JPS6257456A - 硬化可能な組成物 - Google Patents
硬化可能な組成物Info
- Publication number
- JPS6257456A JPS6257456A JP19688385A JP19688385A JPS6257456A JP S6257456 A JPS6257456 A JP S6257456A JP 19688385 A JP19688385 A JP 19688385A JP 19688385 A JP19688385 A JP 19688385A JP S6257456 A JPS6257456 A JP S6257456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peroxide
- polyester resin
- component
- synthetic resin
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、水で濡れた基材表面や湿潤状態下の基材表面
への密着性および接着性にすぐれた塗料および接着剤、
特にライニング、パテ、シーリング等に有用な硬化性組
成物に関する。
への密着性および接着性にすぐれた塗料および接着剤、
特にライニング、パテ、シーリング等に有用な硬化性組
成物に関する。
現在、ライニング、パテ、シーリング等に利用されてい
る樹脂としては、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂お
よびポリウレタン樹脂等があり、これらの樹脂はそれぞ
れに特長を生かして広く活用されている。
る樹脂としては、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂お
よびポリウレタン樹脂等があり、これらの樹脂はそれぞ
れに特長を生かして広く活用されている。
しかし、これら既存の樹脂は、濡れた基材(例えばコン
クリート)面に塗装して良く密着させる場合、または低
コストでのシーリング剤、或は目止め材として使用する
場合などでは基材との密着性や接着性等の性能が満足す
べきものでなく、改良を求められているのが実情でちる
。
クリート)面に塗装して良く密着させる場合、または低
コストでのシーリング剤、或は目止め材として使用する
場合などでは基材との密着性や接着性等の性能が満足す
べきものでなく、改良を求められているのが実情でちる
。
水中硬化型の樹脂としては、例えばキシリレンジアミン
と〆イマ、−酸との縮合によって得られるポリアミド樹
脂を硬化剤に用いたエポキシ樹脂も知られているが、し
かし、この樹脂は実際には水面接着はバラツキが甚しく
、信頼性に乏しい難点を有する。
と〆イマ、−酸との縮合によって得られるポリアミド樹
脂を硬化剤に用いたエポキシ樹脂も知られているが、し
かし、この樹脂は実際には水面接着はバラツキが甚しく
、信頼性に乏しい難点を有する。
本発明者らは、上述した実情に鑑みて鋭意検討を重ねた
結果、(1)合成樹脂エマルジョン、(2)不飽和ポリ
エステル樹脂、(3)半水石こう、および(4)過酸化
物からなる硬化可能な組成物が、各種基材を始め水で濡
れた基材表面や湿潤状態下の基材表面に関して密着性お
よび接着性にすぐれていることを見出し、本発明を完成
するに至った。
結果、(1)合成樹脂エマルジョン、(2)不飽和ポリ
エステル樹脂、(3)半水石こう、および(4)過酸化
物からなる硬化可能な組成物が、各種基材を始め水で濡
れた基材表面や湿潤状態下の基材表面に関して密着性お
よび接着性にすぐれていることを見出し、本発明を完成
するに至った。
合成樹脂エマルジョンと半水石こうを混合して使用する
方法は従来から知られているが、この方法は硬化に長時
間を要すること、塗装後塗膜が未硬化の状態で水に接触
したシ、または高湿度の環境下に置かれると、塗膜が流
出または著しい硬化の遅れを生ずること、コンクリート
面のようないわば多孔質で、ある程度吸水性のある表面
は良いが、金属面のように全く吸水しない面では、硬化
性が遅く、接着性が必ずしも十分でないこと、塗膜の厚
みによってはへアークラックが発生し、塗膜の役割を果
さなくなること、等の欠点を有する。
方法は従来から知られているが、この方法は硬化に長時
間を要すること、塗装後塗膜が未硬化の状態で水に接触
したシ、または高湿度の環境下に置かれると、塗膜が流
出または著しい硬化の遅れを生ずること、コンクリート
面のようないわば多孔質で、ある程度吸水性のある表面
