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JPS63105694A - 組換え腫瘍壊死因子の精製 - Google Patents

組換え腫瘍壊死因子の精製

Info

Publication number
JPS63105694A
JPS63105694A JP62249079A JP24907987A JPS63105694A JP S63105694 A JPS63105694 A JP S63105694A JP 62249079 A JP62249079 A JP 62249079A JP 24907987 A JP24907987 A JP 24907987A JP S63105694 A JPS63105694 A JP S63105694A
Authority
JP
Japan
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column
tnf
buffer
range
exchange resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62249079A
Other languages
English (en)
Inventor
リン・パトリック・ネルス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Phillips Petroleum Co
Original Assignee
Phillips Petroleum Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Phillips Petroleum Co filed Critical Phillips Petroleum Co
Publication of JPS63105694A publication Critical patent/JPS63105694A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/525Tumour necrosis factor [TNF]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/803Physical recovery methods, e.g. chromatography, grinding
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S530/00Chemistry: natural resins or derivatives; peptides or proteins; lignins or reaction products thereof
    • Y10S530/82Proteins from microorganisms

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  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遺伝的に修飾された微生物が産生ずる腫瘍壊死
因子(TNF)の単離と精製に関する。
組換え体DNAテクノロジーが最近発達しているので、
非常に多くの有効なポリペプチドの微生物による産生の
制御が可能になった。例えばヒト成長ホルモン、白血球
インターフェロン、ヒトインシュリンおよびヒトプロイ
ンシュリンのような多くの真核ポリペプチドがすでに微
生物によって産生されている。すでに存在する技術の連
続使用によって、この他の有用な種々なポリペプチド産
物の微生物による産生が今後可能になると期待される。
このような有用なポリペプチド産物の1つはヒト腫瘍壊
死因子である。
腫瘍壊死因子(TNF )は2つの定序事象において微
生物産物によって処理された動物の血清中に発見される
抗腫瘍性物質である。最初の事象はマクロファージの活
性化と増殖とをもたらし、かつ肝臓および肺臓内の細網
内皮要素の膨張に関連する始動事象(pr匈ing e
vent)である。この始動事象には、カルメットーゲ
ラン杆菌(BacillπSCa1mette Gue
rin ) (BCG )のようなミコバクリアおよび
チモサン(酵母細胞壁)が有効である。
第2事象は血液中にTNFが出現するために必要な顕現
事象(elicitation event)である。
これはリポ多糖体(LPS−内毒素または細菌性発熱物
質としても知られている、ダラム陰性菌の細胞壁の主要
成分)による感作動物の次の処置を必要とする。これら
の方法を用いて、マウス、ラットおよびウサギから同様
な抗腫瘍性と細胞毒性を有する血清が得られる。
TNFの細胞起源はマクロファージ(単球)であるので
、TNFはモノカイン(monokine )とも呼ば
れる。TNFは出血性壊死を惹起し、時にはマウスに郡
植した特定腫瘍の完全な退行をもたらし、特定の腫瘍細
