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JPS62502243A - 歯冠構成用リング及び同リング使用の歯の復元方法 - Google Patents

歯冠構成用リング及び同リング使用の歯の復元方法

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Publication number
JPS62502243A
JPS62502243A JP61501700A JP50170086A JPS62502243A JP S62502243 A JPS62502243 A JP S62502243A JP 61501700 A JP61501700 A JP 61501700A JP 50170086 A JP50170086 A JP 50170086A JP S62502243 A JPS62502243 A JP S62502243A
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JP
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ring
tooth
crown
filling
temporary
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JP61501700A
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English (en)
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スピリ,ジヤン‐ルイ
Original Assignee
スピリ,ジヤン−ルイ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 歯冠構成用リング及び同リング使用の歯の復元方法本発明は歯冠の構成のための リングとこのリングを適用するための歯の復元方法に関する。さらに詳細には本 発明は一時的と恒久的との双方の歯冠の製造において用いる歯科リングに関する ものである。
一時的歯冠は、1つの歯の準備の時から最終の補綴の確定の時まで、病気にかか った歯の要素を復元するよう意図された機能を有する、短い期間の補綴物である 。
歯科学において、一時的補綴の問題は少なくとも2つの理由から特に懸念が生じ ることである。その第1は、補綴物の構成期間中に準備された歯の魅力的でない 外観を隠そうとする患者の典型的な要求を満たすことが必要である。その第2は 、一時的な補綴物が、研摩されたもしくは実質的なむし歯の場合に山内療法処置 を可能にする歯の髄質保護を行い、健全な山荘支持組織を修復もしくは保持し、 必要に応じて歯列矯正上の変位を可能とし、義歯板床の印象中に表示された対向 し近接する歯と関連して橋脚歯(義歯の支えの歯)を固定し、最終的の補綴の準 備の間に歯科技工師の手引きをするなどを保証することが必要である。
修復すべき前もって研摩された歯の基底部上及びその周りに置かれかつ樹脂で満 たされるリングにより、一時的の歯冠を構成することはすでに知られた方法であ る。この公知の型のリングはある欠点を有することが免れない。あるリングは金 属製で、美的な面で不満足であり、厳密な円筒形であり、全く魅力のないものと なっている。ポリカーボネートのリングを用いることもまた知られている。これ らのリングは次のような欠点を伴うものであって、その咬合面は対向する歯に全 く適合することがな(陳腐なものである。したがって、この型のリングから得ら れる一時的な歯冠の形状はこれらが置かれる歯の形状に一致していない。歯の上 にこれらの歯冠を嵌める前に、歯科医は結果的にこれらを調整するためその形多 くのものは、そのリングが円錐台形であり、穴をあけた歯のMi織を考慮するこ となしに下方に向って張り出している。
さらに、リングの開放は歯肉の輪郭線にいくぶんが一致させるために歯肉肥大形 状に切断されなければならない。
最終的な歯冠は、永続させるために嵌め込まれ又は接着された補綴物である。魅 力ある恒久的な歯冠の問題は合成樹脂の出現とともに増々重要になりつつある。
