JPS6310334Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310334Y2 JPS6310334Y2 JP5413882U JP5413882U JPS6310334Y2 JP S6310334 Y2 JPS6310334 Y2 JP S6310334Y2 JP 5413882 U JP5413882 U JP 5413882U JP 5413882 U JP5413882 U JP 5413882U JP S6310334 Y2 JPS6310334 Y2 JP S6310334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- trim
- duct
- plate
- intake port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 4
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、サイドデフロスタ機能を有する自動
車用ドアトリム構造に関する。
車用ドアトリム構造に関する。
従来のこの種のドアトリム構造としては、第1
図に示すものがある。第1図は日産自動車(株)が昭
和55年9月に発行したサービス周報第428号(LP
−1)第302頁に記載されたドアトリム1を示し、
このドアトリム1は、ドア2のインナパネル3の
室内側に配されて、インナパネル3を覆つてなる
トリム板4に、インストルメントパネル5のサイ
ドウインドデフロスタ排気口6に連通可能な吸気
口7が開設されている。
図に示すものがある。第1図は日産自動車(株)が昭
和55年9月に発行したサービス周報第428号(LP
−1)第302頁に記載されたドアトリム1を示し、
このドアトリム1は、ドア2のインナパネル3の
室内側に配されて、インナパネル3を覆つてなる
トリム板4に、インストルメントパネル5のサイ
ドウインドデフロスタ排気口6に連通可能な吸気
口7が開設されている。
かかる構成によれば、ドア2を閉じて、サイド
ウインドデフロスタスイツチ(図示省略)をオン
(ON)にすると、インストルメントパネル5の
中央に設けられた空調ユニツトからダクト(いず
れも図示省略)を介して、空気Aが排気口6より
ドアトリム1の吸気口7に導かれ、ドアトリム1
内のダクト(図示省略)を介して、ウエスト部8
の吹出口9より、サイドウインドガラス10に向
いて、空気が吐出されるように構成されている。
ウインドデフロスタスイツチ(図示省略)をオン
(ON)にすると、インストルメントパネル5の
中央に設けられた空調ユニツトからダクト(いず
れも図示省略)を介して、空気Aが排気口6より
ドアトリム1の吸気口7に導かれ、ドアトリム1
内のダクト(図示省略)を介して、ウエスト部8
の吹出口9より、サイドウインドガラス10に向
いて、空気が吐出されるように構成されている。
ところが、排気口6には、伸縮自在なグロメツ
ト11が設けられていて、ドア2を閉じるだけ
で、吸気口7に水密的に連通するために、吸気口
7が常開状態であり、ドア2を開成しているとき
にドアトリム1内が、吸気口7より露出されてい
る。ドアトリム1内にはダクトや、ハーネスが設
けられている場合があり、かかる場合は、ハーネ
スやダクトが吸気口7から露出するおそれがあ
り、ハーネスやダクトは内蔵物というイメージが
あるので、これらがドア2開成時に見えないよう
にすることで商品性の向上が望まれていた。
ト11が設けられていて、ドア2を閉じるだけ
で、吸気口7に水密的に連通するために、吸気口
7が常開状態であり、ドア2を開成しているとき
にドアトリム1内が、吸気口7より露出されてい
る。ドアトリム1内にはダクトや、ハーネスが設
けられている場合があり、かかる場合は、ハーネ
スやダクトが吸気口7から露出するおそれがあ
り、ハーネスやダクトは内蔵物というイメージが
あるので、これらがドア2開成時に見えないよう
にすることで商品性の向上が望まれていた。
本考案は、かかる要望により提案されたもの
で、ドアを開成しているときにはドアトリムの吸
気口は閉成され、ドアを閉成している時には、イ
ンストルメントパネルの排気口に連通するよう吸
気口が開成されているドアトリム構造である。
で、ドアを開成しているときにはドアトリムの吸
気口は閉成され、ドアを閉成している時には、イ
ンストルメントパネルの排気口に連通するよう吸
気口が開成されているドアトリム構造である。
次に第2図以下の図面を用いて、本考案の一実
施例の構造について説明する。第1図に示す部材
と同一又は均等の部材は同一符号を付し、重複す
る説明を省略する。
施例の構造について説明する。第1図に示す部材
と同一又は均等の部材は同一符号を付し、重複す
る説明を省略する。
