JPS6270300A - 半絶縁性GaAs単結晶 - Google Patents
半絶縁性GaAs単結晶Info
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- JPS6270300A JPS6270300A JP20531785A JP20531785A JPS6270300A JP S6270300 A JPS6270300 A JP S6270300A JP 20531785 A JP20531785 A JP 20531785A JP 20531785 A JP20531785 A JP 20531785A JP S6270300 A JPS6270300 A JP S6270300A
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Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は熱処理による比抵抗の変化がなく、かつ高比抵
抗の■−■族化合物結晶、特にG■$結晶に関するもの
である。
抗の■−■族化合物結晶、特にG■$結晶に関するもの
である。
半絶縁性GaAs単結晶は電子移動度がシリコンの5〜
6倍と速く、かつ、素子間の分離が不要である等の特徴
を有し、近年超高速IC用基板として注目されている。
6倍と速く、かつ、素子間の分離が不要である等の特徴
を有し、近年超高速IC用基板として注目されている。
前記基板には主としてショットキー。ゲート電界効果ト
ランジスタ(MESFET)が形成されるが、上記基板
の電気特性がいかに再現性よく実現されるかが、特に工
業的な面では重要な問題である。これは、 MESFE
Tはシリコン等をイオン注入して活性化熱処理すること
により導電層を形成しているが、この熱処理工程におい
てイオン注入されていない部分の比抵抗が低下すると。
ランジスタ(MESFET)が形成されるが、上記基板
の電気特性がいかに再現性よく実現されるかが、特に工
業的な面では重要な問題である。これは、 MESFE
Tはシリコン等をイオン注入して活性化熱処理すること
により導電層を形成しているが、この熱処理工程におい
てイオン注入されていない部分の比抵抗が低下すると。
隣り合った素子間の絶縁が不十分になるためであり、ま
た高密度に素子を形成するためにはできるだけ基板の比
抵抗が高いものが要求されている。
た高密度に素子を形成するためにはできるだけ基板の比
抵抗が高いものが要求されている。
すなわち、超高密度、超高速IC用基板としては熱変成
がなくかつできるだけ比抵抗が高く、不純物濃度の低い
高品質結晶が必要である。
がなくかつできるだけ比抵抗が高く、不純物濃度の低い
高品質結晶が必要である。
従来、比抵抗が高い半絶縁性GaAs単結晶としては、
■クロムをドープしたGaAs 、■酸素をドーグした
GaAs 、■酸素とクロムをドープしたGaAsなど
が、ブリッジマン法等により製造されているが。
■クロムをドープしたGaAs 、■酸素をドーグした
GaAs 、■酸素とクロムをドープしたGaAsなど
が、ブリッジマン法等により製造されているが。
これらは比抵抗で・10’Ω・α以上の値を示すが、ド
ープ不純物および残留不純物濃度が高く、熱処理による
比抵抗の低下が大きかったり、電子移動度が低下したり
するなど超高密度−超高速IC用基板としては、:il
!シていない欠点がある。これらは例えば特公昭59−
19911号公報あるいは特開昭48−102570号
公報に開示されている。これに対してPBNルツボを用
いた直接合成LEC法によるGaAs結晶はアンドープ
でも半絶縁性を示し、 IC用基板として適している。
ープ不純物および残留不純物濃度が高く、熱処理による
比抵抗の低下が大きかったり、電子移動度が低下したり
するなど超高密度−超高速IC用基板としては、:il
!シていない欠点がある。これらは例えば特公昭59−
19911号公報あるいは特開昭48−102570号
公報に開示されている。これに対してPBNルツボを用
いた直接合成LEC法によるGaAs結晶はアンドープ
でも半絶縁性を示し、 IC用基板として適している。
