JPS6241795B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241795B2 JPS6241795B2 JP57233094A JP23309482A JPS6241795B2 JP S6241795 B2 JPS6241795 B2 JP S6241795B2 JP 57233094 A JP57233094 A JP 57233094A JP 23309482 A JP23309482 A JP 23309482A JP S6241795 B2 JPS6241795 B2 JP S6241795B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- painted
- tape
- parting line
- parting
- masking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D1/00—Processes for applying liquids or other fluent materials
- B05D1/32—Processes for applying liquids or other fluent materials using means for protecting parts of a surface not to be coated, e.g. using stencils, resists
- B05D1/322—Removable films used as masks
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、塗装を行う場合に、塗装しないまま
に残したい非塗装部のマスキング方法に関する。
に残したい非塗装部のマスキング方法に関する。
従来、自動車の車体等を2色塗装する場合に
は、予め車体の全面を第1色で塗装した後、2色
目の塗装を要しない部分を、マスキング材でカバ
ーし、第2色を塗装するようにしている。
は、予め車体の全面を第1色で塗装した後、2色
目の塗装を要しない部分を、マスキング材でカバ
ーし、第2色を塗装するようにしている。
このような方法を、第1図に基づいて具体的に
説明する。
説明する。
最初に、車体aの1色目の塗膜b上に、塗色の
境界となる見切線cのための目印をつけ、2色の
ための上方の塗装部dと、下方の非塗装部eとを
区分する。
境界となる見切線cのための目印をつけ、2色の
ための上方の塗装部dと、下方の非塗装部eとを
区分する。
次に、見切線用テープf、例えばポリエステル
製の片面貼着テープを、その側端縁が見切線cと
一致するようにして、塗膜b上に貼着する。次
に、クラフト紙gの側端縁部に、片面を貼着面と
して耐熱テープhの下半分を貼るとともに、この
テープhの露出した残りの上半分の貼着面を、見
切線用テープfの表面に貼着し、クラフト紙gを
もつて、非塗装部eをカバーする。
製の片面貼着テープを、その側端縁が見切線cと
一致するようにして、塗膜b上に貼着する。次
に、クラフト紙gの側端縁部に、片面を貼着面と
して耐熱テープhの下半分を貼るとともに、この
テープhの露出した残りの上半分の貼着面を、見
切線用テープfの表面に貼着し、クラフト紙gを
もつて、非塗装部eをカバーする。
次いで、見切線cの上方における塗装部dに、
2色目の塗装を施した後、クラフト紙g及び見切
線用テープfを剥すことによつて、見切線cで上
下を区分された2色の塗装面を得るようにしてい
る。
2色目の塗装を施した後、クラフト紙g及び見切
線用テープfを剥すことによつて、見切線cで上
下を区分された2色の塗装面を得るようにしてい
る。
しかし、上述したような非塗装部のマスキング
方法では、マスキング材としてクラフト紙gを使
用するため、種々の問題点がある。
方法では、マスキング材としてクラフト紙gを使
用するため、種々の問題点がある。
すなわち、非塗装部分の形状に合わせて、予め
切断した数多くのクラフト紙gを用意する必要が
あり、手間が掛るとともに、これらを保管するた
めの大きなスペースを要する。
切断した数多くのクラフト紙gを用意する必要が
あり、手間が掛るとともに、これらを保管するた
めの大きなスペースを要する。
また、非塗装部の面積が大きくなれば、クラフ
ト紙gに見切線用テープfを接着する作業が難か
しくなる。さらに、クラフト紙gはかさばるた
め、塗装後に、これらを廃棄する作業が面倒であ
る。
ト紙gに見切線用テープfを接着する作業が難か
しくなる。さらに、クラフト紙gはかさばるた
め、塗装後に、これらを廃棄する作業が面倒であ
る。
本発明は、非塗装部を被うのに、クラフト紙を
使用しないで、複数色の塗装を行なうことがで
き、しかも、マスキング作業の迅速化並びに簡易
化ができるようにした、新規な非塗装部のマスキ
ング方法を提供することを目的とするものであ
る。
使用しないで、複数色の塗装を行なうことがで
き、しかも、マスキング作業の迅速化並びに簡易
化ができるようにした、新規な非塗装部のマスキ
ング方法を提供することを目的とするものであ
る。
本発明によると、上記目的は、被塗装体の表面
における塗装部と非塗装部とを仕切るべく、見切
線用テープを貼着する工程と、該見切線用テープ
における上記塗装部側の端縁である見切部及び該
見切部の近傍における上記塗装部を覆うように、
保護テープを貼着する工程と、該保護テープ、見
切りテープ及び非塗装部の表面に、液状のマスキ
ング材を塗布する工程と、上記保護テープを剥が
して、見切線用テープの見切部を露出させる工程
とからなることにより達成される。