胞ラインに対する細胞毒性活性を示すが、正常な細胞に
対しては細胞毒性活性を示さない。
TNF活性を有するペプチドをコードしているDNAを
細胞に導入してTNF−4たはTNF同族体を発現させ
る組換えDNF技術は多量のTNFを安価に生産する最
も有望な方法であると考えられる。
TNFアミノ酸配列配列−ドするDNFにょって適当な
宿主生物体を形質転換(tγαns f ormi?L
g )することによって、遺伝的に修飾された微生物を
用いて有意な量でTNFを生産することができる。
TNFの営利的生産に組換え体DNFテクノロジーを用
いることに対する1つの障害は、望ましいTNFを産生
ずる遺伝的に修飾された微生物からTNFを生物学的に
活性な形で迅速かつ効果的に回収できることが必要であ
ることである。
従って、本発明では遺伝的に処理された微生物が産生ず
る腫瘍壊死因子の単離と回収の方法を提供する。本発明
の方法は組換え酵母菌株が産生ずるTNFの回収に特に
有用である。我々が開発した方法は分離しているがまた
共同作用する3つの接触段階の使用を含む、これらの段
階は第1接触段階からの流出液を第2接触段階の供給材
料として直接用いることができ、第2接触段階からの流
出液を第3接触段階の供給材料として直接用いることが
できるように、特定の順序で実施される。
本発明の実施によって、一連の接触段階中にサンプル濃
縮および再配合を行う必要なく、高純度組換えTNFの
生産が可能になる。本発明の簡単化した精製方法の結果
として、例えば目的の組換え生成物の取扱い損失が最少
;サンプル精製に必要な試薬量が少ない:およびTNF
精製に必要なサンプル取扱い量が少ないために精製中の
サンプル分解が最少といったような多くの利点が実現す
る。
本発明によって、我々は遺伝的に修飾した微生物が産生
ずる腫瘍壊死因子(TNF)の単離、精製方法であって
: (a)表面積の大きい多孔質ガラス材料にTNFを含有
する粉砕澄明化した発酵ブイヨンを塗布する; (b)段階(LL)によって負荷した表面積の太きい、
多孔質ガラス材料を適当な緩衝液で洗浄する;(cl 
 段階(b)によって洗浄した表面積の太きい、多孔質
ガラス材料から、適当な溶離剤を約0.01〜10 v
/v%までの範囲で含有する溶液によって第1TNF含
有分画を溶離する; (dl  段階(clから得られた第1TNF含有分画
な陰イオン交換樹脂と接触させる; (e)  緩衝液中に塩を含む溶液によって、前記陰イ
オン交換樹脂から第2TNF含有分画を溶離する、この
場合前記溶液の塩濃度とpHは前記陰イオン交換樹脂か
ら第2TNF含有分画を溶離させるために充分であるが
第2 TNF含有分画中のTNFが段階(flに用いる
色素親和性材料に結合するのを阻害するためには不充分
である; (f) 前記陰イオン交換樹脂からの第2TNF含有分
画を固定化色素親和性材料に接触させる;(e)  段
階(f)によって調製されたTNF含有固定化色素親和
性材料を適当な緩衝液によって、約280nmにおいて
紫外線吸収を示す物質が本質的に全く溶離されなくなる
まで洗浄する;および (Al  洗浄したTNF含有固定化色素親和性材料か
ら、緩衝液中に充分な濃度の塩を含み6.5〜10の範
囲内のpHを有する溶離剤によって、精製TNFを溶離
し、前記色素親和性材料からTNFの分解を惹起するこ
となくTNFを脱着させる 各段階から成る方法を開発した。
上記処理の全ては蛋白質分解の発生を最少にし、TNF
の熱不活化を最少にするために典型的に約4℃において
実施される。上記処理が約4〜25℃の範囲内の種々な
温度において実施可能であることが判明した。
本発明の好ましい実施態様では、用いる各固体接触材料
すなわち表面積の大きい多孔質ガラス材料、陰イオン交
換樹脂、および固定化色素親和性材料は充てんカラム構
成中に含まれる。このような構成によって、TNF含有
溶液と固体接触材料がさらされる他の処理溶液とは適当
な固体接触材料の充てんカラムを簡単に通過することが
できる。
さらに、この充てんカラム形式での本発明の実施は溶離
剤の表面積の大きい多孔質ガラス材料光てんカラムから
陰イオン交換樹脂充てんカラムまでの直接の通過ならび
に溶離剤の陰イオン交換樹脂充てんカラムから固定化色
素親和性材料光てん力ラムまでの直接の通過を可能にす
る。従って、充てんカラム構成は本発明の実施のために
非常に効果的な手段である。この明細書で用いるかぎり
、「腫瘍壊死因子」なる用語は、自然発生の腫瘍壊死因
子α(T、NFα、この明細書では一般的に単に「TN
F」と呼ぶ)分子に見られる抗腫瘍性を有する、自然発
生と合成の両方による、全ての蛋白質を包含するように
意図する。従って、多様な自然発生源からのTNFなら
びにその同族体と誘導体は本発明の範囲内に含まれると
解釈される。
本発明は遺伝的に修飾された微生物が産生ずる腫瘍壊死
因子(TNF)の単離と精製に関する。異種(hete
rologoss )蛋白質産物を産生しうる微生物は