実際に、これらの材料で歯の完全な復元を行うことが可能である。エナメル象牙 質の接着剤を用いることにより、これらの材料を歯のエナメル質と象牙質とに接 着することができる。
1つの歯の位置に置かれかつ上記の型の合成樹脂で満たされた1つのリングによ り、完全な歯の復元を行うことは、すでに知られた方法である。しかし、これら のリングはある欠点があるのを免れない。
金属リングは円錐台形を有し、口腔内の他の歯の解剖U織上の形状に通常は正確 には一致していない。天然の歯と上記のように形成された歯冠との間の解剖上の 相違は、全(魅力のないものであり、境目の歯肉の高さに機能障害を生じるよう な欠陥のある、食物のがたよりを惹き起すことになる。さらに、これらの金属リ ングは光重合可能な合成材料の使用を不可能とする。もう1つの点は、これらの リングをさらに魅力的なものとしかつ復元されるべき歯及びこの歯に隣接する歯 の形状に適合させるために、これらリングの外形を一部修正する満足な方法がな いということである。
セルロイドのリングがまた知られているが、これは真の解剖組織を不完全に再現 することができるにすぎないような極端な変形性能のものである。さらに、研摩 作業によりその薄い壁が即座に切断されるのでこれを研摩することが困難である 。
歯科用の母体もまた、フランス特許出願第2.454.795号ニ開示されてい るようによく知られており、横に並んだ歯の充填を容易にする役目をしている。
この母体は、弓形の横断面を有しかつ閉鎖され外側に向ってふくらませたリング を形成するよう弯曲された、外形を作るストリップから成り立っており、このリ ングはむし歯や機械的作用によって破損された歯の解剖上の形をほぼ復元できる ような寸法を有している。
このストリップには少なくとも1つの引裂き用たれが設けられ、このたれはこの 母体を2つ又はそれ以上の部分に分割し歯の充填物が硬化した後この母体を取り 除くのを容易にしている。
しかしこの型の母体は数週間にわたって口腔内に残るよう意図される一時的な歯 冠を形成するには適当でないことが明らかである。これには多くの理由がある。
第1に、引裂き用たれは外側への突起を形成し患者の口の中に残すことができな い。第2に、ストリップの頂縁は鋭い突出部を形成し、この突出部がまたこの場 合、口の中に残るのを不可能にする。
さらに、前記録と全ての充填材料との間の効果的な密封が、長い期間にわたって 保持されない。最後に、このストリップの外形は歯の外形ではなく、したがって また一時的型式の場合でも歯冠を構成するには不適当である。
本発明の目的の1つは特に魅力的な外観を有する一時的又は恒久的な歯冠を形成 するため最初に同じリングを使用し、それにより前記の欠点を解消し、そしてそ の実施が特に簡単な操作によって隣接する歯と接触する個所と共にその咬合を復 元することができるようにすることである。
本発明の他の目的は、補綴物を構成するため研究所の施設に頼ることなく、歯科 手術をただ1回行うだけで前°記一時的又は恒久的な歯冠の構成ができるように することである。
本発明はこの目的のために、復元すべき歯のための充填物がこの復元すべき歯の 位置で受け入れられるようにした、一時的又は恒久的な歯冠を構成するためのリ ングを有し、このリングは、成形によって得られかっこのリングの全体の高さに わたって延びる少なくとも1つの切り込みを有し、その縁。
が、堅く一緒に連結されかつリングの側面の高さ部分を越えて延びている、2つ の連結要素を有し、また前記リングが先のとがったヘリを有し、このヘリの形状 とこのリングの側面の形状が復元されるべき歯の外側形状に一致するようになっ ており、さらに前記2つの連結要素が、このリングの中に充填物を挿入し硬化し た後このリングから分離できるようになっていることを特徴とするものである・ 。
その外側形状のため、本発明のリングは復元されるべき歯の外側形状を再現し、 その結果一時的な歯冠の場合にはこれが正しい位置に留まることができる。前記 リングの先のとがったヘリは歯の対応する縁の形状を再現するだけでなくリング と充填物の間の機械的な接着と流体密封性を向上させることができ、しかも一時 的な歯冠の縁を機械的に補強し、それにより咀しやく中に生じる機械的応力に耐 えることができる。
