JPS6252115A - 球型の炭化物および活性炭の製造方法 - Google Patents
球型の炭化物および活性炭の製造方法Info
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- JPS6252115A JPS6252115A JP60190464A JP19046485A JPS6252115A JP S6252115 A JPS6252115 A JP S6252115A JP 60190464 A JP60190464 A JP 60190464A JP 19046485 A JP19046485 A JP 19046485A JP S6252115 A JPS6252115 A JP S6252115A
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- spherical
- activated carbon
- carbonized material
- surfactant
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- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、球型の炭化物および活性炭に関するもので
あり、特にタール酸の蒸留釜残油を原料として平均粒径
1μm〜50μmの球型の炭化物および活性炭を安価に
製造し得る方法に関する。
あり、特にタール酸の蒸留釜残油を原料として平均粒径
1μm〜50μmの球型の炭化物および活性炭を安価に
製造し得る方法に関する。
従来技術とその問題点
球型の炭化物や活性炭は球状である利点を活用し産業廃
水の処理、飲料水の浄化、排煙脱硫等の目的に使用され
極めて効果的であることが知られている。従来使用され
ている球型の炭化物や活性炭の原料は主として石油、石
炭等の処理プロセスで生成するピッチ類が用いられてお
り、その製造方法としては、例えば石炭系ピッチまたは
石油系ピッチ並びに重質油に軟化点上昇剤、粘度調節剤
等を混合し、高温で加熱した後球状に成形し、得られた
球状成形体を溶剤抽出処理した後不融化処理して球状炭
となし、または前記球状炭を賦活処理して球状活性炭を
製造する方法(特開昭55−27817 >、原料ピッ
チを加熱溶融し、不活性ガス中で微粒化してピッチ球を
得る方法(特開昭58−113291 )等が知られて
いる。その外にも、石油系または石炭系ピッチ類から球
状炭または球状活性炭を製造する方法として、例えば特
開昭52−148502、特開昭55−113608、
特開昭56−5313、特開昭56−69214等があ
る。
水の処理、飲料水の浄化、排煙脱硫等の目的に使用され
極めて効果的であることが知られている。従来使用され
ている球型の炭化物や活性炭の原料は主として石油、石
炭等の処理プロセスで生成するピッチ類が用いられてお
り、その製造方法としては、例えば石炭系ピッチまたは
石油系ピッチ並びに重質油に軟化点上昇剤、粘度調節剤
等を混合し、高温で加熱した後球状に成形し、得られた
球状成形体を溶剤抽出処理した後不融化処理して球状炭
となし、または前記球状炭を賦活処理して球状活性炭を
製造する方法(特開昭55−27817 >、原料ピッ
チを加熱溶融し、不活性ガス中で微粒化してピッチ球を
得る方法(特開昭58−113291 )等が知られて
いる。その外にも、石油系または石炭系ピッチ類から球
状炭または球状活性炭を製造する方法として、例えば特
開昭52−148502、特開昭55−113608、
特開昭56−5313、特開昭56−69214等があ
る。
しかし、これらの方法で!l!!!造された球状炭ある
いは球状活性炭は平均粒径が18前後から最小30〜2
00μmのものであり、単位体積当りの比表面積はそれ
程高いとは言えず、吸着能等性能面ですぐれたものとは
ぎい得ないものであった。また、従来の方法は石突系ま
たは石油系ピッチあるいは直質油を原料として用いてい
るため原料コストが高くつく欠点を有する。
いは球状活性炭は平均粒径が18前後から最小30〜2
00μmのものであり、単位体積当りの比表面積はそれ
程高いとは言えず、吸着能等性能面ですぐれたものとは
ぎい得ないものであった。また、従来の方法は石突系ま
たは石油系ピッチあるいは直質油を原料として用いてい
るため原料コストが高くつく欠点を有する。
発 明 の 目 的
この発明は従来の前記問題点にかんがみなされたもので
、タール酸の蒸留釜残油を原料として流動性および充填
性に富みかつ単位容積当りの比表面積のより高い平均粒
径1μm〜50μmの球型炭化物および球型活性炭を安
