向に
こするいわゆるラビング処理を施すことなどによる作ら
れる。
液晶配向方向に関して、第1−の基板]の液晶配向制御
面7には第1の一定方向を、第2の基板2の液晶配向制
御面8には第2の一定方向をそれぞれ選びそれぞれの方
向を異ならせることにより、前記基板1,2間に挟持さ
れたネマチック相液晶4の分子は、第1の方向から第2
の方向に向かってねじれて配向される。第1の方向と第
2の方向とのなす角度すなわち液晶分子のツイスト角度
は任意に選ばれるが、一般には第2図に示すようにほぼ
90度が選ばれる。
面7には第1の一定方向を、第2の基板2の液晶配向制
御面8には第2の一定方向をそれぞれ選びそれぞれの方
向を異ならせることにより、前記基板1,2間に挟持さ
れたネマチック相液晶4の分子は、第1の方向から第2
の方向に向かってねじれて配向される。第1の方向と第
2の方向とのなす角度すなわち液晶分子のツイスト角度
は任意に選ばれるが、一般には第2図に示すようにほぼ
90度が選ばれる。
基板]−92の外側には、それぞれ第1の偏光板9及び
第2の偏光板10が配置される。
第2の偏光板10が配置される。
この場合2枚の偏光板9,10の偏光軸のなす角度は通
常液晶分子のツイスト角度(前記第1の方向と第2の方
向とのなす角度)と同じ角度、又は、零度(すなわちそ
れぞれの偏光軸が平行である)が選ばれる。そして逆相
液晶配向面配向方向と偏光板の偏光軸とは互いに平行も
しくは直交するよう配置される。
常液晶分子のツイスト角度(前記第1の方向と第2の方
向とのなす角度)と同じ角度、又は、零度(すなわちそ
れぞれの偏光軸が平行である)が選ばれる。そして逆相
液晶配向面配向方向と偏光板の偏光軸とは互いに平行も
しくは直交するよう配置される。
このような表示装置は、第]の基板側からみた=3−
ときに正常の表示を行う場合、第2の偏光板9の裏面に
反射体11を配置した反射形表示装置、又は更に第2の
偏光板9と反射体11との間に所望の厚さのアクリル樹
脂板、ガラス板等の導光体を挿入し、その側面の適宜個
所に光源を配置した夜間表示用素子として広く利用され
ている。
反射体11を配置した反射形表示装置、又は更に第2の
偏光板9と反射体11との間に所望の厚さのアクリル樹
脂板、ガラス板等の導光体を挿入し、その側面の適宜個
所に光源を配置した夜間表示用素子として広く利用され
ている。
ここで、ツイスト角度90度、偏光軸交差角度90度の
反射形の場合の液晶表示装置の表示動作原理について説
明する。
反射形の場合の液晶表示装置の表示動作原理について説
明する。
今、液晶層に電界が存在しないときは、外来光(この液
晶表示素子の第1の偏光板9へ入射する周囲光)はまず
第1の偏光板9を透過したときその偏光軸に沿った直線
偏光光となり液晶層4へ入射されるが、液晶分子はその
層の間で900度ライスへしているので液晶層を通過し
たときは、前記偏光光の偏光面は90度旋光され、第2
の偏光板10を透過する。これが反射板11で反射され
、」1記と逆の順序で第2偏光板10.液晶層4.第1
偏光板9を透過して液晶表示装置へ放射される。
晶表示素子の第1の偏光板9へ入射する周囲光)はまず
第1の偏光板9を透過したときその偏光軸に沿った直線
偏光光となり液晶層4へ入射されるが、液晶分子はその
層の間で900度ライスへしているので液晶層を通過し
たときは、前記偏光光の偏光面は90度旋光され、第2
の偏光板10を透過する。これが反射板11で反射され
、」1記と逆の順序で第2偏光板10.液晶層4.第1
偏光板9を透過して液晶表示装置へ放射される。
従って観察者には液晶表示装置に入射され、反射板で反
射されて再び液晶表示装置から出て来た偏光光を観察す
ることができる。
射されて再び液晶表示装置から出て来た偏光光を観察す
ることができる。
このような表示装置において所定の選択された電極6に
所定の電圧を印加し、液晶層の所定の領域に電界を与え
ると、その領域における液晶分子は電界の方向に沿って
配向される。その結果、その領域においては偏光面の旋
光能を失うので、その領域では偏光面は旋光しないため
、第1の偏光板9で偏光された光は第2の偏光板10で
遮断される。このため観察者にはその領域は暗くみえる
。
所定の電圧を印加し、液晶層の所定の領域に電界を与え
ると、その領域における液晶分子は電界の方向に沿って
配向される。その結果、その領域においては偏光面の旋
光能を失うので、その領域では偏光面は旋光しないため
、第1の偏光板9で偏光された光は第2の偏光板10で
遮断される。このため観察者にはその領域は暗くみえる
。
従って、所望の選択された電極に電圧を印加することに
よって、所望の表示を行うことができるのである。
よって、所望の表示を行うことができるのである。
上記のような電界効果形液晶表示装置において、用いら
れるべき液晶組成物には、下記に述べる諸特性が付与さ
れていることが特に望ましいものである。すなわち、 −配向制御面に対する適応性が良好なこと、二 広い温
度範囲において動作可能なこと、三 広い温度範囲、特
に低温においても応答性の良いこと、 などである。
れるべき液晶組成物には、下記に述べる諸特性が付与さ
れていることが特に望ましいものである。すなわち、 −配向制御面に対する適応性が良好なこと、二 広い温
度範囲において動作可能なこと、三 広い温度範囲、特
に低温においても応答性の良いこと、 などである。
まず第一の要請に関しては、液晶4の分子を」二板、下
板の界面において平行にしかも一方向に配列されるよう
に制御することは、本装置の構成」二きわめて重要なこ
とで、従来よりこの制御はSiOの斜方黒膜を形成した
り、あるいはラビング処理を施すことにより行っている
。
板の界面において平行にしかも一方向に配列されるよう
に制御することは、本装置の構成」二きわめて重要なこ
とで、従来よりこの制御はSiOの斜方黒膜を形成した
り、あるいはラビング処理を施すことにより行っている
。
また、第二の要請に対しては、25℃の常温近辺におい
て液晶であることが最低の必要条件であるが、実用的に
は一り0℃〜+60℃程度以上の温度範囲で液晶状態を
示す液晶体が必要である。
て液晶であることが最低の必要条件であるが、実用的に
は一り0℃〜+60℃程度以上の温度範囲で液晶状態を
示す液晶体が必要である。
なお、本発明で述べる所の固体・液晶の転移温度は下記
の測定に基づいて決定、定義されたものである。個々の
液晶単体物質、およびそれらで構成される混合系組成物
が過冷却現象を示す場合が多い。その場合には十分低温
(たとえば−40℃)に冷却して結晶化を計り、しかる
のちに微量融点測定装置によって、温度上昇時における
転移温度を測定し、これをもって固体・液晶の転移温度
とした。この第二の要請は通常のスタティック駆動につ
いては言うに及ばず、いわゆる時分割駆動方式による駆
動においてきわめて重要な意味をもっている。すなわち
最近、液晶表示装置、特に情報を多く必要とする装置、
例えば電卓あるいは7トリツクス・ディスプレイなどに
おいては、電圧平均法などによる時分割駆動方式を採用
することを必須としている。電卓などでは低電圧駆動が
望ましく、特に電池を直列に接続して直接駆動しうる4
、5v駆動(電池1.5v用3ケ)、3v駆動(電池1
゜5v用2ケ)などの低電圧駆動が採用されている。
の測定に基づいて決定、定義されたものである。個々の
液晶単体物質、およびそれらで構成される混合系組成物
が過冷却現象を示す場合が多い。その場合には十分低温
(たとえば−40℃)に冷却して結晶化を計り、しかる
のちに微量融点測定装置によって、温度上昇時における
転移温度を測定し、これをもって固体・液晶の転移温度
とした。この第二の要請は通常のスタティック駆動につ
いては言うに及ばず、いわゆる時分割駆動方式による駆
動においてきわめて重要な意味をもっている。すなわち
最近、液晶表示装置、特に情報を多く必要とする装置、
例えば電卓あるいは7トリツクス・ディスプレイなどに
おいては、電圧平均法などによる時分割駆動方式を採用
することを必須としている。電卓などでは低電圧駆動が
望ましく、特に電池を直列に接続して直接駆動しうる4
、5v駆動(電池1.5v用3ケ)、3v駆動(電池1
゜5v用2ケ)などの低電圧駆動が採用されている。
この低電圧駆動は電池を直列に接続するため、昇圧回路
を必要とせず、C−MOSと組合せることにより、電池
寿命時間を500時間〜2000時間に保持しうるのが
特徴である。
を必要とせず、C−MOSと組合せることにより、電池
寿命時間を500時間〜2000時間に保持しうるのが
特徴である。
しかしながら、かかる時分割駆動方式を採用すると、ス
タティック駆動方式では生じなかった動作上の制約が原
理的に存在することになる。すなわち時分割表示装置で
は半選択点、非選択点の各絵素におけるクロス1−一り
を防ぐ必要がある。このクロストークの防止法としては
最も一般的に用いられる電圧平均化法がある。この方法
はクロス1−−り電圧を平均化して選択電圧との差を大
きくすることによって動作の裕度を広げることを目的と
して工夫されたものである。以下この方法を具体例を挙
げながら説明する。
タティック駆動方式では生じなかった動作上の制約が原
理的に存在することになる。すなわち時分割表示装置で
は半選択点、非選択点の各絵素におけるクロス1−一り
を防ぐ必要がある。このクロストークの防止法としては
最も一般的に用いられる電圧平均化法がある。この方法
はクロス1−−り電圧を平均化して選択電圧との差を大
きくすることによって動作の裕度を広げることを目的と
して工夫されたものである。以下この方法を具体例を挙
げながら説明する。
クロストーク電圧を選択電圧の173に平均化し、駆動
波形を交流にした電圧平均化法を適用した例を呈示する
。この方式の駆動波形は第3図の状態図のようになる。
波形を交流にした電圧平均化法を適用した例を呈示する
。この方式の駆動波形は第3図の状態図のようになる。
第3図において選択状態では士Voの電圧が液晶に加わ
り、半選択状態、非選択状、態では士(1/3)Voの
電圧が液晶に加わる。このとき液晶が表示状態になる点
、すなわち表示点に加わる印加電圧の実効値υs1は次
式のようになる。
り、半選択状態、非選択状、態では士(1/3)Voの
電圧が液晶に加わる。このとき液晶が表示状態になる点
、すなわち表示点に加わる印加電圧の実効値υs1は次
式のようになる。
ただしN:デユーティ数@
一方液晶の非表示点に加わる印加電圧の実効値υ、2は
次式のようになる。
次式のようになる。
υ52=Tvo01110…………………………(2)
ここで、表示点を表示状態にするには、液晶のしきい値
電圧V t hに対してυst≧V t hであり、非
表示点にクロストークを生じないためには、υs2≦V
thでなければならない。すなわち、この駆動方式によ
ってクロストークを防いだ表示をする条件は次式のよう
になる。
ここで、表示点を表示状態にするには、液晶のしきい値
電圧V t hに対してυst≧V t hであり、非
表示点にクロストークを生じないためには、υs2≦V
thでなければならない。すなわち、この駆動方式によ
ってクロストークを防いだ表示をする条件は次式のよう
になる。
υs2≦Vth≦υs1・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・団・・・・・・・(3)(3)式に(1)
、 (2)式を代入し、Voについて整理すそこでVo
を変えて表示点および非表示点の輝度を測定すると第8
図のようになる。表示点および非表示点にVoに換算し
た液晶のしきい値電圧。
・・・・・・団・・・・・・・(3)(3)式に(1)