さらに、その構造と位置とを考慮して、これらの連結要素はリングの中に注入さ れた充填物が硬化した後リングから容易に分離することができ、そのため患者は リングが一時的な歯冠として使用された時何ら邪魔物としての感じを持たない。
本発明の重要な利点は、本発明のリングが恒久的な歯冠を形成するため何らの変 更を加えることなく用いることができるという事実にある。
、本発明の特別な実施態様においては、リングは間隔をあけて配設された関係に ある2つの対の連結要素によって一緒に組立てられた2つの半分の殻体により構 成される。これらの2つの半殻体は容易に1つの歯の天然のかつ解剖上の形状に 成形することができ、その連結要素は歯科医が使用する通常の器具により切断し 研摩することによって、リングから容易に分離できる。
本発明のさらに独特の構成によれば、 一連結要素は、接着、溶接、超音波溶接その他によって一緒に堅く固定され、 一リングは半透明であり、 一リングの外側形状は復元すべき歯の外側形状に一致しており、 −リングは実質的に一定の厚さを有し、そのためリングの内側形状は復元すべき 歯の外側形状に一致しており、−恒久的な歯冠の場合は、充填物が合成樹脂であ り、−前記合成樹脂はこの樹脂の中に空気の泡が含まれるのを阻止しかつ歯科医 の都合のよい時にその作業ができるようにするために、光重合可能である。
本発明はさらに、その目的のため、この型のリングを一時的な歯冠の構成に適用 するについて、数週間又はそれ以上の期間にわたって患者の口の中の正しい位置 に容易に留めることができる一時的な歯冠の一体的な一部として、このリングが 保持されることを特徴とするものである。
本発明の他の目的は、この型のリングを一時的な歯冠の構成に適用することにあ り、このリングが合成樹脂のための型わくとして用いられ、次いで歯冠が樹脂で 補強されて隣接する歯と接触する個所を構成しまた取り去られるリングの厚さを 補償するようになったときに、リングが取り除かれることを特徴とするものであ る。
本発明はさらにその目的のため、本発明のリングと充填物を用いることによる一 時的な歯冠により、歯を復元するための方法を有し、以下の段階によって特徴づ けられる。
−溶接又は接着によって一緒に接合されたその連結要素を有するリングが復元す べき歯の上の所定位置に置かれ、−このリングの内部に充填物が詰め込まれ、− この充填物が硬化した後、リングとこれに接着された充填物が取り除かれ、 一鋸引き又は切削によって前記連結要素が取り除かれ、一連結要素の反対側を研 摩することによりリングは形が整え・られ、このようにして得られた一時的な歯 冠が再び患者の口の中の所定の位置に嵌められる。
本発明はさらにその目的のため、本発明のリングと充填物を用いることによる一 時的な歯冠によって、歯を復元する方法を有し、以下の段階によって特徴づけら れる。
−溶接又は接着により一緒に接合されたその連結要素を有するリングが復元すべ き歯の上の所定位置に置かれ、−光重合可能又は重合剤を加えることにより重合 可能な合成樹脂によって構成された、リングに接着していない充填物がリングの 内部に詰め込まれ、 一リングと充填物とからなる組立て体が取り除かれ、−リングを取り除くため連 結要素が切断され、−こうして得られた歯冠が、リングの厚さを補償しかつ隣接 する歯と接触する個所を構成するため充填物で再充填され、−こうして形成され た恒久的な歯冠が所定の位置に戻される。
その他の独特な特徴は添付図面を参照して与えられる以下の記載から明らかにさ れる。
第1図は一時的又は恒久的な歯冠を構成するための本発明のリングの一実施態様 を示す斜面図、 第2図は第1図のリングの水平面に沿う断面図、第3図は歯の整列軸線に直角の 垂直平面における第1図のリングを示す図、 第4図は歯の整列軸線を含む垂直平面における第1図のリングを示す外面図、 第5図は歯の整列軸線に沿う、第1図のリングを示す断面図、 第6図は薄いへらのための案内として働く、第5図のリングの先のとがったヘリ の拡大断面図、 第7図は歯の整列の垂直平面に沿う、隣接及び対向歯に対する、本発明により構 成された歯冠の位置を示す断面図、第8図はリングを取り除いた後に得られた歯 冠の図で恒久的又は一時的な歯冠の場合に取り除かれるべき充填物の過剰部分を 破線で示し、 第9図は過剰部分を取り除くための研摩作用を示す拡大寸法の、歯冠の拡大部分 断面図、 第10図は第9図と同様な、研摩作用の完了により得られた歯冠を示す図、 第11図は第1図と同様な、一時的又は恒久的な歯冠を構成するための本発明の リングの他の実施態様を示す図、第12図は第11図のリングの水平平面による 断面図、第13図は歯の整列軸線に直角な垂直平面による、第11図のリングを 示す図、 関する概略断面図である。