価に製造し得る方法を提案することを目的とするもので
ある。
、タール酸の蒸留釜残油を原料として流動性および充填
性に富みかつ単位容積当りの比表面積のより高い平均粒
径1μm〜50μmの球型炭化物および球型活性炭を安
価に製造し得る方法を提案することを目的とするもので
ある。
発 明 の 構 成
この発明に係る球型の炭化物および活性炭の製造方法は
、界面活性剤5%以下、ポリビニールアルコール5%以
下を含むホルマリン等のアルデヒド水溶液中にタール酸
の蒸留釜残油を分散させた後、その乳濁液を加熱混合し
、その混合物を濾過、分離後乾燥および熱硬化処理を施
し、得られた球型微粒子を炭化することにより球型の炭
化物を得ることを特徴とし、また前記球型の炭化物を水
蒸気賦活処理することにより球型の活性炭を得ることを
特徴とするものである。
、界面活性剤5%以下、ポリビニールアルコール5%以
下を含むホルマリン等のアルデヒド水溶液中にタール酸
の蒸留釜残油を分散させた後、その乳濁液を加熱混合し
、その混合物を濾過、分離後乾燥および熱硬化処理を施
し、得られた球型微粒子を炭化することにより球型の炭
化物を得ることを特徴とし、また前記球型の炭化物を水
蒸気賦活処理することにより球型の活性炭を得ることを
特徴とするものである。
この発明において、ホルムアルデヒド水溶液中の界面活
性剤含有量を5%以下tこ限定したのは、界面活性剤の
含有量が5%を超えると、付加縮合反応速度が速すぎて
粘度上昇速度が過大となり、適当な微粒化および球型化
が回連となるばかりでなく、球m徽粒子の分離が困難と
なるためである。
性剤含有量を5%以下tこ限定したのは、界面活性剤の
含有量が5%を超えると、付加縮合反応速度が速すぎて
粘度上昇速度が過大となり、適当な微粒化および球型化
が回連となるばかりでなく、球m徽粒子の分離が困難と
なるためである。
また、ポリビニールアルコール含有量を5%以下に限定
したのも、前記界面活性剤と同じ理由による。
したのも、前記界面活性剤と同じ理由による。
この発明では上記界面活性剤とポリビニールアルコール
を含むアルデヒド水mH中(こタール酸の蒸留釜残油を
分散させた後、その乳濁液を71D納混合することによ
り生ずる懸濁縮合により樹脂化および球型化をはかるも
ので、この場合のタール酸の蒸留釜残油中にはパラトル
エンスルフォン酸、ペンゾールスルフォン酸等の強酸を
2〜15%含んでいる。
を含むアルデヒド水mH中(こタール酸の蒸留釜残油を
分散させた後、その乳濁液を71D納混合することによ
り生ずる懸濁縮合により樹脂化および球型化をはかるも
ので、この場合のタール酸の蒸留釜残油中にはパラトル
エンスルフォン酸、ペンゾールスルフォン酸等の強酸を
2〜15%含んでいる。
乳化機はコロイドミル、ホモジナイザー等の液に遠心力
と剪断力を与え微粒化する方式を用い、粒子径は乳化機
の攪拌速度および液温で行なうが、その平均粒径はll
!m〜50μmである。また、この乳化機による樹脂化
および球型化は、乳化機の攪拌速度を可能な限り低速に
し液温コントロールを重視し、数分〜数十分、加熱混合
して行なう。そして、その混合物を濾過、分till後
乾燥および熱硬化処理を施して球型微粒子を得る。得ら
れた球型微粒子は同一粒径の粉砕物に比べ、流動性で1
.3〜1.7倍(安息角で評価したIiiり、充填性で
1.2〜1.4倍(空隙率で対比した値)高いものであ
る。
と剪断力を与え微粒化する方式を用い、粒子径は乳化機
の攪拌速度および液温で行なうが、その平均粒径はll
!m〜50μmである。また、この乳化機による樹脂化
および球型化は、乳化機の攪拌速度を可能な限り低速に
し液温コントロールを重視し、数分〜数十分、加熱混合
して行なう。そして、その混合物を濾過、分till後
乾燥および熱硬化処理を施して球型微粒子を得る。得ら
れた球型微粒子は同一粒径の粉砕物に比べ、流動性で1
.3〜1.7倍(安息角で評価したIiiり、充填性で
1.2〜1.4倍(空隙率で対比した値)高いものであ
る。
上記球型微粒子の炭化処理は、特に限定するものではな
いが、150℃〜800ないし1000℃の温度範囲を
1〜b 気下で炭化する。炭化による変形は、前記熱硬化処理が
十分であればほとんど生じず、真球度は惟持される。充
填性および流動性についても同様である。
いが、150℃〜800ないし1000℃の温度範囲を
1〜b 気下で炭化する。炭化による変形は、前記熱硬化処理が
十分であればほとんど生じず、真球度は惟持される。充
填性および流動性についても同様である。
このようをこして得られた球型の炭化物は平均粒径が1
μm〜50μmであり、かつ充填性および流動性のすぐ