、 (2)式を代入し、Voについて整理すそこでVo
を変えて表示点および非表示点の輝度を測定すると第8
図のようになる。表示点および非表示点にVoに換算し
た液晶のしきい値電圧。
Vthx+ Vth2が存在し、
■い工≦Vo≦Vthz・1旧・・・旧・・・・・・・
・・・・・・・・・・(5)のときクロストークを防い
だ表示が可能になる。
・・・・・・・・・・(5)のときクロストークを防い
だ表示が可能になる。
なお、(4)式によりV t h s + V t h
2は次式で表わせる。
2は次式で表わせる。
Vthz= 3 Vth・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7)(
5)式について、さらに厳密に言えば、表示の可能な電
圧の下限値はVchlではなく第8図に示す飽和電圧V
s a t 1を下限とすべきである。すなわち下記
の(8)式が、 vsa口≦Vo≦Vth2・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(8)クロスト−りを防
いだ表示が可能になる電圧範囲を決める式となる。(8
)式におけるVoの可動範囲が大きい装置はど動作マー
ジンが広い装置であるということができる。以上の式の
誘導ではυs1゜υ52LlたがってVthi、Vth
2.Vsattなどは一定値として考えてきたが、これ
らは温度(T)、素子に対する視角(φ、O)(第4図
)などによって変わりうるものである6(1)式から(
8)式の説明では第4図に定義した視角φ=Oと定めて
考えてきたが、現実にはφはある有限の範囲の値を取る
ものである。このように動作マージンをきめる要因は種
々あり、これを以下に順をおって説明するが、動作マー
ジンをきめる要因を考察する上で下記の3つの因子を取
り上げると問題の本質を見通す」−で便利である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7)(
5)式について、さらに厳密に言えば、表示の可能な電
圧の下限値はVchlではなく第8図に示す飽和電圧V
s a t 1を下限とすべきである。すなわち下記
の(8)式が、 vsa口≦Vo≦Vth2・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(8)クロスト−りを防
いだ表示が可能になる電圧範囲を決める式となる。(8
)式におけるVoの可動範囲が大きい装置はど動作マー
ジンが広い装置であるということができる。以上の式の
誘導ではυs1゜υ52LlたがってVthi、Vth
2.Vsattなどは一定値として考えてきたが、これ
らは温度(T)、素子に対する視角(φ、O)(第4図
)などによって変わりうるものである6(1)式から(
8)式の説明では第4図に定義した視角φ=Oと定めて
考えてきたが、現実にはφはある有限の範囲の値を取る
ものである。このように動作マージンをきめる要因は種
々あり、これを以下に順をおって説明するが、動作マー
ジンをきめる要因を考察する上で下記の3つの因子を取
り上げると問題の本質を見通す」−で便利である。
(a) 温度によるしきい値電圧の変動(b) 角
度によるしきい値電圧の変動(c)電圧−輝度特性のシ
ャープさ さて(a)〜(c)と動作マージンの関係を測定法の具
体例に則して定量的に明らかにする。
度によるしきい値電圧の変動(c)電圧−輝度特性のシ
ャープさ さて(a)〜(c)と動作マージンの関係を測定法の具
体例に則して定量的に明らかにする。
時分割駆動方式の電気光学特性は第5図に示す方法で測
定した。液晶表示装置51は輝度計52に対して10″
〜406の間で傾斜させて恒温槽53内に配置されてい
る。そして輝度計52に対して30°の角度をもって配
置されたタングステンランプ54より熱吸収ガラスフィ
ルター55を介して液晶表示装置51に光を照射し、液
晶表示装置51の輝度を輝度計52によりH1’l定す
る。
定した。液晶表示装置51は輝度計52に対して10″
〜406の間で傾斜させて恒温槽53内に配置されてい
る。そして輝度計52に対して30°の角度をもって配
置されたタングステンランプ54より熱吸収ガラスフィ
ルター55を介して液晶表示装置51に光を照射し、液
晶表示装置51の輝度を輝度計52によりH1’l定す
る。
前記した方法で測定した時分割駆動1/3バイアス・1
/3デユテイ、1/2バイアス・1/2デユテイの場合
のそれぞれの駆動波形は第6図。
/3デユテイ、1/2バイアス・1/2デユテイの場合
のそれぞれの駆動波形は第6図。
第7図のような波形で行う。この波形で電圧と輝度特性
を示したのが第8図である。領域Iは点灯しない領域で
あり、領域■は選択点のみ点灯する領域である。この領
域■で数字2文字等の所望の表示ができることになる。
を示したのが第8図である。領域Iは点灯しない領域で
あり、領域■は選択点のみ点灯する領域である。この領
域■で数字2文字等の所望の表示ができることになる。
領域■ではすべてのセグメントが点灯する領域であり、
表示機能としての役目をなさない領域である。すなわち
クロストークの生じる領域である。
表示機能としての役目をなさない領域である。すなわち
クロストークの生じる領域である。
V t h 1は輝度10%の選択点(ON状態)にお
ける電圧、Vt++2は輝度10%の非選択(OFF状
態)点における電圧、v s a t tは輝度50%
の選択点電圧、V s a t 2は輝度50%の非選
択電圧である。動作マージンを次式で定義する。
ける電圧、Vt++2は輝度10%の非選択(OFF状
態)点における電圧、v s a t tは輝度50%
の選択点電圧、V s a t 2は輝度50%の非選
択電圧である。動作マージンを次式で定義する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(9)た
だし、T=湿温度℃) 0°〜40’Cφ=視角(
”) 10°〜40’ f=周波数(七)100〜550 I(zしたがって、
広い動作マージンとは領域■が広いということと同義で
ある。このように時分割駆動ではある一定の電圧の幅(
マージン)の中で駆動しなければならない。
だし、T=湿温度℃) 0°〜40’Cφ=視角(
”) 10°〜40’ f=周波数(七)100〜550 I(zしたがって、
広い動作マージンとは領域■が広いということと同義で
ある。このように時分割駆動ではある一定の電圧の幅(
マージン)の中で駆動しなければならない。
一12=
この(9)式で表わされる動作マージンMを更に分析す
ると、前記した(a)〜(c)の五つの因子によってM
が決定されることがわかる。それぞれの因子は次の式に
よって定量的に定義される。
ると、前記した(a)〜(c)の五つの因子によってM
が決定されることがわかる。それぞれの因子は次の式に
よって定量的に定義される。
(a) Vihの温度特性式T
ただし、温度TはO°〜40℃の範囲とし、φ=40’
、f=100I(zでの値として八Tを定義する。
、f=100I(zでの値として八Tを定義する。
(b) Vthの角度依存性Δφ
してΔφを定義した。
(C) 電圧−輝度特性のシャープさγこれらの(a
)〜(c)が三つが主要素であるが、この他に周波数特
性Δfが一般には存在する。
)〜(c)が三つが主要素であるが、この他に周波数特
性Δfが一般には存在する。
ただしT=40℃、φ=40°での値としてΔfを定義
する。
する。
さらに式の導出に便利なように電圧平均化法におけるマ
ージンαなるものを定義しておく。
ージンαなるものを定義しておく。
ここで(9)式に(10)〜(14)を代入して整理す
ると、動作マージンMは次式で与えられる。
ると、動作マージンMは次式で与えられる。
一般にγ、Δψ、ΔT、Δfはγ≧1.Δφ≦1、ΔT
≧0.Δf≦]、の値を取る。
≧0.Δf≦]、の値を取る。
ここで定義された動作マージンは液晶材料によって種々
異なる値を取りうるちのであり、より大きいマージンM
を与えうる材料が時分割駆動用に適していることになる
。(15)式より明らかなように動作マージンMを拡大
するには温度特性へTは0に近づくほど、角度依存性Δ
T、電圧−輝度のシャープさγおよび周波数特性Δfの
各々は1に近くなることが必要である。場合によっては
温度特性へTはその装置に温度補償回路を導入すること
によって温度特性の影響をほぼ無視して取扱うこともで
き、装置としての動作マージンを拡大させることができ
る。しかし、温度補償回路を設けることは必然的に装置
を高価なものにするため、電卓などの普及品などではコ
ストを下げるために装置にこのような余分な補償回路な
どを−切つけない条件で広い動作マージンが取れる部品
材料(素子)を採用することがきわめて好ましいのであ
る。
異なる値を取りうるちのであり、より大きいマージンM
を与えうる材料が時分割駆動用に適していることになる
。(15)式より明らかなように動作マージンMを拡大
するには温度特性へTは0に近づくほど、角度依存性Δ
T、電圧−輝度のシャープさγおよび周波数特性Δfの
各々は1に近くなることが必要である。場合によっては
温度特性へTはその装置に温度補償回路を導入すること
によって温度特性の影響をほぼ無視して取扱うこともで
き、装置としての動作マージンを拡大させることができ
る。しかし、温度補償回路を設けることは必然的に装置
を高価なものにするため、電卓などの普及品などではコ
ストを下げるために装置にこのような余分な補償回路な
どを−切つけない条件で広い動作マージンが取れる部品
材料(素子)を採用することがきわめて好ましいのであ
る。
第三の要請すなわちパ広い温度範囲、特に低温において
も応答性の良いこと”に関しては、次のような考察から
その方法が導出されよう。時分割駆動動作時のツィステ
ッドネマチックモードにおける応答は次式で与えられる
。
も応答性の良いこと”に関しては、次のような考察から
その方法が導出されよう。時分割駆動動作時のツィステ
ッドネマチックモードにおける応答は次式で与えられる
。
t、att oc d”η/K・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(17)ηは粘度、には
弾性定数、dは液晶層の厚み。
・・・・・・・・・・・・・・(17)ηは粘度、には
弾性定数、dは液晶層の厚み。
Kについては(61)式を参照のこと。
上式より、液晶の応答は液晶材料の粘度によって主とし
て決定されることが判る。この理論式は実測ともよい一
致を見るとされており、応答性の一15= 向」〕は液晶材料の粘性の低減によって行ないうろこと
は当業者であれば容易に認めうる理屈である。
て決定されることが判る。この理論式は実測ともよい一
致を見るとされており、応答性の一15= 向」〕は液晶材料の粘性の低減によって行ないうろこと
は当業者であれば容易に認めうる理屈である。
すなわちこの第三の要請に対してはいかに粘性の低い(
勿論他の第一、第二の要請を満した上で)液晶材料を見
出しうるかが成否の鍵をにぎっているのである。
勿論他の第一、第二の要請を満した上で)液晶材料を見
出しうるかが成否の鍵をにぎっているのである。
従来から液晶表示用、特に時分割駆動用の材料として、
シッフ塩基型、エステル型、ビフェニル型、アゾキシ型
など種々提案されている。アゾキシ型は温度特性が良好
(八Tが小さい)すなわち温度によるしきい値電圧の変
動が少ない材料であり、さきに定義した動作マージンM
は1/3バイアス、1/3デユーテイの時分割駆動の条
件で10%以上と大きな値を取りうる。アゾキシ型液晶
