JPS6288342A - 積層強化型配線層の構造とその形成方法 - Google Patents
積層強化型配線層の構造とその形成方法Info
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- JPS6288342A JPS6288342A JP23065585A JP23065585A JPS6288342A JP S6288342 A JPS6288342 A JP S6288342A JP 23065585 A JP23065585 A JP 23065585A JP 23065585 A JP23065585 A JP 23065585A JP S6288342 A JPS6288342 A JP S6288342A
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- wiring
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
集積回路においては、アルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金よりなる配線層が広く用いられているが、高集積
化に伴ってエレクトロ・マイクレージョン、構造的なス
トレス等による断線問題がクローズアップしてきている
。本発明は配線層を結晶粒径の異なる2層構造とするこ
とによりこれらに対して強化を図った。
ム合金よりなる配線層が広く用いられているが、高集積
化に伴ってエレクトロ・マイクレージョン、構造的なス
トレス等による断線問題がクローズアップしてきている
。本発明は配線層を結晶粒径の異なる2層構造とするこ
とによりこれらに対して強化を図った。
本発明は、集積回路のアルミニウム配線層の形成方法に
関する。
関する。
集積回路の配線層として抵抗値が低いこと、シリコンに
対してオーミック・コンタクトが形成が容易であること
、シリコンの酸化膜、窒化膜と密着性が良いこと、微細
なるパターンニングが可能であること等の理由により広
くアルミニウム、あるいはアルミニウム合金が用いられ
ている。
対してオーミック・コンタクトが形成が容易であること
、シリコンの酸化膜、窒化膜と密着性が良いこと、微細
なるパターンニングが可能であること等の理由により広
くアルミニウム、あるいはアルミニウム合金が用いられ
ている。
然し一方、アルミニウム配線層にはエレクトロ・マイグ
レーション、あるいは段差部でのストレス、アルミニウ
ム配線と下地やカバー膜との膨張率の差に起因するスト
レス等による断線問題が集積回路の大きな故障要因とな
っている。
レーション、あるいは段差部でのストレス、アルミニウ
ム配線と下地やカバー膜との膨張率の差に起因するスト
レス等による断線問題が集積回路の大きな故障要因とな
っている。
集積回路の信頼性向上のため配線層とその電極コンタク
ト部での断線対策は常に新しい問題として取り上げられ
、その改善が要望されている。
ト部での断線対策は常に新しい問題として取り上げられ
、その改善が要望されている。
アルミニウム配線層の断線問題は古くて新しい問題であ
り、従来より多くの対策が行われている。
り、従来より多くの対策が行われている。
先ず使用する材料としてAβの単一の材料でなく、S
t、 Cu、 Ti、 Mo+ Zr等の金属との合金
として用いる方法がある。
t、 Cu、 Ti、 Mo+ Zr等の金属との合金
として用いる方法がある。
Stの場合は1〜2%、Cuでは4%以下、TLMo、
Zr等の場合は1%以下を混入せるA7!7層を用い、
エレクトロ・マイグレーションに対する強度を上げる方
法がある。
Zr等の場合は1%以下を混入せるA7!7層を用い、
エレクトロ・マイグレーションに対する強度を上げる方
法がある。
また、段差部でのカバレージを良くし、ストレスを避け
るためアルミニウムの積層工程で基板温度を250〜3
00℃に上げる方法が取られている。
るためアルミニウムの積層工程で基板温度を250〜3
00℃に上げる方法が取られている。
また、この基板温度を上げることにより結晶粒径が大き
くなるので、これは同時にエレクトロ・マイグレーショ
ンに対して有効であることが知られている。
くなるので、これは同時にエレクトロ・マイグレーショ
ンに対して有効であることが知られている。
また、配線層の材料あるいはその形成方法のみでなく、
積層すべき基板側の形状その表面状態によっても著しく
影響を受ける。綜合的な評価を行って最も経済的なる方
法で行われている。
積層すべき基板側の形状その表面状態によっても著しく
影響を受ける。綜合的な評価を行って最も経済的なる方
法で行われている。
上記に述べた、従来の技術による方法は、一つの原因に
対する対策が、他の原因に対する解決策とならないこと
が起こり得る。
対する対策が、他の原因に対する解決策とならないこと
が起こり得る。
特に、結晶粒径に関して、エレクトロ・マイグレーショ
ン対策としては結晶粒径を大きくすることが有効である
ことが知られているが、複雑なる形状の表面状態によっ
て発生するストレスに対しては結晶粒径が小さい方が望
ましい。
ン対策としては結晶粒径を大きくすることが有効である
ことが知られているが、複雑なる形状の表面状態によっ