れたものである。この球型炭化物を800〜1000℃
の水蒸気雰囲気下で賦活するこ ・とにより球型の活
性炭が得られる。得られた球型の活性炭は前記炭化物と
同じ粉体特性を有し、かつ単位体積当り500〜250
0rd/9’の比表面積を有するものである。
μm〜50μmであり、かつ充填性および流動性のすぐ
れたものである。この球型炭化物を800〜1000℃
の水蒸気雰囲気下で賦活するこ ・とにより球型の活
性炭が得られる。得られた球型の活性炭は前記炭化物と
同じ粉体特性を有し、かつ単位体積当り500〜250
0rd/9’の比表面積を有するものである。
すなわち、得られた球型活性炭は半径16Å以下のミク
ロボワーが70%以上、1000^以下のポワーが98
%以上を占めた細孔分布を有するもので、ガス吸着およ
び水溶液吸着に対して有効な気孔が発達したものである
。しかも粒径は1μm〜5oμm、比表面積500〜2
500 rrf/?であり、充填密度は0.75〜1.
OOy/dで同一原料の粒状活性炭(平均粒径IM)を
粉砕して得られたものの充填密度0.5〜0.8 g!
/cmに比べ約1.3〜1.5倍高い。
ロボワーが70%以上、1000^以下のポワーが98
%以上を占めた細孔分布を有するもので、ガス吸着およ
び水溶液吸着に対して有効な気孔が発達したものである
。しかも粒径は1μm〜5oμm、比表面積500〜2
500 rrf/?であり、充填密度は0.75〜1.
OOy/dで同一原料の粒状活性炭(平均粒径IM)を
粉砕して得られたものの充填密度0.5〜0.8 g!
/cmに比べ約1.3〜1.5倍高い。
従って、球型の活性炭としては吸M ll?lのすぐれ
たものである。
たものである。
実 施 例
実施例1
ホルマリン(37%アルデヒド)100部にノニオン系
界面活性剤2部、ポリビニールアルコール1部を添加混
合した液を乳化器(ホモジナイザー)中に入れて85℃
に加熱し、攪拌しながら、第1表に示す性状のタール酸
蒸留釜残油87部とパラトルエンスルフオン酸13部の
混合液を85℃に加温した状■で前記乳化器中の混合液
に滴下して微粒化し、得られた乳濁液を温度85℃に保
った状態で15分間低速(800rpm )で加熱攪拌
を続行し、しかる後この乳濁液を減圧濾過し粒径を測定
したところ粒径3〜30μm(平均粒径9μm)の球型
粒子を得た。得られた球型粒子を乾燥後、直径2o闘、
高さ15部Mの容器中で充填密度を測定し空隙率を求め
たところ33%であった。また、自由堆積法にて安息角
を測定したところ25度であった。
界面活性剤2部、ポリビニールアルコール1部を添加混
合した液を乳化器(ホモジナイザー)中に入れて85℃
に加熱し、攪拌しながら、第1表に示す性状のタール酸
蒸留釜残油87部とパラトルエンスルフオン酸13部の
混合液を85℃に加温した状■で前記乳化器中の混合液
に滴下して微粒化し、得られた乳濁液を温度85℃に保
った状態で15分間低速(800rpm )で加熱攪拌
を続行し、しかる後この乳濁液を減圧濾過し粒径を測定
したところ粒径3〜30μm(平均粒径9μm)の球型
粒子を得た。得られた球型粒子を乾燥後、直径2o闘、
高さ15部Mの容器中で充填密度を測定し空隙率を求め
たところ33%であった。また、自由堆積法にて安息角
を測定したところ25度であった。
また、比較のため、同一原料を反応釜(スターラ付き)
に入れ還流および減圧加熱により樹脂化したものを粉砕
し、上記とほぼ同一粒度分布の粉末樹脂を試作し、同一
条件で充填性と安息角を測定したところ空隙率41%、
安息角33度であった。
に入れ還流および減圧加熱により樹脂化したものを粉砕
し、上記とほぼ同一粒度分布の粉末樹脂を試作し、同一
条件で充填性と安息角を測定したところ空隙率41%、
安息角33度であった。
従って、この発明の球型微粒子は充填性および流動性に
すぐれていることが明らかである。
すぐれていることが明らかである。
第 1 表
実施例2
実施例1で得られた本発明例と比較例の各微粒子を熱硬
化処理した後、流動層にて炭化を行なった。得られた炭
化物の粉体としての充填性、流動性を測定したところ、
第2表のごとき結果を得た。
化処理した後、流動層にて炭化を行なった。得られた炭
化物の粉体としての充填性、流動性を測定したところ、
第2表のごとき結果を得た。
なお、本実施例における熱硬化処理条件および炭化条件
は下記の通りであった。
は下記の通りであった。
〈熱硬化処理条件〉
自然流通の空気雰囲気下、150℃の温度で1時間処理
した。
した。
く炭化処理条件〉
不活性雰囲気下で150〜850℃の温度範囲を平均昇
温速度10℃/分で炭化した。
