JPS629502B2 - - Google Patents
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- JPS629502B2 JPS629502B2 JP6929681A JP6929681A JPS629502B2 JP S629502 B2 JPS629502 B2 JP S629502B2 JP 6929681 A JP6929681 A JP 6929681A JP 6929681 A JP6929681 A JP 6929681A JP S629502 B2 JPS629502 B2 JP S629502B2
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- small
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H31/00—Pile receivers
- B65H31/32—Auxiliary devices for receiving articles during removal of a completed pile
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H31/00—Pile receivers
- B65H31/30—Arrangements for removing completed piles
- B65H31/3054—Arrangements for removing completed piles by moving the surface supporting the lowermost article of the pile, e.g. by using belts or rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/30—Orientation, displacement, position of the handled material
- B65H2301/33—Modifying, selecting, changing orientation
- B65H2301/332—Turning, overturning
- B65H2301/3322—Turning, overturning according to a determined angle
- B65H2301/33224—180°
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/42—Piling, depiling, handling piles
- B65H2301/421—Forming a pile
- B65H2301/4211—Forming a pile of articles alternatively overturned, or swivelled from a certain angle
- B65H2301/42112—Forming a pile of articles alternatively overturned, or swivelled from a certain angle swivelled from 180°
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2402/00—Constructional details of the handling apparatus
- B65H2402/30—Supports; Subassemblies; Mountings thereof
- B65H2402/35—Supports; Subassemblies; Mountings thereof rotating around an axis
- B65H2402/351—Turntables
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forming Counted Batches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印刷機に関し、そして印刷機によつて
印刷された紙の折帖のその後の処理に関し、特に
紙の折帖を自動的に集積したり結束したりする自
動処理装置に関するものである。
印刷された紙の折帖のその後の処理に関し、特に
紙の折帖を自動的に集積したり結束したりする自
動処理装置に関するものである。
印刷された紙は、その最終的用途が印刷物の種
類によつていろいろ異るにしろ、中間的な段階と
しては、普通積み重ねて小束として集積され、又
はさらに小束が積み重ねられそしてコマ返しさ
れ、大束として集積され、そしてそれが結束され
るように処理され、次の段階の処理のために排出
され運搬される。この中間的な段階としての印刷
紙の処理が本発明に於て関連するところである。
類によつていろいろ異るにしろ、中間的な段階と
しては、普通積み重ねて小束として集積され、又
はさらに小束が積み重ねられそしてコマ返しさ
れ、大束として集積され、そしてそれが結束され
るように処理され、次の段階の処理のために排出
され運搬される。この中間的な段階としての印刷
紙の処理が本発明に於て関連するところである。
印刷物の自動的な処理の装置としては従来か
ら、種々のものが考案され又実用に供されてい
る。たとえば折帖の集積装置、コマ返し装置、又
は折帖の集積体へのあて板供給装置、又は折帖を
集積しあて板を供給し結束するための組合された
装置などがある。しかしながらこれら従来装置は
夫々何らかの欠点を含んでいたし、又は機能的に
融通性に乏しいなどの不便な点を含んでいた。そ
れで本発明は折帖を集積し、結束するための組合
された装置で、従来のものにあつた欠点を除き、
又機能的には改良された融通性を有する印刷物自
動処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
ら、種々のものが考案され又実用に供されてい
る。たとえば折帖の集積装置、コマ返し装置、又
は折帖の集積体へのあて板供給装置、又は折帖を
集積しあて板を供給し結束するための組合された
装置などがある。しかしながらこれら従来装置は
夫々何らかの欠点を含んでいたし、又は機能的に
融通性に乏しいなどの不便な点を含んでいた。そ
れで本発明は折帖を集積し、結束するための組合
された装置で、従来のものにあつた欠点を除き、
又機能的には改良された融通性を有する印刷物自
動処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
以下に本発明をその実施例について説明する。
第1図は本発明の印刷物自動処理装置の一実施
例の概略式の側面図である。10は該自動処理装
置全体を示す。11は印刷機の折機の折帖排出部
であり、それに続いて折帖を水平姿勢で排出する
ための折帖搬送部12がある。該折帖搬送部は1
3と14の2個の無端搬送ベルト(チエン式又は
ベルト式の何れでも良い)の組合せ、及び該搬送
ベルトを駆動するためのドラム、ローラー、原動
機を含んで構成されて居り、該2個の搬送ベルト
は部分的には重なつて居り、この間に折帖15を
挾持して進行し、二重部分の末端で折帖を水平姿
勢で排出し、次の折帖の集積工程に送る。16は
折帖搬送部12の入口付近に設けられた折帖仕分
け装置で、セギリと称するL字形の部材17とそ
れを揺動式に作動するように支持する軸18、お
よび該軸を介してL字形部材17を作動するため
のセギリ作動用マグネツト19を含んで構成され
ている(第2図)。セギリ17は折機側に有る計
数装置と連動して作動マグネツト19により作動
するようになつて居り、それでたとえば折帖の50
乃至200部の部数ごとに、セギリ17のL字形下
垂部の先端が折帖に対して下降され、搬送ベルト
13上の折帖15の一個の先端に係合してこれを
停止させるように折帖に対して作用する。この係
合の間に(係合されていない)先行の折帖は搬送
ベルト上に進行し、後の折帖はセギリによつて進
行をとめられてこゝに何部かたまつて来る。それ
で折帖に対するセギリ17の該短時間の係合の後
に、セギリを上昇させて元にもどすようにする。
このようにすることにより折帖搬送部12に関
し、先行する所定部数の折帖と、後続の所定部数
の折帖との間に折帖の存在しない空所が設けられ
折帖はその群ごとに間隔をあけて仕分けされるこ
とになる。このような仕分け装置の存在、そして
それの作用した結果としてもたらされる折帖の仕
分けは、その後の折帖の集積処理を実行しやすく
する点で有利である。しかしこの仕分け装置は設
置場所を変えてたとえば折帖搬送部の二重部分の
末端に設けることも出来る。又折帖の計数を別の
形、たとえば光電装置によつて行つても良い。又
は仕分け装置そのものも別の形態であつても良
い。
例の概略式の側面図である。10は該自動処理装
置全体を示す。11は印刷機の折機の折帖排出部
であり、それに続いて折帖を水平姿勢で排出する
ための折帖搬送部12がある。該折帖搬送部は1
3と14の2個の無端搬送ベルト(チエン式又は
ベルト式の何れでも良い)の組合せ、及び該搬送
ベルトを駆動するためのドラム、ローラー、原動
機を含んで構成されて居り、該2個の搬送ベルト
は部分的には重なつて居り、この間に折帖15を
挾持して進行し、二重部分の末端で折帖を水平姿
勢で排出し、次の折帖の集積工程に送る。16は
折帖搬送部12の入口付近に設けられた折帖仕分
け装置で、セギリと称するL字形の部材17とそ
れを揺動式に作動するように支持する軸18、お
よび該軸を介してL字形部材17を作動するため
のセギリ作動用マグネツト19を含んで構成され
ている(第2図)。セギリ17は折機側に有る計
数装置と連動して作動マグネツト19により作動
するようになつて居り、それでたとえば折帖の50
乃至200部の部数ごとに、セギリ17のL字形下
垂部の先端が折帖に対して下降され、搬送ベルト
13上の折帖15の一個の先端に係合してこれを
停止させるように折帖に対して作用する。この係
合の間に(係合されていない)先行の折帖は搬送
ベルト上に進行し、後の折帖はセギリによつて進
行をとめられてこゝに何部かたまつて来る。それ
で折帖に対するセギリ17の該短時間の係合の後
に、セギリを上昇させて元にもどすようにする。
このようにすることにより折帖搬送部12に関
し、先行する所定部数の折帖と、後続の所定部数
の折帖との間に折帖の存在しない空所が設けられ
折帖はその群ごとに間隔をあけて仕分けされるこ
とになる。このような仕分け装置の存在、そして
それの作用した結果としてもたらされる折帖の仕
分けは、その後の折帖の集積処理を実行しやすく
する点で有利である。しかしこの仕分け装置は設
置場所を変えてたとえば折帖搬送部の二重部分の
末端に設けることも出来る。又折帖の計数を別の
形、たとえば光電装置によつて行つても良い。又
は仕分け装置そのものも別の形態であつても良
い。
折帖搬送部12の次には折帖の小束集積部20
が設けられている。こゝでは折帖の搬送部に於て
仕分け装置により仕分けされ、そして搬送ベルト
によつて搬送されて来た折帖を水平の姿勢で受け
入れて集積し、そして折帖の所定の部数を1個の
集積体としてまとめる。この一個の集積体を小束
折帖と呼ぶことにし、これは又この部を小束集積
部と呼ぶゆえんである。
が設けられている。こゝでは折帖の搬送部に於て
仕分け装置により仕分けされ、そして搬送ベルト
によつて搬送されて来た折帖を水平の姿勢で受け
入れて集積し、そして折帖の所定の部数を1個の
集積体としてまとめる。この一個の集積体を小束
折帖と呼ぶことにし、これは又この部を小束集積
部と呼ぶゆえんである。
該小束集積部20に関してはあて板供給装置が
併設され得て、これにより小束折帖に対してあて
板を供給するようにすることが出来る。これにつ
いては後述する。
併設され得て、これにより小束折帖に対してあて
板を供給するようにすることが出来る。これにつ
いては後述する。
第1図を見るとわかるように、
小束集積部20は折帖受け取り空間21、その
空間に関し配置され該空間内で昇降可能なテーブ
ル22と、該受け取り空間に関して配置され該空
間の上部に関して出入及び昇降が可能な一時受け
フオーク23を含んでいる。又該小束集積部に関
しては(第2図)主電動機24、ベルト25、無
段変速機26、減速機27、チエン28クラツチ
A等が含まれている。さらに又テーブルチエン2
9、テーブルガイド棒32、該テーブルチエン駆
動用のエアシリンダー30が含まれている。折帖
搬送部12から送れて来るいろいろの折帖は、紙
あてストツパ31に当りテーブル22上に水平姿
勢で順次落下しその上に段々に集積されるように
なつている。ところで該小束集積部の昇降テーブ
ル22はクラツチAが係合しているときに主電動
機24によりベルト25、無段変速機26、減速
機27、チエン28を介しテーブル昇降用無端チ
エン29が作動されることにより駆動される。こ
の実施例に於ては上記の駆動はテーブル22を下
降せしめるために、そして昇降テーブル22を、
その上に水平姿勢で集積して来る折帖の頂部のレ
ベルを一定に保持しながらゆつくり下降せしめる
ために、作用するものである。そして該テーブル
22上に集積して来る折帖が、先に仕分け装置で
仕分された一群の最終のものに達すると、所定部
数の折帖が小束折帖40としてテーブル上に集積
されたことになる。そして次の一群の折帖の先頭
のものとの間に前述のように少し間隔があいてい
る。この時にテーブルはクラツチAを介しての駆
動から切り離され、第2図のエアシリンダー30
の駆動に切り替えられる。そしてこの場合にはテ
ーブルは折帖受け取り空間21内を急速に降下せ
しめられ、該空間の下部に位置する搬送装置の移
送コンベア33上に達して小束折帖を該移送コン
ベア33上に載せる。この移送コンベアは間欠的
に作動するように構成されていて、該小束折帖4
0を次の工程であるコマ返し部50に送る。そし
てテーブル22は、次に又エアシリンダー30の
駆動によつて急速に折帖受け取り空間21内を上
昇せしめられて該空間の上部に達し、この時にテ
ーブル22はエアシリンダー30による駆動か
ら、又先のクラツチAを介しての駆動に切替えら
れる。尤もエアシリンダーの代りにクラツチBと
電動機34を用いるようにしても良い。
空間に関し配置され該空間内で昇降可能なテーブ
ル22と、該受け取り空間に関して配置され該空
間の上部に関して出入及び昇降が可能な一時受け
フオーク23を含んでいる。又該小束集積部に関
しては(第2図)主電動機24、ベルト25、無
段変速機26、減速機27、チエン28クラツチ
A等が含まれている。さらに又テーブルチエン2
9、テーブルガイド棒32、該テーブルチエン駆
動用のエアシリンダー30が含まれている。折帖
