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JPS624550A - 給油装置付き工具ホルダ−ユニツト - Google Patents

給油装置付き工具ホルダ−ユニツト

Info

Publication number
JPS624550A
JPS624550A JP60143478A JP14347885A JPS624550A JP S624550 A JPS624550 A JP S624550A JP 60143478 A JP60143478 A JP 60143478A JP 14347885 A JP14347885 A JP 14347885A JP S624550 A JPS624550 A JP S624550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool holder
pump
oil
pump chamber
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60143478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0335059B2 (ja
Inventor
Haruaki Kubo
治明 久保
Yoshiyuki Kamanaka
祥行 鎌中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daishowa Seiki Co Ltd
Dai Showa Seiki KK
Original Assignee
Daishowa Seiki Co Ltd
Dai Showa Seiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daishowa Seiki Co Ltd, Dai Showa Seiki KK filed Critical Daishowa Seiki Co Ltd
Priority to JP60143478A priority Critical patent/JPS624550A/ja
Publication of JPS624550A publication Critical patent/JPS624550A/ja
Publication of JPH0335059B2 publication Critical patent/JPH0335059B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/0009Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts
    • B23Q1/0018Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts comprising hydraulic means
    • B23Q1/0027Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts comprising hydraulic means between moving parts between which an uninterrupted energy-transfer connection is maintained
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1015Arrangements for cooling or lubricating tools or work by supplying a cutting liquid through the spindle
    • B23Q11/1023Tool holders, or tools in general specially adapted for receiving the cutting liquid from the spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q2220/00Machine tool components
    • B23Q2220/008Rotatable tool holders coupled in parallel to a non rotating accessory

