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JPS624247B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS624247B2
JPS624247B2 JP53044738A JP4473878A JPS624247B2 JP S624247 B2 JPS624247 B2 JP S624247B2 JP 53044738 A JP53044738 A JP 53044738A JP 4473878 A JP4473878 A JP 4473878A JP S624247 B2 JPS624247 B2 JP S624247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air conditioner
flap
solenoid valve
conditioned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53044738A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53128835A (en
Inventor
Jian Anri Howarie Danju Doruse Emanyueru
Anri Paradeisu Rune
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKIPUMAN DO BEIKYUURU SOC
Furanseezu Deyu Fuerodo SA
Original Assignee
EKIPUMAN DO BEIKYUURU SOC
Furanseezu Deyu Fuerodo SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EKIPUMAN DO BEIKYUURU SOC, Furanseezu Deyu Fuerodo SA filed Critical EKIPUMAN DO BEIKYUURU SOC
Publication of JPS53128835A publication Critical patent/JPS53128835A/ja
Publication of JPS624247B2 publication Critical patent/JPS624247B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1925Control of temperature characterised by the use of electric means using a combination of auxiliary electric and non-electric power
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • B60H1/00842Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/877With flow control means for branched passages
    • Y10T137/87708With common valve operator
    • Y10T137/87764Having fluid actuator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、乗物の塔乗区画すなわち車室のよう
な閉込められた空間の空気調和装置に関する。
よく知られているように高級な構造の自動車で
は、使用者の希望と乗物の外部温度及び内部温度
とを考慮して温度の自動調整のために空気調和を
行うようにしてある。しかしこの空気調和は使用
者の意図によつて霜取り又は曇り取りのような優
先的機能を実施することができる。実際上従来知
られているこの種の空気調和装置は一般に複雑な
構造を持ち原価が高くなる。本発明の目的は、従
来知られている類似の装置より一層簡単な構造を
持つこのような装置を提供しようとするにある。
公知のこの種の空気調和装置では、調和空気の
分配と冷空気及び温空気の混合は、電気信号に従
つて位置決めできるが空気調和設備内に必要なフ
ラツプの個数を考慮する回転子を持つ間欠電動機
により行う。この制御方式は極めて費用がかか
る。フラツプの作動装置として空気圧ジヤツキを
選ぶことは従来知られている。このジヤツキの可
動ピストンは、ばね部片の作用と圧力の作用とを
受ける。このピストンには前記ばね部片を圧縮す
るのに充分な圧力を加える。従つてこのジヤツキ
は完全に作用するか又は全く作用しなくてこれに
協働するフラツプを進行的に位置決めすることが
できない。フラツプの進行的位置決めができるよ
うにするには圧力又は負圧の変更器を使わなけれ
ばならない。この種の装置は極めて費用がかか
る。一般にこのジヤツキは、電動機を停止してい
るときに作用できるように圧力の緩衝容器を協働
させてある。調整のために負圧の変更器を協働さ
せたジヤツキを使う場合には、調整の間を通じて
緩衝容器の圧力を消費する。従つてこの装置は急
速に働かなくなる。本発明は、ジヤツキの進行的
変位を得るのに負圧の変更器は全く使わないで、
調整フラツプの制御のために完全に作用するか又
は全く作用しないジヤツキを利用する空気調整装
置を提供しようとするにある。なお調整の交番変
動のおそれを全く防ぎこのようにして装置機能の
ためのエネルギの消費を減らすのに、本発明では
よく知られているように2つの限界値を持つ調整
を利用する。調整のパラメータの計測値がこのパ
ラメータの基準値を挾む所定の範囲内にあるとき
は、この調整が行われ調整フラツプの位置に関与
する余地はもはやないと考えられる。
本発明装置の有利な第1の特長によれば、調整
フラツプの制御に必要な作動装置の個数は多くて
も、2個の電磁弁の使用だけに制限できるように
して原価を制限してある。この制限は経済的構造
にはとくに有利であるが、2個の電磁弁により自
動調整だけでなく又霜取り又は曇り取りのような
少くとも1種類の優先的機能が実施できるように
するには、本発明の特長の1つとなる結合方式に
従つて各電磁弁を間に結合する必要がある。
従つて本発明は、(イ)空気循環送風機と、(ロ)空気
調和装置を通過する空気のための互いに異なる流
路と、(ハ)これ等の流路の少なくとも1つに沿つて
調和空気が移動する際に、この調和空気が通過で
きる少なくとも1個の熱交換器と、(ニ)調和空気の
流れの温度を調整し、この調和空気の流れを空気
調和装置の内部の前記互いに異なる適当な循環流
路に沿つて差向けるように設けた可動部片と、(ホ)
少なくとも2個の流体圧力作動の作動装置と、(ヘ)
これ等の作動装置に協働する2個の電磁弁とを備
え、前記各作動装置が、前記電磁弁の少なくとも
一方により、制御されると共に前記可動部片を有
効に駆動し、前記各電磁弁に、3個のオリフイス
S0,S1,S2を形成し、前記オリフイスS0,S1は、
前記電磁弁が消勢されるときに、互いに連結され
るが、前記オリフイスS0,S2は、前記電磁弁が制
御信号で付勢されるときに互いに連結され、前記
2個の各電磁弁のオリフイスS0,S1間の各通路の
間に少なくとも1種類の連通が得られるように
し、2個の前記電磁弁の各オリフイスS2を、互い
に異なる圧力の2つの流体供給源に連結し、前記
作動装置の少なくとも1つを、前記各オリフイス
S0に連結した、少なくとも1種類の自動温度制御
方式で閉込められた空間の空気調和を行なう空気
調和装置において、前記2個の電磁弁が消勢され
るときに、前記作動装置が、前記互いに異なる圧
力の2つの流体供給源から隔離されるように構成
された空気調和装置にある。