は良いが、金属面のように全く吸水しない面では、硬化
性が遅く、接着性が必ずしも十分でないこと、塗膜の厚
みによってはへアークラックが発生し、塗膜の役割を果
さなくなること、等の欠点を有する。
この欠点は、本発明の組成物によって完全に解決される
。
。
本発明において使用される合成樹脂エマルジョンとして
は、各種の合成樹脂エマルジョンが使用可能であシ、そ
のポリマー成分を構成するモノマー類には特に制限はな
く、例えばエチレン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
、バーサチック酸ヒニル、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸オ
クチル、メタクリル酸ノニル、メタクリル酸ラウリル、
アクリロニトリル、スチレン、ビニルトルエン、塩化ビ
ニル、ブタジェン等があケラれる。
は、各種の合成樹脂エマルジョンが使用可能であシ、そ
のポリマー成分を構成するモノマー類には特に制限はな
く、例えばエチレン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
、バーサチック酸ヒニル、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸オ
クチル、メタクリル酸ノニル、メタクリル酸ラウリル、
アクリロニトリル、スチレン、ビニルトルエン、塩化ビ
ニル、ブタジェン等があケラれる。
エマルジョン化は、従来一般に行われているアニオン系
、ノニオン系、カチオン系の界面活性剤を用いて行われ
、特に制限を加える必要はない。
、ノニオン系、カチオン系の界面活性剤を用いて行われ
、特に制限を加える必要はない。
本発明において使用される不飽和ポリエステル樹脂は、
(以下ポリエステル樹脂と略記)一般にα−β不飽和多
塩基酸又はその酸無水物を一成分とし、普通任意の飽和
或は不飽和の多塩基酸で変性し、多価アルコールとエス
テル化して得られる不飽和アルキッドを、共重合可能な
ビニルモノマーに溶解したものである。
(以下ポリエステル樹脂と略記)一般にα−β不飽和多
塩基酸又はその酸無水物を一成分とし、普通任意の飽和
或は不飽和の多塩基酸で変性し、多価アルコールとエス
テル化して得られる不飽和アルキッドを、共重合可能な
ビニルモノマーに溶解したものである。
α−β不飽和多塩基酸又はその酸無水物とじてハ、無水
マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、など
があげられる。
マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、など
があげられる。
変性用の多塩基酸には例えば次の種類が利用可能である
。
。
無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸並びにその
メチルエステル、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテ
トラヒドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ
無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、コハク酸、
アジピン酸、セパシン酸、ヘット酸、テトラクロロ無水
フタル酸、テトラブロム無水フタル酸。
メチルエステル、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテ
トラヒドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ
無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、コハク酸、
アジピン酸、セパシン酸、ヘット酸、テトラクロロ無水
フタル酸、テトラブロム無水フタル酸。
また前記多塩基酸とエステル化するだめの多価アルコー
ルには次の例があげられる。
ルには次の例があげられる。
エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、シグロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール、ブタンジオール1,3、ブタンジオール1
,4、ヘキサンジオール1,6、水素化ヒスフェノール
