[go: up one dir, main page]

JPS6249414B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6249414B2
JPS6249414B2 JP54057221A JP5722179A JPS6249414B2 JP S6249414 B2 JPS6249414 B2 JP S6249414B2 JP 54057221 A JP54057221 A JP 54057221A JP 5722179 A JP5722179 A JP 5722179A JP S6249414 B2 JPS6249414 B2 JP S6249414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable plate
liner member
case
fixed plate
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54057221A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55148837A (en
Inventor
Makoto Nakayama
Makoto Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP5722179A priority Critical patent/JPS55148837A/ja
Publication of JPS55148837A publication Critical patent/JPS55148837A/ja
Publication of JPS6249414B2 publication Critical patent/JPS6249414B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水栓の改良に関し、その目的とする処
は、固定板、可動板等の機能部を収納するケース
を本体に対して着脱自在に装着してカートリツジ
式となし、しかもそのケースをも蓋部材とライナ
ー部材とに分解可能となして点検時、修理時等に
おける機能部分の分解、組立てを容易にしてなる
水栓の提供にある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
図面は水栓の一例として湯水混合栓を示し、第
1図乃至第10図に示す第1の実施例は湯水混合
栓を示し、第11図に示す第2の実施例は2バル
ブ式の湯水混合栓を示し、第12図に示す第3の
実施例は更に別の2バルブ式の湯水混合栓を示
す。
而して、まず第1実施例について説明すると、
図中Aは湯水混合栓本体、Bはその機能室であ
り、その機能室B底面には、熱湯流路aに連絡せ
る熱湯用流入口8a、冷水流路a′に連絡せる冷水
用流入口8b、混合水吐出口cに連絡せる混合水
用流出口9aが三角形の各頂点を構成するように
開穿されており、熱湯用流入口8aと冷水用流入
口8bが三角形の底辺の両端に相当する位置にあ
る。
また機能室Bは、上方が開口されており、この
開口部には回動蓋10が装着される。更に機能室
Bには、ポリアセタール樹脂等の合成樹脂で成形
されるライナー部材6と蓋部材7とで構成された
ケース5が着脱自在に装着されている。このケー
ス5は上端に機能室B内周面の内螺子11と螺合
せる押え片12により上下方向移動不能に、また
ライナー部材6底面に突出形成される突起(図示
せず)と機能室B内底面のくぼみ(図示せず)に
より回転不能に保持されており、このケース5の
底面には機能室Bの熱湯用流入口8a、冷水用流
入口8b、混合水用流出口9aと夫々重なるよう
に3個の通孔13,14,15が開穿されてい
る。また該通孔13,14,15には機能室B内
底面とケース5下面、ケース5内底面と固定板2
を夫々シールするため、環状パツキン16,1
6′,16″がはめ込まれている。
そして、この機能室B内に、底面に上記通孔1
3,14,15を開孔した有底円筒状のケース5
のライナー部材7を装着する。このライナー部材
7は相対せる内面に固定板2を回動不能に保持
し、可動板3の回転角度を規制する係止突起16
が突出形成され、上端部には蓋部材6係合用の切
欠き口17が切欠き形成される。
固定板2はライナー部材7内径より僅か小径の
円盤状に形成されたセラミツク(酸化アルミナ
Al2O3)板よりなり、ライナー部材7内周面に突