は次の一般式で与えられ、 Rs −O) −N (0) N−■−R2それ自身弱
い負の誘電率異方性を示す物質である。
シッフ塩基型、エステル型、ビフェニル型、アゾキシ型
など種々提案されている。アゾキシ型は温度特性が良好
(八Tが小さい)すなわち温度によるしきい値電圧の変
動が少ない材料であり、さきに定義した動作マージンM
は1/3バイアス、1/3デユーテイの時分割駆動の条
件で10%以上と大きな値を取りうる。アゾキシ型液晶
は次の一般式で与えられ、 Rs −O) −N (0) N−■−R2それ自身弱
い負の誘電率異方性を示す物質である。
通常圧の誘電率異方性を有するネマチック液晶(N p
)を混合した系で用いられる。しかしこのアジキシ型
の材料は可視光の一部を吸収し着色(黄色)しており、
光に対する最大吸収が350nmにあり、この付近の波
長によって次のような光化学反応をともなうものである
。
)を混合した系で用いられる。しかしこのアジキシ型
の材料は可視光の一部を吸収し着色(黄色)しており、
光に対する最大吸収が350nmにあり、この付近の波
長によって次のような光化学反応をともなうものである
。
hν
R1−Q−N(0)N−■−0R2−→R+−Q−すな
わち光化学反応によって非液晶物質を生成せしめるもの
で、この新しい生成物の出現によって黄色から赤色に変
色し、かつ一般には液晶の電気抵抗も急激に低下する。
わち光化学反応によって非液晶物質を生成せしめるもの
で、この新しい生成物の出現によって黄色から赤色に変
色し、かつ一般には液晶の電気抵抗も急激に低下する。
上記の理由により、アゾキシ系ネマティック液晶は太陽
光や蛍光灯による光劣化効果をさけるために、実用上5
00nmのカットフィルターを装置(素子)に装着して
使用する必要がある。このため装置(素子)として複雑
になる。
光や蛍光灯による光劣化効果をさけるために、実用上5
00nmのカットフィルターを装置(素子)に装着して
使用する必要がある。このため装置(素子)として複雑
になる。
一方このような光劣化しやすい材料以外のものとして、
シップ塩基系、ビフェニル系、エステル系などの液晶が
いわゆる白色表示用材料として従来から表示装置への応
用の対象物として考慮されてきた。
シップ塩基系、ビフェニル系、エステル系などの液晶が
いわゆる白色表示用材料として従来から表示装置への応
用の対象物として考慮されてきた。
ビフェニル系は光、水、酸素などによっておかされがた
く、化学的に安定であるとされている。
く、化学的に安定であるとされている。
しかしこの物質系は主として正の誘電率異方性の液晶系
にのみ室温液晶であるものが知られ、負の相当物には室
温液晶となるもので実用的に有用なものが少ない。した
がってビフェニル系のみによって混合系として構成され
うる液晶系の種類は少なく、かつ、また正の誘電率異方
性も特に大きな値ではないため、しきい値電圧の調整を
広い範囲にわたっては行いがたいものである。また、し
きい値電圧値の温度依存性が大きく (八Tが大きく)
時分割駆動には一般に不適当とされる。
にのみ室温液晶であるものが知られ、負の相当物には室
温液晶となるもので実用的に有用なものが少ない。した
がってビフェニル系のみによって混合系として構成され
うる液晶系の種類は少なく、かつ、また正の誘電率異方
性も特に大きな値ではないため、しきい値電圧の調整を
広い範囲にわたっては行いがたいものである。また、し
きい値電圧値の温度依存性が大きく (八Tが大きく)
時分割駆動には一般に不適当とされる。
エステル系の液晶は比較的化学的安定性に優れ、また正
の誘[準異方性、および負の誘電率異方性の液晶O1体
物質の種類も多い。しかしそのしきい値電圧値の温度依
存性は比較的大きく、かつ粘度も比較的大きいので前記
第二、第三の要請には、一般に沿いがたいものである。
の誘[準異方性、および負の誘電率異方性の液晶O1体
物質の種類も多い。しかしそのしきい値電圧値の温度依
存性は比較的大きく、かつ粘度も比較的大きいので前記
第二、第三の要請には、一般に沿いがたいものである。
シッフ塩基に関しては、エステル系よりも良好な物性値
をもつものであるが、化学的性質として加水分解性が強
く、素子構成との整合を取らないと使用できない場合が
あり、万能とは言いがたいものである。
をもつものであるが、化学的性質として加水分解性が強
く、素子構成との整合を取らないと使用できない場合が
あり、万能とは言いがたいものである。
本発明は」1記従来液晶材料の欠点を克服すること、す
なわち広い温度範囲で安定に配向し、かつしきい値電圧
値を広い範囲の任意の電圧値に設定し得、かつその値の
温度依存性が小さく、応答速度の早い液晶組成物を特徴
とする液晶表示装置を提供するものである。
なわち広い温度範囲で安定に配向し、かつしきい値電圧
値を広い範囲の任意の電圧値に設定し得、かつその値の
温度依存性が小さく、応答速度の早い液晶組成物を特徴
とする液晶表示装置を提供するものである。
従来から前記三つの要請中の第二、第三の要請に適した
ものとして、母体として誘電率の異方性が負のネマチッ
ク液晶(Nn型液晶)を用い、これに適量の誘電率異方
性が正のネマチック液晶(N p型液晶)および/また
は誘電率異方性が正の液晶類似物(分子構造が正のネマ
チック液晶に類似している物質で以下Np型液晶類似物
という)を添加した系がシッフ塩基型液晶系の中などに
存在しうろことを本発明者らは見出している。
ものとして、母体として誘電率の異方性が負のネマチッ
ク液晶(Nn型液晶)を用い、これに適量の誘電率異方
性が正のネマチック液晶(N p型液晶)および/また
は誘電率異方性が正の液晶類似物(分子構造が正のネマ
チック液晶に類似している物質で以下Np型液晶類似物
という)を添加した系がシッフ塩基型液晶系の中などに
存在しうろことを本発明者らは見出している。
c問題点を解決するための手段〕
本発明者らは新に、次の一般式
%式%(8)
1〜1.0とする)の各単体液晶の複数個の混合組成か
ら成る母体系が−に記第二、第三の要請に適した母体系
であることを見出したものである。なお、nは炭素が直
鎖であることを意味する記号であり、以上本明細書で用
いるnは同様の意味とする。また、シクロヘキサン環炭
素とカルボニル基炭素との結合はイカトリアル結合であ
るとする。
ら成る母体系が−に記第二、第三の要請に適した母体系
であることを見出したものである。なお、nは炭素が直
鎖であることを意味する記号であり、以上本明細書で用
いるnは同様の意味とする。また、シクロヘキサン環炭
素とカルボニル基炭素との結合はイカトリアル結合であ
るとする。
本明細書において開示される発明のうち、代表的なもの
は下記のとおりである。
は下記のとおりである。
一般式Rs−e−Coo−■−R2
〔式中、R1はn −C11H211+11 n −C
mH2+a+t −Or−Cのいずれかを表わす(m+
qは1〜10の整数)の化合物と、 (a) 一般式Rs −(9−■−〇N〔式中、R8
はn −CmHzm+t、 n −CmH2m+x −
〇(但しmは1〜10の整数)のいずれかを表わす。〕
で示される化合物の少なくとも一種、 (b) 一般式R4−■−〇−CN 〔式中、R4はn −CIIH211+1. n −C
mH2m+s −Q、 n−CIIH211+I C
O(但しmは1〜10の整数) 0 のいずれかを表わす。〕で示される化合物の少なくとも
一種、 (c) 一般式R5−■−■−〇−〇N〔式中、R5
はn −CC11H2++1 (但しmは1〜10の整
数)のいずれかを表わす。〕で示される化合物の少なく
とも一種、または、 (d) 一般式Re −e −Q −Q −CN〔式
中、R6はn −C:1lH211+1 (但しmは1
〜8の整数)のいずれかを表わす。〕で示される化合物
の少なくとも一種、 とを含有するネマチック液晶体を一対の相対向する電極
間に挟持してなる時分割駆動液晶表示装置。
mH2+a+t −Or−Cのいずれかを表わす(m+
qは1〜10の整数)の化合物と、 (a) 一般式Rs −(9−■−〇N〔式中、R8
はn −CmHzm+t、 n −CmH2m+x −
〇(但しmは1〜10の整数)のいずれかを表わす。〕
で示される化合物の少なくとも一種、 (b) 一般式R4−■−〇−CN 〔式中、R4はn −CIIH211+1. n −C
mH2m+s −Q、 n−CIIH211+I C
O(但しmは1〜10の整数) 0 のいずれかを表わす。〕で示される化合物の少なくとも
一種、 (c) 一般式R5−■−■−〇−〇N〔式中、R5
はn −CC11H2++1 (但しmは1〜10の整
数)のいずれかを表わす。〕で示される化合物の少なく
とも一種、または、 (d) 一般式Re −e −Q −Q −CN〔式
中、R6はn −C:1lH211+1 (但しmは1
〜8の整数)のいずれかを表わす。〕で示される化合物
の少なくとも一種、 とを含有するネマチック液晶体を一対の相対向する電極
間に挟持してなる時分割駆動液晶表示装置。
本発明者らは」二記一般式で表わしうるたぐいの負の誘
電率異方性のネマチック液晶及びその類似物はこれらを
組合わせて混合系を形成することによって広い液晶温度
範囲の有用な母体液晶を与えることを見出したのである
。さらに本発明者は上記母体混合系と組合せうる正の誘
電率異方性のネマチック液晶(N p )及びその類似
物を探索し、これを」1記母体と組合せることによりき
わめて時分割駆動用に適した液晶組成物系を見出すに至
ったものである。さらに上記(18)式のNn型と」1
記探索によって得たNp型との混合系にさらに添加する
ことによって時分割駆動に適した諸性質を向−1−させ
うるN。型液晶およびその類似物をも見出すことが出来
た。
電率異方性のネマチック液晶及びその類似物はこれらを
組合わせて混合系を形成することによって広い液晶温度
範囲の有用な母体液晶を与えることを見出したのである
。さらに本発明者は上記母体混合系と組合せうる正の誘
電率異方性のネマチック液晶(N p )及びその類似
物を探索し、これを」1記母体と組合せることによりき
わめて時分割駆動用に適した液晶組成物系を見出すに至
ったものである。さらに上記(18)式のNn型と」1
記探索によって得たNp型との混合系にさらに添加する
ことによって時分割駆動に適した諸性質を向−1−させ
うるN。型液晶およびその類似物をも見出すことが出来
た。
以下順をおって実施例をまじえて発明の詳細な説明を行
う。
う。
(18)式に示した構造の各液晶単体より構成される母
体組成に関して、とくに好ましい構成物質として、 n−(、wHzm+z−e−CO0−O−0−CqH2
q+z−n・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(19)(ただしm+9は1〜10の整数) が良く、(19)式において(m、q)の組合わせとし
ては、(3,5)、(4,5)、(5,5)、(6,5
)、(4,6)、(3,1)、(3,2)、(3,3)
、(3,4)、(3,9)、(4,1)、(4,2)。
体組成に関して、とくに好ましい構成物質として、 n−(、wHzm+z−e−CO0−O−0−CqH2
q+z−n・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(19)(ただしm+9は1〜10の整数) が良く、(19)式において(m、q)の組合わせとし
ては、(3,5)、(4,5)、(5,5)、(6,5
)、(4,6)、(3,1)、(3,2)、(3,3)
、(3,4)、(3,9)、(4,1)、(4,2)。
(4,3)、(4,4)、(4,6)、(4,8)、(
5,1)、(5,2)、(5゜3)、(5,4)、(5
