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JPS6246419B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6246419B2
JPS6246419B2 JP53039278A JP3927878A JPS6246419B2 JP S6246419 B2 JPS6246419 B2 JP S6246419B2 JP 53039278 A JP53039278 A JP 53039278A JP 3927878 A JP3927878 A JP 3927878A JP S6246419 B2 JPS6246419 B2 JP S6246419B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
annular
top surface
skirt
outer lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53039278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54133987A (en
Inventor
Kashiwa Murayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON CROWNCORK
Original Assignee
NIPPON CROWNCORK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON CROWNCORK filed Critical NIPPON CROWNCORK
Priority to JP3927878A priority Critical patent/JPS54133987A/ja
Priority to GB7907236A priority patent/GB2018730B/en
Priority to US06/016,606 priority patent/US4197956A/en
Priority to PH22244A priority patent/PH15516A/en
Priority to DE2908149A priority patent/DE2908149C2/de
Priority to FR7905613A priority patent/FR2418750B1/fr
Priority to US06/066,465 priority patent/US4284023A/en
Publication of JPS54133987A publication Critical patent/JPS54133987A/ja
Priority to US06/181,221 priority patent/US4291567A/en
Publication of JPS6246419B2 publication Critical patent/JPS6246419B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外蓋と内蓋とを具備する簡易開封型
容器蓋、更に詳しくは、筒状スカート部、該スカ
ート部の上端に連なる環状頂面部、及び該環状頂
面部の内周縁の一部に連接片を介して連なる引張
りリングとを有し、該連接片の両側縁の延長線に
沿つて該環状頂面部及び該スカート部には一対の
切割用弱化線が形成されている一体成形された外
蓋と、該外蓋内に位置付けられて該外蓋の頂面に
存在する開口部を閉塞する内蓋とを具備する簡易
開封型容器蓋に関する。
瓶又は缶等の容器の開口部を閉じるための容器
蓋として、フランス国特許第2231578号明細書及
び図面及び実開昭51−86349号公報には、上記の
とおりの形態の簡易開封型容器蓋が開示されてい
る。かような容器蓋は、栓抜き等の器具を用いる
ことなく開栓され得る簡易開封型のものであると
共に、例えば特公51−26107号又は特開昭47−
29073号等に開示されている形態の簡易開封型容
器蓋に比べて比較的容易且つ安価に製作すること
ができるので、近時、通常の王冠或いは上記公報
に開示されている形態の簡易開封型容器蓋に代え
て使用することが強く望まれるようになつてき
た。