出形成された係合突起16に相対せる位置に嵌合
用切欠き18を有し、この切欠き18を係合突起
16に係合してライナー部材7内底面に重なるよ
うに回転不能に収納配備される。そして、この固
定板2よりやや小径な円盤状に形成したセラミツ
ク(酸化アルミナAl2O3)板よりなる可動板3が
固定板2上に回転自在に重ね合わされる。
また、この可動板3の周端には上記係合突起1
6に突き当たつて回転角度を規制する規制突部1
9が突出形成される。これ等固定板2と可動板3
とは、弁Cを構成する部材であり、互いに接触面
が十分に水密を保ち得る程度に鏡面に仕上げられ
ている。セラミツク(酸化アルミナAl2O3)は耐
摩耗性、耐食性にすぐれているため、耐久性のあ
る水栓を提供することができる。そして、この可
動板3上面には、上端が回動蓋10に一体的に固
着され、回動蓋10に螺着せる一本のレバーハン
ドル20の回動に伴い回転する操作部Eであるス
ピンドル軸21の下端部の突部22と係合する溝
部23が設けられている。そして、この下端部の
突部22と可動板3の上面溝部23とをスピンド
ル軸21に一体成形した円板24ならびにポリア
セタール等のスリツプワツシヤー25を介して係
合させると共に蓋部材6をライナー部材7の上端
の切欠き口17に係合させる。
蓋部材6は中央部のスピンドル挿通孔26を有
する有底円筒状を呈し、底部を上方に向けると共
に周壁27を均等に肉薄にして上端に鍔部28を
形成し、その周壁27の前記切欠き口17に相当
する位置に間隙dを存して止め片29を形成す
る。
止め片29は、断面直角三角形の突起であり、
そのテーパー面30をガイド面となすと共に上面
を水平面31となし、このテーパー面30を切欠
き口17上方に連続して形成したガイド面32を
スライドさせて水平面31を切欠き口17上縁に
係止して切欠き口17内に嵌合させ、鍔部28を
ライナー部材7上端に当接させる。
尚、この場合止め片29は周壁27に間隙dを
存して突出形成しているので、弾性を利用して容
易に取付けることができる。又、取り外ずす場合
は、この蓋部材6上面を押圧保持せる押え片12
の螺合を解くと共にスピンドル軸21を持ち上げ
てケース5そのものを機能室B内よりカートリツ
ジ式に取り出し、切欠き口17より止め片29の
一部を外方より押圧すれば容易に切欠き口17と
の係合は解かれ取り外ずすことが出来る。そして
同時にスピンドル軸21の突部22と溝部23と
の関係は解除され、固定板2、可動板3等の機能
部分Dも夫々ライラー部材7内より容易に着脱自
在となる。なお、蓋部材6とライナー部材7を螺
合するタイプと異なり、可動板3の固定板2に対
する押圧力を常に一定にでき、シール性が安定
し、しかもハンドルの操作性もバラツキがなく極
めて良好となる。更にケース5内に固定板2の固
定手段、可動板3の回転角度規制手段を設けてい
るのでケース5は単純な外観形状となり、水栓本
体Aへの取付け、取外しが容易となる。また、部
品点数も減り、安価な水栓を提供できる。
第6図は、このケース5の別の例を示し、この
例は前記止め片29の代わりにライナー部材7周
壁に引つ掛け突部33を突出形成し、この引つ掛
け突部33はライナー部材7上端に切欠形成した
嵌合用の垂直切欠き34と、水平切欠き34′を
連続した〓状の切欠きに係合されるが、まず引つ
掛け突部33を垂直切欠き34よりガイドさせる
と共に蓋部材6を回動させて、引つ掛け突部33
を水平切欠き34′内に移動させて係合させる。
このケース5も前述のタイプと同様に可動板3の
固定板2に対する押圧力を常に一定にでき、シー
ル性が安定し、しかもハンドルの操作性もバラツ
キがなく極めて良好となる。この場合も前記と同
様に取り外ずす場合は、まず蓋部材6上面を押圧
保持せる押え片12の螺合を解くと共にスピンド
ル軸21を持ち上げケース5を機能室Bよりカー
トリツジ式に取り出し、次に水平切欠き34′に
係合せる引つ掛け突部33を垂直切欠き34に移
動させれば、そのまま取り外ずすことができ、固
定板2、可動板3等の機能部分Dもライナー部材
7内より着脱可能となる。
また、前記固定板2にはライナー部材7の通孔
13,14,15を介して夫々本体Aの熱湯用流
入口8a、冷水用流入口8b、混合水用流出口9
aに連絡する熱湯孔35a、冷水孔35b、混合
水孔36aが可動板3がどのような位置にあつて
もその可動板3でカバーし得る箇所に開穿され、
可動板3には、その固定板2との摺動面にその可
動板3の開弁位置に於いて熱湯孔35a、冷水孔