て発生するストレスに対しては結晶粒径が小さい方が望
ましい。
この矛盾した2要素を同時に満足させることができれば
、有効なる対策となり得る。
、有効なる対策となり得る。
上記問題点は、本発明の積層強化型配線層の構造及びそ
の形成方法によって解決される。
の形成方法によって解決される。
即ち、その構造は、基板上に大部分の結晶粒径が配線幅
よりも大きいアルミニウムあるいはアルミニウム合金よ
りなる第1の配線層が形成され、第1の配線層の上に、
更に大部分の結晶粒径が配線幅の騒より小さいアルミニ
ウムあるいはアルミニウム合金よりなる第2の配線層が
積層された2層構造の積層強化型配線層の構造で解決さ
れる。
よりも大きいアルミニウムあるいはアルミニウム合金よ
りなる第1の配線層が形成され、第1の配線層の上に、
更に大部分の結晶粒径が配線幅の騒より小さいアルミニ
ウムあるいはアルミニウム合金よりなる第2の配線層が
積層された2層構造の積層強化型配線層の構造で解決さ
れる。
また、その形成方法は、基板温度を200〜300℃に
加熱して、アルミニウムあるいはアルミニウム合金より
なる第1の配線層を形成した後、第1の配線層の上に、
該基板温度を100℃以下に保持して、アルミニウムあ
るいはアルミニウム合金よりなる第2の配線層を積層す
ることによって形成される。
加熱して、アルミニウムあるいはアルミニウム合金より
なる第1の配線層を形成した後、第1の配線層の上に、
該基板温度を100℃以下に保持して、アルミニウムあ
るいはアルミニウム合金よりなる第2の配線層を積層す
ることによって形成される。
アルミニウムあるいはアルミニウム合金を積層する時、
基板温度が200〜300℃に加熱された状態では結晶
粒径は大きい成長層が得られ、逆に基板温度を100℃
以下に保持すれば結晶粒径の小さい成長層が得られるこ
とが知られている。
基板温度が200〜300℃に加熱された状態では結晶
粒径は大きい成長層が得られ、逆に基板温度を100℃
以下に保持すれば結晶粒径の小さい成長層が得られるこ
とが知られている。
この結果、結晶粒径の大きい第1の配線層では配線層の
方向、換言すれば電流の流れる方向に結晶粒界が発生す
る確率が非常に小さくなる。
方向、換言すれば電流の流れる方向に結晶粒界が発生す
る確率が非常に小さくなる。
これによりエレクトロ・マイグレーション発生の恐れは
著しく減少する。
著しく減少する。
また、基板温度を100℃以下に保持して積層した第2
の配線層は、ストレスに対して強度の大なる積層を得る
。
の配線層は、ストレスに対して強度の大なる積層を得る
。
このように結晶粒径の異なる2層を積層することにより
エレクトロ・マイグレーションとストレスの両者に対し
て強化された配線層を得ることが出来る。
エレクトロ・マイグレーションとストレスの両者に対し
て強化された配線層を得ることが出来る。
本発明の一実施例を図面により更に詳しく説明する。ア
ルミニウム配線層の成長は真空蒸着法、あるいはスパッ
タ法により行われるが、微細パターン形成の場合はステ
ップ・カバレージの良いスパック法が多く用いられてい
る。
ルミニウム配線層の成長は真空蒸着法、あるいはスパッ
タ法により行われるが、微細パターン形成の場合はステ
ップ・カバレージの良いスパック法が多く用いられてい
る。
図において、シリコン基板1上に5in2膜あるいはP
SG膜2が積層され、この上にAN配線層を形成する場
合について説明する。
SG膜2が積層され、この上にAN配線層を形成する場
合について説明する。
先ず、第1の配線層3を積層するにはAρと約1%のS
i合金材料を用いてスパッタリングにより積層する。S
iを含有せる材料を用いるのはシリコン基板とのコンタ
クトでのスパイク等の不良を軽減するためである。
i合金材料を用いてスパッタリングにより積層する。S
iを含有せる材料を用いるのはシリコン基板とのコンタ
クトでのスパイク等の不良を軽減するためである。
この第1の配線層の積層に当たっては、基板の温度を2
00〜300 ’Cに加熱して行うことにより平均結晶
粒径が数μmと大きな配線層を得ることが出来る。
00〜300 ’Cに加熱して行うことにより平均結晶
粒径が数μmと大きな配線層を得ることが出来る。
最近のLSIの配線層では配線幅は微細化されその配線
幅の寸法は1〜2μmあるいはザブミクロン寸法が用い
られることが多い。従って第1の配線層では平均結晶粒
径は配線幅よりも大きくなるので、結晶粒界が配線の方
向に発生する確率は非常に低い。
幅の寸法は1〜2μmあるいはザブミクロン寸法が用い
られることが多い。従って第1の配線層では平均結晶粒
径は配線幅よりも大きくなるので、結晶粒界が配線の方
向に発生する確率は非常に低い。
次に、基板を一旦冷却して、基板温度を100℃以下に
保持した状態で、AβにSiの1%、更にTi+Zr+
Moの何れかの金属を1%以下の微量添加された合金を
積層して第2の配線層4を形成する。
保持した状態で、AβにSiの1%、更にTi+Zr+
Moの何れかの金属を1%以下の微量添加された合金を
積層して第2の配線層4を形成する。
第2の配線層は非常に小さい結晶粒径の積層が得られ、
その粒径は数100人〜1000人となる。この大きさ
は、配線幅に比して極めて小さい結晶粒径であり、段差