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転切削工具を工作機械側のスピンドルに装
着するための各種の工具ホルダーの内、前記スピンドル
の中心部に設けられた送油路から供給される切削油を回
転切削工具のオイルホールに供給する給油装置を備えた
工具ホルダーに関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 回転切削工具は、工作機械側のスピンドルに取り付けら
れて回転する工具ホルダーにセントされるものであるか
ら、オイルホール付き回転切削工具を使用する場合、当
該工具のオイルホールと連通するように工具ホルダーに
設けられた給油路へ切削油を供給しなければならない。
従来、この工具ホルダーの給油路に対する給油方法とし
ては、当該工具ホルダーを回転可能に支持する非回転支
持部材の送油路から回転する工具ホルダーの給油路へ、
両者の相対回転界面に形成された環状油路を通じて給油
する方法や、工具ホルダーを取り付ける工作機械側のス
ピンドルに設けられた送油路から工具ホルダーの給油路
へ直接給油する方法等が知られている。
しかし乍ら、何れの方法に於いても給油のための送油圧
が専ら送油源のポンプによる油圧に依存しているため、
送油経路中での圧損等により、先端の切削工具に於ける
注油量不足や不測の注油停止を生じる恐れがあり、安定
した注油状態を得るためには送油圧力の大きなポンプを
送油源に使用しなければならず、不経済であるばかりで
なく送油経路途中での油洩れも生じ易(なる。
特に前記のように、非回転支持部材から回転する工具ホ
ルダーの給油路へ、両者の相対回転界面に形成した環状
油路を通じて給油する方法に依るときは、回転中心に向
かって流動する油に逆向きの遠心力が作用し、油圧が一
層低下すると云う欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る給油装
置付き工具ホルダーユニットを提案するものであって、
その特徴は、工作機械側のスピンドルに取り付けられる
工具ホルダーと、当該工具ホルダーを回転可能に支持し
且つ工作機械側の固定部材と係合する非回転支持部材と
を備え、前記工具ホルダーには、前記スピンドルの中心
部に設けられた送油路と連通ずる給油路が回転中心部に
軸心方向にそって形成された工具ホルダーユニットに於
いて、前記非回転支持部材の内周に環状のポンプ室を形
成し、前記工具ホルダーの外周には前記環状ポンプ室内
を回動するポンプ用回転部材を装着し、前記給油路を前
記ポンプ室に於ける吸入部に連通させる流路と、前記ポ
ンプ室に於ける吐出部を前記工具ホルダーの工具取り付
け部に開口する給油口に連通させる流路とを設けた点に
ある。
(作用) このような本発明の工具ホルダーユニットに於いては、
工作機械側のスピンドルの送油路から工具ホルダーの給
油路へ供給される切削油は、非回転支持部材側のポンプ
室を経由して再び工具ホルダー内の給油口に流動し、こ
の給油口から当該工具ホルダーの工具取り付け部に取り
付けられた切削工具のオイルホールへ導入されるが、前
記工具ホルダーが前記スピンドルによって回転せしめら
れることにより、非回転支持部材側のポンプ室に対して
工具ホルダー側のポンプ用回転部材が回転してポンプ作
用を行う結果、このポンプ室内を経由して流動する切削
油が加圧され、増圧された状態で前記給油口へ供給され
ることになる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図乃至第3図に於いて、1は六輪状の工具ホルダー
であって、一端側にマニピュレータ用把持部2と先細り
状のシャンク部3とが同心状に形成され、他端側にはオ
イルホール付き回転切削工具(図示省略)の取り付け部
4が同心状に形成されている。
5は非回転支持部材であって、前記工具ホルダー1を、
そのマニピュレータ用把持部2と工具取り付け部4との
中間位1で軸受6を介して回転のみ可能に支持し、その
−側部に形成された半径方向突出部7に嗅、工具ホルダ
ー1と平行な方向でシャンク部3のある側に対して出退
移動自在に廻り止め用ピン8が支持されている。この廻
り止め用ピン8は、圧縮コイルスプリング9により突出
方向に付勢された円筒状本体10と、この円筒状本体1
