JPS627794B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS627794B2 JPS627794B2 JP53008669A JP866978A JPS627794B2 JP S627794 B2 JPS627794 B2 JP S627794B2 JP 53008669 A JP53008669 A JP 53008669A JP 866978 A JP866978 A JP 866978A JP S627794 B2 JPS627794 B2 JP S627794B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- light
- control circuit
- capacitor
- pulse width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直流モータ制御回路の故障検知装置に
関し、特にパルス幅変調方式によつて回転速度を
制御される直流モータの制御回路の故障検知装置
に関する。
関し、特にパルス幅変調方式によつて回転速度を
制御される直流モータの制御回路の故障検知装置
に関する。
複写機の原稿搬送装置のように、その速度を正
確に制御する必要がある用途に対しては、パルス
幅変調方式による速度制御が広く採用されてい
る。第1図は、このような従来の制御回路の1例
を示すものである。直流モータ1はパワートラン
ジスタ3と共に電源4に直列に接続される。モー
タ1の回転数はタコジエネレータ2によつて電圧
Vに変換され、回転数設定部5の基準電圧V0と
共に制御回路6に加えられる。制御回路6は電圧
VのV0からの偏差に応じた制御電圧をパルス幅
変調部7に供給し、パルス幅変調部7はこれに応
じたパルス幅のベース電圧をトランジスタ3に供
給して、これをオン・オフ制御する。このような
帰還制御によりモータ1の回転数は、回転数設定
部で設定された値に自動制御される。前述のよう
に従来の直流モータ速度制御回路においては、モ
ータ1の回転速度はトランジスタ3のベースに印
加されるパルス信号のデユーテイレシオを変える
ことによつて制御されるので、デユーテイレシオ
が大きくなつて1に達すると、トランジスタ3が
オフになる期間がなくなり、この状態では無制御
状態に等しくなつてしまう。これをさけるため
に、直流電源に余裕をもたせておき、モータ1の
最大回転速度においてもデユーテイレシオが1に
ならないようにするのが普通である。このため
に、パワートランジスタ3が導通状態となるよう
な故障が生じた場合は、直流モータ1は規定値以
上の高速回転をすることになり、関連装置の暴走
や破損を招来する。複写機の原稿搬送装置に用い
た場合は、原稿の損傷や像の忠実性の劣化をもた
らし、正常な動作ができなくなる。
確に制御する必要がある用途に対しては、パルス
幅変調方式による速度制御が広く採用されてい
る。第1図は、このような従来の制御回路の1例
を示すものである。直流モータ1はパワートラン
ジスタ3と共に電源4に直列に接続される。モー
タ1の回転数はタコジエネレータ2によつて電圧
Vに変換され、回転数設定部5の基準電圧V0と
共に制御回路6に加えられる。制御回路6は電圧
VのV0からの偏差に応じた制御電圧をパルス幅
変調部7に供給し、パルス幅変調部7はこれに応
じたパルス幅のベース電圧をトランジスタ3に供
給して、これをオン・オフ制御する。このような
帰還制御によりモータ1の回転数は、回転数設定
部で設定された値に自動制御される。前述のよう
に従来の直流モータ速度制御回路においては、モ
ータ1の回転速度はトランジスタ3のベースに印
加されるパルス信号のデユーテイレシオを変える
ことによつて制御されるので、デユーテイレシオ
が大きくなつて1に達すると、トランジスタ3が
オフになる期間がなくなり、この状態では無制御
状態に等しくなつてしまう。これをさけるため
に、直流電源に余裕をもたせておき、モータ1の
最大回転速度においてもデユーテイレシオが1に
ならないようにするのが普通である。このため
に、パワートランジスタ3が導通状態となるよう
な故障が生じた場合は、直流モータ1は規定値以
上の高速回転をすることになり、関連装置の暴走
や破損を招来する。複写機の原稿搬送装置に用い
た場合は、原稿の損傷や像の忠実性の劣化をもた
らし、正常な動作ができなくなる。
本発明は、モータが規定値以上の高速回転をす
るようになつたときは、直ちにこれを検知して、
警報、電源停止などの適当な処置をとることがで
きるようにするものである。
るようになつたときは、直ちにこれを検知して、
警報、電源停止などの適当な処置をとることがで
きるようにするものである。
第2図は、本発明の1実施例のブロツク図で、