35b、混合水孔36aの一方或いは双方を混合
水孔36aに連通せしめる凹部37を形成し、こ
の凹部37を混合室となすと共にこの凹部37は
開弁時に冷水、熱湯の流路となる。そして可動板
3の回転運動においては熱湯孔35aと冷水孔3
5bの通水面積の和をほぼ一定を保つたまま、両
孔35a,35bの通水面積を夫々一次的に変化
せしめるようになつている。また38はV字状の
網部材で、凹部37内に弾性を利用して配設さ
れ、凹部37即ち混合室での混合時の熱湯、冷水
の流水音を消音せるようになしている。特に流路
が急変する凹部37内に網部材38を設けている
ので消音効果は大である。
そして、上記凹部37は上記せる如く、固定板
2との接触面に設けられ、第3図に示す如く円弧
状の彎曲部39の外周端部部分に熱湯孔35a及
び冷水孔35bの外形と同一な突出部40を有
し、その突出部40下端には彎曲部39より少々
大径な円弧部41が形成されている。また、回動
蓋10は機能室B上端の開放部分を覆うようにそ
の機能室B上に位置し、スピンドル軸21の上端
に止ビス42を以つて一体的に固着され、その回
動蓋10側方には、レバーハンドル20がハンド
ル取付部44に螺着されている。
尚、45は混合水吐出口cに回転自在に接続さ
れる吐出金具、46は逆止弁、47はレバーハン
ドル20の操作方法等を示す表示体である。従つ
て、このレバーハンドル20を左右方向に回動せ
しめると回動蓋10に螺合せるスピンドル軸21
と一体的に可動板3が回転する。
そして、その可動板3の回転に伴う熱湯、冷水
の混合状態を説明すると、まず第3図は今、良好
な適温状態(湯量:水量=1:1)であり、この
状態より左回転させて規制突部19を係合突起1
6に突き当てると熱湯孔35aは全開状態とな
り、冷水孔35bは全閉状態となる。逆に右回転
させると冷水孔35bが全開状態となり、更に右
回転させて規制突部19を係合突起16に突き当
てると熱湯孔35a、冷水孔35b共に全閉状態
となる。即ち、熱湯孔35a、冷水孔35b全閉
位置からレバーハンドル20を左回転させていく
と、まず冷水が、次に混合水が最後に熱場が吐出
されるようになしている。
次に第11図に示す第2の実施例について説明
すると、図中Aは洗面器(図示せず)等のカウン
ターFに設置される2バルブ式の湯水混合栓、B
は機能室、その機能室B内端には冷水路a′に連絡
せる冷水用流入口8b、及び吐出口cに送水せる
冷水流出口9bが開穿されている。また、この機
能室Bは水栓本体Aに対して両側に水平に設置さ
れており、外端を開口し夫々の開口部にはハンド
ル49が装着される。そして、この機能室B内に
は、ケース5がそのケース5の内周面の内螺子と
螺合せる押え片12により水平方向に移動不能
に、またライナー部材7底面に突出形成された突
起(図示せず)と機能室B内底面のくぼみ(図示
せず)により回転不能に保持されている。
ケース5はライナー部材7と蓋部材6とにより
形成され、ライナー部材7は有底円筒状で、その
内壁に機能室Bの流入口、流出口8b,9bに連
絡せる通孔50,51が開穿され、上端外周面に
段部52を段設形成し、その段部52の中途部に
環状の嵌合溝53を刻設する。f,f′は給水管、
給湯管である。また、このライナー部材7には、
このライナー部材7の通孔50,51と連通せる
流入孔、流出孔35b,35cを有するセラミツ
ク(酸化アルミナAl2O3)板よりなる固定板2を
回転不能に内設すると共に、その上面にはセラミ
ツク(酸化アルミナAl2O3)板よりなる可動板3
を摺接する。これ等固定板2と可動板3とは弁C
を構成する部材であり、互いに接触面が十分に水
密を保持し得る程度に鏡面に仕上げられている。
そして、この可動板3上面には、上端が回動蓋1
0に一体的に固着され、回動蓋10に螺着せるハ
ンドル49の回動に伴い回転するスピンドル軸2
1の下端部の突部22と係合する溝部23が設け
られている。そして、この下端部の突部22と可
動板3の上面の溝部23とをスピンドル軸21に
一体成形した円板24ならびにポリアセタール等
のスリツプワツシヤー25を介して係合させると
共に蓋部材6をライナー部材7の開口部を覆うよ
うに嵌合する。
蓋部材6は、そのライナー部材7上端の開口と
嵌合する蓋部6′とその上方より覆うカバー6″と
により形成される。
蓋部6′はライナー部材7上端と嵌合する小径
部54と、上端周縁に当接する大径部55を有
し、この小径部54を開口部に嵌合させると共に
大径部55を上端周縁に当接させ、更にその上よ