,6)、(5,7)などが好ましい。
5,1)、(5,2)、(5゜3)、(5,4)、(5
,6)、(5,7)などが好ましい。
n −C、H2111+1−(+3− CO○−4G
−Cq Hzq+s、−n・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(20)(但しm+Qは1〜10の整
数) については(5,2)、(5,3)、(5,5)などの
組合せが良い。
−Cq Hzq+s、−n・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(20)(但しm+Qは1〜10の整
数) については(5,2)、(5,3)、(5,5)などの
組合せが良い。
については(3,4)、(4,4)、(4,1)、(5
,4)、(5,9)などの組合せが良い。
,4)、(5,9)などの組合せが良い。
n −CmHzm+tO−f−D−CO0−Q−CqH
2q+1−n・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(22)(但しm+9は1〜10の整数) については(5,3)、(5,5)などの組合せが良い
。
2q+1−n・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(22)(但しm+9は1〜10の整数) については(5,3)、(5,5)などの組合せが良い
。
=24−
第1表には主なN、単体液晶4−n−アルキル−シクロ
ヘキサンカルボン酸−trans −4’−アルコキシ
フェニルエステルの液晶温度範囲(MR) を示した
。
ヘキサンカルボン酸−trans −4’−アルコキシ
フェニルエステルの液晶温度範囲(MR) を示した
。
また、これらの化合物を混合すると第2表に示すように
広いMRの混合系を得る。
広いMRの混合系を得る。
第2表
第2表1−1の液晶は室温(25℃)において約35セ
ンチポアズ(cp)の粘度を示す。これに対してこれら
液晶のシクロヘキサン環に置換えた分子構造に相当する
公知のエステル型液晶は約2倍もの高い粘度を示す。
ンチポアズ(cp)の粘度を示す。これに対してこれら
液晶のシクロヘキサン環に置換えた分子構造に相当する
公知のエステル型液晶は約2倍もの高い粘度を示す。
例えば、
C4H9−Q−CO0−(i−OC11H18−−・・
・(23)C[1H11−0−◎−COO−◎−Cs
Hs t・・・・・・(24)の混合系の粘度は室温で
約70センチポアズ(cp)を与える。一般に通常のベ
ンゼン環を二個含むエステル系の液晶に比較して本発明
になる系は約二分の−と小さな粘度を示し、高速応答に
有利な物性を示す。−上記の例かられかるように、Rt
−(J+ −COO−(Q −R2・・・・・・・・
・・・・・・・・(18)のいずれかとする〕(但しm
+Qは1〜10の整数とする)の混合系から成る母体液
晶(Nn)は前記第三の要請に適した母体系であること
が明らかである。
・(23)C[1H11−0−◎−COO−◎−Cs
Hs t・・・・・・(24)の混合系の粘度は室温で
約70センチポアズ(cp)を与える。一般に通常のベ
ンゼン環を二個含むエステル系の液晶に比較して本発明
になる系は約二分の−と小さな粘度を示し、高速応答に
有利な物性を示す。−上記の例かられかるように、Rt
−(J+ −COO−(Q −R2・・・・・・・・
・・・・・・・・(18)のいずれかとする〕(但しm
+Qは1〜10の整数とする)の混合系から成る母体液
晶(Nn)は前記第三の要請に適した母体系であること
が明らかである。
一方、これらのNn型液晶系はε11をネマチック液晶
のディレクター(director)方向の誘電率とし
、またEJ−を液晶のディレクターに直交する方向の誘
電率とするときΔε=ε11−ε1の値は負でかつその
絶対値は比較的小さな値を示すものである。例えば、 n、 −Cm H2++++1−e’−CO〇−■−〇
q H21?+1− n・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(20)で示される物質
は小さな誘電率をもち、その電気的極性が弱く、いわゆ
る有機化学上の概念からは、非極性な溶媒に近いもので
ある。このような非極性な溶媒にNp型、たとえば、C
s H7G −CH=N−(1)−CMなどのような大
きな誘電率をもち、かつその異方性も大きい溶質を混合
すると、当然その相互の相溶性が問題となる。たとえば
Cs H7−■−CH=N−◎−CNとCe Hi a
−■−CH=N−Q−CNの1:2モル比の混合系の誘
電率(22℃測定)はfu(1,5に玉) =25.7
.C1(1゜5kHz) =7.3.ΔE (1,5k
Hz) =18.4であり(()内は測定周波数)、誘
電率も大きく、またその異力性も大きい。すなわち、こ
れらの溶質は有機化学上の概念からは極性のグループに
属するものである。このような溶媒と溶質、すなわち非
極性のNn型液晶母体系と極性のNp型液晶/またはN
P型液晶類似物とを吟味せずに混合すれば、つぎに述べ
るような問題が生じることは容易に予測しうろことであ
り、かつまた本発明者らはその事実の存在することを既
に経験的に認めているものである。
のディレクター(director)方向の誘電率とし
、またEJ−を液晶のディレクターに直交する方向の誘
電率とするときΔε=ε11−ε1の値は負でかつその
絶対値は比較的小さな値を示すものである。例えば、 n、 −Cm H2++++1−e’−CO〇−■−〇
q H21?+1− n・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(20)で示される物質
は小さな誘電率をもち、その電気的極性が弱く、いわゆ
る有機化学上の概念からは、非極性な溶媒に近いもので
ある。このような非極性な溶媒にNp型、たとえば、C
s H7G −CH=N−(1)−CMなどのような大
きな誘電率をもち、かつその異方性も大きい溶質を混合
すると、当然その相互の相溶性が問題となる。たとえば
Cs H7−■−CH=N−◎−CNとCe Hi a
−■−CH=N−Q−CNの1:2モル比の混合系の誘
電率(22℃測定)はfu(1,5に玉) =25.7
.C1(1゜5kHz) =7.3.ΔE (1,5k
Hz) =18.4であり(()内は測定周波数)、誘
電率も大きく、またその異力性も大きい。すなわち、こ
れらの溶質は有機化学上の概念からは極性のグループに
属するものである。このような溶媒と溶質、すなわち非
極性のNn型液晶母体系と極性のNp型液晶/またはN
P型液晶類似物とを吟味せずに混合すれば、つぎに述べ
るような問題が生じることは容易に予測しうろことであ
り、かつまた本発明者らはその事実の存在することを既
に経験的に認めているものである。
工)溶質(N p型ネマチック液晶及びその類似物)の
比率を大きくすると相分離が生じることがある。
比率を大きくすると相分離が生じることがある。
2)混合系におけるネマチック液晶の下限温度が」−昇
する。
する。
3)低温において、液晶分子の配向制御が困難となるこ
とがある。
とがある。
これらの好ましからざる現象を示す具体例を以下に示す
。母体のNn型液晶として、 CJ H日−〇−Q−CH=N−■−C4H[11モル
づの混合母体系(A−1)を用い、Np型液晶として
、 CeHlg−■−CH=N−■−CN ・・・・・・
(26)を用いた。配向制御膜としてはSj、O斜方蒸
着(入射角83°)を用いた。(26)式の物質の添加
量を種々変えたものをSiO斜方蒸着膜を内蔵するツィ
ステッドネマチック液晶装置に封入した。この装置を恒
温槽に入れ、温度を室温から低温へと下げて行くと、あ
る装置ではある種の配向の異常性が表われることが判っ
た。」二、下偏光板と反射板とを装着した装置において
、表示部の一部または全部が暗くなることが認められた
。すなわち、液晶分子の配列が正常のツイストの状態か
ら何らかの変化が生じ、光の制御能力が低下したと考え
られる配向異常が生じたものである。前記のNp型液晶
(式(26))の添加量と上記配向異常との関係を第3
表に示す。この表には各組成の液晶が配向異常を起し始
める温度の」二限を示す。前記Np型液晶(式(26)
)の添加量が少ない領域では、低温安定性は良好であ
る。配向異常は、はぼNpとNnを等量混合した場合に
最も起りやすく、Np型液晶(式(26))の量が少な
いと起りにくい傾向を示している。
。母体のNn型液晶として、 CJ H日−〇−Q−CH=N−■−C4H[11モル
づの混合母体系(A−1)を用い、Np型液晶として
、 CeHlg−■−CH=N−■−CN ・・・・・・
(26)を用いた。配向制御膜としてはSj、O斜方蒸
着(入射角83°)を用いた。(26)式の物質の添加
量を種々変えたものをSiO斜方蒸着膜を内蔵するツィ
ステッドネマチック液晶装置に封入した。この装置を恒
温槽に入れ、温度を室温から低温へと下げて行くと、あ
る装置ではある種の配向の異常性が表われることが判っ
た。」二、下偏光板と反射板とを装着した装置において
、表示部の一部または全部が暗くなることが認められた
。すなわち、液晶分子の配列が正常のツイストの状態か
ら何らかの変化が生じ、光の制御能力が低下したと考え
られる配向異常が生じたものである。前記のNp型液晶
(式(26))の添加量と上記配向異常との関係を第3
表に示す。この表には各組成の液晶が配向異常を起し始
める温度の」二限を示す。前記Np型液晶(式(26)
)の添加量が少ない領域では、低温安定性は良好であ
る。配向異常は、はぼNpとNnを等量混合した場合に
最も起りやすく、Np型液晶(式(26))の量が少な
いと起りにくい傾向を示している。
第 3 表
このような配向の異常と相溶性の欠如を防ぎ、より信頼
性の高い液晶組成物を得る方法として、本発明者らはつ
ぎのようなきわめて一般性のある方法を見出したのであ
る。
性の高い液晶組成物を得る方法として、本発明者らはつ
ぎのようなきわめて一般性のある方法を見出したのであ
る。
すなわち、非極性なNn型母体系液晶と極性のNp型液
晶および/またはNP型液晶の類似物との相溶性を増大
させ、かつ広いMRを得るには、第主成分として前記の
Nn以外の種類のNn型液晶系を添加させると良い。と
くに第三成分のNn型としては、その分子内に電気的に
極性をもち、かつ負の誘電率異方性をもつネマチック液
晶又は液晶類似物であると上記の好ましい性質、すなわ
ち混合系の相溶性を増大させ、かつ広いMRを得ること
ができる。たとえば前記(A−1)の系統のシッフ塩基
型液晶(Nn型液晶)の混合系に、前記のNP型液晶(
式(26) )を加えるに際して、次の例に示すような
極性の基を分子内に含むNn型液晶および/またはNn
型液晶類似物をさらに第三成分として加えるのである。
晶および/またはNP型液晶の類似物との相溶性を増大
させ、かつ広いMRを得るには、第主成分として前記の
Nn以外の種類のNn型液晶系を添加させると良い。と
くに第三成分のNn型としては、その分子内に電気的に
極性をもち、かつ負の誘電率異方性をもつネマチック液
晶又は液晶類似物であると上記の好ましい性質、すなわ
ち混合系の相溶性を増大させ、かつ広いMRを得ること
ができる。たとえば前記(A−1)の系統のシッフ塩基
型液晶(Nn型液晶)の混合系に、前記のNP型液晶(
式(26) )を加えるに際して、次の例に示すような
極性の基を分子内に含むNn型液晶および/またはNn
型液晶類似物をさらに第三成分として加えるのである。
実施例として、母体のNn型液晶としては、3l−
C4H1l−0−■−〇H=N−G−C7Hz5 8.