第1図と同一の符号は同一部分をあらわす。8は
モータ1の端子電圧を印加される発光素子81お
よびこれに対向配置された受光素子、すなわち光
感応スイツチング素子82よりなるフオトカプ
ラ、9は比較器、10はリレーである。パワート
ランジスタ3がオン状態でモータ1が回転してい
る時は、その端子電圧を印加される発光素子81
が励起され、受光素子82がオン、トランジスタ
Trがオフとなり、コンデンサCが抵抗Rを介し
て充電され、その端子電圧Vcが上昇する。一
方、トランジスタ3がオフとなり、モータ1に電
流が供給されなくなると発光素子81も消勢さ
れ、受光素子82がオフ、トランジスタTrがオ
ンとなるので、コンデンサCは充電されて端子電
圧Vcは低下する。モータ1の速度制御が正常に
行なわれている時は、パルス幅変調部7によつて
パワートランジスタ3はオン・オフをくり返し、
したがつてモータ1の電流も断続されているの
で、コンデンサCは充放電をくり返すことにな
る。このため時定数CRをパワートランジスタ3
のスイツチング周期よりも大きく選んでおけば、
コンデンサCの端子電圧Vcは規定値Vs以上には
上昇しない。ところが、制御回路6またはパワー
トランジスタ3自体などの故障によつてトランジ
スタ3がオン状態を続け、モータ1の回転速度が
限度以上に上昇しようとすると、発光素子81が
励起されたままとなり、このためトランジスタ
Trのオフ状態、コンデンサCの充電状態が継続
し、コンデンサの端子電圧Vcは次第に上昇し、
遂には基準値Vsに等しくなる。この時、比較器
9がトリガパルスを発生してSCRを導通させ、
その回路に挿入されたリレーを付勢してモータ1
の電源スイツチSを遮断する。又、SCRの導通
により警報を発することも勿論可能である。
第1図と同一の符号は同一部分をあらわす。8は
モータ1の端子電圧を印加される発光素子81お
よびこれに対向配置された受光素子、すなわち光
感応スイツチング素子82よりなるフオトカプ
ラ、9は比較器、10はリレーである。パワート
ランジスタ3がオン状態でモータ1が回転してい
る時は、その端子電圧を印加される発光素子81
が励起され、受光素子82がオン、トランジスタ
Trがオフとなり、コンデンサCが抵抗Rを介し
て充電され、その端子電圧Vcが上昇する。一
方、トランジスタ3がオフとなり、モータ1に電
流が供給されなくなると発光素子81も消勢さ
れ、受光素子82がオフ、トランジスタTrがオ
ンとなるので、コンデンサCは充電されて端子電
圧Vcは低下する。モータ1の速度制御が正常に
行なわれている時は、パルス幅変調部7によつて
パワートランジスタ3はオン・オフをくり返し、
したがつてモータ1の電流も断続されているの
で、コンデンサCは充放電をくり返すことにな
る。このため時定数CRをパワートランジスタ3
のスイツチング周期よりも大きく選んでおけば、
コンデンサCの端子電圧Vcは規定値Vs以上には
上昇しない。ところが、制御回路6またはパワー
トランジスタ3自体などの故障によつてトランジ
スタ3がオン状態を続け、モータ1の回転速度が
限度以上に上昇しようとすると、発光素子81が
励起されたままとなり、このためトランジスタ
Trのオフ状態、コンデンサCの充電状態が継続
し、コンデンサの端子電圧Vcは次第に上昇し、
遂には基準値Vsに等しくなる。この時、比較器
9がトリガパルスを発生してSCRを導通させ、
その回路に挿入されたリレーを付勢してモータ1
の電源スイツチSを遮断する。又、SCRの導通
により警報を発することも勿論可能である。
以上のように、本発明によればモータ1が規定
値以上の高速になろうとするのをいち早く検知し
て警報または電源遮断またはその両者を同時に行
なうことができるので、モータ1の過大速度によ
つて生ずる不都合や事故を防止することができ
る。本発明を複写装置の原稿搬送装置に適用すれ
ば、原稿の損傷などを防止することができる。
値以上の高速になろうとするのをいち早く検知し
て警報または電源遮断またはその両者を同時に行
なうことができるので、モータ1の過大速度によ
つて生ずる不都合や事故を防止することができ
る。本発明を複写装置の原稿搬送装置に適用すれ
ば、原稿の損傷などを防止することができる。
また本発明によれば、直流モータ1側の回路と
故障検知側の回路(受光素子すなわち光感応スイ
ツチング素子82、コンデンサCおよび比較器9
など)との電気的絶縁が容易かつ確実となるの
で、直流モータ側の回路を直流モータ側の電圧と
無関係に低電圧化および定電圧化することが可能
となり、結果的に設計を標準化し、コストを低減
することが可能となる。
故障検知側の回路(受光素子すなわち光感応スイ
ツチング素子82、コンデンサCおよび比較器9
など)との電気的絶縁が容易かつ確実となるの