IJC法にaいて水分を200〜11000pI)の範
囲内で含有するBtO,を使用して成長したGaAs単
結晶は約5 X 10’〜2 X 10’Ωaの比抵抗
を示し。
囲内で含有するBtO,を使用して成長したGaAs単
結晶は約5 X 10’〜2 X 10’Ωaの比抵抗
を示し。
前記単結晶から得たウェハーを熱処理した場合。
熱処理前後の抵抗率の比が0.8〜1.2となること、
また水分を250〜600 ppm含有するB、O,を
使用すると。
また水分を250〜600 ppm含有するB、O,を
使用すると。
前記抵抗率の比が約1になり、かつ比抵抗が1×106
〜7 X 10’Ω・αの範囲になることが、特開昭6
0−71600号公報に開示されている。このことは半
絶縁性GaAs結晶の抵抗かB、03の水分に関係する
ことを示しているが、この方法では結晶の比抵抗がlX
l0’Ω・αより小さい場合には、熱処理前後の抵抗率
の比がたとえ1であってもIC用基板としては不適当で
ある。また比抵抗の高いものほど、熱処理後の比抵抗の
低下量が大きい傾向を示すことから、熱処理による比抵
抗の変化がなくかつ比抵抗の高い結晶を再現性良く得る
ことは置端であり。
〜7 X 10’Ω・αの範囲になることが、特開昭6
0−71600号公報に開示されている。このことは半
絶縁性GaAs結晶の抵抗かB、03の水分に関係する
ことを示しているが、この方法では結晶の比抵抗がlX
l0’Ω・αより小さい場合には、熱処理前後の抵抗率
の比がたとえ1であってもIC用基板としては不適当で
ある。また比抵抗の高いものほど、熱処理後の比抵抗の
低下量が大きい傾向を示すことから、熱処理による比抵
抗の変化がなくかつ比抵抗の高い結晶を再現性良く得る
ことは置端であり。
さらlこ、B、O,中の水分量が増大するほど双晶や多
結晶の発生割合が増大すること、m成元素であるGaが
馬O3中にくわれやすくなり、融液の組成(Ga/As
モル比)自体が変化して組成による結晶特性の変化が生
じてしまい、製造歩留りの低下ひいてはウェハーコスト
の増大を招くという問題点がある。
結晶の発生割合が増大すること、m成元素であるGaが
馬O3中にくわれやすくなり、融液の組成(Ga/As
モル比)自体が変化して組成による結晶特性の変化が生
じてしまい、製造歩留りの低下ひいてはウェハーコスト
の増大を招くという問題点がある。
さらに、結晶中の炭素濃度を低減すると熱処理による比
抵抗の変化が少なくなることが開示されている。しかし
ながら、炭素@kを低減するほど結晶の比抵抗が低下す
る傾向を示すことから、高比抵抗の再現性が不十分であ
ることがわかった。これらの比抵抗特性の不安定さは比
抵抗が何によって支配され”Cいるのががいまだ十分解
明されていないことが原因である。従って、上述したよ
うにIC用基板として熱処理による比抵抗の低下がなく
かつできるだけ比抵抗の高い結晶を再現性良く、得るこ
とができず、従来技術ではIC用基板として実用に供す
ることができない欠点があった。
抵抗の変化が少なくなることが開示されている。しかし
ながら、炭素@kを低減するほど結晶の比抵抗が低下す
る傾向を示すことから、高比抵抗の再現性が不十分であ
ることがわかった。これらの比抵抗特性の不安定さは比
抵抗が何によって支配され”Cいるのががいまだ十分解
明されていないことが原因である。従って、上述したよ
うにIC用基板として熱処理による比抵抗の低下がなく
かつできるだけ比抵抗の高い結晶を再現性良く、得るこ
とができず、従来技術ではIC用基板として実用に供す
ることができない欠点があった。
本発明は上述の雑煮を解消したもので、非常に再現性良
(、熱処理による比抵抗の低下がなく。
(、熱処理による比抵抗の低下がなく。
かつ高比抵抗の半絶縁性GaAs結晶を提供するもので
ある。
ある。
本発明は、直接合成LEC法によって製造されるアンド
ープGaAs単結晶であって、結晶中に浅いアクセプタ
ーおよび浅いドナーレベルを形成する主要な残留不純物
である炭素およびシリコンの濃度がそれぞれ5 X 1
0” t、s ’および2 X IQIIcrr4以下
であり、かつ室温での比抵抗が約3 X 10’〜I