部で発生するスi・レス及びA1配線と下地やカバー膜
との膨張率の差に起因するストレスに対して充分バッフ
プ機能を果たす。
その粒径は数100人〜1000人となる。この大きさ
は、配線幅に比して極めて小さい結晶粒径であり、段差
部で発生するスi・レス及びA1配線と下地やカバー膜
との膨張率の差に起因するストレスに対して充分バッフ
プ機能を果たす。
結晶粒径が配線幅の2以下であれば、ストレスに対する
強度は著しく改善されることが実験的に判明している。
強度は著しく改善されることが実験的に判明している。
配線層の積層の厚さは第1、第2の配線層を併せて約1
μm程度に形成される。
μm程度に形成される。
以上に説明せるごとく、本発明の積層強化型配線層の構
造とその形成方法を適用することによりエレクトロ・マ
イグレーション及びストレスに対して強く、その結果フ
ィールドでの故障発生の少ない配線層を得ることが出来
る。
造とその形成方法を適用することによりエレクトロ・マ
イグレーション及びストレスに対して強く、その結果フ
ィールドでの故障発生の少ない配線層を得ることが出来
る。
図は本発明にかかわる積層強化型配線層の構造を示す断
面図を示す。 図面において、 1はシリコン基板、 2はSiO□膜またはPSG膜、 3は第1の配線層、 4は第2の配線層、 をそれぞれ示す。 端謹鉾面図
面図を示す。 図面において、 1はシリコン基板、 2はSiO□膜またはPSG膜、 3は第1の配線層、 4は第2の配線層、 をそれぞれ示す。 端謹鉾面図
Claims (2)
- (1)基板上に、大部分の結晶粒径が配線幅よりも大き
いアルミニウムあるいはアルミニウム合金よりなる第1
の配線層(3)が形成され、 該第1の配線層の上に、大部分の結晶粒径が配線幅の1
/2より小さいアルミニウムあるいはアルミニウム合金
よりなる第2の配線層(4)が積層されてなることを特
徴とする積層強化型配線層の構造。 - (2)基板温度を200〜300℃に加熱して、アルミ
ニウムあるいはアルミニウム合金よりなる第1の配線層
(3)を形成する工程と、 該第1の配線層の上に、該基板温度を100℃以下に保
持して、アルミニウムあるいはアルミニウム合金よりな
る第2の配線層(4)を積層する工程を含むことを特徴
とする積層強化型配線層の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23065585A JPS6288342A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 積層強化型配線層の構造とその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23065585A JPS6288342A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 積層強化型配線層の構造とその形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6288342A true JPS6288342A (ja) | 1987-04-22 |
Family
ID=16911204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23065585A Pending JPS6288342A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 積層強化型配線層の構造とその形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6288342A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0193149A (ja) * | 1987-10-02 | 1989-04-12 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
US5175125A (en) * | 1991-04-03 | 1992-12-29 | Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. Pte | Method for making electrical contacts |
-
1985
- 1985-10-15 JP JP23065585A patent/JPS6288342A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0193149A (ja) * | 1987-10-02 | 1989-04-12 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
US5175125A (en) * | 1991-04-03 | 1992-12-29 | Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. Pte | Method for making electrical contacts |
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