JPS6310173Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310173Y2 JPS6310173Y2 JP11964183U JP11964183U JPS6310173Y2 JP S6310173 Y2 JPS6310173 Y2 JP S6310173Y2 JP 11964183 U JP11964183 U JP 11964183U JP 11964183 U JP11964183 U JP 11964183U JP S6310173 Y2 JPS6310173 Y2 JP S6310173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flare
- nut
- pipe
- set screw
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はパイプの端部にフレアを成形するフレ
ア工具に関するものである。
ア工具に関するものである。
(従来技術)
各種配管工事現場等においてパイプの端縁に接
続金具を取付けるためのフレアを成形する工具と
しては、パイプの端縁に円錐状の成形部材を押当
てつつハンドルにより回転させてパイプの端縁を
円錐状に拡開させるものが知られているが、この
種の従来のフレア工具は円錐状のフレアしか成形
できず、平面状のフレアを成形するには大がかり
な専用機械に依らざるを得ない問題があつた。
続金具を取付けるためのフレアを成形する工具と
しては、パイプの端縁に円錐状の成形部材を押当
てつつハンドルにより回転させてパイプの端縁を
円錐状に拡開させるものが知られているが、この
種の従来のフレア工具は円錐状のフレアしか成形
できず、平面状のフレアを成形するには大がかり
な専用機械に依らざるを得ない問題があつた。
(考案の目的)
本考案は前記のような問題点を解決して平面状
のフレアをパイプの端縁に容易に成形することが
できる小型のフレア工具を目的として完成された
ものである。
のフレアをパイプの端縁に容易に成形することが
できる小型のフレア工具を目的として完成された
ものである。
(考案の構成)
本考案は下方部をパイプ保持部とした門型の本
体の頂部中央にハンドル付きの押ねじを回動自在
に設けて該押ねじには前記本体の内側に設けた回
転防止用のキイと係合しつつ昇降動するナツトを
螺合させ、さらに、該押ねじの下端にはパイプの
端縁を内側から拡げるつば出し部とつば出しされ
た端縁を上面から押圧するフレア部とを設けたフ
レア部材を枢着したことを特徴とするものであ
る。
体の頂部中央にハンドル付きの押ねじを回動自在
に設けて該押ねじには前記本体の内側に設けた回
転防止用のキイと係合しつつ昇降動するナツトを
螺合させ、さらに、該押ねじの下端にはパイプの
端縁を内側から拡げるつば出し部とつば出しされ
た端縁を上面から押圧するフレア部とを設けたフ
レア部材を枢着したことを特徴とするものであ
る。
(実施例)
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すると、1は下方部をパイプ保持部2とした門
型の本体であつて、該本体1の外側には把手3が
張設され、また、パイプ保持部2には門型の本体
1の下端を結ぶ固定腕4と、該固定腕4の一端に
ピン5をもつて開閉自在に枢着された揺動腕6と
が設けられている。固定腕4及び揺動腕6は内側
にパイプ50を保持する円弧状の切欠部7,7′
を有し、また、揺動腕6の他端には揺動腕6の先
端を固定腕4に向つて締付けるための締付部材と
して蝶ボルト9が装着されていてパイプ50をこ
れらの切欠部7,7′内に嵌入させたうえ蝶ボル
ト9を締付ければ、パイプ50は本体1の下方部
のパイプ保持部2に強固に保持されるようになつ
ている。さらに、本体1の頂部中央には上端にハ
ンドル10を備えた押ねじ11が回動自在に設け
られている。また、押ねじ11の上方部には環状
の凹溝12が形成され、本体1には該凹溝12に
嵌入するピン13が突設されているので、押ねじ
11は回動自在であるが上下方向に移動すること
はない。そして、この押ねじ11の下半部に形成
されたねじ部14にはナツト15が螺合されてお
り、該ナツト15は門型の本体1の内側の上半部
分にのみ形成された回転防止用のキイ16と係合
