JPS6241010Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241010Y2 JPS6241010Y2 JP1979085527U JP8552779U JPS6241010Y2 JP S6241010 Y2 JPS6241010 Y2 JP S6241010Y2 JP 1979085527 U JP1979085527 U JP 1979085527U JP 8552779 U JP8552779 U JP 8552779U JP S6241010 Y2 JPS6241010 Y2 JP S6241010Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- swinging arm
- arm
- roller
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は1組もしくは複数組のローラにより
ワイヤを挾み、弾性力をローラに与えることによ
り加圧しながらその摩擦力により、自動的にワイ
ヤを送給する装置に関する。
ワイヤを挾み、弾性力をローラに与えることによ
り加圧しながらその摩擦力により、自動的にワイ
ヤを送給する装置に関する。
[従来の技術]
ケーブルの敷設工事においてケーブルの巻き枠
からケーブルを繰り出す装置において、1組のア
ームの先端に回転可能に1組の繰り出し輪を軸支
し、アームの後端にスプリングを設け、アームを
経て繰り出し輪に弾性力を与えて、1組の繰り出
し輪の間のケーブルを加圧することは、例えば特
公昭48−43714号公報に記載されている。
からケーブルを繰り出す装置において、1組のア
ームの先端に回転可能に1組の繰り出し輪を軸支
し、アームの後端にスプリングを設け、アームを
経て繰り出し輪に弾性力を与えて、1組の繰り出
し輪の間のケーブルを加圧することは、例えば特
公昭48−43714号公報に記載されている。
また溝を形成した2個のローラの間に溶接線を
挾持させる溶接線送りローラは実開昭48−20918
号公報に記載されている。
挾持させる溶接線送りローラは実開昭48−20918
号公報に記載されている。
さらに、従来この種の装置として、第1図に示
すものがあつた。図において、1aはワイヤ送給
装置の本体、2aは揺動腕、3は揺動腕2aを支
えるピン、4は揺動腕2aに取付けられた加圧ロ
ーラ、5は駆動ローラ、6は駆動ローラ5を回転
させるためのモータ、7は加圧ローラ4と駆動ロ
ーラ5とに挾まれて、送給されるワイヤ、8と9
とはワイヤ7を加圧ローラ4と駆動ローラ5との
間に導びくための中空となつた案内チユーブであ
り、図では案内チユーブ9が入口側、案内チユー
ブ9が出口側となつている。10はツマミ、11
aはコイルバネである。
すものがあつた。図において、1aはワイヤ送給
装置の本体、2aは揺動腕、3は揺動腕2aを支
えるピン、4は揺動腕2aに取付けられた加圧ロ
ーラ、5は駆動ローラ、6は駆動ローラ5を回転
させるためのモータ、7は加圧ローラ4と駆動ロ
ーラ5とに挾まれて、送給されるワイヤ、8と9
とはワイヤ7を加圧ローラ4と駆動ローラ5との
間に導びくための中空となつた案内チユーブであ
り、図では案内チユーブ9が入口側、案内チユー
ブ9が出口側となつている。10はツマミ、11
aはコイルバネである。
この装置において、ワイヤ7を送給装置によ
り、送給する場合、まず加圧ローラ4を駆動ロー
ラ5から引き離し、その間へワイヤ7を配置する
必要がある。これはツマミ10を廻し、コイルバ
ネ11aを緩ませ、そのうえで揺動腕2aを持ち
上げて加圧ローラ4を引き離すことが必要、つま
りツマミ10を廻す動作と、その後揺動腕2aを
持ち上げる動作との2つの動作が必要である。
り、送給する場合、まず加圧ローラ4を駆動ロー
ラ5から引き離し、その間へワイヤ7を配置する
必要がある。これはツマミ10を廻し、コイルバ
ネ11aを緩ませ、そのうえで揺動腕2aを持ち
上げて加圧ローラ4を引き離すことが必要、つま
りツマミ10を廻す動作と、その後揺動腕2aを
持ち上げる動作との2つの動作が必要である。
次に、ワイヤを挿入し、加圧ローラ4と駆動ロ
ーラ5とにより挾み込む様にコイルバネ11aで
加圧する。この状態で駆動ローラ5をモータ6に
より回転させることにより、ワイヤ7は案内チユ
ーブ8,9を通つて溶接部へ送給される。
ーラ5とにより挾み込む様にコイルバネ11aで
加圧する。この状態で駆動ローラ5をモータ6に
より回転させることにより、ワイヤ7は案内チユ
ーブ8,9を通つて溶接部へ送給される。
[考案が解決しようとする問題点]
従来ワイヤ送給装置は、以上の様に操作される
ため、ワイヤ7を最初に駆動ローラ5と加圧ロー
ラ4との間に送り込む場合は、ツマミ10を操作
して揺動腕2aを持ち上げる必要があつた。コイ
ルバネ11aの揺動腕2aを押す力は、ワイヤ7
の送給力に影響を与えるものであり、ツマミ10