3モA’% Jを用い、これにNp型としてCIIH
7−Q−CH=N−Q−CNを13wt%加えたものに
、極性のNn型物質として。
3モA’% Jを用い、これにNp型としてCIIH
7−Q−CH=N−Q−CNを13wt%加えたものに
、極性のNn型物質として。
C5H工を一〇−Coo−Q−OCHa・・・・・・(
C−2)を加えた。この(C−2)の添加量と液晶温度
範囲(MR)との関係を第9図に示す。同図で知れるご
とく、液晶温度範囲(MR)は(C−2)の添加量の増
加につれて下降し、しかも液晶−液体転移温度(N−I
点)の低下は比較的少なく、全体として(C−2)の添
加によってMRが拡大するという好ましい結果を与えて
いる。
C−2)を加えた。この(C−2)の添加量と液晶温度
範囲(MR)との関係を第9図に示す。同図で知れるご
とく、液晶温度範囲(MR)は(C−2)の添加量の増
加につれて下降し、しかも液晶−液体転移温度(N−I
点)の低下は比較的少なく、全体として(C−2)の添
加によってMRが拡大するという好ましい結果を与えて
いる。
以」二の実施例においては、母体のNn型としてシッフ
塩基型液晶を対象として第三成分の有効性を説明したが
、まったく同様なことは母体系(N。型)として第2表
に示した4、 −n−アルキル−シクロヘキサンカルボ
ン酸−trans −4’−アルコキシフェニルエステ
ルの混合系(表21−1〜1−11)を用いた場合でも
生じることが明らかとなった。
塩基型液晶を対象として第三成分の有効性を説明したが
、まったく同様なことは母体系(N。型)として第2表
に示した4、 −n−アルキル−シクロヘキサンカルボ
ン酸−trans −4’−アルコキシフェニルエステ
ルの混合系(表21−1〜1−11)を用いた場合でも
生じることが明らかとなった。
すなわち、上記母体(Nn)系に各種Np型液晶および
/又はNp型液晶類似物を加えるに際して、上に説明し
た第三成分としてN0型液晶および/またはNn型液晶
類似物を加えると上記Np型物質との相溶性を増大させ
、かつ広いMRを得ることができることが明らかになっ
た。
/又はNp型液晶類似物を加えるに際して、上に説明し
た第三成分としてN0型液晶および/またはNn型液晶
類似物を加えると上記Np型物質との相溶性を増大させ
、かつ広いMRを得ることができることが明らかになっ
た。
第三成分として好ましいNn型液晶および/またはNn
型液晶類似物は次の通りである。
型液晶類似物は次の通りである。
n−CmH2m+t−0−Q−CH==N−Q−CqH
2q+t−n □・−−−−・−(39)(以」二
、(28)〜(39)におけるmおよび/またはqは1
〜10の整数) R−Q−CH=N−■−C,H9−n −−(40)た
だしRはCH3−0−CH2GHz−0またはCHs−
0−(CHa)8−0 R−Q−CH=N−G−0−C−Hz、+ニーn −
・・・(41)(mは1〜9の整数) Rは(CHz)z −CH−0または (CHa)I −CH(CHa)2−〇(m、qは1〜
10の整量) RはCHa −0−CH2−0。
2q+t−n □・−−−−・−(39)(以」二
、(28)〜(39)におけるmおよび/またはqは1
〜10の整数) R−Q−CH=N−■−C,H9−n −−(40)た
だしRはCH3−0−CH2GHz−0またはCHs−
0−(CHa)8−0 R−Q−CH=N−G−0−C−Hz、+ニーn −
・・・(41)(mは1〜9の整数) Rは(CHz)z −CH−0または (CHa)I −CH(CHa)2−〇(m、qは1〜
10の整量) RはCHa −0−CH2−0。
CHa −0−(CHa)!−〇 。
C2H5−0(CHa)2−0 。
CHa −0−(CHA)8−0 。
CIIH7−0−(CHa)2−0またはC2H5−0
−(CH2)+1−0 n−C,+H2m+t−C−0−G−CH=N−■−C
qHzq+z−n ・・曲(45)占 n−CmH2+a+z−〇−■−CH=N@0−CqH
zq+t−n−・−(sz)n −CmHxm+x−O
り−Q−0−C6Hz s−n 曲曲曲・・・曲曲曲(
54)(以上(44)−(54)のmおよび/又はqは
1−10の整数)(m+ qは3〜8の整数) n−CmHzm+t−0−◎ぺ”、?)−Cq H21
1+1− n ・= ・−−−・・・・・・・・(60
)(m、qは1〜10の整数) これら(27)ないしく60)の各物質あるいはこれら
の任意の混合系を第三成分として添加するに際し、その
添加すべき量を決定するにはつぎの一般的事実または法
則が指導原理となる。
−(CH2)+1−0 n−C,+H2m+t−C−0−G−CH=N−■−C
qHzq+z−n ・・曲(45)占 n−CmH2+a+z−〇−■−CH=N@0−CqH
zq+t−n−・−(sz)n −CmHxm+x−O
り−Q−0−C6Hz s−n 曲曲曲・・・曲曲曲(
54)(以上(44)−(54)のmおよび/又はqは
1−10の整数)(m+ qは3〜8の整数) n−CmHzm+t−0−◎ぺ”、?)−Cq H21
1+1− n ・= ・−−−・・・・・・・・(60
)(m、qは1〜10の整数) これら(27)ないしく60)の各物質あるいはこれら
の任意の混合系を第三成分として添加するに際し、その
添加すべき量を決定するにはつぎの一般的事実または法
則が指導原理となる。
すなわち、母体であるNn型液晶に混合するNp型液晶
および/又はNP型液晶類似物の量は、混合系液晶の必
要とする動作しきい電圧値によって決められるものであ
るが、その混合する量と動作しきい電圧値との関係は、
はぼつぎのような考え方に従って決められる。そして上
記第三の成分である極性の基をもったNn型液晶および
/または極性の基をもったN。型液晶類似物の添加量も
、上記Np型液晶および/またはNp型液晶類似物の混
合量に見合って加えられるべきものである。ツィステッ
ドネマチック液晶装置のしきい電圧値(vth)は次式
で与えられる。
および/又はNP型液晶類似物の量は、混合系液晶の必
要とする動作しきい電圧値によって決められるものであ
るが、その混合する量と動作しきい電圧値との関係は、
はぼつぎのような考え方に従って決められる。そして上
記第三の成分である極性の基をもったNn型液晶および
/または極性の基をもったN。型液晶類似物の添加量も
、上記Np型液晶および/またはNp型液晶類似物の混
合量に見合って加えられるべきものである。ツィステッ
ドネマチック液晶装置のしきい電圧値(vth)は次式
で与えられる。
(4π)−1(su t↓)Vth”=π”拳Ku+
(K882に22)ψ”・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(61)ただし、ψはツイスト角で通常はπ/
2の値を取る。Kzz、 K221 K811はそれぞ
れスプレィ(splay) tツイスト(twist)
、ベンド(bend)の弾性定数である。式(61)
を簡単にかくと、ただしΔε=ε1書−ε工 Δεの異なる値の液晶の混合により、任意のΔεの液晶
を原理的には得ることができる。いま二種の液晶Aおよ
びBの誘電率をそれぞれA/B=X/1−Xとする。誘
電率の加成性が成り立つとすると混合系の八Eはつぎの
ように与えられる。
(K882に22)ψ”・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(61)ただし、ψはツイスト角で通常はπ/
2の値を取る。Kzz、 K221 K811はそれぞ
れスプレィ(splay) tツイスト(twist)
、ベンド(bend)の弾性定数である。式(61)
を簡単にかくと、ただしΔε=ε1書−ε工 Δεの異なる値の液晶の混合により、任意のΔεの液晶
を原理的には得ることができる。いま二種の液晶Aおよ
びBの誘電率をそれぞれA/B=X/1−Xとする。誘
電率の加成性が成り立つとすると混合系の八Eはつぎの
ように与えられる。
またKについても加成性が成立つとすると、混合液晶の
Kは、次のように与えられる。
Kは、次のように与えられる。
(62) 、 (63)を(61)’に代入すると。
ここで各定数に具体的数値をあてはめ、しきし)電圧値
の算出を例示する。
の算出を例示する。
N□型液晶の八E を−0,3,Np型液晶C4H1l
G Coo−■−〇N(7)At を251、
0−7dyneとおくと(64)式はVth=2*’j
、面玉7巧〒「シ侶了四薄−・・・・・・・・・・・・
・・・(64)’え方は決して恣意的なものではなく、
現実の液晶の物性を良く反映した値であることは当業者
であれば容易に納得し得るものである。
G Coo−■−〇N(7)At を251、
0−7dyneとおくと(64)式はVth=2*’j
、面玉7巧〒「シ侶了四薄−・・・・・・・・・・・・
・・・(64)’え方は決して恣意的なものではなく、
現実の液晶の物性を良く反映した値であることは当業者
であれば容易に納得し得るものである。
第10図はNP型液晶として(:、 4 H9−◎−C
O〇−◎−CNを、またNn型液晶として実施例4に示
した母体1−4を用いてNPとNn両型の液晶を混合し
たときの混合比をVth (static drive
)の値との関係を示したものである。理論式(計算式)
(64)または(64)’と実験結果はよい一致を示
している。
O〇−◎−CNを、またNn型液晶として実施例4に示
した母体1−4を用いてNPとNn両型の液晶を混合し
たときの混合比をVth (static drive
)の値との関係を示したものである。理論式(計算式)
(64)または(64)’と実験結果はよい一致を示
している。
しかしながら上記の組合せのみでは既に詳しく説明した
ように、その相溶性に関して十分満足しきれない。そこ
で第三の成分としてのNn型、とくに極性のNn型物質
(極性のNn型液晶および/またはNn型液晶類似物)
を添加する必要がある。
ように、その相溶性に関して十分満足しきれない。そこ
で第三の成分としてのNn型、とくに極性のNn型物質
(極性のNn型液晶および/またはNn型液晶類似物)
を添加する必要がある。
その添加量はNp型液晶および/またはNP型液晶類似
物の量に合せて種々調整すれば良い。その例は後述の実
施例によって説明する。
物の量に合せて種々調整すれば良い。その例は後述の実
施例によって説明する。
第2表などに開示されているNn型の一般式%式%(1
8) 〔式中、R1はn e w+ Hx、+x + n
Cm H2+1+1−〇y n −Cm H12+m
+I Cのいずれかで、R2がn−CqHzq+s+
n −CqHzq+s−0,n−CqHxッ+1−C
oのいずれかとする。〕(但しm、qは1〜10の整数
)で示される母体系に加えられるべきNp型液晶および
/またはNp型液晶類似物として下記の物質を見出した
。
8) 〔式中、R1はn e w+ Hx、+x + n
Cm H2+1+1−〇y n −Cm H12+m
+I Cのいずれかで、R2がn−CqHzq+s+
n −CqHzq+s−0,n−CqHxッ+1−C
oのいずれかとする。〕(但しm、qは1〜10の整数
)で示される母体系に加えられるべきNp型液晶および
/またはNp型液晶類似物として下記の物質を見出した
。
n −Cm H2m+1−■−COO−■−〇 N −
・−−−−・・−(65)n−C,Hx−++−0−4
’3−CO0−(D−CN −(66)n−C,l−1
x−+x−Q−CO0−G−N 02−−(67)n−
C,Hz−+l−0−Q−CO0−C2)−N ()z
−(68)n−C,Hz、+t−(D−COS−Cり−
CN−(69)Tl−C,H211+1−G−CH=N
−■−CN−・−(70)n−C,Hz、+1−C−1
−C−0−Q−CH=N−Q−CN=(72)n−C+
z−■−CH=N−■−N Ox −(73)n−Cm
Hzm+5−Q−(0)−CN ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(74)n−CIIHxm+1−C−
■−01−CN −−−−・−−−−−・−−−−(7
6)n−CwHz+m+t−e−Q−CN −・−−
・(1”l)n−CmHx*+1−0−@−■−CN
−−−−−−・−・・−・・・(78)((65) 〜
(78)におけるmは1〜10の整数)など(65)な
いしく78)の物質が好ましい。
・−−−−・・−(65)n−C,Hx−++−0−4
’3−CO0−(D−CN −(66)n−C,l−1
x−+x−Q−CO0−G−N 02−−(67)n−
C,Hz−+l−0−Q−CO0−C2)−N ()z
−(68)n−C,Hz、+t−(D−COS−Cり−
CN−(69)Tl−C,H211+1−G−CH=N
−■−CN−・−(70)n−C,Hz、+1−C−1
−C−0−Q−CH=N−Q−CN=(72)n−C+
z−■−CH=N−■−N Ox −(73)n−Cm
Hzm+5−Q−(0)−CN ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(74)n−CIIHxm+1−C−
■−01−CN −−−−・−−−−−・−−−−(7
6)n−CwHz+m+t−e−Q−CN −・−−
・(1”l)n−CmHx*+1−0−@−■−CN
−−−−−−・−・・−・・・(78)((65) 〜
(78)におけるmは1〜10の整数)など(65)な
いしく78)の物質が好ましい。
また、下記の物質を母体系に添加し、良好な結果を得た
。
。
n −Cm H2m+1− e−◎−Q−CN ・−−
−−−−−−−−−−−−(79)mは1〜8の整数 XはハロゲンF、Br、CQ、Iを表わす。
−−−−−−−−−−−−(79)mは1〜8の整数 XはハロゲンF、Br、CQ、Iを表わす。
n−CmH2++++x−■−cH=N−B−cN −
−−−−−(81)mは1〜10の整数 XはハロゲンF、Br、CQ、Iを表わす。
−−−−−(81)mは1〜10の整数 XはハロゲンF、Br、CQ、Iを表わす。