全て本発明の実施に有用である。酵母菌株は高レベルで
かつ生物学的に活性な形で異種蛋白質を産生じうろこと
が実証されているため、現在特に好ましい。ピチア パ
ストリス(Pichiαpα5toris ) トサツ
力ロマイセス セレグイシエ(SaCCんaromyc
es cerevisiae )の菌株は高レベルの生
物学的に活性な組換え蛋白質を産生しうることか確認さ
れているため、特に好ましい。
米国特許出願第909528号明細書(出願臼、198
6年9月22日)ではスリークリシュナ(5reekr
ishna)氏、フーク(F%&6)氏およびポテンツ
(Potenz)氏によってピテア バストリスにおけ
る非常に高レベルのTNF産生が述べられている。この
特許出願から、TNFの組換え体生産についてさらに詳
細に知ることができる。
本発明の精製方法の第1段階は表面積の大きい多孔質ガ
ラス材料に粉砕澄明化した発酵ブイヨンを塗布すること
である。上述したように、本発明の好ましい英施態様で
は充てんカラムの構成にこの表面積の大きい多孔質ガラ
ス材料が用いられる。
充てんカラムに含まれる多孔質ガラス材料はTNF ’
精製の組繊化された多重接触段階の第1接触段階に用い
る材料であるので、「第1カラム」と呼ばれる場合もあ
る。
この第1カラムに用いられるカラム充てん物は均一で正
確に制御されたサイズ(すなわち30〜300 nm)
の相互連絡孔が分布する高シリカガラスの多孔質顆粒か
ら成る。約300〜3000オングストローム(平均孔
径として表現)の範囲内の孔度が本発明の実施に用いる
ために適しており、特に約500〜1000オングスト
ローム(50〜100 nm)の範囲内の孔度が好まし
い。第1カラムに用いる充てん物は均一な孔度である他
に、内部と表面近くとで同じ孔度を有している。従って
、用いる充てん物のメツシュサイズは比較的重要ではな
く、広い範囲内で変化しうる。粒子が大きいと物質がカ
ラムを典型的に迅速に通過することができ、粒子が小さ
いと典型的により効果的なカラム充てん(すなわち空隙
率が小さい)が可能になることは当業者が知っているこ
とである。第1接触物質の表面積は広い範囲内で変化す
ることができ、用いる粒子の平均孔径の関数として変化
する。この第1接触段階に用いる材料は典型的に約10
〜100 m2/ Vの範囲内の表面積を有し、特に約
20〜50 m2/ S’の範囲内の表面積が好ましい
この第1カラムにTNF含有ブイヨンを負荷させる前に
、当業者に周知の方法を用いてカラムを典型的に平衡化
させる。約6.5から7.5位貫での範囲内のpHを維
持できる緩衝液は全て、このような平衡化の実施に適し
ている。約0.02から0.1M−!!での範囲内の濃
度を有する緩衝液が適切である。これより高い緩衝液濃
度は汚染蛋白質の溶離を抑制する傾向があるため避ける
べきである。
実際には、リン酸塩緩衝液を用いることが好ましく、こ
のような緩衝液の1例は約7.5のpHを有する0、0
1Mリン酸カリウムである。
表面積の大きい多孔質ガラス材料と接触するTNF含有
発酵ブイヨン量は広い範囲内で変化しうる。適当な負荷
レベルはブイヨン中のTNF濃度、TNF産生微生物が
その上で増殖する基質、その他の蛋白質と可溶な非蛋白
質様成分との濃度、用いる特に表面積の大きい多孔質ガ
ラス材料の性質等の関数として変化する。負荷レベルが
上記要素の結果として広範囲に変化することが知られて
いるので、本発明の各接触段階に対して第1表に示した
値は単に当業者に指針を与えるために記載したものであ
る。
第1表 第1段階”   <10  1〜4   〜2第2段階
”  〈6 1〜4   〜2第3段階””<102〜
8  4〜5 畳 第1接触段階は表面積の大きい、多孔質ガラス材料
を用いる。
軸 第2接触段階は強陰イオン交換樹脂を用いる。
→ 第3接触段階は固定化色素親和性材料を用いる。
第1表に述べた望ましい負荷レベルは特定時間に特定接
触材料と接触するブイヨン量を調節することによって、
または一定量(または一定濃度)のブイヨンに対する接
触材料使用量を調節することによって得られる。本発明
のTNF精製方法の種々な段階に用いる各接触材料は一
般に異なる負荷容量を有するので、精製系列の各段階に
用いる接触材料量を変えることが時には必要である。
表面積の大きい多孔質ガラス材料に塗布するTNF含有
発酵ブイヨンは、例えば加圧分解、ガラスビーズ存在下
での激しい攪拌、例えばチモリアーゼによる細胞壁の酵
素消化、例えば塩化メチレンによる化学分解等のような
、当業者が周知の方法を用いて粉砕澄明化することがで
きる。細胞の粉砕は粉砕後pHが約6〜8の範囲内にな
るように、また目的のTNFが安定な形で残留する培地
を形成するように、充分に高いpHにおいて実施するの
が好ましい。
粉砕したならば、粉砕細胞を含むブイヨンから当業者が
周知の方法を用いて細胞破片を除去する。
細胞を含まない澄明化発酵ブイヨンの製造に用いられる
方法には、例えば遠心分離、ミクロ濾過等がある。