温速度10℃/分で炭化した。
第2表から明らかなごとく、この発明の球型炭化物は、
比較例の破砕粒に比べて空隙率、流動性共にすぐれてい
る。
比較例の破砕粒に比べて空隙率、流動性共にすぐれてい
る。
実施例3
実施例2で得られた本発明例と比較例の各炭化物を水蒸
気雰囲気下850℃で1.5時間賦活して活性炭を得た
。偽られた活性炭の比表面債は各々1000±10 d
/pであった。
気雰囲気下850℃で1.5時間賦活して活性炭を得た
。偽られた活性炭の比表面債は各々1000±10 d
/pであった。
この活性炭粉末を直径20 fl 、高さ15ffの円
筒容器に入れ充填密度を測定した。また、比表面積Cd
/’?)と充填密度(り/l*)から単位容積当りの表
面積(d/d )を求めた。それらの結果を第3表に示
す。
筒容器に入れ充填密度を測定した。また、比表面積Cd
/’?)と充填密度(り/l*)から単位容積当りの表
面積(d/d )を求めた。それらの結果を第3表に示
す。
第3表より、この発明の球型微粒子は単位容1当りに占
める活性炭の表面積が通常の勢砕物に比べ大きいことが
わかる。
める活性炭の表面積が通常の勢砕物に比べ大きいことが
わかる。
第 3 表
実施例4
実施1とほぼ同一条件で試作した球型微粒樹脂(融点8
5℃、ゲル化時間(150℃)50秒、流動度20mn
C120℃)f固定炭素52%)と、市販のフェノール
樹脂(融点82℃、ゲル化時間45秒。
5℃、ゲル化時間(150℃)50秒、流動度20mn
C120℃)f固定炭素52%)と、市販のフェノール
樹脂(融点82℃、ゲル化時間45秒。
流動度25mn、固定炭素60%)の、コークス粉(粒
径45μmアンダー)に対する接着性(バインダー能力
)をコークス粉60%、樹脂40%で比較した。
径45μmアンダー)に対する接着性(バインダー能力
)をコークス粉60%、樹脂40%で比較した。
すなわち、コークス粉との混合後、シリンダー型加圧成
型41M(こ試料を入れ成型圧301w/m 、温度1
50℃、7XI圧時間20分で直径15M、高さ10f
fの内性状の成型体を得、鳴られた成型体の圧縮強度を
万指試M[で測定したところ、市販のフェノール樹脂は
80吻/Pであったのに対し、本発明の樹脂は150k
z/Pと倍近い値を示した。これは、本発明の樹脂は球
型であるためコークス粒間への分散性が良いことζこよ
るものと推察される。
型41M(こ試料を入れ成型圧301w/m 、温度1
50℃、7XI圧時間20分で直径15M、高さ10f
fの内性状の成型体を得、鳴られた成型体の圧縮強度を
万指試M[で測定したところ、市販のフェノール樹脂は
80吻/Pであったのに対し、本発明の樹脂は150k
z/Pと倍近い値を示した。これは、本発明の樹脂は球
型であるためコークス粒間への分散性が良いことζこよ
るものと推察される。
発 明 の 効 果
上記の実施例からも明らかなごとく、この発明に係るタ
ール酸蒸留釜残油を原料とした球型微粒樹脂は流動性、
充填性といった粉体としての特性にすぐれ、かつ熱硬化
性樹脂としての軟化、ゲル化特性を有しているので各種
のバインダーに利用できる利点を有する。さらに、その
炭化物も同様のすぐれた粉体特性を有しているので、例
えば固体燃料、スラリー燃料としての利用価値を有する
。
ール酸蒸留釜残油を原料とした球型微粒樹脂は流動性、
充填性といった粉体としての特性にすぐれ、かつ熱硬化
性樹脂としての軟化、ゲル化特性を有しているので各種
のバインダーに利用できる利点を有する。さらに、その
炭化物も同様のすぐれた粉体特性を有しているので、例
えば固体燃料、スラリー燃料としての利用価値を有する
。
また、この発明方法によれば、単位容積当りの比表面積
のより高い球型微粒活性炭を得ることができるので、例
えば活性炭を用いる電気二重層コンデンサー用の活性炭
のごとき極めて小さいスペースにおいて活性炭の吸着能
力を期待する機器、器具に極めて有効である。
のより高い球型微粒活性炭を得ることができるので、例
えば活性炭を用いる電気二重層コンデンサー用の活性炭
のごとき極めて小さいスペースにおいて活性炭の吸着能
力を期待する機器、器具に極めて有効である。
さらに、この発明では球型炭化物および活性炭の原料と
して、コストの安価なタール酸蒸留釜残油を用いるので
、石炭系や石油系ピッチ類を原料として用いる従来法に
比べ製造コストが安価につき、経済的にも有利である。
して、コストの安価なタール酸蒸留釜残油を用いるので
、石炭系や石油系ピッチ類を原料として用いる従来法に
比べ製造コストが安価につき、経済的にも有利である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 界面活性剤5%以下、ポリビニールアルコール5%