n−CmH2+m+z−■−CO〇−■−Q−CN−(
82)mは1〜10の整数 mは1〜10の整数 第4表 以下余白 第5表 一般式(18)式の物質Nn型と第三の成分N。型物質
よりなる組成系の例(実施例)としては下記の第4表に
示すものが特に好ましいことを見出した。
82)mは1〜10の整数 mは1〜10の整数 第4表 以下余白 第5表 一般式(18)式の物質Nn型と第三の成分N。型物質
よりなる組成系の例(実施例)としては下記の第4表に
示すものが特に好ましいことを見出した。
次にNn系混合系母体にNP型液晶および/またはNp
型の液晶類似物を加えた系の実施例を第5表に示す。
型の液晶類似物を加えた系の実施例を第5表に示す。
実施例24ないし27,29,30,32,33に見る
ように各混合系は室温を中心に広いMRを保持している
。いずれも表示装置に利用しうる良好な液晶系を形成し
ているものである。
ように各混合系は室温を中心に広いMRを保持している
。いずれも表示装置に利用しうる良好な液晶系を形成し
ているものである。
次に上記の本発明になるNn型物質とNp型物質の混合
系を表示装置に適用した場合、とくに時分割駆動方式に
適用した場合にきわめて好ましい表示特性を示すことを
実施例(第6表)によって示す。第6表中trは立上り
応答速度を、tfは立下り応答速度を表わす。
系を表示装置に適用した場合、とくに時分割駆動方式に
適用した場合にきわめて好ましい表示特性を示すことを
実施例(第6表)によって示す。第6表中trは立上り
応答速度を、tfは立下り応答速度を表わす。
時分割駆動を実行する上で最も必要な要件、動作マージ
ンについてはすでに詳細に説明した。第6表の実施例に
おいて本発明になる組成物が大きな動作マージン値を示
し、さらにその動作マージ=44− ン値を決定する要因を示した。また比較のため第7表に
は従来の材料についての評価データを示した。第7表に
おいて×1における1/3,1/3は1/3バイアス、
1/3デユーテイを、×2における1/2.1/2は1
/2バイアス、1/2デユーテイを意味する。
ンについてはすでに詳細に説明した。第6表の実施例に
おいて本発明になる組成物が大きな動作マージン値を示
し、さらにその動作マージ=44− ン値を決定する要因を示した。また比較のため第7表に
は従来の材料についての評価データを示した。第7表に
おいて×1における1/3,1/3は1/3バイアス、
1/3デユーテイを、×2における1/2.1/2は1
/2バイアス、1/2デユーテイを意味する。
液晶を構成する各組成間の相溶性を反映するMR2さら
に表示特性として重視すべき応答性などについても実施
例を示した。
に表示特性として重視すべき応答性などについても実施
例を示した。
動作マージンを決める要因はすでに示したようにV t
hの温度依存性(ΔT ) 、V t hの角度依存
性(Δφ)、vthの電圧−輝度立上り特性(γ)によ
って決定される。これらは液晶そのものによって主とし
て決定される。しかし素子界面、素子の光学系などによ
っても多少変化しうるものであるが本実施例ではすべて
ほぼ同一の条件において測定を行い液晶そのものの特性
を反映させたものである。
hの温度依存性(ΔT ) 、V t hの角度依存
性(Δφ)、vthの電圧−輝度立上り特性(γ)によ
って決定される。これらは液晶そのものによって主とし
て決定される。しかし素子界面、素子の光学系などによ
っても多少変化しうるものであるが本実施例ではすべて
ほぼ同一の条件において測定を行い液晶そのものの特性
を反映させたものである。
動作マージンの主要かつ液晶材料を反映する因子として
第一にはVthの温度存性(八T)、第二にはV t
hの視角依存性(Δφ)であることは多くの実験によっ
て明らかにされている。これらの因子は液晶の物性値、
特にΔε(ΔεII−ε工)(誘電率異方性)、K(弾
性定数)、Δn(屈折率異方性)などによって支配され
るもので、したがって液晶の分子構造と深い係りをもつ
ものである。
第一にはVthの温度存性(八T)、第二にはV t
hの視角依存性(Δφ)であることは多くの実験によっ
て明らかにされている。これらの因子は液晶の物性値、
特にΔε(ΔεII−ε工)(誘電率異方性)、K(弾
性定数)、Δn(屈折率異方性)などによって支配され
るもので、したがって液晶の分子構造と深い係りをもつ
ものである。
液晶の各成分の混合時の相溶性はMRに反映する。特に
結晶−ネマチック液晶転移点(C−N点)の値に反映す
ると考えられる。
結晶−ネマチック液晶転移点(C−N点)の値に反映す
ると考えられる。
したがって、MR値を各組成系について表示し、相溶性
については液晶材料としての熱力学的安定性の判定の目
安とし各実施例に付記した。さらに表示特性として必須
の応答特性を各組成系について測定し、実施例として以
下に示した。
については液晶材料としての熱力学的安定性の判定の目
安とし各実施例に付記した。さらに表示特性として必須
の応答特性を各組成系について測定し、実施例として以
下に示した。
一般にNイ型液晶とNP型液晶の混合系においてNpの
添加量を増加するとV t hは低下するが、それと同
時に動作マージンMの値も減少する傾向がある。したが
って低電圧で駆動可能なこと(例えば1/3バイアス、
1/3デユーテイの時分割駆動の条件で3v駆動を可能
にすること)すなわち低電圧駆動用の液晶を見出すこと
は一般にきわめてむずかしい課題である。一般に動作マ
ージンMの値が6%以上でないと素子の量産はきわめて
困難だとされている。さらに低電圧駆動の場合にはNp
の添加量を増加する必要があるが、Np型液晶自体、多
くの場合大きな粘度を持つものが多く、混合系(N p
とN。)の全体としての粘度を上昇させ、ひいては系の
応答性を悪化させることもしばしばである。
添加量を増加するとV t hは低下するが、それと同
時に動作マージンMの値も減少する傾向がある。したが
って低電圧で駆動可能なこと(例えば1/3バイアス、
1/3デユーテイの時分割駆動の条件で3v駆動を可能
にすること)すなわち低電圧駆動用の液晶を見出すこと
は一般にきわめてむずかしい課題である。一般に動作マ
ージンMの値が6%以上でないと素子の量産はきわめて
困難だとされている。さらに低電圧駆動の場合にはNp
の添加量を増加する必要があるが、Np型液晶自体、多
くの場合大きな粘度を持つものが多く、混合系(N p
とN。)の全体としての粘度を上昇させ、ひいては系の
応答性を悪化させることもしばしばである。
かかる困難な課題を回避する方法1手段として本発明者
らは次のような一般的な方法を見出した。
らは次のような一般的な方法を見出した。
すなわちVvhの低下をはたすNpとしてΔεの大きな
材料と同じ<Np型ではあるが混合系の粘度を低下させ
、したがって応答性を改良するような物質をNp型の添
加系として併用することである。
材料と同じ<Np型ではあるが混合系の粘度を低下させ
、したがって応答性を改良するような物質をNp型の添
加系として併用することである。
Vthの低下に特に有効なNp型物質として、n −C
m H211+1−Q−COS−■−CN・・・・・・
・・・(69)(mは1〜10の整数) などが有効である。これらの実施例を実施例36゜37
.38,39,42.43に示した(第6表)。
m H211+1−Q−COS−■−CN・・・・・・
・・・(69)(mは1〜10の整数) などが有効である。これらの実施例を実施例36゜37
.38,39,42.43に示した(第6表)。
C4He−■−C00−Q−ONなどの式(80)に属
するエステル型Np型液晶はVthの低下に効果があり
、かつその粘性も比較的低く、利用価値が高い併用添加
系である。C5Htz−4G−COS−■−CN(式(
69)に属す)はΔεが大きく、かつN−I点が高い(
98℃)材料であり、混合系のN−I点を高く保つ上で
有効なNp物質である(実施例42゜43)。第11
図にはC5Hr−(9−COO−■−0−C5H1t
、 Ctr Hsニー■−COO−■−〇 −C5H1
工、 CHs加えた場合のN−I点とVch(Lきい値
電圧)を示した。また前記した粘度の低下に有効なNp
型物質としてビフェニル系が存在することが判った(式
(74)、 (75)、 (76))。実施例34.3
5に示すように応答時間trが200m5以下の値を示
した。
するエステル型Np型液晶はVthの低下に効果があり
、かつその粘性も比較的低く、利用価値が高い併用添加
系である。C5Htz−4G−COS−■−CN(式(
69)に属す)はΔεが大きく、かつN−I点が高い(
98℃)材料であり、混合系のN−I点を高く保つ上で
有効なNp物質である(実施例42゜43)。第11
図にはC5Hr−(9−COO−■−0−C5H1t
、 Ctr Hsニー■−COO−■−〇 −C5H1
工、 CHs加えた場合のN−I点とVch(Lきい値
電圧)を示した。また前記した粘度の低下に有効なNp
型物質としてビフェニル系が存在することが判った(式
(74)、 (75)、 (76))。実施例34.3
5に示すように応答時間trが200m5以下の値を示
した。
これは他のNp物質(式(80)) 、実施例36.3
7(式(65))実施例38.39などに比較して優れ
た値である。ビフェニル系と同様、応答性を改良しうる
減粘剤でかっNpの物質として、 n −CIIH211+1−(E)−G−CN −−−
−−−(77)(mは1〜10の整数) がきわめて有効であることを見出した。この点について
はより詳細に後述する。
7(式(65))実施例38.39などに比較して優れ
た値である。ビフェニル系と同様、応答性を改良しうる
減粘剤でかっNpの物質として、 n −CIIH211+1−(E)−G−CN −−−
−−−(77)(mは1〜10の整数) がきわめて有効であることを見出した。この点について
はより詳細に後述する。
一般に非液晶性物質(液晶類似物質)の添加は液晶−液
体転移温度(N−I点)を低下させる傾N−I点の低下
は多くの場合、八Tの悪化(増大)をもたらすものであ
る。実施例37ではN−I点が50℃と低い。これは他
の実施例(34ないし39)に比べて明らかに低い値で
ある。かつ八Tが18.5であり、他の実施例に比べて
異常に大きい。
体転移温度(N−I点)を低下させる傾N−I点の低下
は多くの場合、八Tの悪化(増大)をもたらすものであ
る。実施例37ではN−I点が50℃と低い。これは他
の実施例(34ないし39)に比べて明らかに低い値で
ある。かつ八Tが18.5であり、他の実施例に比べて
異常に大きい。
ΔTの増大は(15)式から明らかなようにM(動作マ
ージン)の減少につながる(実施例37ではM=3.5
と小さい値である)。かがるN−I点の低下を防止し、
八Tの増大を防ぎ、ひいては動作マージン(M)の値を
増加させるのに有効な物質(添加削)として本発明者ら
は次の(82)式、 (79)式の2つ系統の物質を見
出した。
ージン)の減少につながる(実施例37ではM=3.5
と小さい値である)。かがるN−I点の低下を防止し、
八Tの増大を防ぎ、ひいては動作マージン(M)の値を
増加させるのに有効な物質(添加削)として本発明者ら
は次の(82)式、 (79)式の2つ系統の物質を見
出した。
n −Cm Hzm+t−41>−01−Q−CN −
−−−−(82)n −Cm H2m+s−f+−■−
G−CN ・・−−−−−・−・−−−−(79)これ
らの物質を実施例J。ないし11(第2表)。
−−−−(82)n −Cm H2m+s−f+−■−
G−CN ・・−−−−−・−・−−−−(79)これ
らの物質を実施例J。ないし11(第2表)。
実施例12ないし22(第4表)に示したN0型母体液
晶、実施例2;3(第5表)、実施例28(第5表)、
実施例31(第5表)などの母体液晶などに添加すると
その効果はきわめて顕著である。
晶、実施例2;3(第5表)、実施例28(第5表)、
実施例31(第5表)などの母体液晶などに添加すると
その効果はきわめて顕著である。
その有効性は実施例4.0.41に示されており、(8
2)式で示される一般式に属する物質の少量添加はN−
I点を高い値に保つ点、また八Tの減少にきわめて効果
的である。同様の役割を(79)式で示される物質が果
していることを実施例に基づいて説明する。実施例53
.54(式(79)で示される物質が添加されている系
)と実施例52(式(79)で示される物質が添加され
ていない系)との比較、実施例58(式(79)で示さ
れる物質が添加されている系)と実施例57(式(79
)で示される物質が添加されていない系)との比較から
明らかであるようにこれらの添加剤のN−I点の上昇2
ΔTの減少の効果は明らかである。実施例40において
Nることによって広いM、Rを保持し、かつ動作マージ
ンM=12(%)のものを見出に至った。
2)式で示される一般式に属する物質の少量添加はN−
I点を高い値に保つ点、また八Tの減少にきわめて効果
的である。同様の役割を(79)式で示される物質が果
していることを実施例に基づいて説明する。実施例53
.54(式(79)で示される物質が添加されている系
)と実施例52(式(79)で示される物質が添加され
ていない系)との比較、実施例58(式(79)で示さ
れる物質が添加されている系)と実施例57(式(79
)で示される物質が添加されていない系)との比較から
明らかであるようにこれらの添加剤のN−I点の上昇2
ΔTの減少の効果は明らかである。実施例40において
Nることによって広いM、Rを保持し、かつ動作マージ
ンM=12(%)のものを見出に至った。
実施例50はVihの低下に有効なC4Hθ−■−00
0−Q−CN (Np)と、粘度低下に有効なC7H工
5−■−Q−CN (Np)と上述のN−I点の上昇、
八Tの減少に有効なC3Hxs−C’j)−■−〇−C
Nを組合せた例である。
0−Q−CN (Np)と、粘度低下に有効なC7H工
5−■−Q−CN (Np)と上述のN−I点の上昇、