X 10”Ωαの範囲内の抵抗率を有することを特徴と
する半絶縁性−GaAs単結晶を提供するものである。
ープGaAs単結晶であって、結晶中に浅いアクセプタ
ーおよび浅いドナーレベルを形成する主要な残留不純物
である炭素およびシリコンの濃度がそれぞれ5 X 1
0” t、s ’および2 X IQIIcrr4以下
であり、かつ室温での比抵抗が約3 X 10’〜I
X 10”Ωαの範囲内の抵抗率を有することを特徴と
する半絶縁性−GaAs単結晶を提供するものである。
本発明の第2の特徴は上記単結晶をウェハーに切断して
約850℃の温度で約15分間As雰囲気中熱処理を行
っても前記ウェハーの熱処理前および熱処理後の比抵抗
の比が約1である半絶縁性GaAs単結晶を提供するも
のである。即ち1本発明は直妾合成LEC法によって製
造されるアンドープGaAs単結晶の比抵抗と主要な残
留不純物である炭素およびシリコン濃度との関係を種々
調べたところ第1図および第2図に示す関係を見い出し
たことに発している。第1図は熱処理前の比抵抗(ρB
A)と熱処理後の比抵抗(ρλ人)の比(ρB人/ρ人
A)と炭素濃度との関係を示したものである。これから
炭素濃度が約5 x IQ15cm7”のとき、比抵抗
の比は約1であり、熱処理により比抵抗変化はほとんど
生じないことが判明した。
約850℃の温度で約15分間As雰囲気中熱処理を行
っても前記ウェハーの熱処理前および熱処理後の比抵抗
の比が約1である半絶縁性GaAs単結晶を提供するも
のである。即ち1本発明は直妾合成LEC法によって製
造されるアンドープGaAs単結晶の比抵抗と主要な残
留不純物である炭素およびシリコン濃度との関係を種々
調べたところ第1図および第2図に示す関係を見い出し
たことに発している。第1図は熱処理前の比抵抗(ρB
A)と熱処理後の比抵抗(ρλ人)の比(ρB人/ρ人
A)と炭素濃度との関係を示したものである。これから
炭素濃度が約5 x IQ15cm7”のとき、比抵抗
の比は約1であり、熱処理により比抵抗変化はほとんど
生じないことが判明した。
しかし、炭素濃度が約5 X I Q l−13の結晶
の比抵抗は約9 X 10’〜3 X 10’Ω鑵の範
囲を示し、 IC用基板としては十分な比抵抗とは言え
ない。第2図は結晶の比抵抗とシリコン濃度との関係を
示したものである。炭素濃度が約1×10cnt を境
にして、異なった傾向を示したが、いづれもシリコン濃
度が約2 x 10 ls 慕−”以下で比抵抗は約3
×10?〜1×108Ω・cnlの範囲を示した。そこ
で炭素濃度が約4XIQ”fiでシリコン濃度が約1×
10111crrL の単結晶を作成し。
の比抵抗は約9 X 10’〜3 X 10’Ω鑵の範
囲を示し、 IC用基板としては十分な比抵抗とは言え
ない。第2図は結晶の比抵抗とシリコン濃度との関係を
示したものである。炭素濃度が約1×10cnt を境
にして、異なった傾向を示したが、いづれもシリコン濃
度が約2 x 10 ls 慕−”以下で比抵抗は約3
×10?〜1×108Ω・cnlの範囲を示した。そこ
で炭素濃度が約4XIQ”fiでシリコン濃度が約1×
10111crrL の単結晶を作成し。
比抵抗を調べたところ、熱処理による比抵抗の低下は見
られず、かつ約7 X 10’Ω・儂と高い比抵抗を有
し、 IC用基板として十分な特性を示すことが判明し
た。
られず、かつ約7 X 10’Ω・儂と高い比抵抗を有
し、 IC用基板として十分な特性を示すことが判明し
た。
以上説明したように1本発明のGaAs単結晶は熱処理
による比抵抗の低下がなくかつ高い比抵抗を有し、残留
不純物が少なく高純度な結晶であるから、″NLN格子
度も高く、超高密度・超高速IC用基板として適してい
る。すなわち、(1)素子間のリーク電流が従来結晶よ
り約半分以下であるから素子分離が容易になり、より高
集積化できる。(2)を子移動度も高く、より高速動作
するMESFETICを製造することができる。(3)
工業的に利用することにより生産性が向上する1等の効
果が得られる。
による比抵抗の低下がなくかつ高い比抵抗を有し、残留
不純物が少なく高純度な結晶であるから、″NLN格子
度も高く、超高密度・超高速IC用基板として適してい