粉砕した後に、澄明化発酵ブイヨンを表面積の大きい多
孔質ガラス材料に塗布し、次にこのガラス材料を少なく
とも3倍量(ガラス材料の体積あたりの洗浄溶液の量)
の適当な緩衝液によって洗浄して、第1接触段階で用い
た表面積の大きい多孔質ガラス材料に付着しないような
ブイヨン成分を除去する。このような洗浄には、10倍
量以上までの緩衝液を用いることができる。適当な洗浄
量に関する上限はさらに、例えば加える緩衝液のコスト
、付加的な洗浄に要する付加的時間、廃棄すべき流出液
量の増加等の便利さと実用性の考察によって定められる
。当業者はこのような目的に用いる適当な緩衝液の性質
を容易に知ることができる。この洗浄のためにpH約7
.5において0.01M IJン酸カリウム含有緩衝液
が典型的に用いられるが、約6゜5から7.5位までの
範囲内のpHを維持できる緩衝液は全てこの洗浄段階に
適している。
約0.002Mから0. I Mまでの範囲内の濃度を
有する緩衝液がこのために適している。
表面積の大きい、多孔質ガラス材料を充分に洗浄したな
らば、表面積の大きい多孔質ガラス材料からTNFを脱
着させるが、第2接触段階で用いる陰イオン交換樹脂へ
のTNFの結合を妨げないような、適当な溶離剤を約0
,01〜10φ%までの範囲内で含む溶液によって、T
NF含有分画がこのガラス材料から溶離される。このよ
うな溶離剤は典型的に、溶離液に塩基性pHを与えるお
よび/または少なくとも1個のヒドロキシル基を含む化
合物である。溶離剤の例には、 (a)式: %式% 〔式中?L−0,1または2;各Rは独立的にHまたは
・メチルであり;XはヒドロキシルまたはRであるが、
少なくとも1個のXはヒドロキシルである〕 で示される化合物; (bl 式: %式% 〔式中z=1.2または3;各R′は独立的にC2〜C
6アルキルまたばC3〜C6シクロアルキルラジカルで
あり、前記R′は任意に1個以上のヒドロキシル置換基
を含有する〕で示される化合物;および +61  約8〜11までの範囲内のpHを有する緩衝
化溶液を形成しつる、例えば炭酸塩、リン酸塩、ホウ酸
塩等のような化合物の組合わせがある。
上記の式を満たす化合物の例には、 エチレングリコール、グリセロール、フロピレンゲリコ
ール、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、
トリエチルアミン、エタノールアミン、トリエタノール
アミン等ならびにこれらの2種類以上の混合物がある。
好ましい形式のカラム構成で実施した場合に、表面積の
大きい多孔質ガラス材料含有第1カラムの流出液を蛋白
質の存在に関して適当な手段によって監視する。このよ
うな目的の適当な手段は当業者が容易に定めることがで
きる。例えば、280nmの紫外線(UV)吸収の監視
が便利である。このような監視が第1カラムから蛋白質
が溶離し始めたことを明らかにしたならば、第1カラム
からの流出液を次に陰イオン交換樹脂含有第2カラムに
直接供給する。第]カラムからの流出液の監視が第1カ
ラムからもはや蛋白質が溶離されないことを示すまで、
第1カラムからの流出液のこのような監視を続ける。
本廃明のとの好ましい実施態様によると、第1カラムか
らの蛋白質含有分画を直接第2カラムに導入することに
よって、TNF含有サンプルに対するサンプル取扱い量
を最少にし、付加的な精製が達成される前にサンプル修
正を行う必要性を回避する。
本発明の実施への使用が予定される陰イオン交換樹脂は
例えば第四アンモニウム陰イオン交換樹脂のような、強
陰イオン交換剤である。このような樹脂は例えばシリカ
、セルロース、ポリスチレン等の多様な支持体上に形成
される。
当業者が認識しているように、陰イオン交換樹脂はTN
F含有液体を負荷する前に、適当な緩衝液によって平衡
化させる。0.02M)リスHCt(pHs、3)を含
む緩衝液が便利で効果的であることが判明しているが、
約7,8から10までの範囲にpHを維持できる緩衝液
は全て適している。用いられる緩衝液は典型的に約0.
002Mから0.IMまでの範囲内の濃度を有する。
表面積の大きい多孔質ガラス材料からのTNF含有流出
液を陰イオン交換樹脂と接触させた後の陰イオン交換樹
脂からTNFを溶離する前に、TNF含有液体を負荷す
る前に樹脂を平衡化さぜるために用いた緩衝液と同じ緩
衝液の付加的量によってTNF負荷樹脂を洗浄する。1
〜2倍量以上の範囲陰イオン交換樹脂量あたりの洗浄緩
衝液量)の緩衝液を用いる。最小必要量は陰イオン交換
樹脂からの流出液のpHをTNF含有溶液を負荷する前
の樹脂のpHに大体戻すような量である。
この洗浄/平衡化段階に用いる緩衝液量の上限は主とし
て便宜上の問題である。本発明の現在の好ましい実施態
様では、陰イオン交換樹脂からTNF含有分画を溶離す
る前に樹脂に付加的量の0.02MトリスHCl(PH
8.3)を通して陰イオン交換樹脂を約8.3のpHに
平衡化させるが、このためには約7.8から10までの