A1ビスフエノールAのエチレンオキシド付加物、ビス
フェノールAのプロピレンオキシド付加物、グリセリン
モノアリルエーテル、ペンタエリスリットジアリルエー
テル。
ングリコール、シグロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール、ブタンジオール1,3、ブタンジオール1
,4、ヘキサンジオール1,6、水素化ヒスフェノール
A1ビスフエノールAのエチレンオキシド付加物、ビス
フェノールAのプロピレンオキシド付加物、グリセリン
モノアリルエーテル、ペンタエリスリットジアリルエー
テル。
またモノアルコールではあるが、トリメチロールプロパ
ンジアリルエーテル、インタエリスリットトリアリルエ
ーテルなどは空気硬化型ぼりエステル樹脂原料として活
用されている。
ンジアリルエーテル、インタエリスリットトリアリルエ
ーテルなどは空気硬化型ぼりエステル樹脂原料として活
用されている。
モノアルキレンオキシド、例えばプロピレンオキシド、
フェニルグリシジルエーテルなどは多価アルコール同様
に利用することが出来る。
フェニルグリシジルエーテルなどは多価アルコール同様
に利用することが出来る。
エステル化は不活性気流中、160〜210℃の範囲で
行われる。
行われる。
ポリエステル樹脂の希釈剤として使用されるビニルモノ
マーとしては、例えばスチレン、ビニルトルエン、クロ
ロスチレン、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、
メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ベンジル、メタク
リル酸シクロヘキシル、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル等があげられる。ビニルモノマーの配合量は、一般
には20〜60重量%程度である。
マーとしては、例えばスチレン、ビニルトルエン、クロ
ロスチレン、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、
メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ベンジル、メタク
リル酸シクロヘキシル、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル等があげられる。ビニルモノマーの配合量は、一般
には20〜60重量%程度である。
製造中、並びに貯蔵中のグル化を防止するために、安定
剤として、多価フェノール類、キノン類、銅塩などを用
いることは必要である。
剤として、多価フェノール類、キノン類、銅塩などを用
いることは必要である。
ポリエステル樹脂の配合量は、合成樹脂エマルジョンの
固形分100重量部に対して20〜200重量部、好ま
しくは30〜150重量部の範囲内が適当である。ポリ
エステル樹脂の配合量が20重量部未満では、硬化塗膜
の物性が不十分であり、硬度の上昇がみられず、耐溶剤
性も不良であるので好ましくなく、一方、配合量が20
0重量部よシ多い場合には、ポリエステル樹脂の特性が
強まり、塗膜硬化性に時間を要するばかシでなく、チク
ソトロピー性が不良となり、塗膜のブレが発生し易いと
いう難点を示すようになる。
固形分100重量部に対して20〜200重量部、好ま
しくは30〜150重量部の範囲内が適当である。ポリ
エステル樹脂の配合量が20重量部未満では、硬化塗膜
の物性が不十分であり、硬度の上昇がみられず、耐溶剤
性も不良であるので好ましくなく、一方、配合量が20
0重量部よシ多い場合には、ポリエステル樹脂の特性が
強まり、塗膜硬化性に時間を要するばかシでなく、チク
ソトロピー性が不良となり、塗膜のブレが発生し易いと
いう難点を示すようになる。
本発明において使用される半水石こうは、硬化時の収縮
を防止し、基材との密着性を高める他湿潤状態下での硬
化促進、硬化物の硬度発現に必要なものである。半水石
こうとしては、一般にα又はβの半水石こうと呼ばれる
普通に市販されている水を加えると凝結するタイプのも
のが使用される。
を防止し、基材との密着性を高める他湿潤状態下での硬
化促進、硬化物の硬度発現に必要なものである。半水石
こうとしては、一般にα又はβの半水石こうと呼ばれる
普通に市販されている水を加えると凝結するタイプのも
のが使用される。
半水石こうの配合量は、合成樹脂エマルジョンの固形分
100重量部に対して30〜300重量部、好ましくは