以下を含むホルマリン等のアルデヒド水溶液中にタール
酸の蒸留釜残油を分散させた後、その乳濁液を加熱混合
し、その混合物を濾過、分離後乾燥および熱硬化処理を
施し、得られた球型微粒子を炭化することを特徴とする
球型の炭化物の製造方法。 2 界面活性剤5%以下、ポリビニールアルコール5%
以下を含むホルマリン等のアルデヒド水溶液中にタール
酸の蒸留釜残油を分散させた後、その乳濁液を加熱混合
し、その混合物を濾過、分離後乾燥および熱硬化処理を
施し、得られた球型微粒子を炭化し、水蒸気賦活処理を
施すことを特徴とする球型の活性炭の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60190464A JPS6252115A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 球型の炭化物および活性炭の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60190464A JPS6252115A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 球型の炭化物および活性炭の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6252115A true JPS6252115A (ja) | 1987-03-06 |
Family
ID=16258549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60190464A Pending JPS6252115A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 球型の炭化物および活性炭の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6252115A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0414420A2 (en) * | 1989-08-22 | 1991-02-27 | Isuzu Motors Limited | Method of manufacturing a polarized electrode for an electric double layer capacitor |
JPH07286181A (ja) * | 1994-04-20 | 1995-10-31 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 重質油またはピッチ熱処理品の製造方法 |
KR100515593B1 (ko) * | 2001-04-17 | 2005-09-16 | 주식회사 엘지화학 | 구형 탄소 및 이의 제조방법 |
CN103274402A (zh) * | 2013-06-04 | 2013-09-04 | 成都银鑫新能源有限公司 | 利用聚乙烯醇制备活性炭的方法 |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP60190464A patent/JPS6252115A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0414420A2 (en) * | 1989-08-22 | 1991-02-27 | Isuzu Motors Limited | Method of manufacturing a polarized electrode for an electric double layer capacitor |
JPH07286181A (ja) * | 1994-04-20 | 1995-10-31 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 重質油またはピッチ熱処理品の製造方法 |
KR100515593B1 (ko) * | 2001-04-17 | 2005-09-16 | 주식회사 엘지화학 | 구형 탄소 및 이의 제조방법 |
CN103274402A (zh) * | 2013-06-04 | 2013-09-04 | 成都银鑫新能源有限公司 | 利用聚乙烯醇制备活性炭的方法 |
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