の操作加減により、ワイヤ7の送給力に変動を生
ずることがあつた。
ため、ワイヤ7を最初に駆動ローラ5と加圧ロー
ラ4との間に送り込む場合は、ツマミ10を操作
して揺動腕2aを持ち上げる必要があつた。コイ
ルバネ11aの揺動腕2aを押す力は、ワイヤ7
の送給力に影響を与えるものであり、ツマミ10
の操作加減により、ワイヤ7の送給力に変動を生
ずることがあつた。
[問題点を解決するための手段]
第2図に示すように、ローラ4を把持する揺動
腕2bの一部を貫通して送給装置本体1bに螺合
され前記の螺合状態において揺動腕2bと送給装
置本体1bとの間に介在する突起状の当接部12
bを有するツマミ形操作体12を備え、ローラ4
をはさんで一方に支点用のピン3、他方にバネ1
1bを設ける。
腕2bの一部を貫通して送給装置本体1bに螺合
され前記の螺合状態において揺動腕2bと送給装
置本体1bとの間に介在する突起状の当接部12
bを有するツマミ形操作体12を備え、ローラ4
をはさんで一方に支点用のピン3、他方にバネ1
1bを設ける。
[作用]
操作体12を回動させて前記当接部12bを揺
動腕2bに触接又は離間させ、揺動腕2bに対し
加圧と逆方向に力を与えることにより加圧力を低
減あるいは無効化し、かつ常時は、上記揺動腕2
bに対して非作動状態にする。
動腕2bに触接又は離間させ、揺動腕2bに対し
加圧と逆方向に力を与えることにより加圧力を低
減あるいは無効化し、かつ常時は、上記揺動腕2
bに対して非作動状態にする。
[実施例]
第2図において、1bはワイヤ送給装置の本
体、2bは揺動腕、3は揺動腕2bを支えるピ
ン、4は加圧ローラ、5は駆動ローラ、6は駆動
ローラ5を回転させるためのモータ、7は送給さ
れるワイヤ、8と9とはワイヤ7を導びくための
中空となつた案内チユーブであり、チユーブ8が
入口側、チユーブ9が出口側である。11bはコ
イルバネであり、通常はこのコイルバネ11bに
より、揺動腕2bに取付られた加圧ローラ4が、
ピン3を支点として引張られるように駆動ローラ
5に押し付けられる。12は操作体、つまり開放
ツマミであり、通常は揺動腕2bを回動させるた
めの当接部12bは揺動腕2bに当接しておら
ず、ツマミ12を回すことによりその当接部12
bにより揺動腕2bを回動(時計方向)させるよ
うになつている。
体、2bは揺動腕、3は揺動腕2bを支えるピ
ン、4は加圧ローラ、5は駆動ローラ、6は駆動
ローラ5を回転させるためのモータ、7は送給さ
れるワイヤ、8と9とはワイヤ7を導びくための
中空となつた案内チユーブであり、チユーブ8が
入口側、チユーブ9が出口側である。11bはコ
イルバネであり、通常はこのコイルバネ11bに
より、揺動腕2bに取付られた加圧ローラ4が、
ピン3を支点として引張られるように駆動ローラ
5に押し付けられる。12は操作体、つまり開放
ツマミであり、通常は揺動腕2bを回動させるた
めの当接部12bは揺動腕2bに当接しておら
ず、ツマミ12を回すことによりその当接部12
bにより揺動腕2bを回動(時計方向)させるよ
うになつている。
このような構成において、ワイヤ7を加圧ロー
ラ4と駆動ローラ5との間に挿入する場合、開放
ツマミ12を回すと、その当接部12bが直接揺
動腕2bを持ち上げることにより加圧力は低減ま
たは無効化され加圧ローラ4と、駆動ローラ5と
の間に隙間が設けられ、そこにワイヤ7を通すよ
うにするものである。その後、ツマミ12を逆に
回し当接部12bを揺動腕2bから離せば、コイ
ルバネ11bの一定した力でワイヤを加圧するこ
とになる。
ラ4と駆動ローラ5との間に挿入する場合、開放
ツマミ12を回すと、その当接部12bが直接揺
動腕2bを持ち上げることにより加圧力は低減ま
たは無効化され加圧ローラ4と、駆動ローラ5と
の間に隙間が設けられ、そこにワイヤ7を通すよ
うにするものである。その後、ツマミ12を逆に
回し当接部12bを揺動腕2bから離せば、コイ
ルバネ11bの一定した力でワイヤを加圧するこ
とになる。
これは従来の加圧力調整兼用のツマミ10を回
す動作に比較して迅速に操作でき、しかも加圧力
の変化するおそれのない操作機構となるものであ
る。
す動作に比較して迅速に操作でき、しかも加圧力
の変化するおそれのない操作機構となるものであ
る。
第3図はこのワイヤ送給装置の加圧力調整機構
を一列として示す。第3図において13はスライ
ドネジでこれは揺動腕2cに取付られこのスライ
ドネジ13を操作してコイルバネ11bの圧縮力
を加減できるようにしたものである。この加圧力
調整機構は加圧ローラ4を駆動ローラ5より引き
離す際に何等操作することは無く、加圧力の変動
は生じない。
を一列として示す。第3図において13はスライ
ドネジでこれは揺動腕2cに取付られこのスライ
ドネジ13を操作してコイルバネ11bの圧縮力
を加減できるようにしたものである。この加圧力
調整機構は加圧ローラ4を駆動ローラ5より引き
離す際に何等操作することは無く、加圧力の変動