りキヤツプ状のカバー6″を、周面に形成した環
状突起57をライナー部材7の嵌合溝53に嵌合
させて取付ける。
従つて、押え片12の機能室B内面との螺合を
解くと容易にケース5そのものは機能室Bに対し
てカートリツジ式に着脱自在となる。そして、内
部の固定板2、可動板3等の機能部分Dを交換点
検する場合にはキヤツプ状のカバー6″を取り外
ずすと共に蓋部6′を取り除けば容易にケース5
内より着脱自在となる。
固定板2は前記通孔50,51と連通せる流入
孔、流出孔35b,35cを有し、内部を流路5
9となし上方よりハンドル49の回動に伴つて回
転する可動板3が摺接される。
上記可動板3は2つの部材で形成されており、
この2つの部材で流路59内に網部材38の端部
を固定して流路59内を流れる流水音を消音して
いる。そして、両ハンドル49を回転させること
により可動板3は回転して冷水側、熱湯側の流入
孔の通水面積を変化させて混合路1側へ流出さ
せ、そこで合流して所定の温度の混合水を吐水金
具45より吐出する。
次に第12図に示す第3の実施例について説明
すると、Aは2バルブ式混合栓本体、45はその
中央に設けられた吐出金具である。
この本体Aには給水管に連絡する冷水路a′と吐
出金具45に連絡する混合路1が隔壁60により
区画形成されており、両流路a,a′は隔壁60に
設けた流入口8bにより互いに連通している。
尚、図面に於いては冷水路a′のみが図示されて
いるが、本体Aには隔壁60を介して冷水路a′と
対称的に熱湯路aが設けられている。また本体A
の混合路1側には、隔壁60の流入口8bに相対
して開口が開設される。
5はケースで、このケース5はライナー部材7
と蓋部材6とにより構成される。ケース5は押え
片12を機能室Bに螺合することにより水平移動
不能に、またライナー部材7の突出部69と機能
室B開口端の切欠70により回転不能に機能室B
に収容される。
ライナー部材7は一端を有底円筒状に形成さ
れ、その周面にはこれを貫通するスリツト状の流
出孔35cが円周方向に沿つて相対状に開設され
ている。そして、このライナー部材7を、本体A
に水平状に開口した機能室B内に嵌合挿入し、そ
の先端開口部を隔壁60に当接せしめて、流入口
8bを囲繞すると共にフランジ部62と本体A内
の段部63とで後述筒部材64を挟持する。また
このライナー部材7の内側端開口に固定板2を、
開口に嵌着したパツキン65後方に密接し、その
固定板2に可動板3を、水密かつ回転方向に摺動
自在に摺接する。
蓋部材6は、キヤツプ状を呈し、ライナー部材
7内端部外周面に刻設した嵌合溝53に嵌合する
環状突起57を内周面に有し、この蓋部材6の環
状突起57を嵌合溝53に嵌合させると共にライ
ナー部材7の先端部及びパツキン65に当接せし
めてライナー部材7内に装備される固定板2、可
動板3の機能部分の脱落を阻止している。従つ
て、ライナー部材7側壁を挿通し、円板24及び
ポリアセタール等のスリツプワツシヤー25を介
して可動板3上端の溝部23に係合せるスピンド
ル軸21を押え片12の機能室Bに対する螺合を
解けば、そのままケース5そのものはカートリツ
ジ式に取り外すことができ、そして蓋部材6と嵌
合溝53との係合を解けば、機能部分である固定
板2、可動板3もケース5内より着脱自在とな
る。また、可動板3の回転角度はスピンドル軸2
1に設けられたピン71とライナー部材7の切欠
72により規制される。
上記固定板2と可動板3はセラミツク(酸化ア
ルミナAl2O3)板等の耐食性、耐摩耗性のある材
質よりなり、可動板3には固定板2への摺接面か
ら周面にかけて抉り取つたように形成された流入
孔35bとスリツト状の流出孔35cとを連絡す
る凹欠部67を有する。
凹欠部67は流入孔35bと同様、中心線の左
右に拡開する形状に対称状に2個設けられる。可
動板3を回転させる事により、凹欠部65が固定
板2の流入孔35bを開孔せしめて、流入孔35
bと流出孔35cを連通し、流入孔35bを可動
板3と固定板2との摺動面で塞げば、上記両孔3
5b,35cは遮断される。
前述の筒部材64は一端にフランジ61を有
し、このフランジ61をライナー部材7のフラン
ジ部62と本体A内部に設けた段部63とにより
挟持されてライナー部材7の外周面との間に適当
な間隙を有してこれを囲むように設けられ、その
先端開口部を中心方向に向けて傾斜状に折曲した
絞部68を有しており、その絞部68に於いても
流路を絞り、弁C部通過時の騒音を防止してい
る。スピンドル軸21は後端がそのスピンドル軸