するキイ溝17を有しており、押ねじ11を回転
させるとナツト15は本体1の内部を昇降動する
が、一定位置まで下降すると回転防止用のキイ1
6との係合が外れるのでそれ以上は下降すること
がなく、その場で押ねじ11とともに空転するの
みとなる。なお、本体1の内側の回転防止用のキ
イ16の下方にはナツト15のキイ溝17と弾性
的に係合するスプリングピン18が設けられてい
る。さらに、押ねじ11の下端には水平ピン19
をもつてフレア部材20が枢着されており、該フ
レア部材20はその上方の突起21をナツト15
の下面に押圧されてナツト15の昇降動につれ
て、水平ピン19を中心として上下に傾動するこ
ととなる。フレア部材20の下面には第6図に示
すように傾斜状態においてパイプ50の端縁内に
挿入され、フレア部材20が次第に水平に向かう
よう傾動されたとき該端縁を内側から拡げる円弧
状のつば出し部23と、つば出しされた端縁を上
面からさらに押圧して平面状とする直線状のフレ
ア部24とが水平ピン19を挾んで左右両側に設
けられている。なお、22はフレア部材20を水
平状態から傾斜状態へ復帰させるためにナツト1
5内に埋設されてフレア部材20の上部突出部2
5を押圧するスプリングピンである。
明すると、1は下方部をパイプ保持部2とした門
型の本体であつて、該本体1の外側には把手3が
張設され、また、パイプ保持部2には門型の本体
1の下端を結ぶ固定腕4と、該固定腕4の一端に
ピン5をもつて開閉自在に枢着された揺動腕6と
が設けられている。固定腕4及び揺動腕6は内側
にパイプ50を保持する円弧状の切欠部7,7′
を有し、また、揺動腕6の他端には揺動腕6の先
端を固定腕4に向つて締付けるための締付部材と
して蝶ボルト9が装着されていてパイプ50をこ
れらの切欠部7,7′内に嵌入させたうえ蝶ボル
ト9を締付ければ、パイプ50は本体1の下方部
のパイプ保持部2に強固に保持されるようになつ
ている。さらに、本体1の頂部中央には上端にハ
ンドル10を備えた押ねじ11が回動自在に設け
られている。また、押ねじ11の上方部には環状
の凹溝12が形成され、本体1には該凹溝12に
嵌入するピン13が突設されているので、押ねじ
11は回動自在であるが上下方向に移動すること
はない。そして、この押ねじ11の下半部に形成
されたねじ部14にはナツト15が螺合されてお
り、該ナツト15は門型の本体1の内側の上半部
分にのみ形成された回転防止用のキイ16と係合
するキイ溝17を有しており、押ねじ11を回転
させるとナツト15は本体1の内部を昇降動する
が、一定位置まで下降すると回転防止用のキイ1
6との係合が外れるのでそれ以上は下降すること
がなく、その場で押ねじ11とともに空転するの
みとなる。なお、本体1の内側の回転防止用のキ
イ16の下方にはナツト15のキイ溝17と弾性
的に係合するスプリングピン18が設けられてい
る。さらに、押ねじ11の下端には水平ピン19
をもつてフレア部材20が枢着されており、該フ
レア部材20はその上方の突起21をナツト15
の下面に押圧されてナツト15の昇降動につれ
て、水平ピン19を中心として上下に傾動するこ
ととなる。フレア部材20の下面には第6図に示
すように傾斜状態においてパイプ50の端縁内に
挿入され、フレア部材20が次第に水平に向かう
よう傾動されたとき該端縁を内側から拡げる円弧
状のつば出し部23と、つば出しされた端縁を上
面からさらに押圧して平面状とする直線状のフレ
ア部24とが水平ピン19を挾んで左右両側に設
けられている。なお、22はフレア部材20を水
平状態から傾斜状態へ復帰させるためにナツト1
5内に埋設されてフレア部材20の上部突出部2
5を押圧するスプリングピンである。
このように構成されたものは、門型の本体1の
下方部のパイプ保持部2にパイプ50を保持さ
せ、本体1の頂部中央に設けられたハンドル10
付きの押ねじ11を回転させれば、該押ねじ11
に螺合され本体1内部の回転防止用のキイ16と
係合しつつ押ねじ11の回転につれて本体1内部
を昇降動するナツト15は次第に下方へ移動し、
その下面によつて押ねじ11の下端に枢着された
フレア部材20を傾斜状態から水平状態に向つて
徐々に傾動させる。また、これと同時にフレア部
材20は押ねじ11とともに水平面内で回転する