範囲のpHを維持できる緩衝液は全て適している。用い
られる緩衝液は典型的に約0.002Mから0.1 M
までの範囲内の濃度を有する。
好ましいカラム構成で実施する場合に、陰イオン交換樹
脂含有第2カラムに第1カラム(表面積の大きい多孔質
ガラス充てん物を含有)からのTNF含有流出液を負荷
させてから洗浄する。次に、適当な緩衝液中に少なくと
も約0.2M濃度の可溶性金属塩を含む溶液によって、
第2カラムからTNF含有分画を溶離する。適当な可溶
性塩はハロゲン化物、リン酸塩、硫酸塩、酢酸塩、硝酸
塩等の陰イオンの塩がある。安価であり入手が容易であ
ることから、塩化ナトリウムが現在特に好ましい。適当
な緩衝液は溶離液のpHを約7.8から10までの範囲
内に維持できるような緩衝液である。約0.1 Mから
0.5Mまでの範囲内の塩濃度が適切であるが、濃度が
高いと一般に第2カラムからTNFを溶離しやすい。一
般に、高いpH値においてTNFを溶離するには高い塩
濃度が必要であり、低いpH値におけるTNF溶離には
低い塩濃度が適している。実際には、0.OIMIJス
HCt緩衝液(pH8,3)中に塩化ナトリウムを含む
溶液を用いることが好ましい。この溶離は例えば低濃度
(例えば、0.1 M )から高濃度(例えば0.3A
f)−jでの線形勾配で塩化ナトリウムを含む溶離剤ま
たは零から高濃度(例えば0.2M)まで段階的勾配で
塩化す) IJウムを含む溶離剤を用いるような、種々
な方法で実施される。
好ましいカラム構成で実施した場合には、第2カラムか
らの流出液を例えば約280nmにおけるUV吸収を監
視する等の適当な手段によって蛋白質含有液体の溶離に
関して監視することが便利である。蛋白質含有液体が第
2カラムから溶離し始めたならば、この流出液を固定化
色素親和性クロマトグラフィカラムから成る第3カラム
に直接通す。
第2カラムからの蛋白質含有流出液を第3カラムに直接
導入することによって、例えば濃縮、再配合等のような
サンプル修正を行う必要は回避される。
「固定化色素親和性クロマトグラフィカラム」なる用語
は、この明細書で用いるかぎり、固定化リガンドとして
一般に用いられる天然基質、補因子またはエフェクター
の代りに合成トリアジン色素を用いた、アフイニテイク
ロマトグラフイの変形である。当業者は本発明の実施に
適した多(の色素リガンドについて充分に知っている。
リガンドの例にはレッド、オレンジ、グリーンおよびブ
ルー色素があり、これらのリガンド成分は下記に示すニ プル−色素 レッド色素 オレンジ色素 グリーン色素 支持体 これらのりガントは例えばシリカ、ガラス、セルロール
、セファロース、セファデックス等のような、多様な支
持体に固定化することができる。
ブルーA色素リガンドはすぐれた結果をもたらすことが
判明しているので、本発明のTNF精製方法に用いる第
3接触段階の接触材料として現在好ましいリガンド(固
体支持体付き)である。
当業者が認識しているように、本発明の実施に用いる固
定化色素親和性材料は陰イオン交換樹脂の流出液を負荷
する前に、適当な緩衝液と一般に平衡化させる。実際に
、固定化色素親和性材料の0.02M)リスHCt(p
H8,3)含有緩衝液による平衡化がこのために有効で
あることが判明しているが、約6.0から8.5までの
範囲内のpHを維持できる緩衝液は全て適している。用
いられる緩衝液は典型的に約0.002Mから0.1M
までの範囲の濃度を有している。
好ましい形式のカラム構成で実施する場合に、第2カラ
ム(陰イオン交換樹脂光てん物含有)から溶離される蛋
白質含有物質の実質的に全てが固定化色素親和性材料を
充てんした第3カラムに負荷される。次に第3カラムを
充分な量の適当な緩衝液によって、約2807L9rL
の範囲にUV吸収を示す物質が本質的に溶離されなくな
るまで洗浄する。このために有用であることが判明した
緩衝液系は0.02M)リス−11Ct (pH8,3
)を含むが、当業者は例えば約6.0から8.5マでの
範囲内のpHを維持しつる緩衝液のような、他の緩衝液
がTNF溶離前の第3カラムの洗浄に適していることを
認識している。用いられる緩衝液は典型的に約0.00
2Mから0.1Mtでの範囲内の濃度を有する。
280?L?7Lにおいて吸収を示す物質の全てが負荷
第3カラムから洗浄されたならば直ちに、任意に高い塩
濃度を有する適当な緩衝液から成る溶離剤によって、カ
ラムからTNF含有液体を溶離する。塩の例には、ノ・
ロゲン化物、リン酸塩、硫酸塩、酢酸塩、硝酸塩、チオ
シアン酸塩等の陰イオンの可溶性塩がある。当業者は用
いるカラムのサイズ、カラムに吸着されたTNF量等の
ような要素に依存して、このような溶離に用いるための
適当な塩濃度を容易に決定することができる。約0.3
MからIM以上壕での範囲内の塩濃度がTNFの溶離に
適している。用いる塩は適当な緩衝液に溶解して、生成
する溶液がTNFの分解を惹起することなく第3カラム
からTNFを脱着させうるようにする。従って、約6.