搬送部12から送れて来るいろいろの折帖は、紙
あてストツパ31に当りテーブル22上に水平姿
勢で順次落下しその上に段々に集積されるように
なつている。ところで該小束集積部の昇降テーブ
ル22はクラツチAが係合しているときに主電動
機24によりベルト25、無段変速機26、減速
機27、チエン28を介しテーブル昇降用無端チ
エン29が作動されることにより駆動される。こ
の実施例に於ては上記の駆動はテーブル22を下
降せしめるために、そして昇降テーブル22を、
その上に水平姿勢で集積して来る折帖の頂部のレ
ベルを一定に保持しながらゆつくり下降せしめる
ために、作用するものである。そして該テーブル
22上に集積して来る折帖が、先に仕分け装置で
仕分された一群の最終のものに達すると、所定部
数の折帖が小束折帖40としてテーブル上に集積
されたことになる。そして次の一群の折帖の先頭
のものとの間に前述のように少し間隔があいてい
る。この時にテーブルはクラツチAを介しての駆
動から切り離され、第2図のエアシリンダー30
の駆動に切り替えられる。そしてこの場合にはテ
ーブルは折帖受け取り空間21内を急速に降下せ
しめられ、該空間の下部に位置する搬送装置の移
送コンベア33上に達して小束折帖を該移送コン
ベア33上に載せる。この移送コンベアは間欠的
に作動するように構成されていて、該小束折帖4
0を次の工程であるコマ返し部50に送る。そし
てテーブル22は、次に又エアシリンダー30の
駆動によつて急速に折帖受け取り空間21内を上
昇せしめられて該空間の上部に達し、この時にテ
ーブル22はエアシリンダー30による駆動か
ら、又先のクラツチAを介しての駆動に切替えら
れる。尤もエアシリンダーの代りにクラツチBと
電動機34を用いるようにしても良い。
一方テーブルが上記のように急速に下降し又上
昇してほゞもとの位置に戻るまでの間に次の群の
折帖が、折帖受け取り空間21に順次送られて来
る。これに対しては一時受けフオーク23が短時
間の折帖受け取りと集積のために用意されてい
る。一時受けフオーク23に関してはそれの垂直
駆動のためのラツク35、ピニオン36、小束折
帖下降用に使用するクラツチA′、テーブル22
の急速上昇及び下降に使用されるクラツチB′を含
む。クラツチA′が係合するときは一時受けフオ
ーク23はチエン37により主電動機24により
駆動される。クラツチB′が係合するときは一時受
けフオーク23は電動機38により駆動される。
又一時受けフオークに関してはそれの水平的往復
運動のためのエアシリンダー39が含まれてい
る。そしてエアシリンダー39、フオーク23は
ラツク35にぶら下つた形になつている。それで
テーブル22上に折帖15が小束折帖40として
集束されてテーブルが急速に降下されると、同時
にそれまで待機位置41にあつたフオーク23は
上記のラツク・ピニオン35,36、クラツチ
B′及エアシリンダー39が作用して折帖受け取り
空間21の上部にもたらされる。ついでクラツチ
B′が切り離されクラツチA′が係合される。従つ
て、一時受けフオーク23はその上に折帖搬送部
12から送られて来る水平姿勢の折帖15を受け
取りながらゆつくりと下降せしめられる。そして
この一時受けフオーク23による折帖の受け取り
は空のテーブル22が再び、折帖受け取り空間2
1の上部に達するまで続けられる。空のテーブル
22は一時受けフオーク23の下面の近く達する
と同時に一時受けフオーク23に関してクラツチ
A′の係合が離脱され、クラツチB′が係合しラツ
ク、ピニオン35,36が作動され、又同時にエ
アシリンダー39が作用し一時受けフオーク23
は折帖受け取り空間の上部からしりぞけられ、先
の待機位置41にもたらされる。従つて一時受け
フオーク23上の折帖はテーブル22に移し替え
られる。その後にテーブル22はクラツチAの係
合に切替えられ折帖搬送部12から送られて来る
折帖15を集積しながらゆつくり下降せしめられ
る。そして所定部数の折帖が小束折帖40として
テーブル上に集積されるとこれは前述のように急
速に下降され、次の工程に回される。
昇してほゞもとの位置に戻るまでの間に次の群の
折帖が、折帖受け取り空間21に順次送られて来
る。これに対しては一時受けフオーク23が短時
間の折帖受け取りと集積のために用意されてい
る。一時受けフオーク23に関してはそれの垂直
駆動のためのラツク35、ピニオン36、小束折
帖下降用に使用するクラツチA′、テーブル22
の急速上昇及び下降に使用されるクラツチB′を含
む。クラツチA′が係合するときは一時受けフオ
ーク23はチエン37により主電動機24により
駆動される。クラツチB′が係合するときは一時受
けフオーク23は電動機38により駆動される。
又一時受けフオークに関してはそれの水平的往復
運動のためのエアシリンダー39が含まれてい
る。そしてエアシリンダー39、フオーク23は
ラツク35にぶら下つた形になつている。それで
テーブル22上に折帖15が小束折帖40として
集束されてテーブルが急速に降下されると、同時
にそれまで待機位置41にあつたフオーク23は
上記のラツク・ピニオン35,36、クラツチ
B′及エアシリンダー39が作用して折帖受け取り
空間21の上部にもたらされる。ついでクラツチ
B′が切り離されクラツチA′が係合される。従つ
て、一時受けフオーク23はその上に折帖搬送部
12から送られて来る水平姿勢の折帖15を受け
取りながらゆつくりと下降せしめられる。そして
この一時受けフオーク23による折帖の受け取り
は空のテーブル22が再び、折帖受け取り空間2
1の上部に達するまで続けられる。空のテーブル
22は一時受けフオーク23の下面の近く達する
と同時に一時受けフオーク23に関してクラツチ
A′の係合が離脱され、クラツチB′が係合しラツ
ク、ピニオン35,36が作動され、又同時にエ
アシリンダー39が作用し一時受けフオーク23
は折帖受け取り空間の上部からしりぞけられ、先
の待機位置41にもたらされる。従つて一時受け
フオーク23上の折帖はテーブル22に移し替え
られる。その後にテーブル22はクラツチAの係
合に切替えられ折帖搬送部12から送られて来る
折帖15を集積しながらゆつくり下降せしめられ
る。そして所定部数の折帖が小束折帖40として
テーブル上に集積されるとこれは前述のように急
速に下降され、次の工程に回される。
小束集積部20に関しては小束折帖40のため
のあて板、又はあて紙供給装置を設けることが出
来る。あて板若しくはあて紙は小束折帖40が一
個又は複数個集積されたときに印刷物の汚損を防
止するためのものである。
のあて板、又はあて紙供給装置を設けることが出
来る。あて板若しくはあて紙は小束折帖40が一
個又は複数個集積されたときに印刷物の汚損を防
止するためのものである。
あて板、あて紙いずれでも用いることが出来る
が便宜のためにあて板供給装置42と呼ぶ装置
(第3図)ではあて板の保持部43の中に複数個
のあて板44が積み重ねられている。該保持部4
3は上下開放の箱形のものであるがその下端はあ
て板を保持し得るように僅に内側に折り曲げて係
止部を設けてある。該保持部の箱形43の下方に
は先端にあて板のための吸引具45を備えた可動
式の腕部材46が設けられている。さらに保持部
の下方にはコンベア47が設けられている。
が便宜のためにあて板供給装置42と呼ぶ装置
(第3図)ではあて板の保持部43の中に複数個
のあて板44が積み重ねられている。該保持部4
3は上下開放の箱形のものであるがその下端はあ
て板を保持し得るように僅に内側に折り曲げて係
止部を設けてある。該保持部の箱形43の下方に
は先端にあて板のための吸引具45を備えた可動
式の腕部材46が設けられている。さらに保持部
の下方にはコンベア47が設けられている。
第3a図で見るように、腕46は回転軸48の
回りに実線の位置と点線の位置との間を揺動し得
る。第3a図で腕46の先端の吸引具45が最下
段のあて板の下側を吸いつけて居り、この状態で
腕が下げられるとあて板1枚が箱43から取り出
される。そしてあて板44がコンベア47の上の
面に達したときに吸引具45の吸引を停止し、腕
46は更に下方の位置まで下げられてこゝに停止
し待機する。コンベヤ47はその一方の先端が折
帖受け取り空間21に少し入り込んだ所に位置せ
しめられている。このコンベア47は折帖受け取
り空間21の中へあて板を挿入するように適時に
作動せしめられる。たとえば第3a図は空のテー
ブル22が折帖を集積のために折帖受け取り空間
21を上昇せしめられている途中で、コンベヤ4
7が作動して昇降テーブル22上にあて板44″
を置いた状況を示している。次でテーブル22は
さらに上昇されて一次受けフオーク上に小量集積
した折帖を受け取り、次でテーブルはゆつくり下
降を始め所定部数の折帖の集積が終ると急速に下
降せしめられる。
回りに実線の位置と点線の位置との間を揺動し得
る。第3a図で腕46の先端の吸引具45が最下
段のあて板の下側を吸いつけて居り、この状態で
腕が下げられるとあて板1枚が箱43から取り出
される。そしてあて板44がコンベア47の上の
面に達したときに吸引具45の吸引を停止し、腕
46は更に下方の位置まで下げられてこゝに停止
し待機する。コンベヤ47はその一方の先端が折
帖受け取り空間21に少し入り込んだ所に位置せ
しめられている。このコンベア47は折帖受け取
り空間21の中へあて板を挿入するように適時に
作動せしめられる。たとえば第3a図は空のテー
ブル22が折帖を集積のために折帖受け取り空間
21を上昇せしめられている途中で、コンベヤ4
7が作動して昇降テーブル22上にあて板44″
を置いた状況を示している。次でテーブル22は
さらに上昇されて一次受けフオーク上に小量集積
した折帖を受け取り、次でテーブルはゆつくり下
降を始め所定部数の折帖の集積が終ると急速に下
降せしめられる。
又は第3b図では小束折帖40がテーブル22
上に集積され、そしてテーブル22が小束折帖を
載せて急速で下降せしめられている時にコンベア
47が作動されて小束折帖40の上にあて板4
4′を置いた状況を示している。
上に集積され、そしてテーブル22が小束折帖を
載せて急速で下降せしめられている時にコンベア
47が作動されて小束折帖40の上にあて板4
4′を置いた状況を示している。
つまりあて板供給装置は空のテーブルの上昇の
途中にその上にあて板を供給し、又テーブルが小
束折帖を載せて下降している時にその上にあて板
を供給すると言う2種の動作をすることが出来
る。この場合に小束集積装置に於ける小束折帖の
集積と移動と関連してあて板供給制御装置(不図
示)が設けられて居り、これからの制御信号によ
りあて板供給装置が制御されるようになつてい
る。尤もこれらの制御信号はさらに後の工程での
小束折帖の動作に関連してあて板供給装置にもた
らされそれによりあて板供給を制御するようにす
ることも出来る。それで、必要に応じて、若し小
束折帖の順次の1個に関してその上下にあて板を
供給しようとすればそのようにすることが出来る
し、又は後の工程で小束折帖を集積することに
し、その集積体の上下にあて板を着けようとする
ならば、小束集積装置を通過する小束折帖の順次
のものに対しその1個ごとにでなく適当な個数ご
とにあて板を供給するようにすることも出来る。
後の工程でこのような順次の4個の小束折帖を集
積しその頂部と底部に夫々あて板44′,44″を
着けて、且つそれを結束した状況が第3c図に示
されている。
途中にその上にあて板を供給し、又テーブルが小
束折帖を載せて下降している時にその上にあて板
を供給すると言う2種の動作をすることが出来
る。この場合に小束集積装置に於ける小束折帖の
集積と移動と関連してあて板供給制御装置(不図
示)が設けられて居り、これからの制御信号によ
りあて板供給装置が制御されるようになつてい
る。尤もこれらの制御信号はさらに後の工程での
小束折帖の動作に関連してあて板供給装置にもた
らされそれによりあて板供給を制御するようにす
ることも出来る。それで、必要に応じて、若し小
束折帖の順次の1個に関してその上下にあて板を
供給しようとすればそのようにすることが出来る
し、又は後の工程で小束折帖を集積することに
し、その集積体の上下にあて板を着けようとする
ならば、小束集積装置を通過する小束折帖の順次
のものに対しその1個ごとにでなく適当な個数ご
とにあて板を供給するようにすることも出来る。
後の工程でこのような順次の4個の小束折帖を集
積しその頂部と底部に夫々あて板44′,44″を
着けて、且つそれを結束した状況が第3c図に示
されている。
又はあて板の挿入は小束折帖が何個か集積され
たときにそれの上下に対して行つても良いわけで
ある。このようなあて板供給装置については後に
述べる。
たときにそれの上下に対して行つても良いわけで
ある。このようなあて板供給装置については後に
述べる。
コマ返し部50は小束折帖40の折目の位置を
順次の小束折帖40に関して対向位置になるよう
に、小束折帖を回転させる装置である。このよう
に交互配置にするのは結束時の便宜性、又結束を
解いた時の小束折帖の処理の容易性などの理由で
ある。
順次の小束折帖40に関して対向位置になるよう
に、小束折帖を回転させる装置である。このよう
に交互配置にするのは結束時の便宜性、又結束を
解いた時の小束折帖の処理の容易性などの理由で
ある。
コマ返し部50は小束集積部20からの小束折
帖40を送つて来る移送コンベア33の次に位置
し、このものは第4図、第5図に示すように回転
テーブル51、回転テーブルの押上げ機構52、
同テーブルの回転機構53、回転機構のためのク
ラツチ機構54、回転機構のための駆動装置55
を含んでいる。
帖40を送つて来る移送コンベア33の次に位置
し、このものは第4図、第5図に示すように回転
テーブル51、回転テーブルの押上げ機構52、
同テーブルの回転機構53、回転機構のためのク
ラツチ機構54、回転機構のための駆動装置55
を含んでいる。
回転テーブル51の下方には該テーブルの軸5
6が延び、この軸の中頃に一対のフランジ57が
設けられている。押上げ用エアシリンダー52の
ロツド61の先端に該フランジとは中間に回転軸
58を有する腕59によつて連結されている。そ
れでエアシリンダーのロツド61が出入するとフ
ランジ57を介してテーブル51は上下せしめら
れる。又テーブルの軸56に関してはフランジ5
7の上方と下方にギヤ装置が設けられている。第
1ギヤ装置は相互にかみ合うギヤ63と64との
組から成り又第2のギヤ装置は相互にかみ合うギ
ヤ73と74との組から成つている。ギヤ64と
74とは軸56とは別の軸76に遊嵌されてい
る。軸76の中央部はやゝ拡大された直径の部分
78となつて居てこの部分にクラツチ54が設け
られている。該クラツチ54はそれの切換ハンド
ル79によつてギヤ64と74との駆動を切替え
ることが出来るものである。軸76には下端にラ