50〜200重量部である。半水石こうの配合量が30
重量部未満では、添加の意味が少なく、合成樹脂エマル
ジョン中の水分を吸収する役には立たない。また半水石
こうの配合量が300重量部より多い場合には、増量に
よる物性の向上が認められないばかりでなく、粘度が増
大して作業性が不良となる欠点を有する。
100重量部に対して30〜300重量部、好ましくは
50〜200重量部である。半水石こうの配合量が30
重量部未満では、添加の意味が少なく、合成樹脂エマル
ジョン中の水分を吸収する役には立たない。また半水石
こうの配合量が300重量部より多い場合には、増量に
よる物性の向上が認められないばかりでなく、粘度が増
大して作業性が不良となる欠点を有する。
本発明においては、合成樹脂エマルジョンおよびポリエ
ステル樹脂の硬化に過酸化物を使用するが、過酸化物が
欠ける場合には最終硬度の発現に長時間を要し、実用性
がかなり損なわれる。
ステル樹脂の硬化に過酸化物を使用するが、過酸化物が
欠ける場合には最終硬度の発現に長時間を要し、実用性
がかなり損なわれる。
過酸化物としては、メチルエチルケトンノや−オキシド
、シクロヘキサノンノe−オキシド、アセチルアセトン
パーオキシド、アセト酢酸エチルツク−オキシド等のケ
トンパーオキシド類、ラウロイルパーオキシド、ベンゾ
イルパーオキシド等のアシルノや−オキシド類、クメン
ハイドロパーオキシド、t−プチルハイドロノや一オキ
シド等のノーイドロノや一オキシド類のごとき有機過酸
化物があげられる。
、シクロヘキサノンノe−オキシド、アセチルアセトン
パーオキシド、アセト酢酸エチルツク−オキシド等のケ
トンパーオキシド類、ラウロイルパーオキシド、ベンゾ
イルパーオキシド等のアシルノや−オキシド類、クメン
ハイドロパーオキシド、t−プチルハイドロノや一オキ
シド等のノーイドロノや一オキシド類のごとき有機過酸
化物があげられる。
過酸化物の配合量は、合成樹脂エマルジョンの固形分1
00重量部に対して0.5〜10重量部、好ましくは1
〜5重量部である。過酸化物の配合量が0.5重量部未
満では、常温での硬化性が不十分となり、一方、過酸化
物の配合量が10重量部よシ多い場合には、増量による
効果が認められないばかりでなく、コスト高と硬化物の
物性低下を招くという難点を有する。
00重量部に対して0.5〜10重量部、好ましくは1
〜5重量部である。過酸化物の配合量が0.5重量部未
満では、常温での硬化性が不十分となり、一方、過酸化
物の配合量が10重量部よシ多い場合には、増量による
効果が認められないばかりでなく、コスト高と硬化物の
物性低下を招くという難点を有する。
過酸化物は、単独で使用しても十分な硬化作用を示すが
、さらに硬化を促進させるためには、過酸化物と硬化促
進剤を併用することが好ましい。
、さらに硬化を促進させるためには、過酸化物と硬化促
進剤を併用することが好ましい。
硬化促進剤としては、例えばコバルトの有機酸塩、バナ
ジウムのアセチルアセトネート、ジメチルアニリン等が
あげられる。硬化促進剤の配合量は、ポリエステル樹脂
100重量部に対して0.01〜10重量部、好ましく
は0.1〜5重量部の範囲内が適当である。
ジウムのアセチルアセトネート、ジメチルアニリン等が
あげられる。硬化促進剤の配合量は、ポリエステル樹脂
100重量部に対して0.01〜10重量部、好ましく
は0.1〜5重量部の範囲内が適当である。
本発明の硬化性組成物は、合成樹脂エマルジョン、ポリ
エステル樹脂、半水石こう、過酸化物および必要に応じ
て硬化促進剤を均一に混合することによって調製される
が、全成分を一度に混合した場合には、各成分の配合割
合によっても異なるが組成物の粘度が短時間内に上昇し
てしまうこともある。このような硬化性組成物は、急速
硬化用i4テとしては有用であるが、一定の作業時間を
要求される場合は困難なものとなる場合も少なくない。
エステル樹脂、半水石こう、過酸化物および必要に応じ
て硬化促進剤を均一に混合することによって調製される
が、全成分を一度に混合した場合には、各成分の配合割
合によっても異なるが組成物の粘度が短時間内に上昇し
てしまうこともある。このような硬化性組成物は、急速
硬化用i4テとしては有用であるが、一定の作業時間を
要求される場合は困難なものとなる場合も少なくない。
従って、このような場合には、(イ)合成樹脂エマルジ
ョンに半水石こうを混合したもの(A液)と、別にポリ
エステル樹脂に、該ポリエステル樹脂を硬化させる能力
を有する過酸化物と必要に応じて硬化促進剤を加えたも