八Tの減少に有効なC3Hxs−C’j)−■−〇−C
Nを組合せた例である。
本発明者らが見出したもっとも顕著にして、応用上効果
のある新しい組成系として一般式%式%(18) 〔式中、R1はn−CmH2m+t、n−CmH2m+
z○。
のある新しい組成系として一般式%式%(18) 〔式中、R1はn−CmH2m+t、n−CmH2m+
z○。
n−(、+Hzm+tCOのいずれかで、R2はn −
Cm Hz11+11 n−CmH2m+zO1n−
CmH2m+zCOのいずれかとする〕 (但しm、q
は1〜1oの整数とする)で示される各物質を中心とす
る母体系に、n −Cm H2m+1−6−◎−CN
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(77)(但し
mは1〜10の整数) を添加した系が挙げられる。これを実施例によって説明
する。
Cm Hz11+11 n−CmH2m+zO1n−
CmH2m+zCOのいずれかとする〕 (但しm、q
は1〜1oの整数とする)で示される各物質を中心とす
る母体系に、n −Cm H2m+1−6−◎−CN
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(77)(但し
mは1〜10の整数) を添加した系が挙げられる。これを実施例によって説明
する。
実施例44..45,46.47は実施例23に示した
母体系■に 一般式 n −C、Hx、+x−’9−Ch−CN −
−(77)と n −Cm Hxm+x−6−■−
Q−CN−(79)(但しmは1〜10の整数) で示されるシクロヘキサンフェニル系及びシクロヘキサ
ンビフェニル系のNP型混合系■(実施例44参照)を
加えた組成物に関するものである。
母体系■に 一般式 n −C、Hx、+x−’9−Ch−CN −
−(77)と n −Cm Hxm+x−6−■−
Q−CN−(79)(但しmは1〜10の整数) で示されるシクロヘキサンフェニル系及びシクロヘキサ
ンビフェニル系のNP型混合系■(実施例44参照)を
加えた組成物に関するものである。
■の添加量が増大するに従い応答性が良好になっていく
ことがいちじるしい特徴である。しかも動作マージン(
M)も10〜12(%)程度の高い水準を保持している
点が第二の優れた特徴である。
ことがいちじるしい特徴である。しかも動作マージン(
M)も10〜12(%)程度の高い水準を保持している
点が第二の優れた特徴である。
この高いマージンの保持は一つにはΔψの比較的1.0
0に近い大きい値0.9〜0.88を取ることが要因と
なっていると考えられ、母体系の(4−n−アルキル−
シクロへキサンカルボン酸−trans −4’−アル
コキシフェニルエステルを主体とするNn型母体系)と
シクロヘキサン・フェニル系とシクロヘキサンビフェニ
ル系とのN。型混合体■との混合系が電気光学的特性に
対して好ましい効果を示す光学的性質(屈折率(n)、
屈折率異方性(Δn))を保有していることを示唆する
ものである。またもう一つの高い動作マージンの保持の
要因としてNp型の混合比が増大しても八Tの値が増大
せずほぼ一定の8.0〜8.6の水準を保持しているこ
とが挙げられる。一般に他のNp型の成分の増大はΔT
の増大をもたらすことが多い(実施例34と35.42
と43が比較例と成る)。
0に近い大きい値0.9〜0.88を取ることが要因と
なっていると考えられ、母体系の(4−n−アルキル−
シクロへキサンカルボン酸−trans −4’−アル
コキシフェニルエステルを主体とするNn型母体系)と
シクロヘキサン・フェニル系とシクロヘキサンビフェニ
ル系とのN。型混合体■との混合系が電気光学的特性に
対して好ましい効果を示す光学的性質(屈折率(n)、
屈折率異方性(Δn))を保有していることを示唆する
ものである。またもう一つの高い動作マージンの保持の
要因としてNp型の混合比が増大しても八Tの値が増大
せずほぼ一定の8.0〜8.6の水準を保持しているこ
とが挙げられる。一般に他のNp型の成分の増大はΔT
の増大をもたらすことが多い(実施例34と35.42
と43が比較例と成る)。
1/3バイアス、1/3デユーテイ、3V駆動に最も適
した本発明になる組成物系を実施例52ないし58に示
した。これら実施例で示した系の特徴はNp型物質とし
てVihの低下に有効なCIIH211+1−■−CO
O−■−CN(エステルシアノ系)と前記シクロヘキサ
ンビフェニル(式(77))およびシクロヘキサンビフ
ェニル(式(79))を組合せた点にあり、駆動電圧が
3v近辺と低く、しかも動作マージンが10%前後(実
施例55,56.58)と高い水準を示し、かつ応答時
間(tr。
した本発明になる組成物系を実施例52ないし58に示
した。これら実施例で示した系の特徴はNp型物質とし
てVihの低下に有効なCIIH211+1−■−CO
O−■−CN(エステルシアノ系)と前記シクロヘキサ
ンビフェニル(式(77))およびシクロヘキサンビフ
ェニル(式(79))を組合せた点にあり、駆動電圧が
3v近辺と低く、しかも動作マージンが10%前後(実
施例55,56.58)と高い水準を示し、かつ応答時
間(tr。
25℃)も200m5前後と良好な値を示すことである
。これらの総合的に優れた特性は時分割駆動用装置への
応用においてきわめて好ましいものである。
。これらの総合的に優れた特性は時分割駆動用装置への
応用においてきわめて好ましいものである。
実施例59ないし−62は母体系■(4−n−アルキル
−シクロヘキサンカルボン酸−trans −4’−ア
ルコキシフェニルエステルを主体とするNn型母体系)
(実施例50参照)にさらにN。型液晶として、 CHaO−G−CH=N−n−C4H9、C7Hxh−
(D−CO5−Q−CaHlz、 C1)Hll−o−
〇−〇Cl2H!11 CsH+1−G−Q−COO−
G−CF、Hllを各々加え、Np型液晶としてC4H
θ−o−coo−■−〇Nを混合した液晶によって広い
MRのネマチック液晶を得ることができることを示した
ものである。特に実施例59,60,6]に示すように
固体一液晶転移点(C−N点)の低い液晶系を見出した
ものである。
−シクロヘキサンカルボン酸−trans −4’−ア
ルコキシフェニルエステルを主体とするNn型母体系)
(実施例50参照)にさらにN。型液晶として、 CHaO−G−CH=N−n−C4H9、C7Hxh−
(D−CO5−Q−CaHlz、 C1)Hll−o−
〇−〇Cl2H!11 CsH+1−G−Q−COO−
G−CF、Hllを各々加え、Np型液晶としてC4H
θ−o−coo−■−〇Nを混合した液晶によって広い
MRのネマチック液晶を得ることができることを示した
ものである。特に実施例59,60,6]に示すように
固体一液晶転移点(C−N点)の低い液晶系を見出した
ものである。
実施例63ないし66は母体系■にNP型物質CRHI
I−Q−CO0−Q−N OX、C8H7−Q−CH=
N−Q−CN、CeHzg−■−CH=N−■−CN。
I−Q−CO0−Q−N OX、C8H7−Q−CH=
N−Q−CN、CeHzg−■−CH=N−■−CN。
Cs H11−Q −CH= N−■−N Ox (7
)各物質を添加することにより、広いMRと高い動作マ
ージンを保有する組成物を与えることを示したものであ
る。
)各物質を添加することにより、広いMRと高い動作マ
ージンを保有する組成物を与えることを示したものであ
る。
実施例67.68はR−Q−COO−■−■−〇Hに関
するものである。R−e−COO−Q−Q−C:N液晶
はMRが非常に広く、母体系■(N−I点60℃)に1
0%添加するとN−N点が17℃上昇する。一般にベン
ゼン環3つ持つ液晶は粘度が大きく、応答速度が急激に
低下する。
するものである。R−e−COO−Q−Q−C:N液晶
はMRが非常に広く、母体系■(N−I点60℃)に1
0%添加するとN−N点が17℃上昇する。一般にベン
ゼン環3つ持つ液晶は粘度が大きく、応答速度が急激に
低下する。
L、かり、、m(7)R−θ−COO−Q−Q−CN液
晶は粘度が他のベンゼン環3つを有する材料に比べて粘
度は低く、母体系■(粘度30〜40CP(25℃))
添加においては応答に悪影響がない。したがってこの母
体系■に添加することは非常に有効で動作マージンも上
昇する傾向にある(添加することによって八Tが低下す
る)。
晶は粘度が他のベンゼン環3つを有する材料に比べて粘
度は低く、母体系■(粘度30〜40CP(25℃))
添加においては応答に悪影響がない。したがってこの母
体系■に添加することは非常に有効で動作マージンも上
昇する傾向にある(添加することによって八Tが低下す
る)。
以上実施例34乃至実施例68に示した実施例に基づい
て時分割駆動特性の良好な混合液晶の案出の一般的方法
として下記のような結論を述べることができる。
て時分割駆動特性の良好な混合液晶の案出の一般的方法
として下記のような結論を述べることができる。
Vihの低下をはたすNpとしてΔεの大きな材料(こ
れをNpsと定義する)とNpsと同様Np型ではある
が混合系の粘度の上昇をおさえるかあるいは低下させ、
したがって応答性を改良するような物質(これをN 、
Wと定義する)とをNp型の添加としてNPsと又はN
P w同志併用すると得られた混合系は時分割駆動特
性が良好であり、とくにVthの低下と応答性の良好性
の両立が保たれる。NpS型物質としては式(65)乃
至式(73) 、式(80) 、式(81) 。
れをNpsと定義する)とNpsと同様Np型ではある
が混合系の粘度の上昇をおさえるかあるいは低下させ、
したがって応答性を改良するような物質(これをN 、
Wと定義する)とをNp型の添加としてNPsと又はN
P w同志併用すると得られた混合系は時分割駆動特
性が良好であり、とくにVthの低下と応答性の良好性
の両立が保たれる。NpS型物質としては式(65)乃
至式(73) 、式(80) 、式(81) 。
式(83)が存在することを見い出した。
またNpII型物質としては式(74)乃至式(78)
、式(82)が存在することを見い出した。
、式(82)が存在することを見い出した。
またNps及びN P Wの添加はVthの低下、応答
性の良好化に有効であるが、混合系のN−N点の低下、
したがって動作温度範囲の低下、あるいは八Tの増大と
いった動作特性、時分割駆動特性の悪化につながる影響
を与える可能性がある。かかるN−N点の低下を防止し
、八Tの増大を防ぎ、ひいては動作マージン(M)の値
を増加させるのに有効な物質として(82)式、 (7
9)式の二つ系統の物質を見い出した。これらの物質は
■三つの環構造を分子内にもち、■その単体のN−N点
が高く、■比較的弱い誘電率の正のNP型物質に属して
いる。こわらの■、■、■の性質をもつ物質(これをN
p”と定義する)の少量添加は一般的に動作マージン
の改良に有効であることを見い出した。
性の良好化に有効であるが、混合系のN−N点の低下、
したがって動作温度範囲の低下、あるいは八Tの増大と
いった動作特性、時分割駆動特性の悪化につながる影響
を与える可能性がある。かかるN−N点の低下を防止し
、八Tの増大を防ぎ、ひいては動作マージン(M)の値
を増加させるのに有効な物質として(82)式、 (7
9)式の二つ系統の物質を見い出した。これらの物質は
■三つの環構造を分子内にもち、■その単体のN−N点
が高く、■比較的弱い誘電率の正のNP型物質に属して
いる。こわらの■、■、■の性質をもつ物質(これをN
p”と定義する)の少量添加は一般的に動作マージン
の改良に有効であることを見い出した。
以上説明した第6表(その1〜5)記載の本発明に係る
混合液晶の組成割合を整理するとっぎのようにまとめる
ことができる。
混合液晶の組成割合を整理するとっぎのようにまとめる
ことができる。
A:式(19)の物質
B:A以外のN0型物質
C: NpS型物質
D : Np’型物質及びN pw を型物質(1)物
質A、B、Cの組合せにおいて良好な時分割駆動特性を
与える組成として、 40〜90モル%のA 0〜40モル%のB 及び 10−35モル%のC から成る混合液晶 (2)物質A、B、Dの紹合せにおいて良好な時分割駆
動特性を法える組成として、 40〜90モル%のA 0〜30モル%のB 及び 10〜40モル%のD から成る混合液晶。
質A、B、Cの組合せにおいて良好な時分割駆動特性を
与える組成として、 40〜90モル%のA 0〜40モル%のB 及び 10−35モル%のC から成る混合液晶 (2)物質A、B、Dの紹合せにおいて良好な時分割駆
動特性を法える組成として、 40〜90モル%のA 0〜30モル%のB 及び 10〜40モル%のD から成る混合液晶。
(3)物質A、B、C,Dの紹合せにおいて良好な時分
割駆動特性を与える組成として、28〜59.4モル%
のA 12〜29.6モル%のB 6〜25モル%のC 及び 5〜40モル%のD より成る混合液晶。
割駆動特性を与える組成として、28〜59.4モル%
のA 12〜29.6モル%のB 6〜25モル%のC 及び 5〜40モル%のD より成る混合液晶。
(以下余白)
第7表より明らかなように従来用いられているアゾキシ
液晶は10%以上のマージンが充分にとりうる。しかし
、前記したようにこの材料系は光に対する化学的安定性
が極端に弱いことがらフィルターを必要とし、また黄色
であるため好ましくない。白色材料としてはビフェニル
、エステルフェニルシクロヘキサン系の各ネマチック液
晶がある。これらの材料、たとえばエステル系は低電圧
駆動にはある意味では適しているが、粘度が高く、応答
が遅い。フェニルシクロヘキサン系ネマチック液晶は粘
度が低く高速応答の特長をもつ。
液晶は10%以上のマージンが充分にとりうる。しかし
、前記したようにこの材料系は光に対する化学的安定性
が極端に弱いことがらフィルターを必要とし、また黄色
であるため好ましくない。白色材料としてはビフェニル