は生じない。
[考案の効果]
以上のように、この考案によれば、ワイヤの挿
入操作を簡単に行なうことができるとともに、そ
のような操作を行なつた後のワイヤに対する加圧
力は変化することはなく安定なワイヤ送給を実現
できるものである。
入操作を簡単に行なうことができるとともに、そ
のような操作を行なつた後のワイヤに対する加圧
力は変化することはなく安定なワイヤ送給を実現
できるものである。
第1図は従来のワイヤ送給装置の構成図、第2
図、第3図は、この考案の一実施例によるワイヤ
送給装置の構成図を示す。 1b……本体、2c,2c……揺動腕、3……
ピン、4……加圧ローラ、5……駆動ローラ、7
……ワイヤ、11b……コイルバネ、12……ツ
マミ形操作体、12b……当接部、13……スラ
イドネジ。なお図中同一符号は同一または、相当
部分を示す。
図、第3図は、この考案の一実施例によるワイヤ
送給装置の構成図を示す。 1b……本体、2c,2c……揺動腕、3……
ピン、4……加圧ローラ、5……駆動ローラ、7
……ワイヤ、11b……コイルバネ、12……ツ
マミ形操作体、12b……当接部、13……スラ
イドネジ。なお図中同一符号は同一または、相当
部分を示す。
Claims (1)
- 弾性力をローラ4に与えることにより加圧しな
がらワイヤ7を送給するワイヤ送給装置におい
て、前記ローラ4を把持するL字状揺動腕2bの
中央角部を貫通して送給装置本体1bに螺合され
前記の螺合状態において前記揺動腕2bと前記本
体1bとの間に介在する突起状の当接部12bを
有するツマミ形操作体12と、前記ローラ4をは
さんで前記揺動腕2bの一方の腕の先端と前記本
体1bを貫き前記揺動腕2bを前記本体1bに緩
着する支点用のピン3と、他方の腕の下部先端と
前記本体1bとの間にバネ11bとを設け、前記
操作体12を回動させて前記当接部12bを前記
揺動腕2bに接触又は離間させ、前記揺動腕2b
に対し加圧と逆方向に力を与えることにより加圧
力を低減あるいは無効化し、かつ常時は、前記当
接部12bは上記揺動腕2bに対して非作動状態
であることを特徴とするワイヤ送給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979085527U JPS6241010Y2 (ja) | 1979-06-22 | 1979-06-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979085527U JPS6241010Y2 (ja) | 1979-06-22 | 1979-06-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS566856U JPS566856U (ja) | 1981-01-21 |
JPS6241010Y2 true JPS6241010Y2 (ja) | 1987-10-20 |
Family
ID=29318714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979085527U Expired JPS6241010Y2 (ja) | 1979-06-22 | 1979-06-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6241010Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6874944B2 (ja) * | 2017-05-31 | 2021-05-19 | 株式会社ダイヘン | ワイヤ送給装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4843714A (ja) * | 1971-10-01 | 1973-06-23 | ||
JPS4820918B1 (ja) * | 1970-12-18 | 1973-06-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820918U (ja) * | 1971-07-22 | 1973-03-09 |
-
1979
- 1979-06-22 JP JP1979085527U patent/JPS6241010Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820918B1 (ja) * | 1970-12-18 | 1973-06-25 | ||
JPS4843714A (ja) * | 1971-10-01 | 1973-06-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS566856U (ja) | 1981-01-21 |
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