JPS6268209A - 縦形移動テ−ブル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は縦形の移動テーブル装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来縦形移動テーブル装置において重力補償を行なう場
合は、第３図に示すようにローラ４４の左右に移動テー
ブル１１とその重量に相当するカウンターウェイト１２
を鋼製ベルト４５で吊下げて行なっている。

しかしこの方式では、駆動モータ１７によって、ガイド
４３に沿って動く移動テーブル１１を、急加速。

急停止の駆動をおこなった後短時間に高精度な位置決め
をすることが出来ないという欠点を有していた。第４図
によって模擬的に説明する。（Ａ）で移動テーブル１１
を急加速して上昇すると鋼製ベルト４５はローラ４４か
ら浮上シ、次に（Ｂ）のようにカウンターウェイト１２
が下降するので、この影響のため移動テーブル１１が微
小に引上げられることになシ、再度移動テーブル１１を
調整する必要が生じ、短時間で位置決めを完了すること
が出来ないのである。

〔発明の目的〕

本発明は上述した従来装置の欠点を改良したもので、急
加速、急停止の後も短時間に高精度な位置決めをすると
ともに、長寿命な装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、縦形の移動テーブルとカウンターウェイトを
、同軸上に構成された正転、逆転用の送リネジのそれぞ
れに連結したことを特徴とする。

〔発明の効果〕

本発明は、移動テーブルとカウンターウェイトを同軸上
に構成された正転、逆転用の送りネジのそれぞれに連結
することで、移動テーブルを上向きへ移動させるとカウ
ンターウェイトは下向きに移動しく移動テーブルを下向
きへ移動させるとカウンターウェイトは上向きに移動し
）移動テーブルの重力に対する補償がなされ、連結が剛
でおることから、高精度かつ高速度な位置決めが短時間
で可能となる。また剛製ベルトで吊シ下げた場合のよう
な、繰り返し曲げによる彼方寿命を考慮する必要がなく
、長寿命も保証される。

また、移動テーブル部とカウンタウェイト部を同軸上に
構成しであるため、装置の設置面積が小さくてすむ。

〔発明の実施例〕

第１図に本発明の一実施例を示す。

移動テーブル１１を送）ネジ１３に、カウンターウェイ
ト１２は、送υネジ１３とは送シ方向が逆向きになって
いる送シネジ１４に取りつけられている。送りネジ１３
．１４は同一軸上に連結、構成されて、軸受１７によっ
て支持されている。この装置において、移動テーブル１
１を上昇させようと駆動モータ１６で移動テーブル１１
の送りネジ１３を回転させると、同軸上のカウンターウ
ェイト１２側の送シネジ１４が送シネジ１３同一方向に
回転する。しかし、送シネジ１４は送りネジ１３とは逆
向きのネジが切っであるので、カウンターウェイト１２
を下降させようとする。

（移動テーブル１１を下降させようと駆動モータ１６で
移動テーブル１１の送りネジ１３を回転させるとカウン
ターウェイト１２を上昇させようとする。）これによっ
て、移動テーブル１１の重力に対する補償がなされ、か
つ送りネジ１３　、１４剛構造になっているため確実に
作動し、移動テーブル１１を高精度かつ短時間に位置決
めすることが可能となり、一方では長寿命が保証される
。

〔発明の他の実施例〕

正転、逆転用の送りネジを一本の同一軸上に構成したが
、第２図のように正転、逆転用の送）ネジを別々の軸に
して、継手１５で連結しても同様の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を示す構成図、第２図は
本発明のその他の実施例を示す構成図、第３図は従来例
を示す構成図、第４図は従来例の模擬図である。 １１　　　・・・移動テーブル １２　　　・・・カウンターウェイト １３　、１４・・・送りネジ １５　　　・・・継手

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 重力方向に移動軸を持つ移動テーブルを、その移動テー
   ブルと相当の重量を有するカウンターウェイトを用いて
   重力補償を行なう縦形の移動テーブル装置において、移
   動テーブルとカウンターウェイトを同軸上に構成された
   正転、逆転用送りネジに個々連結したことを特徴とする
   縦形移動テーブル装置。