5から10までのpH範囲の緩衝液が適切である。極度
に高いpHでは、TNFを溶離させるために塩の添加は
殆んど必要ない。例えば、非イオン洗剤のような、第3
カラムからのTNF脱着を促進させる任意の添加試薬を
溶離剤に含めることができる。実際に、0.02Mトリ
スHCl−緩衝液(pH8,3)中に約1,0M塩化ナ
トリウムを含む溶離剤溶液が適していることが判明して
いる。
第3カラムからの流出液を適当な手段で監視して蛋白質
含有分画を確認する、この分画はプールして、好ましく
ない塩を除去するためおよびTNF含有分画を濃縮する
ための他の処理を行うことができる。透析、真空透析、
限外濾過、凍結乾燥、等のような、周知の技術を用いる
ことができる。
本発明とその利点をさらに理解するには、次の非限定的
実施例を参照されたい。
実施例■ 統合的なメタノール反応性TNFコード化発現カセット
を含み、GTS115/pTNF6−5と名づけられた
ピチア パストリスの菌株〔米国農業省北部地方調査セ
ンター(NorthertLRegionalRese
arch Center of the US Dep
arttrbentof Agricxltwse )
  イリノイ州ペオリアから受入れ番号NRRL  Y
−18116によって入手可能)を20 w/v%グリ
セロール上で108 ?/を乾燥細胞重量の定常状態増
殖収率に達するまで増殖させた。30分間の飢餓期間後
に、培養基2000−にメタノール20m1を加えた。
D、O。
とpHが直ちに低下するのが認められた。全体で275
−(217f)のメタノールを培養基に189時間にわ
たって加えた。この期間に19回のメタノール添加が必
要であった。メタノールの殆んど全てが酸化された。
GTS115/pTNF6−5細胞におけるTNF産生
はメタノール条件をシフトした場合に迅速に誘導され、
48時間以内に100XIO’ より大きい飽和値に達
するように思われた。TNFレベルは約189時間実施
されたランの終了壕で一定であった。
100 ?/Lまでのピチア ブイヨンを実施例■に述
べた通りに調製し、使用するまで一20℃に凍結し7た
。解凍した細胞ブイヨンを0. I NNaOHによっ
てpH8に調節し、ウォータージャケラト付きプレンダ
ー内でガラスビーズと共に3〜5分間攪拌することによ
って粉砕し、30,000XGでの15分間の遠心分離
によって澄明化した。
孔度調節ガラス(CPG;表面積−36,4m2/ l
i’、平均孔径−654λ、孔隙率0.91ce/f 
) 60−を含有するカラムに直接塗布した。ピチア蛋
白質の大部分は約カラム5倍量の0.0INIJン酸カ
リウム(pH7,5)によって溶離した。次にTNFを
5%トリエタノールアミン水溶液によって溶離した。C
PGカラムからの蛋白質ピークが出現したときに、CP
Gカラム流出口を樹脂(第四メチルアミンイオン交換基
が結合した孔度500λの非圧縮性シリカの37〜55
ミクロン粒子)60−を含有するアクセルCAccel
l )  Q A陰イオン交換カラムの供給口に連結し
た。次に、CPGカラムを離し、陰イオン交換カラムか
らTNF含有蛋白質ピークの溶離に充分な量の0.02
M)IJス−MC1,(pH8,3)中0.2MNαc
t によってTNFを溶離した。
陰イオン交換カラムから蛋白質ピークが出現しく38) たときに、陰イオン交換カラム流出口を充てん物(ブル
ー色素のトリアジン環へのエーテル結合を介して架橋し
た5%アガロース支持体マトリックスに結合したブルー
色素)201n!、を含有するブルーA色素カラムの供
給口に連結し、約カラム4倍量の0.02M)リス−H
Cl (pH8,3)含有緩衝液によって洗浄した、す
なわち280tLm紫外線吸収物質の全てが溶離するま
で洗浄し、最後に0.02Mトリス−HCl(pH8,
3)中に1. OM NaCLを含有する溶液によって
精製TNFを溶離した。
ピチア パストリスから得られた典型的な精製TNFO
比活性(u/m9)は凍結サンプルに対して2.6X1
07であり、凍結乾燥サンプルに対しては3.0X10
7であると測定された。
第1カラムに最初に負荷したTNFの単位数を基準にし
たTNF収率は78%であった。本発明の方法によって
得られたTNFの純度はクーマシーブリリアントプルー
R(Coomassie Br1lli−ant Bl
ue R)によって染色した5DS−PAGEゲルによ
って約98%であると測定された。精製段階は全て24
時間以内に終了した。
これらの実施例は単に本発明の詳細な説明するだめのも
のであり、本発明の範囲すなわち特許請求の範囲を限定
するように解釈すべきではない。
本発明の本質および精神から逸脱することのない妥当な
変化および改良が請求された特許請求の範囲に含まれる
と考えられる。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)組換え腫瘍壊死因子(TNF)を含む粉砕澄明化
    した発酵ブイヨンから同因子を精製する方法において: (a)表面積の大きい多孔質ガラス材料にTNFを含有
    する粉砕澄明化した発酵ブイヨンを塗布する; (b)段階(α)によつて負荷した表面積の大きい多孔