本発明により第1の圧力P1たとえば大気圧と第
2の圧力たとえば緩衝容器に入れた低圧を使つて
自動調整を行おうとするから、従つて調整フラツ
プを進行的に変位させなければならない。このこ
とはよく知られているようにジヤツキの送給径路
に噴射弁を挿入することによつてできる。しかし
本発明の1特長によればこの場合比較的低い周波
数たとえば0.5ないし100Hzを好適とする断続信号
を電磁弁に送給することによつて交番運動する可
動部片を持つ電磁弁によりジヤツキへの送給を制
御して同様な成績が得られる。
本発明の他の重要な特長によれば、調和空気が
流通できる少くとも1個の熱交換器と空気循環用
送風機とを備え、調和装置内部の可能な種種の循
環径路に従つて調和空気流束を差向けるように可
動部片を設け、これ等の各可動部片を少くとも1
個の電磁弁により操作する作動装置によつて制御
するようにした、自動車の塔乗区画のような囲い
の空気調和装置において、使用者の選択する空気
調和方式に従つて、各電磁弁に連続電気信号或は
低い周波数の断続電気信号を送給するように給電
装置を設けた空気調和装置が得られる。
好適とする実施例によれば本発明調和装置が自
動調整作用をするときは、各電磁弁は、実施しよ
うとする空気調和のパラメータの計測値がこのパ
ラメータの基準値から所定量△以上は離れていな
い限り制御信号を受けない。このようにして調整
のパラメータの計測値が所定の範囲内にある限
り、調整の交番変動を防ぎ各フラツプを動かない
ままに保持するから前記の調整に必要なエネルギ
の消費を減らす。低周波数の断続電気信号により
制御する電磁弁を使う場合には、調整フラツプの
位置の変化は、このフラツプの作動装置に作用す
る圧力が2個の電磁弁に通ずる2種類の圧力P1
P2の間の中間であるから進行的に生ずる。この圧
力の値は、低周波数の信号の循環比すなわち1周
期内の信号導通時間の信号不導通時間に対する比
により定まる速度で進行的に変化する。
各電磁弁をパルス形信号である低周波数の断続
電気信号により制御するときは、2個の電磁弁の
オリフイスS2は2個の空気圧送給源に連結するよ
うにするのが有利である。調和空気の流束を差向
けるようにした可動部片の作動装置は、ばね部片
によりピストン棒を押す空気圧ジヤツキを使うの
が有利である。調和空気の流束を差向けるように
設ける可動部片は枢動フラツプを使うのが有利で
ある。これ等の各フラツプの枢動は、これに協働
するジヤツキのピストン棒により制御する。本調
和装置の電磁弁の一方は、大気圧とは異る圧力の
空気を入れた緩衝容器に連結する。又他方の電磁
弁は大気圧に連通させる。
本発明調和装置は、複数種類の自動調整方式で
作用できるようにするのが有利である。エネルギ
を節約するようにした第1の自動調整方式では調
和空気はふたたび冷さないで放熱器により再加熱
する。わずかに経済的であるが一層性能の高い第
2の調整方式では、調和空気は蒸発器を通過させ
ることによりふたたび冷す。全部の場合に本調和
装置はたとえば空気取入口及び放熱器の間に配置
した空気循環用送風機を備えるのはもちろんであ
る。本調和装置は、2個の熱交換器すなわち調和
空気の径路に次の順序に配置した、冷媒流体の圧
縮機に協働する蒸発器と、放熱器とを備えるのが
よい。圧縮機は経済的自動調整機能方式では停止
する。本発明調和設置の自動調整の機能は、調整
のパラメータとして冷空気及び温空気の混合用フ
ラツプの位置、或はなるべくは調和しようとする
囲いに送る調和空気の温度又はこの囲い内の温度
を使つて行われる。
本発明空気調和装置は、曇り取り作用のような
優先的作用を実施する自動調整方式が得られる。
この曇り取り作用では全空気は単一の導管群に向
いたとえば乗物の風よけに向つて送る。本発明装
置はこのようにして2種類の優先的機能すなわち
温空気を単一の導管群に向いたとえば乗物の風よ
けに向つて送る曇り取り作用及び霜取り作用がで
きる。曇り取り作用は各電磁弁に送る2種類のパ
ルス形信号のうちの一方の比kを逆にすることに
より行うのが有利である。比kはパルス形信号の
導通時間の非導通時間に対する比である。2種類
の優先的作用のほかに本装置は、圧縮機及び送風
機を停止し若干の作動装置を再循環の前記の一方
の末端位置に位置させる一時的休止の機能が得ら
れる。
1変型では本調和装置の少くとも1個の作動装
置は、調和しようとする囲いの外部又は内部から
本装置内への調和空気の流入量を定める部片を制
御する分配器に協働させてある。この分配器は、
放熱器の流通に先だつて調和空気量を定める枢動
フラツプに協働させたカムにより制御する。この
ようにして放熱器の流通に先だつて空気量を定め
る温空気及び冷空気混合用フラツプを制御する作
動装置により同時に、前記混合用フラツプが放熱
器を調和空気が流通しないようにするときに調和
装置下流側の区域に関係的に放熱器を隔離できる
フラツプを制御するようにしてある。本調和装置
の作動装置は、空気調和しようとする囲いの環境
の単一の換気装置の調和空気の送給を生じさせる
末端位置と、乗物の風よけ及び運転者(使用者)
の足もとにそれぞれ対応する上方通風導管及び下
方通風導管への調和空気の送風を生じさせる別の
末端位置とを持つフラツプを制御する。乗物の塔
乗区画は空気調和する囲いを構成する。本調和装
置の電磁弁の1つは、空気調和しようとする囲い
を構成する塔乗区画を持つ乗物の風よけの区域に
直交して位置する上方及び下方の各通風導管の間
に調和空気を分配する作動装置を制御するのが有
利である。
本調和装置の電磁弁の電気的制御は比較器によ
り調整のパラメータの計測値とこのパラメータの
基準値とを恆久的に比較する電子回路により行う
のが有利である。この比較器の出力端子はその出
力が2つの限界値の間に含まれなければ少くとも
1種類の電気信号を送る2限界値を持つ回路に給
電する。変調した又は変調しない前記信号は電磁
弁の制御のために使う。調整のパラメータの基準
値は、外部温度と、使用者の指定する温度と、調
和しようとする囲いの内部で計測する温度とを考
慮する計算機により行う。
以下本発明空気調和装置の実施例を添付図面に
ついて詳細に説明する。
第1a図、第1b図、第1c図及び第1d図に
示した第1の実施例では送風機1を備えている。
送風機1は、調和空気流束を送る導管2により中
心区域に送給する遠心式送風機である。導管2
は、空気調和しようとする囲い内の空気を吸う再
循環導管3(従つて調和空気は密閉サイクルにな
る)、或は外部に通ずる導管4から調和空気を受
ける。各導管3,4は、ジヤツキ7のピストン棒
6により制御する枢動フラツプ5によつて交互に
開く。枢動フラツプ5及び送風機1の入口の間と
導管2の内部とには、蒸発器として作用できる空
気冷却熱交換器8を設けてある。熱交換器8は、
蒸発できる流体を送られこれと同時に熱を吸収で
きる管束を備えている。前記流体はよく知られて
いるように、空気冷却熱交換器8の管束内に再循
環させる前に圧縮機により別個の凝縮器内で液状
にふたたび変る。空気冷却熱交換器8の送給循環
路は詳しくは図示してない。
本調和装置内のその他の全部のジヤツキと同様
に、ジヤツキ7は、可動ピストン棒6とピストン
棒6にもどし付勢作用を及ぼすばね部片9とを備
えている。ジヤツキ7には空気管路10を経て、
流れ分配器11から送る。分配器11の可動部片
はばね部片12及びタペツト13の作用を受け
る。タペツト13をばね部片12の圧縮状態に対
応する位置に押込むと、空気管路10は大気に通
ずる。この場合にタペツト13はその受け座から
ばね部片12の作用のもとに突出することがで
き、分配器11の可動部片を移動させ、空気管路
10を吸引蓄圧容器14に連通させる。容器14
内では、一方弁16を備えた吸引管路15に沿つ
て供給する大気圧以下の空気圧力を保つてある。
タペツト13は、これがはまることのできるくぼ