0に出退移動自在にねし嵌合されたビン先端部材11と
から長さ調整可能に構成され、更に工具ホルダー廻り止
め用レバー13の基部が前記ビン先端部材11に遊嵌さ
れた状態で、当該ピン先端部材11に螺嵌されたロック
ナツト12と円筒状本体10の先端との間で挟持固定さ
れている 1、前記工具ホルダー廻り止め用レバー13
は、非回転支持部材5に形成されたレバー遊嵌部14に
遊嵌することにより廻り止めされ、その先端部は、前記
廻り止め用ピン8がスプリング9の付勢力で突出移動す
ることにより、工具ホルダー1に於けるマニピュレータ
用把持部2の周辺適当箇所に形成された被保合部15と
嵌合し、非回転支持部材5に対する工具ホルダー1の回
転を阻止する。
16は前記工具ホルダー1に形成された給油路であって
、シャンク部3の端面から非回転支持部材5に支持され
る中間位置まで、工具ホルダー1の中心位置に形成され
ている。17は非回転支持部材5の内周に形成したベー
ンポンプ用の偏心環状ポンプ室であって、このポンプ室
17内を回転するベーンポンプ用回転部材、即ち一対の
ベーイlea、18bが工具ホルダー1に形成された直
径方向の貫通穴19の両端部に出退移動自在に内装され
、両ベーン18a、18b間には、これら両ベーン15
a、18bを突出方向に付勢する圧縮コイルスプリング
20が介装されている。
21はポンプ室17の吸入部であり、このボ・ンプ室1
7に隣接するように非回転支持部材5の内周に形成され
た環状流路22と連通路23を介して連通し、前記環状
流路22は、工具ホルダー1に設けられた直径方向の流
路24を介して前記給油路16と連通している。25は
ポンプ室17の吐出部であって、前記環状流路22とは
反対側でこのポンプ室17に隣接するように非回転支持
部材5の内周に形成された環状流路26と連通路27を
介して連通し、前記環状流路26は、工具ホルダー1の
工具取り付け部4内に開口する給油口28に、当該工具
ホルダー1に設けられた直径方向の流路29を介して連
通している。30.31はオイルシールである。
上記のように構成された工具ホルダーユニットは、第4
図に示すように工作機械側のスピンドル32に取り付け
られる。即ち、工具ホルダー1に於けるシャンク部3の
先端に、前記給油路16と連通するカンプリング33が
予め取り付けられた工具ホルダーユニットは、マニピエ
レータ用把持部2を介してこの工具ホルダーユニットを
把持するマニピユレータにより、工具ホルダー1のシャ
ンク部3が前記スピンドル32の工具ホルダー取り付け
穴34に嵌合し且つ廻り止め用ピン8の先端が工作機械
側の固定部材(主軸)35に取り付けられた位置決め部
材36の先端嵌合部37に嵌合するように、セントされ
る。この結果、非回転支持部材5が工具ホルダー1の軸
心の周りで回転することは周り止め用ピン8と位置決め
部材36の先端嵌合部37との嵌合により阻止される。
そして前記周り止め用ピン8がスプリング9の付勢力に
抗して後退移動せしめられることにより、このピン8と
一体に移動する工具ホルダー廻り止め用レバー13が工
具ホルダー1側の被保合部15から離脱して、非回転支
持部材5に対し工具ホルダー1が回転可能な状態に切り
換えられる。
一方、工具ホルダー1側のカップリング32は、スピン
ドル32内に配設された工具ホルダー固定手段38と係
合すると同時に、当該工具ホルダー固定手段38に内装
された送油路39と連通ずる結果、スピンドル32側の
送油路39と工具ホルダー1内の給油路16とが互いに
連通せしめられる。又、工具ホルダー1の工具取り付け
部4には予めオイルホール付き回転切削工具が取り付け
られているが、この回転切削工具のオイルホールは前記
工具取り付け部4内に開口する給油口28と連通してい
る。
オイルホール付き回転切削工具を取り付けた工具ホルダ
ーユニットが上記のように工作機械側のスピンドル32
にセントされたならば、スピンドル32を駆動して工具
ホルダー1を回転させることにより、当該工具ホルダー
1に取り付けられた回転切削工具による切削作業が行え
るのであるが、この切削作業時にスピンドル32内の送
油路39に送油ポンプにより切削油を供給すれば、切削
油は、スピンドル32内の送油路39から工具ホルダー
1内の給油路16、直径方向の流路24、非回転支持部
材5側の環状流路22、連通路23、ポンプ室17、連