第1図の実施態様において、本発明によるリングは、成形により得られた2つの 同一でない半殻体1及び2とからなり、突出したヘリ7.8が前記半殻体の側面 の頂部に形成され、リングの内部に充填物を配置するためリングの咬合面に開口 を残すようにしている。2つの半殻体1.2がそれぞれ、リングの高さの部分に わたって延びる2つの各連結要素3,5及び4,6を担持している。前記連結要 素3,5及び4.6は、それが容易に切断されるように小さな断面を有するスト リップ(第3図参照)によって構成されている。前記連結要素3.5及び4,6 は相互に対向して配置され超音波工法により、例えばその外側縁11上で接着又 は溶接される。溶接はリング(第1.2.3図参照)の側壁からある距離をおい て行われ、成形型から取りはずされる時にその断面が歯冠の解剖学的構造を変え ないのを保証するようにしている。半殻体1,2の間の分割線は第1.4及び5 図において10で示されている。連結要素3,5及び4,6の平面は好ましくは 顎骨の一部に対して歯の整列軸線に直角に配置される。第4図に示されるように 、連結要素のこの平面は歯の解剖学的構造と干渉するのを避けるため歯の対称平 面に対して変位することができる。本発明によれば各半殻体1と2は実質的に一 定の厚さを有し、10分の2.3ミリメートルに等しく、その連結要素3,5及 び4,6と共に一部材に成形することによって得られる。各半殻体の外側は歯の 形状を有し、そのためこのリングが一時的な歯冠の中に用いられた時顎の魅力的 な外観を保証する。リングの厚さが一定であるという事実により、その内面は外 面とそっくりそのままであり、そのためこのリングが取り除かれた後の恒久的な 歯冠の魅力的な外観が保証される。
リングは好ましくは、例えばポリカーボネートのようなある程像の可撓性が得ら れ全体を通して着色できるプラスチック材料で作られる。それは好ましくは半透 明であり、充填物が恒久的な歯冠を作る目的で用いられる時この充填物の光重合 を可能としかつ歯冠の色の明暗の度合を制御することができるようにする。
歯の全ての大きさ及び異なった型にリングを適合させることができるように種々 の寸法が選択される。 、本発明のリングを一時的な歯冠として用いるために、 歯科の外科医は保護すべき歯に最も通したリングを選択し、−リングはついで将 来の歯冠の側面に必要な形状を与えるための型わ(を形成し、 −リングは次に歯肉に対して大まかに調整される。例えばメチルメタクリレート 又はエピニンのような自己重合樹脂1aがリングの内部に沈積され(第7図参照 )、−患者はその顎を堅く閉じるよう要求され、−依然として柔軟な状態である 間に、この樹脂は対向する歯により一方の側に、また歯肉と保護すべき歯により 他方の側に、さらにリングにより横方向に、それぞれ押圧される(第7図)。こ の柔かい樹脂1aはこのようにして歯冠の頂部、接触個所及び歯肉の高さにおけ る境界線を成形するよう強制される。
化学的接着がリングと樹脂1aとの間に形成される。リングと樹脂により形成さ れた組立体は、患者の口から取り出されそして研摩されてこの研摩された歯14 0周辺境界部における一時的な歯冠の歯頚部の縁を調整する。
連結要素3,4及び5,6は切削又は鋸引きされ研摩によって整えられる。この 一時的な歯冠は次いで一時的に歯の根14上に密閉される。リングは一時的の歯 冠の一体的な部分として保持される。
このようにして形成された一時的な歯冠は魅力的であるとともに耐久力があり、 その結果数週間又は数が月にわたって患者の口の中の所定位置にそのまま残され る。前記歯冠の機械的強度は特に突出したヘリ7.8の存在によって保証され、 このへり7.8は機械的な補強部を構成しこれと同時に充填物1aとリングとの 間の機械的な接着を向上させまた同時にこれら充填物とリングの間の緊密な接合 を形成する。さらに前記突出ヘリは、患者の妨げとなりまた歯冠の使用寿命を減 少させることになるような充填物とリングとの間の鋭い突起が形成されるのを阻 止する。