み18を形成した回転カム17と協働し、ばね部
片12の作用のもとに流れ分配器11の可動部片
の前記した運動ができるようにしてある。回転カ
ム17は、混合用フラツプとして知られている枢
動フラツプに固定してある。
フラツプ19は、送風機1の流出ダクト内に位
置しそしてその枢動運動の2つの末端位置で、空
気の流通する空気加熱熱交換器20の方向に沿い
送風機1で推進する空気の全部を差向け、又はこ
れとは逆に空気加熱熱交換器20に空気が流通し
ないようにすることができる。熱交換器20は、
この熱交換器を通過しないときにこの空気を沿つ
て推進する流路に平行な流路に位置させてある。
これ等の2条の互に平行な流路は、これ等の流路
間で送風機1からの流出空気の分配を中間で調整
するフラツプ19で分れる。2条の互に平行なこ
れ等の流路は熱交換器20から下流側の区域21
でふたたび合流する。区域21には、位置に従つ
て互に平行な2条の循環流路の各空気流をふたた
び合流させこれ等の空気流を区域21で結合する
か又はこれに反し熱交換器20を通る流れを区域
21から隔離できるちよう形フラツプ22を設け
てある。
各フラツプ19,22の運動は互に関連し、両
フラツプ19,22は空気管路24を経て送給す
る共通のジヤツキ23により制御する。ジヤツキ
23のピストン棒25は同時に2個のフラツプ1
9,22を制御し、フラツプ19は全部の推進空
気を熱交換器20に差向けるが、フラツプ22は
空気加熱熱交換器20及び区域21間の連結が広
く開いたままになるようにしそしてフラツプ19
により推進空気が熱交換器20を通らないように
するときにフラツプ22が熱交換器20を区域2
1から隔離するようにしてある。2個のフラツプ
22,19の同時の制御により、フラツプ19が
熱交換器20をバイパスするように位置するとき
に、フラツプ22は熱交換器20の後部(すなわ
ち下流側)から区域21を隔離する対応位置にあ
つて又熱交換器20の後面との接触により推進空
気を加熱しないようにする対応位置になる。
混合区域21内に導入する送風機流出空気は次
で、調和空気用に設けた互に異る分配径路間で分
配する。乗物の塔乗区画を空気調和するために、
塔乗区画内のふん囲気に対する換気装置と通風管
とを設けてある。これ等の通風管の若干は上向き
に空気を風よけに向い放出するが残りの通風管は
空気を塔乗者の足もとに向い差向ける。混合区域
21はこのようにして(a)導管26を経て換気装置
に送給し、(b)風よけ通風空気(曇り取り又霜取り
のための)を導管27を経て送り、(c)乗物の前部
の塔乗者の足に向つて差向けようとする通風空気
を導管28を経て差向ける。混合区域21からの
流出空気は2個の分配フラツプにより導管26,
27,28の間に分配する。これ等のフラツプの
うちで第1の枢動フラツプ29は、これが導管2
6又は導管27,28に送ることのできる末端位
置を持つ。又別の枢動フラツプ30は導管27又
は導管28への送給を選択することができる。フ
ラツプ29は、管路24を経て送給するジヤツキ
32のピストン棒31により制御する。フラツプ
30は、管路35を経て送給するジヤツキ34の
ピストン棒33により制御する。
各空気管路24,25は2個の互に同じ電磁式
の(すなわちソレノイド作動の)弁36,37に
連結してある。各電磁弁36,37はその弁体に
3個のオリフイスS0,S1,S2を形成され、可動弁
部片位置に従つてオリフイスS0,S1又はオリフイ
スS0,S2を互に連通させる可動弁部片を備えてい
る。この可動弁部片はそれぞればね部片36a,
37aの作用を受ける。各ばね部片36a,37
aは可動弁部片を押し他の力を受けない場合に可
動弁部片をこれがオリフイスS0,S1の連結を生ず
る位置に付勢する。このような可動弁部片は各ソ
レノイド36b,37bにより制御する。各ソレ
ノイド36b,37bは適当な電気信号により付
勢され可動弁部片を動かし対応するばね部片36
a又はばね部片37aを圧縮しオリフイスS0,S2
を連結する。管路35は電磁弁36のオリフイス
S0に連結してある。大気圧以下の圧力の吸引蓄圧
容器14は電磁弁36のオリフイスS2に連結さ
れ、そして管路24は電磁弁36のオリフイスS1
と電磁弁37のオリフイスS0とに連結してある。
電磁弁37のオリフイスS1はせん部片により閉じ
られ、電磁弁37のオリフイスS2は大気に連通す
る。
前記した本調和装置は、電磁弁36,37と送
風機1を駆動する電動機及び熱交換器8に協働す
る圧縮機への動力供給との適当な制御により、自
動制御空気調和を行い又は風よけ霜取りのような
優先的機能を実施することができる。自動制御で
は、正常な空気調和を実施し、又は経済的空気調
和を実施し、又は風よけの曇り取りを伴う空気調
和を実施することができる。経済的空気調和は正
常な空気調和に比べて、熱交換器8による冷却機
能が圧縮機の始動を行わないことにより働かない
点が違うだけである。この違いとは別に正常方式
及び経済的方式の空気調和作用は同じであり本調
和装置の各部品の対応位置は第1a図に示した通
りである。
第1b図は空気調和及び風よけ曇り取り方式の
作用における本調和装置の各部品の位置を示す。
第1c図は優先的風よけ霜取り機能を実施して
いるときの本装置の各部品の位置を示す。第1d
図は非作動状態における本装置の各部品の位置を
示す。
前記した空気調和装置により得られる自動制御
は、推進空気の温度〔又は冷空気及び温空気混合
用フラツプ19,22の位置〕を制御パラメータ
として選んだ2重限界値制御である。推進空気の
温度がこれと比較する基準温度から、所定の第1
の限界差Δより小さい又は大きくてもこれに等し
い値だけしか違わなければ、制御の平衡状態に達
したものと考えられる。この違いは制御誤差と考
えてはならなくて、制御が満足にできると思われ
る帯域として考えなければならない。基準温度値
は、乗物塔乗区画と外気温度と乗物の塔乗者の選
ぶ所望の塔乗区画温度との各値から電子計算機に
より計算する。この温度比較から出発して各電磁
弁36,37に電気信号を送る電子回路の詳細は
次に述べる。この回路は第11図に示してある。
自動制御による正常な又は経済的な機能を生ず
る場合の本調和装置の種類の部品の位置は第1a
図に示してある。流出空気の温度が制御帯域内に
あるときは、電子制御回路は各電磁弁36,37
に信号を送らない。従つて2個の電磁弁36,3
7により、各電磁弁の休止位置に対応するオリフ
イスS0,S1の連結を行うことによつて、各管路2
4,35を大気からも吸引蓄圧容器14内の大気
圧以下の圧力からも隔離する。各フラツプ19,
22,29,30はこれ等が第1a図に示した位
置に留まる。混合用フラツプ19はその2つの末
端位置の中間位置にある。この場合タペツト13
はカムみぞ穴18にはまることができない。従つ
て管路10は大気圧にあつてフラツプ5は、新鮮
空気導管4を経て導入する導管2への大気空気の
供給を選択する。空気が熱熱交換器20を隔離す
るフラツプ19の末端位置に対し制御の平衡状態
が得られると、この場合タペツト13はみぞ穴1
8にはまる。従つて管路10は蓄圧器容器14の
圧力に連通し、次でフラツプ5は導管4を閉じ、
塔乗区画抽出導管3を開く。従つて本調和装置は
再循環方式で働く。この場合平衡の制御帯域に達
しているから問題は生じない。
平衡の制御帯域に達しなくて流出空気の温度を
高めることが必要になれば、各電磁弁の電子回路
は、電磁弁36には信号を送らないが、電磁弁3
7には約1Hzの周波数と1対5の導通対非導通比
を持つ方形波信号を供給する。このようにして電
磁弁37の可動弁部材は交番運動を生じ、オリフ
イスS0,S2間の連結は各信号パルス中に保持され
オリフイスS0,S1の連結は各信号パルス間のギヤ
ツプの間に保持される。電磁弁36は付勢しない
から、管路35はつねに弁36のオリフイスS1