で、直流モータ側の回路を直流モータ側の電圧と
無関係に低電圧化および定電圧化することが可能
となり、結果的に設計を標準化し、コストを低減
することが可能となる。
第1図は従来の直流モータ制御回路の故障検知
装置のブロツク図、第2図は本発明の1実施例の
ブロツク図である。 1…直流モータ、2…タコジエネレータ、3…
パワートランジスタ、5…回転数設定部、6…制
御回路、7…パルス幅変調部、8…フオトカプ
ラ、9…比較回路、10…リレー。
装置のブロツク図、第2図は本発明の1実施例の
ブロツク図である。 1…直流モータ、2…タコジエネレータ、3…
パワートランジスタ、5…回転数設定部、6…制
御回路、7…パルス幅変調部、8…フオトカプ
ラ、9…比較回路、10…リレー。
Claims (1)
- 1 パルス幅変調電流によつて駆動される直流モ
ータと、前記直流モータの回路に接続され、パル
ス幅変調電流のオン・オフに応じてその発光を制
御される発光素子と、前記直流モータの回路から
電気的に絶縁され、前記発光素子の発光に応答し
て導通する光感応スイツチング素子と、前記光感
応スイツチング素子と電気的に接続され、前記光
感応スイツチング素子の導通・非導通に応じて充
放電されるコンデンサと、前記コンデンサの充電
電圧を基準直と比較する比較器とを具備し、比較
器の出力によつて直流モータ制御回路の故障を検
知することを特徴とする直流モータ制御回路の故
障検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP866978A JPS54102513A (en) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | Trouble detector for dc motor control circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP866978A JPS54102513A (en) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | Trouble detector for dc motor control circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54102513A JPS54102513A (en) | 1979-08-13 |
JPS627794B2 true JPS627794B2 (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=11699333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP866978A Granted JPS54102513A (en) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | Trouble detector for dc motor control circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54102513A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58144585A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレスモ−タの駆動制御装置 |
JPS60121990A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-29 | Hitachi Medical Corp | 電動駆動形移動用x線装置 |
JPS61195725U (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-06 | ||
JPH0649120Y2 (ja) * | 1985-07-08 | 1994-12-12 | 株式会社島津製作所 | フアンセンサ |
US4833379A (en) * | 1988-01-13 | 1989-05-23 | Sherwood Medical Company | Motor control fail-safe circuit |
-
1978
- 1978-01-27 JP JP866978A patent/JPS54102513A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54102513A (en) | 1979-08-13 |
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