通路27、環状流路26、及び工具ホルダー1内の直径
方向の流路29を経由して給油口28へと流動し、当該
給油口28より回転切削工具のオイルホールへ導入され
る。
一方、非回転支持部材5に対して工具ホルダー1が回転
する結果、この工具ホルダー1側の一対のベーン18a
、18bが非回転支持部材5側のベーンポンプ用環状偏
心ポンプ室17内を回動することになる。従って、ポン
プ室17ではベーンポンプ作用が行われ、前記のように
連通路23からポンプ室17内に吸入部21を通じて送
り込まれる切削油は前記ベーンポンプ作用により強制的
に吸引され、そして当該ベーンポンブイ繁用により加圧
されて吐出部25から連通路27へ押し出される。即ち
、工具ホルダー1内に供給された切削油は、ポンプ室1
7と一対のベーン18a、18b及びスプリング20が
ら構成され且つ工具ホルダー1の回動により稼動するベ
ーンポンプによって増圧された状態で給油口28に圧送
される。
供給される油を増圧するポンプ機構としてベーンポンプ
機構を示したが、これに限定されない。
以下に本発明実施例に採用した幾つかの代表的なポンプ
機構について説明する。
第5図及び第6図に示す実施例は、渦巻ポンプ機構を利
用した例を示している。nち、非回転支持部材5の内周
には渦巻ポンプ用の環状渦巻形ポンプ室40が形成され
、このポンプ室4o内を回動するポンプ用回転部材とし
て渦巻ポンプ用羽根車41が工具ホルダー1の外周に固
着されている、そして前記羽根車41の基部−側で全周
に及ぶ環状の吸入部42を形成する環状流路43が前記
ポンプ室40に隣接して非回転支持部材5の内周に形成
され、この環状流路43に前記給油路16が直径方向の
流路24を介して連通している。又、前記環状流路43
とは反対側で前記ポンプ室40に隔壁板45を隔てて隣
接するように非回転支持部材5の内周に形成された環状
流路46は、前記隔壁板45に形成された連通路47を
介して前記ポンプ室40の吐出部48と連通し、この環
状流路46が前記給油口28と直径方向の流路29を介
して連通している。44は、前記隔壁板45と共に前記
環状流路46を形成するために非回転支持部材5の内周
に嵌合固定されたインサート部材である。
この渦巻ポンプ機構を利用した構成に於いては、非回転
支持部材5に対して工具ホルダー1が回転することによ
り、非回転支持部材5側のポンプ室40内で工具ホルダ
ー1側の渦巻ポンプ用羽根車41が回転し、前記ポンプ
室40内に於いて渦巻ポンプ作用が生じる。従って環状
の吸入部42には環状流路43内に供給される切削油を
ポンプ室40内に引き込む吸引力が作用し、ポンプ室4
0内に吸引された切削油は加圧されて吐出部48より連
通路47を経由して環状流路46内に送り出される。
尚、第7図及び第8図は前記渦巻ポンプ機構の変形例を
示し、環状渦巻形の一般的な渦巻ポンプ用ポンプ室40
に代えて、渦巻ポンプ用羽根車41と同心円形のポンプ
室50を設け、このポンプ室50と環状流路46との間
の隔壁板45には、ポンプ室50の外周部全周に及ぶ吐
出部51に連通ずる連通路52を周方向等間隔置きに多
数設けている。このようなポンプ機構に於いても前記と
同様のポンプ作用がポンプ室5o内に生じるので、環状
の吸入部42には環状流路43内に供給される切削油を
ポンプ室5o内に引き込む吸引力が作用し、ポンプ室5
o内に吸引された切削油は加圧されて外周部全周に及ぶ
吐出部51より多数の連通路52を経由して環状流路4
6内に送り出される。
第9図は軸流ポンプ機構を利用した実施例を示しいる。
即ち、非回転支持部材5の内周には同心環状の軸流ポン
プ用ポンプ室53が形成され、工具ホルダー1の外周に
は、前記ポンプ室53内で回動する軸流ポンプ用羽根車
54が固着される。
そしてこの羽根車54の軸方向−側部に位置する前記ポ
ンプ室53の一端吸入部55が前記工具ホルダー1側の
給油路16に直径方向流路24を介して連通し、羽根車
54の反対側に位置する前記ポンプ室53の他端吐出部
56が前記工具ホルダー1側の直径方向流路29を介し
て給油口28に連通している。57は前記吐出部56を
形成するためのインサート部材であって、非回転支持部
材5の内周に嵌合固定されている。
この軸流ポンプ機構によれば、非回転支持部材5に対し
て工具ホルダー1が回転することにより、非回転支持部
材5例のポンプ室53内で工具ホルダー1側の軸流ポン