る。すなわち、(1)素子間のリーク電流が従来結晶よ
り約半分以下であるから素子分離が容易になり、より高
集積化できる。(2)を子移動度も高く、より高速動作
するMESFETICを製造することができる。(3)
工業的に利用することにより生産性が向上する1等の効
果が得られる。
以下1本発明の一実施例について説明する。第3図に示
す如く高圧引上機を用いてM’S合成LEC法によりア
ンドープでGaAs単結晶を引上げた。原料は純度6〜
7Nc)GaとAsであり、 B、O,は水分量的10
01)pmとできるだけ高純度なものを使用した。ルツ
ボはシリコン汚染のないPBN(2分解窒化ボロン)ル
ツボを用いた。ルツボは使用前に空気中700’Cで3
0分間空焼きし、付着炭素を飛ばしたのち洗篠乾燥して
使用した。引上げ圧力は約7atmに設定した。これは
一般にガス圧力が高いほど結晶中の炭素濃度が高くなる
傾向があるためである。
す如く高圧引上機を用いてM’S合成LEC法によりア
ンドープでGaAs単結晶を引上げた。原料は純度6〜
7Nc)GaとAsであり、 B、O,は水分量的10
01)pmとできるだけ高純度なものを使用した。ルツ
ボはシリコン汚染のないPBN(2分解窒化ボロン)ル
ツボを用いた。ルツボは使用前に空気中700’Cで3
0分間空焼きし、付着炭素を飛ばしたのち洗篠乾燥して
使用した。引上げ圧力は約7atmに設定した。これは
一般にガス圧力が高いほど結晶中の炭素濃度が高くなる
傾向があるためである。
作成した結晶を1ウエハー(こ切断したのち、Head
およびTa11部の炭素a度、シリコンa度および熱処
理前後の比抵抗を測定した。測定方法はそれぞれ赤外吸
収法(FT−IR)、プラズマ発光分析法(ICP)。
およびTa11部の炭素a度、シリコンa度および熱処
理前後の比抵抗を測定した。測定方法はそれぞれ赤外吸
収法(FT−IR)、プラズマ発光分析法(ICP)。
2端子法である。熱処理は850’C!、 15分As
H,g囲気(As圧〜3 Torr )の条件で行なっ
た。これはシリコンイオン注入層の活性化熱処理条件と
同じである。
H,g囲気(As圧〜3 Torr )の条件で行なっ
た。これはシリコンイオン注入層の活性化熱処理条件と
同じである。
測定結果をまとめて表−1に示す。
以下余白
これから#1の結晶では炭素およびシリコン濃度ともそ
れぞれ5 X 10” crtt−”および2×10町
11以下であり、その結果比抵抗は4〜6 X 10’
Ω・二の範囲であり熱処理による比抵抗の低下もごくわ
ずかであることが羅かめられた。#2の結晶は同一条件
で引上げたものであり、十分再現性があることも確かめ
られた。このように本発明の単結晶は直接合成LEC法
において、高純度素材を使用し1部材の清浄化や引上げ
条件を適正化することにより容易に実現することができ
る。
れぞれ5 X 10” crtt−”および2×10町
11以下であり、その結果比抵抗は4〜6 X 10’
Ω・二の範囲であり熱処理による比抵抗の低下もごくわ
ずかであることが羅かめられた。#2の結晶は同一条件
で引上げたものであり、十分再現性があることも確かめ
られた。このように本発明の単結晶は直接合成LEC法
において、高純度素材を使用し1部材の清浄化や引上げ
条件を適正化することにより容易に実現することができ
る。
以上述べたごとく不発明は、特許請求の範囲に記載の如
く構成することにより、熱処理による比抵抗の低下がな
く、かつ高比抵抗の半絶縁性GaAs結晶を提供するも
ので、超高密度、超高速IC用基板単結晶として工業的
にi要である。
く構成することにより、熱処理による比抵抗の低下がな
く、かつ高比抵抗の半絶縁性GaAs結晶を提供するも
ので、超高密度、超高速IC用基板単結晶として工業的
にi要である。
第1図8よび第2図は本発明の原理を示すための図で第
1図は比抵抗と炭素濃度の関係、)耳2図は比抵抗とシ
リコン#に度の関係を示す図である。 第3図は本発明の実施例の半絶縁性GaAs単晴晶を製
造する方法を説明するための図である。 1:高圧容器。 2:発熱対。 3 : PBNルツボ。 4 : B、O,。 5:結 晶。 6:雰 囲 気。 代理人 弁理士 則 近 憩 重 囲 竹 花 喜久男 CARBON C0NCENTRATION (cm−