〔すなわち弁37のオリフイスS0〕に連結され、こ
のようにして電磁弁37により電磁弁37への信
号パルス中に大気に連通した状態に保たれる。管
路24,35内の圧力はこの方形波信号の間に進
行的に上昇し、各ジヤツキ23,32,34のピ
ストン棒がこれ等のジヤツキから延びる。このよ
うにしてフラツプ19は一層高い比率の空気を加
熱のために熱交換器20に送る。これと同時にフ
ラツプ30は一層高い比率の温空気を導管27で
なくて導管28を経て送る。この場合、足もとの
付近より冷たい空気の区域に乗物塔乗者の頭を保
つのがつねに望ましいことを考慮することができ
る。
同様に推進空気の計測温度が基準温度より高く
制御帯域の外にあれば、第11図の回路は電磁弁
36に、電磁弁37に対し前回に送つたものと同
じ方形波信号を送る。さらにこの場合電磁弁37
には全く信号を送らない。このようにして電磁弁
37はオリフイスS0,S1の連結状態を保つ。電磁
弁36への各信号パルス中にオリフイスS0,S2
連結が保持される。この場合管路35内の圧力が
低下する。各信号パルス間のキヤツプの間では電
磁弁36はオリフイスS0,S1の連結を保持する。
この場合管路24,35の圧力がつりあう。この
ようにして各管路24,35内の圧力はこの低下
の下限すなわち吸引蓄圧容器14内の大気圧以下
の圧力に向い徐徐に低下する。この徐徐の低下は
パルス形信号の導通非導通比による。各ジヤツキ
23,32,34のピストン棒は延びてこれ等の
ジヤツキのばね部片を圧縮する。フラツプ19は
加熱用の熱交換器20を横切つて送る送風機流出
空気の比率を減らす。フラツプ29は導管26を
経て区域21から塔乗区画空気ノズルに送る流出
空気の比率を増す。フラツプ30は風よけに送ろ
うとする空気の残りの比率を増し使用者の足に向
つて送る空気のこの残りの比率を減らす。
第1b図は、塔乗者が自動制御による機能と共
に風よけ曇り取り機能を選んだ場合の本調和装置
の各部品の位置を示す。この場合推進空気の温度
は自動的に制御されるが、全部の空気を上部導管
27を経て送り、すなわちフラツプ30は導管2
8の入口を閉じる。このような機能では熱交換器
8に協働する圧縮機は作動する。制御の平衡状態
に達すると、すなわち推進空気の温度が所定の制
御帯域内になると、各電磁弁36,37の給電回
路は、電磁弁36に連続信号を送るが電磁弁37
には信号を送らない。従つてオリフイスS0S2の連
結は電磁弁36では行われ、オリフイスS0,S1
連結は電磁弁37で行われる。管路35は吸引蓄
圧容器14に恒久的に連結され、従つてジヤツキ
34のピストン棒33はジヤツキ34内に引込ま
れる。この場合フラツプ30は導管28の入口を
閉じる。さらに導管24は隔離されジヤツキ2
3,32はこれ等を第1b図に示すように制御平
衡状態に対応する位置に留まる。
区域21からの流出空気の温度が低すぎると、
電磁弁制御回路は、電磁弁36に送る連続信号は
保持するがさらに電磁弁37に前回に使つたのと
同じ方形波信号を送る。この方形波信号のパルス
持続時間中に電磁弁37はオリフイスS0,S2の連
結を保持し、すなわち管路24を大気と連通させ
る。管路24内の圧力はこのようにして徐徐に増
し、各フラツプ19,29を図の右方に向つて動
かし一層多量の空気を空気加熱用熱交換器20に
通し一層多量の比較的暖い流出空気を区域21か
ら導管27内に送る。フラツプ19,29のこの
徐徐の動きは、制御の平衡状態に達するまで続
く。
又流出空気の温度が基準温度より高いときは、
電磁弁給電回路は電磁弁37には信号を送らなく
て電磁弁36には方形波信号を送る。この方形波
信号はこの例では、前回に使つた方形波信号に対
して補助的な信号(すなわち導通非導通比の逆数
この場合1対5を持つ方形波信号)になるように
選ぶ。その理由はこの補助信号は第11図の回路
では極めて容易に生ずるからである。しかし異る
信号を使つてもよい。又パルス形信号の導通非導
通比は前回に使つた信号の導通非導通比に関連さ
せる必要はない。さらに問題の2つの信号に対す
る導通非導通比は、計測温度及び基準温度の間の
差に従い一定にする代りに極めて容易に変えられ
る。しかし図示の例ではこの比は一定にして本調
和装置を一層簡単にしてある。
流出空気の温度を下げなければならないという
この仮定では電磁弁37はオリフイスS0,S1の連
結を保つが、前記の補助信号のパルス中に電磁弁
36は吸引蓄圧容器14及び管路35間を連結し
この連結を保持する。この連結は管路35,24
間のオリフイスS0,S1の連結より一層長い時限に
わたつて保たれ、ジヤツキ34はフラツプ30を
これが導管28を閉じる位置に保つ。しかし管路
24内の圧力は徐徐に下がり各フラツプ19,2
2,29を左方に動かす。空気が熱用放熱器20
に送る空気量が減ることにより、区域21からの
流出空気の温度を下げる。これと同時に塔乗区画
空気ノズルに導管26を経て送る空気の量は、足
もとの付近より冷い空気の区域内に塔乗者の頭を
保つことがつねに望ましいことを考慮して増す。
このような機能方式では風よけ曇り取り機能と
共に、フラツプ5は第1a図に示した機能方式に
対するのと正確に同じように動く。
本調和装置はさらに風よけの霜取りを行う優先
的機能(第1c図)が得られる。このような優先
的機能方式では空気冷却熱交換器8に協働する圧
縮機は非作動にし、調和空気は必ず全部を導管2
7を経て風よけに送りそしてでなるだけ熱くしな
ければならない。すなわち送風機1からの全部の
流出空気加熱用熱交換器20を横切つて吹付けな
ければならない。この機能方式が得られるように
するには各電磁弁36,37に共に連続信号を加
える。これ等の条件のもとではオリフイスS0,S2
の連結は両電磁弁に対し行われる。管路35は吸
引蓄圧容器14に直接連通し、ジヤツキ34がフ
ラツプ30を動かし導管28を閉じる。さらに電
磁弁37のオリフイスS0,S2の連結により管路2
4を大気に開放し、従つてジヤツキ32,23は
フラツプ29と対のリンク付きフラツプ19,2
2とをそれぞれ第1c図の右方に向い末端位置に
押す。この場合導管26が閉じ又送風機1からの
全部の流出空気を空気加熱用熱交換器20を横切
つて差向ける。フラツプ19の位置ではタペツト
13はカム17により押しもどされ、空気管路1
0が大気に開放する。この場合フラツプ5は、こ
れが導管3を閉じる位置になる。このようにして
各電磁弁36,37のこの付勢状態により風よけ
霜取りの所望の優先的機能が得られる。
なお第1d図は非作動状態における本調和装置
の各部品の状態を示す。電磁弁制御回路は、電磁
弁37には信号を送らなくて電磁弁36には正常
な及び経済的な空気調和自動制御に使うのと同様
な方形波信号を送る。本調和装置が非作動のとき
は送風機1と熱交換器8に協働する圧縮機とはも
はやそれぞれの駆動電動機により駆動されない。
前記した各電磁弁に対する付勢状態により電磁弁
37に対してはオリフイスS0,S1が連結され又電
磁弁36は前記したようにオリフイスS0S2の連結
とオリフイスS0S1の連結との間で揺動する。この
場合管路35,24内の圧力が吸引蓄圧容器14
内の大気圧以下の圧力に等しい値に下がる。各ジ
ヤツキ23,32,34のピストン棒はこの場合
完全に引込まれ空気加熱用熱交換器20は全く隔
離され、そして導管26はこの場合作動状態の送
風機1と導管2と再循環用又は塔乗者区画空気取
出し用導管3とに連通する。実際上フラツプ19
はその末端位置でみぞ穴18により分配器11の
可動部片を動かすことにより管路10及びジヤツ
キ7を吸引蓄圧容器14に連通させ従つて導管2
を再循環導管3に連通させる。本調和装置はその
両端部を塔乗者区画に連結した循環空気用の開い
た径路を形成する。
連続信号により又はパルス形信号により制御す
る2個の電磁弁の使用により制御作用が圧力変更