21に対して直角にハンドル(図示せず)に固着
されている。従つて、水側、湯側のハンドルを回
転させて、可動板3を回転させ、その凹欠部67
を固定板2の流入孔35bに合致せしめれば、冷
水路a′と混合路1とは固定板2の流入孔35b、
可動板3の凹欠部67、ライナー部材7のスリツ
ト状の流出孔35c及び間隙e、絞部68を介し
て連通し、流出口9bに至り給水管、給湯管より
本体A内に流入した冷水、熱湯を水側、湯側のハ
ンドルの回転操作により混合させて吐出金具45
より吐出する。
尚、ケース5は合成樹脂製でも金属製でもよ
く、また固定板2、可動板3を耐摩耗性、耐食性
に富む焼結金属、合金等で成形してもよい。更に
本発明を一本のレバーハンドルの操作で流量調
整、温度調整ができる。所謂シングルレバー式湯
水混合栓に使用してもよい。
本発明は、以上の如く構成したので機能部であ
る固定板、可動板等を収納するケースを本体に対
してカートリツジ式に着脱自在となすことができ
る。
従つて、交換、点検或いは故障等において水栓
自体を交換することはなく、非常に便利である。
しかも従来のようにスピンドルの上下の進退によ
つて弁の開閉をする水栓に比して2枚の板で弁を
構成するのでコンパクトになりカートリツジ式に
し易い。
また、ケースをもライナー部材と蓋部材との2
部材に着脱自在、即ち分割自在であるので、ケー
スごと取り換える必要性など全くなく、経済的で
あると共に弁部分の組立て、取り外ずしも非常に
容易となし得る。更に蓋部材をライナー部材に着
脱自在に係止するので、可動板の固定板に対する
押圧力を常に一定にすることができ、シール性が
安定し、しかもハンドルの操作性もバラツキのな
い極めて良好な水栓を提供し得る。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を示し、第1図乃至第
5図は第1実施例を示す湯水混合栓であり、第1
図は一部切欠して示す正面図、第2図はケースを
取り外ずした状態を一部切欠して示す要部の断面
図、第3図はX−X線に沿える横断平面図、第4
図はY−Y線に沿える横断平面図、第5図はケー
スの斜視図で蓋部材とライナー部材を分解して示
す、第6図はケースの他の実施例の斜視図で蓋部
材とライナー部材を分解して示す、第7図は可動
板の縦断正面図、第8図は同平面図、第9図は同
底面図、第10図は固定板の平面図、第11図は
第2実施例の湯水混合栓を一部切欠して示す正面
図、第12図は第3実施例の湯水混合栓を一部切
欠して示す要部正面図である。 尚図中、A……水栓、C……弁、2……固定
板、3……可動板、E……操作部、5……ケー
ス、6……蓋部材、7……ライナー部材、8a,
8b……流入口、9a,9b……流出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流入口、流出口を有する本体、互いに重ね合
    わされ夫々の摺動面が十分に水密を保持し得る程
    度の平滑度を有して弁を構成する固定板と可動
    板、可動板を操作する操作部ならびに固定板、可
    動板等の弁の機能部分を収容するケースとよりな
    り、上記ケースをライナー部材と蓋部材とで形成
    して本体に着脱自在に装着すると共に蓋部材をラ
    イナー部材に着脱自在に係止してなる水栓。
JP5722179A 1979-05-09 1979-05-09 Faucet Granted JPS55148837A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5722179A JPS55148837A (en) 1979-05-09 1979-05-09 Faucet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5722179A JPS55148837A (en) 1979-05-09 1979-05-09 Faucet

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55148837A JPS55148837A (en) 1980-11-19
JPS6249414B2 true JPS6249414B2 (ja) 1987-10-19

Family

ID=13049467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5722179A Granted JPS55148837A (en) 1979-05-09 1979-05-09 Faucet