図中、20は、トリム板4に設けられたダクト
ハウジングで、該ダクトハウジング20の開口2
1の係合孔20aには、ダクトプレート22の突
起22aが係止されて開口21を覆つている。2
3はダクトプレート22に形成された開口24を
覆うようダクトプレート22の第1ピン25に回
転自在に貫通孔23aが軸支されたシヤツタープ
レートである。26は前記第1ピン25に巻装さ
れ、一端26aがシヤツタープレート23の凹部
23bに、他端26bが、ダクトプレート22の
第2ピン27に係合されて、シヤツタープレート
23をダクトプレート22のストツパー用突起2
8に圧接するよう付勢したスプリングである。2
9は、シヤツタープレート23の第3ピン30に
後端部29aの貫通孔29bに軸支され且つトリ
ム板4の切欠き31に摺動自在とされたスライド
ロツドで、該スライドロツド29は、ドア2を閉
じたとき車体、たとえばフロントピラー32のガ
ーニツシユトリム33に前端部29cが圧接可能
なるよう突出されている。ガーニツシユトリム3
3の内側にはフロントピラー32のインナパネル
34とアウタパネル35との両フランジ34a,
35aに係止したリブ33aが突設されている。
又、36は、前記ダクトハウジング20に形成さ
れた空気吹出用切欠きである。20bはトリム板
4にビス、リベツトなどの固持具(図示省略)で
ダクトハウジング20を固持するための下穴であ
る。
ハウジングで、該ダクトハウジング20の開口2
1の係合孔20aには、ダクトプレート22の突
起22aが係止されて開口21を覆つている。2
3はダクトプレート22に形成された開口24を
覆うようダクトプレート22の第1ピン25に回
転自在に貫通孔23aが軸支されたシヤツタープ
レートである。26は前記第1ピン25に巻装さ
れ、一端26aがシヤツタープレート23の凹部
23bに、他端26bが、ダクトプレート22の
第2ピン27に係合されて、シヤツタープレート
23をダクトプレート22のストツパー用突起2
8に圧接するよう付勢したスプリングである。2
9は、シヤツタープレート23の第3ピン30に
後端部29aの貫通孔29bに軸支され且つトリ
ム板4の切欠き31に摺動自在とされたスライド
ロツドで、該スライドロツド29は、ドア2を閉
じたとき車体、たとえばフロントピラー32のガ
ーニツシユトリム33に前端部29cが圧接可能
なるよう突出されている。ガーニツシユトリム3
3の内側にはフロントピラー32のインナパネル
34とアウタパネル35との両フランジ34a,
35aに係止したリブ33aが突設されている。
又、36は、前記ダクトハウジング20に形成さ
れた空気吹出用切欠きである。20bはトリム板
4にビス、リベツトなどの固持具(図示省略)で
ダクトハウジング20を固持するための下穴であ
る。
本考案はかかる構成よりなるから、次に作用を
説明する。
説明する。
第7図に示すように、ドア2を開成すると、ス
ライドロツド29の前端部29cに当接していた
ガーニツシユトリム33と前端部29cとが離れ
るので、スプリング26による付勢力で、第1ピ
ン25によつて軸支されたシヤツタープレート2
3が回転して、ダクトプレート22の開口24を
閉じることになる。このとき、第3ピン30を介
してシヤツタープレート23に軸支されたスライ
ドロツド29は、シヤツタープレート23の回転
にともない前側(第2図の左側)へ移動し、ドア
2より前端部29cが突出することになる。
ライドロツド29の前端部29cに当接していた
ガーニツシユトリム33と前端部29cとが離れ
るので、スプリング26による付勢力で、第1ピ
ン25によつて軸支されたシヤツタープレート2
3が回転して、ダクトプレート22の開口24を
閉じることになる。このとき、第3ピン30を介
してシヤツタープレート23に軸支されたスライ
ドロツド29は、シヤツタープレート23の回転
にともない前側(第2図の左側)へ移動し、ドア
2より前端部29cが突出することになる。
このため、トリム板4の吸気口7も閉じられ
る。
る。
次に第8図に示すように、ドア2を閉成すると
スライドロツド29の前端部29cがガーニツシ
ユトリム33にぶつかり、スライドロツド29は
後方に押されるので、第3ピン30を介してシヤ
ツタープレート23が回転され開口24が再び開
成することになる。
スライドロツド29の前端部29cがガーニツシ
ユトリム33にぶつかり、スライドロツド29は
後方に押されるので、第3ピン30を介してシヤ
ツタープレート23が回転され開口24が再び開
成することになる。
以上説明してきたように、この考案によれば、
ドアを開成している時、サイドウインドデフロス
タ排気口に連通可能なドアの吸気口がシヤツター
プレートで閉じられているので、吸気口よりドア
トリム内が露出されず、商品性が著しく向上する