器を設けることを必要としないでこれと同時に優
先的機能を得ることを除外しないで確実に行われ
るようにすることができるのは明らかである。
第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図、第8図、第9図及び第10図は本発明によ
る空気調和装置の各フラツプの駆動ジヤツキに送
給するのに使つた電磁弁36,37と同じ2個の
電磁弁の種種の結合方式を示す。前記した所から
明らかなように本調和装置は、2個の可動部片す
なわち、温空気及び冷空気の混合用フラツプと、
混合区域21からの流出空気を風よけを通る流れ
と上下の導管との間にどのように分配するかを制
御するフラツプとを備えている。本発明の第2の
実施例はこれ等の2個のフラツプすなわち混合用
フラツプ及び分配用フラツプを備えるだけの装置
であるが、第1の実施例は一層多数のフラツプを
備えた一層複雑な装置に使う。しかし空気調和機
能は、本装置を使用者の要求に従つて2個の基本
的制御フラツプすなわち混合用フラツプ及び分配
用フラツプを適当に駆動できれば得られる。従つ
て第2図ないし第10図は、少くとも1つの自動
制御方式と少くとも1つの優先的機能とが得られ
る、2個の電磁弁の互に異る結合方式を示す。こ
れ等の結合法は制御するフラツプのジヤツキとは
無関係に示してある。対の電磁弁と混合用フラツ
プ及び分配用フラツプに協働する2個の駆動ジヤ
ツキとの間をどのように連結するかを以下に示
す。これ等の結合方式ではすべて2個の電磁弁は
相互に同じであり又前記した電磁弁36,37に
同じである。
第2図は2個の電磁弁306,307を示す。
2個のオリフイスS1は相互に連結され又電磁弁3
06のオリフイスS0は分配用フラツプの作動ジヤ
ツキに連結してある。電磁弁307のオリフイス
S0は混合用フラツプの作動ジヤツキに連結してあ
る。電磁弁307のオリフイスS2は大気圧に連結
され、そして電磁弁306のオリフイスS2は吸引
蓄圧容器に連結してある。これ等の条件のもとで
は本調和装置は電磁弁306に連続信号を加え電
磁弁307には信号を加えないことにより非作動
状態になる。自動制御は2個の電磁弁の一方又は
他方に連続信号をかえることにより得られる。霜
取りの優先的機能は、2個の電磁弁に連続信号を
送ることにより得られる。経済的自動制御はもち
ろん、冷凍循環系の圧縮機への送給をしや断する
ことによつて得られる。
第3図は2個の電磁弁316,317の他の結
合方式を示す。電磁弁317のオリフイスS1は電
磁弁316のオリフイスS0に連結してある。この
連結により分配用フラツプのジヤツキに送給す
る。電磁弁316のオリフイスS1は電磁弁317
のオリフイスS0に連結する。この連結により混合
用フラツプの作動ジヤツキに送給する。各電磁弁
316,317のオリフイスS2はそれぞれ吸引蓄
圧容器及び大気圧に連通させてある。第2図の調
和装置の場合と同じ電磁弁電気制御方式を選ぶと
同じ作動方式が得られる。
第4図は、電磁弁326,327がそれぞれオ
リフイスS2を電磁弁316,317と同様に連結
してあることを示す。電磁弁326のオリフイス
S0は電磁弁327のオリフイスS1と分配用作動装
置とに連結してある。電磁弁326のオリフイス
S1は閉じてある。電磁弁327のオリフイスS0
混合用作動装置に連結してある。各電磁弁を第2
図の調和装置について示したのと同じ方式で電気
的に付勢するときは、同じ作動方式が得られる。
第2図、第3図及び第4図に示した構造は連続
制御信号を使うだけである。これ等の信号により
霜取りができる(全部の空気を空気加熱用熱交換
器を経て送りこの全部の温空気を風よけに送るこ
とにより)がこれ等の信号では曇り取り機能(全
部の空気を制御した温度で風よけに送る)は得ら
れない。又連続信号を使うだけで第2図、第3図
及び第4図の構造は混合用フラツプ及び分配用フ
ラツプのジヤツキを全面的に作動するか又は全く
作動させない。
第5図、第6図及び第7図は曇り取り作用はで
きない3つの結合方式を示す。これ等の結合方式
では各電磁弁を制御するのに連続信号又は方形波
信号を使う必要がある。
第5図は電磁弁336,337がそれぞれオリ
フイスS2を吸引蓄圧容器及び大気に連通させた状
態を示す。2個の電磁弁336,337の2個の
オリフイスS1は相互に連結され又電磁弁336の
オリフイスS0に連結してある。この連結により分
配用作動装置を制御する。弁337のオリフイス
S0は混合用フラツプの作動装置に連結してある。
本調和装置は、電磁弁337に信号を供給しなく
て電磁弁336に方形波信号を送ることにより非
作動になるのは明らかである。自動制御(冷凍単
位の圧縮機が作用しているかいないかに従つて正
常な又は経済的な)は、2個の電磁弁に方形波信
号を送ることによつて得られる。霜取りの優先的
機能は、2個の電磁弁に連続信号を送ることによ
つて得られる。
第6図は2個の電磁弁346,347がそれぞ
れオリフイスS2を第3図の電磁弁336,337
に対するのと同じように空気圧循環路の残りの部
分に連結した状態を示す。一方の電磁弁のオリフ
イスS1は他方の電磁弁のオリフイスS0に連結して
ある。これ等の2つの各連結は作動装置の1つに
連結してある。混合用フラツプの作動装置は電磁
弁347のオリフイスS0に連結され、分配用フラ
ツプの作動装置は電磁弁346のオリフイスS0
連結してある。第5図の結合方式について述べた
ように各電磁弁を付勢すると、同じ機能方式が得
られる。
第7図は、2個の電磁弁356,357がそれ
ぞれオリフイスS2を第3図の電磁弁336,33
7に対するのと同じように連結してある状態を示
す。電磁弁357のオリフイスS1は電磁弁356
のオリフイスS0と分配用フラツプの作動装置とに
連結してある。電磁弁357のオリフイスS0は混
合用フラツプの作動装置に連結してある。電磁弁
357のオリフイスS1は閉じてある。2個の電磁
弁356,357に第5図の結合に対し示したの
と同じ信号を加えると、同じ動作方式の得られる
ことが分つた。
第8図、第9図及び第10図は、制御のために
連続信号及び方形波信号を使うことにより霜取り
の優先的機能だけでなく又曇り取り機能も得るこ
とができる2個の電磁弁の別の3つの結合方式を
示す。
第8図は、2個の電磁弁366,367がそれ
ぞれオリフイスS2を電磁弁336,337に対す
るのと同じように連結した状態を示す。電磁弁3
36のオリフイスS0は分配用フラツプの作動装置
に連結され、そして電磁弁367のオリフイスS0
は混合用フラツプの作動装置に連結してある。2
個の電磁弁366,367の2個のオリフイスS1
は相互に連結してある。本調和装置は、電磁弁3
67に信号を加えないで電磁弁366に方形波信
号を送ることにより非作動状態になるのは明らか
である。自動制御(冷凍単位の圧縮機に給電する
かしないかに従つて正常な又は経済的な)は2個
の電磁弁に方形波信号を加えることによつて得ら
れる。曇り取り機能は、電磁弁366に自動制御
のために前回に使つた信号の方形波補助信号を加
え電磁弁367に自動制御に使つたのと同じ方形
波信号を送ることにより得られる。霜取り機能は
2個の両電磁弁366,367に連続信号を送る
ことにより得られる。
第9図では各電磁弁376,377はそれぞれ
オリフイスS2を吸引蓄圧容器の大気圧以下の圧力
と大気とに連通させてある。電磁弁377のオリ
フイスS0は電磁弁376のオリフイスS1と混合用
フラツプの作動装置とに連結してある。電磁弁3
76のオリフイスS0は分配用フラツプの作動装置
に連結してある。電磁弁377のオリフイスS1
閉じてある。第8図に示した結合方式について述
べた制御信号を使うと同じ作動方式が得られる。
第10図は2個の電磁弁386,387の別の
結合法を示す。これ等の2個の電磁弁のオリフイ