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55148837A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62244933A (ja) * 1986-04-11 1987-10-26 アメリカン、スタンダ−ド、インコ−ポレイテツド 衛生用混合弁

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3533436A (en) * 1969-02-03 1970-10-13 American Standard Inc Single-control mixing faucet and valve for use therein
JPS6035820U (ja) * 1983-08-20 1985-03-12 大同鋼板株式会社 屋根板材
US8533436B2 (en) * 2009-06-26 2013-09-10 Intel Corporation Adaptively handling remote atomic execution based upon contention prediction

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3533436A (en) * 1969-02-03 1970-10-13 American Standard Inc Single-control mixing faucet and valve for use therein
JPS6035820U (ja) * 1983-08-20 1985-03-12 大同鋼板株式会社 屋根板材
US8533436B2 (en) * 2009-06-26 2013-09-10 Intel Corporation Adaptively handling remote atomic execution based upon contention prediction

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55148837A (en) 1980-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8281814B2 (en) Water supply valve cartridge
US7143786B2 (en) Two-handle flow-through valve
JPH03502725A (ja) 温度および水量制御弁組立体
US5971359A (en) Valve assembly
US8978700B2 (en) Valve cartridge with improved flow rate
JPH0627554B2 (ja) 流体制御弁
US6123105A (en) Valve for mixing cold and hot water
JP2008525744A (ja) 水制御弁
US5692536A (en) Invertible quarter turn stop
HU224595B1 (hu) Kialakítás csak forgatással működtetett egykaros keverőcsaptelephez
US5740836A (en) Ball valve faucet
JPH0535250Y2 (ja)
JPS6249414B2 (ja)
JPS6024251B2 (ja) 湯水混合栓
JPH0444944Y2 (ja)
US4495969A (en) Mixing valve with water modulation sealing means
JP3452066B2 (ja) ボール弁カートリッジと下方挿入部材とを有する混合弁
RU2101594C1 (ru) Водопроводный смеситель
JPS6329008Y2 (ja)
KR20050078523A (ko) 수도의 온도 및 유량 조절 밸브
JPS5932769Y2 (ja) 水栓
JP2000160611A (ja) シングルレバ―式水栓
JP3115988B2 (ja) シングルレバー式の湯水混合栓
JPH0942494A (ja) シングルレバー式湯水混合栓用カートリッジ
JPS5831003Y2 (ja) 水栓