、エステルフェニルシクロヘキサン系の各ネマチック液
晶がある。これらの材料、たとえばエステル系は低電圧
駆動にはある意味では適しているが、粘度が高く、応答
が遅い。フェニルシクロヘキサン系ネマチック液晶は粘
度が低く高速応答の特長をもつ。
しかし第7表よりあきらかなように、いずれの系も動作
マージンが小さく、時分割駆動用の材料としては不適で
ある。これに対して本発明になる材料は白色材料であり
、かつ時分割駆動に必須な動作マージンが十分に大きな
材料である。
マージンが小さく、時分割駆動用の材料としては不適で
ある。これに対して本発明になる材料は白色材料であり
、かつ時分割駆動に必須な動作マージンが十分に大きな
材料である。
さらに実用上意れることのできぬ液晶材料の保有すべき
特性″配向制御膜に対する適応性が良好なこと″第1の
要請に関して、本発明者らはR1−e−COO−■−R
xC式中のR1はn−CnH2n+1゜n−CmHzm
+s−0,n−CnH2n+1−C−0のいずれかであ
り、R2はn−CqH2q+t、n−CqH2q+t−
0゜n−CqHzq+x−C−0のいずれかとする。〕
(但しm、qは1〜10の整数とする)を主体とする本
発明においてこれまでに呈示した各組成物の配向性につ
いて詳細に調査、実験を重ねた。その結果、これらの組
成物はいずれもSiO斜方蒸着膜、ラビングされた有機
高分子膜、ラビングされたカーボン膜などに対して良好
な配向性を示した。
特性″配向制御膜に対する適応性が良好なこと″第1の
要請に関して、本発明者らはR1−e−COO−■−R
xC式中のR1はn−CnH2n+1゜n−CmHzm
+s−0,n−CnH2n+1−C−0のいずれかであ
り、R2はn−CqH2q+t、n−CqH2q+t−
0゜n−CqHzq+x−C−0のいずれかとする。〕
(但しm、qは1〜10の整数とする)を主体とする本
発明においてこれまでに呈示した各組成物の配向性につ
いて詳細に調査、実験を重ねた。その結果、これらの組
成物はいずれもSiO斜方蒸着膜、ラビングされた有機
高分子膜、ラビングされたカーボン膜などに対して良好
な配向性を示した。
本発明になる上記の液晶組成物にある種の第4゜第5の
成分として微量の添加剤を加えて好ましい特性、たとえ
ば旋回性に基づくドメインの防止。
成分として微量の添加剤を加えて好ましい特性、たとえ
ば旋回性に基づくドメインの防止。
除去の性質を付与するなどのことは、さらに本発明の材
料組成物を利用する上で有用であることはいうまでもい
。前記の第4.第5の成分としては、たとえばコレスチ
リルクロライド、コレスチリルノナノエー1−などに代
表されるコレステリック液晶、12−メントール、4−
’−(2“−メチルブチロシキ)−4−シアノ−ビフェ
ニルなどの旋光性物質などが用いられる。
料組成物を利用する上で有用であることはいうまでもい
。前記の第4.第5の成分としては、たとえばコレスチ
リルクロライド、コレスチリルノナノエー1−などに代
表されるコレステリック液晶、12−メントール、4−
’−(2“−メチルブチロシキ)−4−シアノ−ビフェ
ニルなどの旋光性物質などが用いられる。
またこれらの旋光性を与える物質をさらに増量添加し、
いわゆる相転移型の組成物を構成することも可能である
。
いわゆる相転移型の組成物を構成することも可能である
。
また、さらに多色性の染料を添加し、” Phasec
hange with dye”と称されるカラー表示
効果に本発明になる各種組成物を利用することも可能で
ある。あるいは電界により液晶の複屈折性の変化を利用
する型などの電界効果形用の液晶材料としても有用であ
る。
hange with dye”と称されるカラー表示
効果に本発明になる各種組成物を利用することも可能で
ある。あるいは電界により液晶の複屈折性の変化を利用
する型などの電界効果形用の液晶材料としても有用であ
る。
以上の説明から明らかな如く、本発明における液晶は白
色であるので表示装置としては好ましく、光に対して強
く、化学的にも安定であるので液晶材料としては信頼性
の強いものであると同時に、時分割駆動においてこれま
での白色材料に比べて広いマージンが取れるので液晶表
示装置用として最適なものであるなど種々の特長を有す
る優れたものである。
色であるので表示装置としては好ましく、光に対して強
く、化学的にも安定であるので液晶材料としては信頼性
の強いものであると同時に、時分割駆動においてこれま
での白色材料に比べて広いマージンが取れるので液晶表
示装置用として最適なものであるなど種々の特長を有す
る優れたものである。
第1図は本発明が係わる液晶表示装置の一例を示す断面
図、第2図は液晶分子の配向状態を示す構成図、第3図
は電圧平均化法(1/3バイアス)時分割駆動波形の一
例を示す状態図、第4図は視角の定義を示す図、第5図
は電気光学特性測定装置の説明図、第6図は1/3バイ
アス、1/3デユテイの駆動波形、第7図は1/2バイ
アス、1/2デユテイの駆動波形を示す図、第8図は時
分割駆動した時の輝度−電圧特性を示す図、第9図はシ
ッフ塩基N。型及びNp型混合系にN0型物質CI、l
1z−■−000−■−OCHsの添加量と液晶温度範
囲との関係を示す図、第10図は本発明に関係したNn
型物質とNp型物質との混合比と、しきい電圧値との関
係の一例を示す図、第11図はNp型物質をN、型物質
に添加した場合の一例を示す図である。 ]・・・上板、2・・下板、5・・・液晶、6・・・電
極、8゜9・・・偏光板、51・・・液晶表示素子。 苓S図 第6図 第7図
図、第2図は液晶分子の配向状態を示す構成図、第3図
は電圧平均化法(1/3バイアス)時分割駆動波形の一
例を示す状態図、第4図は視角の定義を示す図、第5図
は電気光学特性測定装置の説明図、第6図は1/3バイ
アス、1/3デユテイの駆動波形、第7図は1/2バイ
アス、1/2デユテイの駆動波形を示す図、第8図は時
分割駆動した時の輝度−電圧特性を示す図、第9図はシ
ッフ塩基N。型及びNp型混合系にN0型物質CI、l
1z−■−000−■−OCHsの添加量と液晶温度範
囲との関係を示す図、第10図は本発明に関係したNn
型物質とNp型物質との混合比と、しきい電圧値との関
係の一例を示す図、第11図はNp型物質をN、型物質
に添加した場合の一例を示す図である。 ]・・・上板、2・・下板、5・・・液晶、6・・・電
極、8゜9・・・偏光板、51・・・液晶表示素子。 苓S図 第6図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1はn−C_mH_2_m_+_1、n−
C_mH_2_m_+_1−O、▲数式、化学式、表等
があります▼のいずれかを表わし、 R_2はn−C_qH_2_q_+_1、n−C_qH
_2_q_+_1−O、▲数式、化学式、表等がありま
す▼のいずれかを表わす(m、q は1〜10の整数)の化合物と、 (a)一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_3はn−C_mH_2_m_+_1、n−
C_mH_2_m_+_1−O(但しmは1〜10の整
数)のいずれかを表わす。〕で示される化合物の少なく
とも一種、 (b)一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_4はn−C_mH_2_m_+_1、n−
C_mH_2_m_+_1−O、▲数式、化学式、表等
があります▼(但しmは1〜 10の整数)のいずれかを表わす。〕で示される化合物
の少なくとも一種、 (c)一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_5はn−C_mH_2_m_+_1(但し
mは1〜10の整数)のいずれかを表わす。〕で示 される化合物の少なくとも一種、または、 (d)一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_6はn−C_mH_2_m_+_1(但し
mは1〜8の整数)のいずれかを表わす。〕で示さ れる化合物の少なくとも一種と を含有するネマチック液晶体を一対の相対向する電極間
に挟持してなる時分割駆動液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62212832A JPS63108094A (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 時分割駆動液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62212832A JPS63108094A (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 時分割駆動液晶表示装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15051377A Division JPS5483694A (en) | 1977-12-16 | 1977-12-16 | Nematic liquid crystal body for display device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63108094A true JPS63108094A (ja) | 1988-05-12 |
JPH0359954B2 JPH0359954B2 (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=16629093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62212832A Granted JPS63108094A (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 時分割駆動液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63108094A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5483694A (en) * | 1977-12-16 | 1979-07-03 | Hitachi Ltd | Nematic liquid crystal body for display device |
-
1987
- 1987-08-28 JP JP62212832A patent/JPS63108094A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5483694A (en) * | 1977-12-16 | 1979-07-03 | Hitachi Ltd | Nematic liquid crystal body for display device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359954B2 (ja) | 1991-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4372871A (en) | Nematic liquid crystals for display devices | |
US4943387A (en) | Chiral smectic liquid crystal composition | |
EP0194659B1 (en) | Ferroelectric chiral smectic liquid crystal composition and light switching element | |
Schadt | The twisted nematic effect: Liquid crystal displays and liquid crystal materials | |
US5198151A (en) | Ferroelectric liquid crystal composition | |
JPS58109481A (ja) | 液晶キラリ化合物およびこれを含有する液晶組成物 | |
GB2080561A (en) | Liquid crystal display device | |
JPH0413395B2 (ja) | ||
JPS6360077B2 (ja) | ||
CN106590686B (zh) | 液晶组合物及其应用 | |
JPS6124431B2 (ja) | ||
JPS61231082A (ja) | 強誘電性カイラルスメクチツク液晶組成物 | |
JPS63108094A (ja) | 時分割駆動液晶表示装置 | |
EP0393577B1 (en) | Liquid crystal composition and liquid crystal display using said composition | |
JPH03271242A (ja) | シクロプロピルアリルベンゼン類 | |
US3977768A (en) | Nematic liquid crystal compositions | |
KR950005348B1 (ko) | 액정 조성물 및 액정 디스플레이 소자 | |
KR0177155B1 (ko) | 강유전성 액정 조성물 | |
CN106590687B (zh) | 液晶组合物及其应用 | |
JP4639424B2 (ja) | 液晶組成物およびそれを用いた液晶光学素子 | |
JPS58118886A (ja) | 液晶表示素子 | |
JPH01193390A (ja) | 液晶組成物 | |
JPS6069188A (ja) | 時分割駆動液晶表示装置 | |
KR840002435B1 (ko) | 표시장치용 네마틱 액정체 | |
JPS643239B2 (ja) |