    質ガラス材料を適当な緩衝液で洗浄する;(c)表面積
    の大きい多孔質ガラス材料から、前記ガラス材料を脱着
    させうるが、段階(d)に使用される陰イオン交換樹脂
    へのTNFの結合に有意に影響しない適当な溶離剤を約
    0.01〜10υ/υ%までの範囲で含有する溶液によ
    つて、第1TNF含有分画を溶離する; (d)段階(c)から得られた第1TNF含有分画を陰
    イオン交換樹脂と接触させる; (e)緩衝液中に塩を含む溶液によつて、前記陰イオン
    交換樹脂から第2TNF含有分画を溶離する、この場合
    前記溶液の塩濃度とpHは前記陰イオン交換樹脂から第
    2TNF含有分画を溶離させるために充分であるが、第
    2 TNF含有分画中のTNFが段階(f)で用いる色素親
    和性材料に結合するのを阻害するには不充分である; (f)前記陰イオン交換樹脂からの第2TNF含有分画
    を固定化色素親和性材料に接触させる;(g)段階(f
    )によつて形成されたTNF含有固定化色素親和性材料
    を適当な緩衝液によつて、約280nmの紫外線吸収を
    示す物質が本質的に溶離されなくなるまで洗浄する;次
    に (h)洗浄したTNF含有固定化色素親和性材料から、
    緩衝液中に充分な濃度の塩を含み、約6.5〜10の範
    囲内のpHを有する溶離剤によつて、精製TNFを溶離
    し、前記色素親和性材料からTNFの分解を惹起するこ
    となく、TNFを脱着させる 各段階から成る方法。
  2. (2)前記発酵ブイヨンが酵母発酵ブイヨンである特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)前記酵母発酵ブイヨンが¥ピチア パストリス¥
    (¥Pichia pastoris¥)種の細胞を含
    有するブイヨンである特許請求の範囲第2項記載の方法
  4. (4)前記¥ピチア パストリス¥種が¥ピチア パス
    トリス¥GTS115−pTNF6−5NRRL Y−
    181 16である特許請求の範囲第3項記載の方 法。
  5. (5)前記表面積の大きい多孔質ガラス材料、前記陰イ
    オン交換樹脂および前記固定化色素親和性材料がそれぞ
    れ、第1カラム、第2カラムおよび第3カラムに含まれ
    る特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の方
    法。
  6. (6)さらに、前記第1カラムを段階(α)の前に適当
    な緩衝液と平衡化させることを含む特許請求の範囲第5
    項記載の方法。
  7. (7)前記表面積の大きい多孔質ガラス材料を洗浄する
    ために段階(b)で用いる前記の適当な緩衝液がpHを
    約6.5から7.5までの範囲に維持しうる緩衝液を含
    む特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれかに記載の方
    法。
  8. (8)さらに、前記第2カラムを段階(d)の前に、p
    Hを約7.8から10までの範囲に維持しうる緩衝液と
    平衡化させることを含む特許請求の範囲第5項記載の方
    法。
  9. (9)前記第2カラムから7.8から10までの範囲内
    のpHを有する付加的な緩衝液を通すことによつて前記
    TNF含有分画を溶離する段階(e)の前に、前記第2
    カラムを約7.8から10までの範囲内のpHに平衡化
    させることをさらに含む特許請求の範囲第5項記載の方
    法。
  10. (10)前記第3カラムを段階(f)の前に、約7.8
    から10までの範囲内のpHを有する緩衝液と平衡化さ
    せることをさらに含む特許請求の範囲第5項記載の方法
  11. (11)前記固定化色素親和性材料を洗浄する前記段階
    (g)のための前記の適当な緩衝液が約7.8から10
    までの範囲のpHを有する緩衝液を含む特許請求の範囲
    第1項〜第10項のいずれかに記載の方法。
  12. (12)(i)粉砕後pHが約6から8までの範囲内で
    あるように充分に高いpHに調節した発酵ブイヨンの細
    胞を粉砕する;および (ii)粉砕した細胞を澄明化する 各段階によつて、前記粉砕澄明化発酵ブイヨンを製造す
    る特許請求の範囲第1項〜第11項のいずれかに記載の
    方法。
  13. (13)前記の表面積の大きい多孔質ガラスビーズ充て
    ん物が約300〜3000オングストロームの範囲内の
    均一サイズの相互連絡孔が分布した高シリカガラスの多
    孔質顆粒から成る特許請求の範囲第1項〜第12項のい
    ずれかに記載の方法。
  14. (14)前記陰イオン交換樹脂が第四アンモニウム型の
    強陰イオン交換樹脂である特許請求の範囲第1項〜第1
    3項のいずれかに記載の方法。
  15. (15)前記固定化色素親和性材料が支持体付き色素を