本発明のリングを一時的な歯冠として使用するため、このリングは準備された歯 14を完全に取り囲むように選択される。このリングは歯肉に対して大まかに調 整されそして木又はプラスチック材料のくさびによりその横に並んだ歯の間に保 持される。合成樹脂1aがリングの内部に配置され又は好ましくはリングの中に 噴出されそしてその選択が適合していれば光重合がなされる。咬合面は、咬むこ とにより圧力を加えるよう要求される患者によって形成され、そのため対向する 歯が充填樹脂1aを成形する。咬合面の印象は薄へら12(第6図)で突出へす 7に圧力を加えることにより改善され、その外形9に随うようにすることができ る。リング内部の材料の重金が完了した時、リングと合成樹脂1aからなる組立 体は患者の口から取り出される。この場合、合成樹脂1aはリングに接着しない 。2つの半殻体19,2の連結要素間に形成された溶接接合部11は合成樹脂の 最終の歯冠(第8図参照)から型を取り除くために切断される。破線13は研摩 によって取り除かれるべき樹脂の余分の部分の境界を定めている。
このようにして得られた復元歯冠は歯肉の高さで研摩により調整され(第9図及 び第10図参照)、表面13に向って余分な部分が取り除かれる。この研摩作用 は、準備した歯頚部の境界線が復元中に押し付けで跡がつけられるという事実に よって容易となる。
歯冠の隣接する歯との接触個所は、リングの厚さを補償するために合成樹脂1a で補強される。最後に歯冠は研摩された歯の根14に接着されるか又はこれに密 閉される。
第11 、12 、13図に示される簡単化された実施態様において、成形によ って得られたリングは前述の実施態様と同じ方法で単一の切込み10が設けられ 、この切込み10はリングの全高にわたって延在し、その縁は、接着又は溶接に よって一緒に堅く固定されかつリングの側壁の高さの部分を越えて延出する、2 つの連結要素3.4を有している。前記リングはさらに突出したヘリ8を有し、 このヘリの形状とリングの側面の形状は復元されるべき歯の外側形状に一致する ような形状である。前記の実施態様におけるように、2つの連結要素3゜4は、 充填物1aがリングの内部に挿入されかつ硬化された後に鋸引き又は切削により リングから分離できるように配置される。第11図から第13図に示すリングに よる一時的又は恒久的な歯冠の構成方法は第7図から第10図を参照してすでに 説明した方法と同様である。
本発明のリングは多くの利点をもたらす。第1に、このリングは天然の歯と同じ 外側形状を有している。2つの半殻体の形式又は分割リングの形式の構造上の特 徴は、成形によって2つの部分に又は一定の厚さの単一の部分にこのリングを構 成することができ、それにより充填樹脂が天然の歯の外側形状を有することを保 証する。リングの色の明暗の度合は歯と同一とすることができる。これは、光重 合可能な樹脂が使用できるように半透明とすることができる。一時的又は恒久的 な歯冠を単に1回の処置で所定の場合に配置することができる。最後に、このリ ングは、印象を採ったり補綴の製造のための研究所の助けをかりたりすることを 何ら要しないで、特に魅力的な外観を有する歯冠の構造を保証する。
容易に明らかであるように、本発明は上記の実例に限定されず任意の数の変更例 が、本発明の範囲から逸脱することなしになし得るものである。
したがって、第14図に示すように、2つの隣接する連結要素15 、16はリ ングの残りの部分と共に一部材に成形することができる。さらに、これら2つの 連結要素15 、16のV形状はある程度の弾性を付与し、この弾性によりこの リングを、わずかにその直径が相違する数種の歯の上の所定の位置に嵌めること ができる。
第15図の場合は、連結要素4.3の反対側に厚さの減少された部分17が設け られており、そのためこのリングに天然の歯の解剖上の構造に非常によ(似た外 観を与え、またそのためリングの変形を容易にする具合のよい人工歯の配置が構 成される。
さらにこの連結要素4.3は、小さな部分のストリップでな(前記連結要素の初 めの裂は目の線を形成している減少した厚さの部分によって、接合することがで きる。
国際調査報告 ANNEX To τHE INTERNATrONAL 5EARCHREP ORT ON