ので、フレア部材20の下面に設けられたつば出
し部23はパイプ50の周面に沿つて回転しつつ
その端縁を第6図の右側に示すように徐々に拡げ
てつば出しを行ない、さらに、ナツト15を下降
させるとフレア部材20のフレア部24がつば出
しされたパイプ50の端縁を第6図の左側のよう
に上面から押圧して平面状に成形する。なお、前
述したように回転防止用のキイ16を本体1の内
側の上半部分にのみ形成しておけば、フレア部材
20が水平位置まで傾動されたときにはナツト1
5と回転防止用のキイ16との係合が外れ、ナツ
ト15は同一位置まで空転して下降を停止するか
らフレア部材20は同一位置で回転してパイプ5
0の端縁を完全に平面状にフレア成形することが
できる。このようにしてフレア成形が完了すれ
ば、蝶ボルト9を緩めて揺動腕6を開き、パイプ
50を取出した後にハンドル10及び押ねじ11
を逆回転させる。フレア成形完了時にはナツト1
5は回転防止用のキイ16から外れているので、
押ねじ11とともにナツト15も逆回転するが、
ナツト15が360゜回転するまでに前述のスプリン
グピン18がナツト15のキイ溝17に弾性的に
嵌入してその空転を防止するので、さらに、押ね
じ11を逆転させればナツト15は次第に上昇し
て第1図の状態に復帰する。なお、このときフレ
ア部材20は上部突出部25をスプリングピン2
2に押圧されて、再び傾斜位置に復帰するもので
ある。なお、上記の実施例ではフレア部材20は
一体成形品を用いたが、第5図に示すようにフレ
ア部24に円筒状のコロ26を設け、パイプ50
の端縁をこのコロ26が押圧するようにしてより
美しいフレアを成形できるようにしてもよく、ま
た、フレア部材20の形状を変化させることによ
り平面状のフレアのみならず円錐状のフレアをも
成形することができる。
下方部のパイプ保持部2にパイプ50を保持さ
せ、本体1の頂部中央に設けられたハンドル10
付きの押ねじ11を回転させれば、該押ねじ11
に螺合され本体1内部の回転防止用のキイ16と
係合しつつ押ねじ11の回転につれて本体1内部
を昇降動するナツト15は次第に下方へ移動し、
その下面によつて押ねじ11の下端に枢着された
フレア部材20を傾斜状態から水平状態に向つて
徐々に傾動させる。また、これと同時にフレア部
材20は押ねじ11とともに水平面内で回転する
ので、フレア部材20の下面に設けられたつば出
し部23はパイプ50の周面に沿つて回転しつつ
その端縁を第6図の右側に示すように徐々に拡げ
てつば出しを行ない、さらに、ナツト15を下降
させるとフレア部材20のフレア部24がつば出
しされたパイプ50の端縁を第6図の左側のよう
に上面から押圧して平面状に成形する。なお、前
述したように回転防止用のキイ16を本体1の内
側の上半部分にのみ形成しておけば、フレア部材
20が水平位置まで傾動されたときにはナツト1
5と回転防止用のキイ16との係合が外れ、ナツ
ト15は同一位置まで空転して下降を停止するか
らフレア部材20は同一位置で回転してパイプ5
0の端縁を完全に平面状にフレア成形することが
できる。このようにしてフレア成形が完了すれ
ば、蝶ボルト9を緩めて揺動腕6を開き、パイプ
50を取出した後にハンドル10及び押ねじ11
を逆回転させる。フレア成形完了時にはナツト1
5は回転防止用のキイ16から外れているので、
押ねじ11とともにナツト15も逆回転するが、
ナツト15が360゜回転するまでに前述のスプリン
グピン18がナツト15のキイ溝17に弾性的に
嵌入してその空転を防止するので、さらに、押ね
じ11を逆転させればナツト15は次第に上昇し
て第1図の状態に復帰する。なお、このときフレ
ア部材20は上部突出部25をスプリングピン2
2に押圧されて、再び傾斜位置に復帰するもので
ある。なお、上記の実施例ではフレア部材20は
一体成形品を用いたが、第5図に示すようにフレ
ア部24に円筒状のコロ26を設け、パイプ50
の端縁をこのコロ26が押圧するようにしてより
美しいフレアを成形できるようにしてもよく、ま
た、フレア部材20の形状を変化させることによ
り平面状のフレアのみならず円錐状のフレアをも
成形することができる。
(考案の効果)
本考案は以上の説明からも明らかなように、小
型の工具によりパイプの端縁に平面状のフレアを
容易に成形することができるもので、従来のこの