という効果を有する。
ドアを開成している時、サイドウインドデフロス
タ排気口に連通可能なドアの吸気口がシヤツター
プレートで閉じられているので、吸気口よりドア
トリム内が露出されず、商品性が著しく向上する
という効果を有する。
第1図は従来のドアトリムのサイドウインドデ
フロスタ構造を示す説明図、第2図は本考案の一
実施例に係るドアトリムの要部拡大説明図、第3
図および第4図は夫々第2図の−線および
−線断面説明図、第5図は本考案のダクトハウ
ジングなど、サイドウインドデフロスタの分解斜
視説明図、第6図は、第5図のサイドウインドデ
フロスタをトリム板に組立てた斜視説明図、第7
図および第8図は本考案の作用説明図である。 1……ドアトリム、2……ドア、3……ドアイ
ンナパネル、4……トリム板、5……インストル
メントパネル、6……サイドウインドデフロスタ
排気口、7……吸気口、23……シヤツタープレ
ート。
フロスタ構造を示す説明図、第2図は本考案の一
実施例に係るドアトリムの要部拡大説明図、第3
図および第4図は夫々第2図の−線および
−線断面説明図、第5図は本考案のダクトハウ
ジングなど、サイドウインドデフロスタの分解斜
視説明図、第6図は、第5図のサイドウインドデ
フロスタをトリム板に組立てた斜視説明図、第7
図および第8図は本考案の作用説明図である。 1……ドアトリム、2……ドア、3……ドアイ
ンナパネル、4……トリム板、5……インストル
メントパネル、6……サイドウインドデフロスタ
排気口、7……吸気口、23……シヤツタープレ
ート。
Claims (1)
- ドアインナパネルの室内側に配されて、ドアイ
ンナパネルを覆つてなるトリム板に、インストル
メントパネルのサイドウインドデフロスタ排気口
に連通可能な吸気口が開設され、該トリム板に配
設されたダクトハウジングの開口を前記吸気口に
対向するように配すると共に、該ダクトハウジン
グの開口にはドアが開成すると車体から離れたス
ライドロツドにより閉じ、ドアが閉成すると車体
に衝接したスライドロツドにより開成するシヤツ
タープレートを配設したことを特徴とする自動車
用ドアトリム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5413882U JPS58157714U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 自動車用ドアトリム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5413882U JPS58157714U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 自動車用ドアトリム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58157714U JPS58157714U (ja) | 1983-10-21 |
JPS6310334Y2 true JPS6310334Y2 (ja) | 1988-03-28 |
Family
ID=30064771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5413882U Granted JPS58157714U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 自動車用ドアトリム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58157714U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341933Y2 (ja) * | 1985-03-29 | 1991-09-03 | ||
JP2005280531A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Toyota Boshoku Corp | 車輌用空気通路システム |
JP7139919B2 (ja) * | 2018-12-03 | 2022-09-21 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用空調装置 |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP5413882U patent/JPS58157714U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58157714U (ja) | 1983-10-21 |
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