プ用羽根車54が回転し、前記ポンプ室53内に於いて
軸流ポンプ作用が生じる。従ってポンプ室一端の環状吸
入部55には給油路16から供給される切削油をポンプ
室53内に引き込む吸引力が作用し、ポンプ室53内に
吸引された切削油は加圧されてポンプ室他端の環状吐出
部56より直径方向流路28を経由して給油口28に送
り出される。
尚、第10図に示すように多段軸流ポンプ機構として実
施することも出来る。即ち、ポンプ室53を軸方向に長
くして、工具ホルダー1の外周には軸流ポンプ用羽根車
54を軸方向適当間隔置きに複数個固着し、この羽根車
54の中間位置には非回転支持部材5側に固着された整
流用固定羽根車5 *+h<配設される。このような多
段軸流ポンプ機構とすれば、切削油の増圧効果を一層高
めることが出来る。
第11図及び第12図に示す実施例は再生ポンプ機構を
利用したものである。即ち、非回転支持部材5の内周に
は固定隔壁板58と吐出側環状流路59を形成する固定
インサート部材60との間で再生ポンプ用ポンプ室61
が形成され、工具ホルダー1の外周には前記ポンプ室6
1内で回動する再生ポンプ用羽根車62が固着される。
そして固定隔壁板58に隣接して非回転支持部材5に形
成された環状流路63は、前記ポンプ室61の外周一箇
所に設定された吸入部64と連通路65を介して連通ず
ると共に、工具ホルダー1側の給油路16と直径方向流
路24を介して連通ずる。又、前記吐出側の環状流路5
9は、前記ポンプ室61の吸入部64に対して工具ホル
ダー1の回転方向とは逆方向に隣接する箇所に設定され
た吐出部66と連通路67を介して連通ずると共に、工
具ホルダー1側の給油口28と直径方向流路29を介し
て連通ずる。68は固定隔壁板58と固定インサート部
材60との間の間隔を規制するスペーサーリングであっ
て、これには前記連通路65.67のポンプ室61側端
部となる開口が設けられている。
この再生ポンプ機構を利用した実施例に於いても、他の
ポンプ機構と同様に、非回転支持部材5に対して工具ホ
ルダー1が回転することにより、非回転支持部材5側の
ポンプ室61内で工具ホルダー1側の再生ポンプ用羽根
車62が回転し、前記ポンプ室61内に於いて再生ポン
プ作用が生じる。従ってポンプ室61の吸入部64には
給油路16から供給される切削油を環状流路63及び連
通路65を介してポンプ室61内に引き込む吸引力が作
用し、ポンプ室61内に吸引された切削油は加圧されて
吐出部66より連通路67、環状流路59、及び直径方
向流路28を経由して給油口28に送り出される。
第13図はギヤーポンプ機構を利用した例を示す、即ち
、非回転支持部材5の内周にはギヤーポンプ用ポンプ室
69a、69bが形成され、このポンプ室49a、69
b内で互いに咬合した状態で回転する一対のギヤーポン
プ用ギヤー70a、70bの内、一方のギヤー70aは
工具ホルダー1の外周に固着され、他方のギヤー70b
は非回転支持部材5内で支軸71により回転可能に軸支
される。そして工具ホルダー1側の給油路16と直径方
向流路24を介して連通ずる非回転支持部材5側の環状
流路72は、両ギヤー70a、?Gb間の咬合部−側方
の吸入部と連通路73を介して連通し、工具ホルダー1
側の給油口28と直径方向流路29を介して連通ずる非
回転支持部材5側の環状流路74は、前記両ギヤー70
a、70b間の咬合部他側方の吐出部と連通路75を介
して連通ずる。
このようなギヤーポンプ機構に於いても、非回転支持部
材5に対して工具ホルダー1が回転することにより、非
回転支持部材5例のポンプ室69a内で工具ホルダー1
側のギヤー70aが回転し、これに伴って非回転支持部
材5側のギヤー705も連動回転し、前記ポンプ室69
a、69b内に於いてギヤーポンプ作用が生じる。従っ
てポンプ室69a、69b間のの吸入部には給油路16
から供給される切削油を環状流路72jJLび連通路7
3を介してポンプ室69a、69b内に引き込む吸引力
が作用し、ポンプ室693.69b内に吸引された切削
油は加圧されて吐出部より連通路75、環状流路74、
及び直径方向流路28を経由して給油口2Bに送り出さ
れる。
本発明に於いて利用し得るポンプ機構が以上のものに限
定されないことは勿論である。
(発明の効果) 以上のように本発明の給油装置付き工具ホルダーユニッ
トによれば、工具ホルダー内まで供給された切削ユニッ
