JPS6243828Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6243828Y2 JPS6243828Y2 JP20225782U JP20225782U JPS6243828Y2 JP S6243828 Y2 JPS6243828 Y2 JP S6243828Y2 JP 20225782 U JP20225782 U JP 20225782U JP 20225782 U JP20225782 U JP 20225782U JP S6243828 Y2 JPS6243828 Y2 JP S6243828Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- tip
- rubber plate
- finger
- writing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 101100008050 Caenorhabditis elegans cut-6 gene Proteins 0.000 claims description 2
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は本体に人差し指を挿入すると、内装
されたペン先が先端側から突出し、そのまま指先
に挿着した状態で筆記することができるようにし
た指先形状のボールペンに関するものである。
されたペン先が先端側から突出し、そのまま指先
に挿着した状態で筆記することができるようにし
た指先形状のボールペンに関するものである。
筆記に使用される一般的な筆記具として、昔か
ら鉛筆、ボールペン、万年筆等といつたペンシル
型が多く使用され、この持ち方は手の親指、人差
し指、中指の三本指で挾むように持つて字を書い
ている。そして現在、筆記具の形状や構造は字を
書くに適するよう種々改良されてはいるが、基本
的な持ち方は以前と同じで変化がないため、書く
ことに対する子供達の興味は徐々に薄れる傾向に
あり、テレビ、電話、卓上計算機等の普及によつ
て字を書く機会が減少している今日では、なおさ
らである。
ら鉛筆、ボールペン、万年筆等といつたペンシル
型が多く使用され、この持ち方は手の親指、人差
し指、中指の三本指で挾むように持つて字を書い
ている。そして現在、筆記具の形状や構造は字を
書くに適するよう種々改良されてはいるが、基本
的な持ち方は以前と同じで変化がないため、書く
ことに対する子供達の興味は徐々に薄れる傾向に
あり、テレビ、電話、卓上計算機等の普及によつ
て字を書く機会が減少している今日では、なおさ
らである。
また、これらの筆記具は手に持つたままで他の
作業をするのは非常に困難であり、その都度、手
から離して耳の上部に挾んだり、適当な場所に置
いたりしていたが、このようにすると落下して破
損したり紛失しやすく、作業が中断されることも
度々あつた。
作業をするのは非常に困難であり、その都度、手
から離して耳の上部に挾んだり、適当な場所に置
いたりしていたが、このようにすると落下して破
損したり紛失しやすく、作業が中断されることも
度々あつた。
本考案は以上のような欠点を解消するため、指
先で筆記具を持つといつた一般的方法をやめ、筆
記具本体を直接、人差し指に挿着して筆記できる
ようにしたものであり、この実施例を図面に基づ
いて説明する。
先で筆記具を持つといつた一般的方法をやめ、筆
記具本体を直接、人差し指に挿着して筆記できる
ようにしたものであり、この実施例を図面に基づ
いて説明する。
第1図に於て、ボールペンの本体1は指先形状
をした中空状で下方が開口している。その先端に
は透孔2を設け、下端開口部3の少し上方に位置
する外周面には凹溝4を設けてある。ゴム板5は
円形で上面には前記凹溝4に嵌り合う外れ止めの
係合突部8を有する壁面を周設し、中央には第2
図で示すように、少なくとも三本以上の切目6を
中心から周縁近くまで放射状に設けて指先を挿入
できるようにしてある。この場合、切目6の末端
部分には小孔7をそれぞれ設けておけば、き裂の
拡大防止になる。このように形成されたゴム板5
を、前記本体1の下端にある凹溝4に係合突部8
が係合するように取付けて開口部3をふさいでい
る。
をした中空状で下方が開口している。その先端に
は透孔2を設け、下端開口部3の少し上方に位置
する外周面には凹溝4を設けてある。ゴム板5は
円形で上面には前記凹溝4に嵌り合う外れ止めの
係合突部8を有する壁面を周設し、中央には第2
図で示すように、少なくとも三本以上の切目6を
中心から周縁近くまで放射状に設けて指先を挿入
できるようにしてある。この場合、切目6の末端
部分には小孔7をそれぞれ設けておけば、き裂の
拡大防止になる。このように形成されたゴム板5
を、前記本体1の下端にある凹溝4に係合突部8
が係合するように取付けて開口部3をふさいでい
る。
一方、摺動体13は基部9の下部周縁に、本体
1の内壁面に軽く接しながら上下動しうる筒状
の、又は第3図で示すような下端部分が広く数本
の独立した帯状の案内板10を内部空間の上方が
先細となるよう一体に形成し、基部9の上部中央
には適当な凹部や段部形状の接合箇所を設けて、
そこに前記透孔2から出没しうるペン先12を上
方に有したインク収容筒11である下端部分を固
定している。
1の内壁面に軽く接しながら上下動しうる筒状
の、又は第3図で示すような下端部分が広く数本
の独立した帯状の案内板10を内部空間の上方が