スS2はそれぞれ吸引蓄圧容器の大気圧以下の圧力
と大気圧とに連通させてある。電磁弁366のオ
リフイスS0は分配用フラツプの作動装置に連結し
てある。2個の電磁弁のオリフイスS1は電磁弁3
87のオリフイスS0と混合用フラツプの作動装置
とに連結してある。2個の電磁弁に対し第8図の
結合に対し述べたのと同じ制御信号を使うことに
より同じ作動方式が得られる。
第8図、第9図及び第10図に示した結合によ
り空気調和の自動制御のほかに曇り取り及び霜取
りの優先的機能が得られるのは明らかである。
第11図は第1a図、第1b図、第1c図及び
第1d図の実施例の2個の電磁弁とに冷凍単位の
空気冷却交換器8に協働する送風機1及び圧縮機
40を制御できる電子回路の配線図である。
本調和装置は使用者が操作するセレクタ単位4
1により制御する。セレクタ単位41はキー
T1,T2,T3,T4,T5を備えている。キーT5は残
り4個には無関係でキーT1,T2,T3又はT4の1
つ(たとえば第11図に例示した場合にはキー
T1)を押すと他のキー(たとえば第11図ではキ
ーT2,T3,T4)を釈放する。セレクタ単位41は
所望の空気調和方式に従つて使用者が操作する。
キーT5は押したときに本調和装置を非作動にす
る。キーT5は釈放すると(第11図に例示した
ように)本調和装置を作用状態にする。キーT1
を押すと、各キーT2,T3,T4が釈放され本調和
装置が正常な自動制御〔すなわち冷凍圧縮機40
が作動している〕で機能する場合に対応する。キ
ーT2を押すと本調和装置は経済的自動制御方式
で機能する場合に対応する。キーT3を押すと、
霜取りの優先的機能に対応し、キーT4を押すと
曇り取り作用に対応する。
図示の回路は、乗物の電気系統に設けた直流給
電源を必要とする。正端子には+の記号を付け、
負端子は接地してある。9Vの制御した電圧VR
この回路内に制御器42により生じ各電子素子を
付勢するのに使う。
この回路は、演算増幅器44を必要な要素とし
て或る計算機43を備えている。増幅器44の正
端子は、サーミスタ46の端子から取出され塔乗
区画内の空気温度を表わす電圧に抵抗体45を介
し接続され又別のサーミスタ48の端子から取出
され乗物の外側の空気温度を表わす電圧に抵抗体
47を介し接続してある。増幅器44の負端子に
は、使用者自身が電位差計50で選んだ所望の塔
乗区画空気温度を表わす電位差計50からの電圧
を抵抗体49を介して加える。この負の入力端子
は又抵抗体51及びダイオード52を介しセレク
タ単位41のキーT5に接続され、そしてキーT5
を釈放するとすなわち本調和装置が非作動のとき
は、前記の負端子はキーT5の接触条片228に
より蓄電池の正端子に接続する。本調和装置が作
動しているとき(第11図に示した場合のよう
に)、抵抗体51は増幅器44の負の入力端子に
電圧を加えない。増幅器44の負の入力端子は抵
抗体55により増幅器44の出力端子に接続して
ある。
前記した計算機43は、実際の塔乗者区画空気
温度と外部空気温度と使用者が設定した所望の塔
乗者区画空気温度とに従つて、比較器54により
混合区域からの流出空気の温度と比較する基準値
を計算する。比較器54は、計算機54により計
算した基準電圧を抵抗体56を介し又先行電圧に
加算する電圧VR/2を抵抗体57を介して受け
る正入力端子を持つ演算増幅器55を必要な要素
として成つている。増幅器55の負端子には、サ
ーミスタ59の端子から取出され流出空気流の温
度を表わす電圧を抵抗体58を介し加える。増幅
器55の負の入力端子は、抵抗体60により増幅
器55の出力端子に接続してある。増幅器55の
出力電圧は、計算機43から得られる基準値とサ
ーミスタ59の端子から取出す計測値との間の差
に比例する電圧だけ増す電圧VR/2に等しい値
を持つ。比較器54のこの出力電圧は、2個の比
較器61,62で2つの限界電圧(VR/2+
△)及び(VR/2−△)と比較する。電圧VR
2は、接地した一端部と他端部の電圧VRとの間
に接続した4組の抵抗体64,65,66,67
から成る分圧ブリツジにより点63で得られる。
電圧(VR/2+△)は各抵抗体66,67の間
で得られる。電圧(V/R−△)は各抵抗体6
4,65の間で得られる。点63の電圧は抵抗体
57に送るのに使う電圧である。
比較器61は演算増幅器68を必要な要素とし
て成つている。増幅器68の負の入力端子は電圧
(VR/2+△)を受け、増幅器68の正入力端子
は比較器54の出力電圧を受ける。抵抗体69は
増幅器68の正入力端子及びその出力端子を横切
つて接続してある。抵抗体70,71は増幅器6
8の正負の入力端子に位置させてある。比較器6
1の出力端子は、比較器54の出力電圧が(V
R/2+△)より高いときに付勢される。
同様に比較器62では、演算増器73の正入力
端子に抵抗体72を介して送出す電圧(VR/2
−△)は、負の入力端子に供給する比較器54の
出力電圧と比較する。抵抗体74は増幅器73の
正入力端子及び出力端子の間に抵抗体54を接続
してある。増幅器73の出力端子は、比較器54
の出力電圧が(VR/2−△)より低いときに付
勢される。
比較器54の出力電圧が2つの限界値(VR
2−△)及び(VR/2+△)の間にあれば、比
較器61,62の2つの出力端子はどちらも付勢
されない。
比較器61の出力端子は結合抵抗体75を介し
トランジスタ76のベース電極に接続してある。
トランジスタ76のエミツタ電極は接地してある
が、そのコレクタ電極は電磁弁37の作動装置ソ
レノイド37bに接続してある。比較器61の出
力端子を付勢すると、トランジスタ76は導通し
電磁弁37が付勢される。
比較器62の出力端子は結合抵抗体77を介し
インバータ78に接続してある。インバータ78
は、エミツタ電極を抵抗体80を介し接地したト
ランジスタ79から成るインバータ78に接続し
てある。トランジスタ79のコレクタ電極はトラ
ンジスタ81のベース電極に抵抗体82bを介し
接続してある。トランジスタ81のエミツタ電極
は接地され、そのコレクタ電極は電磁弁36の作
動装置ソレノイド36bに接続してある。トラン
ジスタ81又はトランジスタ76に接続してない
各ソレノイド36b,37bのこれ等の端子は、
制御回路の正入力端子に接続してある。各ダイオ
ード36c,37cはそれぞれソレノイド36
b,37bの端子に接続してある。
比較器54の出力電圧を、制御限界値を構成す
る2つの限界値(VR/2+△)及び(VR/2−
△)と比較する前に、前記出力電圧は各電磁弁3
6,37を制御できるようにフリツプ・フロツプ
82aにより得られる信号で連続信号としてでな
く方形波信号として変調する。フリツプ・フロツ
プ82aは演算増幅器83を必要な要素として成
つている。増幅器83の正入力端子は電圧VR
送給する抵抗体85を介し電圧を送られそして抵
抗体84を介し接地してある。増幅器83の負の
入力端子は、抵抗体86及びコンデンサ87に並
列に接地してある。増幅器83の正入力端子はそ
の出力端子に抵抗体88を介し接続してある。負
の入力端子も又出力端子に可変抵抗体89及びダ
イオード90を介し接続してある。増幅器83の
出力端子はダイオード91を介し、一方では抵抗
体92を介し接地され他方では増幅器68の正入
力端子にダイオード93及び抵抗体94を介し接
続してある。このようにして基準値に関係的な正
の偏差は直接変調する。負の偏差に対応する信号
は比較器62により極性反転するから、フリツ
プ・フロツプの出力はこれを使う前に極性反転し
この負の偏差信号を変調する必要がある。このた
めにダイオード91の出力は結合抵抗体95を介
しトランジスタ96のベース電極に送る。トラン
ジスタ96のエミツタ電極は接地され、そのコレ
クタ電極は、抵抗体97を介し電圧VRに又ダイ
オード98及び抵抗体99を介し増幅器の負の入