しかしながら、上記のとおりの形態の公知の簡
易開封型容器蓋には、外蓋に設けられている引張
りリングが外蓋のスカート部の上端及び環状頂面
部の上面より上方に突出する傾向を有することに
起因して種々の問題が発生している。詳述する
と、上記フラスス国特許第2231578号明細書及び
図面及び実開昭51−86349号公報に開示された容
器蓋においては、外蓋の環状頂面部がスカート部
の上端から内方へ実質上水平に延び、そしてこの
環状頂面部の内周縁から連接片及び引張りリング
が内方へ実質上水平に延びていて、外蓋における
スカート部上端、環状頂面部、連接片及び引張り
リングが実質上同一平面上に位置付けられてい
る。しかしながら、特に瓶等の開口部に容器蓋を
取付ける打栓時にスカート部の下端部に内向きの
力が加えること等に起因して、連接片が環状頂面
部の内周縁から引張りリングに向つて上方に傾斜
され、これによつて引張りリングが外蓋のスカー
ト部上端及びこれと同一平面の環状頂面部よりも
上方に突出してしまう傾向がある。引張りリング
がこのように上方へ突出してしまうと、例えば容
器蓋付き瓶を運搬する際或いは自動販売機内で容
器蓋付き瓶が搬送される際等に引張りリングが異
物に衝突し、これによつて引張りリングに力が加
えられ外蓋が一対の弱化線に沿つて偶発的に切割
されてしまつたり、自販販売機内の搬送経路にて
の瓶の搬送が阻害されて自動販売機の機能が妨げ
られる等の重大な問題が発生する。
本発明は、上記のとおりの事実に鑑みてなされ
たものであり、その主目的は、上記のとおりの形
態の簡易開封型容器蓋であつて、引張りリングが
スカート部の上端及び環状頂面部の最上面を越え
て上方に突出することがなく、従つて上述したと
おりの門題が発生する恐れがない新規且つ優れた
容器蓋を提供することである。
本発明によれば、筒状スカート部、該スカート
部の上端に連なる環状頂面部、及び該環状頂面部
の内周縁の一部に連接片を介して連なる引張りリ
ングとを有し、該連接片の両側縁の延長線に沿つ
て該環状頂面部及び該スカート部には一対の切割
用弱化線が形成されている一体成形された外蓋
と、該外蓋内に位置付けられて該外蓋の頂面に存
在する開口部を閉塞する内蓋とを具備する簡易開
封型容器蓋において、該外蓋の該環状頂面部は該
スカート部の上端に直接連なつて内方に延びる第
1の環状部分とこの第1の環状部分から下方及び
内方に傾斜して延びる第2の環状部分とを少なく
とも有し、該外蓋の該連接片は該環状頂面部の内
周縁の一部から上方及び内方へ延びるが該スカー
ト部の上端よりも低い位置にある第1の部分とこ
の第1の部分から内方へ実質上水平に又は下方へ
傾斜して延びる第2の部分とを有し、該引張りリ
ングは該連接片の該第2の部分から内方へ実質上
水平に又は下方へ傾斜して延びていて該スカート
部の上端よりも低い何置にあることを特徴とする
容器蓋が提供される。
以下、本発明に従う簡易開封型容器蓋の好適具
体例を図示している添付図面を参照して詳細に説
明する。
第1図及び第2図を参照して説明すると、図示
の容器蓋は外蓋2と内蓋4を具備している。アル
ミニウム、ブリキ又はクロム鋼板等の金属素材か
ら一体成形されている外蓋2は、略円筒状のスカ
ート部6と、スカート部6の上端に連なる環状頂
面部8と、環状頂面部8の内周縁10の一部から
内方へ延びている連接片12を介して環状頂面部
8に連なる引張りリング14を有する。
外蓋2の環状頂面部8は、スカート部6の上端
から内方へ延びる第1の環状部分8aと、この第
1の環状部分8aから下方及び内方へ傾斜して延
びる第2の環状部分8bと、この第2の環状部分
8bから更に内方へ実質上水平に延びる第3の環
状部分8cとを有している。従つて、第1図から
明確に理解されるように、環状頂面部8の内周縁
10は、スカート部6の上端及び第1の環状部分
8aの上面に対して、第2の環状部分の傾斜によ
る段差xだけ低い位置にある。
外蓋2の連接片12は、上記環状頂面部8の内
周縁10、即ち上記第3の環状部分8cの内周縁
の一部から上方及び内方へ傾斜して延びる第1の
部分12aと、この第1の部分12aから内方へ
実質上水平に又は下方へ幾分傾斜して(図示の具
体例においては実質上水平に)延びている第2の
部分12bとを有する。従つて、連接片12の第
2の部分12bの上面は、上記環状頂面部8の内
周縁10に対して、第1の部分12aの傾斜によ