における塗装部と非塗装部とを仕切るべく、見切
線用テープを貼着する工程と、該見切線用テープ
における上記塗装部側の端縁である見切部及び該
見切部の近傍における上記塗装部を覆うように、
保護テープを貼着する工程と、該保護テープ、見
切りテープ及び非塗装部の表面に、液状のマスキ
ング材を塗布する工程と、上記保護テープを剥が
して、見切線用テープの見切部を露出させる工程
とからなることにより達成される。
以下、本発明の実施例を、第2図乃至第4図に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
1は、自動車の車体における外板で、その外板
面1aを、上下方向の要所における見切線2を境
界として、2色に色分け塗装するものとする。
面1aを、上下方向の要所における見切線2を境
界として、2色に色分け塗装するものとする。
最初に、第2図に示すように、外板1の外面1
a全面に亘つて、2色中の一方の色を塗布し、焼
付けによつて塗膜3を形成する。
a全面に亘つて、2色中の一方の色を塗布し、焼
付けによつて塗膜3を形成する。
次に、ポリエステル材料からなり、片面に貼着
面を有する見切線用テープ4を、その一側縁が見
切線2に沿うように、得ようとする見切線2上に
予め設けた目印を案内として貼着する。
面を有する見切線用テープ4を、その一側縁が見
切線2に沿うように、得ようとする見切線2上に
予め設けた目印を案内として貼着する。
次に片面に貼着面を有する保護テープ5を、上
記見切線用テープ4の上側縁、すなわち見切部4
aを覆うように、見切線2の上方の塗膜3と、見
切線用テープ4とに橋架した状態で、見切線2に
沿つて貼着する。
記見切線用テープ4の上側縁、すなわち見切部4
aを覆うように、見切線2の上方の塗膜3と、見
切線用テープ4とに橋架した状態で、見切線2に
沿つて貼着する。
次に、上記保護テープ5の略下半部、前記見切
線用テープ4の露出部、及び塗膜3の見切線2よ
り下方、すなわち2色目における非塗装部3aの
表面に、液状のマスキング材6を、ハケ塗り、ま
たはエアスプレー等により、所要の厚さに塗布す
る。
線用テープ4の露出部、及び塗膜3の見切線2よ
り下方、すなわち2色目における非塗装部3aの
表面に、液状のマスキング材6を、ハケ塗り、ま
たはエアスプレー等により、所要の厚さに塗布す
る。
このマスキング材6としては、例えば、酢酸ビ
ニールと塩化ビニールとの共重合物を主体とした
液状の塗料であつて、塗布時には、1色目の塗膜
3に対しては、適度の被覆性と付着力を有すると
ともに、即乾性を有し、かつ焼付け後には、容易
に剥離しうる、いわゆるストリツパブルペイント
を使用するのが適当である。
ニールと塩化ビニールとの共重合物を主体とした
液状の塗料であつて、塗布時には、1色目の塗膜
3に対しては、適度の被覆性と付着力を有すると
ともに、即乾性を有し、かつ焼付け後には、容易
に剥離しうる、いわゆるストリツパブルペイント
を使用するのが適当である。
第2図は、塗布したマスキング材6の乾燥を終
えた状態を示している。
えた状態を示している。
この状態において、保護テープ5を剥離する
と、マスキング材6の保護テープ5に重合してい
る部分は、保護テープ5とともに、取り除かれ、
第3図に示すように、見切線用テープ4の上側縁
たる見切部4aは露出する。この状態では、非塗
装部3aは、見切線用テープ4及びマスキング材
6によつて、完全に被覆されている。
と、マスキング材6の保護テープ5に重合してい
る部分は、保護テープ5とともに、取り除かれ、
第3図に示すように、見切線用テープ4の上側縁
たる見切部4aは露出する。この状態では、非塗
装部3aは、見切線用テープ4及びマスキング材
6によつて、完全に被覆されている。
次いで、見切線2の上方、すなわち1色目の塗
膜3の塗装部3bに、2色目の塗料を見切線2に
沿つて塗布し、想像線で示すように塗膜7を形成
させる。
膜3の塗装部3bに、2色目の塗料を見切線2に
沿つて塗布し、想像線で示すように塗膜7を形成
させる。
塗膜7の焼付け後、マスキング材6及び見切線
用テープ4を剥離すると、第4図に示すように、
見切線2において、正しく上下2色に区分された
塗膜3,7を得ることができる。
用テープ4を剥離すると、第4図に示すように、
見切線2において、正しく上下2色に区分された
塗膜3,7を得ることができる。
本発明の非塗装部のマスキング方法によると、
次のような効果がある。
次のような効果がある。
(a) 従来のクラフト紙によるマスキング方法の場
合のように、マスキング材として、各種の大き
さのクラフト紙を製作し、かつ保管しておく必
要がないから、経済的であるとともに、保管ス
ペースが小さくて済み有利である。
合のように、マスキング材として、各種の大き
さのクラフト紙を製作し、かつ保管しておく必
要がないから、経済的であるとともに、保管ス
ペースが小さくて済み有利である。
(b) 従来のマスキング作業においては、大きなク
ラフト紙を見切線用テープに貼着するのに、熟
練と多大の労力とを要したが、本発明において
は液状のマスキング材を塗布するのみで済むか
ら、マスキング作業は容易であり、熟練を要し
ない。
ラフト紙を見切線用テープに貼着するのに、熟
練と多大の労力とを要したが、本発明において
は液状のマスキング材を塗布するのみで済むか
ら、マスキング作業は容易であり、熟練を要し
ない。
(c) 液状のマスキング材を、保護テープの表面に
塗布してもよいので、マスキング作業を、熟練
を要することなく、容易かつ速かに行うことが
できる。
塗布してもよいので、マスキング作業を、熟練
を要することなく、容易かつ速かに行うことが
できる。
(d) 本発明に使用される液状のマスキング材は、