3)第 1 図 5ILIC’ON C0NCENTRATION (
cm−)第2図
1図は比抵抗と炭素濃度の関係、)耳2図は比抵抗とシ
リコン#に度の関係を示す図である。 第3図は本発明の実施例の半絶縁性GaAs単晴晶を製
造する方法を説明するための図である。 1:高圧容器。 2:発熱対。 3 : PBNルツボ。 4 : B、O,。 5:結 晶。 6:雰 囲 気。 代理人 弁理士 則 近 憩 重 囲 竹 花 喜久男 CARBON C0NCENTRATION (cm−
3)第 1 図 5ILIC’ON C0NCENTRATION (
cm−)第2図
Claims (2)
- (1)直接合成LEC法によって製造されるアンドープ
GaAs単結晶であって、上記結晶中に浅いアクセプタ
ーおよび浅いドナーレベルを形成する主要な残留不純物
である炭素およびシリコンの濃度がそれぞれ5×10^
1^5cm^−^3および2×10^1^5cm^−^
3以下であり、かつ室温での比抵抗が約3×10^7〜
1×10^8Ωcmの範囲内の抵抗率を有することを特
徴とする半絶縁性GaAs単結晶。 - (2)上記半絶縁性GaAs単結晶をウェハーに切断し
、前記ウェハーを約850℃の温度で約15分間As雰
囲気中熱処理を行なうことにより前記ウェハーの熱処理
前および熱処理後の比抵抗が約1であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の半絶縁性GaAs単結晶
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20531785A JPS6270300A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 半絶縁性GaAs単結晶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20531785A JPS6270300A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 半絶縁性GaAs単結晶 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270300A true JPS6270300A (ja) | 1987-03-31 |
Family
ID=16504945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20531785A Pending JPS6270300A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 半絶縁性GaAs単結晶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270300A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6472998A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Nippon Mining Co | Heat treatment of compound semiconductor single crystal |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP20531785A patent/JPS6270300A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6472998A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Nippon Mining Co | Heat treatment of compound semiconductor single crystal |
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