先細となるよう一体に形成し、基部9の上部中央
には適当な凹部や段部形状の接合箇所を設けて、
そこに前記透孔2から出没しうるペン先12を上
方に有したインク収容筒11である下端部分を固
定している。
このようにした摺動体13を前記本体1に内装
し、且つばね14はペン先12側を挿入してから
下端を基部9の上面に、上端を本体1の先端内部
に突設した段地15にそれぞれ当接させて、案内
板10の下端がゴム板5の内面へ軽く当接するよ
うに常時、摺動体13を押圧している。
し、且つばね14はペン先12側を挿入してから
下端を基部9の上面に、上端を本体1の先端内部
に突設した段地15にそれぞれ当接させて、案内
板10の下端がゴム板5の内面へ軽く当接するよ
うに常時、摺動体13を押圧している。
なお、ゴム板5の取付け方法は第4図のよう
に、下端外面がつば状に突出し、その上方にはね
じ部16を設けたリング17を別に用意して、こ
の下端にゴム板5を取付けておき、本体1の下端
にも同じねじ部16を内設して、そこに前記リン
グ17をねじ込むことで本体1の開口部3をふさ
ぐようにしてもよい。
に、下端外面がつば状に突出し、その上方にはね
じ部16を設けたリング17を別に用意して、こ
の下端にゴム板5を取付けておき、本体1の下端
にも同じねじ部16を内設して、そこに前記リン
グ17をねじ込むことで本体1の開口部3をふさ
ぐようにしてもよい。
本考案は以上のような構成であるから、これを
使用する時は、第5図で示す通り、ボールペン本
体1の下端にあるゴム板5の切目6から人差し指
18を挿入してペン先12を突出させ、その手の
親指先端と中指側面とで軽く挾むように本体1を
支えて筆記すればよい。
使用する時は、第5図で示す通り、ボールペン本
体1の下端にあるゴム板5の切目6から人差し指
18を挿入してペン先12を突出させ、その手の
親指先端と中指側面とで軽く挾むように本体1を
支えて筆記すればよい。
このように指先を挿入すると、ゴム板5は切目
6によつてできた数枚の三角片5aが指の表面に
密着しつつ内部に押し広げられて開口する。そし
て指先を更に深く挿入すると、その先端が基部9
の下面に当接して摺動体13を押し上げ、同時に
ペン先12が本体1の透孔2から突出する。
6によつてできた数枚の三角片5aが指の表面に
密着しつつ内部に押し広げられて開口する。そし
て指先を更に深く挿入すると、その先端が基部9
の下面に当接して摺動体13を押し上げ、同時に
ペン先12が本体1の透孔2から突出する。
この状態の時、本体はばねの反発力によつて指
先から抜け外れようとするが、下端に取付けられ
たゴム板である数枚の三角片が、その位置にある
指の周囲をばねの反発力よりも強い復元力で挾持
しているため、本体は固定され、細い指であつて
もその先端からペン先が突出した状態を維持する
ことができる。
先から抜け外れようとするが、下端に取付けられ
たゴム板である数枚の三角片が、その位置にある
指の周囲をばねの反発力よりも強い復元力で挾持
しているため、本体は固定され、細い指であつて
もその先端からペン先が突出した状態を維持する
ことができる。
次に本体1から指先を抜き取ると、内部に広が
つていたゴム板5の三角片5aは指表面に密着し
たまま反転し、一時的に本体1の下方外部側へ広
げられる。また、ペン先12は本体1内部に没入
し、案内板10の下端がゴム板5の内面に軽く当
接して摺動体13は停止する。
つていたゴム板5の三角片5aは指表面に密着し
たまま反転し、一時的に本体1の下方外部側へ広
げられる。また、ペン先12は本体1内部に没入
し、案内板10の下端がゴム板5の内面に軽く当
接して摺動体13は停止する。
この場合、三角片に内部方向の開き癖がついた
としても、反転することによつてその癖を瞬時に
取り去ることができ、更に案内板の下端が三角片
の根元部分を内部から常に軽い押圧力で押し戻し
ているため、前記作用と相まつてゴム板を完全に
復元させることができる。
としても、反転することによつてその癖を瞬時に
取り去ることができ、更に案内板の下端が三角片
の根元部分を内部から常に軽い押圧力で押し戻し
ているため、前記作用と相まつてゴム板を完全に
復元させることができる。
なお、ゴム板に設ける切目の形状は第6図のイ
で示すような一本の波形状に似た切目6やロのよ
うに二本は中心から、他は中心以外から周縁方向
に設けた切目6にしてもよく、作用に多少の差異
はあるがほぼ同様な挾持力が得られ、指を挿入し
うる切目であれば、これらに限るものではない。
で示すような一本の波形状に似た切目6やロのよ
うに二本は中心から、他は中心以外から周縁方向
に設けた切目6にしてもよく、作用に多少の差異
はあるがほぼ同様な挾持力が得られ、指を挿入し
うる切目であれば、これらに限るものではない。
以上の説明により、本考案に係るボールペンは
人差し指に挿着し、本体を両側の二本指で支えて
筆記すれば従来と同様な自分の字体を書くことが
できるが、切目のあるゴム板を本体下端に取付け
たことによつて、どのような太さの指にでも簡単
に挿着することができ、そのゴム板は挾持力が衰
えず常に安定している。また案内板の内部を先細
にしてあるので筆記中に指先がぐらつかず、その
内部先端にスポンジ等のクツシヨン材を設けると
なおさらよい。そして指先に挿着したままで他の
作業をすれば破損や紛失する恐れがなく、またポ
ケツト等に入れた場合は本体の開口部がゴム板で
ふさがれているため、ゴミや小物類が内部に侵入
するのを防ぐことができる。また従来品と違い、