の(B液)とを混合して塗装する方法、(ロ)上記(イ
)の方法とは逆に、ポリエステル樹脂に半水石こうと必
要に応じて硬化促進剤を混入したもの(A液)と、合成
樹脂エマルジョンに過酸化物を混合したもの(B液)と
を混練して塗布する方法、等を採用することが好ましい
。
ョンに半水石こうを混合したもの(A液)と、別にポリ
エステル樹脂に、該ポリエステル樹脂を硬化させる能力
を有する過酸化物と必要に応じて硬化促進剤を加えたも
の(B液)とを混合して塗装する方法、(ロ)上記(イ
)の方法とは逆に、ポリエステル樹脂に半水石こうと必
要に応じて硬化促進剤を混入したもの(A液)と、合成
樹脂エマルジョンに過酸化物を混合したもの(B液)と
を混練して塗布する方法、等を採用することが好ましい
。
本発明の硬化可能な組成物は、均一な塗膜を形成し、単
なる合成樹脂エマルジョンと半水石こうとの混合物では
得ることのできなかった、短時間内の塗膜非粘着と硬化
性を得ることができ、また塗膜物性も合成樹脂エマルジ
ョンに半水石こうを加えたものより向上することが判明
した。
なる合成樹脂エマルジョンと半水石こうとの混合物では
得ることのできなかった、短時間内の塗膜非粘着と硬化
性を得ることができ、また塗膜物性も合成樹脂エマルジ
ョンに半水石こうを加えたものより向上することが判明
した。
本発明の硬化性組成物には、必要に応じて他の充填剤、
補強材、着色剤、ビニルエステル樹脂のごときラジカル
硬化型樹脂、その他の添加剤を配合してもよい。
補強材、着色剤、ビニルエステル樹脂のごときラジカル
硬化型樹脂、その他の添加剤を配合してもよい。
以下、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1
ポリエステル樹脂囚の合成
攪拌機、ガス導入管、湿度計、分溜コンデンサーを付し
た11セノぐラブルフラスコに、ビスフェノールA K
プロピレンオキシドを1モルづつ付シた次式のグリコー
ルを380g、フマル酸116gを 0M3 仕込み、窒素気流中200〜205℃でエステル化し、
酸価2.9.7で中止し、ノーイドロキノン0.1g1
スチレ7460gを加え、不飽和Iリエステル樹脂体)
がガードナー色数2〜3、粘度4.1ボイスで得られた
。
た11セノぐラブルフラスコに、ビスフェノールA K
プロピレンオキシドを1モルづつ付シた次式のグリコー
ルを380g、フマル酸116gを 0M3 仕込み、窒素気流中200〜205℃でエステル化し、
酸価2.9.7で中止し、ノーイドロキノン0.1g1
スチレ7460gを加え、不飽和Iリエステル樹脂体)
がガードナー色数2〜3、粘度4.1ボイスで得られた
。
カチオン型エマルジョンとして、昭和高分子製ポリゾー
ルOLX −6185(固形分濃度4OX量S、粘度1
.5ポイズ、P)(4〜5、MFT約15℃)100重
量部(以下同じ)に、α型半水石こう180部混合して
(、)液とし、別に不飽和プリエステル樹脂(A)10
(IKメチルエチルケトンパーオキシド2部、ナフテン
酸コバルト1部、ジメチルアニリン0、1部混合した(
b)液とを、急速に攪拌混合した。
ルOLX −6185(固形分濃度4OX量S、粘度1
.5ポイズ、P)(4〜5、MFT約15℃)100重
量部(以下同じ)に、α型半水石こう180部混合して
(、)液とし、別に不飽和プリエステル樹脂(A)10
(IKメチルエチルケトンパーオキシド2部、ナフテン
酸コバルト1部、ジメチルアニリン0、1部混合した(
b)液とを、急速に攪拌混合した。
数分で/4テ状となシ、その状態を約30分保った。
これを乾燥スレート板、水で濡らしたスレート板、浮い
た錆をワイヤーブラシで落しただけの鋼板にそれぞれ1
〜1.2 m厚みになるようにパテづけした。
た錆をワイヤーブラシで落しただけの鋼板にそれぞれ1
〜1.2 m厚みになるようにパテづけした。
塗膜は30分後には非粘着となり、はぼ3時間後には硬
化状態となった。
化状態となった。
塗膜物性は表−1にみられるようであって、パテとして
十分に実用的であった。
十分に実用的であった。
表 −1
1日後 3日後 10日後
(イ)乾いたスレート板による付着強度(IQ?/m
)本発明による塗料 6.9 10
.8 13.3市販タール・エポキシ系塗料
2.1 7.7 15.9(ロ)濡れたスレート
板による付着強度本発明による塗料
5.9 10.3 14.9市販タール・エポキシ
1.9 6.1 11.3(ハ)
鋼板による付着強度 本発明による塗料 5.3 5.