る段差yだけ高い位置にある。しかしながら、こ
の段差yは上記の段差xよりも小さく、従つて連
接片12の第2の部分12bの上面は、スカート
部6の上端及び環状頂面部8の上記第1の環状部
分8aの上面よりも低い位置にあることが重要で
ある。
上記フランス国特許第2231578号明細書及び図
面に開示されているように曲げ加工を施して断面
が略円形にせしめられているのが好ましい引張り
リング14は、上記連接片12の第2の部分12
bから実質上水平に又は下方へ傾斜して(図示の
具体例においては実質上水平に)延びている。従
つて、引張りリング14の上面は連接片12の第
2の部分12bの上面と実質上同一の高さ又はそ
れより低い位置になり、それ故にスカート部6の
上端及び環状頂面部8の上記第1の環状部分8a
の上面よりも低い位置になる。
上記のとおりの外蓋2においては、連接片12
が上方及び内方に傾斜するように成形された第1
の部分12aを有し環状頂面部8の内周縁10と
連接片12の第1の部分12aとの境界に屈折部
が形成されている共に、連接片12が第1の部分
12aから内方へ実質上水平に又は下方に傾斜し
て延びる第2の部分12bを有し連接片12の第
1の部分12aと第2の部分12bとの境界にも
屈折部が形成されていて、連接片12の剛性が増
大されているが故に、瓶等の容器の開口部に打栓
する際にスカート部6の下端部に内向きの力を加
えても、連接片12が上方に傾斜されて引張りリ
ング14が図示の位置から上方に突出することが
ない。また、仮令、連接片12が幾分上方に傾斜
されたとしても、引張りリング14はスカート部
6の上端及び環状頂面部8の第1の環状部分8a
の上面よりも低い位置にあるので、引張りリング
14がこれらを越えて上方に突出することはな
い。
尚、図示の具体例においては、環状頂面部8の
第2の環状部分8bから内方に実質上水平に延び
る第3の環状部分8cを設け、この第3の環状部
分8cの内周縁の一部から連接片12を内方へ延
ばしているが、第3の環状部分8aを省略して第
2の環状部分8bの内周縁の一部から直接連接片
12を延ばすこともできる。
アルミニユーム、ブリキ又はクロム鋼板に如き
金属素材から形成されるのが好ましい内蓋4は、
第1図に明確に図示するように、上記のとおりの
外蓋2の内部に位置付けられて外蓋2の頂面に存
在する開口部(即ち引張りリング14の内側の開
口部16と引張りリング14と環状頂面部8の内
周縁10との間の開口部18)を閉塞する。この
内蓋4は、外蓋2の形状に対応した適宜の形状の
ものでよいが、外蓋2のスカート部6の上端及び
環状頂面部8の第1の環状部分8aの内面に接触
される外周部20と、この外周部20から下方及
び内方に傾斜して延び外蓋2の環状頂面部8の第
2環状部分8bの内面に接触される第1の傾斜部
22と、この傾斜部22から内方へ実質上水平に
延び外蓋2の環状頂面部8の第3の環状部分8c
に接触される外側平坦部24と、この外側平坦部
24から下方及び内方へ延びる第2の傾斜部26
と、この第2の傾斜部26に続く中央平坦部28
とを有する全体として略円板形状のものであるの
が好ましい。内蓋4の第2の傾斜部26は、外側
平坦部24と中央平坦部28との間に段差xを形
成し、外蓋2の引張りリング14の下面と内蓋4
の中央平坦部28との間に引張りリング14を指
先きによつて持上げるのを容易にするための若干
の間隙を生成する。また、内蓋4の第2の傾斜部
26は、外側平坦部24との境界及び中央平坦部
28との境界に屈折部を形成し、かかる屈折部に
よつて内蓋4の座屈強度を増大せしめる。内蓋4
の外側平坦部24の内周縁は、外蓋2の環状頂面
部8の内周縁10と実質上整合していて、内蓋4
の上面と外蓋2の環状頂面部8の下面との間に隙
間が存在しないように構成されているのが好まし
い。外蓋2の環状頂面部8の内周縁10が内蓋4
の外側平坦部24の内周縁を越えて内側に延びて
いると、外蓋2の環状頂面部8の下面と内蓋4の
外側平坦部24の上面との間にほこり或いは水等
が滞留する隙間が生成されてしまう。
内蓋4は、第3図に図示するとおり外側平坦部
及び第2の傾斜部を省略して第1の傾斜部22に
直接中央平坦部28が続くようにすることもでき
る。このようにする場合、外蓋2の引張りリング
14の下面と内蓋4の中央平坦部28との間に引
張りリング14を指先きによつて持上げるのを容