ツク用ギヤ81が取りつけられ、これはラツク8
2と常時係合し、又ラツク82はエアーシリンダ
ー55に結合されている。
6が延び、この軸の中頃に一対のフランジ57が
設けられている。押上げ用エアシリンダー52の
ロツド61の先端に該フランジとは中間に回転軸
58を有する腕59によつて連結されている。そ
れでエアシリンダーのロツド61が出入するとフ
ランジ57を介してテーブル51は上下せしめら
れる。又テーブルの軸56に関してはフランジ5
7の上方と下方にギヤ装置が設けられている。第
1ギヤ装置は相互にかみ合うギヤ63と64との
組から成り又第2のギヤ装置は相互にかみ合うギ
ヤ73と74との組から成つている。ギヤ64と
74とは軸56とは別の軸76に遊嵌されてい
る。軸76の中央部はやゝ拡大された直径の部分
78となつて居てこの部分にクラツチ54が設け
られている。該クラツチ54はそれの切換ハンド
ル79によつてギヤ64と74との駆動を切替え
ることが出来るものである。軸76には下端にラ
ツク用ギヤ81が取りつけられ、これはラツク8
2と常時係合し、又ラツク82はエアーシリンダ
ー55に結合されている。
小束折帖40が移送コンベア33からテーブル
51の上にもたらされるとテーブル51の(第4
図で)右方にストツパー83が起立していて小束
折帖の先端はこれに当つて停止せしめられる。そ
うするとエアシリンダー52が腕59を介して軸
56従つてテーブル51を上げるように作動し、
小束折帖40を移送コンベアとの接触から解放す
る。ストツパー83は回転的に(90゜)退出す
る。クラツチ54はそれ以前の段階に於て軸76
をギヤ64又は74のいずれかに係合させるよう
に切替えられている。それで次にエアシリンダー
55が駆動されラツク82、ラツクギヤ81を介
して軸76が回転せしめられるとギヤ64又は7
4のいずれかが回転され、従つて回転テーブル5
1が回転され、その上の小束折帖40は所定角度
回転され、つまりコマ返しされることになる。次
に回転テーブル51が下降され小束折帖40は次
段の移送コンベヤ88によつて大束集積部に送ら
れる。回転テーブル51の上方に間隔を置いて押
え板84を設けることも出来る。
51の上にもたらされるとテーブル51の(第4
図で)右方にストツパー83が起立していて小束
折帖の先端はこれに当つて停止せしめられる。そ
うするとエアシリンダー52が腕59を介して軸
56従つてテーブル51を上げるように作動し、
小束折帖40を移送コンベアとの接触から解放す
る。ストツパー83は回転的に(90゜)退出す
る。クラツチ54はそれ以前の段階に於て軸76
をギヤ64又は74のいずれかに係合させるよう
に切替えられている。それで次にエアシリンダー
55が駆動されラツク82、ラツクギヤ81を介
して軸76が回転せしめられるとギヤ64又は7
4のいずれかが回転され、従つて回転テーブル5
1が回転され、その上の小束折帖40は所定角度
回転され、つまりコマ返しされることになる。次
に回転テーブル51が下降され小束折帖40は次
段の移送コンベヤ88によつて大束集積部に送ら
れる。回転テーブル51の上方に間隔を置いて押
え板84を設けることも出来る。
このものは第4図でボール85によつて回転自
在に、そしてエアシリンダー86によつて上下に
作動されるようになつている。それでテーブル5
1が小束折帖を押し上げたとき押え板84は下降
され小束折帖の頂部を押えるようにする。このよ
うにするとテーブル51、小束折帖40が回転さ
れるときに小束折帖40の変形等が少く有利であ
る。
在に、そしてエアシリンダー86によつて上下に
作動されるようになつている。それでテーブル5
1が小束折帖を押し上げたとき押え板84は下降
され小束折帖の頂部を押えるようにする。このよ
うにするとテーブル51、小束折帖40が回転さ
れるときに小束折帖40の変形等が少く有利であ
る。
尤も回転テーブルの押上げは小束折帖の搬送の
仕方によつては省くことが出来、又従つて回転テ
ーブルの押上げ機構、及び上記の押え板の機構は
本発明に於て必ずしも必須ではない。
仕方によつては省くことが出来、又従つて回転テ
ーブルの押上げ機構、及び上記の押え板の機構は
本発明に於て必ずしも必須ではない。
次にコマ返しの作用について、第6図、第7図
によつて説明する。先に述べたようにこのコマ返
し部50には2個のギヤ装置が含まれて居るから
これらの切替によつて1個の駆動機構による同一
の作動によつて2種類のコマ返しが実施され得
る。第1のギヤ装置つまりギヤ63と64との組
を使用するときは第7図で示すように順次の小束
折帖が回転される。この図(第6図でもそうであ
るが)では一枚の折帖の絵が画いてあるが、これ
はわかりやすくするための便宜上のもので、実際
は折帖の集積体つまり小束折帖であることを諒解
願いたい。
によつて説明する。先に述べたようにこのコマ返
し部50には2個のギヤ装置が含まれて居るから
これらの切替によつて1個の駆動機構による同一
の作動によつて2種類のコマ返しが実施され得
る。第1のギヤ装置つまりギヤ63と64との組
を使用するときは第7図で示すように順次の小束
折帖が回転される。この図(第6図でもそうであ
るが)では一枚の折帖の絵が画いてあるが、これ
はわかりやすくするための便宜上のもので、実際
は折帖の集積体つまり小束折帖であることを諒解
願いたい。
この場合は各々の折帖15はチヨツパー折りさ
れており、そして折帖はその長手方向を移送コン
ベヤの進行方向と平行にして送られて来ている。
そしてこの場合には順次の折帖は回転テーブルに
よつて一のものは右回りに90゜、次のものは左回
りに90゜回転される。この場合に駆動機構のラツ
ク82がエアシリンダーによつて一往復せしめら
れることにより順次上記の右回り左回りの回転が
実施される。
れており、そして折帖はその長手方向を移送コン
ベヤの進行方向と平行にして送られて来ている。
そしてこの場合には順次の折帖は回転テーブルに
よつて一のものは右回りに90゜、次のものは左回
りに90゜回転される。この場合に駆動機構のラツ
ク82がエアシリンダーによつて一往復せしめら
れることにより順次上記の右回り左回りの回転が
実施される。
第7図で7個の折帖が画かれているがその中央
に、コマ返し部50がありこゝで折帖が回転され
る。折帖740は左の方からコマ返し部に送られ
て来るものとする。線7Aの左側に於てはどの折
帖もその長手方向(折目の向き)を進行方向に向
けている。中央のコマ返し部50に到ると一の折
帖は右回りに90゜回されて744の如き向きにな
る。その次に来る折帖は下段に示すように左回り
に90゜回されて745の如き向きになる。すなわ
ち先行の折帖741から順次にその後続のものを
見ると、741/右回し、742/左回し、74
3/右回し、744/左回し、745/右回しの
如くコマ返しが行はれる。
に、コマ返し部50がありこゝで折帖が回転され
る。折帖740は左の方からコマ返し部に送られ
て来るものとする。線7Aの左側に於てはどの折
帖もその長手方向(折目の向き)を進行方向に向
けている。中央のコマ返し部50に到ると一の折
帖は右回りに90゜回されて744の如き向きにな
る。その次に来る折帖は下段に示すように左回り
に90゜回されて745の如き向きになる。すなわ
ち先行の折帖741から順次にその後続のものを
見ると、741/右回し、742/左回し、74
3/右回し、744/左回し、745/右回しの
如くコマ返しが行はれる。
この図ではコマ返し前の折帖の形態がいわゆる
縦長になつているわけであるが、元の折帖の形態
が横長であつても同様に処理出来ることに注意す
る。
縦長になつているわけであるが、元の折帖の形態
が横長であつても同様に処理出来ることに注意す
る。
又第2のギヤ装置つまりギヤ73と74との組
を使用する場合には第6図で示すように小束折帖
が回転されこの場合には順次の折帖は1個置きに
右回り、左回りに180゜回転される。
を使用する場合には第6図で示すように小束折帖
が回転されこの場合には順次の折帖は1個置きに
右回り、左回りに180゜回転される。
第6図で7個の折帖が画かれているがその中央
にコマ返し部50がありこゝで折帖が回転され
る。折帖640は左の方からコマ返し部に送られ
て来るものとする。線6Aの左側に於てはどの折
帖もその長手方向(折目の向き)を進行方向と直
角の方向に向けている。この折帖は中央のコマ返
し部50に到ると一の折帖は180゜回転されて6
44の如き向きになる。その次に来る折帖は全く
回転せしめられることなくコマ返し部を通過す
る。それで先行の折帖641から順次に、その後
続のものを見ると、641/回転しない642/
180゜回転、右回り、643/回転しない、64
4/180゜回転、左回りの如くコマ返しが行はれ
る。しかしこのような折帖の回転は駆動機構の作
動から見るとラツクの一往復の運動によつてなさ
れている。それで駆動機構エアシリンダー55の
作動は第1ギヤ装置によるコマ返しの場合も第2
ギヤ装置によるコマ返しの場合も、タイミングの
相違がある他は全く同様である。
にコマ返し部50がありこゝで折帖が回転され
る。折帖640は左の方からコマ返し部に送られ
て来るものとする。線6Aの左側に於てはどの折
帖もその長手方向(折目の向き)を進行方向と直
角の方向に向けている。この折帖は中央のコマ返
し部50に到ると一の折帖は180゜回転されて6
44の如き向きになる。その次に来る折帖は全く
回転せしめられることなくコマ返し部を通過す
る。それで先行の折帖641から順次に、その後
続のものを見ると、641/回転しない642/
180゜回転、右回り、643/回転しない、64
4/180゜回転、左回りの如くコマ返しが行はれ
る。しかしこのような折帖の回転は駆動機構の作
動から見るとラツクの一往復の運動によつてなさ
れている。それで駆動機構エアシリンダー55の
作動は第1ギヤ装置によるコマ返しの場合も第2
ギヤ装置によるコマ返しの場合も、タイミングの
相違がある他は全く同様である。
上記は二様のコマ返しが出来る機構であるけれ
ども、第6図について説明したような順次の小束
折帖を1個置きに180゜回転するように一様にコ
マ返しを実施するのみの場合もある。この場合に
は、ギヤ装置としては単にテーブルの軸59に直
接にラツクギヤ81とラツク82とを取りつけた
もので良く、これにエアシリンダー55が結合さ
れることによりコマ返し部が出来上る。これによ
ると該エアシリンダーは一の行程に於て作動し、
この時に一の小束折帖に180゜の回転を与え、次
の小束折帖がテーブルに到達した時にはそれを回
転させずに通過させ、第3番目の小束折帖がテー
ブルに到達したときにはエアシリンダーは他の行
程に於て作動し、その小束折帖に180゜回転を与
えるようにする。
ども、第6図について説明したような順次の小束
折帖を1個置きに180゜回転するように一様にコ
マ返しを実施するのみの場合もある。この場合に
は、ギヤ装置としては単にテーブルの軸59に直
接にラツクギヤ81とラツク82とを取りつけた
もので良く、これにエアシリンダー55が結合さ
れることによりコマ返し部が出来上る。これによ
ると該エアシリンダーは一の行程に於て作動し、
この時に一の小束折帖に180゜の回転を与え、次
の小束折帖がテーブルに到達した時にはそれを回
転させずに通過させ、第3番目の小束折帖がテー
ブルに到達したときにはエアシリンダーは他の行
程に於て作動し、その小束折帖に180゜回転を与
えるようにする。
上記のようにしてコマ返しされ折目の位置が交
互の配置となるようにされた順次の折帖は移送コ
ンベヤ88によつて次の大束集積部に送られる。
互の配置となるようにされた順次の折帖は移送コ
ンベヤ88によつて次の大束集積部に送られる。
大束集積部100は小束折帖40を受け取りこ
れらの複数個を集積して大束の折帖140とし、
該大束折帖140を結束部に送る移送装置を含ん
でいる。この大束集積部100は大束折帖を結束
部に送るための構成として直線的に移動させるも
のと回転的に移動させるものとがあり得る。又該
大束集積部の移送装置に近接し大束折帖に対しあ
て板を供給する装置を設けても良い。
れらの複数個を集積して大束の折帖140とし、
該大束折帖140を結束部に送る移送装置を含ん
でいる。この大束集積部100は大束折帖を結束
部に送るための構成として直線的に移動させるも
のと回転的に移動させるものとがあり得る。又該
大束集積部の移送装置に近接し大束折帖に対しあ
て板を供給する装置を設けても良い。
大束折帖140を直線的に移動させる方式の大
束集積部は次のような構成のものである。すなわ
ち、小束折帖40は移送コンベヤ88により大束
集積部のテーブル装置90のところにもたらされ
る。テーブル装置90はテーブル91、該テーブ
ル91の押上げ用ラツク92、ピニオン93の装
置、該装置用の図示せざる駆動装置、テーブルに
関し設けられ集積する小束折帖に対し交互に食い
違はせるように順次の折帖に食い違い代を与える
ように規制するための前後動作するストツパー9
9を含む。又テーブル91を包囲するようにして
開閉式の大束支持フオーク93がありその上方に
は大束集積空間94が設けられ、それを包囲する
ようにして開閉式の大束運搬フオーク95が設け
られ、さらに同フオーク開閉用エアシリンダ、大
束運搬装置96が含まれている。
束集積部は次のような構成のものである。すなわ
ち、小束折帖40は移送コンベヤ88により大束
集積部のテーブル装置90のところにもたらされ
る。テーブル装置90はテーブル91、該テーブ
ル91の押上げ用ラツク92、ピニオン93の装
置、該装置用の図示せざる駆動装置、テーブルに
関し設けられ集積する小束折帖に対し交互に食い
違はせるように順次の折帖に食い違い代を与える
ように規制するための前後動作するストツパー9
9を含む。又テーブル91を包囲するようにして
開閉式の大束支持フオーク93がありその上方に
は大束集積空間94が設けられ、それを包囲する
ようにして開閉式の大束運搬フオーク95が設け
られ、さらに同フオーク開閉用エアシリンダ、大
束運搬装置96が含まれている。
大束集積部100の作用を説明すると、先ず移
送コンベア88により送られて来た小束折帖40
はテーブル91にもたらされる。この時の小束折
帖の位置は、ストツパー99がエアシリンダー1
01の作用で所定の小距離前後移動せしめられる
ようになつていることから、それにより順次の小
束折帖に関して、テーブル上で該所定距離だけ違
つていることになる。大束支持フオーク93は常
時閉の状況にある。テーブル91上にもたらされ
た小束折帖40はテーブル91が同上用の押上げ
装置ラツク92、ピニオン93が図示なき駆動装
置によつて上昇するように駆動せしめられること
により上昇せしめられる。そして小束折帖の頂部
が大束支持フオーク93の下面に達したときに該
フオークが開き、テーブルは小束折帖40を大束
集積空間94にもたらすようにさらに上昇せしめ