種工具の問題点を解決したフレア工具として実用
的価値極めて大なものである。
型の工具によりパイプの端縁に平面状のフレアを
容易に成形することができるもので、従来のこの
種工具の問題点を解決したフレア工具として実用
的価値極めて大なものである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は同じく一部切欠側面図、第3図は同
じく一部切欠平面図、第4図は同じく一部切欠底
面図、第5図はフレア部材の他の実施例を示す一
部切欠斜視図、第6図はフレア成形工程を説明す
る要部の一部切欠正面図である。 1:本体、2:パイプ保持部、10:ハンド
ル、11:押ねじ、15:ナツト、16:回転防
止用のキイ、20:フレア部材、23:つば出し
部、24:フレア部、50:パイプ。
図、第2図は同じく一部切欠側面図、第3図は同
じく一部切欠平面図、第4図は同じく一部切欠底
面図、第5図はフレア部材の他の実施例を示す一
部切欠斜視図、第6図はフレア成形工程を説明す
る要部の一部切欠正面図である。 1:本体、2:パイプ保持部、10:ハンド
ル、11:押ねじ、15:ナツト、16:回転防
止用のキイ、20:フレア部材、23:つば出し
部、24:フレア部、50:パイプ。
Claims (1)
- 下方部をパイプ保持部2とした門型の本体1の
頂部中央にハンドル10付きの押ねじ11を回動
自在に設けて該押ねじ11には前記本体1の内側
に設けた回転防止用のキイ16と係合しつつ昇降
動するナツト15を螺合させ、さらに、該押ねじ
11の下端にはパイプの端縁を内側から拡げるつ
ば出し部23とつば出しされた端縁を上面から押
圧するフレア部24とを設けたフレア部材20を
枢着したことを特徴とするフレア工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11964183U JPS6028916U (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | フレア工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11964183U JPS6028916U (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | フレア工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6028916U JPS6028916U (ja) | 1985-02-27 |
JPS6310173Y2 true JPS6310173Y2 (ja) | 1988-03-25 |
Family
ID=30274495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11964183U Granted JPS6028916U (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | フレア工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028916U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011099476A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Hatano Seisakusho:Kk | 管体への接続金具取付用治具 |
-
1983
- 1983-07-30 JP JP11964183U patent/JPS6028916U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011099476A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Hatano Seisakusho:Kk | 管体への接続金具取付用治具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6028916U (ja) | 1985-02-27 |
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