力端子にそれぞれ接続してある。この入力端子は
抵抗体100を介し比較器94の出力電圧を前以
つて受ける。
すなわちサーミスタ59により計測した実際の
塔乗者区画温度の、計算器43により計算した基
準空気温度値からの偏差が所定の値より大きい
と、この値が制御装置を平衡状態にあると考える
帯域以下でその外側にあるか又はこの制御帯域以
上でその外側にあるかどうかに従つて、方形波信
号を電磁弁36又は電磁弁37に送出すことがで
きる。このことは第1a図について述べたような
空気調和の自動制御に対応する。
又キーT5が上昇位置にあるときは、送風機1
の電動機は乗物の電気系統により接触条片201
を介し付勢されるのは明らかである。圧縮機40
は、外気がこれ自体低温源として作用できるほど
充分冷たくなければ、キーT5が上昇位置にある
場合に作動状態になる。従つて外気温度の計測値
である電圧はサーミスタ48の端子から取出す。
この電圧は比較器202で、外気がこれ自体低温
源として作用できると考えられる温度限界に対応
する基準値と比較する。比較器202は演算増幅
器203を必要な要素として成つている。増幅器
203の負の入力端子は抵抗体204を介し、サ
ーミスタ48の端子から取出す電圧を受ける。又
正の入力端子は抵抗体205を介し、可変抵抗器
206から取出した基準電圧を受ける。増幅器2
03の正の入力端子はその出力端子に抵抗体20
7により接続してある。この出力端子は結合抵抗
体208によりトランジスタ209のベース電極
に接続してある。トランジスタ209のエミツタ
電極はダイオード210を介し接地してある。ト
ランジスタ209のコレクタ電極は結合抵抗体2
11によりトランジスタ212のベース電極に接
続してある。トランジスタ212のエミツタ電極
は制御回路の正の給電端子に接続してあるが、ト
ランジスタ212のコレクタ電極はソレノイド2
13に接続され圧縮機40の駆動電動機を付勢す
るようにしてある。ダイオード214はソレノイ
ド213の端子に並列に接続してある。外気温度
が充分に低いときは、増幅器203は零電圧を送
出す。この零電圧によりトランジスタ212はト
ランジスタ209から成る増幅段を介し不導通に
なる。この構造により圧縮機40を停止すること
ができる。又高い外気温度に対しては、セレクタ
単位41のキーT4,T1を押すとすぐに圧縮機4
0が自動的に始動する。
使用者がセレクタ単位41のキーT2を押す
と、この場合接触条片215を介し制御回路の正
の入力端子とトランジスタ212のベース電極と
の間をダイオード216及び抵抗体217を介し
て接触させる。トランジスタ212は不導通にな
り従つて圧縮機40が停止する。この回路の残り
の機能部分は前記したのと同じであり、従つてセ
レクタ単位41のキーT2を押すと自動制御によ
る経済的空気調和ができる。
使用者がセレクタ単位41のキーT3を押す
と、この場合接触条片218を介しこの制御回路
の正の給電端子とトランジスタ212のベース電
極との間をダイオード219及び抵抗体217を
介し接触させる。従つて圧縮機40が停止する。
さらにこの回路の正の給電端子は、ダイオード2
20及び抵抗体221を介しトランジスタ81の
ベース電極に接続され、又ダイオード222及び
抵抗体223を介しトランジスタ76のベース電
極に接続してある。従つてトランジスタ76,8
1は飽和し、各電磁弁36,37は連続信号によ
り励磁する。従つて各電磁弁36,37にこのよ
うに給電すると霜取りの優先的機能が得られる。
なお使用者がセレクタ単位41のキーT4を押
すとこの場合接触条片224,225に作用し条
片224に協働する接点を接触させ条片225に
協働する接点を開く。キーT4を押さないと、イ
ンバータ78が抵抗体82bとトランジスタ79
のベース電極との間の接続により短絡する。この
接続は接触条片225により行われる。キーT4
を押すと前記の接続が破れ、トランジスタ79の
コレクタ電極はこの制御回路の正の給電端子に接
触条片224及び抵抗体226を介し接続され
る。従つて計測したパラメータが基準値の付近の
制御帯域以下でその外側の値を持つ場合に、電磁
弁36に送出す信号は、計測値が基準値の付近の
制御帯域以上でその外側にあれば電磁弁37に送
出す信号の補助信号である。さらに制御の平衡状
態に達すると、トランジスタ81が飽和し、従つ
て電磁弁36は連続信号を受けるが、電磁弁37
は全く信号を受けない。このことは電磁弁37が
方形波信号を受ける場合も同様である。すなわち
電磁弁36,37にこのように給電すると、第1
b図に示した曇り取り機能が精密に得られる。
使用者が本空気調和装置を非作動にしようとす
る場合には、この使用者は他のキーT1,T2
T3,T4の位置に関係なく無関係のキーT5を押
す。キーT5をこのように押すと接触条片201
の接触が開き送風機1を停止するが、接触条片2
27,229は接触させる。接触条片228は正
の給電端子をトランジスタ212のベース電極に
ダイオード229及び抵抗体217を介して接触
させる。この場合トランジスタ212を不導通に
し圧縮器40を停止する。さらに接触条片228
で接触させると、正の給電端子キーをダイオード
52及び抵抗体51を介し増幅器44の負の入力
端子に接続する。この場合負の入力端子に高電圧
を加えることにより増幅器44が不平衡になり、
塔乗者区画内の冷却に対する要求量になる。自動
制御装置の作用によつてこの場合電磁弁36に方
形波信号を加え電磁弁37には信号を加えないよ
うになる。キーT4の位置に関係なく、インバー
タ78は、トランジスタ79のベース電極及びコ
レクタ電極の間を短絡する接触条片227により
非作動状態になる。各電磁弁のこのような付勢状
態と共に送風機及び冷却剤圧縮機の停止により第
1b図について前記し図示したように本調和装置
が非作動状態になる。
なお本発明空気調和装置は前記したように空気
圧により制御するだけでなく代りに流体圧で制御
してもよい。同様に使用蓄圧容器は大気圧より低
い又は高い圧力の流体を入れてもよい。
以上本発明をその実施例について詳細に説明し
たが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行うことができるのはもちろんであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1a図、第1b図、第1c図及び第1d図は
本発明空気調和装置の第1の実施例の互に異る4
つの作動状態を示す線図的配置図である。第2
図、第3図、第4図、第5図、第6図、第7図、
第8図、第9図及び第10図は本発明空気調和装
置の2個の電磁弁の前記実施例の結合方式とは異
る各別の9つの結合方式を示す配管図である。第
11図は第1a図、第1b図、第1c図及び第1
d図に示した本空気調和装置の各電磁弁に対する
制御装置の電気回路の配線図である。 1……送風機、3,4……導管(流路)、5…
…フラツプ(可動部片)、7……ジヤツキ(作動
装置)、19……フラツプ(可動部片)、20……
熱交換器、23……ジヤツキ(作動装置)、3
6,37……電磁弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ)空気循環送風機と、(ロ)空気調和装置を通過
    する空気のための互いに異なる流路と、(ハ)これ等
    の流路の少なくとも1つに沿つて調和空気が移動
    する際に、この調和空気が通過できる少なくとも
    1個の熱交換器と、(ニ)調和空気の流れの温度を調
    整し、この調和空気の流れを空気調和装置の内部
    の前記互いに異なる適当な循環流路に沿つて差向
    けるように設けた可動部片と、(ホ)少なくとも2個
    の流体圧力作動の作動装置と、(ヘ)これ等の作動装
    置に協働する2個の電磁弁とを備え、前記各作動