られ、そして該テーブル91の上面が大束支持フ
オーク93の上面より僅に上の位置に達したとき
に停止せしめられる。次で大束支持フオーク93
が閉じ、テーブルは下降を始める。それで若しこ
のときまでに1個又はそれ以上の個数の大束折帖
が大束支持フオーク93上に既に存在したとすれ
ばそれらは新に押し上げられて来た小束折帖の上
に載るようになる。従つてこのようにして大束集
積空間98内に大束支持フオーク93上に小束折
帖40の集積体が形成される。小束折帖40が所
定の個数集積されると大束折帖140が出来上る
ことになる。このように大束折帖のための所定の
個数の最下段となる小束折帖40がテーブル91
によつて大束支持フオーク93の上面より上まで
もたらされたときにそれまで開いた状態で待機し
ていた大束運搬フオーク95がフオーク開閉エア
シリンダー102の作用により閉じる。そしてテ
ーブル91は下降する。そうすると大束折帖14
0は大束運搬フオーク95によつて保持されるこ
とになる。
送コンベア88により送られて来た小束折帖40
はテーブル91にもたらされる。この時の小束折
帖の位置は、ストツパー99がエアシリンダー1
01の作用で所定の小距離前後移動せしめられる
ようになつていることから、それにより順次の小
束折帖に関して、テーブル上で該所定距離だけ違
つていることになる。大束支持フオーク93は常
時閉の状況にある。テーブル91上にもたらされ
た小束折帖40はテーブル91が同上用の押上げ
装置ラツク92、ピニオン93が図示なき駆動装
置によつて上昇するように駆動せしめられること
により上昇せしめられる。そして小束折帖の頂部
が大束支持フオーク93の下面に達したときに該
フオークが開き、テーブルは小束折帖40を大束
集積空間94にもたらすようにさらに上昇せしめ
られ、そして該テーブル91の上面が大束支持フ
オーク93の上面より僅に上の位置に達したとき
に停止せしめられる。次で大束支持フオーク93
が閉じ、テーブルは下降を始める。それで若しこ
のときまでに1個又はそれ以上の個数の大束折帖
が大束支持フオーク93上に既に存在したとすれ
ばそれらは新に押し上げられて来た小束折帖の上
に載るようになる。従つてこのようにして大束集
積空間98内に大束支持フオーク93上に小束折
帖40の集積体が形成される。小束折帖40が所
定の個数集積されると大束折帖140が出来上る
ことになる。このように大束折帖のための所定の
個数の最下段となる小束折帖40がテーブル91
によつて大束支持フオーク93の上面より上まで
もたらされたときにそれまで開いた状態で待機し
ていた大束運搬フオーク95がフオーク開閉エア
シリンダー102の作用により閉じる。そしてテ
ーブル91は下降する。そうすると大束折帖14
0は大束運搬フオーク95によつて保持されるこ
とになる。
大束運搬フオーク95に関しては、それの水平
直線運動させるためのレール98、車輪104を
有する台車105、大束移送チエン97があり、
前記のフオーク開閉エアシリンダー102を台車
105に塔載するようにして居り(第8図)、こ
れにより大束運搬装置96を構成する。それで大
束折帖140は上述の大束運搬装置96によつて
大束集積空間94から次の移送コンベア106上
にもたらされる。
直線運動させるためのレール98、車輪104を
有する台車105、大束移送チエン97があり、
前記のフオーク開閉エアシリンダー102を台車
105に塔載するようにして居り(第8図)、こ
れにより大束運搬装置96を構成する。それで大
束折帖140は上述の大束運搬装置96によつて
大束集積空間94から次の移送コンベア106上
にもたらされる。
こゝに於て若し大束折帖140に対し、先の小
束集積部に於けるあて板供給について述べたよう
に、既にその上面と底面にあて板が取りつけられ
ていたならば該折帖140は直ちに結束機に移速
されこゝで押圧されバンド掛けされ、そして排出
されることになる。
束集積部に於けるあて板供給について述べたよう
に、既にその上面と底面にあて板が取りつけられ
ていたならば該折帖140は直ちに結束機に移速
されこゝで押圧されバンド掛けされ、そして排出
されることになる。
小束折帖40の所定個数が大束折帖140とし
て集積されたときに順次の小束折帖は先にテーブ
ル91に関して述べた位置の小距離の移動がある
がために、交互に少しづつ食い違つて積み重ねら
れている。このような小束折帖の順次、相互に少
しづつ食い違つた配置は先の小束折帖のコマ返し
された配置と協働して、大束折帖の結束の仕上り
を良くするために便し、又、その結束を解いたあ
との小束折帖の処理に便する。
て集積されたときに順次の小束折帖は先にテーブ
ル91に関して述べた位置の小距離の移動がある
がために、交互に少しづつ食い違つて積み重ねら
れている。このような小束折帖の順次、相互に少
しづつ食い違つた配置は先の小束折帖のコマ返し
された配置と協働して、大束折帖の結束の仕上り
を良くするために便し、又、その結束を解いたあ
との小束折帖の処理に便する。
大束集積部100に関しては、大束折帖を結束
部に送るための構成として、大束折帖を回転的に
移動させる構成もあり得る。この構成を主として
第10図、第11図、第12図に関して説明す
る。
部に送るための構成として、大束折帖を回転的に
移動させる構成もあり得る。この構成を主として
第10図、第11図、第12図に関して説明す
る。
この場合に小束折帖40がテーブル91上にも
たらされこゝで位置を規制されそして大束集積空
間94に対して押し上げられるまでは先に述べた
ところと同じである。しかし大束運搬フオークが
2個設けられ、それが回転されて交互に小束折帖
集積を行う点が異る。この場合は直立回転軸10
8にはその下部にラツク109、ピニオン11
1、それのための駆動用エアシリンダー112が
設けられている。又大束運搬フオーク95,9
5′が設けられ、そしてこのものは第9〜第11
図で円形に画かれている枠組113に該回転軸1
08に関し直径対称的に設置されている。大束運
搬フオーク95,95′には夫々につきフオーク
開閉エアシリンダー102,102′が設置され
ている。
たらされこゝで位置を規制されそして大束集積空
間94に対して押し上げられるまでは先に述べた
ところと同じである。しかし大束運搬フオークが
2個設けられ、それが回転されて交互に小束折帖
集積を行う点が異る。この場合は直立回転軸10
8にはその下部にラツク109、ピニオン11
1、それのための駆動用エアシリンダー112が
設けられている。又大束運搬フオーク95,9
5′が設けられ、そしてこのものは第9〜第11
図で円形に画かれている枠組113に該回転軸1
08に関し直径対称的に設置されている。大束運
搬フオーク95,95′には夫々につきフオーク
開閉エアシリンダー102,102′が設置され
ている。
それでテーブル91が押し上げられその上の小
束折帖40の頂面が大束運搬フオーク95の下面
に接近すると該フオークがフオーク開閉エアシリ
ンダ102の作用によつて開く、テーブル91は
さらに上昇を続け小束折帖40の底部が該フオー
クの上面を過ぎた時に該フオークが閉じる。次で
テーブルを下降させる。そうすると、若しその時
までに大束運搬フオーク95上に1個又はそれ以
上の個数の小束折帖が既に存在したとすれば、そ
れらはこの新に押し上げられて来た小束折帖の上
に積み重なるようにして大束運搬フオーク95上
に支持されるようになる。このようなことを繰り
返すと大束集積空間94内に小束折帖40が所定
個数集積されて大束折帖140が出来上る。
束折帖40の頂面が大束運搬フオーク95の下面
に接近すると該フオークがフオーク開閉エアシリ
ンダ102の作用によつて開く、テーブル91は
さらに上昇を続け小束折帖40の底部が該フオー
クの上面を過ぎた時に該フオークが閉じる。次で
テーブルを下降させる。そうすると、若しその時
までに大束運搬フオーク95上に1個又はそれ以
上の個数の小束折帖が既に存在したとすれば、そ
れらはこの新に押し上げられて来た小束折帖の上
に積み重なるようにして大束運搬フオーク95上
に支持されるようになる。このようなことを繰り
返すと大束集積空間94内に小束折帖40が所定
個数集積されて大束折帖140が出来上る。
次で大束運搬フオーク95,95′を保持する
枠組113は、回転軸108が、ラツク109、
ピニオン111、エアシリンダー112などの作
用により回転されることによつて180゜回転させ
る。そうすると、大束運搬フオーク95とその中
の大束折帖140は移送コンベヤ106の上に、
そして空の大束運搬フオーク95′は大束集積空
間94にもたらされる(第11図)。
枠組113は、回転軸108が、ラツク109、
ピニオン111、エアシリンダー112などの作
用により回転されることによつて180゜回転させ
る。そうすると、大束運搬フオーク95とその中
の大束折帖140は移送コンベヤ106の上に、
そして空の大束運搬フオーク95′は大束集積空
間94にもたらされる(第11図)。
そうするとこの次には大束運搬フオーク95′
に関して、先のフオーク95について行はれたの
と同様な小束折帖40の積みこみが行はれ得るこ
とになることがわかるであろう。そして大束運搬
フオーク95′に大束折帖140が集積されると
枠組113は先と逆方向に180゜回転され大束折
帖を移送コンベア106上に、そして空の大束運
搬フオーク95を大束集積空間94にもたらす。
に関して、先のフオーク95について行はれたの
と同様な小束折帖40の積みこみが行はれ得るこ
とになることがわかるであろう。そして大束運搬
フオーク95′に大束折帖140が集積されると
枠組113は先と逆方向に180゜回転され大束折
帖を移送コンベア106上に、そして空の大束運
搬フオーク95を大束集積空間94にもたらす。
それでこのような往復回転式の大束運搬フオー
クをいることによつて先の直線往復式の大束運搬
フオークによるものと同様の結果が得られる。尤
も回転の方式は電動機や、割出し装置を用いて、
180゜づつの同方向の回転にしても良いわけであ
る。
クをいることによつて先の直線往復式の大束運搬
フオークによるものと同様の結果が得られる。尤
も回転の方式は電動機や、割出し装置を用いて、
180゜づつの同方向の回転にしても良いわけであ
る。
このようにして大束折帖140が出来上るとこ
のものは移送コンベヤ106に移し替えられさら
に移送コンベヤ107上にそして結束機120の
ところにもたらされる。この場合に要すれば中間
の小さい長さの移送コンベヤ103を設けても良
い第11図、第12a図。
のものは移送コンベヤ106に移し替えられさら
に移送コンベヤ107上にそして結束機120の
ところにもたらされる。この場合に要すれば中間
の小さい長さの移送コンベヤ103を設けても良
い第11図、第12a図。
ところであて板は先に述べたように大束折帖が
出来上つた後に於てそれの頂部及び底部に対して
供給されても良い。それでこのような場合の機構
を主として第13、第14図に関して説明する。
この場合にはあて板供給装置は同じ型式のものが
2個42,42aが上方と下方に設けられてい
る。しかし該あて板供給装置を1個として用いる
ことも当然に可能である。あて板供給装置42,
42aの構成及び主要な作用は先に小束集積部2
0に関して設けられたあて板供給装置42と同じ
である。たゞし今度の場合は大束折帖140に関
してあて板を供給することで多少違いがある。
又、大束集積部の構成が大束折帖を直線的に移動
させるものと回転的に移動させるものとに関して
もあて板の供給に多少違いがある。
出来上つた後に於てそれの頂部及び底部に対して
供給されても良い。それでこのような場合の機構
を主として第13、第14図に関して説明する。
この場合にはあて板供給装置は同じ型式のものが
2個42,42aが上方と下方に設けられてい
る。しかし該あて板供給装置を1個として用いる
ことも当然に可能である。あて板供給装置42,
42aの構成及び主要な作用は先に小束集積部2
0に関して設けられたあて板供給装置42と同じ
である。たゞし今度の場合は大束折帖140に関
してあて板を供給することで多少違いがある。
又、大束集積部の構成が大束折帖を直線的に移動
させるものと回転的に移動させるものとに関して
もあて板の供給に多少違いがある。
それで先に大束折帖を直線的に移動させる場合
に於けるあて板供給について述べる。
に於けるあて板供給について述べる。
第8図、第9a図で100が大束集積部、12
0が結束機である。その中間に移送コンベア10
6があり、その側方に第9a図に示すようにあて
板供給装置42,42aが設置されている。この
場合該装置は第13,a,b図に示すように上下
に1個づつ設けられている。しかし第9a図では
上の1個しか見えない。
0が結束機である。その中間に移送コンベア10
6があり、その側方に第9a図に示すようにあて
板供給装置42,42aが設置されている。この
場合該装置は第13,a,b図に示すように上下
に1個づつ設けられている。しかし第9a図では
上の1個しか見えない。
大束折帖140が移送コンベヤ106上にもた
らされる前に、下方のあて板供給装置42aが作
動されてあて板44″を移送コンベア106上に
置く(第13a図)。次で第8図で符号140と
して破線で示すように大束折帖が該コンベヤ10
6の上方に大束運搬フオーク95によつてもたら
される。そして該フオークが開かれると大束折帖
140はあて板44″上に載置される(第13b
図)。さらにフオークはもとにもどる。そうする
と上方のあて板供給装置42が作動されてあて板
44′を大束折帖140の上に載せる。かくして
大束折帖の上下にあて板が置かれることになり、
次でこのような大束折帖はコンベヤ106の運行
により結束機120のところに搬送される。
らされる前に、下方のあて板供給装置42aが作
動されてあて板44″を移送コンベア106上に
置く(第13a図)。次で第8図で符号140と
して破線で示すように大束折帖が該コンベヤ10
6の上方に大束運搬フオーク95によつてもたら
される。そして該フオークが開かれると大束折帖
140はあて板44″上に載置される(第13b
図)。さらにフオークはもとにもどる。そうする
と上方のあて板供給装置42が作動されてあて板
44′を大束折帖140の上に載せる。かくして
大束折帖の上下にあて板が置かれることになり、
次でこのような大束折帖はコンベヤ106の運行
により結束機120のところに搬送される。
あて板供給装置を1個(たとえば42)のみと
することも可能である。この場合の移送コンベヤ
106に対するあて板の供給の仕方は前とほゞ同
様である。小束折帖140が該移送コンベア10
6上にもたらされる前にあて板供給装置42が作
動されてあて板44″を移送コンベヤ106上に
置く。次で大束折帖が該コンベアにもたらされ、