トの圧力が内蔵するポンプ機構の働きで自動的に加圧さ
れるので、送油源のポンプ圧力が多少像くとも確実円滑
に工具先端へ所定圧力で注出させ、所期の目的を確実良
好に達成し得る。しかも内蔵するポンプ機構のポンプ室
は、工具ホルダーユニットに必要な部品である非回転支
持部材の一部によって形成され、ポンプ用回転部材(各
種羽根車等)は回転する工具ホルダーと一体に回転する
ものであって、特別な駆動手段や駆動開始及び停止のた
めの制御機構も全く必要としないので、全体として極め
て少ない部品点数をもって極めてシンプルに構成するこ
とが出来、非常に経済的に実施し得る。
特に本発明の構成によれば、工作機械側のスピンドル中
心部から工具ホルダーの中心部へ給油する、所謂センタ
ースル一方式を採用しているので、この給油系に於いて
供給される油が工具ホルダーの回転に伴う遠心力を受け
ない、即ち遠心力による圧力低下の恐れがないので、内
蔵するポンプ機構による増圧効果を顕著に発揮させ得る
。従って、送油源のメインポンプの送油圧力を十分低く
設定することが出来るので、当該メインポンプとして安
価な低圧ポンプを利用し得ると共に、使用する切削油の
フィルティングに細かい神経を使わなくて済む、又、重
要なスピンドル側でのオイルシーリングが簡単となり、
スピンドルの設計が容易となる。そして万一のオイル洩
れに対する保証も可能となり、工作機械側の主軸へのダ
メージも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断側面図、第2図は第1図のA−A線断面図
、第3図は第1図のB−B線断面図、第4図は使用状態
を示す一部縦断側面図、第5図は渦巻ポンプ機構を使用
した実施例の要部縦断側面図、第6図は同C−C線断面
図、第7図はその変形例を示す要部の縦断側面図、第8
図は同C−C線断面図、第9図は軸流ポンプ機構を使用
した実施例の要部縦断側面図、第1O図はその変形例を
示す縦断側面図、第11図は再生ポンプ機構を使用した
実施例の要部縦断側面図、第12図は第11図のE−E
線及びF−F線断面図、第13図はギヤーポンプ機構を
使用した実施例の要部縦断側面図である1・・・工具ホ
ルダー、4・・・工具取り付け部、5・・・非回転支持
部材、8・・・廻り止め用ビン、13・・・工具ホルダ
ー廻り止め用レバー、16・・・給油路、17・・・ベ
ーンポンプ用ポンプ室、18a、18b・・・ベーン、
21,42.55.64・・・吸入部、22.26,4
3,46.59.63.72.74・・・環状流路、2
3,27,47.52.65,67.73.75・・・
連通路、24.29・・・直径方向流路、25.48,
51,56.66・・・吐出部、28・・・給油口、3
2・・・スピンドル、33・・・カップリング、39・
・・送油路、40.50・・・渦巻ポンプ用ポンプ室、
41・・・渦巻ポンプ用羽根車、53・・・軸流ポンプ
用ポンプ室、54・・・軸流ポンプ用羽根車、57・・
・整流用固定羽根車、61・・・再生ポンプ用ポンプ室
、62・・・再生ポンプ用羽根車、69a。 69b・・・ギヤーポンプ用ポンプ室、70a、70b
・・・ギヤーポンプ用ギヤー。 特許出願人 大昭和精機株式会社 第2図 <d 第3図 第6図 第9図 第 IQ I!i!1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 工作機械側のスピンドルに取り付けられる工具ホルダー
    と、当該工具ホルダーを回転可能に支持し且つ工作機械
    側の固定部材と係合する非回転支持部材とを備え、前記
    工具ホルダーには、前記スピンドルの中心部に設けられ
    た送油路と連通する給油路が回転中心部に軸心方向にそ
    って形成された工具ホルダーユニットに於いて、前記非
    回転支持部材の内周に環状のポンプ室を形成し、前記工
    具ホルダーの外周には前記環状ポンプ室内を回動するポ
    ンプ用回転部材を装着し、前記給油路を前記ポンプ室に
    於ける吸入部に連通させる流路と、前記ポンプ室に於け
    る吐出部を前記工具ホルダーの工具取り付け部に開口す
    る給油口に連通させる流路とを設けて成る給油装置付き
    工具ホルダーユニット。
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