易にするための若干の間隙を形成すると、外蓋2
の環状頂面部8の第3の環状部分8cの下面と中
央平坦部28の上面との間に隙間が生ずる。かか
る場合には、第3図に明確に図示するとおりに、
外蓋2の環状上面部8の内周縁10、即ち第3の
環状部分8cの内周縁のうちの、連接片12が連
なつていない自由縁部を下方及び外方にわん曲せ
しめて、上記隙間を閉じるようにすることが好ま
しい。
外蓋2のスカート部6は、第1図に明確に図示
されているとおり、その上端部から下端部に向つ
て内側に幾分傾斜していて、上端部の内径よりも
下端部の内径が幾分小さくなつているのが好まし
い。また、スカート部6の下端にはそれ自体は周
知のカール部30を形成することができる。内蓋
4はその外径が外蓋2のスカート部6の上端部の
内径と実質上同一又はそれより若干小さいがスカ
ート部6の下端部の内径よりも若干大きいもので
あるのが好ましい。かような内蓋4は、外蓋2の
スカート部6の下端部を幾分弾性的に変形せしめ
ながら外蓋2内に押込むことによつて、第1図に
図示するとおりの所定の位置に挿入され、一旦所
定の位置に挿入されると外蓋2のスカート部6の
下端部の内径が内蓋4の外径よりも若干小さい故
にそこから脱落することなく保持される。
外蓋2内の所定の位置に挿入された内蓋4の内
面外周縁には、容器の開口部の頂部に係合して容
器の開口部を密封する(第7図参照)ための環状
ガスケツト層32を施すことができる。この環状
ガスケツト層32は、第4図に図示するように内
蓋4の内面外周縁のみに施すこともできるが、第
1図に図示するとおりに、内蓋4の内面外周縁と
外蓋2のスカート部6の内面との双方に跨がるよ
うに施し、かかる環状ガスケツト層32によつて
内蓋4と外蓋2とが接着されるようになすのが好
ましい。かくすると、後に説明するとおりにして
外蓋2を一対の弱化線に沿つて切割した後におい
ても、外蓋2と内蓋とが確実に一体に保持され、
一旦開封した容器蓋を繰返し利用して容器の開口
部を一時的に閉じることができる。また、外蓋2
を一対の弱化線に沿つて切割した後に、指先きに
よつて外蓋2に力を加えてこれを容器の開口部か
ら徐去する際に外蓋2と共に内蓋4も確実に除去
され、従つて開蓋操作が容易且つ確実に遂行され
る。
外蓋2には、第2図に図示するとおり、連接片
12の両側縁の延長線に沿つて環状頂面部8及び
スカート部6に一対の弱化線34が形成されてい
る。かかる一対の弱化線34は、例えば上記フラ
ンス国特許第2231578号明細書及び図面或いは上
記実開昭51−86349号公報に開示されている如き
形態を含む任意の形態のものでよいが、第2図に
図示するとおりの形態、即ち環状頂面部8の内周
縁10から環状頂面部8の第1の環状部分8aま
では両者間の間隔が漸次小さくなるように延び、
そしてスカート部6の上端からスカート部6の下
端まで両者間の間隔が漸次大きくなるように延び
ている形態のものであるのが好ましい。
外蓋2は一般に金属素材を絞り加工することに
よつて形成されるが、かかる絞り加工の際には特
に環状頂面部8の第1の環状部分8aと第2の環
状部分8bと第3の環状部分8cとの境界領域が
他の部分に比べて大幅に塑性変形されて加工硬化
せしめられる。従つて、引張りリング14を引張
ることによつて一対の弱化線に沿つて外蓋2を切
割せんとする際に、環状頂面部8の内周縁10か
ら環状頂面部8の第1の環状部分8aまでの領域
において外蓋2の切割が比較的困難な場合があ
る。しかるに、第2図に図示するとおりの形態の
弱化線34であれば、環状頂面部8の内周縁10
から環状頂面部8の第1の環状部分8aまでの領
域において一対の弱化線34が両者間の間隔が漸
次小さくなるように延びているが故に、引張りリ
ング14から切割部(即ち弱化線34の部分)に
効果的に力が伝えられ、上記領域においても比較
的容易に切割を遂行することができる。尚、第2
図には図示していないが、環状頂面部8の一対の
弱化線34間の部分に、例えば弱化線34と平行
に延びる1個又は複数個のそれ自体は公知の補強
突条を設け、切割の際に一対の弱化線34間で金
属材料が折れ曲がつたり、引き裂かれたりするの
を確実に防止するようになすこともできる。
更に、一対の弱化線34が第2図に図示すると
おりの形態であつて、スカート部6の上端からス
カート部6の下端に向つて両者間の間隔が漸次大