あて板44″上に載置される。次であて板供給装
置が又作動されて大束折帖140上にあて板4
4′を置くのである。
することも可能である。この場合の移送コンベヤ
106に対するあて板の供給の仕方は前とほゞ同
様である。小束折帖140が該移送コンベア10
6上にもたらされる前にあて板供給装置42が作
動されてあて板44″を移送コンベヤ106上に
置く。次で大束折帖が該コンベアにもたらされ、
あて板44″上に載置される。次であて板供給装
置が又作動されて大束折帖140上にあて板4
4′を置くのである。
結束機120は構造的には新規のものではな
い。こゝで大束折帖140に押圧力が加えられ、
そしてこの押圧された状態でバンドが掛けられ結
束される。
い。こゝで大束折帖140に押圧力が加えられ、
そしてこの押圧された状態でバンドが掛けられ結
束される。
バンド掛けの終了した状況140aは第13c
図(又は第8図、第11図)に見られ、この図で
は順次の小束折帖40が少しの食い違いを以て積
み重ねられていることが明瞭にわかるであろう。
そしてこのようにあて板を付されバンド掛けされ
た大束折帖140aは次段の移送コンベア107
の作動により結束機の場所され排出される。
図(又は第8図、第11図)に見られ、この図で
は順次の小束折帖40が少しの食い違いを以て積
み重ねられていることが明瞭にわかるであろう。
そしてこのようにあて板を付されバンド掛けされ
た大束折帖140aは次段の移送コンベア107
の作動により結束機の場所され排出される。
次に大束折帖を回転的に移動させる場合に於け
るあて板の供給に就て述べる。
るあて板の供給に就て述べる。
この場合にあて板供給装置42,42aは第1
2a図に示すように移送コンベア106の側方に
設置されている。この場合にも先と同様に(第1
3a,b図)上下に1個づつ設けられている。し
かし第12a図では上方の1個42しか見えな
い。大束折帖140が枠組113の回転によつて
移送コンベア106上にもたらされる前に、下方
のあて板供給装置42aが作動され、あて板4
4″を移送コンベヤ106上に置く(第13a
図)。しかしこの大束折帖回転移動式の場合には
回転する枠組113が邪魔をすることになるの
で、このまゝでは大束折帖の真下にあて板を置く
ことが出来ない。それでこの場合には移送コンベ
ヤ106を作動させてあて板44″を枠組の下
側、そして大束運搬フオーク95が大束折帖14
0を移送コンベヤ106上にもたらす可き場所ま
で移動させる。次で大束運搬フオーク95が開か
れると大束折帖はあて板44″の上に載置され
る。次に移送コンベヤ106を作動させて大束折
帖をあて板供給装置の側方にもたらし、こゝで上
方のあて板供給装置42から大束折帖140の上
に44′を供給する(第13b図)。かくして大束
折帖140はその上下にあて板が夫々置かれるこ
とになる。次でこのような大束折帖はコンベヤ1
06,103,107の作動によつて結束機12
0のところに搬送される。
2a図に示すように移送コンベア106の側方に
設置されている。この場合にも先と同様に(第1
3a,b図)上下に1個づつ設けられている。し
かし第12a図では上方の1個42しか見えな
い。大束折帖140が枠組113の回転によつて
移送コンベア106上にもたらされる前に、下方
のあて板供給装置42aが作動され、あて板4
4″を移送コンベヤ106上に置く(第13a
図)。しかしこの大束折帖回転移動式の場合には
回転する枠組113が邪魔をすることになるの
で、このまゝでは大束折帖の真下にあて板を置く
ことが出来ない。それでこの場合には移送コンベ
ヤ106を作動させてあて板44″を枠組の下
側、そして大束運搬フオーク95が大束折帖14
0を移送コンベヤ106上にもたらす可き場所ま
で移動させる。次で大束運搬フオーク95が開か
れると大束折帖はあて板44″の上に載置され
る。次に移送コンベヤ106を作動させて大束折
帖をあて板供給装置の側方にもたらし、こゝで上
方のあて板供給装置42から大束折帖140の上
に44′を供給する(第13b図)。かくして大束
折帖140はその上下にあて板が夫々置かれるこ
とになる。次でこのような大束折帖はコンベヤ1
06,103,107の作動によつて結束機12
0のところに搬送される。
あて板供給装置を1個(たとえば42)のみと
することも可能である。そしてこの場合の移送コ
ンベア106上に対するあて板供給の仕方は先と
ほゞ同様である。すなわち大束折帖140が枠組
113の回転によつて移送コンベア106上にも
たらされる前にあて板44″を移送コンベア10
6上に置く、次で移送コンベヤを動かしてあて板
44″を大束折帖140の下となる可き場所まで
移動し、次でこの上に大束折帖を載置する。次で
移送コンベヤを動かして、大束折帖140をあて
板供給装置42の側方にもたらし、こゝで大束折
帖上にあて板44′を供給し、かくしてあて板4
4′を大束折帖上に載置するのである。
することも可能である。そしてこの場合の移送コ
ンベア106上に対するあて板供給の仕方は先と
ほゞ同様である。すなわち大束折帖140が枠組
113の回転によつて移送コンベア106上にも
たらされる前にあて板44″を移送コンベア10
6上に置く、次で移送コンベヤを動かしてあて板
44″を大束折帖140の下となる可き場所まで
移動し、次でこの上に大束折帖を載置する。次で
移送コンベヤを動かして、大束折帖140をあて
板供給装置42の側方にもたらし、こゝで大束折
帖上にあて板44′を供給し、かくしてあて板4
4′を大束折帖上に載置するのである。
結束機120の構成及作用は先に直進式の大束
移動の場合に述べたところと同様であるからこゝ
に新に述べる必要はないだろう。
移動の場合に述べたところと同様であるからこゝ
に新に述べる必要はないだろう。
そして大束折帖はバンド掛け140aされる
と、次段のコンベア107によつて結束機120
の場所から排出される。
と、次段のコンベア107によつて結束機120
の場所から排出される。
このように本発明の自動処理装置では、折帖が
水平姿勢で小束折帖として集積され、水平姿勢で
コマ返しされさらに水平姿勢で大束折帖として集
積される。そしてこの間に、順次の小束折帖に対
して交互に食い違いを与え、又あて板を供給す
る。そしてさらにこの大束折帖は結束されて排出
される。本発明の自動処理装置では各種の構造が
効果的に結合されている。又各種の処理が順次に
継続して行はれることから便利さが助長されてい
る。
水平姿勢で小束折帖として集積され、水平姿勢で
コマ返しされさらに水平姿勢で大束折帖として集
積される。そしてこの間に、順次の小束折帖に対
して交互に食い違いを与え、又あて板を供給す
る。そしてさらにこの大束折帖は結束されて排出
される。本発明の自動処理装置では各種の構造が
効果的に結合されている。又各種の処理が順次に
継続して行はれることから便利さが助長されてい
る。
さらに小束折帖の集積は、昇降テーブルの2速
運動及び一時受けフオークの運動等により効率を
増進しているし、又コマ返しに就ては原動側の単
一の作動により二様のコマ返し作用をもたらすな
どこの点に於ても本発明の自動処理装置は構成的
に又効果的にすぐれた特徴を有する。
運動及び一時受けフオークの運動等により効率を
増進しているし、又コマ返しに就ては原動側の単
一の作動により二様のコマ返し作用をもたらすな
どこの点に於ても本発明の自動処理装置は構成的
に又効果的にすぐれた特徴を有する。
第1図は本発明の印刷物自動処理装置のほゞ全
体を示す正面立面図、第2図は本発明の自動処理
装置の搬送部及小束集積部の展開図、第3図a,
bは小束集積部に就てのあて板供給装置の説明
図、第3cは折帖集積体のバンド掛けされた最終
形態を示す図、第4図はコマ返し部の一部断面立
面図、第5図は第4図のコマ返し部の5−5線に
添つてとつた断面矢視図、第6図、第7図はコマ
返しの作用の説明図、第8図は大束集積部及び結
束部の1つの例を示す側立面図、第9図a,bは
第8図の例を2段式に表した平面図、第10図は
大束集積部の他の例を含む印刷物自動処理装置の
正面立面図、第11図は第10図の大束集積部の
他の例及び結束部についての側立面図、第12図
a,bは第10、第11図の例を2段式に表した
平面図、第13a,b図は、大束集積部に就ての
あて板供給装置の説明図、第13c図は、第3c
図と同様でバンド掛けされた折帖集積体の最終形
態を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕、10……印刷物自
動処理装置、15……折帖、12……搬送部、1
6……折帖仕分け装置、40……小束折帖、14
0……大束折帖、120……結束機、20……小
束集積部、22……昇降テーブル、21……折帖
受け取り空間、23……一時受けフオーク、50
……コマ返し部、33……第1搬送装置、51…
…回転テーブル、53……回転テーブル回転機
構、54……クラツチ機構、55……駆動装置、
63,64……第1ギヤ装置、73,74……第
2ギヤ装置、42,42a……あて板供給装置、
44,44′,44″……あて板、43……あて板
保持部、45……吸引具、47……あて板搬送装
置、106……第3搬送装置、100……大束集
積部、88……第2搬送装置、94……大束集積
空間、93……第1フオーク、95……第2フオ
ーク、91……押上げテーブル、99……ストツ
パー、96……大束運搬装置、113……枠組
(フオーク装置支持回転体)、108……回転軸、
140……大束折帖。
体を示す正面立面図、第2図は本発明の自動処理
装置の搬送部及小束集積部の展開図、第3図a,
bは小束集積部に就てのあて板供給装置の説明
図、第3cは折帖集積体のバンド掛けされた最終
形態を示す図、第4図はコマ返し部の一部断面立
面図、第5図は第4図のコマ返し部の5−5線に
添つてとつた断面矢視図、第6図、第7図はコマ
返しの作用の説明図、第8図は大束集積部及び結
束部の1つの例を示す側立面図、第9図a,bは
第8図の例を2段式に表した平面図、第10図は
大束集積部の他の例を含む印刷物自動処理装置の
正面立面図、第11図は第10図の大束集積部の
他の例及び結束部についての側立面図、第12図
a,bは第10、第11図の例を2段式に表した
平面図、第13a,b図は、大束集積部に就ての
あて板供給装置の説明図、第13c図は、第3c
図と同様でバンド掛けされた折帖集積体の最終形
態を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕、10……印刷物自
動処理装置、15……折帖、12……搬送部、1
6……折帖仕分け装置、40……小束折帖、14
0……大束折帖、120……結束機、20……小
束集積部、22……昇降テーブル、21……折帖
受け取り空間、23……一時受けフオーク、50
……コマ返し部、33……第1搬送装置、51…
…回転テーブル、53……回転テーブル回転機
構、54……クラツチ機構、55……駆動装置、
63,64……第1ギヤ装置、73,74……第
2ギヤ装置、42,42a……あて板供給装置、
44,44′,44″……あて板、43……あて板
保持部、45……吸引具、47……あて板搬送装
置、106……第3搬送装置、100……大束集
積部、88……第2搬送装置、94……大束集積
空間、93……第1フオーク、95……第2フオ
ーク、91……押上げテーブル、99……ストツ
パー、96……大束運搬装置、113……枠組
(フオーク装置支持回転体)、108……回転軸、
140……大束折帖。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 印刷機の折機の折帖排出部から排出される印
刷物の折帖を集積し結束して排出するための印刷
物自動処理装置であつて、 折帖の搬送部と、該搬送部に関して設けられ折
帖を所定の部数ごとに仕分けする折帖の仕分け装
置と、仕分け装置で所定の部数ごとに仕分けされ
搬送部から送られて来る折帖を水平姿勢で受け入
れ小束折帖として集積する小束集積部と、小束集
積部からの小束折帖を受け取つて順次の該小束折
帖の折目の位置が交互になるように回転させるた
めのコマ返し部と、コマ返し部からの小束折帖を
受け取つてこれらの複数個を集積して大束折帖と
し次で該大束折帖を結束部に移動させる大束集積
部と、大束折帖を押圧し結束する結束機と、前記
小束集積部に関し又は大束集積部と結束機との中
間部に関し設けられ集積された折帖にあて板を供
給するためのあて板供給装置と、前記の各単位部
分の間に夫々設けられ集積された折帖を移動させ
るための搬送装置とから成ることを特徴とする印
刷物自動処理装置。 2 特許請求の範囲第1項に於て 前記の小束集積部は、折帖受け取り空間と、該
空間に関して配置され該空間内で昇降可能なテー
ブルと、折帖受け取り空間に関して配置され該空
間内の上部に関し出入及び昇降可能な一時受けフ
オークと、前記昇降テーブルと前記一時受けフオ
ークとを折帖集積時に 第1速度で 下降させる
ように駆動するための第1駆動装置と、前記テー
ブルをそれの折帖非集積時又は集積時に第2速度
で上昇又は下降するように駆動するための第2駆
動装置と、前記一時受けフオークをそれの折帖非
集積時に第2速度で上下するように駆動するため
の第3駆動装置と、前記一時受けフオークを折帖
集積空間内に入れ又は該空間から出すように駆動
するための第4駆動装置と、これらの各駆動装置
のための切替手段を含み、 これにより昇降テーブルは当初折帖うけとり空
間の上部にあるときに折帖搬送部から搬送されて
来る折帖をその水平姿勢で受けとつて集積すると
共に該テーブルは集積して来る折帖の頂部レベル
を一定に保持しつゝ第1駆動装置により前記第1
速度を以て下降せしめられ、そして折帖の前記所
定の部数が小束として集積されたときは該テーブ
ルの駆動は切替手段の作用により第2駆動装置に
移行されこれにより昇降テーブルは第2速度を以
て下降せしめられ、そして小束集積折帖を第1搬
送装置に引き渡した後に、空のテーブルは前記第
2速度を以て上昇せしめられそして折帖受け取り
空間の上部に戻されるものであり、そして一時受
けフオークは前記のような昇降テーブルの第2速
度での下降と上昇との間に、第3及び第4駆動装
置により折帖受け取り空間に挿入され搬送されて
来る折帖をうけ取りこの時は第1駆動装置により
第1速度を以て下降せしめられ、そして前記のよ
うに昇降テーブルが折帖受け取り空間の上部に戻
されたときは一時受けフオークは第3及び第4駆
動装置により折帖受け取り空間から撤退せしめら
れ、そして昇降テーブルはこの時よりあと一時受
けフオークから折帖を引き取るとともに第1駆動
装置により第1速度を以て下降せしめられるもの
であることを特徴とする印刷物自動処理装置。 3 特許請求の範囲第1項に於て、 前記のコマ返し部は回転テーブルと、該回転テ
ーブルの回転軸に関して設けられた該テーブルの