9 16.9市販タール・エポキシ 4
.4 11.7 16.2*注;ドーリ−による引
張シ付着強度テスト実施例 2 不飽和ポリエステル樹脂(B)の製造 攪拌機、ガス導入管、分溜コンデンサー、温度計を付し
た21四ツロフラスコに、エチレングリコール310g
、トリメチロールプロパンジアリルエーテル404g、
ハイドロキノン0.2g、イソフタル酸166!!、メ
チルテトラヒドロ無水フタル酸24611を仕込み、窒
素ガス気流中170〜180℃にてエステル化を行い、
酸価20.4になった時、無水マレイン酸245gを追
加し、更に酸価69.7とした後ハイドロキノン0.1
g、スチレン67511を加え不飽和ポリエステル樹脂
(B)を製造した。
)本発明による塗料 6.9 10
.8 13.3市販タール・エポキシ系塗料
2.1 7.7 15.9(ロ)濡れたスレート
板による付着強度本発明による塗料
5.9 10.3 14.9市販タール・エポキシ
1.9 6.1 11.3(ハ)
鋼板による付着強度 本発明による塗料 5.3 5.
9 16.9市販タール・エポキシ 4
.4 11.7 16.2*注;ドーリ−による引
張シ付着強度テスト実施例 2 不飽和ポリエステル樹脂(B)の製造 攪拌機、ガス導入管、分溜コンデンサー、温度計を付し
た21四ツロフラスコに、エチレングリコール310g
、トリメチロールプロパンジアリルエーテル404g、
ハイドロキノン0.2g、イソフタル酸166!!、メ
チルテトラヒドロ無水フタル酸24611を仕込み、窒
素ガス気流中170〜180℃にてエステル化を行い、
酸価20.4になった時、無水マレイン酸245gを追
加し、更に酸価69.7とした後ハイドロキノン0.1
g、スチレン67511を加え不飽和ポリエステル樹脂
(B)を製造した。
ハーゼン色数300、粘度5.2ポイズであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合エマルジョンとして昭和高
分子社製EVA AD−5(固形分濃度56重量%、粘
度幌30デイズ、PH4〜6、MFT約O℃)100重
量部に、水5部、触媒としてクメンハイドロA−オキシ
ド5部を加えた。
分子社製EVA AD−5(固形分濃度56重量%、粘
度幌30デイズ、PH4〜6、MFT約O℃)100重
量部に、水5部、触媒としてクメンハイドロA−オキシ
ド5部を加えた。
不飽和ポリエステル樹脂(C) 100部に、ナフテン
酸コバルト1部、β型半水石こう100部加えて混合し
たものを前述した触媒配合エマルノヨンに加え、混練し
た。
酸コバルト1部、β型半水石こう100部加えて混合し
たものを前述した触媒配合エマルノヨンに加え、混練し
た。
直ちに・ぐテ状となシ、約30分間その状態を保持した
。
。
2時間後には完全に非粘着となった。
ラワン製合板上に0.5 mm厚になるようにパーコー
ター塗装した塗膜は、1晩放置後の硬度はH1ドーリ−
を用いての引張り接着強度は約25kg/crn2以上
あった。
ター塗装した塗膜は、1晩放置後の硬度はH1ドーリ−
を用いての引張り接着強度は約25kg/crn2以上
あった。
また、この混合物の収縮率は0.1(%)以下であシ、
3IIII11の合板に塗装したのにも拘らず、合板の
変形はまったくみられなかった。
3IIII11の合板に塗装したのにも拘らず、合板の
変形はまったくみられなかった。
本発明の硬化可能な組成物は、水中でも硬化し、しかも
水中まだは湿潤状態下であっても、所望の基材表面への
密着性および接着性にすぐれ、収縮が事実上ゼロのもの
も得られるので、塗料、接着剤、ノ母テ、シーリング剤
として大きなメリットとなるものである。
水中まだは湿潤状態下であっても、所望の基材表面への
密着性および接着性にすぐれ、収縮が事実上ゼロのもの
も得られるので、塗料、接着剤、ノ母テ、シーリング剤
として大きなメリットとなるものである。
Claims (4)
- (1)合成樹脂エマルジョン、
- (2)不飽和ポリエステル樹脂、
- (3)半水石こうおよび
- (4)過酸化物 からなる硬化可能な組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19688385A JPS6257456A (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 | 硬化可能な組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19688385A JPS6257456A (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 | 硬化可能な組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257456A true JPS6257456A (ja) | 1987-03-13 |
Family
ID=16365237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19688385A Pending JPS6257456A (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 | 硬化可能な組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6257456A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995000589A1 (en) * | 1993-06-25 | 1995-01-05 | Marceli Cyrkiewicz | Process for preparing ceramic-like materials and the ceramic-like materials |