本体が転がらないように立てた状態で置くことも
できるが、その先端は緩やかでペン先を挿着以外
の時は没入しているため、危険性は全くない。
人差し指に挿着し、本体を両側の二本指で支えて
筆記すれば従来と同様な自分の字体を書くことが
できるが、切目のあるゴム板を本体下端に取付け
たことによつて、どのような太さの指にでも簡単
に挿着することができ、そのゴム板は挾持力が衰
えず常に安定している。また案内板の内部を先細
にしてあるので筆記中に指先がぐらつかず、その
内部先端にスポンジ等のクツシヨン材を設けると
なおさらよい。そして指先に挿着したままで他の
作業をすれば破損や紛失する恐れがなく、またポ
ケツト等に入れた場合は本体の開口部がゴム板で
ふさがれているため、ゴミや小物類が内部に侵入
するのを防ぐことができる。また従来品と違い、
本体が転がらないように立てた状態で置くことも
できるが、その先端は緩やかでペン先を挿着以外
の時は没入しているため、危険性は全くない。
このように本考案品は指先に挿着するとペン先
も同時に突出するよう構成されているので、他の
複雑な押出し機構やその操作を必要とせず、構造
が簡単で製作も容易なため安価なボールペンを提
供できると共に、本体外面に着色した爪の形状を
設けて指先に似た外観にすれば、アクセサリー的
要素も加わつて、子供達は興味を示しながら楽し
く字を書くようになる。
も同時に突出するよう構成されているので、他の
複雑な押出し機構やその操作を必要とせず、構造
が簡単で製作も容易なため安価なボールペンを提
供できると共に、本体外面に着色した爪の形状を
設けて指先に似た外観にすれば、アクセサリー的
要素も加わつて、子供達は興味を示しながら楽し
く字を書くようになる。
第1図は本案の実施例を示す縦断面図。第2図
は第1図におけるゴム板の底面図。第3図は他の
摺動体を示す斜視図。第4図はゴム板の他の取付
け方法を示す要部断面図。第5図は本案ボールペ
ンを指に挿着した状態の正面図。第6図イ,ロは
ゴム板に設ける他の切目形状を示す底面図。 1……本体、2……透孔、3……開口部、4…
…凹溝、5……ゴム板、5a……三角片、6……
切目、7……小孔、8……係合突部、9……基
部、10……案内板、11……インク収容筒、1
2……ペン先、13……摺動体、14……ばね、
15……段地、16……ねじ部、17……リン
グ、18……人差し指。
は第1図におけるゴム板の底面図。第3図は他の
摺動体を示す斜視図。第4図はゴム板の他の取付
け方法を示す要部断面図。第5図は本案ボールペ
ンを指に挿着した状態の正面図。第6図イ,ロは
ゴム板に設ける他の切目形状を示す底面図。 1……本体、2……透孔、3……開口部、4…
…凹溝、5……ゴム板、5a……三角片、6……
切目、7……小孔、8……係合突部、9……基
部、10……案内板、11……インク収容筒、1
2……ペン先、13……摺動体、14……ばね、
15……段地、16……ねじ部、17……リン
グ、18……人差し指。
Claims (1)
- 中空状で下方が開口した本体1の先端には透孔
2を設けると共に、下端には指を挿入しうる切目
6が設けられたゴム板5を取付けて開口部3をふ
さぎ、一方、基部9の下部周縁には本体1の内壁
面に軽く接しながら上下動しうる案内板10と、
上部中央には前記透孔2から出没しうるペン先1
2を有したインク収容筒11とを備えて成る摺動
体13を、ばね14によつて常時下端方向へ軽く
押圧されるように、前記本体1に内装したことを
特徴とするボールペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20225782U JPS5999790U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | ボ−ルペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20225782U JPS5999790U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | ボ−ルペン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5999790U JPS5999790U (ja) | 1984-07-05 |
JPS6243828Y2 true JPS6243828Y2 (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=30427731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20225782U Granted JPS5999790U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | ボ−ルペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5999790U (ja) |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP20225782U patent/JPS5999790U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5999790U (ja) | 1984-07-05 |
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