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1つの歯を復元するための充填物が、復元すべきこの歯の部分で受け入れら れるようにしている、一時的もしくは恒久的な歯冠を構成するリングにおいて、 このリングが成形によって得られまたこのリングの全体の高さにわたって延在す る少なくとも1つの割れ目(10)を有し、この割れ目の縁が相互に堅く固定さ れかつこのリングの側面の部分を越えて延出する2つの連結要素(3,4)を有 し、前記リングが突出するヘリ(8)を有し、このヘリと前記リングとの形状が 復元すべき歯の外側形状に一致するような形状であり、前記2つの連結要素(3 ,4)が、前記リング内部への充填物(1a)の挿入及びその硬化後にこのリン グから分離できるようになっていることを特徴とする歯冠用リング。
  2. 2.前記リングが、間隔をおいた配置関係の2対の連結要素(3,4)(5,6 )によって相互に組立てられた、2つの半殻体(1,2)により構成され、これ ら2つの半殻体にそれぞれ、突出ヘリ(7,8)が設けられていることを特徴と する請求の範囲第1項記載のリング。
  3. 3.前記リングが、このリングの内側形状が復元すべき歯の外側形状に一致する よう実質的に一定の厚さであることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記 載のリング。
  4. 4.前記連結要素(3,4)(5,6)の外縁(11)が、接着、溶接、超音波 溶接その他によって相互に堅く固定されていることを特徴とする請求の範囲第1 項又は第2項記載のリング。
  5. 5.前記連結要素(3,4)(5,6)が小部分のストリップによって構成され ていることを特徴とする請求の範囲第1項から第4項中の1項に記載のリング。
  6. 6.請求の範囲第1項から第5項中の1項に記載のリングを用いて作られた一時 的な歯冠と充填物とによって1つの歯を復元する方法であって、以下の段階を特 徴とする歯の復元方法。 −患者の口の中の復元すべき歯の位置にリングが配置され、−リングの内部にこ のリングに接着する充填物(1a)が詰められ、 −前記充填物の硬化後にリングとこれに接着された充填物とが取り去られ、 −連結要素(3,4)(5,6)が鋸引き又は切削により取り除かれ、 −リングが前記連結要素の反対側を研摩することにより整形され、 −このようにして得られた一時的な歯冠が患者の口の中に再び嵌め込まれる。
  7. 7.請求の範囲第1項から第5項中の1項のリングを用いて作った恒久的な歯冠 と充填物とによって1つの歯を復元する方法であって、以下の段階を特徴とする 歯の復元方法。 −患者の口の中の復元すべき歯の位置にリングが配置され、−リングの内部に、 このリングに接着しない、光重合可能な又は重合剤の添加により重合可能な合成 樹脂からなる、充填物(1a)が詰められ、 −リングと充填物からなるこの組立体が取り去られ、−連結要素(3,4)(5 ,6)がリングから取り除かれるよう切断され、 −このようにして得られた歯冠に、リングの厚さを補償しかつ隣接する歯に接触 する個所を構成するよう、充填物(1a)が再び充填され、 −このようにして形成された恒久的な歯冠が所定の位置に再び嵌め込まれる。
  8. 8.請求の範囲第1項から第5項中の1項に記載のリングの、一時的な歯冠の構 成への適用であって、リングが一時的な歯冠の一体部分として保持されているこ とを特徴とするリングの使用方法。
  9. 9.請求の範囲第1項から第5項中の1項に記載のリングの、恒久的な歯冠の構 成への適用であって、リングが、合成樹脂のための型わくとして用いられ、次い で取り除かれ、それにより歯冠が、隣接する歯と接触する個所を形成しかつ取り 去られたリングの厚さを補償するよう樹脂で補強されることを特徴とするリング の使用方法。
JP61501700A 1985-03-20 1986-03-19 歯冠構成用リング及び同リング使用の歯の復元方法 Pending JPS62502243A (ja)

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FR8504116 1985-03-20

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