WO1995000583A1 (en) * | 1993-06-25 | 1995-01-05 | Marceli Cyrkiewicz | Process for preparing ceramic-like materials and the ceramic-like materials |
US6884830B1 (en) * | 2000-09-06 | 2005-04-26 | Air Products Polymers, L.P. | Flexible setting joint compound and method for making flexible joints |
-
1985
- 1985-09-07 JP JP19688385A patent/JPS6257456A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995000589A1 (en) * | 1993-06-25 | 1995-01-05 | Marceli Cyrkiewicz | Process for preparing ceramic-like materials and the ceramic-like materials |
WO1995000583A1 (en) * | 1993-06-25 | 1995-01-05 | Marceli Cyrkiewicz | Process for preparing ceramic-like materials and the ceramic-like materials |
US5683616A (en) * | 1993-06-25 | 1997-11-04 | Cyrkiewicz; Marceli | Process for preparing ceramic-like materials and the ceramic-like materials |
US6884830B1 (en) * | 2000-09-06 | 2005-04-26 | Air Products Polymers, L.P. | Flexible setting joint compound and method for making flexible joints |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0328215A (ja) | 熱硬化性金型内被覆組成物 | |
JPS6351168B2 (ja) | ||
JP2022075667A (ja) | 金属基材への付着性が改善されたオートボディ修理用の不飽和ポリエステル組成物 | |
JPS6257456A (ja) | 硬化可能な組成物 | |
US4731398A (en) | Thermosetting adhesive and sealant compositions | |
JPS5925855A (ja) | 接着剤組成物 | |
JPS6218465A (ja) | 硬化可能な組成物 | |
JP2001247636A (ja) | 繊維強化用樹脂組成物及び繊維強化樹脂並びに該繊維強化用樹脂組成物を用いたコンクリート構造物の補強補修工法 | |
JPS5936667B2 (ja) | ヒフクヨウジユシソセイブツ | |
EP3741561A1 (en) | Compositions and methods for waterproofing applications | |
JP3446253B2 (ja) | 熱硬化性樹脂組成物及びその施工方法 | |
JP4149059B2 (ja) | ラジカル重合性樹脂組成物 | |
JPH1171438A (ja) | 硬化性樹脂組成物、硬化体、コンクリート積層体、コーティング剤、接着剤、シーラント及びレジンコンクリート | |
JPS61163914A (ja) | 硬化可能な組成物 | |
JPS63305177A (ja) | 硬化性樹脂組成物 | |
JP2793835B2 (ja) | 目地材 | |
JPS6257412A (ja) | 硬化性組成物 | |
JPS6218464A (ja) | 硬化性組成物 | |
JPH111663A (ja) | 二液型アクリル系組成物 | |
US4625008A (en) | Adhesives which contain acrylic acid derivatives of 5,6-dihydro-dicyclopentadienol | |
JPS6050221B2 (ja) | 無収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物 | |
JPH032212A (ja) | 樹脂組成物、塗料、舖装材及び舖装構造体 | |
JPS6257462A (ja) | 硬化可能な組成物 | |
JPS6042827B2 (ja) | 2孔ガン・スプレ−用不飽和ポリエステル樹脂塗料 | |
JP3912071B2 (ja) | 防水材用樹脂組成物 |