きくなるように延びている場合、第5図から容易
に理解されるとおり、一対の弱化線34に沿つて
外蓋2を切割した後において、スカート部6の下
端の切割端36が比較的鈍い角度のものになり、
従つて、切割の後に外蓋2のスカート部6の下端
に指をかけて容器蓋を容器38から除去せんとす
る際に切割端36に指を接触せしめても指が損傷
される恐れが少ない。
一対の弱化線34自体は、材料の厚さを減少せ
しめることによつて形成されるそれ自体の公知の
所謂スコア、或いは材料を断続的に切断すること
によつて形成されるそれ自体は公知の所謂ミシン
目でよい。一対の弱化線34がスコアである場合
には、一対の弱化線34の各々の両側に、第6図
に図示するとおりに、スコアにおける材料の厚さ
t1よりも幾分大きい厚さt2まで材料の厚さを減少
せしめることによつて形成される補助スコア39
を同時に成形するのが好ましい。かようにする場
合には、例えば第6図に図示するとおりのスコア
ポンチ40とスコアダイ42とを利用してスコア
34を形成することができ、一般にスコアポンチ
40のスコア形成突出部44の所にて金属素材が
わん曲せしめられたり或いは金属素材が傾斜した
りする傾向が、補助スコア形成突出部46がスコ
ア形成突出部44の両側にて金属素材に作用する
ことによつて抑制され、所望のとおりの形状のス
コアを正確に形成することができる。また、成形
された後の外蓋2においては、弱化線34に沿つ
て外蓋2を切割する際に切割が偶発的に弱化線3
4からはずれてしまつても、かかるはずれが補助
スコア39に至り、以後の切割を補助スコア39
に沿つて遂行することができ、従つて外蓋2の切
割が不可能になつてしまうことがない。
第7図及び第8図は、外蓋2の連接片12の第
2の部分12b及び引張りリング14を、内方に
実質上水平に延ばすことに代えて幾分下方に傾斜
せしめて内方に延びるようにしたものである。か
ようにする場合、内蓋4の中央平坦部28の、引
張りリング14の自由端近傍に対応する位置に突
条部48(かかる突条部48は第7図に図示する
ように環状に延びるもの、或いは引張りリング1
4の自由端に対応する位置に局部的に設けられた
ものでよい)を設け、第8図に明確に図示すると
おり、引張りリング14の自由端の下面と内蓋4
の中央平坦部28の上面との間に、引張りリング
14を指先きによつて持上げるのを容易にするた
めの若干の間隙が確実に生成されるようになすこ
とができる。或いはこれに代えて第9図に図示す
るとおりに引張りリング14の自由端を幾分上方
へわん曲せしめ、これによつて引張りリング14
の下面と内蓋4の中央平坦部28との間に間隙を
形成することもできる。
尚、図示の具体例においては、外蓋2の引張り
リング14を外蓋2の実質上中央部に設けている
が、所望ならば引張りリング14を外蓋2の中心
に対して偏心した位置に設けることもできること
は詳述するまでもなく明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う容器蓋の第1の具体例
の断面図。第2図は、第1図に図示する容器蓋の
外蓋の斜面図。第3図は、本発明に従う容器蓋の
第2の具体例の部分断面図。第4図は、本発明に
従う容器蓋の第3の具体例の断面図。第5図は、
第1図及び第2図に図示する容器蓋の、外蓋を切
割した後に容器の開口部上に位置する状態を示す
斜面図。第6図は、第2図に図示する外蓋に形成
されたスコ及び補助スコア並びにこれらの形成す
るためのポンチ及びダイスを示す拡大部分断面
図。第7図は、本発明に従う容器蓋の第4の具体
例の断面図。第8図は、第7図に示す容器蓋の拡
大部分断面図。第9図は、本発明に従う容器蓋の
第5の具体例の拡大部分断面図。 2……外蓋、4……内蓋、6……スカート部、
8……環状頂面部、12……連接片、14……引
張りリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筒状スカート部、該スカート部の上端に連な
    る環状頂面部、及び該環状頂面部の内周縁の一部
    に連接片を介して連なる引張りリングとを有し、
    該連接片の両側縁の延長線に沿つて該環状頂面部
    及び該スカート部には一対の切割用弱化線が形成
    されている一体成形された外蓋と、該外蓋内に位
    置付けられて該外蓋の頂面に存在する開口部を閉