    装置が、前記電磁弁の少なくとも一方により、制
    御されると共に前記可動部片を有効に駆動し、前
    記各電磁弁に、3個のオリフイスS0,S1,S2を形
    成し、前記オリフイスS0,S1は、前記電磁弁が消
    勢されるときに、互いに連結されるが、前記オリ
    フイスS0,S2は、前記電磁弁が制御信号で付勢さ
    れるときに互いに連結され、前記2個の各電磁弁
    のオリフイスS0,S1間の各通路の間に少なくとも
    1種類の連通が得られるようにし、2個の前記電
    磁弁の各オリフイスS2を、互いに異なる圧力の2
    つの流体供給源に連結し、前記作動装置の少なく
    とも1つを、前記各オリフイスS0に連結した、少
    なくとも1種類の自動温度制御方式で閉込められ
    た空間の空気調和を行なう空気調和装置におい
    て、前記2個の電磁弁が消勢されるときに、前記
    作動装置が、前記互いに異なる圧力の2つの流体
    供給源から隔離されるように構成された空気調和
    装置。 2 使用者の選んだ空気調和方式に応答して前記
    各電磁弁に連続電気信号又は低周波不連続電気信
    号を供給する給電装置を備えた特許請求の範囲第
    1項記載の空気調和装置。 3 前記電磁弁に加えられる低周波不連続電気信
    号として方形波信号を使つた特許請求の範囲第2
    項記載の空気調和装置。 4 前記2個の電磁弁のオリフイスS2を、互いに
    異なる各空気圧供給源に連結した特許請求の範囲
    第1項ないし第3項のいずれか1つに記載の空気
    調和装置。 5 前記流体供給源の一方が、大気圧とは異なる
    圧力の空気を入れた蓄圧器容器であり、前記電磁
    弁の一方に連結され、他方の前記流体供給源が前
    記電磁弁の他方に連結された大気圧通気口である
    特許請求の範囲第4項記載の空気調和装置。 6 自動制御のもとに作用するときに、行なおう
    とする空気調和のパラメータの測定値が、このパ
    ラメータの基準値から所定の限界量以上には離れ
    ない限り、前記電磁弁が制御信号を受け取らない
    ように、設定された自動温度制御方式が限界機能
    を持つように構成された特許請求の範囲第1項な
    いし第5項のいずれか1つに記載の空気調和装
    置。 7 調和空気の流れを差向ける前記可動部片の各
    作動装置が、ばね部片により付勢されるピストン
    棒を持つ空気圧ジヤツキから成る特許請求の範囲
    第1項ないし第6項のいずれか1つに記載の空気
    調和装置。 8 調和空気の流れを差向ける前記可動部片が、
    枢動フラツプから成り、この各枢動フラツプの枢
    動運動を、前記各空気圧ジヤツキのピストン棒に
    より制御するようにした特許請求の範囲第7項記
    載の空気調和装置。 9 2個の熱交換器すなわち、冷却剤流体循環路
    の圧縮機と協働する蒸発器として作用する第1の
    熱交換器と、前記2個の熱交換器を通る空気流に
    関して前記第1の熱交換器の下流側に設けられ、
    調和空気用の空気加熱用熱交換器として作用する
    第2の熱交換器とを備えた特許請求の範囲第1項
    ないし第8項のいずれか1つに記載の空気調和装
    置。 10 2つの自動制御方式すなわち、前記圧縮機
    が作用する正常な制御方式と圧縮機が作用しない
    経済的制御方式を行なうことができる特許請求の
    範囲第9項記載の空気調和装置。 11 調和空気の流れの全体を単一の出口群に向
    い差向ける優先的機能を行なう自動制御方式を行
    なうことができる特許請求の範囲第1項ないし第
    10項のいずれか1つに記載の空気調和装置。 12 前記優先的機能が、全部の調和空気を風よ
    けに向い通過させる風よけ曇り取り機能である特
    許請求の範囲第11項記載の空気調和装置。 13 2つの優先的機能すなわち、曇り取り機能
    と、温空気を前記単一の出口群に沿い風よけに向
    つて差向ける霜取り機能とを行なうことができる
    特許請求の範囲第12項記載の空気調和装置。 14 前記圧縮機及び空気循環送風機を、非作動
    にし、前記作動装置の若干を空気調和空間から空
    気調和装置内部にもどるように再循環させること
    に対応する末端位置に位置させた即時停止機能を
    行なうことができる特許請求の範囲第9項記載の
    空気調和装置。 15 前記曇り取り機能が、2個の前記電磁弁に
    加えられる方形波信号のうちの一方のマーク/ス
    ペース比を逆にすることにより得られる特許請求
    の範囲第3項及び第11項ないし第13項のいず
    れか1つに記載の空気調和装置。 16 空気調和の自動制御を、冷空気及び温空気
    混合用のフラツプの位置、又は調和しようとする
    閉込められた空間に入る調和空気の温度、又はこ
    の閉込められた空間内の空気温度である制御パラ
    メータに従つて、行なう特許請求の範囲第1項な
    いし第15項のいずれか1つに記載の空気調和装
    置。 17 前記作動装置の1つにより温空気及び冷空
    気混合用の前記フラツプを制御し、他の前記作動
    装置により調和空気の分配用のフラツプを少なく
    とも制御する特許請求の範囲第1項ないし第16
    項のいずれか1つに記載の空気調和装置。 18 前記作動装置の少なくとも1個を、調和し
    ようとする閉込められた空間の外部から又は内部
    から空気調和装置の内部への調和空気の流入を定
    める装置を制御する流れ分配器に協働させ、この
    流れ分配器を、温空気及び冷空気混合制御用のフ
    ラツプに協働するカムにより制御する特許請求の
    範囲第17項記載の空気調和装置。 19 温空気及び冷空気混合制御用の前記フラツ
    プを制御する前記差動装置が同時に、この温空気
    及び冷空気混合制御用のフラツプにより調和空気
    が前記第1の熱交換器を流通しないようにすると
    きに、前記第1の熱交換器を空気調和装置の下流
    側区域から有効に隔離するフラツプを制御する特
    許請求の範囲第17項又は第18項記載の空気調
    和装置。 20 調和しようとする閉込められた空間が車室
    であるように空気調和装置が自動車に設置され、
    前記作動装置の1つにより、調和空気を前記車室
    の正面通気装置だけに差向けるようになつている
    第1の末端位置と、搭乗者の足に向い又自動車の
    風よけに向つて向きを定めた通風導管に調和空気
    が流れるようになつている第2の末端位置とを持
    つフラツプを制御する特許請求の範囲第1項ない
    し第18項のいずれか1つに記載の空気調和装
    置。 21 前記電磁弁の電気的制御を、比較器により
    パラメータの測定値をこのパラメータの基準値と
    連続的に比較する電気回路により行ない、前記比
    較器の出力を、この出力が2つの限界値の外にあ
    れば少なくとも1つの電気信号を供給する2重限
    界回路に加えるようにし、前記少なくとも1つの
    電気信号を使い前記電磁弁を制御する特許請求の
    範囲第6項ないし第20項のいずれか1つに記載
    の空気調和装置。 22 パラメータの基準値を、外気温度と、使用
    者の設定した選定した温度と、調和しようとする
    閉込められた空間内で測定した温度とを考慮する
    ことにより得る計算機を備えた特許請求の範囲第
    21項記載の空気調和装置。
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