回転のためのギヤ機構で該テーブルとそしてその
上の小束折帖に対し第1角度の回転を与えるため
の第1ギヤ装置と該テーブルとそしてその上の小
束折帖に対して第2角度の回転を与えるための第
2ギヤ装置とから成るものと、これら2個のギヤ
装置の切替のためのクラツチ機構と、第1行程と
第2行程とに於て作動し該ギヤ装置を駆動するた
めのコマ返し駆動装置とを含み、 こゝに第1搬送装置から小束折帖が回転テーブ
ル上にもたらされたとき、コマ返し駆動装置が作
動し、若しクラツチ機構の切替が第1ギヤ装置に
よる第1角度の回転に設定されているときはコマ
返し駆動装置はその第1行程により小束折帖を第
1角度で第1方向に回転させ、そして第2行程に
より小束折帖を第1角度で第2方向に回転させる
ようにし、又若しクラツチ機構の切替が第2ギヤ
装置による第2角度の回転に設定されているとき
はコマ返し駆動装置はその第1行程により小束折
帖を第2角度で第1方向に回転させ、そして第2
行程により小束折帖を第2角度で第2方向に回転
させるようにし、次で小束折帖は第2搬送装置に
引き渡されることを特徴とする印刷物自動処理装
置。 4 特許請求の範囲第1項に於て、 前記のコマ返し部は回転テーブルと、該回転テ
ーブルの回転軸に関して設けられた該テーブルの
ためのコマ返し駆動装置とを含み、 こゝに、第1搬送装置からの小束折帖が回転テ
ーブル上にもたらされたときコマ返し駆動装置が
作動し、該コマ返し駆動機構はその第1行程に於
て小束折帖を第1角度で第1方向に回転させ、そ
してその第2行程に於て小束折帖を第1角度で第
2方向に回転させるようにし、次で小束折帖は第
2搬送装置に引き渡されることを特徴とする印刷
物自動処理装置。 5 特許請求の範囲第2項に於て、 小束集積部に関しあて板供給装置が設けられ、
該あて板供給装置は複数個のあて板を積み重ね状
態で保持するあて板保持部と、先端にあて板吸引
具を有する可動式の腕部材で該吸引具により前記
あて板保持部より一枚づつあて板を取り出すごと
く作動するものと、取り出されたあて板を引き取
りそしてそれを小束集積部の折帖受け取り空間内
に挿入するように作動するあて板搬送装置とを含
み、 該あて板供給装置は2種の動作をするもので、
すなわち、第1のあて板供給動作に於ては空のテ
ーブルの上にあて板を供給し、そしてこのあて板
を底部に設けた形で折帖が小束折帖として集積さ
れるようにし、第2のあて板供給動作に於ては集
積された小束折帖の上にあて板を供給するもので
あることを特徴とする印刷物自動処理装置。 6 特許請求の範囲第1項に於て 前記の大束集積部は、小束折帖を集積して大束
とする大束集積空間と該空間の下部に配置された
開閉式の第1フーオク装置と、該空間に関しそし
て、第1フオーク装置に関し垂直上方に配置され
た第2フオーク装置でそれ自体水平直線移動が可
能のように構成されているものと、第1フオーク
装置に関して設けられその上に第2搬送装置から
もたらされた小束折帖を載せ、該小束折帖を、前
記空間に向けて上昇せしめるための大束押上用テ
ーブルと、該テーブルの押上げのための装置と、
該テーブルに関して設けられた小束折帖のための
ストツパーでそれ自体小さい距離前後した位置に
交互に設置可能であり小束折帖の該テーブル上の
位置を規制するための装置と、第2フオーク装置
のための水平直線移動装置とからなりこれにより
第2搬送装置からテーブル上にもたらされた小束
折帖は順次のものがその位置をストツパーにより
規制され、小束折帖はテーブルにより押し上げら
れ小束折帖の頂面が第1フオーク下面に達したと
きに該第1フオークが開き該テーブルは小束折帖
を大束集積空間にもたらすようにさらに上昇せし
められ、そして押上テーブルは第1フオークの上
面より僅に上の位置で停止するとともに第1フオ
ークは閉じて押上テーブルは下降を始めこのとき
小束折帖を、若し1個又はそれ以上の個数の小束
折帖が第1フオーク上に既に存在すれば、それら
が新に押し上げられて来た小束折帖の上に載るよ
うに、すなわち小束折帖の集積体として該フオー
ク上に支持するようにし、押上テーブルは下降を
続けてもとの、第2搬送装置から小束折帖を受け
取り得る位置にもどり、上記の動作を繰り返すこ
とにより第1フオーク上に前記空間内に小束折帖
が順次集積され、これが所定の個数の大束折帖と
して集積されたときにそれまで開いた状態で待機
していた第2フオーク装置が閉じるように作動し
大束折帖は該第2フオーク装置により保持される
ようになり、次いで大束折帖を保持した第2フオ
ーク装置は水平直線移動されて第3搬送装置上に
もたらされ、そして第2フオークは開いて大束折
帖を第3搬送装置上に置きこの後に第2フオーク
はもとの位置へ戻るように移動されて開いたまゝ
待機するようにされるものであることを特徴とす
る印刷物自動処理装置。 7 特許請求の範囲第5項に於て 大束集積部の第3搬送装置に関しあて板供給装
置が設けられて居り、該あて板供給装置は複数個
のあて板を積み重ねた状態で保持するあて板保持
部と、前記あて板保持部からあて板を一枚づつ取
り出すための先端にあて板吸引具を有する揺動式
の腕部材と、該腕部材のとり出したあて板を引き
とりそれを第3搬送装置上の空間に挿入するよう
に作動するあて板搬送装置とから成り、このあて
板供給装置は第3搬送装置上の空間の側方に下部
と上部に夫々1個づつ設けられて居り、これによ
り大束折帖が第3搬送装置上にもたらされていな
いときに下部のあて板供給装置が作動され第3搬
送装置上の大束折帖が置かれる可き位置にあて板
を置き、大束折帖が第3搬送装置上に該あて板を
その底部に設けて載置された後に上部のあて板供
給装置が作動され大束折帖の頂部にあて板が設置
されることを特徴とする印刷物自動処理装置。 8 特許請求の範囲第7項に於て、あて板供給装
置は第3搬送装置上の空間の側方に1個設けられ
て居り、これにより大束折帖が第3搬送装置上に
もたらされていないときに該あて板供給装置が作
動され、第3搬送装置上の大束折帖が置かれる可
き位置にあて板を置き、次で大束折帖が第3搬送
装置上に該あて板をその底部に設けて載置され、
そして前記あて板供給装置動されて該大束折帖の
頂上にあて板が載置されることを特徴とする印刷
物自動処理装置。 9 特許請求の範囲第1項に於て、 前記の大束集積部は、小束折帖を集積して大束
とする大束集積空間と、該空間の下部に配置され
その上に第2搬送装置からの小束折帖を載せ且つ
小束折帖を前記空間に向けて上昇せしめるための
大束押上用テーブルと、該テーブルのための押上
げ装置と、該テーブルに関して設けられた小束折
帖のためのストツパーでそれ自体小距離前後した
位置に交互に設置可能とされそして小束折帖の該
テーブル上での位置を規制するための装置と、前
記大束集積空間にあり一対の開閉式フオークを装
置を直径的に対称に設置したフオーク装置支持回
転体で中心軸により所定の角度だけ回転し一のフ
オークに支持された大束折帖を回転移動せしめる
ための装置とを含み、 これにより第2搬送装置から大束押上用テーブ
ル上にもたらされた小束折帖は順次のものがその
位置をストツパーにより規制され、小束折帖は該
テーブルにより押し上げられ一のフオーク下面に
達したときフオークが開き、該テーブルは小束折
帖を、大束集積空間にもたらすようにさらに上昇
せしめられ、そして押上テーブルは一のフオーク
上面より僅に上の位置で停止するとともに該一の
フオークは閉じてこのとき小束折帖を、若し1個
又はそれ以上の個数の小束折帖が該一のフオーク
上に既に存在すれば、それらが新に押し上げられ
た小束折帖の上に載るように、小束折帖の集積体
として該一のフオーク上に支持するようにし、次
で押上テーブルは下降されてもとの、第2搬送装
置から小束折帖を受け取り得る位置にもどり、上
記の動作を繰り返すことにより該一のフオーク上
に、前記大束集積空間内に小束折帖が順次集積さ
れ、これが所定の個数の大束折帖として集積した
ときに、フオーク支持回転体が前記所定の角度回
転され一のフオークに支持された大束折帖を第3
搬送装置上にもたらしそして該フオークが開いて
大束折帖を第3搬送装置上に置き、該一のフオー
クはこゝに於て待機し、一方前記フオーク支持回
転体の回転により一対のフオークの他方のものは
大束集積空間にもたらされ、押上テーブルと協働
して小束折帖の集積をなすようにされるものであ
ることを特徴とする印刷物自動処理装置。 10 特許請求の範囲第9項に於て 大束集積部の第3搬送装置に関しあて板供給装
置が設けられて居り、該あて板供給装置は複数個
のあて板を積み重ねた状態で保持するあて板保持
部と、前記あて板保持部からあて板を一枚づつ取
り出すための先端にあて板吸引具を有する揺動式
の腕部材と、該腕部材のとり出したあて板を引き
とりそれを第3搬送装置上の空間に挿入するよう
に作動するあて板搬送装置とから成り、このあて
板供給装置は第3搬送装置上の空間の側方に下部
と上部に夫々1個づつ設けられて居り、これによ
り大束折帖が第3搬送装置上にもたらされていな
いときに下部のあて板供給装置が作動され第3搬
送装置上にあて板を置き次で第3搬送装置が作動
してあて板は大束折帖が置かれる可き位置にもた
らされ、大束折帖が第3搬送装置上に該あて板を
その底部に設けて載置された後に、第3搬送装置
が作動され、大束折帖は上部のあて板供給装置と
対向する位置にもたらされ、こゝで上部あて板供
給装置が作動されて大束折帖の頂部にあて板が設
置されることを特徴とする印刷物自動処理装置。 11 特許請求の範囲第10項に於て、あて板供
給装置は第3搬送装置上の空間の側方に1個設け
られて居り、これにより大束折帖が第3搬送装置
上にもたらされていないときに、該あて板供給装
置が作動されて第3搬送装置上にあて板を置き、
次で第3搬送装置が作動してあて板は大束折帖が
置かれる可き位置にもたらされ、そして大束折帖
が該あて板を底部に設けて載置された後に、第3
搬送装置が作動され大束折帖は前記のあて板供給
装置と対向する位置にもたらされ、次で該あて板
供給装置が作動されて大束折帖の頂部にあて板が
載置されることを特徴とする印刷物自動処理装
置。 12 印刷機の折機の折帖排出部から排出される
印刷物の折帖を集積し結束して排出するための印
刷物自動処理装置であつて、 折帖の搬送部と、該搬送部に関して設けられ折
帖を所定の部数ごとに仕分けする折帖の仕分け装
置と、仕分け装置で所定の部数ごとに仕分けされ
搬送部から送られて来る折帖を水平姿勢で受け入
れ小束折帖として集積する小束集積部と、小束集
積部からの小束折帖を受け取つて順次の該小束折
帖の折目の位置が交互になるように回転させるた
めのコマ返し部と、コマ返し部からの小束折帖を
受け取つてこれらの複数個を集積して大束折帖と
し次で該大束折帖を結束部に移動させる大束集部
と、大束折帖を押圧し結束する結束機と、前記大
束集積部と結束機との中間部に関し設けられ集積
された折帖にあて板を供給するためのあて板供給
装置と、前記の各単位部分の間に夫々設けられ集
積された折帖を移動させるための搬送装置とから
成る印刷物自動処理装置であつて、 前記の小束集積部は、折帖受け取り空間と、該
空間に関して配置され該空間内で昇降可能なテー
ブルと、折帖受け取り空間に関して配置され該空
間内の上部に関し出入及び昇降可能な一時受けフ
オークと、前記昇降テーブルと前記一時受けフオ
ークとを折帖集積時に 第1速度で 下降させる
ように駆動するための第1駆動装置と、前記テー
ブルをそれの折帖非集積時又は集積時に第2速度
で上昇又は下降するように駆動するための第2駆
動装置と、前記一時受けフオークをそれの折帖非
集積時に第2速度で上下するように駆動するため
の第3駆動装置と、前記一時受けフオークを折帖
集積空間内に入れ又は該空間から出すように駆動
するための第4駆動装置と、これらの各駆動装置
のための切替手段を含み、 これにより昇降テーブルは当初折帖うけとり空
間の上部にあるときに折帖搬送部から搬送されて
来る折帖をその水平姿勢で受けとつて集積すると
共に該テーブルは集積して来る折帖の頂部レベル
を一定に保持しつゝ第1駆動装置により前記第1
速度を以て下降せしめられ、そして折帖の前記所
定の部数が小束として集積されたときは該テーブ
ルの駆動は切替手段の作用により第2駆動装置に
移行されこれにより昇降テーブルは第2速度を以
て下降せしめられ、そして小束集積折帖を第1搬
送装置に引き渡した後に、空のテーブルは前記第
2速度を以て上昇せしめられそして折帖受け取り
空間の上部に戻されるものであり、そして一時受
けフオークは前記のような昇降テーブルの第2速
度での下降と上昇との間に、第3及び第4駆動装
置により折帖受け取り空間に挿入され搬送されて
来る折帖をうけ取りこの時は第1駆動装置により
第1速度を以て下降せしめられ、そして前記のよ
うに昇降テーブルが折帖受け取り空間の上部に戻
されたときは該一時受けフオークは第3及び第4
駆動装置により折帖受け取り空間から撤退せしめ
られ、そして昇降テーブルはこの時よりあと一時
受けフオークから折帖を引き取るとともに第1駆
動装置により第1速度を以て下降せしめられるも
のであり、 前記のコマ返し部は回転テーブルと、該回転テ
ーブルの回転軸に関して設けられた該テーブルの
回転のためのギヤ機構で該テーブルすなわち小束
折帖に対し第1角度の回転を与えるための第1ギ
ヤ装置と、該テーブルすなわち小束折帖に対して
第2角度の回転を与えるための第2ギヤ装置と、
これら2個のギヤ装置の切替のためのクラツチ機
構と、第1行程と第2行程とに於て作動し該ギヤ
装置を駆動するためのコマ返し駆動装置とを含
み、 こゝに第1搬送装置から小束折帖が回転テーブ
ル上にもたらされたとき、コマ返し駆動装置が作
動し、若しクラツチ機構の切替が第1ギヤ装置に
よる第1角度の回転に設定されているときはコマ
返し駆動装置はその第1行程により小束折帖を第
1角度で第1方向に回転させ、そして第2行程に
より小束折帖を第1角度で第2方向に回転させる
ようにし、又若しクラツチ機構の切替が第2ギヤ
装置による第2角度の回転に設定されているとき
はコマ返し駆動装置はその第1行程により小束折
帖を第2角度で第1方向に回転させ、そして第2
行程により小束折帖を第2角度で第2方向に回転
させるようにするものであり、 前記の大束集積部は、小束折帖を集積して大束
とする大束集積空間と該空間の下部に配置された
開閉式の第1フオーク装置と、該空間に関しそし
て、第1フオーク装置に関し垂直上方に配置され
た第2フオーク装置でそれ自体水平直線移動が可
能のように構成されているものと、第1フオーク
装置に関して設けられその上に第2搬送装置から
もたらされた小束折帖を載せ、該小束折帖を、前
記空間に向けて上昇せしめるための大束押上用テ
ーブルと、該テーブルの押上げのための装置と、
該テーブルに関して設けられた小束折帖のための
ストツパーでそれ自体小さい距離前後した位置に