    塞する内蓋とを具備する簡易開封型容器蓋におい
    て、該外蓋の該環状頂面部は該スカート部の上端
    から内方に延びる第1の環状部分とこの第1の環
    状部分から下方及び内方に傾斜して延びる第2の
    環状部分とを少なくとも有し、該外蓋に該連接片
    は該環状頂面部の内周縁の一部から上方及び内方
    へ延びるが該スカート部の上端よりも低い位置に
    ある第1の部分とこの第1の部分から内方へ実質
    上水平に又は下方へ傾斜して延びる第2の部分と
    を有し、該引張りリングは該連接片の該第2の部
    分から内方へ実質上水平に又は下方へ傾斜して延
    びていて該スカート部の上端及び該環状頂面部の
    第1の環状部分の上面よりも低い位置にあること
    を特徴とする容器蓋。 2 該外蓋の該環状頂面部が該第2の環状部分か
    ら内方へ実質上水平に延びる第3の環状部分を有
    し、該外蓋の該連接片の該第1の部分が該環状頂
    面部の該第3の環状部分の内周縁から延びている
    特許請求の範囲第1項記載の容器蓋。 3 該内蓋は、該外蓋の該スカート部の上端及び
    該環状頂面部の該第1の環状部分の内面に接触さ
    れる外周部と、この外周部から下方及び内方に傾
    斜して延び該外蓋の該環状頂面部の該第2の環状
    部分の内面に接触される第1の傾斜部と、この第
    1の傾斜部から内方へ実質上水平に延び該外蓋の
    該環状頂面部の該第3の環状部分に接触せしめら
    れる外側平坦部と、この外側平坦部から下方及び
    内方へ延びる第2の傾斜部と、この第2の傾斜部
    に続く、中央平坦部とを有し、該外蓋の該環状頂
    面部の該第3の環状部分の内周縁と該内蓋の該外
    側平坦部の内周縁とが実質上整合している特許請
    求の範囲第2項記載の容器蓋。 4 該外蓋の該環状頂面部の該第3の環状部分の
    内周縁のうちの、該連接片が連なつていない自由
    縁部が下方及び外方へわん曲せしめられている特
    許請求の範囲第2項記載の容器蓋。 5 該外蓋に形成された該一対の弱化線は、該環
    状頂面部の内周縁から該第1の環状部分までは両
    者間の間隔が漸次小さくなり、そして該スカート
    部の上端から該スカート部の下端までは両者間の
    間隔が漸次大きくなるように、該環状頂面部の内
    周縁から該スカート部の下端まで延びている特許
    請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の
    容器蓋。 6 該一対の弱化線は該外蓋の材料の厚さを減少
    せしめることによつて形成されたスコアであり、
    そして該一対の弱化線の各々の両側には該一対の
    弱化線の各々に対して間隔を置いて且つ実質上平
    行に該外蓋の材料の厚さを減少せしめることによ
    つて形成された補助スコアが設けられていて、該
    補助スコアにおける材料の厚さは該スコアにおけ
    る材料の厚さよりも大きい特許請求の範囲第1項
    乃至第5項のいずれかに記載の容器蓋。 7 該内蓋の内面外周縁から該外蓋の該スカート
    部内面に跨がる環状ガスケツト層が形成され、こ
    の環状ガスケツト層によつて該内蓋が該外蓋に接
    着されている特許請求の範囲第1項乃至第6項の
    いずれかに記載の容器蓋。 8 該外蓋の該スカート部はその上端部の内径よ
    りも下端部の内径が小さくなつており、該内蓋の
    外径は該外蓋の該スカート部の上端部の内径と実
    質上同一又はそれより若干小さく且つ該外蓋の該
    スカート部の下端部の内径よりも若干大きく、該
    内蓋は該外蓋の該スカート部の下端部を弾性的に
    変形せしめて該外蓋内の所定の位置に挿入されて
    そこに保持されている特許請求の範囲第1項乃至
    第6項のいずれかに記載の容器蓋。
JP3927878A 1978-03-03 1978-04-05 Easily opened container lid consisting of inner and outer members Granted JPS54133987A (en)

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