    含み、前記色素が レッド色素 オレンジ色素 グリーン色素および ブルー色素 から成る群から選択したものである特許請求の範囲第1
    項〜第14項のいずれかに記載の方法。
  16. (16)前記の適当な緩衝液が0.01Mリン酸カリウ
    ム(pH7.5)を含む特許請求の範囲第7項記載の方
    法。
  17. (17)前記平衡化に0.02Mトリス−HCl(pH
    8.3)を含む緩衝液を用いる特許請求の範囲第8項記
    載の方法。
  18. (18)前記平衡化に0.02Mトリス−HCl(pH
    8.3)を含む緩衝液を用いる特許請求の範囲第10項
    記載の方法。
  19. (19)前記の適当な緩衝液が0.02MトリスHCl
    (pH8.3)を含む特許請求の範囲第11項記載の方
    法。
  20. (20)段階(c)で用いる前記の適当な溶離剤が(1
    )式; CR_2X(CRX)_nCR_2X 〔式中n=0、1または2;各Rは独立的にHまたはメ
    チルであり;XはヒドロキシルまたはRであるが、少な
    くとも1個のXはヒドロキシルである〕 で示される化合物 (ii)式: NR′_xH_3_−_2 〔式中、x=1、2または3;各R′は独立的にC_1
    〜C_6アルキルまたはC_1〜C_6シクロアルキル
    基から選択するが、各R′は任意に1個以上のヒドロキ
    シ基を含有する〕 で示される化合物;および (iii)約8から11までの範囲内のpHを有する緩
    衝化溶液を形成しうる化合物の組合わせ から成る群から選択した少なくとも1種類の溶離剤であ
    る特許請求の範囲第1項〜第19項のいずれかに記載の
    方法。
  21. (21)前記溶離剤が、 エチレングリコール、 グリセロール、 プロピレングリコール、 エチルアミン、 プロピルアミン、 ブチルアミン、 トリエチルアミン、 エタノールアミンおよび トリエタノールアミン から成る群から選択した少なくとも1種類の溶離剤であ
    る特許請求の範囲第20項記載の方法。
  22. (22)段階(e)で用いる、緩衝液中の塩から成る前
    記溶液が約7.8から10までの範囲内のpHを有する
    緩衝液に溶解した、 ハロゲン化物 リン酸塩 硫酸塩 酢酸塩および 硝酸塩 から成る塩の群から選択した、少なくとも約0.2M濃
    度の可溶な金属塩から成る特許請求の範囲第1項〜第2
    1項のいずれかに記載の方法。
  23. (23)段階(h)に用いる前記溶離剤が次の陰イオン
    の可溶な塩: ハロゲン化物 リン酸塩 硫酸塩 酢酸塩 硝酸塩および チオシアン酸塩 から成る群から選択した、少なくとも0.3M濃度の塩
    を含む特許請求の範囲第1項〜第22項のいずれかに記
    載の方法。
  24. (24)第1カラムからの流出液の監視が同流出液中の
    蛋白質の存在を検出した場合には、前記第1カラムから
    のTNF含有分画を第2カラムに直接供給し、前記第2
    カラムの流出液の監視が同流出液中の蛋白質の存在を検
    出した場合には、前記第2カラムからのTNF含有分画
    を直接第3カラムに供給する特許請求の範囲第5項記載
    の方法。
  25. (25)粉砕澄明化発酵ブイヨンから組換え腫瘍壊死因
    子(TNF)を精製する方法において: (a)表面積の大きい多孔質ガラスビーズ充てん物含有
    第1カラムに粉砕澄明化発酵ブイヨンを塗布する; (b)段階(a)によつて負荷した第1カラムをpH約
    7.5の0.01Mリン酸カリウムを含む少なくともカ
    ラムの3倍量の緩衝液によつて洗浄する; (c)約0.01〜10υ/υ%の範囲でトリエタノー
    ルアミンを含有する溶液によつて、前記第1カラムから
    第1TNF含有分画を溶離する;(d)第1カラムから
    の第2流出液の監視が同流出液が蛋白質を含むことを検
    出した場合には、前記第1カラムからのTNF含有分画
    を陰イオン交換樹脂含有第2カラムに通す; (e)少なくとも1カラム量の0.02MトリスHCl
    (PH8.3)を前記第2カラムに通すことによつて前
    記第2カラムをpH8.3に平衡化させる; (f)0.01Mトリス−HCl(PH8.3)緩衝液
    中に0.1M−0.3MNaClを含む溶液によつて前
    記第2カラムから第2TNF含有分画を溶離する; (g)第2カラムからの流出液の監視が同流出液が蛋白
    質を含むことを検出した場合には、前記第2カラムから
    のTNF含有分画を固定化色素親和性クロマトグラフィ
    カラムから成る第3カラムに通す;および (h)約280nmのUV吸収を示す物質が本質的に溶
    離されなくなるまで、前記第3カラムを適当な緩衝液に
    よつて洗浄する;および (i)0.02MトリスHCl緩衝液(pH8.3)中
    に1.0MNaClを含む溶離剤によつて精製TNFを
    溶離する 各段階から成る方法。
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