交互に設置可能であり小束折帖の該テーブル上の
位置を期制するための装置と、第2フオーク装置
のための水平直線移動装置とからなりこれにより
第2搬送装置からテーブル上にもたらされた小束
折帖は順次のものがその位置をストツパーにより
規制され、小束折帖はテーブルにより押し上げら
れ小束折帖の頂面が第1フオーク下面に達したと
きに該第1フオークが開き該テーブルは小束折帖
を大束集積空間にもたらすようにさらに上昇せし
められ、そして押上テーブルは第1フオークの上
面より僅に上の位置で停止するとともに第1フオ
ークは閉じて押上テーブルは下降を始めこのとき
小束折帖を、若し1個又はそれ以上の個数の小束
折帖が第1フオーク上に既に存在すれば、それら
が新に押し上げられて来た小束折帖の上に載るよ
うに、すなわち小束折帖の集積体として該フオー
ク上に支持するようにし、押上テーブルは下降を
続けてもとの第2搬送装置から小束折帖を受け取
り得る位置にもどり、上記の動作を繰り返すこと
により第1フオーク上に前記空間内に小束折帖が
順次集積され、これが所定の個数の大束折帖とし
て集積されたときにそれまで開いた状態で待機し
ていた第2フオーク装置が閉じるように作動し大
束折帖は該第2フオーク装置により保持されるよ
うになり、次いで大束折帖を保持した第2フオー
ク装置は水平直線移動されて第3搬送装置上にも
たらされ、そして第2フオークは開いて大束折帖
を第3搬送装置上に置きこの後に第2フオークは
もとの位置へ戻るように移動されて開いたまゝ待
機するようにされるものであることを特徴とする
印刷物自動処理装置。 13 特許請求の範囲第12項に於て、大束集積
部と結束機との中間のあて板供給装置が第3搬送
装置に関して設けられて居り、該あて板供給装置
は複数個のあて板を積み重ねた状態で保持するあ
て板保持部と、前記あて板保持部からあて板を一
枚づつ取り出すための先端にあて板吸引具を有す
る揺動式の腕部材と、該腕部材のとり出したあて
板を引きとりそれを第3搬送装置上の空間に挿入
するように作動するあて板搬送装置とから成り、
このあて板供給装置は第3搬送装置上の空間の側
方に下部と上部に夫々1個づつ設けられて居り、
これにより大束折帖が第3搬送装置上にもたられ
ていないときに下部のあて板供給装置が作動され
第3搬送装置上に大束折帖が置かれる可き位置に
あて板を置き、大束折帖が第3搬送装置上に該あ
て板をその底部に設けて載置された後に上部のあ
て板供給装置が作動され大束折帖の頂部にあて板
が設置されるものであることを特徴とする印刷物
自動処理装置。 14 特許請求の範囲第12項に於て大束集積部
と結束機との中間のあて板供給装置が第3搬送装
置に関して設けられて居り、該あて板供給装置は
複数個のあて板を積み重ねた状態で保持するあて
板保持部と、前記あて板保持部からあて板を1枚
づつ取り出すための先端にあて板吸引具を有する
揺動式の腕部材と該腕部材のとり出したあて板を
引きとりそれを第3搬送装置上の空間に挿入する
ように作動するあて板搬送装置とからなり、この
あて板供給装置は第3搬送装置上の空間の側方に
1個設けられて居り、これにより大束折帖が第3
搬送装置上にもたらされていないときに該あて板
供給装置が作動され、第3搬送装置上の大束折帖
が置かれる可き位置にあて板を置き、次で大束折
帖が第3搬送装置上に該あて板をその底部に設け
て載置され、そして前記あて板供給装置が作動さ
れて該大束折帖の頂上にあて板が載置されること
を特徴とする印刷物の自動処理装置。 15 印刷機の折機の折帖排出部から排出される
印刷物の折帖を集積し結束して排出するための印
刷物自動処理装置であつて、 折帖の搬送部と、該搬送部に関して設けられ折
帖を所定の部数ごとに仕分けする折帖の仕分け装
置と、仕分け装置で所定の部数ごとに仕分けされ
搬送部から送られて来る折帖を水平姿勢で受け入
れ小束折帖として集積する小束集積部と、小束集
積部からの小束折帖を受け取つて順次の該小束折
帖の折目の位置が交互になるように回転させるた
めのコマ返し部と、コマ返し部からの小束折帖を
受け取つてこれらの複数個を集積して大束折帖と
し次で該大束折帖を結束部に移動させる大束集部
と、大束折帖を押圧し結束する結束機と、前記大
束集積部と結束機との中間部に関し設けられ集積
された折帖にあて板を供給するためのあて板供給
装置と、前記の各単位部分の間に夫々設けられ集
積された折帖を移動させるための搬送装置とから
成る印刷物自動処理装置であつて、 前記の小束集積部は、折帖受け取り空間と、該
空間に関して配置され該空間内で昇降可能なテー
ブルと、折帖受け取り空間に関して配置され該空
間内の上部に関し出入及び昇降可能な一時受けフ
オークと、前記昇降テーブルと前記一時受けフオ
ークとを折帖集積時に 第1速度で 下降させる
ように駆動するための第1駆動装置と、前記テー
ブルをそれの折帖非集積時又は集積時に第2速度
で上昇又は下降するように駆動するための第2駆
動装置と前記一時受けフオークをそれの折帖非集
積時に第2速度で上下するように駆動するための
第3駆動装置と、前記一時受けフオークを折帖集
積空間内に入れ又は該空間から出すように駆動す
るための第4駆動装置と、これらの各駆動装置の
ための切替手段を含み、 これにより昇降テーブルは当初折帖うけとり空
間の上部にあるときに折帖搬送部から搬送されて
来る折帖をその水平姿勢で受けとつて集積すると
共に該テーブルは集積して来る折帖の頂部レベル
を一定に保持しつゝ第1駆動装置により前記第1
速度を以て下降せしめられ、そして折帖の前記所
定の部数が小束として集積されたときは該テーブ
ルの駆動は切替手段の作用により第2駆動装置に
移行されこれにより昇降テーブルは第2速度を以
て下降せしめられ、そして小束集積折帖を第1搬
送装置に引き渡した後に、空のテーブルは前記第
2速度を以て上昇せしめられそして折帖受け取り
空間の上部に戻されるものであり、そして一時受
けフオークは前記のような昇降テーブルの第2速
度での下降と上昇との間に、第3及び第4駆動装
置により折帖受け取り空間に挿入され搬送されて
来る折帖をうけ取りこの時は第1駆動装置により
第1速度を以て下降せしめられ、そして前記のよ
うに昇降テーブルが折帖受け取り空間の上部に戻
されたときは一時受けフオークは第3及び第4駆
動装置により折帖受け取り空間から撤退せしめら
れ、そして昇降テーブルはこの時よりあと一時受
けフオークから折帖を引き取るとともに第1駆動
装置により第1速度を以て下降せしめられるもの
であり、 前記のコマ返し部は回転テーブルと、該回転テ
ーブルの回転軸に関して設けられた該テーブルの
回転のためのギヤ機構で該テーブルすなわち小束
折帖に対し第1角度の回転を与えるための第1ギ
ヤ装置と、該テーブルすなわち小束折帖に対して
第2角度の回転を与えるための第2ギヤ装置と、
これら2個のギヤ装置の切替のためのクラツチ機
構と、第1行程と第2行程とに於て作動し該ギヤ
装置を駆動するためのコマ返し駆動装置とを含
み、 こゝに第1搬送装置から小束折帖が回転テーブ
ル上にもたらされたとき、コマ返し駆動装置が作
動し、若しクラツチ機構の切替が第1ギヤ装置に
よる第1角度の回転に設定されているときはコマ
返し駆動装置はその第1行程により小束折帖を第
1角度で第1方向に回転させ、そして第2行程に
より小束折帖を第1角度で第2方向に回転させる
ようにし、又若しクラツチ機構の切替が第2ギヤ
装置による第2角度の回転に設定されているとき
はコマ返し駆動装置はその第1行程により小束折
帖を第2角度で第1方向に回転させ、そして第2
行程により小束折帖を第2角度で第2方向に回転
させるようにするものであり、 前記の大束集積部は、小束折帖を集積して大束
とする大束集積空間と、該空間の下部に配置され
その上に第2搬送装置からの小束折帖を載せ且つ
小束折帖を前記空間に向けて上昇せしめるための
大束押上用テーブルと、該テーブルのための押上
げ装置と、該テーブルに関して設けられた小束折
帖のためのストツパーでそれ自体小距離前後した
位置に交互に設置可能とされそして小束折帖の該
テーブル上での位置を規制するための装置と、前
記大束集積空間にあり一対の開閉式フオークを装
置を直径的に対称に設置したフオーク装置支持回
転体で中心軸により所定の角度だけ回転し一のフ
オークに支持された大束折帖を回転移動せしめる
ための装置とを含み、 これにより第2搬送装置から大束押上用テーブ
ル上にもたらされた小束折帖は順次のものがその
位置をストツパーにより規制され、小束折帖は該
テーブルにより押し上げられ一のフオーク下面に
達したときフオークが開き、該テーブルは小束折
帖を、大束集積空間にもたらすようにさらに上昇
せしめられ、そして押上テーブルは一のフオーク
上面より僅に上の位置で停止するとともに該一の
フオークは閉じてこのとき小束折帖を、若し1個
又はそれ以上の個数の小束折帖が該一のフオーク
上に既に存在すれば、それらが新に押し上げられ
た小束折帖の上に載るように、小束折帖の集積体
として該一のフオーク上に支持するようにし、次
で押上テーブルは下降されてもとの第2搬送装置
から小束折帖を受け取り得る位置にもどり、上記
の動作を繰り返すことにより該一のフオーク上
に、前記大束集積空間内に小束折帖が順次集積さ
れ、これが所定の個数の大束折帖として集積した
ときに、フオーク支持回転体が前記所定の角度回
転され一のフオークに支持された大束折帖を第3
搬送装置上にもたらしそして該フオークが開いて
大束折帖を第3搬送装置上に置き、該一のフオー
クはこゝに於て待機し、一方前記フオーク支持回
転体の回転により一対のフオークの他方のものは
大束集積空間にもたらされ、押上テーブルと協働
して小束折帖の集積をなすようにされるものであ
ることを特徴とする印刷物自動処理装置。 16 特許請求の範囲第15項に於て大束集積部
と結束機との中間のあて板供給装置が第3搬送装
置に関して設けられて居り、該あて板供給装置は
複数個のあて板を積み重ねた状態で保持するあて
板保持部と、前記あて板保持部からあて板を一枚
づつ取り出すための先端にあて板吸引具を有する
揺動式の腕部材と、該腕部材のとり出したあて板
を引きとりそれを第3搬送装置上の空間に挿入す
るように作動するあて板搬送装置とから成り、こ
のあて板供給装置は第3搬送装置上の空間の側方
に下部と上部に夫々1個づつ設けられて居り、こ
れにより大束折帖が第3搬送装置上にもたらされ
ていないときに下部のあて板供給装置が作動され
第3搬送装置上にあて板を置き次で第3搬送装置
が作動してあて板は大束折帖が置かれる可き位置
にもたらされ、大束折帖が第3搬送装置上に該あ
て板をその底部に設けて載置された後に、第3搬
送装置が作動され、大束折帖は上部のあて板供給
装置と対向する位置にもたらされ、こゝで上部あ
て板供給装置が作動されて大束折帖の頂部にあて
板が設置されるものであることを特徴とする印刷
物自動処理装置。 17 特許請求の範囲第15項に於て大束集積部
と結束機との中間のあて板供給装置が第3搬送装
置に関して設けられて居り、該あて板供給装置は
複数個のあて板を積み重ねた状態で保持するあて
板保持部と、前記あて板保持部からあて板を一枚
づつ取り出すための先端にあて板吸引具を有する
揺動式の腕部材と該腕部材の取り出したあて板を
引きとりそれを第3搬送装置上の空間に挿入する
ように作動するあて板搬送装置とからなり、この
あて板供給装置は第3搬送装置上の空間の側方に
1個設けられて居り、これにより大束折帖が第3
搬送装置上にもたらされていないときに、該あて
板供給装置が作動されて第3搬送装置上にあて板
を置き、次で第3搬送装置が作動してあて板は大
束折帖が置かれる可き位置にもたらされ、そして
大束折帖が該あて板を底部に設けて載置された後
に、第3搬送装置が作動され大束折帖は前記のあ
て板供給装置と対向する位置にもたらされ、次で
該あて板供給装置が作動されて大束折帖の頂部に
あて板が載置されることを特徴とする印刷物自動
処理装置。 18 印刷機の折機の折帖排出部から排出される
印刷物の折帖を集積し結束して排出するための印
刷物自動処理装置であつて、折帖の搬送部と、該
搬送部に関して設けられ折帖を所定の部数ごとに
仕分けする折帖の仕分け装置と、仕分け装置で所
定の部数ごとに仕分けされ搬送部から送られて来
る折帖を水平姿勢で受け入れ小束折帖として集積
する小束集積部と、小束集積部からの小束折帖を
受け取つて順次の該小束折帖の折目の位置が交互
になるように回転させるためのコマ返し部と、コ
マ返し部からの小束折帖を受け取つてこれらの複
数個を集積して大束折帖とし次で該大束折帖を結
束部に移動させる大束集部と、大束折帖を押圧し
結束する結束機と、前記大束集積部と結束機との
中間部に関し設けられ集積された折帖にあて板を
供給するためのあて板供給装置と、前記の各単位
部分の間に夫々設けられ集積された折帖を移動さ
せるための搬送装置とから成る印刷物自動処理装
置であつて、 前記の小束集積部は、折帖受け取り空間と、該
空間に関して配置され該空間内で昇降可能なテー
ブルと、折帖受け取り空間に関して配置され該空
間内の上部に関し出入及び昇降可能な一時受けフ
オークと、前記昇降テーブルと前記一時受けフオ
ークとを折帖集積時に 第1速度で 下降させる
ように駆動するための第1駆動装置と、前記テー
ブルをそれの折帖非集積時又は集積時の第2速度
で上昇又は下降するように駆動するための第2駆
動装置と、前記一時受けフオークをそれの折帖非
集積時に第2速度で上下するように駆動するため
の第3駆動装置と、前記一時受けフオークを折帖
集積空間内に入れ又は該空間から出すように駆動
するための第4駆動装置と、これらの各駆動装置
のための切替手段を含み、 これにより昇降テーブルは当初折帖うけとり空
間の上部にあるときに折帖搬送部から搬送されて
来る折帖をその水平姿勢で受けとつて集積すると
共に該テーブルは集積して来る折帖の頂部レベル
を一定に保持しつゝ第1駆動装置により前記第1
速度を以て下降せしめられ、そして折帖の前記所
定の部数が小束として集積されたときは該テーブ
ルの駆動は切替手段の作用により第2駆動装置に
移行されこれにより昇降テーブルは第2速度を以
て下降せしめられ、そして小束集積折帖を第1搬
送装置に引き渡した後に、空のテーブルは前記第
2速度を以て上昇せしめられそして折帖受け取り
空間の上部に戻されるものであり、そして一時受
けフオークは前記のような昇降テーブルの第2速
度での下降と上昇との間に、第3及び第4駆動装
置により折帖受け取り空間に挿入され搬送されて
来る折帖をうけ取りこの時は第1駆動装置により
第1速度を以て下降せしめられ、そして前記のよ
うに昇降テーブルが折帖受け取り空間の上部に戻
されたときは該一時受けフオークは第3及び第4
駆動装置により折帖受け取り空間から撤退せしめ
られ、そして昇降テーブルはこの時よりあと一時
受けフオークから折帖を引き取るとともに第1駆