乾燥した後にも柔軟性があるため、剥離後の廃
棄時にかさばることはなく、取扱いが簡便であ
る。
乾燥した後にも柔軟性があるため、剥離後の廃
棄時にかさばることはなく、取扱いが簡便であ
る。
なお、上述の実施例においては、自動車の車体
の塗装におけるマスキング方法として説明した
が、本発明はこれに限定されることなく、複数色
の塗装に際し、マスキングを必要とされる被塗装
体に広く適用しうることは言うまでもない。
の塗装におけるマスキング方法として説明した
が、本発明はこれに限定されることなく、複数色
の塗装に際し、マスキングを必要とされる被塗装
体に広く適用しうることは言うまでもない。
第1図は、従来のマスキング方法を説明するた
めの被塗装体の縦断面図、第2図乃至第4図は、
本発明によるマスキング方法を工程順に説明する
ための被塗装体の縦断面図である。 1……外板、2……見切線、3……塗膜、4…
…見切線用テープ、4a……見切部、5……保護
テープ、6……マスキング材、7……塗膜。
めの被塗装体の縦断面図、第2図乃至第4図は、
本発明によるマスキング方法を工程順に説明する
ための被塗装体の縦断面図である。 1……外板、2……見切線、3……塗膜、4…
…見切線用テープ、4a……見切部、5……保護
テープ、6……マスキング材、7……塗膜。
Claims (1)
- 1 被塗装体の表面における塗装部と非塗装部と
を仕切るべく、見切線用テープを貼着する工程
と、該見切線用テープにおける上記塗装部側の端
縁である見切部及び該見切部の近傍における上記
塗装部を覆うように、保護テープを貼着する工程
と、該保護テープ、見切りテープ及び非塗装部の
表面に、液状のマスキング材を塗布する工程と、
上記保護テープを剥がして、見切線用テープの見
切部を露出させる工程とからなる非塗装部のマス
キング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57233094A JPS59123552A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 非塗装部のマスキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57233094A JPS59123552A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 非塗装部のマスキング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59123552A JPS59123552A (ja) | 1984-07-17 |
JPS6241795B2 true JPS6241795B2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=16949684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57233094A Granted JPS59123552A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 非塗装部のマスキング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59123552A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015077576A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 旭サナック株式会社 | 粉体塗装方法 |
JP6588493B2 (ja) * | 2017-04-03 | 2019-10-09 | シャープ化学工業株式会社 | 建築塗装の養生方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217529A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-09 | Kansai Paint Co Ltd | Masking method |
JPS5217530A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-09 | Kansai Paint Co Ltd | Method for masking an inorganic coating |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP57233094A patent/JPS59123552A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217529A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-09 | Kansai Paint Co Ltd | Masking method |
JPS5217530A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-09 | Kansai Paint Co Ltd | Method for masking an inorganic coating |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59123552A (ja) | 1984-07-17 |
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