動装置により第1速度を以て下降せしめられるも
のであり、 前記のコマ返し部は回転テーブルと、該回転テ
ーブルの回転軸に関して設けられた該テーブルの
ためのコマ返し駆動装置とを含み、 こゝに、第1搬送装置からの小束折帖が回転テ
ーブル上にもたらされたときコマ返し駆動装置が
作動し、該コマ返し駆動機構はその第1行程に於
て小束折帖を第1角度で第1方向に回転させ、そ
してその第2行程に於て小束折帖を第1角度で第
2方向に回転させるようにするものであり、 前記の大束集積部は、小束折帖を集積して大束
とする大束集積空間と該空間の下部に配置された
開閉式の第1フオーク装置と、該空間に関しそし
て、第1フオーク装置に関し垂直上方に配置され
た第2フオーク装置でそれ自体水平直線移動が可
能のように構成されているものと、第1フオーク
装置に関して設けられその上に第2搬送装置から
もたらされた小束折帖を載せ、該小束折帖を前記
空間に向けて上昇せしめるための大束押上用テー
ブルと、該テーブルの押上げのための装置と、該
テーブルに関して設けられた小束折帖のためのス
トツパーでそれ自体小さい距離前後した位置に交
互に設置可能であり小束折帖の該テーブル上の位
置を規制するための装置と、第2フオーク装置の
ための水平直線移動装置とからなりこれにより第
2搬送装置からテーブル上にもたらされた小束折
帖は順次のものがその位置をストツパーにより規
制され、小束折帖はテーブルにより押し上げられ
小束折帖の頂面が第1フオーク下面に達したとき
に該第1フオークが開き該テーブルは小束折帖を
大束集積空間にもたらすようにさらに上昇せしめ
られ、そして押上テーブルは第1フオークの上面
より僅に上の位置で停止するとともに第1フオー
クは閉じて押上テーブルは下降を始めこのとき小
束折帖を、若し1個又はそれ以上の個数の小束折
帖が第1フオーク上に既に存在すれば、それらが
新に押し上げられて来た小束折帖の上に載るよう
に、すなわち小束折帖の集積体として該フオーク
上に支持するようにし、押上テーブルは下降を続
けてもとの第2搬送装置から小束折帖を受け取り
得る位置にもどり、上記の動作を繰り返すことに
より第1フオーク上に前記空間内に小束折帖が順
次集積され、これが所定の個数の大束折帖として
集積されたときにそれまで開いた状態で待機して
いた第2フオーク装置が閉じるように作動し大束
折帖は該第2フオーク装置により保持されるよう
になり、次いで大束折帖を保持した第2フオーク
装置は水平直線移動されて第3搬送装置上にもた
らされ、そして第2フオークは開いて大束折帖を
第3搬送装置上に置きこの後に第2フオークはも
との位置へ戻るように移動されて開いたまゝ待機
するようにされるものであることを特徴とする印
刷物自動処理装置。 19 特許請求の範囲第18項に於て、大束集積
部と結束機との中間のあて板供給装置が第3搬送
装置に関して設けられて居り、該あて板供給装置
は複数個のあて板を積み重ねた状態で保持するあ
て板保持部と、前記あて板保持部からあて板を一
枚づつ取り出すための先端にあて板吸引具を有す
る揺動式の腕部材と、該腕部材のとり出したあて
板を引きとりそれを第3搬送装置上の空間に挿入
するように作動するあて板搬送装置とから成り、
このあて板供給装置は第3搬送装置上の空間の側
方に下部と上部に夫々1個づつ設けられて居り、
これにより大束折帖が第3搬送装置上にもたられ
ていないときに下部のあて板供給装置が作動され
第3搬送装置上に大束折帖が置かれる可き位置に
あて板を置き、大束折帖が第3搬送装置上に該あ
て板をその底部に設けて載置された後に上部のあ
て板供給装置が作動され大束折帖の頂部にあて板
が設置されるものであることを特徴とする印刷物
自動処理装置。 20 特許請求の範囲第18項に於て大束集積部
と結束機との中間のあて板供給装置が第3搬送装
置に関して設けられて居り、該あて板供給装置は
複数個のあて板を積み重ねた状態で保持するあて
板保持部と、前記あて板保持部からあて板を一枚
づつ取り出すための先端にあて板吸引具を有する
揺動式の腕部材と該腕部材のとり出したあて板を
引きとりそれを第3搬送装置上の空間に挿入する
ように作動するあて板搬送装置とからなり、この
あて板供給装置は第3搬送装置上の空間の側方に
1個設けられて居り、これにより大束折帖が第3
搬送装置上にもたらされていないときに該あて板
供給装置が作動され、第3搬送装置上の大束折帖
が置かれる可き位置にあて板を置き、次で大束折
帖が第3搬送装置上に該あて板をその底部に設け
て載置され、そして前記あて板供給装置が作動さ
れて該大束折帖の頂上にあて板が載置されること
を特徴とする印刷物の自動処理装置。 21 印刷機の折機の折帖排出部から排出される
印刷物の折帖を集積し結束して排出するための印
刷物自動処理装置であつて、 折帖の搬送部と、該搬送部に関して設けられ折
帖を所定の部数ごとに仕分けする折帖の仕分け装
置と、仕分け装置で所定の部数ごとに仕分けされ
搬送部から送られて来る折帖を水平姿勢で受け入
れ小束折帖として集積する小束集積部と、小束集
積部からの小束折帖を受け取つて順次の該小束折
帖の折目の位置が交互になるように回転させるた
めのコマ返し部と、コマ返し部からの小束折帖を
受け取つてこれらの複数個を集積して大束折帖と
し次で該大束折帖を結束部に移動させる大束集部
と、大束折帖を押圧し結束する結束機と、前記大
束集積部と結束機との中間部に関し設けられ集積
された折帖にあて板を供給するためのあて板供給
装置と、前記の各単位部分の間に夫々設けられ集
積された折帖を移動させるための搬送装置とから
成る印刷物自動処理装置であつて、 前記の小束集積部は、折帖受け取り空間と、該
空間に関して配置され該空間内で昇降可能なテー
ブルと、折帖受け取り空間に関して配置され該空
間内の上部に関し出入及び昇降可能な一時受けフ
オークと、前記昇降テーブルと前記一時受けフオ
ークとを折帖集積時に 第1速度で 下降させる
ように駆動するための第1駆動装置と、前記テー
ブルをそれの折帖非集積時又は集積時に第2速度
で上昇又は下降するように駆動するための第2駆
動装置と、前記一時受けフオークをそれの折帖非
集積時に第2速度で上下するように駆動するため
の第3駆動装置と、前記一時受けフオークを折帖
集積空間内に入れ又は該空間から出すように駆動
するための第4駆動装置と、これらの各駆動装置
のための切替手段を含み、 これにより昇降テーブルは当初折帖うけとり空
間の上部にあるときに折帖搬送部から搬送されて
来る折帖をその水平姿勢で受けとつて集積すると
共に該テーブルは集積して来る折帖の頂部レベル
を一定に保持しつゝ第1駆動装置により前記第1
速度を以て下降せしめられ、そして折帖の前記所
定の部数が小束として集積されたときは該テーブ
ルの駆動は切替手段の作用により第2駆動装置に
移行されこれにより昇降テーブルは第2速度を以
て下降せしめられ、そして小束集積折帖を第1搬
送装置に引き渡した後に、空のテーブルは前記第
2速度を以て上昇せしめられそして折帖受け取り
空間の上部に戻されるものであり、そして一時受
けフオークは前記のような昇降テーブルの第2速
度での下降と上昇との間に、第3及び第4駆動装
置により折帖受け取り空間に挿入され搬送されて
来る折帖をうけ取りこの時は第1駆動装置により
第1速度を以て下降せしめられ、そして前記のよ
うに昇降テーブルが折帖受け取り空間の上部に戻
されたときは該一時受けフオークは第3及び第4
駆動装置により折帖受け取り空間から撤退せしめ
られ、そして昇降テーブルはこの時よりあと一時
受けフオークから折帖を引き取るとともに第1駆
動装置により第1速度を以て下降せしめられるも
のであり、 前記のコマ返し部は回転テーブルと、該回転テ
ーブルの回転軸に関して設けられた該テーブルの
ためのコマ返し駆動装置とを含み、 こゝに、第1搬送装置からの小束折帖が回転テ
ーブル上にもたらされたときコマ返し駆動装置が
作動し、該コマ返し駆動機構はその第1行程に於
て小束折帖を第1角度で第1方向に回転させ、そ
してその第2行程に於て小束折帖を第1角度で第
2方向に回転させるようにするものであり、 前記の大束集積部は、小束折帖を集積して大束
とする大束集積空間と、該空間の下部に配置され
その上に第2搬送装置からの小束折帖を載せ且つ
小束折帖を前記空間に向けて上昇せしめるための
大束押上用テーブルと該テーブルのための押上げ
装置と、該テーブルに関して設けられた小束折帖
のためのストツパーでそれ自体小距離前後した位
置に交互に設置可能とされそして小束折帖の該テ
ーブル上での位置を規制するための装置と、前記
大束集積空間にあり、一対の開閉式フオークを装
置を直径的に対称に設置したフオーク装置支持回
転体で中心軸により所定の角度だけ回転し一のフ
オークに支持された大束折帖を回転移動せしめる
ための装置とを含み、 これにより第2搬送装置から大束押上用テーブ
ル上にもたらされた小束折帖は順次のものがその
位置をストツパーにより規制され、小束折帖は該
テーブルにより押し上げられ一のフオーク下面に
達したときフオークが開き、該テーブルは小束折
帖を、大束集積空間にもたらすようにさらに上昇
せしめられ、そして押上テーブルは一のフオーク
上面より僅に上の位置で停止するとともに該一の
フオークは閉じてこのとき小束折帖を、若し1個
又はそれ以上の個数の小束折帖が該一のフオーク
上に既に存在すれば、それらが新に押し上げられ
た小束折帖の上に載るように、小束折帖の集積体
として該一のフオーク上に支持するようにし、次
で押上テーブルは下降されてもとの第2搬送装置
から小束折帖を受け取り得る位置にもどり、上記
の動作を繰り返すことにより該一のフオーク上
に、前記大束集積空間内に小束折帖が順次集積さ
れ、これが所定の個数の大束折帖として集積した
ときに、フオーク支持回転体が前記所定の角度回
転され一のフオークに支持された大束折帖を第3
搬送装置上にもたらしそして該フオークが開いて
大束折帖を第3搬送装置上に置き、該一のフオー
クはこゝに於て待機し、一方前記フオーク支持回
転体の回転により一対のフオークの他方のものは
大束集積空間にもたらされ、押上テーブルと協働
して小束折帖の集積をなすようにされるものであ
ることを特徴とする印刷物自動処理装置。 22 特許請求の範囲第21項に於て大束集積部
と結束機との中間のあて板供給装置が第3搬送装
置に関して設けられて居り、該あて板供給装置は
複数個のあて板を積み重ねた状態で保持するあて
板保持部と、前記あて板保持部からあて板を一枚
づつ取り出すための先端にあて板吸引具を有する
揺動式の腕部材と、該腕部材のとり出したあて板
を引きとりそれを第3搬送装置上の空間に挿入す
るように作動するあて板搬送装置とから成り、こ
のあて板供給装置は第3搬送装置上の空間の側方
に下部と上部に夫々1個づつ設けられて居り、こ
れにより大束折帖が第3搬送装置上にもたらされ
ていないときに下部のあて板供給装置が作動され
第3搬送装置上にあて板を置き次で第3搬送装置
が作動してあて板は大束折帖が置かれる可き位置
にもたらされ、大束折帖が第3搬送装置上に該あ
て板をその底部に設けて載置された後に、第3搬
送装置が作動され、大束折帖は上部のあて板供給
装置と対向する位置にもたらされ、こゝで上部あ
て板供給装置が作動されて大束折帖の頂部にあて
板が設置されるものであることを特徴とする印刷
物自動処理装置。 23 特許請求の範囲第21項に於て大束集積部
と結束機との中間のあて板供給装置が第3搬送装
置に関して設けられて居り、該あて板供給装置は
複数個のあて板を積み重ねた状態で保持するあて
板保持部と、前記あて板保持部からあて板を一枚
づつ取り出すための先端にあて板吸引具を有する
揺動式の腕部材と該腕部材の取り出したあて板を
引きとりそれを第3搬送装置上の空間に挿入する
ように作動するあて板搬送装置とからなり、この
あて板供給装置は第3搬送装置上の空間の側方に
1個設けられて居り、これにより大束折帖が第3
搬送装置上にもたらされていないときに、該あて
板供給装置が作動されて第3搬送装置上にあて板
を置き、次で第3搬送装置が作動してあて板は大
束折帖が置かれる可き位置にもたらされ、そして
大束折帖が該あて板を底部に設けて載置された後
に、第3搬送装置が作動され大束折帖は前記のあ
て板供給装置と対向する位置にもたらされ、次で
該あて板供給装置が作動されて大束折帖の頂部に
あて板が載置されることを特徴とする印刷物自動
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6929681A JPS57189965A (en) | 1981-05-11 | 1981-05-11 | Device for automatically handling printed matter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6929681A JPS57189965A (en) | 1981-05-11 | 1981-05-11 | Device for automatically handling printed matter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57189965A JPS57189965A (en) | 1982-11-22 |
JPS629502B2 true JPS629502B2 (ja) | 1987-02-28 |
Family
ID=13398459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6929681A Granted JPS57189965A (en) | 1981-05-11 | 1981-05-11 | Device for automatically handling printed matter |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57189965A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6127869A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-07 | Nichiro Kogyo Kk | 折帖印刷物の小束段積み装置 |
JPS61197026U (ja) * | 1985-05-30 | 1986-12-09 |
-
1981
- 1981-05-11 JP JP6929681A patent/JPS57189965A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57189965A (en) | 1982-11-22 |
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